JPH04217447A - ワーク加工面の寸法精度を決定する方法およびその装置 - Google Patents

ワーク加工面の寸法精度を決定する方法およびその装置

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JPH04217447A
JPH04217447A JP3039300A JP3930091A JPH04217447A JP H04217447 A JPH04217447 A JP H04217447A JP 3039300 A JP3039300 A JP 3039300A JP 3930091 A JP3930091 A JP 3930091A JP H04217447 A JPH04217447 A JP H04217447A
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JP
Japan
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measurement
workpiece
measuring
machined surface
pneumatic
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JP3039300A
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James R Brock
ジェイムズ アール ブロック
Ron Martin
ロン マーチン
Wilfried Gerk
ビルフリート ゲルク
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Samson AG
Original Assignee
Samson AG
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q17/00Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
    • B23Q17/20Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring workpiece characteristics, e.g. contour, dimension, hardness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B13/00Measuring arrangements characterised by the use of fluids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B13/00Measuring arrangements characterised by the use of fluids
    • G01B13/08Measuring arrangements characterised by the use of fluids for measuring diameters
    • G01B13/10Measuring arrangements characterised by the use of fluids for measuring diameters internal diameters

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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク加工面の寸法精
度を決定する方法および装置に係り、詳しくは、方法の
発明にあっては、計測ノズルを備えた計測装置を加工面
に対応した操作位置へ配置させる方法であり、その操作
位置で、計測ノズルがワークに対して角度を変えながら
、計測データを計測装置へ出力させことができるように
したものに関する。一方、装置の発明においては、上述
の方法を実施する装置であり、加工面が有する軸芯に沿
いまたはその軸芯周りに移動する計測ノズルとワークと
の間に相対的な直線運動と回転運動とを可能にするため
に、計測ノズルおよびワークの保持手段を設けた装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークに形成される孔を高い精度で加工
する場合、パワーフルで比較的高価な既存の工具を用い
て製作される通常の円筒状加工面、例えばエンジン用コ
ンロッドなどにおけるピン孔面は、極めて長い耐用年を
有することが要求される。その加工処理品質が充分であ
れば、耐用期間が長くなるが、そのために、孔加工時に
計測信号を使用して、ワーク加工面を逐一スキャニング
する計測装置を加工処理機に組み込む試みが従来からな
されてきている。その目的のために、計測ユニットには
、工作機械側の保持手段と連結するための円錐状のチャ
ッキング部材が備えられているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、手動操作に
よるか産業ロボットのようなマニプレータの作動によっ
て、加工済みワークを別の計測点へ移動させなければな
らない場合と、上記したように、計測装置を加工処理機
に組み込んだ場合とを、その計測品質の点から比較する
と、後者の方法は、処理済み加工面の空間での位置精度
を、相対的に単純な手段で、高い精度でもって同時にモ
ニターできる利点がある。しかし、ワークが回転すると
きには、スキャナーを迅速に離反させる必要がある。こ
れは容易なことではなく、したがって、ワークを静止さ
せて計測するようにしている。これでは、加工面を一箇
所ずつその都度計測しなければならないという欠点があ
る。また、多数のチップを製造する場合は、スキャナー
が接触する前に、加工面を頻繁に清掃しておかなければ
ならない。このような計測形態を採用すると、計測時間
が長くなること、ワーク上の一つの計測点と他の計測点
との間では、計測することができないことなどの問題が
ある。それゆえ、従来では、計測操作を連続する製造プ
ロセスへ組み込むことが不可能であった。
【0004】本発明の主たる目的は、例えば正円筒形か
らほんの僅かずれているかいないかの本質的に回転対称
形した処理済み加工面の寸法精度を決定する方法や装置
を提供することであり、この方法や装置により、短時間
に高い精度でもって、中間的なステップを伴うことなく
、仕上げられたばかりの加工面を計測でき、その計測操
作を加工プロセスに容易に組み込むことができるように
することである。そして、非接触的に稼働する圧気式計
測ヘッドである少なくとも一つのセンサーによって、ワ
ークをスキャニングできるようにすることである。その
際、計測ヘッドがワークの表面をカバーリングしたパス
を着実に移動することができ、その計測ヘッドのパスが
、計測距離に対応して、予め定めた本質的に一定な距離
だけ、ワークから間隔を保たせることができるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この方法を実施するため
の本発明における装置には、加工面とワークの表面をカ
バーリングして移動する計測ノズルとの間で相対的な運
動をする間、計測信号を発生する少なくとも一つの圧気
式計測ヘッドが備えられている。さらに、この装置は、
計測ヘッドの計測範囲内で、加工面からの距離を維持し
て計測パスを移動するとき、その計測ヘッドを保持する
ためのガイド装置も含んでいる。評価ユニットは、連続
的に発生した計測信号を各計測点に反映させることがで
きるようにしている。以下に特許請求の範囲に則して述
べると、方法の発明は、ワーク加工面の寸法精度を決定
する方法であって、その加工面に対して少なくとも一つ
のセンサーを備える計測装置を配置し、前記センサーが
、ワークに対する角度位置を変えている間に計測装置へ
計測データを出力させる方法に適用される。その特徴と
するところは、図1を参照して、上記したセンサーが非
接触で稼働する圧気式の計測ヘッド12であり、ワーク
2の加工表面をカバーリングするパスに沿って、計測ヘ
ッド12を定常的に移動させ、そして、計測距離に対応
して予め決められた本質的に一定な距離だけ計測ヘッド
12のパスを加工面4,6から隔てさせるようにしたこ
とである。上記の計測ヘッド12がアウトプット信号を
出力し、そして、そのアウトプット信号は、同一の相対
的運動パターンでもって理論的に正確なワーク面を検出
することにより得られる所望信号と比較されるようにな
っている。前記した計測ヘッドのパスは、図8に示すよ
うに、回転対称面の軸芯からオフセットした円形セグメ
ントパス部I,II,III,IVとその円形セグメン
トパス部を連結する連結パス部202とを多数含んだ構
成としておいてもよい。また、前記した計測ヘッドのパ
スは、図10に示すように、多数の円形状パス部216
,218を含むものでもよい。図9に示すように、加工
された平坦面206を計測するために、計測ヘッドのパ
スを渦巻き状部分208とすることができる。もちろん
、図1に示すように、本質的に円筒状した加工面4,6
の計測のために、計測ヘッド12のパスを螺旋状ライン
としておいてもよい。図6に示すように、加工面150
1 ,1502 ,1503 のタイプと品質に応じて
、螺旋状ラインの形状を変化させておくこともできる。 図2に示すように、工作機械にチャッキングされている
ワーク52の加工面54をスキャニングすることもでき
る。 装置の発明は、加工面6が軸芯34を有し、少なくとも
一つのセンサーを備える計測装置と、加工面6の軸芯3
4に沿ったり軸芯34の周りまわりに位置する前記セン
サーとワーク2との間の相対直進運動および相対回転運
動を効果的にするために、前記センサーとワーク2を保
持するための保持装置とを有して、加工面6の位置精度
を決定する装置に適用される。その特徴とするところは
、図1を参照して、上記したセンサーが圧気式の計測ヘ
ッド12であり、その圧気式の計測装置は、定常的な相
対運動が加工面6に対して行われるとき計測信号を発生
する計測ノズル20と、上記圧気式計測ヘッド12が計
測範囲を超えることなく加工面6から基本的な距離AM
 (図8を参照)にある計測パスに沿って移動するよう
に、圧気式計測ヘッド12を保持するガイド装置と、連
続的に発生された計測信号を各計測点に反映させる評価
ユニット38とを含んでいる。図4に示すように、保持
装置には、工作機械のワーク82あるいは工具をチャッ
キングするシステムに連結するためのアダプター119
が備えられる。計測ヘッドは、回転対称な内側加工面を
計測するためのものであり、図4に示すように、少なく
とも一つの圧気式計測ノズル88を有する計測マンドレ
ル80と、空気を圧気式計測ノズル88へ伝達するため
のコントロールバルブ94と圧力調整器96を含む手段
と、コントロールバルブ94と圧気式計測ノズル88と
の間の圧気式計測信号を信号評価ユニット106へ送出
する手段とを含む構成としておいてもよい。図4に示す
ように、計測マンドレル80の圧力信号ライン92や、
マンドレル80の軸芯に本質的に平行に延びるマンドレ
ル80の中の圧気式ライン90を含む圧力信号ラインを
設けておき、アダプター119中の放射状ライン98と
連なっている圧気式ライン104や、保持装置110の
一部である信号圧力室97に連通している放射状ライン
118が備えられる構成としておくことができる。図1
に示すように、圧気式計測信号をアナログ電気信号に変
換する手段としてのp/i変換器36と、アナログ電気
信号を記録するための記録装置としての信号評価ユニッ
ト38とを備えておくとよい。圧気式計測信号を比較器
に供給する手段や、加工面の処理をするアウトプット信
号を発生する手段を含み、または、予め決められた限界
値156,158(図7参照)を超えると排除信号を発
する比較器を、図4に示す信号評価ユニット106に含
ませておくとよい。なお、ワークと計測ノズルとの間の
予め決められた相対的な回転と、ワークと計測ノズル間
における変位の予め決められた相対距離とを組み合わせ
る動きをさせる同調装置が設けられていると都合がよい
。ちなみに、計測ヘッドのためのガイド装置は、ギヤー
ユニットで構成しておくことができる。
【0006】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、計測位置にお
いて、非常に短い時間で製造プロセスを直接モニターす
ることができる。特に、例えば移動ステップ,再チャッ
キングステップおよびクリーニングステップといったよ
うな付加的なマニプレーティングステップを必要とする
ことなく、非接触式に計測する圧気式計測ヘッドによっ
て、加工面が計測される。したがって、中間ステップが
あれば発生するような種々の擬似信号の発生を抑制する
ことができる。圧気式計測ヘッドと計測すべき加工面と
の間に接触がないことから、計測される加工面に回転プ
ロセスによる表面溝などを施すときも、計測ヘッドは、
比較的高速で、計測パスのいかなる方向へも擬似計測信
号に左右されることなく動くことができる。このような
方法によれば、たとえば、円筒状あるいは回転体の対称
的な加工面が、曲りくねったラインあるいは螺旋状ライ
ンに沿った連続的および定常的な動きによって、非常に
速いスピードでスキャニングされる。その結果、製造プ
ロセスは、計測を行う間の極めて短い時間だけ中断され
るにすぎない。この方法は外面を計測する場合のみなら
ず、内面を計測する場合にも、同様に適用することがで
きる。圧気式計測ヘッドの送り速度と角速度が適切に調
整されると、螺旋状計測パス上のスキャニングによって
、計測時間が極めて短くなり、しかも、予め定めた精度
での計測が実現される。計測ヘッドのためのガイド装置
は、計測ヘッドの計測範囲内で、計測ヘッドが定常的な
移動パスを計測面に近接させて追跡できるように機能す
る。計測ヘッドの移動パスは予め定められており、ガイ
ド装置として、ギヤーユニットもしくは他の適当なパス
制御装置などを採用することができる。連続的に送出さ
れる計測信号は、現実の面が所望面からずれていること
に関する情報を絶えず提供する。少し円錐状となってい
る加工面を計測する場合を例にとれば、数理的に正確な
円筒状面からのずれが計測ヘッドの計測範囲を超えない
限り、その面を包含するかもしくは外接する円筒状面上
で計測ヘッドを移動させることができる。スキャニング
は非接触で行われるので、空間における異なった方向の
面を手際よくかつ連続的にスキャニングでき、計測操作
が迅速化される。例えば、孔径を計測した後に計測を中
断することなく、この孔の端面に形成される平坦部のフ
ラットさを計測することができる。本発明による方法に
よると、マガジンのいかなる位置にも計測装置を配置す
ることができ、加工面を処理する工具と実質的に同じ要
領で、計測装置を移動させることもできる。計測装置が
工作機械に高い精度で設置され、円形,頂点から底辺ま
で高さ,真円度などの品質に関して、その加工面自体を
計測することができる。それのみならず、ワークの基準
点に対する相対的な位置精度に関して、加工面をモニタ
ーすることができる。工作機械に正確な位置づけを可能
にする連結部材を備える計測装置を装備することで、計
測装置の位置精度が得られる。この場合、本発明による
計測装置は、工作機械の保持手段としてのアダプターを
備えることになり、計測装置を工具の場合と同じ方法で
、元の位置へ戻したり移動させたりすることができる。 圧気式計測ヘッドの数あるいは計測ノズルの数を変えれ
ば、計測手順のペースを落とさないで計測信号値を増す
ことができる。例えば二つの計測ノズルを使用する場合
は、180度異なる位置での計測信号を比較すれば、加
工面の基準軸からのずれを容易に推定できる。本発明に
よる方法は、加工面の光学的,電気的な特性とは関係な
く稼働させることができる利点がある。このような方法
と計測装置は、ワークの特性とはかかわりなく使用する
ことができる。この計測方法とそれを実施する計測装置
を実現するために、圧気式の計測信号が電気信号に変換
され、この信号がさらに処理されるようになっている。 このようにして、簡単な手段で先の計測における計測信
号を蓄積したり、現実の計測信号を蓄積信号と比較する
ことができる。また、製造プロセスを絶えず修正し、限
界信号値を超えた場合には、ワークを排除するための拒
絶信号を送ることもできる。圧気式計測信号の電流信号
への変換は計測ペースを落とすことなく実行され、また
、計測結果を記録することができる。本発明による装置
は簡単に組み立てられ、ガイド装置のみが、操作上高い
精度を要求されるだけである。計測パスが螺旋状曲線で
形成される場合は、円筒面に対処させる際、送りと回転
とを発生させる駆動装置を、同調装置として機能させる
ことができる利点がある。さらには、工作機械の工具ロ
ーターの中などでマガジンを構成させれば、それによっ
て、加工面を評価するに要する時間がより一層短縮され
る。工具ローターを使用する場合は、計測装置を操作位
置へ移動させるだけでよいことになる。圧気式の計測ヘ
ッドは、計測ヘッドが連続して計測信号を送出している
間、加工面に対して、例えば曲がりくねったり螺旋状ラ
インのような計測パスに沿って移動される。評価ユニッ
トは各計測位置に計測値を反映させ、計測ヘッドが引き
込まれた後に計測が終了される。都合のよいことに、計
測装置のリターン行程も計測に使用される。その場合、
計測ヘッドと加工面との間で約180度の予め決められ
た転回がなされる。本発明による方法は、加工面の幾何
学的形状を限定するものではない。したがって、円筒面
,円錐面,平坦面などの異なった種類の面が互いに続い
て配置されている加工面をスキャニングすることができ
る。この場合は、計測ヘッドを計測曲線の所望値によっ
て決定されたパス上をガイドさせたり、計測ヘッドをワ
ークから計測距離だけ離しておいたりすることを、ガイ
ド装置の制御としてプログラムしておけばよい。本発明
による方法と装置は、外面の計測と内面の計測を、費用
的には同程度でもって使用することができる。圧気式計
測ヘッドと加工面との間の相対的な回転運動と直進運動
を、異なった方法で生じさせることもできる。圧気式計
測ヘッドとワークとの間の相対的な回転運動が、ワーク
の回転のみによって得られる場合には、信号用加圧ライ
ンを介した信号伝達のために回転式インターフェースを
必要としないことから、計測装置は技術的により一層シ
ンプルな構造となる。
【0007】
【実施例】
図1において、2はワークであり、そのワーク2には、
予め決められた座標X1,Y1、座標X2,Y2の位置
に、二つの孔4,6が加工される。その加工品質の基準
対象は、例えば孔の直径寸法,底部から頂部までの相対
高さ寸法Rt,ワーク2の入口側8と出口側10の面に
おける軸芯の正確度や、孔の真円度などである。ところ
で、ワーク加工面の寸法精度を決定するために、その加
工面に対して少なくとも一つのセンサーを備えて、その
センサーがワークに対する角度位置を変えている間に計
測装置へ計測データを出力させる必要があるが、そのた
めに、センサーとして、本発明においては、非接触で稼
働する圧気式の計測ヘッド12が採用される。その圧気
式の計測ヘッド12は可能な限り簡素かつ安価な装置で
あり、加工面4,6の寸法的な精度基準を迅速にモニタ
ーするために採用される。上記の加工面4,6は、孔加
工作業と連続的して、あるいは、ワークが仕上がった後
にモニターされる。上記の圧気式計測ヘッド12は、図
示のように、円柱状のホルダー14に支持され、そのホ
ルダー14は、図1では詳しく示されていないが、工作
機械または工具マガジンのいずれかに配置されている適
当な切削機構と交互に動作する連結部材16に取り付け
られている。
【0008】圧気式計測ヘッド12は、その半径方向外
方の計測面18に計測ノズル20を有している。その計
測ノズル20へは、矢印Aで示すように、供給通路26
,中心軸通路24,半径通路22を通して、圧縮空気が
供給される。その供給通路26には、圧力pが3バール
以下に調節され、好ましくはオイル分のない圧縮空気を
供給するコントロールバルブ28が介在されている。 そして、計測信号を信号評価ユニット38へ伝達するた
めの計測圧力ライン30が、コントロールバルブ28の
下流の中心軸通路24から分岐して設けられている。
【0009】圧気式ゲージとしてこのように構成された
計測装置は、反射板が加工面によって形成されていると
みなすノズル反射板システムの原理にしたがって作動す
る。この原理は少なくとも一つの計測ノズル20を必要
とするが、計測ノズルにおける空気の流通量は、ワーク
および一定断面を備えるコントロールバルブ28によっ
て規定される。コントロールバルブ28へは一定の送気
圧力が供給されるが、計測ノズル20とコントロールバ
ルブ28との表面積比に関連して、ワーク2の加工面と
それに近接して配置された計測ノズルとの間にギャップ
が生じることによって、その送気圧力が増大する。すな
わち、計測ノズル20は、円筒面や円錐面をした計測面
18から外方へ延ばされており、計測すべき加工面4,
6に対して微細な計測ギャップの残る部分へ設置される
。その圧気式計測ヘッド12は、それ自体が回転される
とき、半径方向への位置調整ができるように、ホルダー
14に装着されている。したがって、異なった直径のワ
ーク内面の計測も可能となる。この調整は、図示しない
機構によって矢印Eで示す左右方向へ変位させることに
より可能となる。
【0010】計測ノズル20と加工面4,6間の計測ギ
ャップは、計測ノズル20を通過する空気流量を決定す
るが、これによって、計測圧力ライン30における計測
信号圧力PMSが影響を受けて変化することになる。例
えば、ホルダー14の軸芯32を計測すべき加工面6,
4の有する所望軸芯34に一致させるように置くと、計
測ノズル20とコントロールバルブ28間に生じる動圧
によって、孔6,4の直径Dを計測することができる。 なお、圧気式計測ヘッドの位置は、例えば研摩または切
削された調整リングを使用して予めキャリブレートされ
るが、孔のワークに対する位置精度については、その位
置ずれ量の絶対値が上記した計測信号圧力に反映される
ことになる。
【0011】加工面6,4の計測は、次のようにして行
われる。まず、圧気式計測マンドレルの軸芯32が、計
測すべき加工面6の軸芯34に一致して配置される。そ
のときの計測ノズル20の計測面18からの突出量は、
最適な計測ギャップが生じるように、加工面6の所望径
Dに調整される。加工面6の寸法精度を、短時間でしか
も十分な精度でもって計測するために、圧気式計測ヘッ
ド12は、ワーク2に対して予め決められた角速度ωで
回転され、同時に速度Vの送りがかけられる。その結果
、計測ノズル20は、ワーク2の内面6に対して一点鎖
線で示す螺旋状のラインを描いて移動する。すなわち、
ワークの表面積をカバーリングするパスに沿って計測ヘ
ッドが定常的に移動され、そして、計測距離に対応して
予め決められた本質的に一定な距離だけ計測ヘッドのパ
スを加工面から隔てさせている。上記のようにして、本
計測位置においては、非常に短い時間で製造プロセスを
直接モニターすることができる。特に、例えば移動ステ
ップ,再チャッキングステップおよびクリーニングステ
ップといったような付加的なマニプレーティングステッ
プが不要となり、非接触式で計測する圧気式計測ヘッド
によって、加工面が計測される。したがって、中間ステ
ップがあれば発生するような種々の擬似信号の発生が防
止される。圧気式計測ヘッドの送り速度と角速度が適切
に調整されると、螺旋状計測パス上のスキャニングによ
って、計測時間が極めて短くなり、しかも、予め定めた
精度での計測が実現されることになる。螺旋を描いて移
動する間に、計測信号が計測圧力ライン30を通って連
続的に検出され、その計測信号圧力は、圧力信号を電気
的アナログ信号へ変換するp/i変換器36へ送出され
る。この電気信号は、例えばオシログラフやリミットコ
ンタクトを用いた信号処理手段である信号評価ユニット
38へ入力される。このデータは、その後のワークの仕
上処理や加工処理に反映される。この信号評価ユニット
38ではその電気信号が記録され、以後の計測記録のた
めの準備をするようにもなっている。このような評価ユ
ニット38によれば、連続的に発生された計測信号を、
各計測点に反映させることができる。すなわち、計測ヘ
ッドがアウトプット信号を出力するので、このアウトプ
ット信号が、同一の相対的運動パターンでもって理論的
に正確なワーク面を検出することにより得られる所望信
号と比較され、ワークの仕上げ処理や加工処理に反映さ
れる。
【0012】計測の品質精度を加工面の所望する寸法に
適合したものとするために、相対角速度ωと相対直進速
度Vを変えることにより、螺旋状ラインの形を適当に調
整することができる。そのうえ、圧気式計測ヘッド12
の採用数もしくは計測ノズル20の数を変えれば、計測
品質をさらに変更することもできる。ちなみに、圧気式
計測ヘッド12を戻す行程の間に、計測を繰り返して行
うことができる。すなわち、計測ヘッド12が螺旋状ラ
インの端部40に到達したとき、直進運動させることな
くその位置で180度転回させれば、引き続き反対方向
へ予め調整された角速度ωや直進速度Vで、計測するこ
とができる。
【0013】上記した形式の装置を用いると、円筒状加
工面を+2μmから−2μmの精度で再現性ある計測が
実現されることを、本発明者らは確認している。これは
、同時に、位置ずれ量を、許容範囲におさめた品質にす
ることができるということをも意味している。特筆すべ
き点としては、計測点でセルフクリーニング効力がある
ということや、非接触式計測であるがために、外的振動
の影響が少ないということを挙げることができる。した
がって、本発明に基づく計測方法を、一般的には容易で
ない加工作業中に適用することもできる。このように、
圧気式計測ヘッドと計測すべき加工面との間に接触がな
いことから、計測される加工面に回転プロセスによる表
面溝などを施すときも、計測ヘッドは、比較的高速で、
計測パスのいかなる方向へも擬似計測信号に左右される
ことなく動くことができる。このような方法によれば、
例えば、円筒状あるいは回転体の対称的な加工面が、曲
りくねったラインあるいは螺旋状ラインに沿った連続的
および定常的な動きによって、非常に速いスピードでス
キャニングされる。その結果、製造プロセスは、計測を
行う間の極めて短い時間だけ中断されるにすぎなくなる
。この方法は外面を計測する場合のみならず、内面を計
測する場合にも、同様に適用することができる。
【0014】もちろん、この計測方法を実施するために
、圧気式計測ヘッドのみを、加工面と圧気式計測ヘッド
間の螺旋状ラインに沿って、相対的に移動させなければ
ならないというものではない。図2は、回転運動が少な
くともワーク側で与えられる場合の実施例である。この
例では、50が、ワーク52の孔54を計測するために
用いられるノズルマンドレルである。そのノズルマンド
レル50は、圧気ライン60a,60bとを通して供給
される二つの圧気式計測ノズル56,58を有している
。図3から分かるように、ライン60a,60bは、両
孔間に設けられたウエブ61で仕切られた孔によって形
成されている。圧気ライン60a,60bに供給される
送気圧力は、圧力調整器62a,62bによって、それ
ぞれ発生されることになる。コントロールバルブ64a
,64bは、それぞれのライン60a,60b内に配置
されているが、それらのコントロールバルブ64a,6
4bは、例えば通路のあるブロックのようなもので形成
されており、一定の通路断面を備えている。なお、この
ような孔つきブロックは、例えば、時計製造工業で使用
されており、既に公知のものである。
【0015】放射状の計測圧力ライン66,67はコン
トロールバルブ64a,64bの下流のライン60a,
60bから分岐して設けられている。ライン66,67
は、連結部材70の中に画成された環状室68a,68
bにそれぞれ連通し、その両室間に環状ロープシール7
1を備えたウエブ部材69が設けられている。環状室6
8a,68b内の圧力は、信号圧力ライン72,73を
通って信号評価ユニット74へ伝達されるようになって
いる。信号評価ユニット74における機能は、図1の例
の場合と同様である。なお、前後二つのシーリング部材
76,76は、環状室68a,68bを大気から遮断し
た状態とするために設けられている。
【0016】図2の実施例のノズルマンドレル50は、
図1の例とは反対に、回転しない構成となっている。こ
の場合、ワーク52と計測ノズル56,58間の相対的
回転運動は、ワーク52を矢印ωWS方向へ駆動するこ
とによって行われる。相対的な直進運動VWSは、ノズ
ルマンドレル50の真直ぐな駆動あるいはワーク52の
真直ぐな駆動のどちらかによって発生される。このよう
に、圧気式計測ヘッドとワークとの間の相対的な回転運
動が、ワークの回転のみによって得られる場合には、計
測装置は技術的によりシンプルなものとなる。というの
は、信号用加圧ラインを介した信号伝達に、回転式イン
ターフェースを必要としなくなるからである。
【0017】図2に示す例では、二つの計測点56,5
8を用いて、互いに独立して同時に計測することができ
、計測速度がますます大きくなる。この実施例のノズル
マンドレル50は、工作機械である旋盤の軸芯に沿って
直進させられるようになっており、旋盤にチャッキング
された状態で、旋盤に取り付けられた加工物を計測する
ことができ、極めて都合がよい。例えばノズルマンドレ
ル50は工作機械の工具ローターに装着されることにな
り、その中で、連結部材70は、フレキシブルな圧力ラ
イン72,73を介して、信号評価ユニット74と連結
される。計測システムもまた、フレキシブルな空気ライ
ン78a,78bを介して、圧縮空気が供給されるよう
になっている。
【0018】図4は計測装置の別の実施例であり、計測
ヘッドとワークとの相対運動が、圧気式計測ヘッドの移
動によって達成されるものである。この例では、ワーク
82の孔84を計測するために、一つの圧気式計測ノズ
ル88を備えたノズルマンドレル80が採用されている
。90は、本質的に軸芯と平行で中央に位置する圧気ラ
インであり、92は、圧力調整器96から中央の圧気ラ
イン90へ空気を送るために、中央に位置する圧気ライ
ン90から分岐したタップラインである。ノズル断面積
と計測圧力との間にほぼリニアーな関係が維持される範
囲で計測圧力を調節するため、固定値式のコントロール
バルブ94が上記の圧気ライン90に介在されている。 計測圧力ライン98は連結部材100の中の環状室10
2に連なっており、信号圧力通路104は環状室102
からさらに半径方向外方へ延ばされて圧力ホース(図示
せず)と連結され、計測圧力PMSが信号評価ユニット
106へ送出されるようになっている。その連結部材1
00は回転することがなく、ノズルマンドレル80と共
に直進運動するだけである。なお、シーリング部材10
8により、環状室102は大気と遮断されている。
【0019】上記に類似した構造は、空気が供給される
領域に設けられる。タップライン92は、例えば鋭角テ
ーパ面を有する工具保持手段110に画成された環状凹
所97に連通されている。ライン部112は、その環状
凹所97から半径方向外方へ延ばされ、連結部材100
中の他の環状室114に連なっている。その環状室11
4もまたシーリング部材116により大気から遮断され
た構造となっている。なお、供給通路118は、圧力調
整器96から計測ヘッドへ空気を供給するためのもので
ある。すなわち、計測マンドレル80の圧力信号ライン
92や、マンドレル80の軸芯に本質的に平行に延びる
マンドレル80の中の圧気式ライン90を含む圧力信号
ラインが設けられ、次に述べるアダプター119中の放
射状ライン98と連なっている圧気式ライン104や、
保持装置110の一部である信号圧力室97に連通して
いる放射状ライン118が備えられているのである。
【0020】図4に示した例では、ノズルマンドレル8
0が、計測ノズル88とは反対に位置する箇所で、ワー
クチャッキングシステムまたは工具チャッキングシステ
ムと連結するためのアダプター119を備えるという特
殊な形態となっている。切削システムは図4に詳しく示
されていないが、アダプター119を設置することによ
って、ノズルマンドレル80を自動的に交換することが
できる。このために、差込み溝120が設けられており
、マガジンに対して進退するマニプレーティング装置が
ノズルマンドレル80を移動させるとき掴むことができ
るようになっている。工具保持手段110は、例えば、
加工処理センターの星形ローターの被動軸の凹所に取り
付けられ、進行するローターの運動によって仕上げ加工
された孔84に計測ヘッドを配置することにより、計測
が行われ、極めて短い時間で終了される。なお、ロータ
ーのキャリアーは矢印VMVで示すように真直ぐ移動さ
れ、その間に、駆動軸や工具保持手段110は角速度ω
MVで駆動される。上記から分かるように、計測装置を
マガジンのいかなる位置に配置することもでき、また、
加工面を処理する工具と実質的に同じ要領で、計測装置
を移動させることができる。
【0021】図5は、コンロッドの形態をしたワーク1
32のためのチャッキング装置130の上面図であって
、本発明の計測原理を示している。コンロッド132に
形成される二つの孔134,136は、両者の相対的な
位置関係と符号138で示された基準端面からの位置が
、予め定められた寸法となるように加工される。上記し
た計測装置は孔134,136の寸法精度を決定するの
に、特に好適なものである。というのは、孔が例えば精
密ドリルやリーマーで仕上げられた後、チャッキング装
置130を支持するテーブル140を、そのまま作業位
置に残しておくことができるからである。すなわち、ア
ダプターを介して、加工工具の代わりに圧気式の計測ヘ
ッド142を工具キャリアーに連結すれば、所望の計測
を行うことができる。結果的には、軸芯144が孔13
4の所望軸芯と一致されることになり、圧気式の計測ヘ
ッド142を図5の紙面に対して垂直に延びる方向へ移
動させ、同時に角速度ωで回転させれば、孔134の真
円度や直径精度が評価される。それのみならず、孔用セ
ンサーとしての計測ノズルの位置精度をも検査すること
ができる。他の孔136を計測するとき、圧気式計測ヘ
ッド142が、孔134から外へ移動される。その後に
、計測ノズルを他の孔136の中心146に接近させる
べく、テーブル140が、座標X,Y方向への適切なプ
ログラムコントロールにより移動される。その孔の計測
においては、それに相応しい小さい圧気式計測ヘッドが
使用され、孔136の計測がなされる。
【0022】本発明による方法によれば、孔の直径が孔
の全長にわたって変化するような場合でも、単一の計測
行程で孔を計測することができる。このタイプの適用例
を、図6を参照して以下に説明する。なお、この例では
、次に述べる加工面1501 ,1502 ,1503
 のタイプと品質に応じて、螺旋状ラインの形状を変化
させている。
【0023】孔150には、三つの孔部1501 ,1
502 ,1503 がある。その孔部はそれぞれ異な
った公称半径を有していたり、それぞれ異なる許容誤差
とされているものでも差し支えない。図6の上部に実線
で図示されている所望の信号152が、孔150に適用
される。上記したことから、所望信号152の値は、孔
部間の変移点で段違い的となっている。下方の図の一点
鎖線は、圧気式計測ヘッドと孔150の内面との間の相
対的な運動曲線を示している。孔部1501 では、相
対角速度はω1 であり、相対的送り速度はV1 であ
る。二番目と三番目の孔部では、異なった相対速度ω2
 ,ω3 と送り速度V2 ,V3 とすることもでき
る。したがって、孔部によっては、その孔の品質に応じ
て、それぞれの速度を遅くするようにしてもよい。
【0024】距離sを超えない範囲で孔部を移動する間
に得られた計測信号が、破線で示されている。孔部15
01 での角速度ω1 と直進速度V1 との間には、
ある種の相互関係が存在するので、計測信号i/pは相
対的な回転角φに対応して、すなわち、φ0 からφS
 について記録されている。信号評価ユニットにはコン
ピューターが内蔵されており、所望する信号152から
の誤差が、孔軸芯の所望値からの位置的ずれに原因する
か、孔が真円でないことだけによるのかを、計測信号の
パターンから結論づけることができる。すなわち、孔の
いかなる半径部分に対しても、図7に示すような記録を
得ることができる。ちなみに、図7では、孔の内面15
4を拡大し、それを誇張して示している。破線で描かれ
た同心円156,158は、先に与えられているデータ
から信号評価ユニット自体が決定した許容限界円である
。したがって、実際の曲線154が許容限界円156ま
たは158と交差するときには、その孔寸法が適当でな
いとして信号評価ユニットが信号を発し、そのワークを
自動的に排除させることができる。すなわち、圧気式計
測信号を上記したコンピューターに組み込まれた比較器
に供給する手段と、加工面の処理をするアウトプット信
号を発生する手段とが設けられており、比較器において
、予め決められた限界値156,158を超えているこ
とが判定されると、上記した排除信号が発せられるので
ある。
【0025】上記した信号評価ユニットが製造プロセス
に組み込まれるので、現実の曲線のずれをもとにして工
作機械側へ調整信号を出力し、孔加工を修正させること
もできる。
【0026】数個の圧気式計測ヘッドあるいは同時にま
たは連続的に計測すべき加工面上を移動する数個の計測
ノズルを採用すれば、計測機能をより一層あげることが
できる。なお、計測装置自体やや複雑となることは否め
ないが、信号評価ユニットをプログラミングするのに要
する手間が軽減される。ちなみに、上記したごとく、圧
気式計測ヘッドの数あるいは計測ノズルの数を変えれば
、計測手順のペースを落とさないで計測信号値を増すこ
とができるが、例えば二つの計測ノズルを使用する場合
は、180度異なる位置での計測信号を比較して、加工
面の基準軸からのずれを容易に推定することができる。 また、本方法は、加工面の光学的,電気的な特性とは関
係なく稼働させることができる利点があり、したがって
、このような方法と計測装置は、ワークの特性とはかか
わりなく使用することができる。
【0027】本発明による方法を、計測ヘッドの移動す
るパスが螺旋状となる例を参考にして述べてきた。図8
から図10は、計測操作を製造シーケンスに組み込むこ
とができる他の計測パスの例を示している。
【0028】図8では、計測ヘッドが軸芯からオフセッ
トした円形パスI,II,III,IVを連続的に移動
し、その間の計測距離AM を変化させることなく、軸
芯方向を連結するパス202に沿いながら、円錐状加工
面が計測されるようになっている。すなわち、計測ヘッ
ドのパスは、回転対称面の軸芯からオフセットした円形
セグメントパス部I,II,III,IVとその円形セ
グメントパス部を連結する連結パス部202とを多数含
んだ構成とされている。
【0029】その場合、その計測ヘッドが移動する間に
生じる加工面と計測ヘッドとの間の距離あるいは加工面
と計測ノズルとの間の距離の変化が、計測ヘッドの計測
範囲を超えないように、上記した計測距離AM すなわ
ち、計測ヘッドが移動するパス面が、計測すべき面に対
して決定される。連続的に送出される計測信号は、現実
の面が所望面からずれていることに関する情報を絶えず
提供しているが、図8に示したように、少し円錐状とな
っている加工面を計測する場合を例にとれば、数理的に
正確な円筒状面からのずれが計測ヘッドの計測範囲を超
えない限り、その面を包含するかもしくは外接する円筒
状面上で計測ヘッドを移動させることができる。
【0030】図9には、円筒状内面204を計測した後
に端面206を計測する例が示されている。その計測を
するために、計測ノズルや計測ヘッドは、孔210から
離反した後に渦巻き状パス208上を外方に向けて移動
される。この場合のガイド装置も図示されていないが、
そのガイド装置は、加工面と計測ヘッド間の距離を予め
決められた一定の基本的な距離に維持するように作動す
る。そして、計測ヘッドは、計測すべき面に対して垂直
となるように配置される。これとは異なり、ある角度に
広がったり接近したりするのを交互に行う二つの計測ノ
ズルまたは二つの計測ヘッドを使用して、計測させるこ
とも考えられる。上記したように、加工された平坦面2
06を計測するために、計測ヘッドのパスが渦巻き状部
分208となっていれば、差し当たっては、その目的を
達成させることができる。計測ヘッドのための上記した
ガイド装置は、計測ヘッドの計測範囲内で、計測ヘッド
が定常的な移動パスを計測面に近接させて追跡するよう
に作動させていることが理解できるであろう。なお、ス
キャニングは非接触で行われるので、空間における異な
った方向の面をも手際よくかつ連続的にスキャニングす
ることができ、計測操作が迅速化される。例えば、孔径
を計測した後に計測を中断することなく、この孔の端面
のフラットさを計測できるのである。ちなみに、計測ヘ
ッドのための前述したガイド装置は、公知のギヤーユニ
ットもしくは他の適当なパス制御装置などで構成してお
けばよい。
【0031】図10は、円筒状外面を計測するために、
本発明の方法を適用した例を示している。外面212を
とり囲んで計測ヘッドが定常的に移動する計測パス面2
14は、一点鎖線で示されている。加工面212には、
連続的に計測される異なる面質の二つの部分2121 
,2122 があると仮定する。
【0032】計測ヘッドが移動するパスを示した一辺が
πDの展開図にあるように、可能なかぎり長い計測ライ
ンを得ることができるようにするため、加工面上を曲が
りくねるようにして計測ヘッドが移動される。なお、円
形セグメントパス部216と円形セグメントパス部21
8とは、軸方向のパス部220を介して接続されている
。面質を考慮している結果、部分2121 でのパスは
、部分2122 におけるよりも長くされている。すな
わち、この例では、計測ヘッドのパスが、多数の円形状
パス部216,218を含む恰好となっている。
【0033】上記した部分2121 の計測パスは途切
れることなく連続していて、部分2122 における計
測パスに比べて、単位表面積あたりのパスが長くなるよ
うに配慮されている。
【0034】これまでに論じたり図示したりした実施例
に加えて、計測ヘッドはいかなる回転対称面をも計測す
ることができる。この場合、工具が先にコントロールさ
れたのと同じ要領で、計測ヘッドが制御されることにな
る。
【0035】もちろん、上記の方法は、ワークのいかな
る外面の寸法精度を評価するためにも使用することがで
きる。その際、計測ヘッドのガイド装置が、加工面と計
測ノズルとの間の予め決められた基本的な距離を維持す
る機能を備えている必要がある。
【0036】例えば内燃機関用ピストンのクロスヘッド
ボアーの場合のように、円の半径方向に僅かなずれのあ
る円筒状加工面を計測する場合に、本発明による方法が
適しているということが確認されている。また、予め決
められている数理的関係をもとに、加工面の寸法精度が
正確な円筒形から理論的にずれているのか、数理的にず
れているのかを評価することができる。
【0037】以上の説明から分かるように、本発明は、
計測ノズルが、計測ノズルとワーク間の予め決められた
相対運動パターンにしたがってワーク面を検出する例え
ば本質的に円筒状した加工面の位置や形状の精度を決定
する方法や装置を提供することができる。この計測法の
ステップを生産プロセスに簡単に組み込むために、計測
センサーとしては、ワークの表面をカバーリングする連
続したパスに沿って加工面上を移動する圧気式計測ヘッ
ドが採用される。その計測ヘッドは加工面から一定の基
本的または計測上必要な距離を保つ一方、計測ヘッドが
加工面上を移動するとき、計測ヘッドの計測範囲を超え
ないように配慮される。計測ノズルは連続的に計測信号
を出力することができるので、計測操作を製造シーケン
スに直接組み込むこともできる。そして、ワークと計測
ノズルとの間の予め決められた相対的な回転と、ワーク
と計測ノズル間における変位の予め決められた相対距離
とを組み合わせるための同調装置が実質的に含まれてい
る。というのは、計測パスが螺旋状曲線で形成される場
合には、円筒面に対処するときの送りと回転とを発生す
る駆動装置が、同調装置として機能しているからである
【0038】いくつかの実施例に、本発明の思想を適用
して詳細に述べてきたが、そのような思想から逸脱しな
い範囲で、本発明を他にも具体化できることが理解され
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明による装置の第一実施例で、計測装
置と計測すべきワークの加工面との間の位置的関係を示
す略式透視図。
【図2】  計測装置の他の実施例の略式断面図。
【図3】  図2のIIA部分における拡大図。
【図4】  計測装置の第三実施例の略式断面図。
【図5】  図1に示した圧気式計測ヘッドと計測すべ
き加工面との間の位置的な関係を図解したワークチャッ
キング装置の上面図。
【図6】  計測信号と加工面の相互関係を示す図表。
【図7】  本発明による計測装置で得られる計測記録
図。
【図8】  円錐状加工面をスキャニングする計測ヘッ
ドの移動パスを示す透視図。
【図9】  端面をスキャニングする計測ヘッドの移動
パスを示す透視図。
【図10】  円筒状の外面をスキャニングする計測ヘ
ッドの移動パスを示す透視図。
【符号の説明】
2…ワーク、4,6…孔(加工面)、12…圧気式の計
測ヘッド、20…計測ノズル、28…コントロールバル
ブ、30…計測圧力ライン、34…軸芯、36…p/i
変換器、38…信号評価ユニット(評価ユニット)、5
0…ノズルマンドレル、52…ワーク、54…孔、56
,58…圧気式計測ノズル、60a,60b…圧気ライ
ン、62a,62b…圧力調整器、64a,64b…コ
ントロールバルブ、66,67…計測圧力ライン、72
,73…信号圧力ライン、74…信号評価ユニット、8
0…ノズルマンドレル(計測マンドレル)、82…ワー
ク、84…孔、88…圧気式計測ノズル、90…圧気ラ
イン、92…タップライン(圧力信号ライン)、94…
コントロールバルブ、96…圧力調整器、97…環状凹
所(信号圧力室)、98…計測圧力ライン(放射状ライ
ン)、104…信号圧力通路、106…信号評価ユニッ
ト、110…工具保持手段(保持装置)、118…供給
通路(放射状ライン)、119…アダプター、130…
チャッキング装置、134,136…孔、142…圧気
式計測ヘッド、150,1501 ,1502 ,15
03 …孔(孔部,加工面)、154…孔の内面、15
6,158…同心円(限界値)、202…パス(連結パ
ス部)、204…円筒状内面、206…端面(平坦面)
、208…渦巻き状パス(渦巻き状部分)、210…計
測ヘッド、212,2121 ,2122…外面(加工
面)、214…計測パス面、216,218…円形セグ
メントパス部(円形状パス部)、220…パス部分、P
MS…計測信号圧力、ω,ω1 ,ω2 ,ω3 ,ω
MV,ωWS…角速度、V,VMV,VWS,V1 ,
V2 ,V3 …相対的直進速度、i/p…計測信号、
φ…相対的回転角、I,II,III,IV…円形ルー
ト(円形セグメントパス部)、AM …計測距離(基本
的な距離)。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワーク加工面の寸法精度を決定する方
    法であって、その加工面に対して少なくとも一つのセン
    サーを備える計測装置を配置し、前記センサーが、ワー
    クに対する角度位置を変えている間に計測装置へ計測デ
    ータを出力させる方法において上記センサーは非接触で
    稼働する圧気式の計測ヘッドであり、ワークの加工表面
    をカバーリングするパスに沿って、計測ヘッドを定常的
    に移動させ、そして、計測距離に対応して予め決められ
    た本質的に一定な距離だけ計測ヘッドのパスを加工面か
    ら隔てさせるようにしたことを特徴とするワーク加工面
    の寸法精度を決定する方法。
  2. 【請求項2】  前記計測ヘッドがアウトプット信号を
    出力し、そのアウトプット信号が、同一の相対的運動パ
    ターンでもって理論的に正確なワーク面を検出すること
    により得られる所望信号と比較されることを特徴とする
    請求項1に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する方
    法。
  3. 【請求項3】  前記した計測ヘッドのパスは、回転対
    称面の軸芯からオフセットした円形セグメントパス部と
    その円形セグメントパス部を連結する連結パス部とを多
    数含むことを特徴とする請求項1に記載のワーク加工面
    の寸法精度を決定する方法。
  4. 【請求項4】  前記した計測ヘッドのパスは、多数の
    円形状パス部を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ワーク加工面の寸法精度を決定する方法。
  5. 【請求項5】  加工された平坦面を計測するために、
    計測ヘッドのパスが渦巻き状部分を有することを特徴と
    する請求項1に記載のワーク加工面の寸法精度を決定す
    る方法。
  6. 【請求項6】  本質的に円筒状した加工面の計測のた
    めに、計測ヘッドのパスが螺旋状ラインとなっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワーク加工面の寸法精
    度を決定する方法。
  7. 【請求項7】  加工面のタイプと品質に応じて、螺旋
    状ラインの形状を変化させておくことを特徴とする請求
    項6に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する方法。
  8. 【請求項8】  工作機械にチャッキングされているワ
    ークの加工面をスキャニングすることを特徴とする請求
    項1に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する方法。
  9. 【請求項9】  加工面は軸芯を有し、少なくとも一つ
    のセンサーを備える計測装置と、加工面の軸芯に沿った
    り軸芯周りまわりに位置する前記センサーとワークとの
    間の相対直進運動および相対回転運動を効果的にするた
    めに、前記センサーとワークを保持するための保持装置
    と、を有して加工面の位置精度を決定する装置において
    、上記センサーは、圧気式の計測ヘッドであり、圧気式
    の計測装置は、定常的な相対運動が加工面に対して行わ
    れるとき計測信号を発生する計測ノズルと、上記圧気式
    計測ヘッドが計測範囲を超えることなく加工面から基本
    的な距離にある計測パスに沿って移動するように、圧気
    式計測ヘッドを保持するガイド装置と、連続的に発生さ
    れた計測信号を各計測点に反映させる評価ユニットと、
    を含むことを特徴とするワーク加工面の寸法精度を決定
    する装置。
  10. 【請求項10】  前記保持装置を工作機械のワークあ
    るいは工具をチャッキングするシステムに連結するため
    のアダプターが備えられていることを特徴とする請求項
    9に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する装置。
  11. 【請求項11】  回転対称な内側加工面を計測するた
    めに、前記計測ヘッドは、少なくとも一つの圧気式計測
    ノズルを有する計測マンドレルと、空気を圧気式計測ノ
    ズルへ伝達するためのコントロールバルブと圧力調整器
    を含む手段と、コントロールバルブと圧気式計測ノズル
    との間の圧気式計測信号を信号評価ユニットへ送出する
    手段と、を含むことを特徴とする請求項9に記載のワー
    ク加工面の寸法精度を決定する装置。
  12. 【請求項12】  計測マンドレルの圧力信号ライン、
    マンドレルの軸芯に本質的に平行に延びるマンドレルの
    中の圧気式ラインを含む圧力信号ライン、アダプター中
    の放射状ラインと連なっている圧気式ライン、保持装置
    の一部である信号圧力室に連通している放射状ラインか
    らなることを特徴とする請求項11に記載のワーク加工
    面の寸法精度を決定する装置。
  13. 【請求項13】  圧気式計測信号をアナログ電気信号
    に変換する手段と、アナログ電気信号を記録するための
    記録装置とを含むことを特徴とする請求項9に記載のワ
    ーク加工面の寸法精度を決定する装置。
  14. 【請求項14】  圧気式計測信号を比較器に供給する
    手段、加工面の処理をするアウトプット信号を発生する
    手段を含み、または、予め決められた限界値を超えると
    排除信号を発する比較器を含むことを特徴とする請求項
    9に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する装置。
  15. 【請求項15】  ワークと計測ノズルとの間の予め決
    められた相対的な回転と、ワークと計測ノズル間におけ
    る変位の予め決められた相対距離とを組み合わせた動き
    をさせる同調装置を含んでいることを特徴とする請求項
    9に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する装置。
  16. 【請求項16】  計測ヘッドのためのガイド装置がギ
    ヤーユニットで構成されていることを特徴とする請求項
    9に記載のワーク加工面の寸法精度を決定する装置。
JP3039300A 1990-02-12 1991-02-08 ワーク加工面の寸法精度を決定する方法およびその装置 Pending JPH04217447A (ja)

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