JPH04217080A - エンボス像読取装置 - Google Patents

エンボス像読取装置

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JPH04217080A
JPH04217080A JP2403283A JP40328390A JPH04217080A JP H04217080 A JPH04217080 A JP H04217080A JP 2403283 A JP2403283 A JP 2403283A JP 40328390 A JP40328390 A JP 40328390A JP H04217080 A JPH04217080 A JP H04217080A
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JP
Japan
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glass plate
image sensor
image
light
reflected light
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Teruhiko Tanaka
輝彦 田中
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カード等の記録媒体
に形成されているエンボス像を読み取るエンボス像読取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ATMやCD等において、取
引処理時に、その取引に用いられたカードに形成されて
いるエンボス像を処理伝票にプリントするインプリント
装置が用いられている。
【0003】従来のインプリント装置としては、カード
上に複写式の伝票を重ねるとともに、ローラ等を用いて
複写伝票をカードに対し一定圧力で押圧することによっ
て、エンボス像を伝票に写しとる方式と、カード表面を
画像として撮像し、イメージプリンタにプリントアウト
する方式とがあった。
【0004】前者の方式では、複写式伝票の搬送不良等
によってカードのエンボス上にインクが付着したりして
、カードが汚損する場合があった。後者の方式では、装
置全体が小型化され、機械的な搬送系が簡略化されるた
め信頼性が向上し、また読取データの電子情報化が可能
である。
【0005】エンボス像をイメージセンサにより読み取
る方法として、記録媒体に対し斜め方向から照明光を照
射し、記録媒体からの正反射像をイメージセンサにより
撮像し、そのイメージセンサの出力信号レベルによって
、記録媒体に形成されているエンボス像を読み取るよう
にしたエンボス像読取装置を本願出願人は特願平2−7
4345号で先に出願している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、記録媒
体に対し斜め方向から照明光を照射し、記録媒体からの
正反射光を撮像する方式は、ただ単に記録媒体を正面か
ら撮像して信号化する方式に比較してカードの地色に無
関係にエンボス像を抽出することができるという特徴が
ある。しかし媒体表面からの正反射光を正しく撮像する
ためにはイメージセンサの焦点深度内に記録媒体表面が
存在しなければならない。そのため記録媒体の変形によ
る記録媒体搬送中の揺動や振動を抑えなければならず、
記録媒体の両面をガイド板で保持しつつ搬送させなけれ
ばならない。また少なくともエンボス形成側のガイド板
にはガラス板を用い、このガラス板を介して撮像しなけ
ればならない。
【0007】図4にガラス板を介してエンボス像を読み
取るエンボス像読取装置の例を示す。また、図5にイメ
ージセンサの出力信号レベル変化の例を示す。図4にお
いて1はエンボスの形成された記録媒体、2はガラス板
である。また3はガラス板2を通して記録媒体1に対し
斜め方向から照明光を照射する光源、4はガラス板2を
通して記録媒体1表面の正反射像を撮像するイメージセ
ンサ、5は屈折率分布型光ファイバアレイである。この
ような構成であるため、イメージセンサ4は記録媒体1
表面の反射光aまたはエンボス頂部からの反射光a′と
ともにガラス板2の表面反射光bおよびガラス板2の裏
面反射光cをも受光する。そのためイメージセンサの出
力信号レベルは図5に示すように変化する。図5におい
てaは記録媒体表面の反射光による信号レベル、bはガ
ラス板表面の反射光による信号レベル、cガラス板裏面
の反射光による信号レベル、dはノイズ成分である。こ
のように抽出すべき記録媒体表面の反射光レベルに不要
な信号レベルが重畳されるため、エンボス部分による出
力信号レベル変化が相対的に小さくなるという問題があ
った。
【0008】この発明の目的は、ガラス板による余分な
反射光をカットしてエンボスのみ確実に読み取れるよう
にしたエンボス読取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエンボス像読取装置は、媒体に形成されているエンボ
スをガラス板を介してイメージセンサにより読み取るエ
ンボス像読取装置であって、ガラス板を介して媒体を斜
めから照明する照明光学系と、媒体表面の反射光を受光
するイメージセンサを設けるとともに、ガラス板表面か
らイメージセンサ方向へ反射する反射光またはイメージ
センサに対する反射角と略等しい入射角でガラス板表面
に入射する入射光を遮断する遮光板をガラス板表面また
はガラス板表面近傍に設けたことを特徴とする。
【0010】また請求項2に係るエンボス像読取装置は
、上記構成のエンボス像読取装置においてガラス板の裏
面に反射防止膜を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係るエンボス像読取装置では、照明
光学系はガラス板を介して媒体を斜めから照明し、イメ
ージセンサは媒体表面の反射光を受光する。そして遮光
板はガラス板表面からイメージセンサ方向へ反射する反
射光またはイメージセンサに対する反射角と略等しい入
射角でガラス板表面に入射する入射光を遮断する。従っ
て少なくともガラス板表面での不要な反射光はイメージ
センサに導かれることがなく、ガラス板表面での反射光
による影響が防止される。
【0012】請求項2に係るエンボス像読取装置では、
上記ガラス板の裏面に反射防止膜が形成されているため
、ガラス板の裏面に達した光はイメージセンサ方向へ殆
ど反射せず、ガラス板裏面からの反射光による影響も防
止される。
【0013】
【実施例】以下の説明では、ATMにおけるカードリー
ダ/伝票発行機を例とする。
【0014】図3はカードリーダ/伝票発行機のブロッ
ク図である。同図においてCPU10はATMを構成す
る制御部における1つのスレーブCPUであり、カード
の読み込み、そのカードに設けられているエンボス像の
読取りおよび取引内容とともにインプリントを表した伝
票の発行処理を行う。ROM11はCPU10の実行す
べきプログラムが予め書き込まれたメモリ、RAM12
はカードデータの一時記憶、伝票にプリントすべき処理
内容の一時記憶およびエンボス像の一時記憶等各種ワー
キングエリアとして用いられるメモリである。CPU1
0のバスにはこの他に以下に述べる各種回路が接続され
ている。
【0015】イメージインプリント制御回路13は主に
カードに設けられているエンボス像の読取制御を行うも
ので、モータ制御回路19からタイミング信号を入力す
るとともに、LEDアレイ3、ラインセンサ4、A/D
コンバータ17およびデータ処理回路18等に対しそれ
ぞれタイミング信号を与える。LEDアレイ3は後述す
るように、カード表面に対し照明光を照射する光源とし
て用いられる。ラインセンサ4は、例えばCCDライン
センサが用いられ、イメージインプリント制御回路13
から与えられるタイミング信号に応じて受光(電荷の蓄
積)および撮像信号の出力を行う。増幅回路16はその
信号を増幅し、A/Dコンバータ17はこれを順次サン
プルホールドするとともに、1ビットまたは数ビットの
ディジタルデータに変換する。データ処理回路18は1
画素または1ライン分のデータを一時記憶するとともに
、CPU10に対しその一時記憶したデータの読取要求
を出力する。CPU10はこの読取要求を受けたなら、
データ処理回路18内のデータを読み取るとともに、R
AM12の所定エリアに格納する。
【0016】モータ20はカードの受入/排出および搬
送を行うパルスモータであり、モータ制御回路19がこ
れをパルス制御するとともに、そのタイミング信号をイ
メージインプリント制御回路13へ与える。プリンタ2
2は取引の内容とともに、エンボス像を伝票にプリント
する。インタフェース回路21はそのプリント制御のイ
ンタフェースを行う。カードリーダ24は搬送中のカー
ドの磁気ストライプに記録されている内容を読み込むも
ので、インタフェース回路23がその読込制御インタフ
ェースを行う。
【0017】次に光学系の構成を図1に示す。図1にお
いて1はカード、2はカード1の上面を案内するガラス
板である。また3はガラス板2を通してカード1表面に
照明光を照射するLEDアレイ、5は屈折率分布型光フ
ァイバアレイ、4はCCDラインセンサである。図に示
すようにラインセンサ4がカード1表面の正反射光を受
光するようにLEDアレイ3の光軸とイメージセンサ4
および光ファイバアレイ5の光軸が予め定められている
。従ってエンボス頂部による反射光は光ファイバアレイ
5に対し正面から入射しないため、その受光量か小さい
。また6はガラス板2に近接して垂直方向に立設された
遮光板であり、ガラス板2表面からの反射光はこの遮光
板6により遮光され、光ファイバアレイ5方向へは導か
れない。
【0018】さらにガラス板2の裏面には反射防止膜7
が形成されていて、このガラス板裏面からの反射光も光
ファイバアレイ5方向へは殆ど反射されない。
【0019】実施例によるCCDラインセンサの出力信
号レベル変化を図2に示す。図2においてaはカード表
面の反射光による信号レベル、dはガラス板表裏面の反
射光の漏れ成分およびノイズ成分のレベルである。従来
例として示した図5と比較して明らかなように、センサ
出力信号レベルのうちエンボスの有無による信号レベル
変化は相対的に大きくなり、エンボス像を確実に抽出で
きるようになる。
【0020】
【発明の効果】この発明のエンボス像読取装置によれば
、記録媒体表面に位置するガラス板による不要な反射光
が効果的に除去されるため、イメージセンサの出力信号
レベルのうちエンボス像情報の信号成分の割合が高くな
り、S/N比が向上し、確実にエンボス像を読み取るこ
とができる。またガラス板からの不要な反射光が除去さ
れるため、ガラス板が相対的に上下動してもセンサ出力
レベルに影響を与えないため、ガラス板の位置変動許容
量が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例に係る光学系の構成図、図2は
センサ出力信号レベルの例を示す波形図、図3は実施例
に係るカードリーダ/伝票発行機の制御部のブロック図
である。図4は従来の光学系の構成図、図5はそのセン
サ出力レベルの例を示す波形図である。
【符号の説明】
1−カード(記録媒体) 2−ガラス板 3−LEDアレイ(光源) 4−CCDラインセンサ(イメージセンサ)5−屈折率
分布型光ファイバアレイ 6−遮光板 7−反射防止膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体に形成されているエンボスをガラス板
    を介してイメージセンサにより読み取るエンボス像読取
    装置であって、ガラス板を介して媒体を斜めから照明す
    る照明光学系と、媒体表面の反射光を受光するイメージ
    センサを設けるとともに、ガラス板表面からイメージセ
    ンサ方向へ反射する反射光またはイメージセンサに対す
    る反射角と略等しい入射角でガラス板表面に入射する入
    射光を遮断する遮光板をガラス板表面またはガラス板表
    面近傍に設けたことを特徴とするエンボス像読取装置。
  2. 【請求項2】前記ガラス板の裏面に反射防止膜を形成し
    た請求項1記載のエンボス像読取装置。
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