JP2578734B2 - ビデオ・プロジエクタ−用コンバ−ジエンス調整装置 - Google Patents

ビデオ・プロジエクタ−用コンバ−ジエンス調整装置

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JP2578734B2
JP2578734B2 JP61056732A JP5673286A JP2578734B2 JP 2578734 B2 JP2578734 B2 JP 2578734B2 JP 61056732 A JP61056732 A JP 61056732A JP 5673286 A JP5673286 A JP 5673286A JP 2578734 B2 JP2578734 B2 JP 2578734B2
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    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
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    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の陰極線管(CRT)を具備するカラー
ビデオプロジェクタ用コンバージェンス調整装置に関す
る。
従来の技術 ビデオプロジェクタは、通常の陰極線管の蛍光面スク
リーンより大きなサイズのスクリーン上に画像を投影す
る一つのテレビジョン受像機である。最も広く使用され
ているタイプのビデオプロジェクタは、赤、青、緑の3
原色をそれぞれ再現する3つの陰極線管を有し、その各
々にそれぞれの画像をスクリーン上に投影するためのレ
ンズを具備している。3つの投影管により作り出される
画像はスクリーン上で完全に重ね合わされねばならな
い。しかし、このような画像の重合わせを、単に、投影
管及びレンズの方向調整だけで得ることは、実際は不可
能である。この不可能の理由は、種々あり、次のような
ものである: (a) 各投影管により作り出される画像の形状のばら
つき(これは、大量生産に固有のものである)、 (b) 通常プラスチック材料から作られたレンズ(こ
れは、経済的な理由のために、色収差補正がなされおら
ず、従って、3原色に対して、同一の屈折率を有してい
ない)、 (c) 3つの投影管の軸が全て投写スクリーンに対し
て垂直になっていないこと、 (d) 一般に、緑色画像を投影する投影管の軸が理論
的に投影スクリーンに対して垂直であるが、赤色及び青
色画像を投影する投影管の軸は、投影スクリーンに対す
る垂直線から傾いていること、そして、 (e) それ故、投影スクリーン上において、緑色画像
は長方形を呈するが、赤色及び青色画像は垂直方向に平
行するエッジを有する台形の形状を呈すること。
このようなことによって、ビデオプロジェクタには、
3つの投影管のうちの2つの投影管(一般には、赤色及
び青色投影管)の各電子ビームの水平及び垂直偏向に作
用するコイルに供給する電流を発生して、第1の投影管
(即ち、緑色投影管)によりスクリーン上に投影された
画像に、赤色及び青色画像が重なり合うように対応する
画像を調整するコンバージェンス補正又は調整装置を備
える必要がある。この補正は、能動素子や変調器を用い
るライン偏向(水平)及びフレーム偏向(フレーム)コ
イルに直接的に作用させるか、或いは、補助偏向器を用
いることによって実行される。
発明が解決しようとする問題点 現在までのところ、ビデオプロジェクタにこのような
コンバージェンス調整を行うためには、画像の或るゾー
ンから他のゾーンに変化可能なコンバージェンス補正信
号が形成されるように調整されるポテンショメータを用
いたアナログ回路が使用されている。
そこで、本発明は、ディジタル回路で構成され、安価
であるにも係わらず、特別の技能を必要としないで多数
の調整が可能なコンバージェンス調整装置を提供せんと
するものである。
問題点を解決するための手段 本発明による3つの投影管を有するカラービデオプロ
ジェクタのためのコンバージェンス調整装置には、画像
がN個のゾーンに分割され、これらNゾーンの各々に対
して、走査電流に与えられる補正を表わす値を格納する
ランダムアクセスメモリ(即ち、RAM)、及び、調整モ
ードの間、操作者(ユーザ)により発せられた指令に応
じてこのメモリの内容を修正するためのマイクロプロセ
ッサのような処理手段が備えられる。操作者は、例えば
異なる色の2つのカーソル(単純図形)の重合わせのよ
うな画像を観察することによって、ゾーン毎或いはゾー
ングループ毎の調整を実行する。ランダムアクセスメモ
リに格納された補正値は、それから、ビデオプロジェク
タの通常使用の間、自動的に作用する。
この処理手段は、画像分割ゾーン数よりも少ない数の
調整ステップから成る自動調整シーケンスを行うための
手段を備えている。この場合、第1の調整ステップの間
に、画像中央のカーソルを観察することによって調整が
なされ、マイクロプロセッサは、メモリ内の補正値の修
正を制御して、赤色画像及び青色画像全体を移動させる
ようにし、全てのゾーンがこの第1の調整ステップに関
係させられる。後続する調整ステップでは、調整により
作用されるゾーンの数が順次減少させられて行く。
この自動調整シーケンスは、ゾーン毎の調整に比べて
より迅速に実行することができるという長所を持ってい
る。加えて、第1の調整ステップが画像全体に作用する
ので、すなわち、第1の調整ステップのときから既に最
初の全面的な画像調整が作用させられてしまうので、こ
の自動調整シーケンスは更に短縮化することができるも
のであるが、これは調整がゾーン毎になされる場合には
当たらない。
調整を実行するために、本発明の一実施例において
は、操作者が遠隔制御ボックスを利用できる。この遠隔
制御ボックスは、キーが設けられた通常の赤外線タイプ
のものであり、各キーは、補正指令が操作者により発せ
られてメモリに格納され、その結果、スクリーン上に所
定色のカーソルを所定方向(水平又は垂直方向)に移動
するようにするのを可能にする。RAMの各ゾーンには、
次の4つの補正信号が含まれている:第1の信号は水平
赤色であり、第2の信号は垂直赤色であり、第3の信号
は水平青色であり、そして、第4の信号は垂直青色であ
る。ゾーン毎に調整が行われるとき、青色カーソルが、
各ゾーンについて、緑色カーソルに重なり合うように移
動されねばならず、また、この操作は、赤色カーソルに
ついても同様に実行されること、即ち、赤色カーソルは
緑カーソルに重なり合うように移動されることが必要で
ある。
さらに、メモリゾーン内の各補正値を増加(又は減
少)させるための増分だけカーソルを移動することによ
って、この増分に対応するステップずつ調整を行うのが
好ましい。この場合、信号のディジタル的特質による不
精確性が各ステップ毎に累積されるのを回避するため
に、格納された補正量は、各ステップにおいて、次のよ
うに修正される:カーソルの最終移動に先行してなされ
たステップ数を“n"とすると、メモリの内容からn個の
増分を減算し、この減算結果に、移動方向に依存して増
分に(n+1)又は(n−1)倍を加算する。
本発明の好ましい1実施例において、ビデオプロジェ
クタは、ライン数の異なるビデオ規格(video standar
d)に対応することができるタイプのものであり、マイ
クロプロセッサによって、ビデオ規格の切換えの結果と
して補正信号値に対してなされるべき修正が計算され、
再度調整する必要がない。それ故、操作者によりSECAM
方式(625ライン)に調整されたビデオプロジェクタ
を、フレーム当たり525本の走査線を有するNTSC方式の
ビデオテープレコーダに、更なる調整なしに、自動的に
使用することができる。
画像をゾーンに分割するためには、アドレス発生器が
使用され、このアドレス発生器は、例えば、水平走査周
波数の例えば64倍というような偶数倍の周波数をもって
動作する発振器を有し、この発振器からの信号はライン
走査信号に同期している。また、このアドレス発生器
は、並列出力をもつ少なくとも1つの分周器を有してお
り、この並列出力に低減された周波数信号が現われる。
これらの信号の内いくつかのパルスの状態は、分割され
たゾーンの水平座標を表現するものとして使われ、比較
的低い周波数の他のパルスは、その状態に応じてゾーン
の垂直座標を表現するものとして使われる。分周器の最
高周波数の最初の2つの出力によって、メモリの各ゾー
ンの4つの補正信号を読み出し或いは調整するためのシ
ーケンスを制御するのが好ましい。
この分周器は、多重規格のビデオプロジェクタのため
に、2つの部分を有しており、第1の部分は、各ゾーン
における補正信号及び水平方向のアドレスパルスを読み
出すためのパルスを作るものであり、第2の部分は垂直
方向のアドレスパルスを作り出すものであり、第2の部
分は、第1の部分より供給を受けており、規格に依存す
る各ゾーンのライン数を修正するためにプログラム可能
であるが、ゾーンは、例えば、SECAM方式では24本のラ
イン、NTSC方式では20本のラインから成っている。
ビデオプロジェクタは、また、垂直糸巻形歪、水平糸
巻形歪などのテレビジョン画像の通常の変形と共に、ス
クリーンに対する垂直線に関する投影管軸の可変の傾き
によるビデオプロジェクタ特有の変形を補正するため
に、通常、3つの投影管の走査に作用する幾何補正回路
も備えている(ところがコンバージェンス調整のために
は、この作用は2つの投影管の走査につき実行され
る)。事実、最も通常の場合、スクリーンが垂直である
のに対して、複数の投影管の軸は、水平面上になく、投
影方向において高さ方向に傾いた平面内にあり、また、
投影面の形状が画像の幾何学的変形の一因を構成する。
このような幾何学的欠陥は、コンバージェンス欠陥と
同様に、本発明の幾何補正回路により水平及び垂直偏向
フィールドに作用することにより、補正することができ
る。幾何補正には、スクリーンに対する投影管の配置方
向、或いは、スクリーンの形状とは独立しているものが
いくつかあり、このような補正は、一般に、製造者によ
って行われる。その他の補正は、操作者(又は設置者)
によって行われるものであり、水平台形、垂直線形性及
び垂直振幅欠陥がある。垂直振幅欠陥は、画像の高さの
標準からのずれであり、垂直線形性欠陥は、垂直方向に
従って距離が保持されない(位置により変化する)とい
う欠陥であり、水平台形欠陥は、画像が、長方形ではな
く、平行な水平エッジを有する台形の形状になるという
画像の変形である。本発明の調整装置は、コンバージェ
ンス調整回路に加えて、操作者によって使用される幾何
調整回路を備えており、そして、好ましくは、遠隔制御
ボックス内に収納される。
本発明の他の特徴及び利点は、添付した図面を参照し
つつなされる以下の説明からさらに明瞭になる。
実施例 3管式ビデオプロジェクタシステムの概要を示す第1
図の例において、ビデオプロジェクタ10は、緑色V、赤
色R及び青色Bのカラー画像を、それぞれ、レンズ111,
121,131を介してスクリーン9上に投影する3つの単色
投影管11、12、13を有している。各投影管は、電子銃に
より発生された電子ビームを水平及び垂直走査するため
の主偏向器を備え、そして、幾何補正及びコンバージェ
ンス補正のために、電子ビームに作用する一対の補助偏
向器も備えている。第1図では、緑色投影管11につい
て、主偏向器112及び一対の補助偏向器113が示されてい
る。
一対の偏向器は、それぞれ、2つのコイルから成り、
一方のコイル14は水平偏向用であり、他方のコイル15
は、垂直偏向用である。第2図では、対応する投影管の
カラーに対応した参照符号、即ち、緑色に対してはG、
赤色に対してはRは、そして、青色に対してはBの各添
字が付されている。各偏向コイルには、参照符号16で示
される水平偏向用、並びに、参照符号17で示される垂直
偏向用のコンバージェンス増幅器により、電流が供給さ
れる。各増幅器16,17は、その入力に与えられる電圧に
比例する強度の電流を出力する。スクリーン上における
公称位置に関するスポットの偏向は、偏向コイルを通流
する電流の強度に比例する。
第2図には、コンバージェンス調整回路19及び幾何補
正回路18が示されている。幾何補正回路18は、全ての水
平及び垂直コンバージェンス増幅器の入力に給電する2
つの出力181,182、並びに、主偏向器に関連する水平変
調器(図示せず)を制御する第3の出力183を有する。
以下、第3図を参照して分かるように、回路18は、それ
ぞれ、水平(又は、ライン)走査周波数fh及び垂直(又
は、フレーム)用走査周波数fvの各信号を受ける2つの
入力184,185を有している。
幾何補正回路18は、3対のコンバージェンス増幅器
(16V,17V;16R,17R;16B,17B)に給電を行う。これに
対して、コンバージェンス補正回路19は、赤色投影管12
(R)及び青色投影管13(B)に関連する2対のコンバ
ージェンス増幅器(16R,17R;16B,17B)のみに給電を行
う。回路18,19は、これらのコンバージェンス増幅器1
6R,17R;16B,17Bに、これら4つの増幅器の各々の入力
側に設けられた加算器20R,21R:20B,21Bを介して、同時
に給電を行う。
回路18と同様に、回路19は、ライン走査周波数fh及び
フレーム走査周波数fvに対応する周波数の信号を受ける
2つの入力191,192を有している。加算器20R,21R;20B,
21Bの対応する入力を駆動する4つの出力193,194;195,
196の前段には、ディジタル−アナログ変換器22R,23R
22B,23Bが備えられる。
コンバージェンス調整回路19は、赤色画像及び青色画
像を緑色画像に重ね合わせる目的で設けられたものであ
り、スクリーンを、次のような208(=16×13)個の分
割ゾーンに分割することをベースにしている:第4図に
参照数字“0"〜“15"で示される水平方向に16ゾーン、
及び、12ゾーンとフレーム抑圧期間に対応する初期ゾー
ン24(第4図)とから成る垂直方向の13ゾーン。第4図
では、太い破線で囲まれた長方形25がスクリーン上の可
視画像部分に対応する。水平方向には、マイクロ秒(μ
s)単位の時間がゾーン番号と共に示され、垂直方向に
は、SECAM又はPAL方式(1画像当たり625ライン)の第
1ハーフフレームに対する走査線数が示されている。
各ゾーンには、4つの補正値、すなわち、出力193,19
4,195,196の4信号が割当てられる。
ゾーンへの分割は、周波数fh,fvの信号を受信するア
ドレス発生器26を用いることによって行われ、コンバー
ジェンス回路19の一部分を形成し遠隔制御ボックス(第
14図)からの信号を入力271に受信するマイクロプロセ
ッサ27によって、規格切換えの場合、アドレス信号シー
ケンスを修正する機能が備えられる。マイクロプロセッ
サ27は、また、補正信号の計算のための操作を起こす。
これらの補正信号は、2Kバイトの容量を有するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)28に格納され、このRAMの入力
281はアドレス発生器26の出力に接続され、入出力282
マイクロプロセッサ27の入出力272に接続される。RAM28
には、電源供給が遮断された場合にその内容の保護する
ために、蓄電池(図示せず)が設けられている。
RAM28の出力283は補間器29の入力に接続され、この補
間器29は、後述するように、(同一列における)1方の
垂直ゾーンから他方の垂直ゾーンへの補正を平滑化する
役割を果す。この補間器29の出力信号は、RAM28の信号
と同様に、直列信号であって、ディジタル−アナログ変
換器22R,23R;22B,23Bによる4つの出力193,194;195,1
96に接続されたディマルチプレクサ30に供給される。
マイクロプロセッサ27は、コンバージェンス調整モー
ドの間、操作者の発した指令に応じてRAM28のメモリ内
容を修正するために使用される。このマイクロプロセッ
サ27は、また、例えば、SECAM方式から一画像当たり525
本の走査ラインを有するNTSC方式に移行する際、何等操
作者の手を煩らわすことなく、RAM28にメモリされた補
正値を自動的にNTSC方式用に変換する機能をも有する。
従って、規格修正の際には、何ら新しい調整は不必要で
ある。
『幾何補正回路18(第3図』 幾何補正回路18は、その主要部が第3図に示され、テ
レビジョン走査に固有の幾何学的欠陥に対する従来形補
正のための信号(この信号は操作者によって修正するこ
とができない)を発生する。この回路18は、また、遠隔
制御ボックスを用いて操作者によって調整可能であり、
入力186に作用する信号Vcontを発生する。操作者による
アクセスが可能なこれらの調整は、レンズ111,121,131
により投射される3本の光ビームのスクリーン9に対す
る非垂直性を補償するための調整である。これらの調整
は、まず、全ての垂直振幅に作用すること、即ち、画像
の修正することである。これらの調整は、さらに、垂直
線形性に影響を与えること、即ち、垂直方向距離が再確
立されるのを可能にすることである。そして最後に、操
作者は、ラインの長さを修正して画像の長方形を再確立
するようにするための「水平台形」調整を行うことがで
きる。
また、操作者によるアクセスが不可能な調整には、垂
直振幅、垂直線形性及び水平台形調整がある。更には、
水平線形性、水平振幅、水平曲率、垂直(南北)糸巻形
歪(north-south pincushion)及び水平(東西)糸巻形
歪(east-west pincushion)補正がある。
固定幾何補正(操作者によるアクセスが不可能な補
正)を行うために、“x",“y"を、それぞれ、スクリー
ン上のスポットの水平及び垂直座標とすると、基準電圧
Vrefをライン周波数fh及びフレーム周波数fvで積分し
て、x,x2,y,y2,xy,x2yに比例する信号が形成されるよう
にする。
所謂、「可変」幾何補正(これらの補正は、操作者に
アクセス可能である)のためには、操作者により遠隔制
御ボックスから調整可能な制御電圧Vcontが積分され
て、y,y2に比例する信号が形成されるようになされる。
信号Vrefは、ライン周波数fhでリセットされる第1の
積分器31の入力、及び、フレーム周波数fvでリセットさ
れる積分器32の入力に供給される。積分器31の出力には
信号“x"が得られ、この信号は、これ又、周波数fhによ
り制御される第2の積分器33の入力に供給され、この積
分器の出力に信号“x2”が送出される。
積分器31の出力は乗算器34の第1入力に接続され、こ
の乗算器の第2入力は積分器32の出力信号、即ち、信号
“y"を受信する。それで、乗算器34の出力に信号“xy"
が送出され、この信号は、水平台形調整ポテンショメー
タ36を介して加算器35の入力351に供給される。
積分器31からの出力信号“x"もまた、水平振幅調整用
ポテンショメータ37を介して加算器35の第2入力352
供給される。加算器35の第3入力353は、積分器33から
の出力信号“x2”を、水平線形性ポテンショメータ39の
調整に依存した係数を伴って受信する。加算器35の出力
はアドレス発生器18の水平補正出力181を形成する。
積分器33からの出力信号“x2”は、また、水平曲率調
整用ポテンショメータ42を介して加算器41の第1入力41
1に供給される。加算器41の出力は発生器18の垂直補正
出力182を形成する。
乗算器34の出力“xy"は、ライン周波数fhにより制御
される別の積分器43の入力に供給され、それにより、積
分器43は信号“x2y”を出力し、この信号は、ポテンシ
ョメータ44を介して加算器41の第2入力412に供給され
る。この入力412の信号は垂直糸巻形歪補正に作用す
る。
積分器32の出力から送出される信号“y"は、垂直振幅
を調整するためのポテンショメータ45を介して加算器41
の第3入力413に供給される。積分器32の出力信号は、
また、ポテンショメータ46を介して加算器47の第1入力
471に供給され、この加算器の出力は回路18の出力183
形成し、出力183は、水平変調器、即ち“x"による乗算
を実行する回路に接続される。入力471に供給された信
号は水平台形補正に作用する。
積分器32からの出力信号“y"は、フレーム走査周波数
fvで制御される積分器48の入力にも供給され、それで、
その出力に信号“y2”を送出し、この信号は、ポテンシ
ョメータ49を介して加算器41の第4入力414に供給され
る。この入力414の信号は垂直線形性補正に寄与する。
出力信号“y2”は、また、水平(南北)糸巻形歪補正に
作用するための別のポテンショメータ50を介して加算器
47の第2入力472に供給される。
操作者により遠隔制御ボックス(キー130;第14図)を
用いて得られる調整可能な制御電圧Vcontは、垂直周波
数fvで制御される積分器51の入力に供給されて、その出
力に、“y"に比例した信号、即ち、“αy"が作られるよ
うにされる。この信号“αy"は,係数K1を乗算する抵抗
52(又は数個の抵抗)を介して加算器41の第5入力415
に供給される。入力415の信号“K1αy"は、垂直方向振
幅補正を可能にする。
積分器51からの出力信号“αy"は、係数K3を乗算する
1個(又は数個)の抵抗53を介して、加算器47の第3入
力473に供給される。この入力473における信号は水平方
向台形補正に寄与する。
そして、信号“αy"は,垂直走査周波数により制御さ
れる積分器54の入力に供給され、従って、その出力に信
号“αy2”が得られ、この信号“αy2”は、係数K2を乗
算する1個の(又はそれより多い)抵抗55を介して、加
算器41の第6入力416に伝送される。この入力416に供給
される信号“K2αy2”は、垂直線形性に作用する。
注目すべきことは、加算器47からの出力信号を受けビ
デオプロジェクタの基本回路の一部を形成する水平変調
器が、水平台形補正(実行されるべき最重要補正)に対
して特に有用である最も重大な振幅補正を行うというこ
とである。最後に、垂直周波数積分器32,48,51,54の基
準電圧は、ビデオ規格修正時に、マイクロプロセッサの
制御下で調整可能である。更に続いて説明するように、
ディジタル−アナログ変換器22R,22B,23R,23Bの基準電
圧も、同一の理由の故に、調整可能である。
『コンバージェンス調整回路19』 [I] アドレス発生器26(第5図) 第5図に示されるように、周波数fh,fvの信号が整形
回路60の入力191,192に供給され、この回路によって、
実質的に正弦波状のパルスが矩形パルスに変換される。
この整形作用は、水平走査周波数の信号について、第
6a図及び第6b図に示される。つまり、入力191には、0
から12μsecの間、即ち、ライン走査帰線期間の間に各
ラインに現れる信号61が供給される。このパルス61は、
t=μsecで最大値をとり実質的に正弦波状に変化す
る。また、出力601には水平走査周波数の信号f′hが得
られるが、この信号は区営パルス62(第6b図)の形状を
呈する。
信号f′hは、電圧制御発振器、即ち、VCO64を備えた
位相ロックループ(PLL)63に供給され、この発振器の
出力641に発生され1MHzの周波数をもつ信号は、64分周
する同期形分周器に伝送される。発振器64からの信号の
入力信号f′hとの同期は、分周器65の出力655から乗算
器66の第2入力への接続によって得られるものであり、
この乗算器は、第1入力に信号f′hを受信し、出力が
発振器64の制御入力642に接続される。
同期分周器65の6つの出力650〜655には、それぞれ、
第6c図〜第6f図に示される信号A0〜A5が現れる。信号A0
は、0.5MHz(発振器64の出力信号周波数の半分)の周波
数でデューティサイクル0.5の周期的矩形波信号であ
り、信号A1は信号A0の周波数の半分の周波数を有し、信
号A2の周波数は信号A1の半分であり、以下、同様となっ
ている。従って、信号A5は15625Hzの周波数、即ち、ラ
イン走査周波数fhを有する。
信号A0,A1は、コンバージェンス増幅器のための補正
信号の読込み(又は読出し)シーケンスを制御するため
に、各ゾーンにおいて用いられる。それで、A0=0のと
きは、補助水平コンバージェンス偏向器のための補正信
号が読込まれ(又は読出され)、A0=1については、読
込まれるか或いは読出されるのが垂直修正のための補正
信号となる。A1=0の場合は、赤色チャネルRが格納
(又は、作用)され、そして、A1=1の場合は、関係す
るのが青色チャネルBはとなる。
残りの4つの信号A2〜A5は、16個の水平列又はゾーン
(第4図)のうちの1つ番号を表わす2進数のビットを
形成する。
垂直行又はゾーンの番号はプログラマブル分周器68に
よって生成され、この分周器の出力686〜689に4つのビ
ットA6〜A9が現れる。分周器68は、リセット入力681
リセットパルスを発する制御回路69によって、各フレー
ムの開始点でリセットされる。そのために、回路69は、
整形回路60の出力602に接続され、それで、入力691に垂
直走査周波数の矩形波信号f′vを受信する。
回路69の他の入力692で受信される信号は、ビデオ規
格、即ち、フレーム当たりのライン数を表わす。事実、
画像が一定数(13)の行に分割されることに伴い、ゾー
ン当たりのライン数は規格によって変化する。そのた
め、625ライン規格の場合、各ゾーンは半フレーム当た
り24ラインで成るのに、525ライン規格では、各ゾーン
は半フレーム当たり20ラインより成る。従って、制御回
路69の4つの並列出力693〜696を分周器68の対応する入
力に接続して、各ゾーンが対応する半フレーム当たりラ
イン数を備えるような分割係数となるようにする。
最後に、回路69の出力697は後述するところから明ら
かなように、メモリ28から、補間器29の一部を形成する
積分器に初期値を転送するのを制御するためのものであ
る。
この補間器の目的は、或る垂直ゾーンから他の垂直ゾ
ーンへの補正値を平滑化することである。
[II] 水平方向ゾーン間の平滑 水平方向の連続するゾーン間の平滑は、補助コイル及
びコンバージェンス増幅器の応答時間の故に、必然的に
生じる。関連するコイルを伴ったコンバージェンス増幅
器の応答は、第9a図及び第9b図に示される。第9a図に
は、コンバージェンス増幅器の入力に供給される信号
“v"が示され、第9b図には、対応するコイルで得られる
信号Δxが示される。それで、この「増幅器−コイル」
アセンブリは、水平方向のゾーン幅(4μs)に等しい
立上り時間を有するベッセル応答を有する。
[III] 補間器29(第10,11図) 垂直方向の平滑化の(水平平滑化と比較した)困難性
は、関係するゾーンが時間において隣接していないこと
に依存する。
第10図を参照して補間器29の説明をする前に、このよ
うな線形補間器の原理について、先ず、第11a図〜第11f
図によって説明しよう。
線形補間は、フレーム帰線の間、第11a図のセグメン
ト70及び第11b図のセグメント71により示される一定値
を、各初期ゾーンに割り当てることにより達成される。
これに対して、同一垂直列の他のゾーンにおいては、補
正信号は一定性を維持せず、線形的に変化する。この線
形的変化は、第11b図のセグメント711,712,…等々によ
って示される。線形的変化のレートは、一般に、ゾーン
によって異なっている。換言すれば、各ゾーンに対し
て、セグメント711,712,…等々の傾斜、即ち、当該ゾ
ーンにおける補正信号の変化レートが割り当てられる。
それで、第11a図では、画像の第1可視ゾーンの傾斜が
セグメント701で表わされ、第2可視ゾーンに対する傾
斜がセグメント702で表わされ、以下、同様である。
もちろん、第11b図の隣接するセグメントは、互いに
接続される。即ち、垂直方向における各ゾーン切換えに
対して、不連続性はなく、単に傾斜の変化があるだけで
ある。従って、番号“i"のゾーンにおいては、補正信号
Vsi(第11b図)は、次式のように変化する: Vsi=Vsi-1+(1/t)Vei-1(t-ti-1) (1) ここで、tは、垂直方向における1ゾーンの持続期間、
即ち、この例においては、(625ライン規格では)24ラ
インの持続期間、又は、(525ライン規格では)20ライ
ンの持続期間を表わし、Vsi-1は、先行するゾーンの最
終ラインでの信号Vsにより到達される値を示し、t
i-1は、ゾーンの開始時間を示す。
次の点に注意すべきである:セグメント70,701は、第
11b図のセグメント71,711,712…等々と同様に、信号包
絡線を表わしており、信号を表わすものではない、その
理由が、後者は各ラインの持続期間の1/16(列の幅)に
ついて現われるだけであるという点にあること。換言す
ると、セグメント70,71は、図示にように、連続的なセ
グメントではなく、次々に現れる横座標軸に平行な一連
のセグメントである。
或る可視画像列において、補正信号を修正することが
望まれるとき、このゾーンにおける傾斜は、増大(或い
は減少)させられる。即ち、このゾーンに対する傾斜信
号Veは、或る量ΔVeだけ、増大(或いは減少)させられ
る。しかし、続くゾーンに影響を与えないために、直後
に続く垂直ゾーンの信号は、同一量ΔVeだけ、減少(或
いは増大)させられる(第11c図)。それ故、第11d図に
示されるように、信号Vsは、問題のゾーン及び次のゾー
ンに対してのみ変化する。変形例としては、このような
修正のために、後続するゾーンに代えて、先行するゾー
ンに作用することができる。
同一列の全てのゾーンのための同一値の補正(第11f
図)のためには、初期ゾーン(フレーム帰線)に割当て
られる信号Veを対応した量だけシフトして、所望の結果
を得るようにすれば十分である(第11e図)。
各ゾーンには次の4つの補正値が対応することに注意
すべきである:水平赤色、垂直赤色、水平青色及び垂直
青色。換言すると、各列に対して、4つのセグメント70
が初期ゾーンに用意され、可視ゾーンのためには、4つ
の傾斜値が用意されるのである。
第10図には、第11図を参照しつつ説明した機能を備え
る補間器が示されている。この補間器は、主として、64
の12ビットワードの容量を有するバッファメモリ75及び
12ビットワードを加える加算器76より成る多量化ディジ
タル積分器で構成される。
積分は、各ラインに対して、メモリ75の内容を、問題
のゾーンにおける信号Veの値(第11a図)の関数である
増分値だけ、増加させることにある。この増加は、加算
器76を用いることにより行なわれる。式(1)を参照す
ると、増分は625ライン規格に対しては値Vei/24、NTSC
方式に対してはVei/20である。
積分器は、メモリ28からの情報を受け、アドレス発生
器26からの信号を制御する。
第10図では、メモリ28の出力に接続された導体77によ
って、8ビットのディジタル信号が加算器76の入力761
に供給される一方、ラッチ回路78の入力781にも同一信
号が供給される。アドレス発生器26より送出される信号
には、1つに、制御回路80の入力801に与えられる導体7
9上の1MHz信号があり、また1つに、制御回路80の入力8
02に接続された導体81により与えられる(例えば、PAL-
SECAMシステムのライン22上の)フレーム帰線終端にお
ける初期値を制御する信号VIがあり、そして最後に、補
正値のタイプ(A0−水平又は垂直)、チャネル(A1−赤
色又は青色)、及び、列の数(A2〜A5)を表し、導体82
によりメモリ75の入力752に加えられるアドレス信号A0
〜A5がある。制御回路80は、R/W信号をラッチ回路78,83
のそれぞれの入力782,831に与える。
バッファメモリ75のデータ入出力753は、ラッチ回路78
の出力783、加算器76の第2入力762、及び、第2のラッ
チ回路83の出力832に接続され、このラッチ回路のデー
タ入力833は加算器76の出力763に接続される。
この第10図を参照して説明した補間器は、多重化され
た態様で、第11図を参照しつつ説明したように動作す
る。
(PAL又はSECAMシステムを使用する場合のライン22上
の)フレーム帰線終端において、アドレス発生器は回路
80の入力802に初期化信号V1を与え、この初期化信号は
ラッチ回路78の入力782に伝送されるが、このラッチ回
路は、メモリ28(第2図)により供給され、初期ゾーン
に対する信号Ve及び16の行の全てに対する信号Ve(第11
a図)に対応する64のビットワードを、バッファメモリ7
5に伝送するのを可能にするためのものであり、これら
の信号の各々は、次の4つの補正値で構成される:水平
赤色、垂直赤色、水平青色及び垂直青色。
12ビット容量のバッファメモリ78については、メモリ
28により供給されるワードの8ビットは(最)上位ビッ
トであって、メモリ75の各ワードの(最)下位4ビット
はこのステップでリセットされる。
メモリ75のローディングモードは、1本乃至数本のラ
インの間続く。このモードの後、本来の積分動作が次の
ように開始される:例えば、水平赤色に対応した第1の
補正値Ve(結果的に可視信号となって表れる)が、ゾー
ン0について、加算器76の入力762に与えられ、メモリ2
8により入力761に与えられる8ビット増分に対して、加
算される。この増分の値は、各垂直ゾーンが24ラインか
ら成る場合には、Vo/24である〔式(1)を参照〕。こ
のようにして、加算器76の出力763には、セグメント71
の第1の点711 1(第11b)に対応する信号Vsが得られ
る。この加算の結果、即ち、12ビットで或るワードであ
る信号Vsがラッチ回路83を介してメモリ75に供給される
結果として、初期値Voが、置き換えられ、メモリ75に読
み込まれる。ラッチ回路83の出力832における信号V
sは、また、導体84を介してディマルチプレクサ30(第
2図)に送信される。
これらの全動作は1マイクロ秒続く。導体79,82によ
り伝送される信号変化の制御の下、新しい値、例えば、
初期ゾーン(フレーム帰線)の垂直赤色に対応した値
が、メモリ75に読み込まれる。このようにして、上述し
たプロセス、即ち、第1の積分ステップの実行が、再度
繰り返される。1ラインの持続時間は64マイクロ秒であ
るので、1ラインにつき64の補正信号が容易に処理され
る。
次のラインにおいて積分処理手順が続けられる。即
ち、セグメント711について実行される。24のフレーム
ラインの後、第1の列の端部において、アドレス発生器
の制御の下、メモリ28は、64の補正信号の各々について
新しい値Veを送出する。このようにして、セグメント71
2について処理をして行き、この処理手段がこのフレー
ムの端部まで継続される。
[IV] カーソル及びパターン発生器(第7,8図) コンバージェンス調整を容易にするために、カーソル
85及びカーソル86(第8図)をスクリーン上に投影し、
カーソル85は、輝度のある2本の線分で形成された十字
の形状を呈し、調整されるべき色(赤色又は青色)をし
た一方の垂直線分851及び他方の水平線分852で成り、カ
ーソル86は、これと同一形状であるが緑色であり、これ
らのカーソルは、それぞれ、調整されるべきゾーンに存
在する。
操作者に対しては、カーソル85をカーソル86に重ねる
ように移動するために遠隔制御を作動して調整が行われ
るようになっている。
さらに、調整を容易にするために、調整されるべき色
(赤色又は青色)をした水平及び垂直線で形成された一
方のパターン87、及び、このパターンと同一形状である
が緑色をした他方のパターン88を用いることにより、画
像のゾーンがスクリーン上に投影される。パターン87,8
8の線の輝度はカーソル85,86の線分の輝度より低い。
これらのカーソル及びパターンを発生するために、第
7図の回路が用いられ、この回路に備えされたシフトレ
ジスタ90は、マイクロプロセッサ27から、調整が実行さ
れるべきゾーンのアドレスをその入力91に受ける。この
アドレスは、水平座標のための4ビットから成るワー
ド、及び、垂直座標のための4ビットから成るワードで
形成される。マイクロプロセッサ27は、また、クロック
信号Hを送出して、これをレジスタ90の入力902に加え
る。レジスタ90の並列出力は比較器91の第1入力に接続
され、この比較器の第2入力912は、上述したようにス
クリーンのゾーンの走査を表わすワードA2,A3,…,A9
を受ける。
それ故、比較器91の出力913には、関係するゾーンが
出現する間だけ、信号が得られ、この信号は、カーソル
85又は86を発生するカーソル発生器92の入力921に供給
される。この発生器92は、垂直線分851及び水平線分852
を発生する。発生器92は、マイクロプロセッサ27からの
可能化信号を受信する可能化入力922、及び、アドレス
発生器からの信号A1,A6をそれぞれ受信する入力923、924
を有する。信号A1,A6の変化は、比較器91により与えら
れる信号と同時に、カーソルを発生するために用いられ
る。
信号A1,A6は、また、パターン発生器93を用いてパタ
ーン87,88を発生するためにも用いられ、この発生器
は、これらの信号A1,A6を受信する2つの入力931,932
加えて、マイクロプロセッサから到来する可能化信号の
ための入力933を有している。
カーソル発生器92の出力は加算器94の第1入力941
接続される一方、パターン発生器93の出力は加算器94の
第2入力942に接続される。しかしながら、この加算器9
4は、その入力942に供給される信号に対して係数1/2を
割り当てるようになっている。それで、カーソル85,86
は、パターン87,88より輝度が高い。
パターン87,88によって、画像のゾーンを位置づけす
ることができる。しかしながら、後述するように、所
謂、「自動」操作モードにおいては、発生供給93の入力
933に不能化信号が供給されるので、このパターンはス
クリーン上に投影されない。この場合、カーソルは、調
整されるべきゾーンに自動的に移動し、その或るゾーン
から他のゾーンへの移動は、マイクロプロセッサ27によ
り制御されるシーケンス内に用意される。
[V] ディマルチプレクサ30及びディジタル−アナロ
グ変換器22,23(第12図) 補間器29の出力導体84はラッチ回路96R,96B,97R,97B
の入力に接続される。ラッチ回路96Rは赤色用及び垂直
方向用の補正信号を格納し、回路96Bは青色用及び垂直
方向用補正信号を格納し、回路97R,97Bは、水平方向用
の補正信号を格納すると共に、赤色用及び青色用の補正
信号をそれぞれ格納する。このような選択的な格納は、
制御回路(図示せず)により出力される制御信号を用い
ることによって行われ、この制御回路は、信号A0,A1
もとにしてクロック信号HRV,HBV,HRH,HBHを送出し、こ
れらのクロック信号によって、対応する補正信号が導体
84上に現れた時、ラッチ回路を開くようになっている。
加えて、ラッチ回路96,97を制御するこれらのクロック
信号は、各ライン毎に、そして、対応するゾーンに対し
て、対応するゾーンの4μsの持続時間の間、これらの
回路の内容を送出するために用いられる。回路96,97
は、このようにして、それらの入力の直列的に供給され
る補正信号を同位相に戻すのである。
垂直偏向器用の補正信号を変換するディジタル−アナ
ログ変換器23R,23Bは、垂直方向における不連続性を回
避するために、12ビットの容量を有している。これに対
して、水平方向における不連続性は問題が少ないので、
ディジタル−アナログ変換器22R,22Bはビットタイプに
なっている。
さらに、各変換器23と対応する補助垂直コンバージェ
ンス偏向器との間には、サンプル及びホールド回路99R
99Bが介挿され、これらの回路の各々は、パルスA0,A1
もとにして制御回路により供給される制御信号SRV,SBV
を受信するサンプリング入力を有している。このような
サンプル及びホールド回路は、変換器23R,23Bの出力に
現われ得る中間的寄生状態〔「グリッチ(glitch)」〕
を克服する。
[VI] RAM28及びマイクロプロセッサ27(第13図) 2Kバイトの容量を有するメモリ28は、ビデオプロジェ
クタの通常使用時に補助コンバーセンス偏向器に供給さ
れる補正信号を格納する。このRAM28は、予備的調整ス
テップにおいて、マイクロプロセッサ27の制御の下、ロ
ーディングされる。それで、メモリ28のアドレス入力28
1は、一方では、ゲート回路100を介してアドレス発生器
26に接続され、他方では、別のゲート回路101を介し
て、マイクロプロセッサ27の中央処理装置(CPU)102の
アドレス出力273に接続される。これらのゲート回路10
0,101は、アドレス入力281に向かう単一の方向に情報を
通過させるだけであり、一方の回路が可能化されると他
方の回路が不能化されるように制御される。回路100
は、(10ビットから成る)信号A0〜A9をメモリ28の入力
281に伝送する。マイクロプロセッサの出力273は、調整
モードの間、10ビットアドレス信号をメモリ28に供給す
る。
マイクロプロセッサ27は、中央処理装置102及びEPROM
メモリ103で構成され、このメモリ103は、中央処理装置
用のプログラム又はプログラムデータを記憶する4Kバイ
トの容量をもち、アドレス入力1031が中央処理装置102
のアドレスデータ273に接続される。入力103に供給され
るアドレス信号は12ビットである。メモリ103のデータ
出力1032は、一方において、マイクロプロセッサ27のデ
ータ入出力272に接続され、他方において、ゲート回路1
06が設けられた同一のバス105又はデータ導体を介して
メモリ28のデータ入出力282に接続される。
ゲート回路106は、受信した順序に依存して一方向又
は他方向に可能化される。
第13図には、遠隔制御ボックスから受信される信号に
対する入力271、及び、ビデオ規格(一般に、525又は62
5ライン)を表示する信号が供給されるマイクロプロセ
ッサの入力274が示されている。また、パターン発生器9
3(第7図)の不能化入力933に接続された出力275、カ
ーソル85又は86のアドレスを送出するレジスタ90の入力
901に接続された出力276、及び、メモリ28,103だけでな
く、ゲート回路100、101、106を制御するための出力277
が示されている。
『ビデオ規格の切換え』 (調整後の)通常使用モード、つまり、所謂「ディス
プレイモード」において、マイクロプロセッサ27は、入
力274の信号がビデオ規格の切換えを指示したとき、ゾ
ーン及び補正信号の修正を制御するのに使用される。マ
イクロプロセッサ27の入力274に供給されるこの信号
は、例えば、単なる接触スタッドスイッチを備えた規格
検出回路(図示せず)によって与えられる。規格検出回
路からの信号は、また、回路69の入力692にも供給さ
れ、この回路69は、アドレス発生供給26(第5図)を制
御して、計数シーケンス、より詳細には、リセット(分
周供給69の入力681)だけでなく、分周器68の分周比を
修正するよう制御する。
既述したように、各ゾーンは、525規格では20ライン
で、そして、625規格では24ラインで構成される。この
各ゾーンにおける異なるライン数の故に、第11図に示さ
れた積分により作用される補間には、規格に、即ち、フ
レーム当たりのライン数に依存して異るパラメータを使
用されることが明らかである。
1つの実施例においては、全ての補正信号の修正が、
マイクロプロセッサにより実行され、セグメント701,70
2,…等々(第11a図)に対応する全ての値を、各ゾーン
のライン数に逆比例して変化する値で、置換えることか
ら成る計算によってなされる。
より簡単な別の実施例においては、ディジタル−アナ
ログ変換器22,23により送出される信号の振幅が、例え
ば、各ゾーンにおけるライン数の逆比関係でそれらの基
準電圧を修正することにより、修正される。この例にお
いて、変換器22,23の基準電圧の代えて、コンバージェ
ンス増幅器16,17のゲインを使用することができる。こ
の実施例においては、セグメント70,71(第11a図及び第
11b図)により表現される初期補正値も修正される。こ
のようにして、列当たりの単一の値だけが修正される。
例をあげると、625ライン規格において調整が完了
し、それから、525ライン規格でビデオプロジェクタを
使用するように望まれた場合は、変換器22,23の基準電
圧または増幅器16,17のゲインは、比24/20=6/5で修正
され、初期値V0が逆比、即ち、5/6で乗算される。
計算には必然的に近似が用いられるので、そして、他
の規格に、例えば、525ラインから625ラインに戻すの
に、初期値は必ずしも再度見出されないことがあるの
で、最初の調整操作の間に得られた補正信号の値をメモ
リに格納して保持する必要がある。このため、RAM28の
1つのゾーンが、この調整の間に計算されたこれらの値
を保持するのに用いられ、これらの値がその後は補正さ
れないで各規格切換え毎に基準として使用される。
このように、このビデオプロジェクタは、異なる規格
で容易に使用することができる。
525ライン規格において調整がなされた場合、625ライ
ン規格に戻すには、初期値V0は6/5で乗算され、ディジ
タル−アナログ変換器の基準電圧又は増幅器のゲインは
比5/6で修正される。
『遠隔制御ボックス110(第14図)』 ビデオプロジェクタを制御してそして調整を行うため
に、操作者に対し、従来型のキー111,112を備えた遠隔
制御ボックス110(第14図)が設けられる。このキー111
は、チャンネル番号を格納するためのものであり、キー
112は、局同調及び同調周波数に対して音量、輝度、カ
ラー濃度を調整するためのものである。このボックスに
は、さらに、幾何及びコンバージェンス調整のためのキ
ーアセンブリ113、並びに、スイッチ114が備えられる。
このスイッチ114は、その位置に応じ、ビデオプロジェ
クタ機能を制御する(即ち、キー111,112を使用する)
ための通常操作モード“N"、或いは、第14図の「コンバ
ージェンス」位置(2つのライン規格に対応して2つの
位置“525",“625"がある)によって指示される調整モ
ードの何れかで、遠隔制御ボックス110を使用すること
ができるようにするためのものである。なお、位置“RA
Z"が、メモリ28の内容をリセットするか或いは初期状態
に戻すために設けられる。
この例では、調整は次の2つのモードで行われる:コ
ンバージェンス調整がゾーン毎に行われ、或るゾーンで
行われた調整が他のゾーンで行われた調整に影響を与え
ない第1の所謂「マニュアル」モード、及び、各調整に
おいて画像全体に作用する第2の「自動」モードであ
る。マニュアル調整用キー(MANU)115の作動によっ
て、マニュアルモードにおける調整が制御される。自動
調整用キー(AUTO)116の作動によって、自動モードへ
の移行が引き起こされる。
(A) マニュアル調整モード マニュアル調整モードにおいては、次のように操作す
る: 操作者は、スイッチ114を、例えば、フレーム当たり6
25ラインのような使用される規格に対応した「コンバー
ジェンス」位置に切換え、それから、キー115を押圧す
る。スクターン上には、それにより、少なくとも1つの
パターン87は88、及び、少なくとも1つのカーソル85又
は86が現われる。そこで、操作者は、キー1191〜1194
用いて、パターンのうちコンバージェンス調整を作用す
ることが望まれるゾーンに、カーソル85,86を移動させ
る。キー1191の作動によって、カーソルを垂直方向下方
に移動させ、また、キー1191によって、垂直方向上方へ
のカーソルの移動を制御する。それから、キー1193が、
カーソルを水平方向左方に移動するために用いられ、キ
ー1194により、カーソルを右方に向って水平移動させる
よう作用させる。
一旦、カーソルが所望のゾーンに位置させられると、
操作者は、赤色キー117又は青色キー118を押す。この位
置では、スクリーン上に、選択された色(赤又は青)の
カーソル及び同一色のパターン87が、緑色カーソル86及
び緑色パターン88と共に、現われるので、そこで、キー
119(1191〜1194)により、緑色カーソル86に対して赤
色(又は青色)カーソル85を移動させる。キー119が作
動される度毎に、マイクロプロセッサの制御の下、対応
するゾーンに対する、並びに、選択された赤色(又は青
色)に対するメモリ28内の補正値が修正される。キー11
9はカーソル85の所定方向への1ステップだけの移動に
対応するので、これらのキーの何れか、例えば、キー11
91が作動される度毎に、対応する値が、メモリ28内の増
分だけ、増加させられる。一方、キー1192が作動される
度毎に、メモリ28内の対応する値が同一量だけ、デクリ
メントされる。一旦、1つの色につき調整が完了する
と、他のキー118又は117を押圧して他の色について同一
の調整をする。
このマニュアル調整モードにおいては、各ゾーンにお
けるコンバージェンス用補正信号が、画像の他のゾーン
に対する補正信号とは独立して発生する。しかし、この
ような独立性を確実にするためには、第11c図及び第11d
図に関して述べたように、垂直方向に隣接するゾーンに
おいて修正を行わなければならないことに、注意すべき
である。
このタイプのマニュアル調整は、良い結果を生むが、
画像を構成するゾーンが非常に多数であるので、比較的
長くて退屈なである。これは、このようなマニュアル調
整が自動形の調整を補足するのに用いられるようになっ
ているからであり、この自動形の調整では、各調整シー
ケンス毎に、画像全体に亘って或いは画像ゾーンのグル
ープに亘って、補正を行うことができる。
(B) 自動調整モード 自動調整モードにおいては、マイクロプロセッサが調
整シーケンスを行う。即ち、この操作モードにおいて
は、操作者は、カーソル対が位置するゾーンを自由に選
ぶことができない:つまり、第1ステップでは、この対
は自動的に所定の位置、この例では、スクリーンの中心
に置かれる。赤色カーソルを緑色カーソルに重ね合わ
せ、それから、青色カーソルを緑色カーソルに重ね合わ
せることにより、第1の調整が赤色及び青色の2色に対
して完了したとき、自動調整用キー(AUTO)116の下に
設けられた調整ステップ前進用キー(Avance)120の押
圧により、カーソルを自動的に第2の位置に移動させ
る。調整シーケンスのステップ数は、画像ゾーン数より
少ないのが好ましい。この例では、調整が実行され得る
カーソル位置の数は13である。
第1ステップにおいて、補正はゾーン全体に亘ってな
される。第2ステップからは、先ず、画像の半分を占め
るゾーン全体に亘って、その後は、画像の1/4に亘っ
て、補正が行われる。
第15図には、この自動調整モードが用いられる場合
に、画像125において、カーソル対が順次現われる位置
が示されている。
ポイント“1"は画像の中心であり、このポイントで
は、緑色カーソルに向かう赤色(又は青色)カーソルの
移動によって、赤色(又は青色)画像の全体的な移動を
生じる。即ち、この第1調整ステップは赤色(又は青
色)画像全体の位置に影響する。
ポイント“2"は上半部画像の中心にある。このポント
で行われる調整により、この上半部画像の振幅及び傾斜
の補正を引起こす。即ち、このステップは、上方の赤色
及び青色半分画像の大きさ及び傾斜を、対応する緑色半
分画像に関して調整する。
ポイント“3"は下半部画像の中心である。調整は、ポ
イント“2"の場合と同じであるが、下方の半分画像につ
いてなされる。
ポイント“4"は右側の半分画像の中心である。このス
テップでの調整は、この右側半分画像の振幅及び傾斜に
作用する。
ポイント“5"は左側の半分画像の中心である。このポ
イントでは、振幅及び傾斜調整が左側半分画像に対して
行われる。
ポイント“6"、“7"は、それぞれ、画像の上方及び下
方エッジの中間にある。これらのポイントにおける調整
によって、それぞれ、上方及び下方半分画像について、
赤色及び青色画像の垂直線形性及び垂直曲率を補正す
る。
ポイント“8"は右側端垂直辺の中間に、そして、ポイ
ント“9"は左側端垂直辺の中間にある。これらのポイン
トでは、調整によって、それぞれ、右側及び左側半分画
像について、赤色及び青色画像の水平線形性及び水平曲
率を補正する。
最後に、ポイント“10",“11",“12",“13"は、画像
の4つの角(上右、上左、下左及び下右)に設定され
る。カーソルをこれらの位置に置くことによって、対応
する1/4画像について、水平及び垂直台形補正がなされ
る。
この自動調整モードにおける各調整ステップには、マ
イクロプロセッサ27のメモリ103に格納された補正テー
ブルが対応しており、このテーブルは、各ステップ毎に
異っている。キー119を作動することによる赤色又は青
色カーソルの1ステップ分の移動によって、どれかのキ
ー119iが作動されると、必ず、或る増分値をメモリ28の
対応する位置に転送する操作が引起されて、例えば、第
1調整ステップの間の画像全体の置換えのような、所望
の効果を得られるようになっている。言い換えれば、第
1調整ステップの間、キー119の作動によって、全ての
画像ゾーンに対して補正信号の修正を引起すのに、マニ
ュアルモードでは、このような補正は単一画像ゾーンに
関係するだけである。
各テーブルにおいて、メモリ28内の対応する値に加算
され、或いは、この値から減算される増分は、符号ビッ
ト、整数部3ビット、分数部4ビット(10進小数点以
下)を含む8ビットでコード化される。
種々のメモリにおける信号は限られたビット数をもつ
デジタル形のものであるので、メモリ28内の各位置にお
ける増分の各加算又は減算の結果は、一般に、過剰に或
いは不十分に近似された値となる。このような値から結
果的に得られる近似値は、単一増分を加算及び減算する
のにそれほど厄介なことではない。しかし、予防対策を
しておかなければ、数個の増分を順次加算又は減算して
いった場合、このような近似値の累積によって、調整の
品質に影響するエラーを生じる可能性がある。このよう
なエラーを回避するために、増分の加算及び減算が、各
調整ステップ毎に、次のような方法で実行される: 各キー119iが作動された回数“n"を、カウンター(図
示せず)、マイクロプロセッサ内のメモリ103、又は、
メモリ28に格納する。カウントは各方向(水平又は垂直
方向)について行われ、回数“n"に対し、或る方向の動
作については“1"だけ加え、他の方向の動作については
“1"だけ減ずる。例えば、垂直方向については、回数
“n"は、キー1191が押圧される毎に増大し、キー1192
押圧される毎に減少する。
値“n"が1だけ増大したとき、対応する方向について
メモリ28に供給される値は、次のように計算される:メ
モリ28にあった値から増分がn回減算され、その丸め結
果に増分が(n+1)〔又は、反対方向では(n−
1)〕回加算される。このようにして、不精確性又は丸
め誤差が、その最小値に制限されて、不精確性の累積が
回避されるようにする。
本発明のこの局面をよりよく理解するために、以下の
ような10進形の数値例を用い、増分が転移ステップに対
応する最も簡単な場合について考察してみよう。この増
分の値は“2.45"であるが、メモリ28は整数値を格納す
るだけである。それで、このメモリには1転移ステップ
が値“2"で格納され、4つのステップの終りに、これら
のステップが連続して積重ねられた場合、値“8"がその
メモリに格納されるのであるが、理論値は、4×2.45、
即ち“9.90"、実質上は、“10"に対応する。このように
して、2単位の誤差がメモリに生じるが、これは実際に
は許されない。これに対して、上述した調整によれば、
第1ステップの終りに、“2"がメモリに効果的に格納さ
れるが、第2ステップでは、2−2.45=−0.45が“0"に
丸められ、そして、この値に2×2.45=4.90を加算した
結果が“5"に丸められて格納される。第3ステップで
は、5−2×2.45=0.1が“0"に丸められ、3×2.45=
7.35、即ち、“7"が加算される。そして、第4ステップ
では、7−3×2.45=−0.35が“0"に丸められ、4×2.
45=9.90が加算されて、実際値“9.90"に非常に近接し
た値“10"に丸められる。
言い換えれば、各ステップにおいて、先行するステッ
プにおける丸め誤差が補正されるのである。
これらの計算はマイクロプロセッサ27の制御下に行わ
れる。丸め誤差を除去するこの処理は、マニュアルモー
ドでの調整にも適用可能である。
自動モードでの調整を統合すると、マイクロプロセッ
サ27は各調整ステップにおいて、次のような操作を実効
化する: (a) カーソル対のアドレスを送ること、 (b) 操作キー119をデコード(水平又は垂直方向、
1増分単位だけの増大又は減少)すること、 (c) 当該ステップに、即ち、第15図のポイントの番
号に対応した調整表を参照すること、そして、 (d) 各ゾーンについて、増分の値に応じてメモリ28
内に修正を行うこと。
最後に、調整ステップ前進用キー(Avance)120の作
動によって、自動的に次の調整ポイントに移動させるこ
とができる。この自動モードでの調整の間、パターン8
7,88はスクリーン上に投影されない。
スクリーンに対して投影管を誤って配置したり、操作
を失敗したりすることが原因になって、調整ステップ数
が、補間器29のメモリ75(第10図)の容量を越えてしま
うほど多大になることがある。この場合、このメモリの
内容がゼロ値に戻って、それ以前に行われた調整が失わ
れ、カーソルが終了位置に戻るが、これについて、操作
者は、コンバージェンス調整回路の欠陥であると解釈す
る可能性がある。このような欠点を克服するため、マイ
クロプロセッサ27は、各増分作用ステップについて、メ
モリ75に導入されるであろう値を計算し、そして、メモ
リ75の容量を越えるようになりそうなとき、増分作用を
禁止するようにプログラムされる。換言すれば、この場
合、カーソルが不動状態に留まり、これによって、操作
者に調整を続行することができない旨、及び、調整を逆
方向に作用しなければならないか或いはスクリーンに対
する投影管の位置決めをチェックしなければならない旨
を指示する。
スイッチ114のリセット位置“RAZ"(第14図)によっ
て、メモリ28の各ゾーンの内容のリセットしたり、所定
の値をセットしたりすることができる。このような手段
は、マニュアルモードで所定のゾーンに調整をしたが、
これが不規則な表示を画像に与えるようなことがあると
き、開始ポイントから全ての調整操作を再度始める場合
に、特に有用である。
もし、自動調整モードにおいて、計算が、修正されね
ばならない全てのゾーンに対する各ステップでなされる
とすると、補間器29が多重化された操作を行うので、調
整時間が相当に長くなる可能性がある。この調整時間
は、メモリ75の容量が超過さたか否かをチェックするた
めにマイクロプロセッサによって実行される計算時間に
よって、さらに増大する。これは、この自動調整モード
においては、マイクロプロセッサ27が次のような方法で
調整を実行するようプログラムされるからである。
キー119が押圧されている限り、メモリ28の値の修正
を伴う調整は、カーソルに対応したゾーン、及び、垂直
及び水平の両方向のすぐ隣接したゾーンに対して行わ
れ、その結果、カーソルはスクリーン上にその形状を保
持し、そして、実行された調整ステップの数が格納され
る。操作者が所定時間の間、即ち、1/2秒の間、押圧を
停止したとき、なされるべき補正(これは、記録された
ステップ数に依存する)が、この調整ステップに関する
全てのゾーンに、例えば、第15図におけるポイント“1"
において調整がなされるときの全ゾーンに延長される。
もちろん、何れかのキー119が再度作動されると、再
度次の操作が開始される:カーソルに対応するゾーンだ
けの補正、及び、それから、そのキーが前記所定時間の
間作動されなかった後、関係される全ゾーンに亘る補
正。
このタイプの調整に伴って、補間器29のメモリ75の容
量が超過されたかどうかのチェックは、キー119iの作動
が1/2秒の間停止された後に実行されるだけであり、そ
して、もし、メモリ75の容量が超過されるかもしれない
ことがマイクロプロセッサの計算により確認される場合
は、このメモリが許容し得る最大値に対応する増分数
が、メモリ内に導入されるだけである。
調整回路が、メモリ28に記憶内容が格納されていない
状態でユーザに引き渡される可能性がある。また、この
メモリ28内の(画像の各ゾーンに対する)種々の位置に
は、平均的な調整、例えば、スクリーンの垂直面に関す
る投影管の3軸平面の平均的な所定の傾斜に対する調
整、及び、中央の緑色投影管に関するの赤色及び青色投
影管の平均的な所定の傾斜に対する調整に対応する値を
工場から出荷前に予め格納しておくことも可能である。
この場合、有利な方法、スイッチ114が位置“RESET"
(第14図)におかれたとき、メモリ28をクリアしない
で、予備調整値に戻るようにすることである。
本発明におけるコンバージェンス及び幾何調整回路
は、操作者による調整に対してだけではなく、製造中に
おける品質管理に対しても使用し得ることにも注意すべ
きである。
通常、種々の電子部品のためのDC供給電圧は、高圧
(THT)供給電源をもとにして作り出される。これは、
ディジタル−アナログ変換器22,23に使用される単一基
準電圧に関連する。この基準電圧を一定を維持するこ
と、即ち、常に電子ビームに同一効果を与えるような値
に保持することは重要である。THTにより供給されるパ
ワーが増大すると、電子ビームを加速するための電圧が
減少し、調整を修正するコンバージェンス偏向器の効力
が大きくなり過ぎる。この欠点を解消するために、THT
パワーが増大した場合、ディジタル−アナログ変換器の
基準電圧を減少させる調整回路が設けられる。
調整作用が完了した後に遠隔制御ボックス110を操作
することによるエラーを避けるために、このボックスが
所定の位置にあるときキー113の動作を禁止するスイッ
チが設けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、3つの陰極線投影管を用いたビデオプロジェ
クタの概略図であり、 第2図は、本発明による回路の全体的なブロック図であ
り、 第3図は、幾何調整部分のブロック図であり、 第4図は、画像のゾーンへの分割ゾーンを示し、 第5図は、本発明の回路のアドレス発生器のブロック図
であり、 第6a図〜第6h図は、アドレス発生器により与えられる信
号の一部を示し、 第7図は、本発明の回路の一部を形成するパターン及び
カーソル発生器のブロック図であり、 第8図は、パターン及びカーソルを示し、 第9a図〜第9b図は、第2図の本発明の回路の動作特性を
示し、 第10図は、本発明の回路の一部を形成する補間器のブロ
ック図であり、 第11a図〜第11f図は、第10図の補間器の動作を示す波形
図であり、 第12図は、第2図の本発明の回路の他の一部を示し、 第13図は、第2図の本発明の回路の更に他の一部を示
し、 第14図は、本発明の装置の一部を形成する遠隔制御ボッ
クスを示し、 第15図は、調整シーケンスを示す。 (主な参照番号) 9……スクリーン、11、12、13……緑色(G)、赤色
(R)及び青色(B)の単色投影管、111,121,131……
レンズ、112……主偏向器、113,123,133……補助偏向
器、14G,14R,14B……水平(H)偏向用コイル、15G,1
5R,15B……垂直(V)偏向用コイル、16G,16R,16B……
水平(H)偏向用コンバージェンス増幅器、17G,17R,17
B……垂直(V)偏向用コンバージェンス増幅器、18…
…幾何補正回路、19……コンバージェンス調整回路、20
R,20B,21R,21B……加算器、22R,22B,23R,23B……ディジ
タル−アナログ変換器、24……水平方向の16ゾーン及び
垂直方向の12ゾーンで形成される可視ゾー(太い破線の
長方形)、25……フレーム抑圧期間に対応する初期ゾー
ン、26……アドレス発生器、27……マイクロプロセッサ
(μP)、28……ランダムアクセスメモリ(RAM)、29
……補間器、30……ディマルチプレクサ、31〜33,43,4
8,51,54……積分器(I)、34,66……乗算器、35,41,4
7,76,94……加算器、36,37,39,42,44〜46,49,50……ポ
テンショメータ、52,53,54……係数K1,K2,K3を乗算する
抵抗(係数器)、60……アドレス発生器、61……ライン
走査帰線期間の間に各ラインに現れる信号、62……アド
レス発生器60の出力601に得られる矩形パルス信号、63
……位相ロックループ(PLL)、64……電圧制御発振器
(VCO)、66……同期分周器、68……プログラマブル分
周器、69,80……制御回路、75……バッファメモリ、78,
83,96R,96B,97R,97B……ラッチ回路、85……垂直線分85
1及び水平線分852から成る赤又は青色カーソル、86……
緑色カーソル、87……水平線及び垂直線で形成された赤
又は青色パターン、88……水平線及び垂直線で形成され
た緑色パターン、90……シフトレジスタ、91……比較
器、92……カーソル発生器、93……パターン発生器、99
R,99B……サンプル及びホールド回路、100,101,106……
ゲート回路、102……中央処理装置(CPU)、103……EPR
OMメモリ、110……遠隔制御ボックス、111,112……従来
型のキー、113……幾何及びコンバージェンス調整用キ
ー、114……通常操作モード(N)、リセット(RAZ)及
び調整モード(525,625)をもつ機能制御用キー、115…
…マニュアル調整用キー(MANU)、116……自動調整用
キー(AUTO)、117……青色(B)選択用キー、118……
赤色(R)選択用キー、119……キー1191〜1194より成
るカーソル移動及び調整作動用キー、120……調整ステ
ップ(カーソル位置)前進用キー(Avance)、130……
制御電圧信号Vcontを発生する幾何補正用キー。

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ、所定色からなる第1、第2及び
    第3の画像をスクリーン(9)上に投影するための第
    1、第2及び第3の単色ビデオ投影管(11,12,13)を具
    備し、投影されるこれらの画像は前記スクリーン(9)
    上で重ね合わせられて合成画像を形成するようになって
    おり、前記スクリーン(9)上に投影される第2及び第
    3の画像を前記スクリーン(9)上に投影される第1の
    画像にそれぞれ一致させるために、前記第2及び第3の
    投影管(12,13)の走査に作用するカラービデオプロジ
    ェクタ用コンバージェンス調整装置であって、 ランダムアクセスメモリ(28)、 補正手段(26,29)、及び、 計算手段(27) を具備し、 前記ランダムアクセスメモリ(28)は、前記投影される
    画像を分割化した複数のコンバージェンスゾーンの各々
    に対する走査補正値を格納するためのものであり、この
    走査補正値は、前記投影される第2及び第3の画像を前
    記投影される第1の画像に、対応するコンバージェンス
    ゾーン内において、それぞれ一致させるために、前記第
    2及び第3の投影管(12,13)の走査信号に対してなさ
    れる補正を表しており、 前記補正手段(26,29)は、前記ランダムアクセスメモ
    リ(28)からの走査補正値を前記第2及び第3の投影管
    (12,13)の走査信号に同期して読出し、前記カラービ
    デオプロジェクタの通常操作モードの間、前記読出され
    た走査補正値に応じて前記第2及び第3の投影管(12,1
    3)の走査信号を補正するためのものであり、そして、 前記計算手段(27)は、前記カラービデオプロジェクタ
    の調整モードの間、前記格納された走査補正値をオペレ
    ータにより出された調整指令に応答して修正するための
    ものであり、この調整指令は、一連の単一コンバージェ
    ンスゾーン或いは一連のコンバージェンスゾーングルー
    プのための調整ステップの間に出され、この間、前記第
    1の投影管(11)により前記スクリーン(9)上に投影
    される第1のコンバージェンス画像と前記第2或いは第
    3の投影管(12,13)により前記スクリーン(9)上に
    それぞれ投影される第2或いは第3のコンバージェンス
    画像との重合わせにより形成される前記スクリーン
    (9)上の合成コンバージェンス画像が観察されるよう
    になっている 装置において、 前記計算手段は、複数の調整ステップから成る所定のシ
    ーケンスを行うための第1の手段(27,26)を備え、こ
    のシーケンスの各調整ステップは、異なるコンバージェ
    ンスゾーングループのためのものであり、 前記計算手段は、前記シーケンスの第1調整ステップの
    間、前記コンバージェンスゾーンの全てに対応して前記
    ランダムアクセスメモリ(28)に格納された走査補正値
    を修正し、前記シーケンスの後続する調整ステップで
    は、順次より少数のコンバージェンスゾーン或いは順次
    異なるコンバージェンスゾーングループに対応して前記
    ランダムアクセスメモリ(28)に格納された走査補正値
    を修正してゆき、前記シーケンスにおける調整ステップ
    の数は、前記コンバージェンスゾーンの数よりも少ない ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】さらに、 前記調整モードの間、前記第1の投影管(11)に作用し
    て第1のカーソル(86)を前記スクリーン(9)上に投
    影させるため、及び、前記第2及び第3の投影管(12,1
    3)のうちオペレータが選択した投影管に作用して前記
    第1のカーソルと類似の形状をした第2のカーソル(8
    5)を前記スクリーン(9)上に投影させるためのカー
    ソル発生器(92)、及び、 前記オペレータの制御の下で前記第2カーソル(85)を
    移動させてこの第2カーソル(85)を前記第1カーソル
    に一致させるようにするための第2の手段(110,114) を具備し、 前記計算手段は、更に、前記第2カーソル(85)の移動
    に応じて前記ランダムアクセスメモリ(28)に格納され
    た所定の走査補正値を修正するための第3の手段(119,
    27)を含む ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】さらに、 前記調整モードの間、前記第1の投影管及びオペレータ
    が選択した投影管に作用して、前記スクリーン(9)上
    に投影される画像の前記コンバージェンスゾーンへの分
    割化に対応する直交線の形状をした実質的に固有の第1
    及び第2のパターン(87,88)を、前記第1及び第2の
    カーソル(86,85)を伴って、同時に投影するための第
    4の手段(93) を具備し、 これら第1及び第2のパターンは、前記第1及び第2の
    カーソル(86,85)のカラーに対応するカラーを有し、
    前記第1及び第2のカーソルの輝度に比較して低い輝度
    を有する ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記第1の手段(27,26)は、前記シーケ
    ンスの第1調整ステップの間、前記スクリーンの中央近
    傍に前記第1及び第2のカーソル(86,85)を位置決め
    し、 前記第3の手段(119,27)は、この第1調整ステップの
    間、前記コンバージェンスゾーンの全てに対する前記オ
    ペレータが選択した投影管について前記ランダムアクセ
    スメモリ(28)に格納された走査補正値を修正して、前
    記オペレータが選択した投影管によって投影される前記
    第2のカーソル(85)及び第2のパターン(88)を置き
    換えるようにし、この置換えは、前記第1カーソル(8
    6)に重ね合わせられる第2カーソルのオペレータ制御
    による移動によって決定される ことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】前記第3の手段(119,27)は、前記走査補
    正値の修正により消費される時間の制限を、前記カーソ
    ル(86,85)が位置決めされる範囲内のゾーン及び直接
    隣接するゾーンのみに対する走査補正値の即時修正を用
    意することによって、そして、他のゾーンについては、
    前記第2カーソル(85)のオペレータ制御による移動が
    停止した後にのみ、他のゾーンに対する走査補正値を修
    正することによって、達成することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項又は第3項に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記第3の手段(119,27)は、前記第2カ
    ーソル(85)のオペレータ制御による移動が所定時間停
    止した後にのみ、前記他のゾーンに対する走査補正値を
    修正することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】前記第2の手段(110,114)は、前記第2
    カーソル(85)を所定の長さのステップずつ移動させる
    ための移動手段を備え、この所定の長さは、前記走査補
    正値を修正するのに前記第3の手段により使われる対応
    する所定の修正値を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記第3の手段(119,27)は、nを、前記
    所定の長さをもつ調整ステップの数に対応する整数とし
    て、前から存在している走査補正値から前記所定の修正
    値のn倍で決定される量を減算するための修正手段(10
    2,28,75)であって、この減算により或る差を生成し、
    その後、この差に、前記第2カーソルの移動方向に依存
    して、前記修正値の(n+1)或いは(n−1)倍を加
    えるものである修正手段(102,28,75)を備えることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記計算手段(27)は、更に、前記第1の
    手段(27,26)により行われたシーケンスを含む調整操
    作、或いは、前記一連の単一コンバージェンスゾーンに
    対する調整ステップを含む調整操作を選択するための制
    御手段(69)を備えることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記ランダムアクセスメモリ(28)は、
    第1及び第2の領域を備え、この第1の領域は所定の走
    査補正値を格納し、該第2の領域は、オペレータ調整指
    令がある場合、この指令により修正されるような走査補
    正値を格納し、これによって、前記所定の走査補正値を
    読出すことができることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項に記載の装置。
  11. 【請求項11】さらに、 前記走査補正値を垂直方向に互いに隣接し合うゾーン間
    で平滑化するための平滑化手段であって、線形補間器
    (29)を備えた平滑化手段 を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】前記カラービデオプロジェクタのフレー
    ム帰線期間の直後に続くゾーンに対する走査補正値が、
    前記補正手段(26,29)によって生成される走査補正値
    の初期値であり、前記フレーム帰線期間の直後に続くゾ
    ーンから垂直方向に変位したゾーンに対する走査補正値
    が、走査補正信号の変化レートであることを特徴とする
    請求の範囲第11項に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記計算手段(27)は、更に、選択され
    たゾーンに対する変化レートを修正することによって、
    そして、垂直方向に等しく向かい合って隣接するゾーン
    に対する変化レートを修正することによって、前記変化
    レートを修正するための変化レート調整手段(27,75,7
    6,78)を備えることを特徴とする特許請求の範囲第12項
    に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記計算手段(27)は、更に、前記初期
    値を補正するための初期値調整手段を備えることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項に記載の装置。
  15. 【請求項15】さらに、 ビデオ規格選択(692)に応答し、ビデオ規格選択の変
    化時に、以前及び現在選択された両ビデオ規格のライン
    数の比によって、前記初期値を修正するため、並びに、
    この比によって、前記走査補正信号を修正するための制
    御手段(69) を具備することを特徴とする特許請求の範囲第12項に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】さらに、 前記補正手段(27,28,29)によって生成される走査補正
    信号を受信するように結合されたディジタル−アナログ
    変換器(22,23)、及び、 このディジタル−アナログ変換器(22,23)の出力に結
    合された増幅器(16,17) を具備し、 前記制御手段(69)は、該ディジタル−アナログ変換器
    における基準電圧を前記比の逆数によって改変すること
    によって、前記走査補正信号を修正する ことを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の装置。
  17. 【請求項17】さらに、 前記補正手段(27,28,29)によって生成される走査補正
    信号を受信するように結合されたディジタル−アナログ
    変換器(22,23)、及び、 このディジタル−アナログ変換器(22,23)の出力に結
    合された増幅器(16,17) を具備し、 前記制御手段(69)は、この増幅器(16,17)のゲイン
    をを前記比の逆数によって改変することによって、前記
    走査補正信号を修正する ことを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記3つの単色ビデオ投影管(11,12,1
    3)は走査コイル(112)を備え、 さらに、 前記第2及び第3の単色ビデオ投影管(12,13)に対す
    る補助走査コイル(14,15)、及び、 これらの補助走査コイル(14,15)に前記補正手段(27,
    28,29)の出力を接続する手段 を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第17項に記載の装置。
  19. 【請求項19】さらに、 幾何補正信号を発生するための幾何補正手段(18) を具備し、 前記第1の単色ビデオ投影管(11)は、更に、補助走査
    コイル(14,15)、及び、この補助走査コイル(14,15)
    に前記幾何補正信号を結合する手段を備える ことを特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記幾何補正手段(18)は、オペレータ
    調整指令に応答し、垂直振幅、垂直線形性、及び、水平
    台形補正信号から成る幾何補正信号を発生するための手
    段(51)を備えることを特徴とする特許請求の範囲第19
    項に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記オペレータ調整指令に応答し幾何補
    正信号を発生するための手段(51)は、前記垂直振幅、
    垂直線形性、及び、水平台形補正信号を発生するのに用
    いられる単一の共通信号(Vcont)に応答することを特
    徴とする特許請求の範囲第20項に記載の装置。
  22. 【請求項22】前記幾何補正手段(18)は第1及び第2
    の積分手段を備え、この第1の積分手段(31,32,51)
    は、前記単一の共通信号(Vcont)によりセットされた
    初期値で開始する前記カラービデオプロジェクタのフレ
    ーム周波数信号を積分して前記垂直振幅及び水平台形補
    正信号を発生し、第2の積分手段(33,43,54)は、前記
    第1の積分手段(31,32,51)の出力により駆動されて前
    記垂直線形性補正信号を発生するようになっていること
    を特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の装置。
  23. 【請求項23】さらに、 前記投影される映像を水平方向に16個の等長ゾーンに垂
    直方向に13個の等長ゾーンに分割するための手段(26) を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第17項に記載の装置。
  24. 【請求項24】さらに、 前記計算手段(26)に赤外線通信リンクを介して結合さ
    れ、調整モードキー(119)のオペレータ作動に応答し
    て前記オペレータ調整指令を発生するようになされ、更
    に、通常調整モードキー(111)を備えたオペレータ制
    御式遠隔制御手段(110) を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第17項に記載の装置。
  25. 【請求項25】さらに、 幾何補正信号を発生するための幾何補正手段(18)、及
    び、 この幾何補正信号を前記単色ビデオ投影管に結合するた
    めの手段(35,41,51) を具備し、 前記オペレータ制御式遠隔制御手段(110)は、前記幾
    何補正手段(18)の制御専用のキー(130)を備える ことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装置。
  26. 【請求項26】前記線形補間器(29)は、主としてメモ
    リ装置(75)及び加算器(76)で形成された積分器、並
    びに、ディマルチプレキシング手段(30)を備え、この
    ディマルチプレキシング手段(30)は、前記メモリ装置
    (75)及び加算器(76)を能動化して前記第2及び第3
    の投影管(12,13)に対する走査補正値を平滑化するの
    に使われるようになっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記計算手段は、前記走査補正値を修正
    するのに前記メモリ装置(75)を用いており、この計算
    手段(27)は、前記走査補正値を修正する間前記メモリ
    装置(75)の容量が過度になるかどうかを決定し、前記
    メモリ装置の容量が過度になると決定したとき、前記走
    査補正値を修正することを特徴とする特許請求の範囲第
    26項記載の装置。
  28. 【請求項28】さらに、 前記第2及び第3の投影管(12,13)に対する増幅器(1
    6,17)及び走査コイル(14,15)、並びに、 前記補正手段の出力をこれら増幅器(16,17)の入力と
    して接続し、該増幅器(16,17)の出力をこれら走査コ
    イル(14,15)に接続するための手段 を具備し、 前記増幅器(16,17)及び走査コイル(14,15)は、該増
    幅器(16,17)により出力され且つ前記第2及び第3の
    投影管(12,13)が水平方向に走査されるように該走査
    コイル(14,15)に搬送される走査電流について、その
    変動を平滑化する結果をもたらす応答を示す ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第11項に記
    載の装置。
  29. 【請求項29】さらに、 前記投影される映像を前記複数のコンバージェンスゾー
    ンに分割するための手段(26) を具備し、 この分割するための手段は、前記第2及び第3の投影管
    の走査に同期したアドレス発生器であって、並列出力を
    有する分周器(65,68)に接続された出力を有する1MHz
    パルス発生器(64)を含むアドレス発生器を備え、この
    分周器の並列出力は、水平ゾーンアドレスを表す第1グ
    ループの出力(659,…,695)、及び、垂直ゾーンアド
    レスを表す第2グループの出力(686,…,689)から成
    る2グループの出力を含む ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第11項に記
    載の装置。
  30. 【請求項30】前記ランダムアクセスメモリ(28)は各
    ゾーンに対する4つの走査補正値を格納しており、これ
    ら4つの走査補正値は、前記第2及び第3の投影管(1
    2,13)の各々に対する1つの水平走査補正値及び1つの
    垂直走査補正値であり、前記分周器(65,68)の並列出
    力は、更に、この並列出力の2つの最高周波数をもつ第
    3グループの出力(650,…,651)を含んでおり、 さらに、 この第3グループの出力に応答し、前記ランダムアクセ
    スメモリ(28)から読み込み或いは読み出しされるべき
    4つの走査補正値の1つを選択するようになっている選
    択手段 を具備することを特徴とする特許請求の範囲第29項に記
    載の装置。
  31. 【請求項31】前記分周器(65,68)は、前記第1グル
    ープの出力(659,…,695)及び第3グループの出力
    (650,…,651)を生成する第1分周器(65)、この第
    1分周器により駆動され前記第2グループの出力(6
    86,…,689)を発生する第2分周器(68)、並びに、
    この第2分周器をプログラミングして、選択されたビデ
    オ規格の水平走査ライン数に比例する各ゾーンでの水平
    画像走査ライン数を制御するようになっているプログラ
    ミング手段を備えることを特徴とする特許請求の範囲第
    30項に記載の装置。
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