JPH0421624Y2 - - Google Patents

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JPH0421624Y2
JPH0421624Y2 JP17909486U JP17909486U JPH0421624Y2 JP H0421624 Y2 JPH0421624 Y2 JP H0421624Y2 JP 17909486 U JP17909486 U JP 17909486U JP 17909486 U JP17909486 U JP 17909486U JP H0421624 Y2 JPH0421624 Y2 JP H0421624Y2
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core
mold
pair
amount
claw
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動的に中子を鋳型内へ納める中子
納め装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、中子納め装置の一例として本願出願人よ
り実願昭61−28843号公報で開示した技術がある。
これは、中子に対して接近、離間可能な一対の
対向する爪部材と、いずれか一方の爪部材を所定
の位置で停止させるストツパとからなり、前記一
対の爪部材により中子を挟持して鋳型本体内へ移
載するものである。
そして、このように構成した中子納め装置は、
一方の爪部材をストツパにより中子の大きさに応
じた所定の位置で停止させ中子の位置決めの基準
とし、他方の爪部材とで中子を正確に位置決めし
た状態で挟持して、中子を待機位置から鋳型まで
移動し鋳型内の正規の位置に納めることができる
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の中子納め装置では次のよ
うな問題点があつた。
中子は熱可塑性の樹脂を含有させた砂を使用し
ており、造型時に加熱して硬化させるため寸法に
ばらつきが生じやすい。また、組合わせ中子を用
いる場合には、嵌合誤差により寸法のばらつきが
生じやすい。
そして、寸法のばらつきのある中子を前記従来
の中子納め装置で鋳型に納めようとすると、一方
の爪部材が当接している中子の端部は鋳型への納
め時の基準となる所定位置に位置決めされている
が、他方の爪部材が当接している中子の端部はば
らつきの誤差分だけ位置がずれてしまい、中子が
鋳型内に収納されることができなかつたり、また
は収納されたとしても、鋳造された成形品の寸法
精度が悪く不良品となつたりするという問題点が
あつた。
また、鋳造成形時の湯漏れ不良や鋳バリの発生
による生産性の低下および成形品品質の低下等の
問題点もあつた。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、中子を確実に且つ正確に鋳
型内へ納めることのできる中子納め装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決し目的を達成するための手
段として、一対の対向する爪部材を接近、離間可
能に設け、該爪部材で中子を挾持し鋳型まで移動
して中子を鋳型内へ納める中子納め装置におい
て、前記一対の爪部材を内フレームに取付け、該
一対の爪部材の一方を一定位置に停止可能に配置
するとともに、該一対の爪部材の他方を移動可能
に配置し、中子の待期位置から鋳型まで移動可能
な外フレームに、前記内フレームを前記他方の爪
部材の移動方向に相対移動可能に取付け、さらに
前記一対の爪部材により実際に中子を挾持したと
きの前記他方の爪部材の移動量を検出するセンサ
と、該センサで検出した移動量と予じめ設定し
た、正規の中子を挾持するときの前記他方の爪部
材の移動量とを比較し、実際に挾持した中子の寸
法誤差を算出して前記内フレームを前記外フレー
ムに対し移動させる信号を出力する制御手段とを
設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成に係る作用を説明する。
中子を爪部材が挟持するとき一方の爪部材を停
止させておき、中子の鋳型への納め位置の基準と
し、他方の爪部材を移動させて中子を挾持する。
そのとき、他方の爪部材の移動量をセンサが検出
し、この移動量と予じめ設定してある正規の中子
を挾持するときの移動量とを比較して、挟持した
中子の寸法誤差を算出する。そして、中子を鋳型
内に納めたとき、この寸法誤差の成形品の寸法精
度への影響が最小になるように内フレームを外フ
レームに対して相対移動させる。たとえば、検出
された寸法誤差の半分の量だけ内フレームを相対
移動させることにより寸法誤差を中子の両側に均
等に振分けて、確実に鋳型内へ中子が納められ且
つ寸法誤差の鋳造される成形品の寸法精度への影
響を小さくすることができる。
(実施例) つぎに、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例に中子納め装置は、縦型連
続造型装置に用いられているものについて説明す
る。
縦型連続造型装置1は、第3図の横断面図で示
すように、鋳型本体2の前後両面に鋳物の片側を
成形する半型3を形成し、該半型3に中子4を中
子納め装置5により納めた後、該鋳型本体2を前
後方向で合わせていくことにより連続して造型を
行なうようにしたものである。
そして、このような縦型連続造型装置1に設け
られている中子納め装置5を第1図および第2図
に示す。
中子納め装置5の上方には、一対のガイドロツ
ト6がその長手方向を造型方向と直交する方向
(第3図X−X方向)に向けて、上方から垂下さ
れた支持部材7に固定されている。
ガイドロツト6にはガイドブツシユ8が移動自
在に装着されており、さらにガイドブツシユ8の
上部にはシリンダ装置9のピストンロツド10が
固定されている。そして、シリンダ装置9の作動
によりピストンロツド10が伸縮してガイドブツ
シユ8をガイドロツド6に沿つて移動させる。
ガイドブツシユ8には、ガイドロツド11が長
手方向を造型方向(第3図Y−Y方向)に向けて
固定されており、さらにガイドロツド11には外
フレーム12のガイドブツシユ部13が移動可能
に装置されている。また、外フレーム12には、
前記ガイドブツシユ8に固定されているシリンダ
装置14のピストンロツド15が接続されてお
り、外フレーム12はピストンロツド15の伸縮
によりガイドロツド11に沿つて移動される。
外フレーム12の前面には、レール16が左右
に延設されており、該レール16に内フレーム1
7が摺動可能に係合されている。また、内フレー
ム17の上部にはサーボモータ18が取付けら
れ、サーボモータ18の回転軸に設けられている
ボールネジ19がガイドブツシユ部13に固定さ
れているナツト20に歯合されている。そして、
サーボモータ18を作動させることにより内フレ
ーム17が外フレーム12に対して左右に相対移
動される。
内フレーム17には、中子4の下側を支持する
ための下受け台21と中子4を挟持するための一
対の対向した爪部材22,23が設けられてい
る。そして、下受け台21と爪部材の一方22
は、内フレーム17に固定されてあつて、中子4
を位置決めするための基準となつている。なお。
この固定された爪部材を移動可能に設けストツパ
により一定位置に停止させるようにしてもよい。
また、他方の爪部材23には、シリンダ装置2
4のピストンロツド25が固定されていて、シリ
ンダ装置24の作動によりピストンロツド25が
伸縮して、一方の爪部材22へ接近、離間可能と
なつている。さらに、この移動可能な爪部材23
は、マグネスケールセンサ26により、その移動
量が検出される。
検出された移動量は図示しない計算機(制御装
置)で、予じめ設定されている正規の寸法の中子
を挟持したときの移動量と比較演算される。そし
て、中子4の寸法誤差が算出され、この寸法誤差
に応じて前記サーボモータ18を作動させて内フ
レーム17を外フレーム12に対して移動させる
信号が該制御装置から出力される。
以上の構成に係る作用を説明する。
中子4は図示しない搬送パレツトにより待機位
置(第3図のT位置)に搬送されてくる。中子が
待機位置まで搬送されてくると、中子納め装置5
がシリンダ装置14のピストンロツド15を伸長
させ外フレーム12を第3図のA方向に移動させ
て、中子4を下受け台21で下側から支持し、爪
部材23をシリンダ装置24の作動により移動さ
せ左右から挟持する。
そして、この爪部材23の移動量をマグネスケ
ールセンサ26が検出し、図示しない計算機が設
定されている正規の値と比較演算して挟持されて
いる中子4の寸法誤差を算出する。そして、算出
された寸法誤差に基づいて、内フレーム17と外
フレーム12の相対変移量(例えば寸法誤差の半
分の量)が決定される。この相対変移量は、鋳造
された成形品の寸法精度に前記中子4の寸法誤差
が最小に影響するような量に設定する。このよう
に設定された相対変移量に応じてサーボモータ1
8が回転しボールネジ19とナツト20を介して
内フレーム17が外フレーム12に対して相対移
動され中子4の位置決めが行なわれる。例えば、
相対変移量を寸法誤差の半分の量に決定されたな
らば、サーボモータ18をその量に応じた回転数
だけ回転し、寸法誤差を中子4の両側に振分ける
ようにして、中子4の位置決めが行なわれる。
つづいて、シリンダ装置9,14をそれぞれ適
宜に作動させて外フレーム12を第3図のB方
向、C方向、D方向に順次移動させ、半型3内に
中子4を納める。
このように、位置決めをして中子4を鋳型2内
に納めるため、鋳造された成形品の寸法精度が向
上できる。
そして、本実施例のように縦型連続造型装置1
に用いて、以上の作動を繰り返すことにより中子
4を正確に納められた鋳型を連続して造型するこ
とができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案は、中子の寸
法誤差を検出し、この寸法誤差の鋳造される成形
品の寸法精度への影響を最小にするように、内フ
レームを外フレームに対して相対移動させて中子
の位置決めを行なようにしたため、中子が確実に
鋳型内へ納められ、さらに鋳造された成形品の寸
法精度の向上が図れる。
また、中子の寸法を測定するため、鋳造された
成形品の不良が中子または鋳型のいずれに起因す
るか容易に判明できるため、生産性が向上すると
いう効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の中子納め装置の
正面図、第2図は、第1図の中子納め装置の右側
面図、第3図は、縦型連続造型装置の横断面の模
式図である。 4……中子、5……中子納め装置、12……外
フレーム、17……内フレーム、22,23……
爪部材、26……マグネスケールセンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の対向する爪部材を接近、離間可能に設
    け、該爪部材で中子を挾持し鋳型まで移動して中
    子を鋳型内に納める中子納め装置において、 前記一対の爪部材を内フレームに取付け、該一
    対の爪部材の一方を一定位置に停止可能に配置す
    るとともに、該一対の爪部材の他方を移動可能に
    配置し、中子の待期位置から鋳型まで移動可能な
    外フレームに、前記内フレームを前記他方の爪部
    材の移動方向に相対移動可能に取付け、さらに前
    記一対の爪部材により実際に中子を挾持したとき
    の前記他方の爪部材の移動量を検出するセンサ
    と、該センサで検出した移動量と予じめ設定し
    た、正規の中子を挾持するときの前記他方の爪部
    材の移動量とを比較し、実際に挾持した中子の寸
    法誤差を算出して前記内フレームを前記外フレー
    ムに対し移動させる信号を出力する制御手段とを
    設けたことを特徴とする中子納め装置。
JP17909486U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0421624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17909486U JPH0421624Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17909486U JPH0421624Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Publication Number Publication Date
JPS6385353U JPS6385353U (ja) 1988-06-03
JPH0421624Y2 true JPH0421624Y2 (ja) 1992-05-18

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JP17909486U Expired JPH0421624Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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