JPH04216363A - カセット受渡アダプター - Google Patents

カセット受渡アダプター

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Publication number
JPH04216363A
JPH04216363A JP2402417A JP40241790A JPH04216363A JP H04216363 A JPH04216363 A JP H04216363A JP 2402417 A JP2402417 A JP 2402417A JP 40241790 A JP40241790 A JP 40241790A JP H04216363 A JPH04216363 A JP H04216363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
cassettes
small
cassette transfer
holders
Prior art date
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Pending
Application number
JP2402417A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Watanabe
雅彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2402417A priority Critical patent/JPH04216363A/ja
Publication of JPH04216363A publication Critical patent/JPH04216363A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン放
送局において長時間に亘る連続ビデオ再生や録画を行う
カセットオートチェンジャーに使用して好適なカセット
受渡アダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、ビデオカセットを用
いるカセットオートチェンジャーの先願例として、例え
ば実開昭62−168147号公報に記載されたものを
先に出願している。
【0003】この先願例は、カセット収納棚から選択的
に取り出したカセットをカセット移送機によって移送し
て記録再生装置に自動的に装填するようにしたものであ
る。
【0004】従来、この種のカセット移送機におけるカ
セット受渡アダプターは、モータによって駆動されるカ
セット移送ベルトを有する第1カセット移送手段と、こ
の第1カセット移送手段の上方に設けられカセットの上
面を圧着するローラを有する第2カセット移送手段と、
この第2カセット移送手段のローラを移送ベルト上のカ
セットに付勢する圧着ばねとを備え、移送ベルト上に乗
せられたカセットの上面にローラを圧着させ、両カセッ
ト移送手段によってカセットを移送するように構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカセ
ット受渡アダプターにおいては、カセット方向にカセッ
トを単に挾圧移送するものであるため、カセットにカセ
ット移送方向の押圧力を付与することができなかった。 この結果、カセットの押し込みストロークが小さくなり
、円滑なカセット移送を行うことができないという問題
があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、カセットの押し込みストロークを増大させるこ
とができ、もって円滑なカセット移送を行うことができ
るカセット受渡アダプターを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカセット受
渡アダプターは、カセット移送通路の上下側にカセット
移送手段を保持する上下ホルダーを揺動自在に設けると
共に、カセット移送方向と直角な方向に延在する上下カ
ムシャフトを回動自在に設け、これらカムシャフトの回
動動作に連動する回動アームを設け、これら回動アーム
を、ホルダーに揺動動作を付与するカセット逃がし用の
アームと、上下カセット移送手段間のカセットに押し出
し力を付与するカセット押し出し用のアームとによって
構成したものである。
【0008】
【作用】本発明においては、カセット押し出し時にカセ
ットにカセット移送方向の押圧力を十分に付与すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0010】図1は本発明に係るカセット受渡アダプタ
ーの要部動作を説明するために示す側面図、図2は同じ
く本発明におけるカセット受渡アダプターの全体を示す
分解斜視図、図3(A)および(B)は同じくカセット
受渡アダプターの一部動作を説明するために示す平面図
と正面図、図4,図5(A)・(B)および図6は同じ
くカセット受渡アダプターの一部動作を説明するために
示す側面図、図7はカセットオートチェンジャーの全体
を示す正面図、図8は図7の一部を示す平面図である。
【0011】先ず、カセットオートチェンジャーの全体
につき、図7および図8を用いて説明する。同図におい
て、符号Aで示すカセットオートチェンジャーは、各サ
イズが互いに異なる大小2つのカセット1,2を使い分
けることができるものである。このカセットオートチェ
ンジャーAには、大小カセット1,2を兼用して収納す
ることができる大小カセット兼用収納棚3が上下多数段
かつ横数列に設けられた第1棚ブロック4と、小カセッ
ト2を専用に収納することができる小カセット専用収納
棚5が上下多数段かつ横数列に設けられた複数の第2棚
ブロック6と、小カセット2の挿入専用棚7および排出
専用棚8が設けられた第3棚ブロック9等が備えられて
いる。これら棚ブロック4,6,9は、図7および図8
において各々上下方向と左右方向に移動されるカセット
移送機10の移動経路11の前後両側に沿って2列に並
設されている。オペレータ側(前面側)12の棚ブロッ
ク列12aとは反対の背面側の棚ブロック12b一側部
には、大小カセット1,2を選択的に記録または再生す
る大小カセット共通のフロントローディング式VTRと
しての記録再生装置13が上下複数段に配置されている
。これら記録再生装置13のカセット挿入口13aはオ
ペレータ側12に開口されており、これらカセット挿入
口13aの前方には複数のカセット受渡アダプター14
が設けられている。なお、15はカセット移送機10に
設けられ大小カセット1,2を選択的かつ共通に収容す
るカセット収容部、16はオペレータ側12の棚ブロッ
ク列12aの前方に設けられ各々が横方向に並列する複
数の開閉扉である。
【0012】このように構成されたカセットオートチェ
ンジャーの使用は、次に示すように行われる。先ず、多
数の大小カセット兼用収納棚3および小カセット専用収
納棚5に各々大カセット1と小カセット2を予め収納す
る。このとき、大小カセット兼用収納棚3については、
オペレータが大小カセット1,2をオペレータ側12か
ら矢印a1,a2方向に挿入・排出する。また、小カセ
ット専用収納棚5については、オペレータが挿入専用棚
7に順次挿入した小カセット2をカセット移送機10に
よって移動経路11側から矢印b1方向に順次挿入し、
逆に小カセット専用収容棚5からカセット移送機10に
よって順次矢印b2方向に排出した小カセット2を排出
専用棚8からオペレータ側12に順次排出する。次に、
移動経路11に沿って上下方向および左右方向にカセッ
ト移送機10を移動制御し、指定された棚番地内の大カ
セット1あるいは小カセット2を選択的に矢印b2方向
から受け取ってカセット収容部15内に収容する。そし
て、このカセット収容部15内の大カセット1あるいは
小カセット2をカセット移送機10によって指定された
記録再生装置13に移送した後、大カセット1あるいは
小カセット2をカセット受渡アダプター14を使用して
カセット挿入口13aから指定された記録再生装置13
内に矢印c1方向からローディングして大カセット1ま
たは小カセット2の記録あるいは再生を行う。
【0013】一方、記録再生装置13で記録あるいは再
生が終わった大カセット1あるいは小カセット2はカセ
ット受渡アダプター14を使用して矢印c2方向にアン
ローディングしてカセット移送機10によって受け取り
、上述した動作と逆の動作で元の棚番地に返却する。
【0014】このようにして、以上の動作を連続して繰
り返すことにより長時間に亘る連続ビデオ再生や録画を
行うことができる。
【0015】次に、カセット受渡アダプターにつき、図
1〜図6を用いて説明する。ここで、カセット受渡アダ
プターの前方および後方を各々エレベータ側とVTR側
とする。また、同図において図7および図8と同一の部
材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する
。同図において、符号21で示すものは各々が互いに対
向する2つの側壁21a,21bを有する平面視コ字状
の上方第1フレームで、前記カセット受渡アダプター1
4のカセット移送通路22の上方に固定されている。 この上方第1フレーム21の下端部には前記両側壁21
a,21bの片側方に各々突出する取付片23,24(
24のみ図示)が一体に設けられており、内側部には前
記両側壁21a,21bと各々平行な側壁25a,25
bを有する平面視コ字状の上方第2フレーム25が固定
されている。また、この上方第2フレーム25の片側方
には、各々が互いに所定の間隔をもって対向しかつ各前
後方向寸法が互いに大小異なる側壁26a,26bを有
する上方第3フレーム26が固定されている。27およ
び28は大カセット1を案内する左右一対の第1ガイド
(27のみ図示)で、前記カセット移送通路22の両側
方に設けられている。31および32は側面視コ字状の
左右2つのガイド保持体(31のみ図示)で、前記第1
ガイド27,28の上方に設けられており、各側方先端
部には後述するカセットガイドの片側揺動動作を規制す
るストッパ31a,32a(31aのみ図示)が突設さ
れている。これら両ガイド保持体31,32のうち左側
のガイド保持体31は、前記上方第3フレーム26に一
体に形成されている。33および34は小カセット2を
案内する左右一対の第2ガイドで、前記両ガイド保持体
31,32に揺動自在に設けられており、各ガイド壁面
にはカセット移送通路側に突出する平面視三角形状の凸
部33a,34aが一体に設けられている。36および
37は前後方向に延在する左右一対の上方ホルダー(3
7のみ図示)で、前記カセット移送通路22の上方に揺
動自在に設けられている。これら両上方ホルダー36,
37の前後端部には上方に立ち上がる正面視コ字状の係
止片36a,37aが一体に設けられており、片側部に
は各枢支ピン38,39を介してガイドローラ40,4
1が回動自在に設けられている。42および43は各前
端部にスプリング係止片42a,43a(43aのみ図
示)を有する左右一対の上方ブロックで、前記各上方第
1フレーム21の取付片23,24に固定されている。 44および45は前記各係止片36a,37aを係止す
る鉤形状のストッパ(45のみ図示)で、前記各上方ブ
ロック42,43の前後端部に一体に設けられている。 46および47は略ヘ字状の左右一対の上方第1回動ア
ーム(47のみ図示)で、各一端部が前記各上方ブロッ
ク42,43の垂直部に各枢支ピン48,49(49の
み図示)を介して回動自在に設けられており、各他端部
には両側方に開口するスプリング係止孔46a,47a
(47aのみ図示)が設けられている。また、これら各
上方第1回動アーム46,47のアーム折曲部には、前
記両上方ホルダー36,37の揺動動作(回動動作)を
受ける作用ピン50,51(51のみ図示)が設けられ
ている。52および53は前記上方第1回動アーム46
,47に復帰習性を付与する一対の上方スプリング(5
3のみ図示)で、前記各スプリング係止片42a,43
aと前記各スプリング係止孔46a,47aに係止され
ており、前記両上方ホルダー36,37を介して前記カ
セット移送通路22の大カセット1あるいは小カセット
2の上面に押圧力を付与するように構成されている。5
4はカセット移送方向と直角な方向(左右方向)に延在
する上方伝達軸で、前記両上方ブロック42,43のう
ち左側上方ブロック42および前記上方第2フレーム2
5の左側壁25aに挿通され、かつ前記上方第2フレー
ム25の右側壁25bおよび前記上方第3フレーム26
の右側壁26bに回転自在に支承されており、第1モー
タ55によって回転するように構成されている。56は
各々が互いに所定の間隔をもって対向する略ヘ字状の2
つの側壁56a,56b(56aのみ図示)を有するカ
セット逃がし用の上方第2回動アームで、前記上方伝達
軸54に枢支されている。この上方第2回動アーム56
は、両側壁56a,56bのうち左側壁56aにカム当
接用のローラ57が枢支ピン58を介して回転自在に設
けられており、前記両上方ホルダー36,37に揺動動
作を付与するように構成されている。 59および60は前記上方伝達軸54と平行な方向に延
在する上方従動軸と上方駆動軸で、前記両上方ホルダー
36,37の前後端部に回転自在に挿通保持されている
。このうち上方従動軸59は、上方駆動軸60より僅か
に高い位置に位置付けられている。また、上方駆動軸6
0は、前記上方第2回動アーム56の両側壁56a,5
6bに挿通されている。61および62はカセット移送
方向に並列する左右一対の上方第1プーリで、前記上方
第2回動アーム56の両側壁56a,56b間に臨み各
々前記上方伝達軸54と前記上方駆動軸60に固着され
ている。これら両上方第1プーリ61,62間には駆動
力伝達用の上方第1ベルト63が巻き掛けられている。 64は大カセット1および小カセット2を挾圧移送する
上方カセット移送手段で、前記上方従動軸59および前
記上方駆動軸60の各挿通端部に固着された回転体とし
ての略樽形の上方第2プーリ65,66と、これら両上
方第2プーリ65,66間に巻き掛けられ図1(B)に
B1,B2で示す方向に摺動可能なカセット移送用の上
方第2ベルト67とからなり、前記両第2ガイド33,
34間に設けられている。この上方カセット移送手段6
4によるカセット移送状態においては、常時前記両上方
スプリング52,53の弾撥力によって前記両上方ホル
ダー36,37が作用ピン50,51を介して押し下げ
られ、上方第2プーリ65,66が上方第2ベルト67
を介して前記大カセット1あるいは小カセット2に挾圧
力を付与するように構成されている。この場合、両上方
スプリング52,53の弾撥力によって作用ピン50,
51から両上方ホルダー36,37に力fが発生すると
、第2上方プーリ65,66から各々大カセット1ある
いは小カセット2に力f1とf2が作用する。但し、f
=f1+f2(f1<f2)とする。68は大小カセッ
ト1,2に押し出し力を付与する略く字状の第3回動ア
ームで、連結軸(図示せず)によって各々が互いに連結
された2つの腕部68a,68bからなり、前記上方第
1フレーム21および前記上方第2フレーム25の各右
側壁21b,25bに枢支ピン70を介して回動自在に
設けられている。この第3回動アーム68の腕部68a
にはカム当接用のローラ71を回転自在に保持する枢支
ピン72が設けられており、腕部68bにはカセット押
し出し用のローラ73を回転自在に保持する保持軸74
が挿通固定されている。また、このうち腕部68aと前
記第1上方フレーム21には、前記第3回動アーム68
に復帰習性を付与するトーションスプリング(図示せず
)が係止されている。76は左右方向に延在する上方カ
ムシャフトで、前記上方第1フレーム21の左側壁21
a,前記上方第2フレーム25の両側壁25a・25b
および前記上方第3フレーム26の右側壁26bに挿通
され、かつ前記上方第1フレーム21の右側壁21aお
よび前記上方第3フレーム26の左側壁26aに回転自
在に支承されており、第2モータ125によって回転す
るように構成されている。この上方カムシャフト76に
は、前記上方第2フレーム25内に臨み前記ローラ57
の周面に押圧可能なカム面77aを有する上方第1カム
77と、前記ローラ71の周面に押圧可能なカム面78
aを有する上方第2カム78とが固着されている。この
上方第2カム78および前記上方第1カム77は、前記
上方カムシャフト76の回転によって各々前記ローラ7
1の周面と前記ローラ57の周面を押圧し、前記上方第
3回動アーム68および前記第2回動アーム56が連動
するように構成されている。79は各々が互いに対向す
る2つの側壁79a,79bを有する正面視コ字状の下
方第1フレームで、前記カセット移送通路22の下方に
固定されている。この下方第1フレーム79の上端部に
は前記両側壁79a,79bの片側方に各々突出する取
付片(図示せず)が一体に設けられており、内側部には
前記両側壁79a,79bに各々平行な側壁82a,8
2bを有する正面視コ字状の下方第2フレーム82が固
定されている。また、この下方第2フレーム82の片側
方には、各々が互いに所定の間隔をもって対向しかつ各
前後方向寸法が互いに大小異なる側壁83a,83bを
有する下方第3フレーム83が固定されている。84お
よび85は前後方向に延在する左右一対の下方ホルダー
(85のみ図示)で、前記カセット移送通路22の下方
に揺動自在に設けられている。これら両下方ホルダー8
4,85の前後端部には各々下方に垂れ下がる正面視コ
字状の係止片84a,85a(84aのみ図示)が一体
に設けられており、各片側部には枢支ピン86,87を
介してガイドローラ88,89が回動自在に設けられて
いる。90および91は各前端部にスプリング係止片9
0a,91a(91aのみ図示)を有する左右一対の下
方ブロック(91のみ図示)で、前記下方第1フレーム
78の取付片(図示せず)に各々固定されている。92
および93は前記各係止片84a,85aを係止する鉤
形状のストッパ(93のみ図示)で、前記各下方ブロッ
ク90,91の前後端部に一体に設けられている。94
および95は略ヘ字状の左右一対の下方第1回動アーム
で、各一端部が前記各下方第1ブロック90,91の垂
直中央部に各枢支ピン96,97を介して回動自在に設
けられており、各他端部には両側方に開口するスプリン
グ係止孔94a,95aが設けられている。これら両下
方第1ブロック90,91の各アーム折曲部には、前記
各下方ホルダー84,85の揺動動作(回動動作)を受
ける作用ピン98,99(99のみ図示)が設けられて
いる。100および101は前記下方第1回動アーム9
4,95に復帰習性を付与する左右一対の下方スプリン
グ(101のみ図示)で、前記各スプリング係止片90
a,91aと前記スプリング係止孔94a,95aに係
止されており、前記各下方ホルダー84,85を介して
前記カセット移送通路22の大カセット1あるいは小カ
セット2の下面に押圧力を付与するように構成されてい
る。102はカセット移送方向と直角な方向(左右方向
)に延在する下方伝達軸で、前記下方第2フレーム82
の左側壁82aおよび前記両下方ブロック90,91の
うち左側の下方ブロック90に挿通され、かつ前記下方
第2フレーム82の右側壁82bおよび前記下方第3フ
レーム83の右側壁83aに回転自在に支承されており
、前記第1モータ55によって回転するように構成され
ている。103は各々が互いに所定の間隔をもって対向
する略ヘ字状の2つの側壁103a,103bを有する
カセット逃がし用の下方第2回動アームで、前記下方伝
達軸102に枢支されている。この下方第2回動アーム
103は、両側壁103a,103bのうち左側壁10
3aにカム当接用のローラ104が枢支ピン105を介
して回転自在に設けられており、前記各下方ホルダー8
4,85に揺動動作を付与するように構成されている。 106および107は前記下方伝達軸102と平行な方
向に延在する下方従動軸と下方駆動軸で、前記両下方ホ
ルダー84,85および前記下方第2回動アーム103
の前後端部に回転自在に挿通保持されており、このうち
下方駆動軸107は前記下方第2回動アーム103の両
側壁103a,103bに挿通されている。これら両軸
106,107の軸長は、前記上方従動軸59と前記上
方駆動軸60の軸長より大きい寸法に設定されている。 108および109はカセット移送方向に並列する左右
一対の下方第1プーリで、前記下方第2回動アーム10
3の両側壁103a,103b間に臨み各々前記下方伝
達軸102と前記下方駆動軸107に固着されている。 これら両下方第1プーリ108,109間には、駆動力
伝達用の下方第1ベルト110が巻き掛けられている。 111は大カセット1および小カセット2を移送する下
方カセット移送手段で、前記下方従動軸106および前
記上方駆動軸107の各挿通端部に固着された回転体と
しての略樽形の下方第2プーリ112,113と、これ
ら両下方第2プーリ112,113間に巻き掛けられ図
1(B)に矢印B1,B2で示す方向に摺動可能なカセ
ット移送用の下方第2ベルト114とからなり、前記両
第2ガイド33,34間に設けられている。この下方カ
セット移送手段111によるカセット移送状態において
は、常時前記両下方スプリング100,101の弾撥力
によって前記両下方ホルダー84,85が前記作用ピン
98,99を介して押し上げられ、下方第2プーリ11
2,113が下方第2ベルト114を介して前記両カセ
ット1あるいは小カセット2の下面に押圧力を付与する
ように構成されている。この場合、両下方スプリング1
00,101の弾撥力によって作用ピン98,99から
両下方ホルダー84,85に力fが発生すると、第2下
方プーリ112,113から各々大カセット1あるいは
小カセット2に力f1とf2が作用する。但し、f=f
1+f2(f1<f2)とする。115は大カセット1
を移送する補助下方カセット移送手段で、前記下方従動
軸106および前記上方駆動軸107の各挿通端部に固
着された略樽形の下方第3プーリ116,117(11
6のみ図示)と、これら両下方第3プーリ116,11
7間に巻き掛けられたカセット移送用の下方第3ベルト
118とからなり、前記下方第1カセット移送手段11
1の外側に配設されている。119は左右方向に延在す
る下方カムシャフトで、前記下方第1フレーム79の左
側壁79a,前記下方第2フレーム82の左側壁82a
および前記下方第3フレーム83の右側壁83bに挿通
され、かつ前記下方第2フレーム82の右側壁82bお
よび前記上方第3フレーム83の左側壁83aに回転自
在に支承されており、前記第2モータ125によって回
転するように構成されている。この下方カムシャフト1
19には、前記下方第2フレーム82内に臨み前記下方
第2回動アーム103のローラ104に押圧可能なカム
面120aを有する下方カム120が固着されている。 この下方カム120は、前記下方カムシャフト119の
回転によって前記ローラ104の周面を押圧し、前記下
方第2回動アーム103が連動するように構成されてい
る。また、121は前記両第2ガイド33,34に復帰
習性を付与するスプリング、122は前記第1モータ5
5の回転力を前記上下両伝達軸54,102に伝達する
第1歯車機構、123は前記第2モータ125の回転力
を前記上下両カムシャフト76,119に伝達する第2
歯車機構である。なお、図中符号Xは小カセット2がエ
レベーター側からVTR側に移送される方向を示し、B
はカセットアクセス時における各カセット移送手段64
,111の上下ベルト67,114の摺動方向を示し、
Cは上方伝達軸54と下方伝達軸102の回転方向を示
し、Dは伝達上方駆動軸60と下方駆動軸107の回転
方向を示し、EおよびFは上方ホルダー36,37と下
方ホルダー84,85の揺動方向を示し、Gは上方第1
回動アーム46,47と下方第1回動アーム94,95
の回動方向を示し、Hは上方第2回動アーム56と下方
第2回動アーム103の回動方向を示し、Iは第3回動
アーム68の回動方向を示し、Jは上方カムシャフト7
6と下方カムシャフト119の回動方向を示す。
【0016】次に、本実施例におけるカセット受渡アダ
プターの動作につき、図1〜図6を用いて説明する。こ
こでの動作は、カセット移送機10から記録再生装置1
3のカセットホルダーの13aに小カセット2を送り込
む際の動作とする。
【0017】すなわち、カセット受渡アダプター14の
前方(エレベータ側)から後方(VTR)に送り込むに
は、第1モータ55を駆動することにより行う。このと
き、図6に矢印Cで示す方向への第1モータ55の駆動
による上下両伝達軸54,102の回転によって上下両
駆動軸60,107が図6に矢印Dで示す方向に回転し
、この回転力が上下両第2ベルト67,114を介して
上下両従動軸59,106に伝達される。次に、上下両
第2ベルト67,114がカセット移送方向に移動しな
がら、図3に矢印Bで示すように上下両第2プーリ65
・66,112・113の周面を軸線方向に摺動すると
共に、上下両スプリング52・53,100・101の
弾撥力によって上下両ホルダー36・37,84・85
が図4に矢印E,Fで示す方向に作用ピン50・51,
98・99を介して揺動動作し、上下両第2プーリ65
・66,112,113が上下両第2ベルト67,11
4を介し小カセット2に押圧力を付与して図3に矢印X
で示すカセット移送方向に小カセット2を移送する。な
お、上下両ホルダー36・37,84・85の各揺動動
作によって上下両第1回動アーム46・47,94・9
5が図5に矢印Gで示す方向に回動する。そして、コン
トローラ(図示せず)によって第2モータ125が駆動
すると、図6に矢印Jで示す方向に上下両カムシャフト
76,119が回転する。この後、第1上方カム77お
よび下方カム120が各々ローラ57,104の周面を
押圧すると、上下両第2回動アーム56,103が回動
して上下両ホルダー36・37,84・85が図6に矢
印Hで示す方向に回動すると共に、第2上方カム78が
ローラ71の周面を押圧して第3上方回動アーム68が
図1に矢印Iで示す方向に回動し、カセット押し出し用
のローラ73によって小カセット2をカセット移送方向
に押し出す。
【0018】このように構成されたカセット受渡アダプ
ターにおいては、カセット移送方向に並列する複数の上
下第2プーリ65・66,112・113と、これら上
下第2プーリ65・66,112・113に巻き掛けら
れ大小カセット1,2を移送する上下第2ベルト67,
114とを有する上下カセット移送手段64,111を
備え、これらカセット移送手段67,114を各々上下
方向に配列し、このうち下方カセット移送手段114を
駆動式のカセット移送手段によって構成したので、カセ
ットアクセス時に上下両第2ベルト67,110を上下
両プーリ65・66,112・113の軸線方向に摺動
させて大小カセット1,2の左右方向位置を補正するこ
とができ、効果的なカセットセンタリングを行うことが
できる。
【0019】また、本実施例においては、大カセット1
あるいは小カセット2を上下方向から押圧して挾圧移送
する上下カセット移送手段64,111を保持する上下
ホルダー36・37,84・85と、これら上下ホルダ
ー36・37,84・85を介して上下両カセット移送
手段64,111間の大カセット1あるいは小カセット
2に挾圧力を付与する上下スプリング52・53,10
0・101とを備えたから、カセットアクセス時に僅か
な作用力によって大小カセット1,2(上方ホルダー3
6,37と下方ホルダー84,85)を上下方向に動作
させることができ、カセット受渡アダプター14とVT
Rあるいはカセット受渡アダプター14とエレベータ間
の高さ方向に寸法上のずれがあってもこのずれに合わせ
て大小カセット1,2を受け渡すことができる。
【0020】さらに、本実施例においては、スプリング
係止片42a・43a,90a・91aを各々に有する
上下ブロック42・43,90・91と、これら上下ブ
ロック42・43,90・91に一端部が回動自在に設
けられ他端部にスプリング係止片42a・43a,90
a・91aに対応するスプリング係止孔46a・47a
,94a・95aを有する上下第1回動アーム46・4
7,94・95と、これら上下第1回動アーム46・4
7,94・95の中央部に揺動自在に枢支されかつ上下
ブロック42・43,90・91に揺動自在に設けられ
た上下ホルダー36・37,84・85と、これら上下
ホルダー36・37,84・85に保持されカセット移
送方向に並列する上下第2プーリ65・66,112・
113を有する上下カセット移送手段64,111とを
備え、これら上下カセット移送手段64,111間の大
小カセット1,2に上下ホルダー36・37,84・8
5を介して挾圧力を付与する上下スプリング52・53
,100・101を各スプリング係止片42a・43a
,90a・91aと各スプリング係止孔46a・47a
,94a・95aに係止したから、各上下スプリング5
2・53,100・101の弾撥力を各第1回動アーム
46・47,94・95を介して各上下第2プーリ65
・66,112・113に分散させ、カセット移送方向
2位置で上下カセット移送手段64,111間の大小カ
セット1,2に独立した押圧力f1,f2を付与するこ
とができる。したがって、カセット移送方向2位置で2
つの押圧力を得る場合に使用スプリングが1個でよいか
ら、アダプター内のスペースを縮小させることができる
。この場合、各上下スプリング52・53,100・1
01の弾撥力を上下第2プーリ65・66,112・1
13に分散できることは、押圧力f,1,f2のバラン
スを上下ホルダー36・37,84・85の枢支部(作
用ピン50・51,98・99)の位置変更によって適
宜変更することができる。また、上下第1回動アーム4
6・47,94・95の中央部(作用ピン50・51,
98・99)に上下ホルダー36・37,84・85を
揺動自在に設けたことは、カセットアクセス時に各上下
スプリング52・53,100・101の変位に対する
カセット押圧力fの変化が小さくなるから、上下スプリ
ング52・53,100・101のばね定数を小さくす
ることもできる。
【0021】さらにまた、本実施例においては、カセッ
ト移送通路22の上下側にカセット移送手段64,11
1を保持する上下ホルダー36・37,84・85を揺
動自在に設けると共に、カセット移送方向と直角な方向
に延在する上下カムシャフト76,119を回動自在に
設け、これらカムシャフト76,119の回動動作に連
動するカセット逃がし用の上下第2回動アーム56,1
03とカセット押し出し用の第3回動アーム68によっ
て構成したから、カセット押し出し時にカセット移送方
向に大小カセット1,2を移送する押圧力を十分に得る
ことができ、大小カセット1,2の押し込みストローク
を増大させることできる。
【0022】なお、本実施例においては、カセット移送
手段としてベルト移送式である場合を示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、ローラ移送式であっ
ても実施例と同様の効果を奏する。
【0023】また、本実施例においては、カセット移送
機10から記録再生装置13に大小カセット1,2を移
送する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れず、上下伝達軸54,102を上述の実施例の場合と
逆の方向に回転させることにより、記録再生装置13か
らカセット移送機10に大小カセット1,2を移送する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
セット移送通路の上下側にカセット移送手段を保持する
上下ホルダーを揺動自在に設けると共に、カセット移送
方向と直角な方向に延在する上下カムシャフトを回動自
在に設け、これらカムシャフトの回動動作に連動する回
動アームを設け、これら回動アームを、ホルダーに揺動
動作を付与するカセット逃がし用のアームと、上下カセ
ット移送手段間のカセットに押し出し力を付与するカセ
ット押し出し用のアームとによって構成したので、カセ
ット押し出し時にカセットにカセット移送方向の押圧力
を十分に付与することができる。したがって、カセット
の押し込みストロークを増大させることができるから、
円滑なカセット移送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカセット受渡アダプターの要部動
作を説明するために示す側面図。
【図2】本発明におけるカセット受渡アダプターの全体
を示す分解斜視図。
【図3】(A)および(B)はカセット受渡アダプター
の部分動作を説明するために示す平面図と正面図。
【図4】カセット受渡アダプターの部分動作を説明する
ために示す側面図。
【図5】(A)および(B)はカセット受渡アダプター
の部分動作を説明するために示す側面図。
【図6】カセット受渡アダプターの部分動作を説明する
ために示す側面図。
【図7】カセットオートチェンジャーの全体を示す正面
図。
【図8】図7の一部を示す平面図。
【符号の説明】
1…大カセット 2…小カセット 22…カセット移送通路 37…上方ホルダー 56…上方第2回動アーム 64…上方カセット移送手段 68…第3回動アーム 76…上方カムシャフト 85…下方ホルダー 103…下方第2ホルダー 111…下方カセット移送手段 119…下方カムシャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カセット移送通路の上下側にカセット
    移送手段を保持する上下ホルダーを揺動自在に設けると
    共に、カセット移送方向と直角な方向に延在する上下カ
    ムシャフトを回動自在に設け、これらカムシャフトの回
    動動作に連動する回動アームを設け、これら回動アーム
    を、前記ホルダーに揺動動作を付与するカセット逃がし
    用のアームと、前記上下カセット移送手段間のカセット
    に押し出し力を付与するカセット押し出し用のアームと
    によって構成したことを特徴とするカセット受渡アダプ
    ター。
JP2402417A 1990-12-14 1990-12-14 カセット受渡アダプター Pending JPH04216363A (ja)

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JP2402417A JPH04216363A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 カセット受渡アダプター

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