JPH0421686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421686Y2
JPH0421686Y2 JP3016087U JP3016087U JPH0421686Y2 JP H0421686 Y2 JPH0421686 Y2 JP H0421686Y2 JP 3016087 U JP3016087 U JP 3016087U JP 3016087 U JP3016087 U JP 3016087U JP H0421686 Y2 JPH0421686 Y2 JP H0421686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
tension ring
hanging
tire
hanging tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3016087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63139004U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3016087U priority Critical patent/JPH0421686Y2/ja
Publication of JPS63139004U publication Critical patent/JPS63139004U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421686Y2 publication Critical patent/JPH0421686Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タイヤの外周部に巻装されたタイヤ
滑止具に、緊張リングを掛着するための掛着用具
に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車用タイヤの非金属製滑止具とし
て、第9〜10図に示すものが知られている。こ
の滑止具1は、展開状態において帯状とされてい
るが、タイヤ2の外周部に巻装された際には第9
図のようにタイヤ2の外周部に沿うように網目状
に形成されており、滑止具1はタイヤトレツド部
3上に位置する本体部4、両シヨルダー部5上お
よび両サイドウオール部6上にそれぞれ位置する
両側縁部7,8を有している。そして、タイヤ2
に巻装された滑止具1は、両端部に形成された接
続部で連結金具9により着脱自在に連結され、内
側縁部7端にはサイドロープ10が多数のフツク
11により掛着され、外側縁部8の内周端部には
多数のフツク12が係着され、このフツク12端
にゴム製弾性環からなる3本1組の緊張リング1
3が掛着され、タイヤ2の外周面に密着状に装着
されるようになつている。この緊張リング13を
フツク12に掛着する際、第9図にabcdef……
で示す順序に、緊張リング13を手で持ち伸張さ
せながらフツク12に引掛けているのが現状であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来方法では、緊張リング13を
伸張させるには、相当強い力を要し、最初の数個
のフツク12に緊張リング13を引掛けるのは比
較的容易であるが、フツク12への引掛け数が増
すにつれて伸張が困難になる。特に力の弱い婦女
子等にあつては、タイヤ2に滑止具1を装着でき
ない場合もあり、非常に問題である。
本考案は、上記問題を解決できる滑止具の緊張
リング掛着用具を提供することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
るところは、タイヤ2の外周部に巻装されるタイ
ヤ滑止具1が幅方向の側縁部に有する多数のフツ
ク12に対して、伸縮自在な緊張リング13を着
脱自在に掛着する掛着用具であつて、 握り部22と;フツク12に係脱自在に係合さ
れて、フツク12を掛着用具21の回動支点とす
るフツク係合部23と;握り部22とフツク係合
部23間の上面側に位置して、緊張リング13に
下方側から係脱自在に係合され、掛着用具21が
フツク12廻りに上方に回動されることにより、
係合した緊張リング13がフツク12へ移行する
係合部25と;を有する点にある。
(作用) 本考案によれば、緊張リング13を最初数個の
フツク12に手で引掛けた後、掛着用具21のフ
ツク係合部23をリング係合部25が上側になる
ようにして緊張リング13の内側から挿入して突
起部25に掛止め、フツク係合部23をフツク1
2に係合し、掛着用具21の握り部22を、フツ
ク12を支点として持ち上げると、テコの応用に
よつて緊張リング13は小さな力で大きく伸張さ
れ、その復元弾性力によつて掛着用具21の上面
をフツク係合部23へと滑り、フツク12内に導
びかれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜2図において、21は緊張リング掛着用
具で、合成樹脂材で板状に一体形成されており、
その長手方向の略中央に握り部22を備え、一端
部には上下方向の貫通孔を設けてフツク係合部2
3が備えられ、他端部には幅方向に拡張され且つ
端縁が直線状とされたスクレーパ部24を備えて
いる。この掛着用具21の上面には、フツク係合
部23と握り部22との間に、緊張リング13を
滑止するためのリング係合部として示す突起部2
5が備えられ、この突起部25のフツク係合部2
3側の端面は、掛着用具21の上面に連なる弯曲
状のリング掛止面26とせられている。
前記スクレーパ部24の幅方向両端部には、緊
張リング13を引掛けるためのフツク状切欠凹部
27が設けられている。この切欠凹部27は、緊
張リング13をフツク12から外す場合に主とし
て使用されるが、緊張リング13の掛着に際し、
最初の数個所程度は、緊張リング13の伸張力を
さほど要しないので使用できる。
上記実施例によれば、フツク12に緊張リング
13を掛着する場合、まず第3図aで示すよう
に、掛着用具21の握り部22を、突起部25が
上側になるように手で持ち、突起部25のリング
掛止面26に緊張リング13を引掛ける。次い
で、掛着用具21のフツク係合部23を、滑止具
1のフツク12に挿入係合させて、第3図bに実
線で示す状態とし、掛着用具21を図中矢印イで
示す方向に、テコのようにフツク12を支点とし
て回動させて、第3図bに2点鎖線で示す状態に
する。すると、緊張リング13は、伸張されるが
その復元弾性力によつて、掛着用具21の上面
を、同図に矢印ロで示す方向に滑つて、フツク1
2内に落ち込む。このようにして、緊張リング1
3がフツク12内に落ち込むと、掛着用具21の
フツク係合部23は、緊張リング13により押し
出されるように、フツク12の先端部に移動せら
れ、掛着用具21は容易にフツク12から外すこ
とができる 上記のような作業を繰り返して緊張リング13
を滑止具1の全フツク12に掛止すると、滑止具
1は緊張リング13によつて、タイヤ2の外周部
に密着状で装着される。
このようにして、フツク12に掛止さえた緊張
リング13を、フツク12から外す場合は、一方
の手で掛着用具21の握り部22を持ちその凹部
27に、緊張リング13を第1図に2点鎖線で示
すように引掛け、緊張リング13を第1図に矢印
ニで挿示す方向に引張り、他方の手でフツク12
を緊張リング13から外せばよい。
なお、第4図は、フツク係合部23の他の例を
示し、貫通孔の一側縁が切り除かれて開口部28
が形成され、フツク12への係止が簡単かつ迅速
に行ないうるようになつている。
また、第5図は、フツク係合部23のさらに他
の例を示し、掛着用具21の一端部先端に凹部2
9が形成され、この凹部29をフツク12の内側
部に押し当てて係止させるようになつている。
上記第5図に示す掛着用具の使用については、
第3図aに示すように、掛着用具21の握り部2
2を、突起部25が上側になるように手で持ち、
緊張リング13を引掛けた後、フツク係合部23
の凹部29を、フツク12の内側面に当接させ
て、第6図に実線で示すように係止させる。次い
で、掛着用具21を第6図に矢印イで示す方向に
回動させると、掛着用具21はフツク12の先端
を支点とし、フツク係合部23が同図矢印ハで示
す方向に滑つてフツク12の弯曲部に移動し、同
図に2点鎖線で示す状態となり、緊張リング13
は掛着用具21の上面を図中矢印ロで示す方向に
滑つて、フツク12内に落ち込む。この場合も、
掛着用具21のフツク係合部23は、緊張リング
13の復元弾性力によつてフツク12内から押し
出されるように、フツク12の先端側へ移動させ
られるので、掛着用具21を容易にフツク12か
ら外すことができる。
なお、掛着用具21の他端部に備えられたスク
レーパ部24は、自動車のウインドガラスに付着
した氷雪、霜を掻き落とすのに使用でき、冬の自
動車用具としても至極便利である。
第7〜8図は、本考案実施例との比較例で、掛
着用具31の一端部を握り部32とし、他端を拡
張して先端が直線状のスクレーパ部33とされ、
このスクレーパ部33の両側端面に、緊張リング
掛止用のフツク状切欠凹部34を備えている。こ
の比較例では、前記切欠凹部34に緊張リング1
3を引掛けて、フツク12で引張つた後、フツク
12に掛止する。したがつて、最初の数個のフツ
ク12に緊張リング13を掛止するのには便利で
あるが、フツク12への掛止数が増すにつれて相
当強い力を必要とする。
なお、この比較例では、緊張リング13をフツ
ク12から外す場合及び自動車のウインドガラス
の氷雪、霜掻き取りする場合等に、前記実施例と
同様に便利である。
(考案の効果) 本考案にかかるタイヤ滑止具の緊張リング掛着
用具は、上記のように構成されているので、テコ
を応用して緊張リング13を小さい力で大きく伸
張させることができると共に、緊張リング13を
その復元弾性力によりフツク12に滑り込ませる
ことができ、容易かつ迅速に緊張リングの掛止を
行なうことができ、特に婦女子等力の弱い人でも
容易であり、しかも軽便で且つ安価に得られ、滑
止具の装着作業が苦にならなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は同側面図、第3図a,bは緊張リング掛着手順
を示す断面図、第4図及び第5図の各図は夫々フ
ツク係合部の他の例を示す部分平面図、第6図は
第5図に示す実施例による緊張リング掛着手順を
示す断面図、第7図は比較例の平面図、第8図は
同側面図、第9図は滑止具をタイヤに装着した状
態の正面図、第10図は第9図のA−A線矢視断
面図である。 1……タイヤ滑止具、2……タイヤ、12……
フツク、13……緊張リング、21……掛着用
具、22……握り部、23……フツク係合部、2
5……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイヤ2の外周部に巻装されるタイヤ滑止具1
    が幅方向の側縁部に有する多数のフツク12に対
    して、伸縮自在な緊張リング13を着脱自在に掛
    着する掛着用具であつて、 握り部22と;フツク12に係脱自在に係合さ
    れて、フツク12を掛着用具21の回動支点とす
    るフツク係合部23と;握り部22とフツク係合
    部23間の上面側に位置して、緊張リング13に
    下方側から係脱自在に係合され、掛着用具21が
    フツク12廻りに上方に回動されることにより、
    係合した緊張リング13がフツク12へ移行する
    リング係合部25と;を有することを特徴とする
    タイヤ滑止具の緊張リング掛着用具。
JP3016087U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0421686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016087U JPH0421686Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016087U JPH0421686Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139004U JPS63139004U (ja) 1988-09-13
JPH0421686Y2 true JPH0421686Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30834716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3016087U Expired JPH0421686Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421686Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635688Y2 (ja) * 1988-07-11 1994-09-21 オカモト株式会社 タイヤ滑り止め具の締付器具
JPH0742813Y2 (ja) * 1989-06-30 1995-10-04 横浜ゴム株式会社 タイヤ滑り止め具の締付用弾性リング着脱具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63139004U (ja) 1988-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0421686Y2 (ja)
US2239730A (en) Antiskid device
US2722260A (en) Antiskid attachment for motor vehicle tires
US3188893A (en) Tire chain applying devices
US2987092A (en) Antiskid device
JP3855214B2 (ja) 自動車用タイヤの滑り止め装置
JPH0442165Y2 (ja)
JPH0421687Y2 (ja)
JP3608031B2 (ja) 自動車用タイヤの滑り止め装置
JPH0421688Y2 (ja)
JPH067926Y2 (ja) タイヤ滑止具の連結具
JPH0611202Y2 (ja) タイヤ滑止具の連結具
JPH0416722Y2 (ja)
JPH0742813Y2 (ja) タイヤ滑り止め具の締付用弾性リング着脱具
JP2524960B2 (ja) 車両用滑止め具
JPH067925Y2 (ja) タイヤ滑止具の連結具
JPH0660503U (ja) 自動車タイヤの滑り止め具
JPH0336406Y2 (ja)
JP2003191733A (ja) バンド引き締め具及びタイヤ用滑止具
JPH067927Y2 (ja) タイヤ用滑止具
JP2719382B2 (ja) タイヤ滑り止め装置
JP2837827B2 (ja) タイヤの滑り止め装置
JPH09267613A (ja) 自動車用タイヤの滑り止め装置
JPH0533270Y2 (ja)
JP3901778B2 (ja) タイヤ滑り止め装置の締付ロープ固定金具