JPH0421383Y2 - - Google Patents

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JPH0421383Y2
JPH0421383Y2 JP14817786U JP14817786U JPH0421383Y2 JP H0421383 Y2 JPH0421383 Y2 JP H0421383Y2 JP 14817786 U JP14817786 U JP 14817786U JP 14817786 U JP14817786 U JP 14817786U JP H0421383 Y2 JPH0421383 Y2 JP H0421383Y2
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JP
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substrate
gutter
light
rain gutter
shielding material
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JP14817786U
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は雨樋用基板に関する。
(従来の技術) 従来、折りたたむことができる樋として特公昭
48−42887号公報に記載された発明があつた。こ
の発明の構成は硬質の合成樹脂でなる合成樹脂製
竪樋において長手方向に細帯状軟質合成樹脂体を
一体に介在させたことを要旨としている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この発明は衝撃を受けても損傷する
おそれのない樋を提供するもので、所定箇所に竪
樋として取り付けた後、形体を常時、確実に保持
していなければ元の状態に折りたたまれてしまう
等、使用の安全性がなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案雨樋用基板は、光硬化性樹脂で形成さ
れ、折り曲げコーナ部にあたるところの長手方向
に光遮蔽物を貼り付けてなるものである。
(作用) 本考案雨樋用基板は、平板状基板のままで保
管・運搬でき、施工現場において施工の際、光遮
蔽物を貼り付けている所定の箇所を折り曲げ、治
具を用いて雨樋の保形を行つた後光遮蔽物を剥が
し、太陽光あるいはサンランプ等でこの部分の光
硬化性樹脂を硬化させる。
(実施例) 図面は本考案雨樋用基板の実施例を示し、第1
図は基板1の断面図、第2図は第1図の基板を使
用して形成した角型の軒樋Aの断面図である。
実施例の一つである、断面が略上向きコ字形の
角型に形成した軒樋Aにつき説明する。
基板1は光硬化性樹脂で形成した帯状体であつ
て、角型の軒樋Aの折り曲げコーナ部3a,3
b,3c,3dにあたるところの長手方向に光遮
蔽物2……を貼り付けている。折り曲げコーナ部
3a,3b,3c,3dにあたるところは、例え
ば第2図に示す角型の軒樋Aの場合、底板5と両
側板4a,4bとの間、両側板4a,4bと両耳
部6a,6bとの間の4箇所である。これら折り
曲げコーナ部3a,3b,3c,3dの上・下両
面とも光遮蔽物2……を貼り付けて太陽光があた
らないようにしておくことが必要である。
光遮蔽物2……としては黒色の粘着テープを用
いるのが適している。この他、光を透過させない
帯状紙を容易に剥離することができる接着剤で貼
り付けていてもよい。なお、光遮蔽物2……は基
板1が押出成形された直後、太陽光等があたらな
い内に所定の箇所に貼り付けることを要する。
基板1は平板状のまま保管・運搬される。
なお、基板1は第5図に示すように、二重に折
つて光遮蔽性の包装材で包装して保管・運搬に供
すると、嵩ばらずに便利である。
施工現場において施工の際、まず基板1の遮蔽
されていない部分を太陽光あるいはサンランプ等
の光で硬化せしめ、次に、基板1の光遮蔽箇所を
角型の軒樋Aの断面形状に折り曲げて組立てる。
このように基板1を折り曲げて形成した樋本体
の長手方向の複数箇所を角型の軒樋Aと略同じ断
面形状となした治具7で保持した後各折り曲げコ
ーナ部3a,3b,3c,3dを被覆している光
遮蔽物2……を剥ぎ取り、太陽光あるいはサンラ
ンプ等でこの部分の光硬化性樹脂を硬化させて角
型の軒樋Aとなす(第3図ないし第4図参照)。
この保形用具として、治具7に代えて軒樋受具を
用いてもよい。
なお、本考案に係る雨樋用基板1は全体が光硬
化性樹脂で形成されているため、基板1の上・下
両側面の全面に光を透過させない帯状紙等で形成
した光遮蔽物を貼り付けることも考えられる。そ
して、光遮蔽物の長手方向に複数本のミシン目の
ような切込線を入れておき、施工現場において、
まず折り曲げ箇所以外のところにある光遮蔽物を
切込線を破いて取り除き、光遮蔽物で覆つている
部分の適宜位置を折り曲げ、雨樋の形体を確保し
た後に残つている光遮蔽物を取り除くようになし
てもよい。このようにすると、光遮蔽物の包装材
で基板1を梱包しておらなくても任意の箇所を折
り曲げて雨樋を形成することができ、様々な形体
の雨樋に対応させることが可能となる。
(考案の効果) 単一樹脂で平板状の基板を製造するのみでよい
から、複雑な装置は不要で経済的である。
平板状基板のままで保管・運搬が行えるからス
ペースも最小限あればよく効率的、経済的である
とともに、常温変形、衝撃による割れ等のおそれ
がない。雨樋として組立てた後は保形用具が不要
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案雨樋用基板の実施例を示し、第1
図は本考案雨樋用基板の断面図、第2図は本考案
雨樋用基板を使用して形成した角型軒樋の断面
図、第3図及び第4図は組立て要領を説明する斜
視図、第5図は基板を二重折りして保管・運搬に
供する状態の断面図である。 1……基板、2……光遮蔽物、3a,3b,3
c,3d……折り曲げコーナ部、4a,4b……
側板、5……底板、6a,6b……耳部、7……
治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光硬化性樹脂で形成され、折り曲げコーナ部に
    あたるところの長手方向に光遮蔽物を貼り付けて
    なることを特徴とする雨樋用基板。
JP14817786U 1986-09-27 1986-09-27 Expired JPH0421383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14817786U JPH0421383Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14817786U JPH0421383Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353439U JPS6353439U (ja) 1988-04-11
JPH0421383Y2 true JPH0421383Y2 (ja) 1992-05-15

Family

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JPS6353439U (ja) 1988-04-11

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