JP3629169B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を信号処理する映像信号処理装置に関し、特に入力された映像信号を格納するメモリを有する映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。図3において、カメラから第1の映像信号処理ブロック101に入力された映像データである映像信号111は、映像信号112として第1のメモリ103に一旦入力され、その映像データは第1のメモリ103に貯えられる。第1の映像信号処理ブロック101において、映像信号111と第1のメモリ103からの映像信号113とにより、電子ズーム処理や手ぶれ補正処理等が行われる。
第2の映像信号処理ブロック102は、第1の映像信号処理ブロック101からの映像信号114を子画面化する。子画面化された映像は第2のメモリ104に複数個生成してマルチ画面を生成したり、または静止画を生成する。これらの映像データは第2のメモリ104に一旦貯えられる。第2の映像信号処理ブロック102は、第2のメモリ104からの映像信号116と第1の映像信号処理ブロック101からの映像信号114とを加算比率を変えながら加算し、オーバーラップなどのディジタル効果処理等を行う。
【0003】
第2の映像信号処理ブロック102からの映像信号117は、モニター出力回路107及び第3のメモリ105に出力される。第3の映像信号処理ブロック106は、第2の映像信号処理ブロック102からの映像信号117が第3のメモリ105を介して入力され、シャフリング処理が行われる。
第1のメモリ103と第2のメモリ104のメモリサイズは、動画を取り扱う場合にはフィールドサイズでよいが、静止画を取り扱う場合には画質向上のためにフレームサイズにする必要がある。
また、DVフォーマットの場合、第3のメモリ105はシャフリング処理を行うため、フレームサイズよりも大きくなる。シャフリング処理はフレーム単位で行われ、フレーム毎に行う必要があるため、第3のメモリ105は少なくとも2フレーム以上必要である。しかし、読み出したアドレスに新しいフレームのデータを書き込むよう構成すれば、第3のメモリ105のメモリサイズを1フレーム+αに小さくすることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
映像データであるディジタル映像信号を記録媒体に記録する映像信号処理装置において、ディジタル映像信号を処理するためにフレームサイズまたはフィールドサイズのメモリを複数個設ける必要があった。また、ディジタル映像信号を処理するための各種の機能を付加しようとすると、フィールドサイズまたはフレームサイズのメモリがさらに必要であった。
さらに、昨今の小型化が重視されるムービカメラ等においてはメモリーをLSIに内蔵する傾向にある。しかし、このようなムービカメラ等のLSIにフィールドサイズまたはフレームサイズのメモリを複数個を内蔵させることは困難であった。
本発明は、メモリサイズを増やすことなく、ディジタル映像信号を記録媒体に記録することができるとともに各種の機能を付加することができる映像信号処理装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る映像信号処理装置は、
映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロックと、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路と、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリと、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路と、
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路とを具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて各々の仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリの記録領域を変更するよう制御するよう構成されている。このように構成された本発明の映像信号処理装置は、動作モードに応じて仮想メモリに割り当てられる実メモリの記録領域を変更することにより、映像信号を最小限のメモリ容量で記録媒体に記録することが可能となる。
【0006】
他の観点による発明の映像信号処理装置は、
映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロックであって、その1つが映像データをシャフリングする映像信号処理ブロックと、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路と、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有する実メモリと、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させ、動画処理を実行するか静止画処理を実行するかの処理内容に応じて各仮想メモリ回路に割り当てられる前記実メモリの記録領域を変更するメモリマッピング回路と、
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路とを具備する。
このように構成された本発明の映像信号処理装置は、仮想メモリ回路にマッピングされる実メモリの容量を動画処理時に比べ静止画処理時に減らすよう構成されているため、静止画処理時において実メモリの記録領域を有効に利用することが可能となる。
【0007】
他の観点による発明の映像信号処理装置は、
映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロックと、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリと、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける同一の記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路と、
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路とを具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて、前記実メモリの同一記録領域に割り当てる前記仮想メモリ回路を変更するために、動作モードごとに前記映像信号処理ブロックと前記仮想メモリ回路との間の接続を切り替え制御するよう構成されている。このように構成された本発明の映像信号処理装置は、余分な選択回路を設けることなく、実メモリを経由して各映像信号処理ブロック間の配線を切り替えることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る映像信号処理装置の好ましい実施例について、添付の図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る実施例1の映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。実施例1においては、カメラからの映像信号をDVフォーマットに変換する場合について一例として説明する。実施例1において、DVフォーマットとはHD DIGITAL VCR CONFERENCE, ”Specifications of Consumer − Use Digital VCRs using 6.3mm magnetic Tape” ,December, 1994の規格である。また、実施例1における映像信号としては、NTSC方式とPAL方式の共用を考える。
NTSC方式の場合の映像信号は、1ラインの有効画素数は720画素であり、有効ライン数は480ラインであり、30×1.001フレーム/秒である。
一方、PAL方式の場合の映像信号は、1ラインの有効画素数は720画素であり、有効ライン数は576ラインであり、25フレーム/秒である。
【0009】
図1に示すように、実施例1の映像信号処理装置は、複数の映像信号処理ブロック1,3,5,7,12,13,14と複数の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15とを有している。また、実施例1の映像信号処理装置は、各仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15に制御信号を出力するメモリマッピング回路18と、各仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15からの信号を制御するメモリ制御回路16と、このメモリ制御回路16により制御された各仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15からの信号を格納する実メモリ17とを有している。
【0010】
第1の映像信号処理ブロック1は第1の仮想メモリ回路2に接続されており、第1の映像信号処理ブロック1が見かけ上はメモリにアクセスするよう接続されている。即ち、第1の映像信号処理ブロック1は仮想アドレス22を第1の仮想メモリ回路2に出力して、その仮想アドレス22にデータの書き込み(書込信号23)またはデータの読み出し(読出信号24)を行う。
同様に、第2の映像信号処理ブロック3は第2の仮想メモリ回路4に接続されており、第2の映像信号処理ブロック3が仮想アドレス26を第2の仮想メモリ回路4に出力して、その仮想アドレス26のデータの読み出し(読出信号27)を行う。また、第2の映像信号処理ブロック5は第3の仮想メモリ回路6に接続されており、第3の映像信号処理ブロック5が仮想アドレス29を第3の仮想メモリ回路6に出力して、その仮想アドレス29にデータの書き込み(書込信号30)を行う。さらに、第4の映像信号処理ブロック7は第4の仮想メモリ回路8と第5の仮想メモリ回路9に接続されており、第4の映像信号処理ブロック7が仮想アドレス32を第4の仮想メモリ回路8に出力して、その仮想アドレス32にデータの書き込み(書込信号33)と読み出し(読出信号34)を行う。また、第4の映像信号処理ブロック7は仮想アドレス35を第5の仮想メモリ回路9に出力して、その仮想アドレス35にデータの書き込み(書込信号36)を行うとともに、その書き込みデータはモニタ出力回路10に送られる。
【0011】
第5の映像信号処理ブロック12は仮想アドレス37を第6の仮想メモリ回路11に出力して、その仮想アドレス37のデータを読み込む(読出信号38)。第6の映像信号処理ブロック13は第5の映像信号処理ブロック12からの出力39を処理して第7の映像信号処理ブロック14に出力する。第7の映像信号処理ブロック14は、第6の映像信号処理ブロック13からの信号40を第7の仮想メモリ回路15の仮想アドレス41に一旦格納する(書込信号42)とともに信号44を外部へ出力する。
【0012】
第1の仮想メモリ回路2はメモリ制御回路16を経由して実メモリ17に接続されている。メモリマッピング回路18は第1の仮想メモリ回路2に実メモリ17の領域を割り当てる制御信号71を出力する。第1の仮想メモリ回路2は入力された制御信号71に従って、第1の仮想メモリ回路2に与えられた仮想アドレス22を実アドレス51に変換する。第1の仮想メモリ回路2は、変換された実アドレス51に従って、第1の映像信号処理ブロック1からの書込信号23を実メモリ17に書き込むための書込信号52をメモリ制御回路16に出力する。または、第1の仮想メモリ回路2は、実メモリ17からの読み出しを行いメモリ制御回路16が読出信号53を出力するよう指示する。
【0013】
上記のように、第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15は、メモリ制御回路16を経由して実メモリ17に接続されている。メモリマッピング回路18は第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15に実メモリ17の記録領域を割り当てる制御信号71,72,73,74,75,76,77を出力している。第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15はそれぞれの制御信号71,72,73,74,75,76,77に従って、第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15に与えられた仮想アドレス22,26,29,32,35,37,41を実アドレス51,54,56,58,61,63,65に変換する。第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15は、変換された実アドレスに従って、メモリ制御回路16に指示を出し、各映像信号処理ブロックからの書込信号23,30,33,36,42を実メモリ17に書き込み、または、実メモリ17からの読出信号53,55,60,64,67を各映像信号処理ブロックに出力する。
【0014】
メモリ制御回路16は第1から第7の仮想メモリ回路2,4,6,8,9,11,15からのアクセスを調整して、実メモリ17にアクセスする。図1において、実メモリ17にアドレス80が入力されると、そのアドレス80に書込データ81が格納され、またはそのアドレス80の読出データ82が出力される。
【0015】
第1の映像信号処理ブロック1は、例えばカメラからのディジタル映像信号21が入力されると、そのディジタル映像信号21に基づく映像データ23を第1の仮想メモリ回路2に出力する。第1の仮想メモリ回路2は、入力された映像データ23を一旦貯える。第1の映像信号処理ブロック1は、入力された映像信号21と、フレーム遅延またはフィールド遅延された第1の仮想メモリ回路2から出力された映像データ24とにより電子ズーム処理や手ぶれ補正処理等を行う。第2の映像信号処理ブロック3は、第2の仮想メモリ回路4からのタイトル用映像データ27を第1の映像信号処理ブロック1から出力された映像データ25と混合する。第2の仮想メモリ回路4からのタイトル用映像データ27は透明の概念が付加された特殊な映像データである。第2の映像信号処理ブロック3は、原画である第1の映像信号処理ブロック1から出力された映像データ25に文字や絵などを部分的に上書きする機能を有する。
【0016】
第3の映像信号処理ブロック5は、第2の映像信号処理ブロック3から出力された映像データ28を子画面化し、その子画面化された映像データ30を第3の仮想メモリ回路6に出力する。
第4の映像信号処理ブロック7は、子画面化された映像データ31を第3の仮想メモリ回路6から受け取り、任意の位置に子画面を生成し、第4の仮想メモリ回路8に出力する。第4の仮想メモリ回路8は、マルチ画面を生成する。第4の映像信号処理ブロック7は、生成されたマルチ画面の映像データ34を第4の仮想メモリ回路8から受け取り、モニター出力回路10と第5の仮想メモリ回路9にその映像データ36を出力する。
【0017】
第4の映像信号処理ブロック7は、上記の動作の他に、次のような動作も行う。第4の映像信号処理ブロック7は、静止画の映像データ33を第4の仮想メモリ回路8に出力し、その映像データ33は第4の仮想メモリ回路8に一旦貯えられる。第4の映像信号処理ブロック7は、静止画の映像データ34と、第2の映像信号処理ブロック3からの映像データ28とを加算比率を変えながら加算するオーバーラップなどのディジタル効果処理を行う。第4の映像信号処理ブロック7は、ディジタル効果処理を行った映像データ36をモニター出力回路10と第5の仮想メモリ回路9に出力する。
【0018】
第5の映像信号処理ブロック12は、第6の仮想メモリ回路11へ仮想アドレス37を出力し、シャフリング規則に従ってシャフリングされた映像データ38を受け取る。第6の映像信号処理ブロック13は第5の映像信号処理ブロック12から出力された映像データ39をDV圧縮する。
第7の映像信号処理ブロック14は第6の映像信号処理ブロック13から出力された映像データ40を受け取り、第7の仮想メモリ回路15に映像データ42を格納するとともに、誤り訂正符号付加を行いその映像データ44を外部に出力する。
【0019】
図2は、実施例1における実メモリ17の記録領域の構成を示す説明図である。図2に示すように、実メモリ17は、3Mbitの領域1、3Mbitの領域2、0.6Mbitの領域3、0.6Mbitの領域4、4.8Mbitの領域5、4Mbitの領域6とから構成される。
下記表1は、実施例1における各動作モードの場合に、メモリマッピング回路18が各仮想メモリ回路に対して割り振る実メモリ17のマッピング状態を示す。
【0020】
【表1】
【0021】
動画処理の場合には各種の機能を実現するのに必要なメモリサイズを考慮して、仮想メモリ回路に対して実メモリ17におけるフィールドサイズの記録領域を割り振る。一方、静止画処理の場合には各種の機能を実現するのに必要なメモリサイズを考慮して、仮想メモリ回路に対して実メモリ17におけるフレームサイズの記録領域を割り振る。このように記録領域を割り振るとき、データを格納する必要のない仮想メモリ回路には実メモリ17の記録領域を割り振らない。
【0022】
実施例1の映像信号処理装置において、ディジタルズームを行う場合には第1の仮想メモリ回路2に実メモリ17の記録領域を割り振る。また、マルチ画面生成の場合には第3の仮想メモリ回路6と第4の仮想メモリ回路8に実メモリ17の記録領域を割り振り、オーバーラップ処理する場合は第4の仮想メモリ回路8に実メモリ17の記録領域を割り振る。
【0023】
また、第3の仮想メモリ回路6以外の仮想メモリ回路2,4,8,9,11,15は、動画処理の場合にフィールドサイズの実メモリ17の記録領域をその仮想メモリ回路に割り振る。例えば、第1の仮想メモリに3Mbit、第4の仮想メモリに3Mbitのメモリサイズを割り振る。静止画処理の場合にはフレームサイズの実メモリ17を仮想メモリ回路に割り振る。例えば、第1の仮想メモリに6Mbit、第4の仮想メモリに4.8Mbitのメモリサイズを割り振る。このときデータを格納する必要のない機能に関係する仮想メモリ回路には実メモリ17を割り振らない。
表1において、動画処理のオーバーラップフレームの機能以外は、電子ズームを行うとして、第1の仮想メモリ回路2には実メモリ17の領域1(3Mbit)を割り当てている。実施例1の映像信号処理装置は、オーバーラップを行う静止画映像をフレームとするフレームズームの場合には、メモリが不足するため電子ズームを行わないよう構成している。
上記のように構成することにより、実施例1の映像信号処理装置は、実メモリ17が最小のメモリ容量で各種のディジタル信号処理を効率的に行うことができる。
【0024】
次に、実施例1の映像信号処理装置におけるシャフリングメモリについて説明する。
動画処理を行う場合には、第5の仮想メモリ回路9をシャフリングメモリとして用い、実メモリ17の領域4(0.6Mbit)+領域5(4.8Mbit)の5.4Mbitを割り振る。このように実メモリ17の記録領域を割り振ることにより、従来例でも説明したように読み出したアドレスに次のフレームを書き込み、フレーム毎の映像データに対して実メモリ17のアドレスを変化させて格納することにより1フレーム強のメモリ容量でシャフリングを実現することができる。
静止画処理を行う場合には、第4の仮想メモリ回路8をシャフリングメモリとして用い、実メモリ17の領域5の4.8Mbitを割り振る。静止画処理の場合は、フレーム毎に異なる映像データをシャフリングする必要がないため、1フレームのメモリ容量でシャフリングを実行することができる。上記のように、実行することにより、静止画処理の場合において実メモリ17を有効に使うことができる。
実施例1において、静止画の記録時に領域4(0.6Mbit)を第2の仮想メモリ回路4に割り当て、トータルのメモリサイズを領域3(0.6Mbit)と合わせて1.2Mbitにすることにより、タイトルミックスを最小のメモリ容量で実現することができる。
【0025】
次に、実施例1における第5の映像信号処理ブロック12の接続について説明する。
表1に示すように、動画処理の場合、第5の仮想メモリ回路9と第6の仮想メモリ回路11を実メモリ17の同一領域(領域4+領域5)に割り振り、静止画処理の場合、第4の仮想メモリ回路8と第6の仮想メモリ回路11を実メモリ17の同一領域(領域5)に割り振る。このように実行させるために、動画処理時と静止画処理時で第5の映像信号処理ブロック12の入力の接続先を、第5の仮想メモリ回路9と第4の仮想メモリ回路8との間でメモリ制御回路16により変更している。
【0026】
実施例1の映像信号処理装置は、メモリ制御回路16により仮想メモリ回路を選択するよう構成されているため、選択するための余分な選択回路を設ける必要がなく、映像信号処理ブロックの接続先を容易に制御することができる。
なお、上記の実施例1においては、実メモリ17を1個で映像信号処理装置を実現した構成を示したが、複数個の実メモリで実現しても上記実施例1と同様に実施可能である。
また、実施例1では、DVフォーマットに準拠した映像信号処理装置について説明したが、本発明は実施例1に限定されるものではなく、記憶手段としてのメモリを用いる映像信号処理装置であれば上記実施例1と同様な効果を得ることができる。
また、第1の映像信号処理ブロック1は第1の仮想メモリ回路2に対してデータを入出力する構成で示したが、本発明は書き込み用の仮想メモリと読み出し用の仮想メモリとの2つのメモリに分ける構成でもよい。
また、実施例1の映像信号処理装置においては、第7の仮想メモリ回路15を領域6に常に固定して用いたが、第7の仮想メモリ回路が実メモリ17の記録領域を流動的に使用するよう構成することにより、本発明は更に実メモリを有効に使うことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上、実施例について詳細に説明したところから明らかなように、本発明は次の効果を有する。
本発明によれば、各映像信号処理ブロックで用いるメモリの記録領域を動作モードに応じて変更することにより、最小限のメモリ容量でかつ最小の回路規模により映像信号処理装置を実現することができる。
特に、小型化が重要視されているこの分野の民生機器において、メモリを用いた各種映像信号処理機能を有する映像信号処理装置は、メモリを映像信号処理回路(LSI)に内蔵することが可能となる。この結果、本発明の映像信号処理装置は、小型化を達成することが可能となり、産業上に多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る実施例1における実メモリ17の記録領域の構成を示す説明図である。
【図3】従来の映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1の映像信号処理ブロック
2 第1の仮想メモリ回路
3 第2の映像信号処理ブロック
4 第2の仮想メモリ回路
5 第3の映像信号処理ブロック
6 第3の仮想メモリ回路
7 第4の映像信号処理ブロック
8 第4の仮想メモリ回路
9 第5の仮想メモリ回路
10 モニター出力回路
11 第6の仮想メモリ回路
12 第5の映像信号処理ブロック
13 第6の映像信号処理ブロック
14 第7の映像信号処理ブロック
15 第7の仮想メモリ回路
16 メモリ制御回路
17 実メモリ
18 メモリマッピング回路
Claims (10)
- 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて各々の仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリの記録領域を変更するよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて各々の仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリのメモリサイズを変更するよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて前記仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリのメモリサイズが0を含むよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、静止画処理と動画処理により前記仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリの記録領域を変更するよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、静止画処理が必要な仮想メモリ回路にはフレームサイズの実メモリの記録領域を割り当て、動画処理が必要な仮想メモリ回路にはフィールドサイズの実メモリの記録領域を割り当てるよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、映像フィールド時間単位または映像フレーム時間単位で前記仮想メモリ回路に割り当てられる実メモリの記録領域を変更するよう制御することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信 号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリ制御回路は、同時に発生する複数の仮想メモリ回路からの前記実メモリへのアクセスを調整することを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロックであって、その1つが映像データをシャフリングする映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有する実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させ、動画処理を実行するか静止画処理を実行するかの処理内容に応じて各仮想メモリ回路に割り当てられる前記実メモリの記録領域を変更するメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備することを特徴とする映像信号処理装置。 - 前記メモリマッピング回路は、動画を記録するとき、シャフリングする映像信号処理ブロックに接続された仮想メモリ回路に対して前記実メモリにおける映像1フレームサイズより大きな記録領域を割り当てて映像データと実アドレスの位置をフレーム又はフィールド処理単位ごとに変更して格納し、静止画を記録するとき、前記仮想メモリ回路に対して前記実メモリにおける映像1フレームサイズの記録領域を割り当てて映像データと実アドレスの位置を固定して格納することを特徴とする請求項8記載の映像信号処理装置。
- 映像データが入力されて動作モードに応じた信号処理を行う複数の映像信号処理ブロック、
前記映像信号処理ブロックからの仮想アドレスを実アドレスに変換する仮想メモリ回路、
前記仮想メモリ回路に割り当てられる複数の記録領域を有し、前記仮想メモリ回路のメモリサイズより小さいメモリサイズの実メモリ、
前記仮想メモリ回路に前記実メモリにおける同一の記録領域を割り当てる制御信号を各仮想メモリ回路へ出力し、各仮想メモリ回路において仮想アドレスを前記実メモリの実アドレスに変換させるメモリマッピング回路、及び
前記実アドレスに基づき該当する前記映像信号処理ブロックからの映像データを前記実メモリに書き込み、または前記実メモリから映像データを読み出し、該当する前記映像信号処理ブロックへ出力するメモリ制御回路、を具備し、
前記メモリマッピング回路は、動作モードに応じて、前記実メモリの同一記録領域に割り当てる前記仮想メモリ回路を変更するために、動作モードごとに前記映像信号処理ブロックと前記仮想メモリ回路との間の接続を切り替え制御するよう構成されたことを特徴とする映像信号処理装置。
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