JP2959035B2 - エンボス像読取装置 - Google Patents
エンボス像読取装置Info
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- JP2959035B2 JP2959035B2 JP7832390A JP7832390A JP2959035B2 JP 2959035 B2 JP2959035 B2 JP 2959035B2 JP 7832390 A JP7832390 A JP 7832390A JP 7832390 A JP7832390 A JP 7832390A JP 2959035 B2 JP2959035 B2 JP 2959035B2
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- Japan
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- card
- light
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- illumination
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Description
【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は、カード等の記録媒体に形成されているエ
ンボス像を読み取るエンボス像読取装置に関する。
ンボス像を読み取るエンボス像読取装置に関する。
（ｂ）従来の技術 従来より、ATMやCD等において、取引処理時に、その
取引に用いられたカードに形成されているエンボスを処
理伝票にプリントするインプリント装置が用いられてい
る。
取引に用いられたカードに形成されているエンボスを処
理伝票にプリントするインプリント装置が用いられてい
る。
従来のインプリント装置としては、カード上に複写式
の伝票を重ねるとともに、ローラ等によって、その複写
伝票をカードに対し一定圧力で押圧することによって、
エンボス像を伝票に写しとる方式と、カード表面を画像
として撮像し、イメージプリンタにプリントアウトする
方式とがあった。
の伝票を重ねるとともに、ローラ等によって、その複写
伝票をカードに対し一定圧力で押圧することによって、
エンボス像を伝票に写しとる方式と、カード表面を画像
として撮像し、イメージプリンタにプリントアウトする
方式とがあった。
前者の方式では、複写式伝票の搬送不良等によってカ
ードのエンボス上にインクが付着したりして、エンボス
が汚損する場合があった。後者の方式では、装置全体が
小型化され、機械的な搬送系が簡略化されるため信頼性
が向上し、また読取データの電子情報化が可能である。
ードのエンボス上にインクが付着したりして、エンボス
が汚損する場合があった。後者の方式では、装置全体が
小型化され、機械的な搬送系が簡略化されるため信頼性
が向上し、また読取データの電子情報化が可能である。
（ｃ）発明が解決しようとする課題 ところが、従来の光学読取方式の装置では、ただ単に
カードを正面から撮像して信号化するだけであるため、
カードの地色と同色のエンボスは画像信号として現れ
ず、したがってこれを伝票等にプリントアウトすること
もできなかった。
カードを正面から撮像して信号化するだけであるため、
カードの地色と同色のエンボスは画像信号として現れ
ず、したがってこれを伝票等にプリントアウトすること
もできなかった。
また、エンボスがカードの地色と同色でなくともカー
ド地の絵柄によっては絵柄とエンボス像との区別が不明
瞭となって、エンボス像を鮮明に読み取ることができな
かった。
ド地の絵柄によっては絵柄とエンボス像との区別が不明
瞭となって、エンボス像を鮮明に読み取ることができな
かった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、カード等の記録媒体に異なった２つの方向
から照射した照明光の正反射光を読み取ることによっ
て、エンボス像を確実に抽出できるようにしたエンボス
像読取装置を提供することを目的とする。
れたもので、カード等の記録媒体に異なった２つの方向
から照射した照明光の正反射光を読み取ることによっ
て、エンボス像を確実に抽出できるようにしたエンボス
像読取装置を提供することを目的とする。
（ｄ）課題を解決するための手段 この発明のエンボス像読取装置は、それぞれ一定の入
射角で異なった方向から記録媒体に対し、照明光を照射
する第１・第２の照明光学系と、この第１・第２の照明
光学系の照明光による記録媒体表面の正反射光を受光す
る位置に配置され、該正反射光をそれぞれ撮像して正反
射像を抽出する第１・第２のイメージセンサと、 第１・第２の照明光学系を交互に切り換えるととも
に、第１・第２のイメージセンサの出力信号である正反
射像の信号を合成する信号合成手段とを備え、 上記合成信号のレベルによって記録媒体に形成されて
いるエンボス像を読み取ることを特徴とする。
射角で異なった方向から記録媒体に対し、照明光を照射
する第１・第２の照明光学系と、この第１・第２の照明
光学系の照明光による記録媒体表面の正反射光を受光す
る位置に配置され、該正反射光をそれぞれ撮像して正反
射像を抽出する第１・第２のイメージセンサと、 第１・第２の照明光学系を交互に切り換えるととも
に、第１・第２のイメージセンサの出力信号である正反
射像の信号を合成する信号合成手段とを備え、 上記合成信号のレベルによって記録媒体に形成されて
いるエンボス像を読み取ることを特徴とする。
（ｅ）作用 この発明のエンボス像読取装置では、第１の照明光学
系と第２の照明光学系がそれぞれ一定の入射角で異なっ
た方向から記録媒体に対し照明光を照射する。そして、
第１のイメージセンサは第１照明光学系の照明光による
記録媒体表面の正反射光を撮像し、第２のイメージセン
サは第２照明光学系の照明光による記録媒体表面の正反
射光を撮像し、信号合成手段は第１照明光学系の照明に
よる第１イメージセンサの撮像結果と第２照明光学系の
照明による第２イメージセンサの撮像結果とを合成する
ことによって記録媒体に形成されているエンボスの肩部
分の像を得る。
系と第２の照明光学系がそれぞれ一定の入射角で異なっ
た方向から記録媒体に対し照明光を照射する。そして、
第１のイメージセンサは第１照明光学系の照明光による
記録媒体表面の正反射光を撮像し、第２のイメージセン
サは第２照明光学系の照明光による記録媒体表面の正反
射光を撮像し、信号合成手段は第１照明光学系の照明に
よる第１イメージセンサの撮像結果と第２照明光学系の
照明による第２イメージセンサの撮像結果とを合成する
ことによって記録媒体に形成されているエンボスの肩部
分の像を得る。
次に、記録媒体に対する各照明光の照射と、イメージ
センサの出力信号レベルの例を第１図に示す。このよう
に第１イメージセンサは第１照明光学系による照明光の
正反射光を撮像し、第２イメージセンサは第２照明光学
系の照明による正反射光を撮像するように配置されてい
るが、エンボスの肩部分において照明光が乱反射するた
め、エンボスの肩部分で反射した光はほとんどイメージ
センサへ入射しない。したがって、エンボスの肩部分に
対応するセンサ出力レベルは低い。特にイメージセンサ
側に面するエンボスの肩部分およびその付近にはエンボ
スによる影が生じるため、第１図に示すようにその箇所
の出力レベルは低くなる。第１・第２の照明光学系はそ
れぞれ異なった方向から記録媒体に対し照明光を照射
し、これに対応して第１・第２のイメージセンサが配置
されるため、第１・第２のイメージセンサはエンボスの
それぞれ異なった肩部分の像を抽出することになり、そ
の両者を合成することによって広範囲にわたってエンボ
スの肩部分の像を抽出することが可能となる。
センサの出力信号レベルの例を第１図に示す。このよう
に第１イメージセンサは第１照明光学系による照明光の
正反射光を撮像し、第２イメージセンサは第２照明光学
系の照明による正反射光を撮像するように配置されてい
るが、エンボスの肩部分において照明光が乱反射するた
め、エンボスの肩部分で反射した光はほとんどイメージ
センサへ入射しない。したがって、エンボスの肩部分に
対応するセンサ出力レベルは低い。特にイメージセンサ
側に面するエンボスの肩部分およびその付近にはエンボ
スによる影が生じるため、第１図に示すようにその箇所
の出力レベルは低くなる。第１・第２の照明光学系はそ
れぞれ異なった方向から記録媒体に対し照明光を照射
し、これに対応して第１・第２のイメージセンサが配置
されるため、第１・第２のイメージセンサはエンボスの
それぞれ異なった肩部分の像を抽出することになり、そ
の両者を合成することによって広範囲にわたってエンボ
スの肩部分の像を抽出することが可能となる。
（ｆ）実施例 以下の説明では、ATMにおけるカードリーダ／伝票発
行機を例とする。
行機を例とする。
まず光学系の構成を第２図に示す。同図において９は
カード、１はこのカード９に対し入射角θ１で照明光を
照射するLEDアレイ、２はカード９に対し入射角θ２で
照明光を照射するLEDアレイである。LEDアレイ１および
２はともに紙面に垂直方向に複数の発光部が一列に配列
されている。また、図において3,4はそれぞれCCDライン
センサ、5,6はそれぞれ収束性光伝送体である。ライン
センサ３と収束性光伝送体５とは、LEDアレイ１の照明
光がカード９表面で反射し、その正反射光を受像する位
置関係に配置している。また、ラインセンサ４と収束性
光伝送体６とは、LEDアレイ２の照明光がカード９表面
で反射し、その正反射光を受像する位置関係に配置して
いる。さらに、２系統の入反射の光軸がカード９表面の
一線で交わるように配置している。なお、7,8はカード
９を挟持するとともに平面上を直線状に搬送するローラ
であり、モータによって駆動される。
カード、１はこのカード９に対し入射角θ１で照明光を
照射するLEDアレイ、２はカード９に対し入射角θ２で
照明光を照射するLEDアレイである。LEDアレイ１および
２はともに紙面に垂直方向に複数の発光部が一列に配列
されている。また、図において3,4はそれぞれCCDライン
センサ、5,6はそれぞれ収束性光伝送体である。ライン
センサ３と収束性光伝送体５とは、LEDアレイ１の照明
光がカード９表面で反射し、その正反射光を受像する位
置関係に配置している。また、ラインセンサ４と収束性
光伝送体６とは、LEDアレイ２の照明光がカード９表面
で反射し、その正反射光を受像する位置関係に配置して
いる。さらに、２系統の入反射の光軸がカード９表面の
一線で交わるように配置している。なお、7,8はカード
９を挟持するとともに平面上を直線状に搬送するローラ
であり、モータによって駆動される。
このように光学系およびカードの搬送系を構成し、カ
ード９を１ステップ搬送する毎に、ラインセンサ３によ
るLEDアレイ１の正反射光の読取とラインセンサ４によ
るLEDアレイ２の正反射光の読取を交互に行う。
ード９を１ステップ搬送する毎に、ラインセンサ３によ
るLEDアレイ１の正反射光の読取とラインセンサ４によ
るLEDアレイ２の正反射光の読取を交互に行う。
次に、カードリーダ／伝票発行機のブロック図を第３
図に示す。同図においてCPU10はATMを構成する制御部に
おける１つのスレーブCPUであり、カードの読込、その
カードに設けられているエンボス像の読取および取引内
容とともにインプリントを表した伝票の発行処理などを
行う。ROM11はCPU10の実行すべきプログラムが予め書き
込まれたメモリ、RAM12はカードデータの一時記憶、伝
票にプリントすべき処理内容の一時記憶およびエンボス
像の一時記憶など各種ワーキングエリアとして用いられ
るメモリである。CPU10のバスには以下に述べるその他
の各種回路が接続されている。
図に示す。同図においてCPU10はATMを構成する制御部に
おける１つのスレーブCPUであり、カードの読込、その
カードに設けられているエンボス像の読取および取引内
容とともにインプリントを表した伝票の発行処理などを
行う。ROM11はCPU10の実行すべきプログラムが予め書き
込まれたメモリ、RAM12はカードデータの一時記憶、伝
票にプリントすべき処理内容の一時記憶およびエンボス
像の一時記憶など各種ワーキングエリアとして用いられ
るメモリである。CPU10のバスには以下に述べるその他
の各種回路が接続されている。
モータ14はカードの受け入れ／排出および搬送を行う
パルスモータであり、モータ制御回路13がこれをパルス
制御するとともにそのタイミング信号をイメージインプ
リント制御回路15へ与える。イメージインプリント制御
回路15は主にカードに設けられているエンボス像の読取
制御を行うものでモータ制御回路13からタイミング信号
を入力するとともに、LEDアレイ1,2、ラインセンサ3,
4、A/Dコンバータ18,19、メモリ20,21、合成回路22およ
びデータ処理回路23などに対し、それぞれタイミング信
号を与える。LEDアレイ1,2はそれぞれイメージインプリ
ント制御回路15からの制御信号に応じて、点灯または消
灯する。ラインセンサ3,4はイメージインプリント制御
回路15から与えられるタイミング信号に応じて受光（電
荷の蓄積）および撮像信号の出力を行う。増幅回路16,1
7はラインセンサ3,4の出力信号をそれぞれ増幅し、A/D
コンバータ18,19は増幅回路16,17の出力を順次サンプル
ホールドするとともに数ビットのディジタルデータに変
換する。メモリ20,21はA/Dコンバータ18,19から出力さ
れる１ライン分のデータをそれぞれ一時記憶する。合成
回路22はメモリ20,21に一時記憶された１ライン分のデ
ータを１画素づつ加算するとともに、これをデータ処理
回路23へ出力する。データ処理回路23は１画素または１
ライン分の合成された結果のデータを一時記憶するとと
もに、CPU10に対しその一時記憶したデータの読取要求
を出力する。CPU10はこの読取要求を受けたなら、デー
タ処理回路23内のデータを読み取るとともに、RAM12の
所定エリアに格納する。
パルスモータであり、モータ制御回路13がこれをパルス
制御するとともにそのタイミング信号をイメージインプ
リント制御回路15へ与える。イメージインプリント制御
回路15は主にカードに設けられているエンボス像の読取
制御を行うものでモータ制御回路13からタイミング信号
を入力するとともに、LEDアレイ1,2、ラインセンサ3,
4、A/Dコンバータ18,19、メモリ20,21、合成回路22およ
びデータ処理回路23などに対し、それぞれタイミング信
号を与える。LEDアレイ1,2はそれぞれイメージインプリ
ント制御回路15からの制御信号に応じて、点灯または消
灯する。ラインセンサ3,4はイメージインプリント制御
回路15から与えられるタイミング信号に応じて受光（電
荷の蓄積）および撮像信号の出力を行う。増幅回路16,1
7はラインセンサ3,4の出力信号をそれぞれ増幅し、A/D
コンバータ18,19は増幅回路16,17の出力を順次サンプル
ホールドするとともに数ビットのディジタルデータに変
換する。メモリ20,21はA/Dコンバータ18,19から出力さ
れる１ライン分のデータをそれぞれ一時記憶する。合成
回路22はメモリ20,21に一時記憶された１ライン分のデ
ータを１画素づつ加算するとともに、これをデータ処理
回路23へ出力する。データ処理回路23は１画素または１
ライン分の合成された結果のデータを一時記憶するとと
もに、CPU10に対しその一時記憶したデータの読取要求
を出力する。CPU10はこの読取要求を受けたなら、デー
タ処理回路23内のデータを読み取るとともに、RAM12の
所定エリアに格納する。
上記構成においてイメージプリント制御回路15が、先
ずLEDアレイ１をオンし、ラインセンサ３による１ライ
ン分の撮像データをメモリ20に格納させ、続いてLEDア
レイ２をオンし、ラインセンサ４による１ライン分の撮
像データをメモリ21へ格納させる。その後、データ処理
回路23がイメージインプリント制御回路15のタイミング
信号によって１ライン分の合成データを記憶するととも
に、CPU10に対しそのデータの読取要求を出力する。そ
の後、イメージインプリント制御回路15は、モータ14が
１ステップ分駆動されてカードが１ステップ分搬送され
た後、同様の処理を行うことによって次の１ライン分の
読取制御を行う。
ずLEDアレイ１をオンし、ラインセンサ３による１ライ
ン分の撮像データをメモリ20に格納させ、続いてLEDア
レイ２をオンし、ラインセンサ４による１ライン分の撮
像データをメモリ21へ格納させる。その後、データ処理
回路23がイメージインプリント制御回路15のタイミング
信号によって１ライン分の合成データを記憶するととも
に、CPU10に対しそのデータの読取要求を出力する。そ
の後、イメージインプリント制御回路15は、モータ14が
１ステップ分駆動されてカードが１ステップ分搬送され
た後、同様の処理を行うことによって次の１ライン分の
読取制御を行う。
第３図においてプリンタ25は取引の内容とともにエン
ボス像を伝票にプリントするもので、インターフェイス
回路24がプリンタ25を制御する。カードリーダ27は搬送
中のカードの磁気ストライプに記録されている内容を読
み取るもので、インターフェイス回路26がその読込制御
を行う。
ボス像を伝票にプリントするもので、インターフェイス
回路24がプリンタ25を制御する。カードリーダ27は搬送
中のカードの磁気ストライプに記録されている内容を読
み取るもので、インターフェイス回路26がその読込制御
を行う。
以上のようにして読み込まれたエンボス像は伝票など
に対し、例えば第４図に示すようにプリントアウトされ
る。第４図の例は数字の012についてのプリントアウト
例であり、エンボスの両肩部分が他の領域とは異なる濃
度で表される。なお、第２図に示したように、LEDアレ
イ１のカード９に対する照明光の入射角θ１とLEDアレ
イ２のカード９に対する照明光の入射角θ２とを異なる
ように配置することによって、エンボスの肩部分に生じ
る影の幅に差が生じるため、より立体的なエンボス像を
表現することが可能となる。
に対し、例えば第４図に示すようにプリントアウトされ
る。第４図の例は数字の012についてのプリントアウト
例であり、エンボスの両肩部分が他の領域とは異なる濃
度で表される。なお、第２図に示したように、LEDアレ
イ１のカード９に対する照明光の入射角θ１とLEDアレ
イ２のカード９に対する照明光の入射角θ２とを異なる
ように配置することによって、エンボスの肩部分に生じ
る影の幅に差が生じるため、より立体的なエンボス像を
表現することが可能となる。
（ｇ）発明の効果 この発明によれば、イメージセンサは記録媒体表面の
正反射光を撮像するため、記録媒体地に形成されている
絵柄とは無関係にエンボスの肩部分のみを抽出すること
ができる。また、照明光学系として、それぞれ一定の入
射角で異なった方向から記録媒体に対し照明光を照射す
る第１・第２の照明光学系を用い、両照明光による記録
媒体表面の正反射光の撮像結果を合成するようにしたた
めに、広範囲に亙ってエンボスの肩部分の像を抽出する
ことができる。しかも、２つの照明光学系による記録媒
体に対する照明光の入射角が異なるように照明光学系を
配置することによって、エンボスの肩部分に生じる影の
幅に変化をつけることができ、より立体的なイメージと
して表現することも可能となる。
正反射光を撮像するため、記録媒体地に形成されている
絵柄とは無関係にエンボスの肩部分のみを抽出すること
ができる。また、照明光学系として、それぞれ一定の入
射角で異なった方向から記録媒体に対し照明光を照射す
る第１・第２の照明光学系を用い、両照明光による記録
媒体表面の正反射光の撮像結果を合成するようにしたた
めに、広範囲に亙ってエンボスの肩部分の像を抽出する
ことができる。しかも、２つの照明光学系による記録媒
体に対する照明光の入射角が異なるように照明光学系を
配置することによって、エンボスの肩部分に生じる影の
幅に変化をつけることができ、より立体的なイメージと
して表現することも可能となる。
第１図はこの発明の作用を説明する図である。第２図は
この発明の実施例であるカードリーダ／伝票発行機の光
学系の構成図、第３図は同カードリーダ／伝票発行機の
制御部のブロック図である。また、第４図は読み込まれ
たエンボス像のプリントアウト例である。 1,2……LEDアレイ、 3,4……CCDラインセンサ（イメージセンサ）、 5,6……収束性光伝送体、 ９……カード（記録媒体）。
この発明の実施例であるカードリーダ／伝票発行機の光
学系の構成図、第３図は同カードリーダ／伝票発行機の
制御部のブロック図である。また、第４図は読み込まれ
たエンボス像のプリントアウト例である。 1,2……LEDアレイ、 3,4……CCDラインセンサ（イメージセンサ）、 5,6……収束性光伝送体、 ９……カード（記録媒体）。
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれ一定の入射角で異なった方向から
記録媒体に対し、照明光を照射する第１・第２の照明光
学系と、 この第１・第２の照明光学系の照明光による記録媒体表
面の正反射光を受光する位置に配置され、該正反射光を
それぞれ撮像して正反射像を抽出する第１・第２のイメ
ージセンサと、 第１・第２の照明光学系を交互に切り換えるとともに、
第１・第２のイメージセンサの出力信号である正反射像
の信号を合成する信号合成手段とを備え、 上記合成信号のレベルによって記録媒体に形成されてい
るエンボス像を読み取るエンボス像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7832390A JP2959035B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エンボス像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7832390A JP2959035B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エンボス像読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03276377A JPH03276377A (ja) | 1991-12-06 |
| JP2959035B2 true JP2959035B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=13658752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7832390A Expired - Fee Related JP2959035B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エンボス像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959035B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7281662B2 (en) * | 2004-12-30 | 2007-10-16 | Symbol Technologies, Inc. | Methods and apparatus for information capture illumination |
| JP6515637B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2019-05-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像読取装置および画像形成装置 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7832390A patent/JP2959035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03276377A (ja) | 1991-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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