JPH04216275A - ラスタひずみ補正回路 - Google Patents

ラスタひずみ補正回路

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Publication number
JPH04216275A
JPH04216275A JP3045490A JP4549091A JPH04216275A JP H04216275 A JPH04216275 A JP H04216275A JP 3045490 A JP3045490 A JP 3045490A JP 4549091 A JP4549091 A JP 4549091A JP H04216275 A JPH04216275 A JP H04216275A
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JP
Japan
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line
video data
storage device
raster
scan
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Application number
JP3045490A
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English (en)
Inventor
Stephen T Troemel
スティーブン トーマス トローメル
William F Guerinot
ウイリアム フランシス ガーリノット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH04216275A publication Critical patent/JPH04216275A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • H04N3/23Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
    • H04N3/233Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements
    • H04N3/2335Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements with calculating means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/28Arrangements for convergence or focusing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線表示管(CRT
) の表示スクリーン上のラスタひずみを補正すること
、特にこの補正のためにCRT の偏向ヨークを変更す
る必要なくこのようなひずみを補正する回路に関するも
のである。 このような補正は特に、3つの単色CRT の表示スク
リーン上のそれぞれの画像を投写スクリーン上に複合カ
ラー画像を形成するように投写する投写型テレビジョン
受像機において重要なことである。
【0002】
【従来の技術】投写型テレビジョン受像機は一般に、複
合カラービデオ画像の原色成分をそれぞれ生じる3つの
単色CRT を用いており、3つの単色画像が投写によ
り投写スクリーン上に複合カラー画像を形成するように
合成される。
【0003】この場合、これら単色画像が投写スクリー
ン上に正確に重畳されることが重要であること勿論であ
り、この状態が画像コンバーゼンスと称されている。各
CRT の表示スクリーン上のラスタの非直線ひずみに
よりしばしばコンバーゼンスエラーすなわちミスコンバ
ーゼンスが生ぜしめられる。このようなひずみはしばし
ば、ラスタの縁部付近でCRT の電子ビームの偏向が
過度に増大する為に“糸巻き”の形状となる。
【0004】電子ビーム偏向の非直線ひずみを補償する
ことによりコンバーゼンス補正を行なうことは知られて
いる。このコンバーゼンス補正は、コンバーゼンス補正
巻線を追加して非直線偏向ヨークを設計するか或いはラ
スタを発生する掃引信号を非直線波形にすることにより
達成されている。例えば、マグローヒル社1986年発
行K.Benson氏著の本“Television 
Engineering Handbook (テレビ
ジョン・エンジニアリング・ハンドブック)”の第10
.5.2章を参照されたい。しかし、このような方法に
よっては完全に満足な結果が得られず、しかもその実行
には費用が嵩む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】偏向ヨークの直線的な
設計を変えずに或いはCRT の表示スクリーン上にラ
スタを生ぜしめる掃引信号の直線性を変えずに画像ラス
タのひずみを補正するのが有利であり、本発明はかかる
目的を達成するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビデオデータ
をラスタのそれぞれの走査ライン(走査線)に対し供給
するデータ速度及び遅延時間を相補的に変更することに
よりCRT の表示スクリーン上のラスタの非直線ひず
みを補正する回路を提供するものである。この補正回路
は、各走査ラインの前にこの走査ライン上の順次の画素
に対するデジタルビデオデータを受けて記憶する1ライ
ン記憶装置を有する。この補正回路は更に、読出しクロ
ックパルスを1ライン記憶装置に供給し、このクロック
パルスの速度によって決定される速度で1ライン記憶装
置からビデオデータを読出し、この読出しは、1ライン
記憶装置がこれに供給される読出し可能化信号により読
出し可能化された際に開始するようにするクロックパル
ス発生手段をも有する。補正回路は、順次の各走査ライ
ンの長さと水平掃引信号の周期との関係に基づいて遅延
時間値(td1) 及びデータ速度値(R) を決定す
る補正アルゴリズムを有するようにプログラムされたマ
イクロプロセッサにより制御する。ある所定の走査ライ
ンに対するtd1の値は水平掃引信号によるこの走査ラ
インの開始時と可視ラスタ中でこの走査ライン上の第1
画素に達する瞬時との間の遅延に一致し、この遅延は、
ラスタひずみによってこの走査ラインが長過ぎるものと
なることによって生ぜしめられる。データ速度値Rは、
前記の遅延時間に生じる走査時間の減少を補償するため
にこの走査ライン上の順次の画素に対してビデオデータ
を供給する必要がある速度である。マイクロプロセッサ
は、特定の走査ラインに対する水平掃引信号の開始に続
く遅延時間td1 後に1ライン記憶装置に読出し可能
化パルスを供給し且つクロックパルス発生手段のパルス
速度をこの走査ラインに対するデータ速度値Rに対応す
るように制御するためにこのクロックパルス発生手段に
パルス速度変調信号を供給する。
【0007】ひずみ補正回路には他の特徴として、CR
T のラスタの上側及び下側縁部の付近の走査ラインの
垂直方向非直線変位を補正する手段を設けることができ
る。 この目的のために、このひずみ補正回路には更に、関連
の走査ラインの前に、これら走査ラインの各走査ライン
上の順次の画素に対応するデジタルビデオデータを受け
て記憶するマルチライン記憶装置を設けることができる
。垂直方向に変位する走査ラインの各々の上の順次の画
素の垂直方向変位量に基づいて、この走査ライン上の画
素に適用されるビデオデータが、垂直方向に変位するこ
れら走査ラインのうちの他の走査ライン上の画素に垂直
方向で相補的に再割当てされるのを、垂直方向のひずみ
が補正されるように決定するビデオデータ走査ライン再
割当てアルゴリズムを他のマイクロプロセッサによって
実行する(この他のマイクロプロセッサは物理的に、最
初に述べたマイクロプロセッサに他のプログラミングを
施こすことにより実現しうる)。このアルゴリズムによ
れば、垂直方向に変位する走査ラインのいずれに対する
水平掃引信号にも応答して、この他のマイクロプロセッ
サは読出し信号をマルチライン記憶装置に供給し、この
マルチライン記憶装置から、これら走査ラインのうちの
他の1つ以上の走査ライン上の画素に対するビデオデー
タを読出す。
【0008】以下、図面につき説明するに、図1aは陰
極線管(CRT)のスクリーン上の方形の画像ラスタを
示し、このラスタは例えば現在の高精細度テレビジョン
受像機に好適な9:16の高さ対幅の比を有する。NT
SCテレビジョン放送標準規格でのこのようなラスタは
1画像フレームを構成する525 本の水平(H) ラ
イン(走査線)を以って構成され、各フレームは2つの
順次の飛越し走査フィールドを有し、各フィールドは1
秒間に60回の割合で生じる。このラスタは、水平(H
) 及び垂直(V) 掃引信号をCRT の偏向ヨーク
のH及びVコイルに供給することにより生ぜしめられる
。このような信号は一般にのこぎり波の波形をしており
、その各サイクル中基準レベルから最大レベルまでほぼ
直線的に増大する。CRT ビームはH掃引信号の各サ
イクルの開始時に新たなH走査ラインを開始せしめると
ともにV掃引信号の各サイクルの開始時に新たなフィー
ルドを開始せしめ、V掃引信号はH掃引信号よりも著し
く低い周波数となっている。ラスタ発生に関する他の情
報は前記の本“テレビジョン・エンジニアリング・ハン
ドブック”に記載されている。正しい画像ラスタは図1
aに線1で示す形状をしている。
【0009】これら掃引信号と、これらによってCRT
 の表示スクリーン上に得られる電子ビーム偏向との間
の関係には固有の非直線ひずみがある為、この表示スク
リーン上に形成されるラスタはしばしば図1aに破線2
で示すようにH方向に“糸巻き”ひずみを呈する。従っ
て、画像は線1で示すフレームを満たさず、中央のH走
査ラインに向うにつれてますます水平方向に圧縮される
。このようなひずみは、各サイクルが点線3で示すよう
に開始するとともに点線4で示すように終了する、H掃
引信号の相補的な非直線波形を導入することにより補正
しうる。しかし、前述したように、このようにすること
は繁雑であり、費用が嵩む。更に、H走査ラインがスク
リーン上で見ることのできるラスタに達するまでビデオ
情報を表示できない為、ビデオ信号がデジタル形態であ
り且つH掃引信号と同期している場合には、線1−3間
及び線1−4間の期間中ビデオデータが失なわれる。こ
の期間は各走査ラインに対し変化する。
【0010】
【実施例】本発明では、このようなHひずみを補正する
のに、まず第1に、画像ラスタを図1bに示すように過
走査することを要する。この図1bにおいて、破線5は
、ラスタの水平中央線部にある最も圧縮された走査ライ
ンがラスタを丁度横切って延在するのに充分な長さとな
るような充分な振幅のH掃引信号によりH走査ラインを
拡大した過走査の輪郭を示す。従って、ラスタの縦方向
の中央にある走査ライン以外の走査ラインの長さはラス
タを超過すること勿論であり、ビデオデータが走査ライ
ンの開始から終了までの時間中に供給される場合には、
これらデータのすべてが可視のラスタ中に再生されるわ
けではない。この点を補正するために、掃引信号の各サ
イクル中に供給されるビデオデータのデータ速度及び遅
延時間を図1bに点線6で表わした輪郭で示すように相
補的に変更する必要がある。例えば、開始点7及び終了
点8が掃引サイクルの開始及び終了に相当するラスタの
最上部における第1走査ラインすなわち“0”H走査ラ
インに対しては、点9における画素に対するビデオデー
タをこの画素にアドレスすると、このデータは実際に点
7に再生される。従って、点9における画素に対するビ
デオデータは、点9に対する点7の相補点である点10
における画素にアドレスされるようにする必要がある。 それゆえ、点9に対するビデオデータは掃引サイクルの
開始後期間td1 だけ遅延させる必要がある。“0”
H走査ラインの反対側では点11における画素に対する
ビデオデータをこの画素にアドレスすると、このビデオ
データは実際に点8に再生されてしまう。従って、点1
1における画素に対するビデオデータは点11に対する
点8の相補点である点12における画素にアドレスされ
るようにする必要がある。このようにするためには、点
11に対するビデオデータは掃引サイクルの終了前期間
td2 だけ進ませる必要がある。従って、ラインH=
0の走査時間はT −(td1 + td2)  となる。ここにTは掃引信号の周期である。ラスタひず
みは一般にディスプレイの両端で同じ、すなわちtd1
= td2である為、1ラインの走査時間はT−2td
1となる。可視のラスタ中の各走査ライン上の画素数を
Pとすれば、ビデオデータをラインH=0に供給する必
要のある速度Rは R = P / (T − 2td1) で与えられる
。CRT ラスタの縦方向のひずみはH方向のひずみに
類似する。図2はこのような縦方向のひずみの代表的な
形態を示し、破線13a 及び14a は、ラスタの上
側縁及び下側縁の付近の多数の走査ラインに対しこれら
の走査ラインが縦方向に非直線的に変位しているという
ことを示している。点線13b 及び14b は、この
ようなラスタひずみを補正するために、V(垂直)偏向
を非直線で相補的に変更する必要があるということを示
している。前述したHラスタひずみの補正の場合と同様
に、この場合にはスタティックコンバーゼンス補正コイ
ルをCRT 偏向ヨーク中に設ける必要がある。本発明
によればこのようにせずに、ビデオデータの相補的な再
割当てをCRT ラスタの上側縁及び下側縁付近のH走
査ライン上の画素に適用することにより縦方向のひずみ
を補償する。このようにする必要があるのは、Vひずみ
は各フィールド中生じ、垂直掃引信号は各フィールドの
終了時にのみ周期的に生じる為、Hひずみの補正と相違
して垂直方向の過走査は可能でない為である。
【0011】Vひずみを補正する方法は、ラスタの上側
部における数本(例えば6本)のH走査ライン上の画素
であって、説明の便宜上各ラインの中心の両側に対称的
となるように計9個配置されているものとしたこれら画
素に対するビデオデータをいかにデジタルメモリに記憶
しうるかということを示す以下の代表的な例の表Iを考
慮することにより理解しうるであろう。                       表I 
                 メモリアドレス 
   ライン1  0,0   0,1  0,2  
0,3  0,4  0,5  0,6  0,7  
0,8      ライン2  1,0   1,1 
 1,2  1,3  1,4  1,5  1,6 
 1,7  1,8      ライン3  2,0 
  2,1  2,2  2,3  2,4  2,5
  2,6  2,7  2,8      ライン4
  3,0   3,1  3,2  3,3  3,
4  3,5  3,6  3,7  3,8    
  ライン5  4,0   4,1  4,2  4
,3  4,4  4,5  4,6  4,7  4
,8      ライン6  5,0   5,1  
5,2  5,3  5,4  5,5  5,6  
5,7  5,8  この表Iでは、例えば、第1ライ
ン(H=0)上の第5画素に対するビデオデータをアド
レス0,4 に記憶する。 これと同様なアドレス割当ては6本のラインのすべての
上の画素に当てはまる。図3では、破線13a が縦方
向にひずんだ第1走査ラインH=0である。この図3に
は表Iに示すラインに対し記憶したビデオデータに相当
する画素を示してある。この図から明らかなように、丁
度中心における画素(画素0,4 )を除くすべての画
素が水平線15から垂直で上方に数本の走査線分だけ変
位した糸巻きひずみを呈している。従って、このような
ひずみは、このような画素に対応するビデオデータを垂
直方向で下方に等量だけ変位した走査ラインに相補的に
再割当てすることにより補償しうる。この場合の再割当
ては水平線15に対するひずみ走査ライン13aの相補
である図3に点線で示す補正曲線16に沿うものとなる
【0012】例えば、走査ライン13a 上の画素0,
3 及び0,5 は水平線15よりも上に1走査ライン
だけ変位している為、これらに適用されるビデオデータ
は水平線15よりも1つ下の走査ライン上で垂直方向に
対応する画素に再割当てされる。中央の画素0,4 に
対するビデオデータは再割当てされない。その理由は、
この画素は既に走査ラインの正しい位置にある為である
。このことは他のすべてのひずみ走査ライン上の中央の
画素に対しても正しいことである。アドレス0,3 及
び0,5 に記憶されたビデオデータを読出すと、これ
らデータは糸巻きひずみの結果として正しい水平線15
上に再生される。このような処理は、中央の画素0,4
 から順次に離れた画素が縦方向のひずみにより順次に
上方にある走査ラインに変位するということに基づいて
ラインH=0上のすべての画素に対し行なうことができ
る。従って、CRT ラスタの上側部の付近にある走査
ラインの縦方向のひずみは、これらラインのうちのいず
れのラインの中央からも順次に離れた画素に対する記憶
されたビデオデータを順次に下方にある走査ライン上で
垂直方向に対応する画素に再割当てすることにより補正
しうる。第1走査ラインH=0に対しては、このような
読出しアルゴリズムは以下の表IIに示すようになる。
【0013】                   表II    
            メモリ読出し  ライン1 
                      0,4
                      ライン
2                  0,3  1
,4  0,5                 ラ
イン3             0,1  1,3 
 2,4  1,5  0,6           
 ライン4        0,1  1,2  2,
3  3,4  2,5  1,6  0,7    
   ライン5  0,0   1,1  2,2  
3,3  4,4  3,5  2,6  1,7  
0,8  ライン6  1,0   2,1  3,2
  4,3  5,4  4,5  3,7  2,7
  1,8  表Iに示すメモリに記憶された他のビデ
オデータは表IIに示すパターンに応じて順次の走査ラ
インで読出される。このような読出しアルゴリズムは補
正された走査ラインにビデオデータを完全には再生しな
いこと明らかである。ラスタの下側部における縦方向の
ひずみを補償する読出しアルゴリズムは方向を上下逆に
する点を除いて上側部におけるのと同じである為、この
ようなデータの損失は補正された走査ラインにおいてラ
スタの上下両部分で生じる。しかし、これによる影響は
投写式テレビジョン受像機でCRT によって生ぜしめ
られる単色画像のコンバーゼンスを正しく補正すること
によって得られる利点に比べれば小さいものである。
【0014】図4は図1bにつき前述したHひずみ補正
用の原理に応じて動作するラスタひずみ補正回路を示す
ブロック線図である。この補正回路は各H走査ラインの
開始及び終了で必要な遅延時間td1 を与え、ビデオ
データVDを各H走査ライン中CRT に供給すべき対
応するデータ速度Rを与える。マイクロプロセッサ20
は、td1 の値及びデータ速度Rを決定する補正アル
ゴリズムを有するようにプログラムされており、読出し
可能化(イネーブル)信号 Vt を、所定の1Hライ
ンに対するビデオデータが記憶されている1ライン記憶
装置21に、このラインの開始前に供給する。このよう
な読出し可能化信号はこの所定のHラインに対するH掃
引信号HSW の開始に続く期間td1 の間遅延され
、読出しはこの遅延時間後に開始される。マイクロプロ
セッサ20はまたデータ速度制御信号 Vd をクロッ
クパルス発生器22に供給し、これにより、このクロッ
クパルス発生器から生ぜしめられるクロックパルス V
r の幅を、記憶装置21からビデオデータが読出され
る速度が対応して変化するように変調する。クロックパ
ルス発生器22の基本周波数は入力ビデオデータと同期
するビット速度である。記憶装置21から読出されたデ
ータはデジタル−アナログ(D/A)変換器23により
変換され、これにより得られたアナログビデオ信号はビ
デオ増幅器24により増幅され、画像を表示すべきCR
T に通常のようにして供給される。
【0015】マイクロプロセッサ20に対する補正アル
ゴリズムは、CRT スクリーン上にテスト画像を生ぜ
しめるビデオデータを供給し、H掃引信号を、中央のH
走査ラインが丁度画像ラスタを満たすように過走査する
ように調整し、CRT スクリーン上の画像の左右の縁
部が垂直となるように順次の各H走査ラインの遅延時間
td1 及びデータ速度Rを調整することにより決定し
うる。各H走査ラインに対するtd1 及びRの値は記
憶され、後にCRT 表示スクリーン上に画像を再生す
る際に各H走査ラインの開始時に用いられる。
【0016】図4の回路は図3につき前述したように縦
方向のひずみをも補正するように容易に拡張しうる。図
5に示すように、多数の走査ラインを記憶するマルチラ
イン記憶装置25は、表I及びIIにつき前述したよう
にCRT ラスタの上側部及び下側部の付近における多
数のH走査ライン上の画素に対するビデオデータを再割
当てするアルゴリズムを有するようにプログラムされた
マイクロプロセッサ26により制御される。このマイク
ロプロセッサ26はアドレス信号を記憶装置25に供給
し、この記憶装置に記憶された各走査ライン上の画素に
対するビデオデータを他の走査ライン上で垂直方向に対
応する画素に対して読出し、もとの画素に再配置するこ
とによるひずみを補償する。従って、所定のH走査ライ
ンに対し、走査ライン記憶装置21に伝達されたビデオ
データは縦方向のひずみにとって必要な補償を行なうの
に必要とするように変えられている。マイクロプロセッ
サ26は横方向のひずみを補正するマイクロプロセッサ
20として作用するのと同じマイクロプロセッサに追加
のプログラムを与えることにより実現しうること明らか
である。
【0017】本発明は上述した実施例に限定されず幾多
の変更を加えうること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は  CRT の表示スクリーン上の
ラスタの代表的な水平ひずみを示す説明図である。(b
) は水平ひずみを補正するのに必要な本発明によるビ
デオデータの相補的補償調整を示す説明図である。
【図2】CRT ラスタの上側及び下側縁部付近の走査
ラインの垂直ひずみを示す説明図である。
【図3】これら走査ラインの垂直ひずみを、これら走査
ラインに対し本発明によりビデオデータを相補的に再割
当てすることによりいかに補正しうるかを示す説明図で
ある。
【図4】CRT ラスタの水平ひずみを補正する本発明
による画像ひずみ補正回路の一例を示すブロック線図で
ある。
【図5】CRT ラスタの垂直ひずみを追加的に補正す
るように図4の回路を変形した例を示すブロック線図で
ある。
【符号の説明】
20  マイクロプロセッサ 21  1ライン記憶装置 22  クロックパルス発生器 23  デジタル−アナログ変換器 24  ビデオ増幅器 25  マルチライン記憶装置 26  マイクロプロセッサ Vt   読出し可能化信号 Vr   クロックパルス HSW   水平掃引信号 VSW   垂直掃引信号 Vd   データ速度制御信号 VD  ビデオデータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  陰極線表示管に供給される周期的な水
    平及び垂直掃引信号によりこの陰極線表示管の表示スク
    リーン上に生ぜしめられる走査ラインラスタのひずみを
    補正するラスタひずみ補正回路であって、このひずみは
    ラスタの水平中央線から離れるにつれて走査ラインの長
    さを増大せしめるようになっているラスタひずみ補正回
    路において、このラスタひずみ補正回路は、水平掃引信
    号によりいずれの走査ラインをも開始せしめる前に、こ
    の走査ライン上の順次の画素に対するデジタルビデオデ
    ータを受けて記憶する1ライン記憶装置と、読出しクロ
    ックパルスを前記の1ライン記憶装置に供給し、この1
    ライン記憶装置に記憶されたビデオデータをこのクロッ
    クパルスの速度によって決定された速度で読出し、この
    読出しは前記の1ライン記憶装置がこの1ライン記憶装
    置に供給される読出し可能化信号により読出し可能化さ
    れた際に開始するようにするクロックパルス発生手段と
    、前記の水平及び垂直掃引信号が供給され、順次の各走
    査ラインの長さと前記の水平掃引信号の周期との間の関
    係に基づいて遅延時間値(td1)とデータ速度値(R
    ) とを決定する補正アルゴリズムを有するようにプロ
    グラムされた第1マイクロプロセッサ手段とを具えてお
    り、いかなる所定の走査ラインに対しても、前記のラス
    タのひずみによるこのラインの超過長さを補償するため
    に、前記の遅延時間値(td1) を前記の水平掃引信
    号によるこの走査ラインの開始時とこの走査ライン上に
    ビデオデータを表示する開始時との間に必要とする遅延
    時間に一致させ、前記のデータ速度値(R) は前記の
    遅延時間によるこの走査ラインの走査時間の減少を補償
    するようにこの走査ライン上の画素にビデオデータを供
    給する必要のある速度とし、前記の第1マイクロプロセ
    ッサ手段は、各走査ラインに対する水平掃引信号の開始
    に続く遅延時間(td1) だけ遅延されたこの各走査
    ラインよりも前に読出し可能化信号を前記の1ライン記
    憶装置に供給するとともに、前記のクロックパルス発生
    手段のパルス速度をこの各走査ラインに適用される前記
    のデータ速度値(R) に対応するように制御するため
    にこのクロックパルス発生器にパルス速度変調信号を供
    給するようになっていることを特徴とするラスタひずみ
    補正回路。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のラスタひずみ補正回路
    であって、ラスタひずみが前記のラスタの少くとも一方
    の水平縁部の付近の多数の走査ラインを非直線的に垂直
    方向に変位せしめるようになっているラスタひずみ補正
    回路において、このラスタひずみ補正回路が更に、垂直
    方向に変位する前記の走査ラインよりも前にこれら走査
    ライン上の画素に対応するデジタルビデオデータを受け
    て記憶するマルチライン記憶装置と、前記の水平及び垂
    直掃引信号が供給され、垂直方向に変位する前記の走査
    ラインのうちの各走査ラインの垂直方向変位量に基づい
    て、この走査ライン上の画素に適用されるビデオデータ
    を、垂直方向に変位する前記の走査ラインのうちの他の
    走査ライン上の垂直方向に対応する画素に再割当てする
    のを決定してこの変位を補償するようにするビデオデー
    タ再割当てアルゴリズムを有するようにプログラムされ
    た第2マイクロプロセッサ手段とを具え、この第2マイ
    クロプロセッサ手段は前記の走査ラインのいずれにも対
    する水平掃引信号に応答し、アドレス信号を前記のマル
    チライン記憶装置に供給し、このマルチライン記憶装置
    からこの走査ライン上の画素に再割当てされたビデオデ
    ータを読出すようになっており、前記のマルチライン記
    憶装置は、いずれの走査ラインに対してもこのマルチラ
    イン記憶装置から読出されたビデオデータをこの走査ラ
    インの開始時に前記の1ライン記憶装置に供給するよう
    になっていることを特徴とするラスタひずみ補正回路。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載のラスタひずみ補正回
    路において、前記の第1及び第2マイクロプロセッサ手
    段は1つのマイクロプロセッサのプログラミングにより
    実現されていることを特徴とするラスタひずみ補正回路
JP3045490A 1990-02-21 1991-02-19 ラスタひずみ補正回路 Pending JPH04216275A (ja)

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