JPH0421728A - 押出材の製造方法 - Google Patents

押出材の製造方法

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JPH0421728A
JPH0421728A JP2020421A JP2042190A JPH0421728A JP H0421728 A JPH0421728 A JP H0421728A JP 2020421 A JP2020421 A JP 2020421A JP 2042190 A JP2042190 A JP 2042190A JP H0421728 A JPH0421728 A JP H0421728A
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JP
Japan
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extruded material
cross
billet
extrusion
aluminum
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JP2020421A
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English (en)
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Ken Matsuoka
松岡 建
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Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車部品や鉄道車両、電気部品等に用いられ
、高い耐摩耗性を要求される押出材の製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、急冷凝固アルミニウム粉末合金押出材の製造方法
としては、まず粉末な冷間予備成形し、容器に入れて脱
ガス処理し、その後熱間プレスにより成形したものを外
削してビレットを製造していた。そしてこのビレットを
用いて所定のダイスで熱間押出して押出材を製造する方
法が最も一般的である。
上記の従来方法は合金含有成分、例えばSL含有量が高
くなると押出割れが発生し、またビレットの製造コスト
が高い等の問題があった。
第5図は上記の問題を解決するために用いるビレット等
の横断面図である。図中13は上記した方法により得ら
れたビレットであり、先端部にはアルミニウム又はアル
ミニウム合金(以下単にアルミニウムという)製板14
が溶接により取付けられている。この状態で押出しを行
うというものである。また、その他の解決方法として第
4図(a)、(b)に示すビレットを用いる方法が考え
られている。(a)はその横断面図であり、(b)は縦
断面図である。図中10はアルミニウム容器であり一方
の端にアルミニウム板を取付けたものである。11はこ
の容器内に充填されたアルミニウム合金粉末であり、1
2はこの粉末充填後容器開口部を脱ガスの後塞いだアル
ミニウム蓋である。以上により得られたビレットを用い
て押出しを行なうというものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記第4図及び第5図で示す方法では以
下のような問題があった。
すなわち、第5図のような状態でビレットを押出す方法
では、押出材の先端部でアルミニウムが厚く被覆され、
押出し中央部になると薄くなり、押出後端部では被覆層
がなくなってしまう欠点がある。
また、合金含有量の多いものでは押出割れが押出材の中
央部から後端部に発生してしまうため製造が難しい、ま
た、押出長手方向で被覆厚さが異なっているため押出材
を切削加工で被覆部を取り除く場合も切削代が一定とな
らない問題がある。
一方、第4図に示すようなビレットを用いて押出しを行
う方法では、押出材断面形状が円形等の完全対称形状で
はほぼ均一な被覆率が得られるカー押出断面形状が凸型
等の場合、同−断面内でのアルミニウムの被覆状態にば
らつきが発生し、極端な場合には部分的に被覆されてい
ない箇所ができてしまう。また、合金含有量の高い粉末
を使用した場合には被覆率の低い箇所で押出割れが発生
することがある。さらに、押出材を切削加工で被覆部を
除去する場合も被覆率が部分的に異なるため切削代を決
められないという問題がある。
本発明は、高い合金含有量の粉末合金を用いた押出割れ
のない押出材の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は(1)Si5〜40%(%は重量%を
示す。以下同じ。)%を含み、さらにFe0.05〜2
0%、Cu 0.05〜15%、Mg 0.05〜15
%、M n  0.05〜10%、N i  0.05
〜10%、Zr 0.05〜1O%、T i  0.0
5〜10%、Cr 0.05〜15%、2n0.05〜
15%、W 0.05〜10%及び■0.05〜lO%
のうち少なくとも1種以上を含み、残部A℃及び不可避
的不純物を有してなる押出用アルミニウム粉末合金を押
出すことを特徴とする押出材の製造方法、(2) (1
)項記載の押出用アルミニウム粉末合金を押出すに当り
、該粉末な押出材の断面形状に対応した内部断面形状を
有する容器に封入してビレットとなし、押出すことを特
徴とする押出材の製造方法及び(3)ビレット断面積の
押出材断面積に対する比が5以上であることを特徴とす
る(2)項記載の押出材の製造方法を提供するものであ
る。
まず、本発明に用いられる粉末合金添加元素の限定理由
及び作用を説明する。
Siは摩耗性向上の作用を有し、その含有量が5%未満
では耐摩耗性が不十分であり、40%を越えると切削加
工が困難となる。従って含有量は5〜40%とする。
F e 0.05〜20%、Cu 0.05〜15%、
Mg 0.05〜15%、M n  0.05〜10%
、N i  0.05〜10%、Zr0、05〜10%
、T i  0.05〜10%、Cr 0.05〜15
%、Z n 0.05〜15%、W 0.05〜10%
、V 0.05〜10%のうち少なくとも1種以上を含
むこととしたのは、それぞれの下限に満たない場合には
強度及び摩耗性が不足し、上限を越える場合には切削加
工等が困難となるからである。
なお、粉末合金の粒度は限定するものではな(通常のも
のを用いて−もよいが5ミクロン〜300ミクロンが好
ましく、より好ましくは5ミクロン〜100ミクロンと
する。
上記粉末合金を容器に封入しビレットとなし、押出し押
出材を製造するが、押出し自体は常法に従い行えばよい
第1図は本発明に用いるビレットの一例を示す横断面図
であり、これはアルミニウム容器1にアルミニウム粉末
合金2を充填後説ガスしてアルミニウム蓋3を溶接等に
より開口部に取付けることで得られる。
なお、本発明では容器の内部断面形状を目的とする押出
材の断面形状(輪郭)に対応させる必要がある。すなわ
ち、第2図(a)、(b)は、それぞれ目的とする押出
材の断面及びそれに対応するビレットの内部断面を示す
図である。図中4は押出材、5はアルミニウム容器、6
はそれに充填されたアルミニウム粉末合金である。
また、第3図(a)、(b)は、第2図と同様にそれぞ
れ目的とする押出材の断面及びそれに対応するビレット
の断面を示す図である。図中7は押出材、8はアルミニ
ウム容器、9はそれに充填されたアルミニウム粉末合金
である。
以上のように本発明では目的とする押出材に対応した内
部断面形状のアルミニウム容器を使用することで、押出
割れをなくしている。なお、押出材の断面形状は第2図
、第3図のものに限定するものではなく、本発明ではこ
れら押出材の断面形状に対応した内部断面形状を有する
ビレットを用いる。
以上のビレットをダイスとともに例えば450℃に加熱
した後常法により押出しを行い目的の押出材を得る。
なお、ビレット断面積の押出材断面積に対する比すなわ
ち押出比は5以上とすることが好ましい。より好ましく
は5〜50とする。上記範囲であれば欠肉や押出割れを
生じない。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
(実施例1) 第2図(a)の断面形状の形材で押出を行った。ビレッ
トとしては第4図に示す、従来から用いられていた円筒
状のJIS  A1050合金製の容器内に5i30%
、Fe3.0%、Cu1.4%、Mg2.2%、Ti0
.8%残部Affからなる粉末合金を封入し、同材質の
キャップを付けたものと、第2図(b)に示す異形断面
を有するAl050合金製容器に同じ組成の粉末合金を
封入してキャップを付けたものを用いた。
ビレットの外径は145mm、長さは400mmとしビ
レットの断面積を製品断面積で割った値である押出し比
は18とし、ビレット及びダイスを450℃に加熱した
後押出を行った。
押出後、A1050の被覆率と表面の割れの有無を調査
した。第6図に示すように、従来の円筒状容器を用いた
場合は20mの押出長さの約半分の部分が被覆率0とな
っており、表面割れも発生している。
これに対して、ビレット第2図(b)のものではほぼ均
一な被覆率が得られており、表面割れも発生していない
(実施例2) 第3図(a)の断面形状の形材で押出を行った。ビレッ
トとしては第4図及び第3図(b)の形状の、JIS 
 A6063合金製容器内に5i39%、Mn8%、N
i7%、Zr3.5%、Cr2.5%、Wl、5%、Z
n1.0%、70.8%を含み残部A℃からなる粉末合
金を封入し、キャップを取り付けたものを用いた。
ビレット長さは400mmとし、ビレット外径は145
mmと200mmの2種類として押出比をそれぞれ3と
6とし押出を行った。ビレットとダイスを430℃に加
熱して押出し、A6063の被覆率と表面及び内部の割
れの有無を調査した。
第7図に示すように、ビレット縦内部断面形状が第4図
(b)であり押出比3及び6のものでは、共に押出長さ
の約半分に相当する10mの部分でA6063被覆は認
められず、表面割れが発生している。これに対してビレ
ット縦内部断面形状が第3図(b)であり押出し比3及
び6のものでは、共にほぼ均一な被覆率となっており、
表面割れは発生じていない。
なお、押出比3の場合は形材の角部で内部に空孔が認め
られたが押出比6のものでは、形材内部状態も良好であ
り角部においても内部に空孔の発生がない。
(発明の効果) 本発明の押出製品形状に適した断面形状を有するアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金製容器に粉末合金を封入
しアルミニウムまたはアルミニウム合金製キャップを付
けたビレットを用いれば押出材全長に渡って均一なアル
ミニウムまたはアルミニウム合金被覆層を有する形材の
押出が可能となる。
また、被覆率が一定であるだけでなく、従来押出で認め
られた表面および内部の割れや空孔といった欠陥が防止
できる。
また異形断面形状の容器は熱間押出で容易に製造が可能
で、製造コストも安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用するビレットの一例を示す横断面
図、第2図(a)、(b)は押出材の一例を示す縦断面
図及びそれに対応したビレットの縦断面図、第3図(a
)、(b)は同じく押出材の他側を示す縦断面図及びそ
れに対応したビレットの縦断面図、第4図(c)、(b
)は従来ビレットの横断面図及び縦断面図、第5図はそ
の他の従来ビレット等の横断面図、第6図及び第7図は
押出長さと被覆率との関係を示すグラフである。 符号の説明 1.5.6.8.10・・・容器、4.7・・・押出材
、3.12・・・蓋、2.6.9.11・・・粉末、1
3・・・ビレット 第 図 第2図 (a) (b) 第3図 (a) (b) 第4図 (a) (b) 手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 平成2年特許願第20421号 2、発明の名称 押出材の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号名称 古河
アルミニウム工業株式会社 代表者友松建吾 4゜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Si5〜40%を含み、さらにFe0.05〜2
    0%、Cu0.05〜15%、Mg0.05〜15%、
    Mn0.05〜10%、Ni0.05〜10%、Zr0
    .05〜10%、Ti0.05〜10%、Cr0.05
    〜15%、Zn0.05〜15%、W0.05〜10%
    及びV0.05〜10%(以上%は重量%を示す)のう
    ち少なくとも1種以上を含み、残部Al及び不可避的不
    純物を有してなる押出用アルミニウム粉末合金を押出す
    ことを特徴とする押出材の製造方法。
  2. (2)請求項(1)記載の押出用アルミニウム粉末合金
    を押出すに当り、該粉末を押出材の断面形状に対応した
    内部断面形状を有する容器に封入してビレットとなし、
    押出すことを特徴とする押出材の製造方法。
  3. (3)ビレット断面積の押出材断面積に対する比が5以
    上であることを特徴とする請求項(2)記載の押出材の
    製造方法。
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