JPH04215390A - ビデオプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、映像信号の１駒のハ
ードコピーを得るのに２枚の画像を１枚の画像に合成し
て特定の色を背景とする画像を得るビデオプリンタ装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のビデオプリンタ装置を図５に示す
。この図５において、カラーテレビ，ＶＴＲ（ビデオテ
ープレコーダ），ビデオカメラ等からの映像信号は映像
入力端子１から入力され、映像信号プロセッサ２で増幅
され、かつカラー信号への復調後、Ｒ，Ｇ，Ｂ信号３へ
変換され、Ａ／Ｄ（アナログ／ディジタル）コンバータ
４でディジタルＲ・Ｇ・Ｂ映像信号６に変換される。 このディジタルＲ・Ｇ・Ｂ映像信号６は映像メモリ７内
に、読み書きコントロール，メモリアドレスコントロー
ル等を行う映像メモリコントローラ９により書き込まれ
る。次に、映像メモリ７内に書き込まれた画像データは
マイクロコンピュータ８（以下、マイコンと略称する）
、映像メモリコントローラ９により、メモリデータバス
１３を経て、マイコン８により読み取られ、プリンタエ
ンジン１０にデータバス１４を通じて転送される。 この転送されたデータを基にプリンタエンジン１０はハ
ードコピーを完成させる。すなわち、入力された映像信
号１駒のハードコピーが完了する。従来のビデオプリン
タは上記機能を持つのが通常である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のビデオプリンタ
装置は以上のように構成されているので、入力された映
像信号の１駒だけを映像メモリ７に記憶して、その内容
をハードコピーするだけのものであり、したがって、ハ
ードコピーされた画像には、何ら特定の色等を加味して
、画像としての趣向が凝らされておらず、ビデオプリン
タとして一層の多機能化が望まれるところである。

【０００４】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、異なる映像の合成を可能にするこ
とができるとともに、ユーザに画像の加工性をもたせる
ことができ、機能を一層高めることができるビデオプリ
ンタ装置を得ることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明に係るビデオプ
リンタ装置は、背景となる画像を記憶する第１の映像メ
モリおよび特定の背景を取った映像を記憶する第２の映
像メモリなどの少なくとも二つの映像メモリと、第２の
映像メモリに記憶された画像データのうち、特定の色の
部分以外の画像データで第１の画像メモリに相当する場
所のデータを置き換えることにより、第１および第２の
画像データを合成するマイクロコンピュータとを設けた
ものである。

【０００６】

【作用】この発明における第１の映像メモリで背景とな
る画像を記憶し、第２の映像メモリで特定の色を背景と
した映像を記憶し、マイクロコンピュータにより第２の
映像メモリに記憶された画像データのうち、特定の色の
部分以外の画像データで第１の映像メモリの所定のアド
レスのデータを置き換えることにより、第１および第２
の画像データを合成する。

【０００７】

【実施例】以下、この発明のビデオプリンタ装置の実施
例について図面に基づき説明する。図１はこの発明の一
実施例の構成を示すブロック図である。図１において、
図５と同機能の部分には同一符号が付されている。図１
において、１は映像入力端子、２は映像信号プロセッサ
、３は入力映像信号が映像信号プロセッサ２で復調され
たＲ・Ｇ・Ｂ信号、４はＲ・Ｇ・Ｂ信号３をディジタル
Ｒ・Ｇ・Ｂ信号６に変換するＡ／Ｄコンバータ、７は第
１の映像メモリ、１１は第２の映像メモリ、９は第１の
映像メモリ７、第２の映像メモリ１１の読み書きをコン
トロールするとともに、アドレス信号を発生する映像メ
モリコントローラ、８は第１の映像メモリ７、第２の映
像メモリ１１のデータの読み、書き、データ転送を行う
システムコントロール用のマイコンである。

【０００８】また、５はＡ／Ｄコンバータ４から出力さ
れるディジタルＲ・Ｇ・Ｂ信号６を第１の映像メモリ７
と、第２の映像メモリ１１へ選択的に送るためのデータ
切換スイッチ、１０はマイコン８より転送される画像デ
ータバス１６のデータを基にハードコピーを完成させる
プリンタエンジンである。

【０００９】次に動作について説明する。カラーテレビ
やＶＴＲからの映像信号は映像信号入力端子１に入力さ
れる。入力された映像信号は映像信号プロセッサ２でＲ
・Ｇ・Ｂ映像信号３に復調される。アナログであるこの
Ｒ・Ｇ・Ｂ信号３はＡ／Ｄコンバータ４でディジタルＲ
・Ｇ・Ｂ信号６に変換される。ディジタルＲ・Ｇ・Ｂ信
号６はデータ切換スイッチ５を経て第１の映像メモリ７
へ書き込まれる。この時、データ切換スイッチ５はマイ
コン８により、スイッチ方向はＡ側になっている。この
書き込まれた画像の例を図２に示す。

【００１０】次にビデオカメラ等で特定の色、例えば青
を背景にして、図３に示すような画像を撮る。図３の例
は人物映像である。この映像信号を映像入力端子１に接
続し、映像信号プロセッサでＲ・Ｇ・Ｂ映像信号３に復
調され、さらにＡ／Ｄコンバータ４でディジタルＲ・Ｇ
・Ｂ信号６に変換され、マイコン８でＢ側に切り換えら
れたデータ切換スイッチ５を介して、第２の映像メモリ
１１に先と同様にして書き込む。

【００１１】次に、マイコン８は第２の映像メモリ１１
のデータをメモリデータバス１３を経てメモリコントロ
ーラ９により読み出す。読み出したデータが特定の色、
この例では青のデータであれば、続いて次の番地のデー
タを読み出す。このようにして、青でないデータがあれ
ば、このデータをメモリデータバス１４を通して、第１
の映像メモリ７へ第２の映像メモリ１１と同番地の所へ
書き込む。これを続けると、第１の映像メモリ７の画像
データは第２の映像メモリ１１内の青の部分でない人物
画像のデータで置き換わり、置き換っていない所は第１
の映像メモリ７に最初に記憶されていたデータとなって
いる。

【００１２】マイコン８はデータの置き換えを終了する
と、メモリデータバス１４を通して第１の映像メモリ７
内のデータを読み取り、データバス１６を経てプリンタ
エンジン１０へ転送する。プリンタエンジン１０は結果
として、第１の映像メモリ７と第２の映像メモリ１１内
のデータを合成した画像データから図４のような合成画
像を完成させる。

【００１３】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の映像メモリのうちの所定の映像メモリに任意の背景と
なる画像を記憶し、他の映像メモリに特定の色を背景に
任意の画像を記憶させ、マイコンで他の映像メモリに書
き込まれたデータのうち、特定の色とそれ以外の部分を
区別して、特定の色以外の部分を上記所定の映像メモリ
の相当するアドレスに転送して合成するようにしたので
、異なる映像の合成を可能にすることができ、ユーザに
画像の加工性を持たせることにより、ビデオプリンタの
機能を一層高めることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例によるビデオプリンタ装置
のブロック図である。

【図２】図１のビデオプリンタ装置の第１の映像メモリ
に記憶されている画像を示す説明図である。

【図３】図１のビデオプリンタ装置の第２の映像メモリ
に記憶されている画像を示す説明図である。

【図４】図１のビデオプリンタ装置で得られる合成画像
の説明図である。

【図５】従来のビデオプリンタ装置のブロック図である
。

【符号の説明】

１　　映像入力端子 ２　　映像信号プロセッサ ４　　Ａ／Ｄコンバータ ５　　データ切換スイッチ ７　　第１の映像メモリ ８　　マイコン ９　　メモリコントローラ １０　　プリンタエンジン １１　　第２の映像メモリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ディジタル映像信号を選択的に切り換
   えるデータ切換スイッチと、このデータ切換スイッチで
   選択されたディジタル映像信号のうち背景となる画像を
   記憶する第１の映像メモリと、上記データ切換スイッチ
   で選択された特定の色を背景とした映像信号を記憶する
   第２の映像メモリと、この第２の映像メモリ内の画像デ
   ータの内上記特定の色の部分以外の画像データで上記第
   １の画像メモリの相当する場所のデータを置き換えるこ
   とにより上記第１の映像メモリ内の画像データと上記第
   ２の映像メモリの画像データとを合成するマイクロコン
   ピュータと、このマイクロコンピュータで合成された画
   像データから合成画像ハードコピーを得るプリンタエン
   ジンとを備えたビデオプリンタ装置。