JPH04215978A - エアバッグ用の複数並設通路を有する自封式吹き込みチューブ - Google Patents

エアバッグ用の複数並設通路を有する自封式吹き込みチューブ

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JPH04215978A
JPH04215978A JP2410577A JP41057790A JPH04215978A JP H04215978 A JPH04215978 A JP H04215978A JP 2410577 A JP2410577 A JP 2410577A JP 41057790 A JP41057790 A JP 41057790A JP H04215978 A JPH04215978 A JP H04215978A
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    • B31D5/00Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles
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    • B31D5/0073Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads including pillow forming
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/712Containers; Packaging elements or accessories, Packages
    • B29L2031/7138Shock absorbing

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本来フラットであるが
空気を吹き込んで膨らませることができる膨張性エアバ
ッグに貫通して設けられる、複数並設通路を有する自封
式吹き込みチューブに関するもので、特に空気吹き込み
後の自封(セルフシール)作用を強化した吹き込みチュ
ーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】もともと扁平な形であるが空気を吹き込
んで膨張させることができる、主に緩衝材などに使用さ
れるシートとして、本出願人はこれまで個々のエアバッ
グを多数縦に連設し、これらフラットなエアバッグ多数
を縦方向に貫通する共通の空気吹き込みチューブを設け
た緩衝材シートを開発し、実願平1−120288号、
又は特願平2−270115号などとして出願している
。前者(実願平1−120288号)は、吹き込みチュ
ーブの個々のエアバッグ内に位置する個所に少なくとも
1個のスリット式弁を設けたものであり、後者(特願平
2−270115号)は吹き込みチューブを形成する際
に融着される側縁の一部に非融着開口を設けて、この開
口をセルフクローズ弁としたものである。
【0003】上記のようなスリット弁式空気吹き込みチ
ューブ、或いは非融着開口を設けたセルフクローズ弁式
吹き込みチューブは、共に吹き込みチューブを介して圧
縮空気の吹き込みによりエアバッグを膨らませた後、吹
き込み圧を止めると、エアバッグ内に充満した空気圧に
より吹き込みチューブが圧迫さて扁平になり、スリット
又は非融着開口が自動的に閉じて、簡単な構成ながらセ
ルフシール弁として良く機能するものである。
【0004】しかし、実際的な見地からすると、エアバ
ック内に充満させた空気が長時間の後に微量ではあるが
、吹き込みチューブを通じて漏出する欠点が認められる
。特に、エアバッグに最初充満させた空気圧がそれほど
高くない場合や、吹き込みチューブのちょうどスリット
又は非融着開口のある部分がエアバッグ内で曲がったり
ねじれたりしている場合は、スリット又は非融着開口の
閉鎖密着が十分でなく、ここを通じてエアバッグ内の空
気が吹き込みチューブに少しずつ侵入し、外界へ逃げ出
すことが認められた。長時間、例えば数カ月間も同じ膨
張圧を維持しなければならない用途において、これは改
善しなければならない問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、本来
フラットである構造と、吹き込みチューブ自体の構成フ
ィルムを自封式弁として利用する簡潔な構成を変えずに
、エアバッグを膨らませた後、その内部空気圧が吹き込
みチューブを通じて漏出することを禁じた自封式吹き込
みチューブを設けることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、2枚
のヒートシール性ある気密性フィルムから両側縁をヒー
トシールして形成される吹き込みチューブの内部に、一
方の側縁沿いに多数のエアバッグを通じて端から端まで
開通している空気吹き込み用の主幹通路と、個々のエア
バッグにつき少なくとも1ヵ所の非融着部を断続的に有
する1本以上、好適に2本又はそれ以上の内部シールに
よって曲折状に主幹通路と通じる並設路を設け、この並
設路を前記フィルムの他方の側縁に部分的に設けた非融
着部たる開口又は該側縁近くでフィルムの一方の面に穿
設したスロット又はスリットによって個々のエアバッグ
内部に開口させるようにして吹き込みチューブを構成す
るものである。
【0007】吹き込みチューブの主幹通路は連設された
多数のエアバッグを通じて端から端まで開通していて、
その少なくとも一端は一番端のエアバッグの端部から突
出させて空気吹き込み口とする。しかし、主幹通路にほ
ゞ並行に設けられる並設路は個々のエアバッグごとに両
端を閉じられることが望ましい。この両端閉鎖は、予め
主幹通路も並設路も端から端まで開通したものとして形
成された吹き込みチューブを、エアバッグを形成するた
めの2枚の連続長のフィルム間に挿入して、エアバッグ
を両縦側縁と所定横断間隔とでヒートシールする際に、
横断シール形成と同時に吹き込みチューブのフィルム内
面どうしを熱融着させることにより行なうことができる
【0008】吹き込みチューブは、エアバッグへ空気を
吹き込んだ後はエアバッグ内の空気圧により全体が平ら
に押し潰され、主幹通路も並設路もエアバッグ内への開
口もすべて密着状に閉じられて自封式弁を構成し、特に
エアバッグ内への開口から主幹通路へは曲折した比較的
長い押し潰された並設路が介在するから、エアバッグ内
の空気は吹き込みチューブを通じて外部へ逃げ出すこと
が不可能となり、吹き込みチューブの自封作用は従来の
単なるスリット弁又は非融着開口だけのタイプより遥か
に強いものとなる。
【0009】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例について説明
する。図1は、膨らませた個々のエアバッグ1の1個を
示す部分斜視図で、個々のエアバッグは上下2枚のフィ
ルム2,3から形成される。フィルム2,3はヒートシ
ール性又は熱接着性があり気密性がある丈夫なプラスチ
ックフィルムから選ばれ、例えばナイロンとポリエチレ
ンのラミネートフィルムが性能的にも価格的にも好適な
ものとして使用され得るが、その他の同等なフイルムを
使用することも可能である。2枚のフィルム2,3はそ
の両縦側縁でヒートシールされて縦シール部4,4′を
形成し、縦シール間を適当な間隔で一対の横シール部5
,6により封着することにより個々のエアバッグ1を縦
に多数連続した形で形成する。
【0010】個々のエアバッグ1の内部には、この縦シ
ール4,4′及び横シール5,6の形成に先だち、本発
明の吹き込みチューブ10が貫通挿入される。図には示
してないが、吹き込みチューブ10は縦に連続した個々
のエアバッグの全長より少し長いものとし、エアバッグ
の端部から吹き込みチューブの端部を突出させて空気吹
き込み口(図示せず)とする。
【0011】吹き込みチューブ10も、エアバッグ1の
フィルム2,3と同様な材質の2枚のフィルム11,1
2を本発明に従い封着することにより形成される。予め
形成した吹き込みチューブ10の一方の側縁13は、図
1に示すようにエアバッグ1の縦シール部4を形成する
時にその間に挾み込んで一体に融着させることが好適で
ある。本発明の吹き込みチューブ10は、個々のエアバ
ッグの全部を通じて端から端まで連通している主幹通路
16と、好適に2個又はそれ以上の非融着部又は連絡口
17,20を介して主幹通路16とほゞ並行に設けられ
、横シール5,6で両端を閉じられている並設路を経て
他方の側縁14でエアバッグ1の内部に開口している開
口22とから成る。
【0012】このような吹き込みチューブ10の構成の
詳細を図2について説明する。図2は、図1に示したよ
うなエアバッグ1の上方のフィルム2を剥がし、また吹
き込みチューブ10の上方のフィルム12を剥がして、
下のフィルム3と11とだけを示すもので、縦シール4
,4′及び横シール5,6の部分にはハッチングを施し
て示す(吹き込みチューブ10の融着部にはハッチング
を付してない)。なお吹き込みチューブの一方の側縁1
3は、前記のようにエアバッグ1の縦シール4に一体に
融着することが好適であるが、図2では明瞭のため少し
離して示してある。実際に、側縁13をエアバッグフィ
ルムの一方(例えば13)の内面に縦シール4から離し
て融着又は接着することもできる。
【0013】吹き込みチューブ10は、一方の側縁13
を全長にわたり、また他方の側縁14は一部(開口22
)を残して2枚のフィルム11,12をヒートシール等
により融着することにより形成される。この融着に先立
ち、側縁13に沿って主幹通路16を形成するため所定
の幅で、耐熱性(熱接着性でない)印刷インク、ワニス
、ペイントなどのような非熱融着性材料を少なくとも一
方のフィルム11に塗布その他の方法で適用する。主幹
通路16とほゞ並行に、一部に非融着部又は連絡口17
を有する内部シール15、及び一部に非融着部又は連絡
口20を有するもう1本の内部シール18が設けられ、
こうして内部シール15と18の間に並設路19、及び
内部シール18と他方の側縁シール14との間にもう1
本の並設路21が形成される。並設路21は、側縁14
の融着されていない開口22を介して個々のエアバッグ
1の内部に通じている。
【0014】非融着連絡口17、並設路19、非融着連
絡口20及び並設路21を形成するためには、主幹通路
16を形成するためと同様に耐熱インクなどの非熱融着
性材料をこれら非融着部を形成するのに必要なパターン
で一方のフィルム(11)に適用してから2枚のフィル
ム11,12を合わせて熱ローラなどにより加熱加圧し
てもよい。しかし、ヒートシール用金型を、側縁シール
13,14のほか、内部シール15及び18を形成する
ように設計して用い、必要があれば一方のフィルムに非
融着部17,20,22に相当する部分にだけ耐熱イン
クなどを塗布して(並設路19,21には塗布しないで
)、2枚のフィルムを合わせてヒートシールを行なう方
法もある。この後者の方法は、後述するところから明ら
かなように、好適な方法である。
【0015】いずれにしても、一方の側縁13を全長に
わたり封着され、他方の側縁14は1個のエアバッグに
つき少なくとも1個の開口22を残して封着され、内部
に直線的には整合していない非融着連絡口17,20を
介して並設路19,21を曲折状に形成されている吹き
込みチューブ10を、エアバッグ用のフィルム2,3の
間に挾んで前記のように縦シール部4,4′と横シール
部5,6を形成する。横シール部5,6の形成により、
吹き込みチューブのフィルム11,12の外面はエアバ
ッグ1のフィルム2,3の内面に融着して個々のエアバ
ッグ1を区画すると共に、吹き込みチューブ10の内面
も図2でハッチングを付して示すように並設路19,2
1の両端5及び6で閉じられる。しかし、主幹通路16
の内面は、前記のように非熱融着性材料を適用してある
から融着されずに端から端まで開通して残っている。図
2で破線5′及び6′で示す部分は、このように吹き込
みチューブの内面が互いに融着されず、外面でのみエア
バッグのフィルムに融着されていることを示す。
【0016】次に図3から図5までを参照して本発明の
吹き込みチューブ10を備えたエアバッグ1の空気吹き
込みから自封式弁を形成するまでの作用を説明する。図
3は、空気を吹き込む前の全体にフラットなシート状の
状態を示す略示断面図である。実際この緩衝材シートは
、吹き込み前は断面の全体を1本の直線で表わせるほど
に全体が平らに密着しているが、図では説明の便宜のた
めエアバッグ1も吹き込みチューブ10も上下のフィル
ムを少し離して描いてある。また、吹き込みチューブ1
0の非融着部、すなわち連絡口17,20と開口22は
、前記のように直線的に揃わない位置に形成すべきであ
るが、図では説明のため一線上に並んでいるように描い
てある。
【0017】吹き込みチューブ10の、前記のようにエ
アバッグ端から突出している吹き込み口(図示せず)に
エアコンプレッサーなどの加圧空気吹き込み手段を接続
して主幹通路16に空気を吹き込むと、図4ののように
主幹通路16がエアバッグのすべてを通じて膨らみ、各
個のエアバッグ1内で連絡口17を開いて並設路19を
膨らませ、さらに、連絡口20を開いて外側の並設路2
1をも膨らませ、開口22から加圧空気Aがエアバッグ
1内に流入してこれを膨らませる。吹き込みチューブ1
0を平面で見ると、前出の図2に示したように主幹通路
16に対し並設路19は連絡口17を介し曲折し、また
並設路21も連絡口20を介してさらに曲折し、開口2
2も連絡口20に対し曲折した位置にあるが、主幹通路
16に十分高い吹き込み圧を供給すれば、並設路19,
21はほゞ同時に十分膨らんでほとんど瞬時に空気Aを
エアバッグ内に送りこむことができる。
【0018】個々のエアバッグ1が所要程度に膨らんだ
ら、吹き込み圧を止める。すると図5のように、エアバ
ッグ1内に充満した空気圧aが吹き込みチューブ10の
全面に作用し、これを扁平化させるので、開口22が閉
じるだけでなく、並設路21も連絡口20も並設路19
も連絡口17も、そして主幹通路16も、すべて平らに
密着状に閉じて吹き込みチューブ10自体が自封式(セ
ルフシール)弁を構成する。
【0019】本発明の好適例では、前記のように吹き込
みチューブの一方の側縁13がエアバッグの縦シール部
4に挾み込まれて一体化しているから、膨らんで連続し
ている多数のエアバッグの或るものが、つなぎ部7(図
1参照)で曲げられたりしても吹き込みチューブがエア
バッグ内で折れ曲がったりすることはないが、仮に折れ
曲がったりすることがあったとしても、本発明によれば
吹き込みチューブの開口22から主幹通路16までの間
には曲折した並設路があり、これら並設路が強い圧aで
押し潰されて閉じているから、エアバッグ1内の空気圧
が吹き込みチューブ10を通じて外部へ漏れ出すことは
不可能である。こうして本発明の吹き込みチューブによ
れば個々のエアバッグは、従前のタイプのものに比べて
より高圧に膨張させることができると共に、膨張状態を
より長期間維持することができる優れた自封作用が得ら
れるのである。
【0020】次に、図6は本発明の吹き込みチューブの
他の実施例を示す部分平面図である。この吹き込みチュ
ーブ30は、両方の側縁33,34が全長にわたり封着
されていて、その代り並設路21における一方のフィル
ムに長円状のスロット32がエアバッグ内部への開口と
して穿設されている点を除き、前例と同様である。すな
わち主幹通路16はすべてのエアバッグを通じて開通し
ており、内部シール15は部分的な非融着部17を介し
て並設路19を区画しており、もう1つの内部シール1
8は同じく非融着部20を介して並設路21を区画して
いる。並設路19と21両端は個々のエアバッグを区画
する横シール部5,6により閉じられる。
【0021】この点に関連し、並設路19,21はいず
れの実施例においても、エアバッグへの空気吹き込み効
率をよくするため、両端が閉じられていることが望まし
い。もし、並設路19,21が隣りのエアバッグと通じ
ていると、個々のエアバッグの独立性が損なわれるおそ
れがある。すなわち、吹き込み時に隣りどうしのエアバ
ッグ間で互いに空気が流通し、もし一方のエアバッグが
破損等で空気漏れしているような場合は、膨らませ作業
が阻害されるからである。このように並設路の両端をエ
アバッグの横シール部5,6で閉じるためには、前記の
ように吹き込みチューブを形成する際に、主幹通路16
には全長を通じて非熱融着性インク等を塗布するが、並
設路19,21の両端は熱融着可能なものとして残して
おかなければならない。しかし、個々のエアバッグは例
えば10個又はそれ以上が連設されるように形成される
から、これに対応して吹き込みチューブ上に断続した並
設路19,21のパターンを端部を残して非熱融着性材
料で正確に描くのは、かなり煩雑で時間を要する作業で
ある。それより、ヒートシール用金型に内部シール15
及び18を形成する合わせ部を非融着部17,20を残
して断続状に設計する方法の方がより能率的であり、好
適である。同様に、側縁14にも1個のエアバッグにつ
き少なくとも1個の開口22ができるように切欠き部を
形成しておくべきことはもちろんである。
【0022】なお、図6の実施例でスロット32は長円
状の開口として示してあるが、これに代り直線的なスリ
ットを吹き込みチューブのフィルムの一方に刻設して自
封式開口としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吹き込み
チューブは側縁を封着した2枚のフィルムの一方の側縁
沿いに端から端まで開通する空気吹き込み用の主幹通路
を設け、各々のエアバッグ内においてこの主幹通路と曲
折状に連通する並設路を吹き込みチューブ内に設け、こ
の並設路を他方の側縁又はその近くに設けたエアバッグ
内への吹き出し用開口に連通させたから、個々のエアバ
ッグを膨らませた後空気吹き込みを止めた時エアバッグ
内の充満空気圧で押し潰されて閉じる吹き込みチューブ
の面積が増大したこと、エアバッグ内への吹き出し用開
口から主幹通路へ至る行程が曲折状をなしていて、しか
も長くなったことにより、吹き込みチューブ全体が強力
な自封作用を発揮し、構成素材を多くすることなく、ま
た弁構造を複雑化することなく、膨張維持能力を高めた
緩衝材エアバッグを実現し得る絶大な効果が達成される
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の複数並設通路を有する吹き込
みチューブを貫通させた膨らんだ個々のエアバッグの1
個を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したのと同じ吹き込みチュー
ブの構成の詳細を示すため、エアバッグ及び吹き込みチ
ューブのそれぞれ2枚のフィルム間の融着部を剥がして
一方のフィルムについて示す剥離平面図である。
【図3】図3は、本発明の吹き込みチューブとそれを内
蔵しているエアバッグの扁平な状態の略示的断面図であ
る。
【図4】図4は、図3のエアバッグに吹き込みチューブ
を通じて空気を吹き込みつつある状態を示す略示断面図
である。
【図5】図5は、図4に示すエアバッグを十分膨らませ
た後、吹き込みチューブへの吹き込み圧を止めた状態を
示す略示断面図である。
【図6】図6は、本発明の吹き込みチューブの他の実施
例を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1  個々のエアバッグ 2,3  エアバッグのフィルム 4,4′  縦シール部 5,6  横シール部 10  本発明の吹き込みチューブ 11,12  吹き込みチューブのフィルム13,33
  一方の側縁 14,34  他方の側縁 15,18  内部シール 16  主幹通路 17,20  非融着部又は連絡口 19,21  並設路 22  非融着開口 32  開口(スロット)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヒートシール性と気密性ある2枚のフ
    ィルムの両側縁をヒートシールして形成される吹き込み
    チューブの内部に、一方の側縁沿いに多数のエアバッグ
    を通じて端から端まで貫通している空気吹き込み用の主
    幹通路と、個々のエアバッグについて少なくとも1ヵ所
    の非融着部又は連絡口を断続的に設けた1本又はそれ以
    上の内部シールにより主幹通路に曲折状に通じる並設路
    を設け、該並設路は前記フィルムの他方の側縁又はその
    近くで個々のエアバッグ内部に開口させて成る、エアバ
    ッグ用の複数並設通路を有する自封式吹き込みチューブ
  2. 【請求項2】  前記内部シールはフィルム側縁にほゞ
    並行して2本設けられていて、各内部シールがそれぞれ
    長さ方向に位置をずらして形成された非融着部又は連絡
    口を有し、これにより主幹通路に対し曲折状をなす2本
    の並設路が吹き込みチューブ内に設けられ、前記他方の
    側縁に近い並設路は、前記非融着部又は連絡口の直近の
    ものから長さ方向に位置をずらして他方の側縁に形成さ
    れた非融着開口を通じて個々のエアバッグ内部に開口し
    ている請求項1に記載の自封式吹き込みチューブ。
  3. 【請求項3】  前記内部シールはフィルム側縁にほゞ
    並行して2本設けられていて、各内部シールがそれぞれ
    長さ方向に位置をずらして形成された非融着部又は連絡
    口を有し、これにより主幹通路に対し曲折状をなす2本
    の並設路が吹き込みチューブ内に設けられ、前記他方の
    側縁に近い並設路は、前記非融着部又は連絡口の直近の
    ものから長さ方向に位置をずらして他方の側縁近くで前
    記フィルムの面に穿設された開口を通じてエアバッグ内
    部に開口している請求項1に記載の自封式吹き込みチュ
    ーブ。
  4. 【請求項4】  前記並設路はいずれも両端が個々のエ
    アバッグを仕切る横シール部によって閉じられている請
    求項2又は請求項3に記載の自封式吹き込みチューブ。
  5. 【請求項5】  吹き込みチューブの前記一方の側縁が
    多数エアバッグの一方の側縁を形成する縦シール部に一
    体に固着されている請求項4に記載の自封式吹き込みチ
    ューブ。
  6. 【請求項6】  吹き込みチューブの前記一方の側縁が
    多数エアバッグの一方の側縁を形成する縦シール部から
    離してエアバッグのフィルムの内面に固着されている請
    求項4に記載の自封式吹き込みチューブ。
  7. 【請求項7】  前記フィルムはナイロンとポリエチレ
    ンのラミネートフィルムである請求項1に記載の自封式
    吹き込みチューブ。
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