JPH0421657B2 - - Google Patents

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JPH0421657B2
JPH0421657B2 JP59112196A JP11219684A JPH0421657B2 JP H0421657 B2 JPH0421657 B2 JP H0421657B2 JP 59112196 A JP59112196 A JP 59112196A JP 11219684 A JP11219684 A JP 11219684A JP H0421657 B2 JPH0421657 B2 JP H0421657B2
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JP
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bleaching
weight
hypochlorite
hydrogen peroxide
carried out
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JP59112196A
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JPS6034942A (ja
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Kureetsua Deiitorihi
Rinde Kaaruuhaintsu
Oyusuto Kurausu
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Henkel AG and Co KGaA
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Henkel AG and Co KGaA
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Publication of JPH0421657B2 publication Critical patent/JPH0421657B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/28Sulfonation products derived from fatty acids or their derivatives, e.g. esters, amides

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、洗浄活性なエステルの非変色性淡色
水性塩ペーストの製法に関する。
[従来技術] 米国特許第2195187号にα−スルホ脂肪酸エス
テルをベースとする洗浄活性物質が記載されてい
る。これらの化合物は飽和高級脂肪酸の低級アル
キルエステルを三酸化イオウでスルホン化するこ
とによつて得られる。出発物質として使用される
低級脂肪酸アルキルエステルは、水素化された油
脂を1価低級アルカノール、特にメタノールでエ
ステル交換することによつて、あるいは油脂を加
水分解し、次いでアルカノールでエステル化する
ことによつて得られる。
米国特許第3256303号にこの種の合成物の製法
が記載されている。脂肪酸残基に6〜28個の炭素
を有し、脂肪酸残基のα−位の炭素以外に他のス
ルホン化または硫酸塩化しうる基を有さず、かつ
ヨウ素価が5以下である脂肪酸及び脂肪酸エステ
ルを、三酸化イオウと不活性ガスの混合物でスル
ホン化し、次いで、反応生成物を中和する。米国
特許第3158632号には、同じ化合物を製造する類
似の方法が記載されており、その方法は、他の条
件で行われるが、最終的には同一手段で行う。
取りあげるべきこの分野の主要な困難の1つ
は、スルホン化の段階における脂肪酸を含む出発
物質の色の不安定性である。暗黒褐色の粗生成物
が得られるが、該生成物は洗浄剤として使用する
場合に淡色の生成物に加工しなければならない。
粗スルホン化生成物の色は、ある程度、出発物質
の純度および操作状態に依存する。しかしなが
ら、以下の理由により、この分野において出発物
質として用いられる天然油脂の産業的利用は妨げ
られている。すなわち、スルホン化段階で収率
(スルホン化度)が増えれば増える程、反応生成
物の色は濃くなり、淡色の最終生成物を得ること
がより困難になる。
粗スルホン酸誘導体の漂白が最終段階で常に必
要である。2種類の方法が、一般的に知られてい
る。すなわち、過酸化水素での酸漂白(たとえば
米国特許第3159657号参照。)、および複合漂白で
ある。後者の漂白では、酸過酸化水素漂白段階の
後に、スルホン化された物質と部分的に漂白され
た物質を中和し、その後再び、過酸化水素又はよ
り好ましくは次亜塩素酸塩で漂白がなされる(た
とえば、米国特許第3542064号参照。)。
スルホン化の収率を90%以上またはスルホン化
度で95%以上になるようにスルホン化する時、変
色についての特別な問題と困難がおこる。この問
題に関しては米国特許第3485856号においてかな
り詳細に取り扱われている。この特許によると、
三酸化イオウは、アルコール性水酸基を含まない
飽和脂肪酸を高度に分解する効果を有するが、少
なくとも90%、好ましくは少なくとも94%、特に
少なくとも96%のスルホン化度で高度にスルホン
化された生成物の生成において、暗濃色に変色さ
れたスルホン化生成物が生成することは不可避で
ある。
この程度のスルホン化度の増加は、経済的理由
で興味深いばかりでなく、他の要因もこの様な高
スルホン化度を要求する。低いスルホン化度を有
するスルホン化エステルは、噴霧乾燥による洗剤
成分の通常の生産において困難をもたらす。この
スルホン化エステルの加工中高いプルーミング価
(pluming value)が現われる。さらに、スルホ
ン化エステルのスルホン化度は、この反応におい
て形成される望ましくない副生成物、すなわち、
α−スルホ脂肪酸を生成することに直接関係す
る。この化合物は、ナトリウム塩として中和の後
に存在するが、水に難溶で、しかもそれ故に洗剤
の原料物質として不適当である。これらエステル
スルホン化においてスルホン化度を90%から96%
に引きあげると、例えばこの望ましくない副生成
物を25%から16%に減少させることができる。
米国特許第3485856号は、変色を制限し、スル
ホン化反応中、一定の温度を維持するために、ス
ルホン化生成物中に水を一定量加えて過剰の三酸
化イオウと水から硫酸を生成させ、次の漂白段階
が始まる時に約20〜100重量%の硫酸濃度にして
おくことを提案している。しかしながら、大規模
な工業方法においては新たな問題が生じるそれは
重要な危険性を表わしている。スルホン化生産物
粘度は、高酸性領域においては非常に微量の水に
よつても大きく影響される。C16〜C18の鎖長を有
する粗スルホン化生成物に対し、35重量%溶液の
形で過酸化水素を2重量%水の必要量と共に加え
ると、粘度を著しく上昇させる。工業的連続方法
においては、これはパイプラインをつまらせる危
険性を有している。この粘度の上昇は、粗スルホ
ン酸の重量に対して過酸化水素を1.8〜2.5重量%
加えた場合、特にきわだつている。
これまで粗スルホン酸エステルの最も良い漂白
方法は、高酸性範囲で(PH値=0)過酸化水素を
使用する方法であり、その漂白効果は特に顕著で
ある。しかしながら、そのような処理は、上述し
たように粘度の急激な増加という危険を伴つてい
る。高度にスルホン化されたスルホン化エステル
を用いると、過酸化水素が2重量%でさえクレツ
ト色数を所望の低い値にするには十分でない。従
つて、粗スルホン酸を中和した後、次亜塩素酸ナ
トリウムで再び漂白することを要する。漂白剤の
量の減少と同時におこる漂白時間の増加が、あま
り好ましくない色をもたらし、多くの他の問題を
生じさせる。即ち、例えば粗スルホン酸に過酸化
水素を2重量%加えることより粘度が大きく増大
するので、洗浄活性物質(wash−active sub−
stance,WAS)の濃度が28重量%より高いペー
スト状濃縮物質を得ることは不可能である。この
漂白方法において、起泡の問題がまた生じる。起
泡は工業的規模で制御することが非常に困難であ
り、特にスルホン酸中に入つた泡は粘度のより一
層の増大をもたらす。
全工程における種々の段階で現われる多くの困
難が、私たちの現在の知識によれば、スルホン化
と漂白の間の妥協を強いるのである。実際に得ら
れるスルホン化の最高度は、約90%である。
米国特許出願第288769号には、スルホン化され
る脂肪酸エステル出発物質に付随的に精製を行な
うことによつて最終スルホン化生成物の変色を低
減する可能な方法が記載されている。この改良方
法において、副生する脂肪酸グリセリドは、スル
ホン化される物質に対して多くとも約1重量%、
好ましくは0.3重量%を越えない残留含量に脂肪
酸エステル部分から除去され、脂肪酸部分はスル
ホン化段階に付される。天然の脂肪酸または脂肪
酸混合物と一価アルコールとのエステルからのこ
れら「副生する脂肪酸グリセリド」の除去には、
スルホン化される脂肪酸エステル部分を少なくと
も2回蒸留する必要がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、α−スルホ脂肪酸エステルま
たはその塩の漂白方法であり、スルホン化段階で
の高い反応収率、好ましくは95重量%、より好ま
しくは97重量%を越える収率を可能にし、中間生
成物として得られる脂肪酸エステル部分の再蒸留
の必要なしに非変色性淡色生成物を生成する簡単
かつ再現可能な漂白方法を提供することである。
本発明の他の目的は、この漂白方法において、
WAS含量が例えば60重量%にもなる高濃縮水性
塩ペーストの製造を可能にすることである。更
に、本発明の別の目的は、工業的規模で適用され
る場合、酸α−スルホ脂肪酸エステルの過酸化水
素漂白に伴う上記難点を有さないが、漂白工程の
実質的成分として過酸化水素をやはり用いる漂白
方法を提供することである。
本発明によれば、これら目的は、既知の漂白
剤、過酸化水素および次亜塩素酸塩を用い、従来
の方法に比較して用いる順序を変え、更に漂白さ
れる物質を漂白処理の全段階でWASの水性塩懸
濁液によつて形成する複合漂白処理によつて達成
される。
[発明の構成] 本発明は、濃色出発物質を過酸化水素およびア
ルカリ次亜塩素酸塩で漂白する複合処理により、
C1〜C8の一価アルコール、特に植物性および/
または動物性の油脂をベースとするC1〜C8の一
価アルコールとα−スルホ脂肪酸との洗浄活性な
エステル、および該エステルと洗浄活性なアルキ
ルベンゼンスルホネートとの混合物の非変色性淡
色水性塩ペーストを製造する方法であり;初めに
中性〜弱アルカリ性水性媒体中において次亜塩素
酸塩で濃色出発物質を予備的に漂白し必要ならば
存在する全ての次亜塩素酸塩を除去し、その後弱
酸性において過酸化水素または過酸化水素発生化
合物で塩ペーストを最終的に漂白することを含ん
で成る製法に関する。
本発明の製法は、所望の漂白効果が部分的に次
亜塩素酸塩によつて更に部分的に過酸化水素によ
つて得られる複合漂白処理を用いる。しかし、決
定的な違いは、特に以下の手段の組み合わせにあ
る。
漂白剤が用いられる特定の順序が選択されるの
で、なされるべき漂白処理のほとんどが次亜塩素
酸塩によつて行われ、過酸化水素は最終漂白段階
においてのみ用いられ、更に、α−スルホ脂肪酸
へ用いられる両方の漂白剤、特に過酸化水素は塩
の形で存在する。α−スルホ脂肪酸エステルの一
ナトリウム塩の水性懸濁液のPH値は3.5程度であ
るので、両方の漂白処理はそれ以上のPH値範囲で
行われる。次亜塩素酸塩による初めの漂白段階
は、好ましくは7〜11、より好ましくは7.5〜10
の範囲のPH値で実施される。過酸化水素による次
の漂白段階は、好ましくは7より低い、より好ま
しくは約4.0〜6.5の範囲のPH値で実施される。次
の特定条件が、本発明の製法およびその構成段階
において適用される。
次亜塩素酸塩による予備的漂白処理のため、粗
スルホン化生成物は、α−スルホ脂肪酸基の塩形
成によつてエステルスルホネートペーストへ初め
に変換される。このため、水酸化アルカリ金属お
よび/またはアミンが通常用いられる。好ましい
塩形成中和剤は水酸化ナトリウムである。次亜塩
素酸塩はNaOCl溶液の形で加えられ、約5〜20
重量%NaOCl溶液、好ましくは約10〜15重量%
NaOCl溶液が、特に適している。NaOClは通常、
WASに対して100%のものとして約4重量%まで
の量で用いられる。NaOClは通常WASに対して
100%のものとして、好ましくは約0.1〜3重量%
の量で用いられる。次亜塩素酸塩による最初の漂
白処理は、約50〜75℃、好ましくは約55〜70℃の
温度で実施される。漂白時間は通常、約1〜10時
間、好ましくは約1〜3時間である。実際の漂白
処理は次のように実施される。
濃度、例えば12〜13%のNaOCl溶液が、PH調
節された水性エステルスルホネートペーストへ加
えられる。添加は、1またはそれ以上の段階で行
つてよい。その後、淡色化効果が漂白反応時に発
現し、同時に反応混合物の塩素含量が連続的に観
測される。漂白反応が進行するとともに、淡色化
効果の減退が、例えば光度的に測定した色数によ
つて観測される。反応時、淡色化効果の減退は漂
白剤の消費による減少と比例している。調節され
るべきペーストの色数に関する限り、一般則は、
次亜塩素酸塩による予備的漂白処理がペーストの
最も淡い色によつて特徴づけられる最適漂白程度
以上になることである。
漂白効果がこの最適程度以上になつた後、幾分
激烈な色の逆戻りまたは色劣化が発生する。本発
明の好ましい態様において、次亜塩素酸塩による
予備的漂白処理は、この最適漂白効果へ到達する
のとほぼ同じ時間で終了する。
この予備的漂白処理の次に、反応混合物中に残
存する次亜塩素酸塩を除去する中間処理を行な
う。これは、弱酸性へPH値を下げることによつて
簡単に実施されるが、残存次亜塩素酸塩の除去を
加速するため還元剤を加えることも可能である。
特にこの目的に適した還元剤は、少量で加えられ
るアルデヒド、特にホルムアルデヒドである。し
かし、還元性塩、例えばアルカリ金属スルフアイ
トまたはアルカリ金属チオスルフエートもこの目
的のために用いてよい。還元剤によるこの中間処
理が実施される条件は、次亜塩素酸塩による予備
的漂白処理が実施される条件と同様であつてよ
い。従つて、この中間処理は、約50〜75℃、好ま
しくは55〜70℃の温度で、かつ次亜塩素酸塩によ
る予備漂白処理で用いられるのと同様のPH値で実
施される。一般に中間処理には、約0.5〜5時間、
好ましくは約1〜2時間を要する。
要すれば、水性エステルスルホネートペースト
は、この反応段階完了時に上記の低いPH値、例え
ば約4.5〜6.5のPH値に調節される。このため、無
機または有機酸を用いてよい。PH調節用の好まし
い酸の1つは硫酸である。このPH低下の目的は、
過酸化水素による次の漂白処理の準備をすること
である。
過酸化水素は、100%H2O2としてWASに対し
て例えば2.5重量%まで、好ましくは約1〜2重
量%の量で用いられてよい。例えば、約20〜70重
量%H2O2水溶液が過酸化水素による漂白処理に
適している。過酸化水素によるこの最終漂白処理
は、約50℃を越える、特に約55〜70℃の温度で実
施されることが好ましい。過酸化水素によるこの
最終漂白処理によつて、エステルスルホネートペ
ーストは更に淡色化する。しかし、一般にこの最
終漂白処理の淡色化効果は、次亜塩素酸塩による
予備的漂白処理の淡色化効果に比べて限定された
ものでしかない。しかし、本発明のエステルスル
ホネートペーストは、次亜塩素酸ナトリウム単独
で漂白された同じペーストに比べてかなり非変色
性、すなわち色安定である。使用されるNaOCl
の量に応じて、次亜塩素酸塩による漂白処理は、
完了までに数時間、例えば約20時間続いてよい。
従来技術の中和されていない酸性スルホン化生
成物に比べた、WAS塩の水性ペースト状懸濁液
の本発明の過酸化水素による最終漂白処理の主要
な利点は、難点を有さずに水相でかなり高い
WAS濃度のものを処理できる可能性があること
である。よつて、例えば、流動促進剤の添加な
く、かつ突然の粘度増加によるシステムにおける
閉塞の危険性なく、WAS含量20〜30重量%の水
性ペーストを処理することが可能である。流動促
進剤または粘度調節剤を用いる場合、漂白される
ペーストでのWAS濃度は、例えば60重量%の高
さにまで増大できる。
適切な流動促進剤および粘度調節剤は、就中、
ポリグリコールエーテル基を有する比較的高い分
子量の化合物、例えば、分子量600〜6000のポリ
エチレングリコール、分子量250〜400のポリプロ
ピレングリコール、炭素数10〜20の脂肪族アルコ
ールとエチレンオキシド20〜80モルとの付加物、
およびアルキル基の炭素数6〜12のアルキルフエ
ノールとエチレンオキシド20〜60モルとの付加物
を包含する。これら化合物は、WAS濃縮物に対
して多くとも10重量%、好ましくは0.1〜5重量
%、特に0.5〜3重量%の量で水性ペーストへ加
えられる。
他の適切な流動促進剤および粘度調節剤は、α
位がハロゲン原子、シアノもしくはスルホ基で置
換されたC1〜C6のアルキルモノカルボン酸、ま
たはその塩もしくはC1〜C6アルカノール、特に
エタノールもしくはメタノールとのエステル;α
位がハロゲン原子、シアノもしくはスルホ基で置
換されたアルキレンジカルボン酸またはその塩も
しくはC1〜C6アルカノール、特にエタノールも
しくはメタノールとのエステル;ニトリロトリ酢
酸またはその塩、あるいはアルキレングリコール
エーテル単位2〜4および1つのメトキシまたは
エトキシ基を有するエーテルアルコールである。
これら化合物は、WAS含量に対して1〜15重量
%、好ましくは7〜12重量%の量で水性ペースト
へ加えられる。
更に他の適切な流動促進剤および粘度調節剤
は、置換基として1つまたはそれ以上のヒドロキ
シル基を有してよいC8〜C40アルコール、および
これらの如きアルコールとエチレンオキシドなら
びに/もしくはプロピレンオキシド20モルまでと
の付加物である。これら化合物は、WAS含量に
対して1〜15重量%の量で水性ペーストへ加えら
れる。
最後に、流動促進剤および粘度調節剤として、
アリールスルホン酸アミドナトリウム化合物のN
−塩素化誘導体、例えばN−クロロ−p−トルエ
ンスルホン酸アミドナトリウム、N−クロロベン
ゼンスルホン酸アミドナトリウムを用いてもよ
い。
本発明の方法を用いれば、天然出発物質から得
られる脂肪酸アルキルエステルの再蒸留の必要な
しに、中性スルホン化生成物の淡色化の最良の従
来方法で得られるので少なくとも同等の色数およ
び非変色性を得ることが可能である。測定は、同
寸法、同層厚のセル中で同じ濃度のWASで同じ
方法を用いて正確に実施される。
従つて、本発明の漂白処理は、天然出発物質、
特に植動性および/または動物性油から高品質の
界面活性剤を製造する多段方法に適合する。これ
ら段階へ適用される従来技術方法の概略たげをく
り返して述べる。
出発物質として用いられる油脂は、植物、陸生
または水生動物から生産されてよい。これら脂肪
酸残基は、8〜18の炭素数を主に有し、脂肪は脂
肪酸残基に10〜14、16〜18の炭素原子を有するこ
とが好ましい。スルホン化可能な基(これは、脂
肪酸残基のα位の水素原子から離れている。)は、
これら脂肪酸またはそのエステル中に存在し、例
えば2重結合またアルコールのヒドロキシル基で
ある。2重結合は初めに水素添加によつて消失す
る。この水素添加反応は、原料の油脂について実
施されてよい。しかし、水素添加によつて飽和さ
れたグリセリド分解段階後に得られる脂肪酸アル
キルエステルが好ましい。この水素添加は既知の
方法によつて実施される。水素添加された生成物
は、2より低い、好ましくは1より低い、特に
0.5またはそれより低い程度のヨウ素価を有すべ
きである。次のスルホン化段階に好ましい出発物
質は、牛脂脂肪酸メチルエステルおよびパーム油
脂肪酸メチルエステルである。
脂肪酸エステル出発物質は、既知の方法、例え
ば温度70〜120℃でスルホン化反応器中でガス状
三酸化イオウと不活性ガスの混合物と10秒〜120
分間反応させることによつてスルホン化される。
スルホン化度は、好ましくは90%より高く、更に
好ましくは92%より高く、一般に94%より高い。
95%およびそれ以上のスルホン化度が特に好まし
い。
次の漂白段階は、以下に詳細に説明されている
本発明の方法で実施される。漂白された物質は、
乾燥洗浄剤製造用のスラリーへ直接加えられてよ
い。しかし、それは、中性ペーストを形成するた
めに中和されてもよく、その形で貯蔵および/ま
たは輸送されてもよい。本発明の一つの態様にお
いて、α−スルホ脂肪酸エステルは各々の予備的
段階において他の界面活性剤成分、特にアルキル
ベンゼンスルホネート(ABS)とともに用いら
れてよい。この態様において、あらゆる比、即ち
例えば重量比5:95〜95:5でABSをα−スル
ホ脂肪酸エステルを混合できる。
[実施例] 以下に実施例を示し、本発明を更に詳しく説明
する。
参考例 以下の実施例1〜9で出発物質として用いるエ
ステルスルホネートペーストを、脂肪酸メチルエ
ステルの従来のスルホン化によつて製造した。メ
チルエステルの酸成分は本質的にC16〜C18飽和脂
肪酸から成つていた。三酸化イオウと空気の混合
物(SO3含量2〜8体積%;SO315〜25モル%過
剰)を用い、3段反応器カスケード中90〜95℃で
スルホン化反応を実施した。粗スルホン化生成物
を希水酸化ナトリウム溶液で中和した。全ての色
測定は、青色フイルター付4cmセル中重量%
WAS溶液を用い400〜465nmでクレツト法により
光学的に実施した。
実施例 1 WAS含量32重量%、クレツト色数975のエステ
ルスルホネートペーストを出発物質として用い
た。スルホン化度は97%であつた。この物質は、
C16脂肪酸40重量%およびC18脂肪酸60重量%の酸
成分から成る牛脂脂肪酸メチルエステルのスルホ
ン化によつて得られた。
加熱可能な反応容器中、60〜70℃強烈攪拌下、
出発物質5000Kg(WAS1600Kg)へ13重量%次亜
塩素酸ナトリウム溶液295.6Kg(NaOCl38.4Kg)
を加えた。PH9.5の混合物を60〜70℃で3時間攪
拌した。1.5時間および3時間後のクレツト色数
測定値はそれぞれ320および298であつた。
次いで20重量%硫酸を加えてPH値を4に下げ、
その後、混合物を60〜70℃で2時間攪拌し、30重
量%過酸化水素溶液53.4Kg(H2O216Kg)を加え
た。混合物を60〜70℃で20時間攪拌した。3時間
および20時間攪拌後のクレツト色数測定値はそれ
ぞれ265および240であつた。次いで希水酸化ナト
リウム溶液を加え、エステルスルホネートペース
トのPH値を7に調節した。
実施例 2 過酸化水素による漂白処理を2倍量の漂白剤、
即ち30重量%過酸化水素溶液106.8Kg(H2O232
Kg)で実施する以外は、実施例1を繰り返した。
3時間および20時間攪拌後のクレツト色数測定値
はそれぞれ230および210であつた。
実施例 3 加熱可能な反応容器中、強烈攪拌下、実施例1
の出発物質5000Kg(WAS1600Kg)へ13重量%次
亜塩素酸ナトリウム溶液591.2Kg(NaOCl76.8Kg)
を加えた。その後、PH値10.5の混合物を60〜70℃
で4時間攪拌した。次亜塩素酸塩添加から2時間
後のクレツト色数測定値は230であつた。更に2
時間攪拌後のクレツト色数測定値は183であつた。
次いで20重量%硫酸を加えてPH値を4に調節し、
その後60〜70℃で2時間混合物を攪拌し、残存す
る次亜塩素酸塩を分解した。その後、30重量%過
酸化水素溶液54.3Kg(H2O216Kg)を加え、混合
物を60〜70℃で更に3時間攪拌した。希水酸化ナ
トリウム溶液を加え、クレツ色数155のエステル
スルホネートペーストのPH値を7に調節した。
実施例 4 WAS含量32重量%、クレツト色数960のエステ
ルスルホネートペーストを出発物質として用い
た。スルホン化度は95%であつた。この物質は、
C16脂肪酸50重量%およびC18脂肪酸50重量%の酸
成分から成る牛脂脂肪酸メチルエステルのスルホ
ン化によつて得られた。
実施例1のように、約65℃でエステルスルホネ
ートペースト5000Kg(WAS1600Kg)へ13重量%
次亜塩素酸ナトリウム溶液123.1Kg(NaOCl16Kg)
を加えた。PH値8の混合物を60〜70℃で2時間攪
拌すると、クレツト色数は450に低下した。
次いで20重量%硫酸を加えてPH値を4に下げ、
その後約65℃で更に30分間ペーストを混合し、30
重量%過酸化水素溶液106.8Kg(H2O232Kg)を加
えた。混合物を約65℃で20分間攪拌した。3時間
および20時間後のクレツト色数の測定値は、それ
ぞれ370および330であつた。最後に、20重量%水
酸化ナトリウム溶液を加え、エステルスルホネー
トペーストのPH値を7.5に調節した。
実施例 5 実施例4の出発物質5000Kg(WAS1600Kg)へ、
実施例1のように13重量%次亜塩素酸ナトリウム
溶液246.2Kg(NaOCl32Kg)を加えた。PH値9.5の
混合物を約65℃で2時間攪拌すると、クレツト色
数は310に低下していた。
20重量%硫酸を加え、PH値を4に下げ、その後
約65℃で1時間ペーストを攪拌し、30重量%過酸
化水素溶液53.4Kg(H2O216Kg)を加えた。次い
で約65℃で20時間混合物を攪拌した。3時間およ
び20時間のクレツト色数測定値はそれぞれ270お
よび240であつた。最後に、希水酸化ナトリウム
溶液を加え、エステルスルホネートペーストのPH
値を6.5に調節した。
実施例 6 過酸化水素による漂白処理を2倍量の漂白剤、
即ち30重量%過酸化水素溶液106.8Kg(H2O232
Kg)で実施する以外は実施例5を繰り返した。3
時間および20時間後のクレツト色数測定値はそれ
ぞれ230および205であつた。
実施例 7 実施例4の出発物質5000Kg(WAS1600Kg)へ、
実施例1のように13重量%次亜塩素酸ナトリウム
溶液369.3Kg(NaOCl48Kg)を加えた。次いで、
PH10の混合物を約65℃で4時間攪拌した。2時間
および4時間攪拌後の混合物のクレツト色数はそ
れぞれ385および325であつた。
20重量%硫酸を加え、PH値を下げ、約65℃で90
分間混合物を攪拌した。次いで30重量%過酸化水
素溶液53.4Kg(H2O216Kg)を加え、約65℃で20
時間混合物を攪拌した。3時間および20時間攪拌
後のクレツト色数測定値はそれぞれ250および220
であつた。最後に、20重量%水酸化ナトリウム溶
液を加え、混合物のPH値を7.0に調節した。
実施例 8 過酸化水素による漂白処理を、2倍量の漂白
剤、即ち、30重量%過酸化水素溶液106.8Kg
(H2O232Kg)で実施する以外は、実施例7を繰り
返した。漂白剤添加から3時間後、エステルスル
ホネートペーストのクレツト色数は210であり、
20時間攪拌のクレツト色数は170に低下していた。
実施例 9 WAS含量30重量%、クレツト色数950のエステ
ルスルホネートペーストを出発物質として用い
た。スルホン化度は94%であつた。この物質は、
C16脂肪酸40重量%およびC16脂肪酸60重量%の酸
成分から成る牛脂脂肪酸メチルエステルのスルホ
ン化によつて得られた。
加熱可能な反応容器中、強烈攪拌下65〜70℃で
出発物質5000Kg(WAS1500Kg)へ12.5重量%次
亜塩素酸ナトリウム溶液240Kg(NaOCl30Kg)を
加えた。PH値9.5の混合物を65〜70℃で2時間攪
拌した後のクレツト色数測定値は280であつた。
次いで、30重量%ホルマリン50Kg(ホルムアル
デヒド15Kg)を加え、65〜70℃で2時間混合物を
攪拌した。20重量%硫酸を加え、PH値を6.0に調
節した後、65〜70℃で30重量%過酸化水素溶液50
Kg(H2O215Kg)を加えた。漂白剤を加えた後、
65〜70℃で10時間混合物を攪拌した。10時攪拌
後、ペーストのクレツト色数は252であつた。最
後に、20重量%水酸化ナトリウム溶液を加え、混
合物のPH値を6.8に調節した。
実施例 10 WAS含量30重量%、クレツト色数970のエステ
ルスルホネートを出発物質として用いた。スルホ
ン化度は96%であつた。この物質は、C16脂肪酸
50重量%およびC18脂肪酸50重量%の酸成分から
成る牛脂脂肪酸メチルエステルのスルホン化によ
つて得られた。
加熱可能な反応容器中、強烈攪拌下60〜70℃で
出発物質5000Kg(WAS1500Kg)へ13重量%次亜
塩素酸ナトリウム115.3Kg(NaOCl15Kg)を加え
た。混合物のPH値は7.9であつた。30分間攪拌後
のクレツト色数測定値は960であつた。
次いで、更に13重量%次亜塩素酸ナトリウム溶
液115.3Kg(NaOCl15Kg)を加えると、混合物の
PH測定値は8.9であつた。次いで60〜70℃で90分
間混合物を攪拌した後のクレツト色数測定値は
450であつた。
更に13重量%次亜塩素酸ナトリウム溶液115.3
Kg(NaOCl15Kg)を加えると、混合物のPH値は
9.8であつた。60〜70℃で150分間攪拌後、クレツ
ト色数は255に低下していた。
次いで13重量%次亜塩素酸ナトリウム溶液55.7
Kg(NaOCl7.5Kg)を加え、混合物のPH値を10.2
に増加させ、60〜70℃で15.5時間攪拌した。次亜
塩素酸塩による漂白処理完了時、即ちNaOCl総
量52.5Kgを添加し、総時間20時間攪拌後、エステ
ルスルホネートペーストのクレツト色数は初めの
値970から200へ低下していた。
次いで、希硫酸を加え、混合物のPH値を4.8に
低下させ、30重量%過酸化水素水50Kg(H2O215
Kg)を加えた。60〜70℃で20時間混合物を攪拌し
た後のクレツト色数は173であつた。最後に、20
重量%水酸化ナトリウム溶液を加え、エステルス
ルホネートペーストのPH値を7.5に調節した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 濃色出発物質を過酸化水素およびアルカリ次
    亜塩素酸塩で漂白する複合処理により、C1〜C8
    の一価アルコール、特に植物性および/または動
    物性の油脂をベースとするC1〜C8の一価アルコ
    ールとα−スルホ脂肪酸との洗浄活性なエステ
    ル、および該エステルと洗浄活性なアルキルベン
    ゼンスルホネートとの混合物の非変色性淡色水性
    塩ペーストを製造する方法であり;初めに中性〜
    弱アルカリ性水性媒体中において次亜塩素酸塩で
    濃色出発物質を予備的に漂白し必要ならば存在す
    る全ての次亜塩素酸塩を除去し、その後弱酸性に
    おいて過酸化水素または過酸化水素発生化合物で
    塩ペーストを最終的に漂白することを含んで成る
    製法。 2 次亜塩素酸塩による予備的漂白処理は、最適
    な漂白効果が達成される時間程度で終了する第1
    項に記載の製法。 3 次亜塩素酸塩による予備的漂白処理は、約7
    〜11のPH値、好ましくは7.5〜10のPH値で、特に
    各場合において洗浄活性物質に対して約4重量%
    まで、好ましくは0.1〜3重量%のNaOClによつ
    て実施され;好ましくは次亜塩素酸塩は、漂白さ
    れる物質へ段階的に加えられる第1項または第2
    項に記載の製法。 4 初めの漂白工程完了時の過剰な次亜塩素酸塩
    の除去は、還元剤の添加によつておよび/または
    弱酸性へPH値を下げることによつて行われ;好ま
    しくは、ホルムアルデヒド、アルカリスルフアイ
    ト、アルカリチオスルフエートが還元剤として用
    いられる第1〜3項のいずれかに記載の製法。 5 パーオキシドによる漂白処理は、PH値約4.0
    〜6.5で実施され;好ましくは硫酸がPH値の調節
    のため用いられる第1〜4項のいずれかに記載の
    製法。 6 過酸化水素は、100%H2O2として洗浄活性物
    質に対して2.5重量%まで、好ましくは1〜2重
    量%の量で用いられる第1〜5項のいずれかに記
    載の製法。 7 約10〜15重量%NaOCl溶液および約20〜70
    重量%H2O2溶液が用いられる第1〜6項のいず
    れかに記載の製法。 8 次亜塩素酸塩による漂白処理は、50〜75℃、
    好ましくは55〜70℃の温度で、好ましくは1〜10
    時間、更に好ましくは1〜3時間にわたつて実施
    される第1〜7項のいずれかに記載の製法。 9 中間の還元工程およびその次の過酸化水素に
    よる漂白工程は、50℃以上、好ましくは55〜70℃
    の温度で実施される第1〜8項のいずれかに記載
    の製法。 10 製法全工程は常圧下で実施される第1〜9
    項のいずれかに記載の製法。 11 α−スルホ脂肪酸エステルのアルカリ金属
    塩を約20〜60重量%含有する水性塩ペーストが用
    いられる第1〜10項のいずれかに記載の製法。
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