JPH04216839A - 架橋型オレフィン系樹脂エマルジョン - Google Patents

架橋型オレフィン系樹脂エマルジョン

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JPH04216839A
JPH04216839A JP41126390A JP41126390A JPH04216839A JP H04216839 A JPH04216839 A JP H04216839A JP 41126390 A JP41126390 A JP 41126390A JP 41126390 A JP41126390 A JP 41126390A JP H04216839 A JPH04216839 A JP H04216839A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオレフィン系樹脂エマル
ジョンの乾燥被膜の低温接着性を阻害すること無く、耐
熱性の樹脂被膜を形成する架橋性樹脂エマルジョンに関
するものである。このエマルジョンは自動車内装材、合
板、靴底等の接着剤に適している。
【0002】
【従来の技術】オレフィン系樹脂は現在最も汎用的に使
用されている樹脂であり、加熱溶融することで様々な加
工が可能であり、ヒートシール性、耐薬品性、又は共重
合されるコモノマーにより、各種基材に対し接着性を示
すなど、優れた性質を持っている。しかしながら、熱可
塑性樹脂で有るが故に押出機等の加熱成形機を用いなけ
れば使用できない。加熱成形機の使用は大ロットの製品
を製造する場合有利であるが、要求特性が多様化するな
か市場の要求である小ロット多品種を考えた場合コスト
的に不利である。これらを考えた場合、オレフィン系樹
脂をコーター、印刷機等で使用することが望まれており
、オレフィン系樹脂を水中に微小な粒子として分散させ
たエマルジョンタイプが適している。
【0003】オレフィン系樹脂エマルジョンに要求され
る特性として低温接着性と耐熱性があげられる。例えば
自動車内装材等の接着剤として使用される場合、様々な
方法で種々の基材との接着に用いられることから、充分
な接着温度を確保することなしに低温接着性が要求され
る。さらに自動車内装材に要求される耐熱性は高く、低
温での接着性を重視すると充分な耐熱性は得られない。 一般にオレフィン系樹脂エマルジョンにおいて低温接着
性を得る場合、低融点の樹脂を使用せざるを得ず耐熱性
は得られない。また、耐熱性を得る場合比較的高融点の
樹脂を使用せざるを得ず低温接着性が劣る。
【0004】オレフィン系樹脂エマルジョンに耐熱性を
付与する方法として、反応性の官能基の導入が考えられ
る。アクリル等のエマルジョンはポリマー中に導入した
反応性の官能基を利用し硬化反応を起こすことで耐熱性
を付与することが出来る。しかしながら、主に高圧法で
重合されるオレフィン系樹脂に反応性の官能基を導入す
ることは高コストであり技術的にも困難である。さらに
オレフィン系樹脂は極性が低く化学修飾を行なう場合に
ついても不向きと言える。
【0005】一方、低温で接着し耐熱性の高い物にクロ
ロプレンゴム等の溶剤系の接着剤がある。これらは接着
時、熱を必要としないうえ、比較的高い耐熱性を有して
いる事から優れている。しかしながら乾燥工程で多量の
有機溶剤が揮散することから環境汚染、安全性の点から
好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の方法と異なり、有機溶剤を使用する事なく、オレフィ
ン系樹脂の低温での接着性を保持したまま耐熱性を向上
した、オレフィン系樹脂エマルジョンを安価に提供する
事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の現状に鑑み本発明
者らが鋭意検討を重ねた結果、オレフィン系樹脂エマル
ジョンに有機過酸化物を配合する事で、有機溶剤を使用
する事なく、オレフィン系樹脂の低温での接着性を保持
したまま耐熱性を向上した、オレフィン系樹脂エマルジ
ョンを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】即ち本発明は、 (1)エチレン含量が45重量%以上であるオレフィン
系樹脂の100重量部に対し、1分間の半減期温度が1
50℃以下である有機過酸化物0.1〜10.0重量部
を含有する架橋型オレフィン系樹脂エマルジョン、およ
び (2)該架橋型オレフィン系樹脂エマルジョンを乾燥し
て得られる乾燥被膜に関するものである。以下、本発明
を詳細に説明する。
【0009】本発明に用いられるオレフィン系樹脂エマ
ルジョンとは、後乳化法にてオレフィン系樹脂の球状粒
子を水中に分散した物を指し、固形分の濃度が20−8
0重量%の範囲のものが好適に使用される。
【0010】本発明で用いられるオレフィン系樹脂エマ
ルジョンを製造する方法としては種々の方法が考えられ
る。トルエン等の有機溶剤にオレフィン系樹脂を溶解し
、界面活性剤等の乳化剤を用い乳化、その後溶剤を回収
する方法がある。一例として、エチレン共重合体を二量
体状ウッドロジンのアルカリ塩を用いて乳化する方法(
例えば特公昭46−35145)がある。また、溶剤を
用いない方法として、オレフィン系樹脂を多軸押出機と
ポリビニルアルコールの水溶液を用い乳化する方法(例
えば特公昭62−29447)、ポリオレフィンとカル
ボキシル基含有ポリオレフィンの組成物を塩基性物質を
用い高温熱水中に分散させる方法(例えば特公昭58−
42207)、熱可塑性樹脂とポリビニルアルコールの
組成物を二軸押出機で溶融混練する際に水を供給し乳化
する方法(例えば特願平2−124175)があげられ
る。
【0011】本発明に用いられるオレフィン系樹脂のエ
チレン含量は45重量%以上であり、さらに好ましくは
55重量%−95重量%の範囲である。エチレン含量が
45重量%未満では、耐熱性の被膜とした時、耐水性、
耐薬品性が低下することから好ましくない。
【0012】このようなオレフィン系樹脂としてはエチ
レン単独もしくはエチレン共重合体であり、例えば低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−ポリプロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の完全もしくは部分ケン化物
、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体の種々の金属塩、エチレン−メタクリル酸共
重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸3元共重合
体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体等の単独
もしくは任意の割合の混合物が挙げられる。さらに異種
基材との接着性を改良するために、これらのオレフィン
系樹脂に無水マレイン酸に代表される不飽和カルボン酸
等をグラフトしたものを使用しても差し支えない。
【0013】またオレフィン系樹脂のメルトフローレー
トについては特に制限がなく用途に応じて任意に選ばれ
る。これはオレフィン系樹脂の形態がエマルジョンであ
ることから、加工方法が押出し加工の様に樹脂メルトフ
ローレートの影響を受けることのないコーティング方式
であることに起因する。
【0014】本発明に用いられる有機過酸化物は水素引
抜きによる架橋反応によって耐熱性を高める目的で使用
される。例えば、ケトンパーオキサイド、パーオキシケ
タール、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキ
サイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシジカーボ
ネート、パーオキシエステル等の各種化合物が使用され
る。
【0015】また、有機過酸化物は1分間の半減期温度
150℃以下、特に好ましくは80−130℃の範囲で
ある。半減期温度が150℃を越えると低温で接着した
場合、架橋反応に要する時間が長時間となり生産性が低
下し好ましくない。
【0016】有機過酸化物の添加量は0.1−10.0
重量部の範囲が好ましい。さらに好ましくは0.5−5
重量部の範囲である。添加量が0.1重量部未満では架
橋度が不足し耐熱性が向上しないことから好ましくない
。添加量が100重量部を超えると耐熱性は充分である
がコストアップとなり好ましくない。
【0017】有機過酸化物の形態としては粉末状、溶液
状、エマルジョン、ディスパージョン状があり、乳化方
式、混合方式によって選ばれるが、オレフィン系樹脂エ
マルジョンと直接混合できるということからエマルジョ
ン、ディスパージョン状の有機過酸化物が好ましい。
【0018】オレフィン系樹脂エマルジョンに有機過酸
化物を配合する方法としては、事前に有機過酸化物を樹
脂中に混合する場合と有機過酸化物のエマルジョンもし
くはディスパージョンをオレフィン系樹脂エマルジョン
に直接混合する場合がある。事前に混合する方法は均一
性、安定性の点で優れているが、乳化方式によっては溶
融混合過程を必要とすることから、使用される有機過酸
化物は比較的半減期温度の高い物が使用される。有機過
酸化物をオレフィン系樹脂エマルジョンに直接混合する
方法は使用する有機過酸化物がエマルジョンもしくはデ
ィスパージョンであればよく、樹脂との溶融混合過程を
必要としない事から、半減期温度の低い物が使用可能で
あり優れている。ここで使用される有機過酸化物のエマ
ルジョンもしくはディスパージョンの平均粒径は50μ
以下、特に好ましくは10μ以下である。平均粒径が5
0μを超えるとオレフィン系樹脂エマルジョンと混合し
た際に分散性が低下することから、加熱により架橋を行
なった場合、均一性、架橋効率が低下して好ましくない
場合がある。
【0019】架橋性エマルジョンを乾燥する方法として
は、どの様な加熱方式でもかまわないが、乾燥効率の点
から熱風乾燥が適している。この時の乾燥温度は連続被
膜とする場合、有機過酸化物の1分間の半減期温度以下
、オレフィン系樹脂の融点以上が好ましい。しかしなが
ら、乾燥のみの不連続被膜とする場合、この限りではな
くできるだけ低温での乾燥が好ましい。
【0020】この様にして得られた乾燥被膜を接着する
方法としては、熱プレス、加熱ロール等による加熱加圧
接着が適しおり、接着する温度は少なくとも樹脂の融点
以上であることが必要である。また、接着に要する時間
は、使用する有機過酸化物が完全に分解する時間をとる
ことが好ましい。接着する時間が短時間であっても有機
過酸化物の量を増やすことで同様の効果が期待できるが
コストアップとなる。
【0021】また、架橋性樹脂エマルジョンに異種基材
との接着性、ブロッキング防止性、防曇性等を付与する
ために、少量の添加剤、例えばロジン、石油樹脂、水添
石油樹脂、ポリアミド、ワックス、界面活性剤等の少な
くとも1種以上を併用してもかまわない。
【0022】この様にして低温での接着性を有する耐熱
性の向上した、オレフィン系樹脂エマルジョンを安価に
得ることが出来る。
【0023】
【実施例】次に本発明を実施例、これに対する比較例で
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
。 実施例1 2軸押出機((株)神戸製鋼所製:KTK−37,L/
D=30)のホッパーに、エチレン酢酸ビニル共重合体
(東ソー(株)製:ウルトラセンUE710、酢酸ビニ
ル含量:28重量%、メルトフローレート(190℃)
:18g/10min)90重量%とポリビニルアルコ
ール(日本合成化学工業(株)製:ゴーセノールKL−
05)10重量%を混合した物を10kg/hで供給し
た。2軸押出機の混練部に設けられた3ヵ所の液注入口
よりプランジャーポンプにより90℃の水をそれぞれ0
.5Kg/h,0.7Kg/h,5Kg/hで供給した
。加熱温度120℃(最初の液注までのシリンダー温度
)、混練温度90℃(最初の液注後のシリンダー温度)
、回転数250rpmで押出しを行なった。その結果、
乳白色の固体を得た。この固体をホモジナイザーを用い
水中に分散させ固形分50%となるよう調製しオレフィ
ン系樹脂エマルジョンを得た。
【0024】この様にして得られたエマルジョン100
重量部に有機過酸化物ディスパージョン(化薬アクゾ(
株)製、ラウロックスW−40、1分間の半減期温度:
116℃、固形分:40重量%)1.25重量部(樹脂
100重量部に対し有機過酸化物1重量部)を均一にな
るよう混合しケント紙に固形分換算で50g/m2とな
るよう塗工する。次いで熱風式乾燥機にて80℃で5分
間乾燥を行ない被膜を得た。
【0025】この様にして得られた被膜をヒートシーラ
ー(テスター産業(株)製)を用い、シールバー:10
mm巾、圧力:2.0Kg/m2、接着温度:120℃
、時間:3分で接着しサンプルを得た。
【0026】得られた接着サンプルについて、耐熱性の
評価を行なった結果を表1に示す。
【0027】評価方法は25mm幅試験片を接着面積2
.5cm2((25mm×10mm=2.5cm2)と
なるよう接着し剪断方向に500gの荷重をかけ、40
−150℃まで昇温を行ない接着面の破壊が起こった温
度を耐熱温度とする。オーブンは東洋精機製昇温オーブ
ンを使用し、昇温速度は2℃/5minで行なった。 実施例2 エチレン酢酸ビニル共重合体(東ソー(株)製:ウルト
ラセンUE751、酢酸ビニル含量:28重量%、メル
トフローレート(190℃):6g/10min)をト
ルエンに溶解し、ロジン酸カリウム水溶液で乳化後トル
エンを回収し固形分50wt%の樹脂エマルジョンを得
た。このようにして得られたエマルジョン100重量部
に対し有機過酸化物ディスパージョン(化薬アクゾ(株
)製、ラウロックスW−40、1分間の半減期温度:1
16℃、固形分:40重量%)0.125重量部(樹脂
100重量部に対し有機過酸化物0.1重量部)を均一
になるよう混合した物を用いる以外は実施例1と全く同
様な方法で接着サンプルを得た。 実施例3 有機過酸化物ディスパージョン(化薬アクゾ(株)製、
ラウロックスW−40、1分間の半減期温度:116℃
、固形分:40重量%)2.5重量部(樹脂100重量
部に対し有機過酸化物2重量部)を均一になるよう混合
した物を用いる以外は実施例1と全く同様な方法で接着
サンプルを得た。 実施例4 有機過酸化物ディスパージョン(化薬アクゾ(株)製、
パーカドックス16W−40、1分間の半減期温度:9
2℃、固形分:40重量%)2.5重量部(樹脂100
重量部に対し有機過酸化物2重量部)を均一になるよう
混合した物を用い、接着温度を100℃とする以外は実
施例1と全く同様な方法で接着サンプルを得た。 実施例5 2軸押出機((株)神戸製鋼所製:KTX−37,L/
D=30)のホッパーに、エチレン酢酸ビニル共重合体
(東ソー(株)製:ウルトラセンUE760、酢酸ビニ
ル含量:42重量%、メルトフローレート(190℃)
:70g/10min)90重量%とポリビニルアルコ
ール(日本合成化学工業(株)製:ゴーセノールKL−
05)10重量%を混合した物100重量部、有機過酸
化物(日本油脂(株)製、パーヘキサ3M−40、1分
間の半減期温度:148℃)5重量部(樹脂100重量
部に対し有機過酸化物2重量部)を供給し、接着温度を
150℃とする以外は実施例1と同様な方法で接着サン
プルを得た。 実施例6 エチレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元共
重合体(住友化学工業(株)製:ボンダインHX820
0、コモノマー含量:9重量%、メルトフローレート(
190℃):40g/10min)を使用し、有機過酸
化物ディスパージョン(化薬アクゾ(株)製、パーカド
ックス16W−40、1分間の半減期温度:92℃、固
形分:40重量%)2.5重量部(樹脂100重量部に
対し有機過酸化物2重量部)を均一になるよう混合した
物を用いる以外は実施例1と同様な方法で接着サンプル
を得た。 比較例1 有機過酸化物を使用しない以外は実施例1と同様な方法
で接着サンプルを得た 。比較例2 エチレン酢酸ビニル共重合体(日本合成化学工業(株)
製:ソアレックスBH、酢酸ビニル含量:55重量%、
メルトフローレート(190℃):150−200g/
10min)を使用する以外は実施例1と同様な方法で
接着サンプルを得た。 比較例3 有機過酸化物(化薬アクゾ(株)製、カヤクミルD−4
0、1分間の半減期温度:179℃)5重量部(樹脂1
00重量部に対し有機過酸化物2重量部)を混合した物
を用いる以外は実施例5と全く同様な方法で接着サンプ
ルを得た。 比較例4 有機過酸化物ディスパージョン(化薬アクゾ(株)製、
ラウロックスW−40、1分間の半減期温度:116℃
、固形分:40重量%)0.1重量部(樹脂100重量
部に対し有機過酸化物0.08重量部)を均一になるよ
う混合した物を用いる以外は実施例1と全く同様な方法
で接着サンプルを得た。これらの結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば低温での接着性を有し、かつ耐熱性、耐水性、
耐薬品性の良好な接着剤を得ることができる。
【0030】これによって、自動車内装材等に使用され
る比較的耐熱性の低い被着体についても熱接着時の変形
を防止することができ、充分な耐熱性を持った接着が可
能となる。さらに、溶剤タイプの接着剤の様に、溶剤の
揮散の問題もなく環境汚染の心配が不要であることから
、衛生的かつ工業的に低温接着、高耐熱性を有する、架
橋型オレフィン系樹脂エマルジョンを提供することがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン含量が45重量%以上であるオレ
    フィン系樹脂の100重量部に対し、1分間の半減期温
    度が150℃以下である有機過酸化物0.1〜10.0
    重量部を含有する架橋型オレフィン系樹脂エマルジョン
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の架橋型オレ
    フィン系樹脂エマルジョンを乾燥して得られる乾燥被膜
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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