JPH04216412A - 計測装置 - Google Patents

計測装置

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Publication number
JPH04216412A
JPH04216412A JP2403156A JP40315690A JPH04216412A JP H04216412 A JPH04216412 A JP H04216412A JP 2403156 A JP2403156 A JP 2403156A JP 40315690 A JP40315690 A JP 40315690A JP H04216412 A JPH04216412 A JP H04216412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
value
converter
digital
physical quantity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2403156A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Mikami
三上 良朗
Noboru Umegaki
梅垣 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Drive Technology Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimpo Industrial Corp filed Critical Shimpo Industrial Corp
Priority to JP2403156A priority Critical patent/JPH04216412A/ja
Publication of JPH04216412A publication Critical patent/JPH04216412A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレインゲージや半
導体位置検出素子(PSD)のようなセンサを用いて、
荷重やトルク等の物理量を測定する計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】センサの検出出力はアナログ量であって
、一般の計測装置では、その検出出力がアナログ量のま
ま処理されて、測定値として表示される。
【0003】このような計測装置は、簡略化して説明す
ると、図4に示すように、センサ21の検出出力を増幅
器22で所要レベルに増幅して、図外のメータや表示器
、その他の機器に出力するもので、少なくとも2個の可
変抵抗器23,24を備えている。
【0004】2個の可変抵抗器23,24のうちの一方
23は、零点調整のためのもので、センサ21に物理量
が作用しないときの表示が「0」となるよう調整操作さ
れる。他の可変抵抗器24は、レンジ調整のためのもの
で、測定および表示レンジを調整する場合に操作される
。なお、図4において、25は基準電圧電源、26は入
力抵抗である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の計測
装置に備えられる可変抵抗器は、サーメット型のもので
も、金属被膜型の固定抵抗と比較すると、かなり大きい
温度係数を有しており、周囲温度により温度ドリフトを
生じるものである。したがって、従来の計測装置では、
各可変抵抗器23,24を操作して零点調整やレンジ調
整を行っても、その調整値自体に温度ドリフトが含まれ
ることになり、充分に温度補償された測定値が得られな
い。
【0006】また、可変抵抗器23,24による調整は
難しいばかりでなく、測定状況が異なるたびに、各可変
抵抗器23,24を操作して零点調整とレンジ調整とを
行わなくてはならないので、測定作業に手数がかかり、
面倒である。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであって、可変抵抗器を省略して、面倒な調整操作
をなくすとともに、温度ドリフトを可及的減少させて温
度特性を良好にすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、センサと、A/D変換器と、記憶手段
と、演算手段とを備えた計測装置であって、A/D変換
器は、センサの検出出力をデジタル量に変換するもので
あり、記憶手段は、センサで検出される物理量とセンサ
検出出力のデジタル変換値ととの関係を示す係数を記憶
するものであり、演算手段は、係数を用いてA/D変換
器からのデジタル値から物理量の値を演算するものであ
る構成とした。
【0009】
【作用】上記の構成において、センサの検出出力は、A
/D変換器でデジタル値に変換されて演算手段に入力す
る。演算手段は、記憶手段に予め記憶されている係数を
用いて、センサに作用している物理量を演算し、測定値
として出力する。測定状況が異なる場合、無負荷状態で
のデジタル値を零点データとして与えれば、その零点デ
ータを基準にして演算が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づい
て説明する。図1および図2は、本発明の一実施例に係
り、図1は計測装置の構成図、図2は記憶手段に記憶さ
れる係数を説明するための線図である。
【0011】図1に示すように、本発明の計測装置は、
ストレインゲージやPSDのようなセンサ1と、増幅器
2と、A/D変換器3と、記憶手段としてのEEPRO
M4と、演算手段としてのCPU5と、ワーク用のRA
M6と、設定スイッチ7と、表示器8と、出力回路9と
を備えたものである。
【0012】A/D変換器3は、増幅器2で増幅された
センサ1の検出出力をデジタル量に変換する。EEPR
OM4は、A/D変換器3で変換されたセンサ検出出力
のデジタル変換値を物理量に換算するための係数を記憶
するものであり、その記憶のための操作と、係数の内容
については後述する。CPU5は、EEPROM4に記
憶されている係数を用いてA/D変換器3からのデジタ
ル値から物理量の値を演算する演算手段として機能する
もので、このほか、デジタル値から係数を算出する算出
手段や、その係数をEEPROM4に記憶させる記憶指
示手段としても機能する。設定スイッチ7は、EEPR
OM4およびRAM6に所要のデジタル値を記憶させる
場合と、表示器8の表示を「0」にする場合に操作され
るものである。表示器8は、CPU5の演算結果を表示
し、出力回路9は、CPU5の演算結果を図外の制御機
器等に出力するものである。
【0013】EEPROM4に記憶される係数は、図2
に示すように、センサ1に作用する物理量と、A/D変
換器3で変換されたセンサ検出出力のデジタル変換値と
の関係を示すもので、係数は、計測装置の組立段階にお
いて、次のような操作によりEEPROM4に記憶され
る。
【0014】まず、センサ1に物理量を作用させない状
態で、そのときのA/D変換器3のデジタル値Ddoを
読み取り、RAM6に記憶する。次に、センサ1にフル
スケールの物理量Fmを作用させ、その状態でのA/D
変換器3のデジタル値Ddpを読み取り、RAM6に記
憶する。また、センサ1にマイナス方向の物理量が加わ
る可能性がある場合は、マイナス方向でのフルスケール
の物理量をセンサ1に作用させ、その状態でのA/D変
換器3のデジタル値Ddmを読み取って、RAM6に記
憶する。
【0015】このようにして、3個のデジタル値が得ら
れると、これらのデジタル値を用いて、CPU5で次の
ような算式により係数を算出する。算式は、正方向の係
数をDsp、マイナス方向の係数をDsmとすると、 
 Dsp=〔Fm/(Ddp−Ddo)〕×C    
      ……………(1)  Dsm=〔Fm/(
Ddo−Ddm)〕×C          …………
…(2)となる。ここで、Cは、デジタル値を実際のト
ルクや荷重の値に変換するための定数である。この算式
により得られた係数Dsp,Dsmは、EEPROM4
に格納される。
【0016】実際の測定の場合には、まず、センサ1の
姿勢による自重の影響や、被測定物の取付用治具の影響
を無くすために、風袋引き操作を行う。それには、被測
定物を取り付けない状態で、設定スイッチ7の操作によ
り、表示器8の表示を「0」にするとともに、そのとき
のA/D変換器3のデジタル値DdzをRAM6に記憶
する。これで、無負荷状態での零点データが取り込まれ
、物理量の演算は、この零点データを基準に行われるこ
とになる。こののち、被測定物からセンサ1に物理量を
作用させて、測定に移る。
【0017】センサ1からは、それに作用する物理量に
応じた検出信号が出力されるが、その検出出力は、A/
D変換器3でデジタル値に変換されて、CPU5に入力
する。CPU5においては、入力デジタル値に基づき、
EEPROM4に予め記憶されている係数を用いて物理
量が演算される。今、センサ1に作用する物理量が正方
向のものであるとして、そのときのセンサ1の検出出力
をA/D変換したデジタル値がDdxとすると、CPU
5から演算結果として出力される物理量換算値Dpxは
、   Dpx=(Ddx−Ddz)×Dsp      
    …………………(3)の算式で求められる。ま
た、マイナス方向の物理量の場合、そのときのA/D変
換後のデジタル値をDdyとすると、物理量換算値Dp
yは、   Dpy=(Ddo−Ddy)×Dsm      
                +(Ddz−Ddo
)×Dsp    ………(4)の算式で求められる。
【0018】上記実施例では、係数をデジタル値の各範
囲で一定の値としたが、図3に示すように、フルスケー
ルまでのデジタル値の範囲をいくつかの領域A1,A2
,A3に分割し、各領域A1,A2,A3毎に異なる係
数Ds1,Ds2,Ds3を対応させるようにしてもよ
い。
【0019】記憶手段は、不揮発性を有するものであれ
ばよく、EEPROM4のほかに、メモリカード、磁気
ディスク等が利用しうる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
ンサの検出出力をデジタル処理することにより、測定す
べき物理量の値が得られるから、可変抵抗器を省略する
ことができ、所要の抵抗器には温度特性の良好な金属被
膜抵抗器を用い、可変抵抗器を無くすことで、可変抵抗
器に起因する温度ドリフトを除去し、充分に温度補償さ
れた測定値が得られる。
【0021】また、従来の計測装置のように、可変抵抗
器の面倒な調整が不要となるばかりか、測定状況が変化
した場合に、無負荷状態での零点データを取り込むだけ
でよく、レンジ調整をする必要がなく、測定作業が容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る計測装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の上記実施例における係数を説明するた
めの線図である。
【図3】本発明の他の実施例における係数の線図である
【図4】従来の計測装置の要部の構成図である。
【符号の説明】
1    センサ 3    A/D変換器 4    EEPROM 5    CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  センサと、A/D変換器と、記憶手段
    と、演算手段とを備え、A/D変換器は、センサの検出
    出力をデジタル量に変換するものであり、記憶手段は、
    センサで検出される物理量とセンサ検出出力のデジタル
    変換値ととの関係を示す係数を記憶するものであり、演
    算手段は、係数を用いてA/D変換器からのデジタル値
    から物理量の値を演算するものである、ことを特徴とす
    る計測装置。
JP2403156A 1990-12-18 1990-12-18 計測装置 Pending JPH04216412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403156A JPH04216412A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403156A JPH04216412A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 計測装置

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Publication Number Publication Date
JPH04216412A true JPH04216412A (ja) 1992-08-06

Family

ID=18512917

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2403156A Pending JPH04216412A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 計測装置

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