JPH04217452A - ころがり軸受リングを研磨加工およびホーニング加工する装置 - Google Patents
ころがり軸受リングを研磨加工およびホーニング加工する装置Info
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- JPH04217452A JPH04217452A JP3028873A JP2887391A JPH04217452A JP H04217452 A JPH04217452 A JP H04217452A JP 3028873 A JP3028873 A JP 3028873A JP 2887391 A JP2887391 A JP 2887391A JP H04217452 A JPH04217452 A JP H04217452A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B33/00—Honing machines or devices; Accessories therefor
- B24B33/02—Honing machines or devices; Accessories therefor designed for working internal surfaces of revolution, e.g. of cylindrical or conical shapes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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- B24B27/0069—Other grinding machines or devices with means for feeding the work-pieces to the grinding tool, e.g. turntables, transfer means
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ころがり軸受外側リン
グの走行路の面を研磨加工およびホーニング加工するた
めの工作物保持装置に関する。
グの走行路の面を研磨加工およびホーニング加工するた
めの工作物保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ころがり軸受の重要な部品としてのころ
がり軸受リングは、大きな機械的負荷にさらされる。ヘ
ルツ応力に基づいて走行路への力伝達が行われるので、
いかなる場合でも走行路を焼き入れしなければならない
。この走行路の最後の両加工ステップは研磨加工とホー
ニング加工である。
がり軸受リングは、大きな機械的負荷にさらされる。ヘ
ルツ応力に基づいて走行路への力伝達が行われるので、
いかなる場合でも走行路を焼き入れしなければならない
。この走行路の最後の両加工ステップは研磨加工とホー
ニング加工である。
【０００３】走行路の横断面は研磨工程によって最終形
状となる。通常は、工具スピンドルに組み立てられた周
方向研磨ディスクはその軸方向が加工すべきころがり軸
受リングの対称軸線に対して平行になるように配置され
ている。この研磨ディスクの外周部はその半径方向にお
いて、走行路に加工すべき形のネガに相当する形をして
いる。成形された研磨ディスクが研磨すべきころがり軸
受リングに対して軸方向に位置決めされ、そして回転す
る工作物の方へ半径方向に動かされると、ころがり軸受
リングの走行路に、所望の走行路形状が生じる。走行路
が所望の半径方向寸法に達したときに、半径方向の送り
運動が停止する。続いて、送り量だけ再び急いで戻され
、加工された工作物は加工されていない工作物と交換さ
れ、新たに加工サイクルが開始される。二つの加工サイ
クルの間でときどき、摩耗した研磨ディスクを新たに成
形しなければならない。この種の最も新式の機械は、回
転数が１８００００回転／分まで達する工具スピンドル
を備え、加工すべき軸受リングは約１５００回転／分で
回転し、加工サイクル当たりのタクト時間は数秒である
。研磨工程の目的は、ころがり軸受走行路を最終形状に
することである。この走行路の寸法精度はころがり軸受
の機能と運転にとって重要であるので、送り運動は所定
の変位に正確に追従しなければならず、特にその最終個
所で幾何学的に正確な位置を占めなければならない。工
具と工作物とのすべての相対運動が走行路に影響を与え
るので、機械の強度を非常に強くしなければならない。 この理由から、回転する工作物の支持のために特に、い
わゆるスライドシューが非常に適している。このスライ
ドシューは機械に於ける力の伝達路において非常に強度
のある要素であり、それによって完成した工作物の寸法
安定性に大きく貢献する。
状となる。通常は、工具スピンドルに組み立てられた周
方向研磨ディスクはその軸方向が加工すべきころがり軸
受リングの対称軸線に対して平行になるように配置され
ている。この研磨ディスクの外周部はその半径方向にお
いて、走行路に加工すべき形のネガに相当する形をして
いる。成形された研磨ディスクが研磨すべきころがり軸
受リングに対して軸方向に位置決めされ、そして回転す
る工作物の方へ半径方向に動かされると、ころがり軸受
リングの走行路に、所望の走行路形状が生じる。走行路
が所望の半径方向寸法に達したときに、半径方向の送り
運動が停止する。続いて、送り量だけ再び急いで戻され
、加工された工作物は加工されていない工作物と交換さ
れ、新たに加工サイクルが開始される。二つの加工サイ
クルの間でときどき、摩耗した研磨ディスクを新たに成
形しなければならない。この種の最も新式の機械は、回
転数が１８００００回転／分まで達する工具スピンドル
を備え、加工すべき軸受リングは約１５００回転／分で
回転し、加工サイクル当たりのタクト時間は数秒である
。研磨工程の目的は、ころがり軸受走行路を最終形状に
することである。この走行路の寸法精度はころがり軸受
の機能と運転にとって重要であるので、送り運動は所定
の変位に正確に追従しなければならず、特にその最終個
所で幾何学的に正確な位置を占めなければならない。工
具と工作物とのすべての相対運動が走行路に影響を与え
るので、機械の強度を非常に強くしなければならない。 この理由から、回転する工作物の支持のために特に、い
わゆるスライドシューが非常に適している。このスライ
ドシューは機械に於ける力の伝達路において非常に強度
のある要素であり、それによって完成した工作物の寸法
安定性に大きく貢献する。
【０００４】研磨工程によって生じる表面は一般的に、
ころがり軸受の走行面にとって充分ではないので、通常
はそれに続いてホーニング工程が行われる。この加工ス
テップの場合、重要な加工速度は対称軸線回りに回転す
る工作物によって決まる。作用する領域がころがり軸受
リングの走行路形状に合った形をしているホーニング砥
石は、工作物が回転するときに、所定の力の作用によっ
て、加工すべき走行路に押しつけられる。この場合、前
に行われた研磨によって発生した凸凹が削り取られる。 この工程中、ホーニング砥石は付加的な振動運動を行う
。玉軸受リングの場合には、リングが円形走行路の中心
を通る軸線の回りに振動する。これにより、工作物と工
具の接触個所が常に移動し、それによって表面が均一な
形となる。同時に、ホーニング砥石の摩耗が均一化され
、砥石の輪郭が充分に維持される。しかし、ホーニング
加工を終了するためには、避けることができない最終の
ホーニング加工痕跡がころがり要素の回転方向に延び、
それに対して垂直方向の成分を持たないということに留
意すべきである。これに基づいて、加工の終わり近くの
ホーニング周波数は大幅に低下させられる。工作物回転
数は変化可能であり、１５０００ 回転／分まで達する
。 前述の研磨プロセスと異なり、ホーニング砥石は走行路
で案内されずに、力で案内される。非常に強度のある機
械構造に対する要求はこの場合には重要ではなく、それ
どころか所定の可撓性を必要とする。この理由から、回
転する工作物の支持のために、所定の可撓性を有する支
持構造が用いられる。この場合特に、流体静力学的滑り
軸受が有効であった。この力の伝達路内で行われる送り
は、加工される工作物の寸法安定性に対して重要な影響
を与えない。しかし、この送りは加工時に働く力を決定
する。更に、流体静力学的滑り軸受は、ころがり軸受リ
ングの外周面で避けられない残留波形部が最良の方法で
検出され、その結果生じる工作物の回転エラーが非常に
減少するという利点がある。これはころがり軸受の騒音
状態に対して非常に有利に作用する。通常の場合、個々
のホーニング工程は要求された表面を得るのに充分では
ないので、普通はホーニング加工は予備ホーニングステ
ップと最終ホーニングステップに分割される。この場合
、両ステップは同じやり方で行われるが、異なる工具を
用いて行われる。
ころがり軸受の走行面にとって充分ではないので、通常
はそれに続いてホーニング工程が行われる。この加工ス
テップの場合、重要な加工速度は対称軸線回りに回転す
る工作物によって決まる。作用する領域がころがり軸受
リングの走行路形状に合った形をしているホーニング砥
石は、工作物が回転するときに、所定の力の作用によっ
て、加工すべき走行路に押しつけられる。この場合、前
に行われた研磨によって発生した凸凹が削り取られる。 この工程中、ホーニング砥石は付加的な振動運動を行う
。玉軸受リングの場合には、リングが円形走行路の中心
を通る軸線の回りに振動する。これにより、工作物と工
具の接触個所が常に移動し、それによって表面が均一な
形となる。同時に、ホーニング砥石の摩耗が均一化され
、砥石の輪郭が充分に維持される。しかし、ホーニング
加工を終了するためには、避けることができない最終の
ホーニング加工痕跡がころがり要素の回転方向に延び、
それに対して垂直方向の成分を持たないということに留
意すべきである。これに基づいて、加工の終わり近くの
ホーニング周波数は大幅に低下させられる。工作物回転
数は変化可能であり、１５０００ 回転／分まで達する
。 前述の研磨プロセスと異なり、ホーニング砥石は走行路
で案内されずに、力で案内される。非常に強度のある機
械構造に対する要求はこの場合には重要ではなく、それ
どころか所定の可撓性を必要とする。この理由から、回
転する工作物の支持のために、所定の可撓性を有する支
持構造が用いられる。この場合特に、流体静力学的滑り
軸受が有効であった。この力の伝達路内で行われる送り
は、加工される工作物の寸法安定性に対して重要な影響
を与えない。しかし、この送りは加工時に働く力を決定
する。更に、流体静力学的滑り軸受は、ころがり軸受リ
ングの外周面で避けられない残留波形部が最良の方法で
検出され、その結果生じる工作物の回転エラーが非常に
減少するという利点がある。これはころがり軸受の騒音
状態に対して非常に有利に作用する。通常の場合、個々
のホーニング工程は要求された表面を得るのに充分では
ないので、普通はホーニング加工は予備ホーニングステ
ップと最終ホーニングステップに分割される。この場合
、両ステップは同じやり方で行われるが、異なる工具を
用いて行われる。
【０００５】技術水準によるころがり軸受リングの最終
加工は、両仕上げステップ“走行路研磨”と“走行路ホ
ーニング”のために、それぞれ一つの特別な工作機械を
必要とする。この事実は重大な欠点である。例えば、コ
ストの高い投資を必要とする。更に、走行路を研磨した
リングをホーニング機械まで運ばなければならない。こ
れは他のコストを必要とする。特に材料流れ技術的に機
械を相互連結する場合に、取扱装置、搬送装置および貯
蔵装置が必要である。この公知の製作技術の他の欠点は
、軸方向の延長に関して非対称のころがり軸受リングが
研磨加工とホーニング加工の間で通常は任意の配向状態
で貯蔵され、ホーニング機械に入れるときに、再び軸方
向に配向されるように正しい位置に向けなければならな
いことにある。中心平面に関して非対称の軸受リングの
場合にはこの要求は必要不可欠であるが、対称のリング
の場合にも益々高まっている。なぜなら、ころがり軸受
リングが正確に加工されても完全には対称でないからで
ある。研磨プロセスとホーニングプロセスが同じ走行路
で行われるので、精度の高い製作のためには、研磨機械
から出るリングを、同じように軸方向に正確に配向して
ホーニング加工すると有利である。これに対して、リン
グはその軸方向の配向が任意に行われると、リングが完
全には対称でないので、ホーニング砥石が研磨によって
生じた輪郭に完全には追従できない。この理由から、目
標形状が対称のころがり軸受リングの場合でも、正しい
姿勢でホーニング機械に入れることが有利である。しか
し、これは実現のためには多大のコストがかかり、例え
ば特に小型のリングの場合には、連続する研磨機械とホ
ーニング機械の連絡に非常にコストがかかる。
加工は、両仕上げステップ“走行路研磨”と“走行路ホ
ーニング”のために、それぞれ一つの特別な工作機械を
必要とする。この事実は重大な欠点である。例えば、コ
ストの高い投資を必要とする。更に、走行路を研磨した
リングをホーニング機械まで運ばなければならない。こ
れは他のコストを必要とする。特に材料流れ技術的に機
械を相互連結する場合に、取扱装置、搬送装置および貯
蔵装置が必要である。この公知の製作技術の他の欠点は
、軸方向の延長に関して非対称のころがり軸受リングが
研磨加工とホーニング加工の間で通常は任意の配向状態
で貯蔵され、ホーニング機械に入れるときに、再び軸方
向に配向されるように正しい位置に向けなければならな
いことにある。中心平面に関して非対称の軸受リングの
場合にはこの要求は必要不可欠であるが、対称のリング
の場合にも益々高まっている。なぜなら、ころがり軸受
リングが正確に加工されても完全には対称でないからで
ある。研磨プロセスとホーニングプロセスが同じ走行路
で行われるので、精度の高い製作のためには、研磨機械
から出るリングを、同じように軸方向に正確に配向して
ホーニング加工すると有利である。これに対して、リン
グはその軸方向の配向が任意に行われると、リングが完
全には対称でないので、ホーニング砥石が研磨によって
生じた輪郭に完全には追従できない。この理由から、目
標形状が対称のころがり軸受リングの場合でも、正しい
姿勢でホーニング機械に入れることが有利である。しか
し、これは実現のためには多大のコストがかかり、例え
ば特に小型のリングの場合には、連続する研磨機械とホ
ーニング機械の連絡に非常にコストがかかる。
【０００６】このような事情から、研磨加工とホーニン
グ加工の加工ステップを次のように組み合わせることが
望まれている。すなわち、工作物が先ず研磨され、そし
て同じ保持器内でホーニング加工されるように組み合わ
せることが望まれている。上記の理由から、これは不可
能である。なぜなら、工作物の貯蔵（支持）の要求が互
いに対立するからである。
グ加工の加工ステップを次のように組み合わせることが
望まれている。すなわち、工作物が先ず研磨され、そし
て同じ保持器内でホーニング加工されるように組み合わ
せることが望まれている。上記の理由から、これは不可
能である。なぜなら、工作物の貯蔵（支持）の要求が互
いに対立するからである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、工作物を軸方向に同じように配向させて、研磨加
工と、その後にすぐ続く同じ工作物のホーニング加工を
可能にする装置を提供することである。
題は、工作物を軸方向に同じように配向させて、研磨加
工と、その後にすぐ続く同じ工作物のホーニング加工を
可能にする装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題は、個別的な工
作物保持器が軸方向にずらして２個設けられ、一方が研
磨加工のための工作物保持器として、他方がホーニング
加工のための工作物保持器として形成され、工作物が両
加工ステップの間で、工作物スピンドルによって研磨用
保持部からホーニング用保持部へ軸方向に移動させられ
ることによって解決される。
作物保持器が軸方向にずらして２個設けられ、一方が研
磨加工のための工作物保持器として、他方がホーニング
加工のための工作物保持器として形成され、工作物が両
加工ステップの間で、工作物スピンドルによって研磨用
保持部からホーニング用保持部へ軸方向に移動させられ
ることによって解決される。
【０００９】本発明の対象では、研磨加工とホーニング
加工が一つの機械で可能であるように、両加工ステップ
のための工作物の保持器と貯蔵器が形成されている。
加工が一つの機械で可能であるように、両加工ステップ
のための工作物の保持器と貯蔵器が形成されている。
【００１０】本発明では、両収容装置が軸方向に並べて
配置されているので、加工すべきころがり軸受リングは
先ず研磨加工のために、対をなしたスライドシューによ
って受け止められ、その後のホーニング加工のために、
すぐ隣の流体静力学的滑り軸受内まで軸方向に摺動させ
られ、そこでホーニング加工が行われる。
配置されているので、加工すべきころがり軸受リングは
先ず研磨加工のために、対をなしたスライドシューによ
って受け止められ、その後のホーニング加工のために、
すぐ隣の流体静力学的滑り軸受内まで軸方向に摺動させ
られ、そこでホーニング加工が行われる。
【００１１】
次に、図に基づいて、本発明による工作物クランプ装置
の好ましい実施例を説明する。
の好ましい実施例を説明する。
【００１２】研磨加工のために、工作物２は図示してい
ない供給シュートから加工範囲に供給され、ころがり軸
受リングの外周面がスライドシュー３，４上に載る。そ
れによって、その半径方向の位置が決まる。研磨加工中
は、スライドシュー上での工作物の支持が有利である。 なぜなら、この支持により、加工時のできるだけ大きな
強度、ひいては最高の寸法安定性が保証されるからであ
る。軸方向の固定を行うため、および回転運動を導入す
るために、軸受リングはその軸方向の円形端面が工作物
スピンドル１１に対して例えば電磁的に固定される。こ
の端面とスピンドルの面の電磁的な連結または摩擦的な
連結により、工作物に回転運動が導入される。研磨加工
のために、研磨スピンドル５に設けられた研磨工具６が
、加工すべきころがり軸受リング２の中へ軸方向に挿入
され、続いてころがり軸受リング２の回転走行路がほぼ
最終的な輪郭に達するまで、半径方向に動かされる。 次に、研磨工具６は半径方向に、そして軸方向にその出
発位置まで戻される。
ない供給シュートから加工範囲に供給され、ころがり軸
受リングの外周面がスライドシュー３，４上に載る。そ
れによって、その半径方向の位置が決まる。研磨加工中
は、スライドシュー上での工作物の支持が有利である。 なぜなら、この支持により、加工時のできるだけ大きな
強度、ひいては最高の寸法安定性が保証されるからであ
る。軸方向の固定を行うため、および回転運動を導入す
るために、軸受リングはその軸方向の円形端面が工作物
スピンドル１１に対して例えば電磁的に固定される。こ
の端面とスピンドルの面の電磁的な連結または摩擦的な
連結により、工作物に回転運動が導入される。研磨加工
のために、研磨スピンドル５に設けられた研磨工具６が
、加工すべきころがり軸受リング２の中へ軸方向に挿入
され、続いてころがり軸受リング２の回転走行路がほぼ
最終的な輪郭に達するまで、半径方向に動かされる。 次に、研磨工具６は半径方向に、そして軸方向にその出
発位置まで戻される。
【００１３】その間、研磨されたころがり軸受リング２
は研磨工具から軸方向に離れるように動かされる。それ
によって、スライドシュー３，４との接触が解除され、
ころがり軸受リングの外周面が滑り軸受面として、それ
を取り囲む軸受金１２に挿入される。この状態で、ころ
がり軸受リング２は押圧ローラ１５によって、磁気的で
ない他の回転駆動装置１４に対して軸方向に押しつけら
れる。従って、ころがり軸受リングは軸方向に固定可能
であると共に、ホーニング加工にとって普通の速度で回
転可能である。
は研磨工具から軸方向に離れるように動かされる。それ
によって、スライドシュー３，４との接触が解除され、
ころがり軸受リングの外周面が滑り軸受面として、それ
を取り囲む軸受金１２に挿入される。この状態で、ころ
がり軸受リング２は押圧ローラ１５によって、磁気的で
ない他の回転駆動装置１４に対して軸方向に押しつけら
れる。従って、ころがり軸受リングは軸方向に固定可能
であると共に、ホーニング加工にとって普通の速度で回
転可能である。
【００１４】ホーニング加工を行うために、ホルダー８
に設けられたホーニング砥石９は、ころがり軸受リング
２の開口内へ軸方向に動かされ、ころがり軸受リング２
の被加工内面の方へ向けられる。続いて、ホーニング砥
石９はホルダー８によってころがり軸受回転走行面の方
へ半径方向に移動させられて接触し、所定の押圧力が達
成される。ホルダー８自体は弓形部材７に固定されてい
る。続いて行われるホーニング加工の間、弓形部材７は
ホルダー８およびホーニング砥石９と共に振動回転運動
させられる。この回転の中心と、玉軸受リングの円形横
断面の中心とが重なる。その際、軸受金１２と相対的な
ころがり軸受リング２の回転運動は、両部材の間にある
潤滑剤フィルムを介して行われる。この場合、この潤滑
剤フィルムの良好な緩衝特性は、ホーニング加工にとっ
て非常に有利に作用する。ホーニング砥石９の振動運動
は先ず、比較的に高い振動数で行われるが、ホーニング
加工の終わり頃には遅くなる。その間、工作物の回転数
は最初の比較的に小さな値から上述の最終速度へ上昇す
る。予備ホーニング加工が終了した後で、ホーニング砥
石９はそのホルダー８、弓形部材７および回転ユニット
１０と共に、先ず加工された面から半径方向へ離され、
続いて加工範囲から外へ軸方向に移動させられる。
に設けられたホーニング砥石９は、ころがり軸受リング
２の開口内へ軸方向に動かされ、ころがり軸受リング２
の被加工内面の方へ向けられる。続いて、ホーニング砥
石９はホルダー８によってころがり軸受回転走行面の方
へ半径方向に移動させられて接触し、所定の押圧力が達
成される。ホルダー８自体は弓形部材７に固定されてい
る。続いて行われるホーニング加工の間、弓形部材７は
ホルダー８およびホーニング砥石９と共に振動回転運動
させられる。この回転の中心と、玉軸受リングの円形横
断面の中心とが重なる。その際、軸受金１２と相対的な
ころがり軸受リング２の回転運動は、両部材の間にある
潤滑剤フィルムを介して行われる。この場合、この潤滑
剤フィルムの良好な緩衝特性は、ホーニング加工にとっ
て非常に有利に作用する。ホーニング砥石９の振動運動
は先ず、比較的に高い振動数で行われるが、ホーニング
加工の終わり頃には遅くなる。その間、工作物の回転数
は最初の比較的に小さな値から上述の最終速度へ上昇す
る。予備ホーニング加工が終了した後で、ホーニング砥
石９はそのホルダー８、弓形部材７および回転ユニット
１０と共に、先ず加工された面から半径方向へ離され、
続いて加工範囲から外へ軸方向に移動させられる。
【００１５】図３は、構造的な環境に関連しておよびこ
の環境と共に、個々の機能および動作を示している。対
称軸線回りに回転可能な節度的回転ディスク（タクトデ
ィスク）またはその対称軸線回りに回転可能でかつ割り
出し可能な円形テーブル１は、本実施例では全部で６個
の工作物受け部を備えている。ころがり軸受リング２は
先ず、図の右側下方にある加工ステーションに供給され
る。この加工ステーションにおいて、工作物はスライド
シュー３，４に載り、そしてスピンドル５に取付けられ
た研磨工具６によって加工される。スライドシュー３，
４は割り出し可能な円形テーブル１上ではなく、図示し
ていない機械台に固定されている。ころがり軸受リング
２が研磨加工の後で円形テーブル１の軸方向に摺動させ
られると、円形テーブル１を更に節度的に回転させるた
めの通路が開放される。ころがり軸受リング２は、予備
ホーニングステーションに達する前に、すべての工作物
にとって共通の、円形テーブル１の節度的運動（タクト
）により、中間位置に停止させられる。この中間位置で
は、ホーニングプロセスの準備のために、公知のごとく
減磁される（これは図示していない）。円形テーブル１
の歩進的な節度回転により、個々のころがり軸受リング
は予備ホーニングへ、そして仕上げホーニングへ案内さ
れる。この場合、ホーニング砥石９の振動運動はホーニ
ング砥石ホルダー８と弓形部材７を介して、振動ユニッ
ト１０によって開始される。円形テーブル１を更に節度
回転させた後で、仕上げ加工されたころがり軸受リング
２はそれを取り巻く軸受金１２から軸方向に押し出され
るので、この場所は加工されていない他のころがり軸受
リングを収容するために空く。
の環境と共に、個々の機能および動作を示している。対
称軸線回りに回転可能な節度的回転ディスク（タクトデ
ィスク）またはその対称軸線回りに回転可能でかつ割り
出し可能な円形テーブル１は、本実施例では全部で６個
の工作物受け部を備えている。ころがり軸受リング２は
先ず、図の右側下方にある加工ステーションに供給され
る。この加工ステーションにおいて、工作物はスライド
シュー３，４に載り、そしてスピンドル５に取付けられ
た研磨工具６によって加工される。スライドシュー３，
４は割り出し可能な円形テーブル１上ではなく、図示し
ていない機械台に固定されている。ころがり軸受リング
２が研磨加工の後で円形テーブル１の軸方向に摺動させ
られると、円形テーブル１を更に節度的に回転させるた
めの通路が開放される。ころがり軸受リング２は、予備
ホーニングステーションに達する前に、すべての工作物
にとって共通の、円形テーブル１の節度的運動（タクト
）により、中間位置に停止させられる。この中間位置で
は、ホーニングプロセスの準備のために、公知のごとく
減磁される（これは図示していない）。円形テーブル１
の歩進的な節度回転により、個々のころがり軸受リング
は予備ホーニングへ、そして仕上げホーニングへ案内さ
れる。この場合、ホーニング砥石９の振動運動はホーニ
ング砥石ホルダー８と弓形部材７を介して、振動ユニッ
ト１０によって開始される。円形テーブル１を更に節度
回転させた後で、仕上げ加工されたころがり軸受リング
２はそれを取り巻く軸受金１２から軸方向に押し出され
るので、この場所は加工されていない他のころがり軸受
リングを収容するために空く。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の装置では、
工作物を軸方向に同じように配向させて、研磨加工と、
その後にすぐ続く同じ工作物のホーニング加工を行うの
で、研磨加工とホーニング加工が一つの機械で行うこと
ができる。
工作物を軸方向に同じように配向させて、研磨加工と、
その後にすぐ続く同じ工作物のホーニング加工を行うの
で、研磨加工とホーニング加工が一つの機械で行うこと
ができる。
【図１】研磨加工中の工作物保持器を示す図である。
【図２】ホーニング加工中の工作物保持器を示す図であ
る。
る。
【図３】組合さった工作機構の部品として互いに働く、
複数個配置された工作物保持器を示す図である。
複数個配置された工作物保持器を示す図である。
１ 円形テーブル
２ 工作物
３，４ 工作物保持器（スライドシュー）１１
工作物スピンドル
工作物スピンドル
Claims (4)
- 【請求項１】 ころがり軸受外側リングの走行路の面
を研磨加工およびホーニング加工するための工作物保持
装置において、個別的な工作物保持器が軸方向にずらし
て２個設けられ、一方が研磨加工のための工作物保持器
（３，４）として、他方がホーニング加工のための工作
物保持器（１２）として形成され、工作物（２）が両加
工ステップの間で、工作物スピンドル（１１）によって
研磨用保持部からホーニング用保持部へ軸方向に移動さ
せられることを特徴とする装置。 - 【請求項２】 研磨加工用工作物保持器（３，４）が
機械の台に連結され、ホーニング加工用工作物保持器（
１２）が円形テーブル（１）に一体化されて複数配置さ
れ、研磨に必要な定置された工作物保持器から出るころ
がり軸受リングが、軸方向に摺動させるだけで、割り出
し可能な円形テーブルに一体化されたホーニング用工作
物保持器内に移動するように、この円形テーブルが回転
によって位置決め可能であることを特徴とする、請求項
１の装置。 - 【請求項３】 研磨用の工作物保持器が、対をなした
スライドシュー（３，４）からなっていることを特徴と
する、請求項１または２の装置。 - 【請求項４】 ホーニング用の工作物保持器が流体静
力学的な滑り軸受（１２）からなっていることを特徴と
する、請求項１から３までのいずれか一つの装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4005911A DE4005911C1 (ja) | 1990-02-24 | 1990-02-24 | |
| DE40059111 | 1990-02-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04217452A true JPH04217452A (ja) | 1992-08-07 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3028873A Withdrawn JPH04217452A (ja) | 1990-02-24 | 1991-02-22 | ころがり軸受リングを研磨加工およびホーニング加工する装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5161332A (ja) |
| JP (1) | JPH04217452A (ja) |
| CH (1) | CH682731A5 (ja) |
| CS (1) | CS42191A2 (ja) |
| DE (1) | DE4005911C1 (ja) |
| IT (1) | IT1249601B (ja) |
| SE (1) | SE9100517L (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106239325A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-12-21 | 朱林辉 | 一种轴承表面全自动加工机器人 |
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- 1990-02-24 DE DE4005911A patent/DE4005911C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-25 CH CH235/91A patent/CH682731A5/de not_active IP Right Cessation
- 1991-02-08 US US07/652,539 patent/US5161332A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-19 CS CS91421A patent/CS42191A2/cs unknown
- 1991-02-21 IT ITMI910451A patent/IT1249601B/it active IP Right Grant
- 1991-02-22 JP JP3028873A patent/JPH04217452A/ja not_active Withdrawn
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| US5161332A (en) | 1992-11-10 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |