JPH04213314A - ポリウレタンエラストマー組成物 - Google Patents

ポリウレタンエラストマー組成物

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JPH04213314A
JPH04213314A JP3021107A JP2110791A JPH04213314A JP H04213314 A JPH04213314 A JP H04213314A JP 3021107 A JP3021107 A JP 3021107A JP 2110791 A JP2110791 A JP 2110791A JP H04213314 A JPH04213314 A JP H04213314A
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JP
Japan
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prepolymer
polyurethane elastomer
copolymer
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JP3021107A
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Toshiaki Kasazaki
敏明 笠崎
Takeshi Sugino
毅 杉野
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Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、ポリウレタン
エラストマー組成物に関し、より詳細には、従来より高
い耐熱性および複雑な形状への良好な成型性等を有する
ポリウレタンエラストマー組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、ポリウレタンエラストマーの優れ
た諸特性を生かしてOA機器・FA機器等の構成部材と
しての適用が活発に行われている。ところが、近時の技
術の急速な進歩に起因するOA機器・FA機器等の飛躍
的な性能向上に伴って、これら機器に用いられる、ポリ
ウレタンエラストマーで成型された部材へ要求される特
性も最近とみに高性能化してきている。
【0003】即ち、上記機器を構成するポリウレタンエ
ラストマーで成型された部材の形状として、従来より更
に複雑なものが要望され、且つより高い耐熱性が要求さ
れてきている。例えば、OA機器中の駆動用ベルトとし
て、より高い耐熱性、またより精密な形状を有する歯付
きベルト、或いは異形ベルトの如きのものである。また
、ポリウレタンエラストマー組成物の生産性の向上も同
様に要望されている。
【0004】ところで、ポリウレタンエラストマーの製
造方法として、ポリオールと過剰のポリイソシアネート
とを反応させて末端にイソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーを形成させ、次いでこれに硬化剤を反応
させて製造する方法、所謂プレポリマー法が知られてい
る。従来、上記プレポリマー法により、次のような組成
でポリウレタンエラストマーを製造していた。
【0005】即ち、アジプレン(Uniroyal C
hemical 社商標、以下同様)に代表される2,
4−トリレンジイソシアネート、またはこの2,4−ト
リレンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシア
ネートの混合物と、ポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール(=PTMG、以下適宜単にPTMGという)から
製造されるプレポリマーを4,4’−メチレンビス(O
−クロロアニリン)(=MBOCA、以下適宜単にMB
OCAという)、2,6−ジクロロ−P−フェニレンジ
アミン、1,2−ビス(2−アミノフェニルチオ)エタ
ン等の芳香族ジアミンの硬化剤で硬化させるものである
【0006】しかし、上記した所謂アジプレン・タイプ
のポリウレタンエラストマー組成物は、その成型温度に
おける粘度が高くて精密成型に適さず、更に前記タイプ
によるものは耐熱性も十分に満足できるものではない。 そこで、該組成物の耐熱性向上の手段として、ポリイソ
シアネートの分子構造により高い耐熱性を得られると考
えうるパラフェニレンジイソシアネート(=PPDI、
以下適宜PPDIという)を用いて製造することが検討
され、パラフェニレンジイソシアネート〔=PPDI〕
は反応が速いことに鑑み、硬化剤として1,4−ブタン
ジオール〔1,4−BG〕および1,4ビス(2−ヒド
ロキシエトキシ)ベンゼン〔=BHEB〕等のジオール
系の化合物が有効であることが知られている〔(Ure
thane chemistry and Appli
cation ACS Symposium Seri
es ),172巻,第419〜431頁,1981年
,デトロイト大学〕。
【0007】ところが、パラフェニレンジイソシアネー
ト〔=PPDI〕に上記ジオール系の硬化剤を用いた場
合、離型時間が長く生産性において問題点を有し、さら
に耐熱性を初めとする機械的特性においても満足できる
ものではなかった。そこで、パラフェニレンジイソシア
ネート〔=PPDI〕に対する硬化剤として、ジオール
系の化合物ではなくジアミン系のものの適用の可否が模
索され、そのジアミン系のものの中で、4,4’−メチ
レンビス(ジクロロアニリン)〔=TCDAM、以下適
宜単にTCDAMという〕を使用する製造方法が提案さ
れている(特開昭63−270723 )。
【0008】しかし、パラフェニレンジイソシアネート
〔=PPDI〕に上記硬化剤4,4’−メチレンビス(
ジクロロアニリン)〔=TCDAM〕を用いた場合、耐
熱性に関してはある程度満足できるものを求めうるが、
生産性に対する要望を満たすためには他に何らかの方策
を講じる必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この出願の発
明では、耐熱性に優れ、精密成型を行うことが可能であ
り、その反応時間が適度なものであり生産性に優れるポ
リウレタンエラストマー組成物を提起することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記のよ
うな現状に鑑み鋭意研究を重ねた結果、以下の技術的手
段を採用すると上記課題を解決できることを見出し本発
明を完成するに至った。即ち、パラフェニレンジイソシ
アネートと、ヒドロキシル基末端ポリエーテルポリオー
ルと、4,4’−メチレンビス(O−クロロアニリン)
とを主成分とし、前記ヒドロキシル基末端ポリエーテル
ポリオールが、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサ
イドとの共重合体、プロピレンオキサイドとテトラヒド
ロフランとの共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒ
ドロフランとの共重合体から構成されるヒドロキシル基
末端ポリエーテルポリオール群、より選ばれた1種また
は2種以上であることとした。
【0011】イソシアネートとしてパラフェニレンジイ
ソシアネート(=PPDI)を選んだのは、従来のアジ
プレン・タイプのポリウレタンエラストマーより高い耐
熱性が得られると考えられるためである。硬化剤として
、4,4’−メチレンビス(O−クロロアニリン)(=
MBOCA)を用いることとしたのは、TCDAMより
安価であり、且つ満足出来る程度の耐熱性を得ることが
でき、機械的強度が向上し、更にポットライフが適度な
ものとなるからである。
【0012】ポットライフは、ポリウレタンの製造過程
において非常に重要であり、プレポリマーの硬化工程に
おける反応が速すぎても遅すぎても作業性、生産性の観
点から問題がある。即ち、4分〜20分程度のポットラ
イフが適当であり、適度な範囲内で出来るだけ短い時間
の方が好ましい。但し、あまり短くなりすぎると、混合
、注型等の作業が難しくなり作業性が悪化し、また逆に
あまり長くなりすぎると生産性が悪化する。
【0013】PPDIとヒドロキシル基末端ポリエーテ
ルポリオールからなるプレポリマーに、硬化剤としてT
CDAMを使用した場合は、硬化工程においてポットラ
イフが長く、反応時間が長くかかり過ぎ生産性が悪かっ
たが、今回MBOCAを用いることにより、ポットライ
フを短縮化でき良好な生産性を得ることが可能となった
【0014】また、上記のように硬化剤としてTCDA
Mを用いた場合、機械的強度に問題があったが、MBO
CAを用いることによりこの強度の向上が図れた。上記
ヒドロキシル基末端ポリエーテルポリオールが、前記ヒ
ドロキシル基末端ポリエーテルポリオール群から選ばれ
た1種または2種以上としたのは、プレポリマーを低粘
度とすることにより精密成型性を付与するためである。
【0015】本発明のポリウレタンエラストマー組成物
は、前記組成を主成分とするものであり、この発明の目
的を損なわない範囲内でその他の成分を含有せしめても
、この発明の趣旨に含まれるものである。また、ヒドロ
キシル基末端ポリエーテルポリオール群が、ポリエチレ
ングリコール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサ
イドとの共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒドロ
フランとの共重合体から構成されていることとすると、
極めて優れた耐熱性を得ることが出来る。
【0016】上記ポリウレタンエラストマー組成物は、
添加剤等を含有するものとしてもよい。本件発明に用い
うる添加剤は、可塑剤、難燃剤、充填剤、安定剤、着色
剤等である。可塑剤としては、例えばフタル酸ジオクチ
ル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン
酸ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル(TCP
)、塩素系パラフィンなどが利用出来る。
【0017】難燃剤としては、トリス−(β−クロロプ
ロピルホスフェート、トリス−ジクロロプロピルホスフ
ェート、トリスクロロエチルホスフェート等の燐酸エス
テル類、ジブロムネオペンチルグリコール、トリブロム
ネオペンチルアルコール等のブロム化合物等が利用出来
る。充填剤は、例えばガラス繊維、カーボンブラック、
炭酸カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、硅そ
う土、パーライト、パーミキュライト、二酸化チタン等
が使用出来る。
【0018】安定剤としては、従来より使用されている
酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、加水分解防止剤
等が利用できる。酸化防止剤は、ラジカル連鎖禁止剤・
過酸化物分解剤などとして作用し、前者には立体障害を
持ったフェノール類や芳香族アミン類がある。ラジカル
連鎖禁止剤として、ブチル化ヒドロキシトルエン、テト
ラキス〔メチレン・3・(3’・5’−ジ・tブチル−
4ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、n・
オクタデシル−βー(4’・ヒドロキシ−3’−5’・
ジ・tブチルフェニル)プロピオネート、1,3,5ト
リス(4・tブチル・3ヒドロキシ・2,6ジメチルベ
ンジル)イソシアヌル酸、トリエチレングリコールビス
3(2−tブチル・4ヒドロキシ5・メチルフェニル)
プロピオネート等が使用可能である。
【0019】過酸化物分解剤として、4,4’チオビス
(6−t−ブチル・m・クレゾール、ジラウリル・チオ
ジプロピオネート、ジステアリルチオ・ジプロピオネー
ト、チオフェニルホスファイト等が使用可能である。紫
外線吸収剤として、サリチル酸系のフェニルサリシレー
ト、P−t−ブチルフェニルサリシレート、ベンゾフェ
ノン系の2,4−ジ−ヒドロキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、ベンゾトリ
アゾール系の2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ−3
’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロル
ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ−3’,5
’−ジ−t−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール、シ
アレアクリレート系のエチル−2−シアノ−3,5−ジ
フェニルアクリレート、2(2’−ヒドロキシ−5’−
t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール等が使用可
能である。
【0020】UVスクリーンとして、カーボンブラック
・亜鉛華などの顔料等が使用可能である。光安定剤とし
て、ヒンダードアミンがある。ヒンダードアミンとして
は、2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル、コハク酸ジメ
チル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、
ポリ〔〔6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル〕〔
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イ
ミノ〕ヘキサメチレン〔〔2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)イミノ〕〕、2−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチ
ルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)などが使用可能である。
【0021】加水分解防止剤として、カルボジイミド系
のスタバクゾール・1,PCD(バイエル社)、ヘキサ
メチレンテトラアミン、アゾジカーボンアミド、4−t
−ブチルカテコール等が使用可能である。前記ヒドロキ
シル基末端ポリエーテルポリオールとパラフェニレンジ
イソシアネートとを反応させてウレタンプレポリマーを
製造するための方法としては、特に限定されず、例えば
、反応温度、反応時間、溶媒の有無等を含めて公知の方
法で行うこともできる。
【0022】このようにして得られるプレポリマーのイ
ソシアネート基含有量は1重量%〜20重量%になるよ
うに有機ポリイソシアネートと活性水素含有化合物と反
応せしめる必要がある。得られるプレポリマーのイソシ
アネート基含有量が20重量%を越えて大になると遊離
のパラフェニレンジイソシアネートが多くなり、ウレタ
ンプレポリマーの貯蔵安定性が劣るようになる。
【0023】また、1重量%よりも小さくなると、ウレ
タンプレポリマーとしてはイソシアネート基含有量が低
くポットライフが長くなりすぎるため生産性が悪くなる
【0024】
【実施例】以下、この出願の発明を実施例によりさらに
詳細に説明する。 (実施例1) 平均分子量(数平均分子量を指す。以下同じ)が2,0
07のポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会
社製、商品名サンニックスPP−2000)100重量
部に、パラフェニレンジイソシアネート(デュポン社製
)を16.0重量部加え、窒素気流下、85℃で1時間
反応させて末端イソシアネート基を持つウレタンプレポ
リマーを得た。得られたプレポリマーのイソシアネート
基(NCO)含有量は3.64%(理論値3.61%)
で、80℃における粘度は400cpsであった。
【0025】このプレポリマー100重量部を80℃に
保温し、4,4’−メチレンビス(O−クロロアニリン
)〔MBOCA〕(イハラケミカル工業株式会社製、イ
ハラキュミアンMT、以下同じ)10.4重量部を12
0℃で溶融させて混合し、予め110℃に保温しておい
た厚み2mmの金型に注ぎ込み、110℃で10時間、
オーブン中に放置し、硬化反応を完結させてシートを得
た。
【0026】この際、ポットライフ(流動性を有するウ
レタンプレポリマーに硬化剤を加えてから粘度が上昇し
て注型作業ができなくなるまでの時間、以下同様)は1
0分間であった。 (実施例2) 平均分子量が1,986のポリエチレングリコール(三
洋化成工業株式会社製、商品名PEG−2000)10
0重量部に、パラフェニレンジイソシアネート(デュポ
ン社製)を16.1重量部加え、窒素気流下、85℃で
1時間反応させて末端イソシアネート基を持つウレタン
プレポリマーを得た。
【0027】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.45%(理論値3.64%)で
、80℃における粘度は690cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔MBOCA〕9
.9重量部を120℃で溶融させて混合し、予め110
℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、11
0℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完結
させてシートを得た。この際、ポットライフは13分間
であった。 (実施例3) 平均分子量が1,986で、エチレンオキサイド含有率
が10%のプロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
との共重合体(三洋化成工業株式会社製・商品名ニュー
ポールPE−61)100重量部に、パラフェニレンジ
イソシアネート(デュポン社製)を16.1重量部加え
、窒素気流下、85℃で1時間反応させて末端イソシア
ネート基を持つウレタンプレポリマーを得た。
【0028】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.55%(理論値3.64%)で
、80℃における粘度は690cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔MBOCA〕1
0.2重量部を120℃で溶融させて混合し、予め11
0℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、1
10℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完
結させてシートを得た。この際、ポットライフは9分間
であった。 (実施例4) 平均分子量が2,488で、エチレンオキサイド含有率
が20%のプロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
との共重合体(三洋化成工業株式会社製・商品名ニュー
ポールPE−62)100重量部に、パラフェニレンジ
イソシアネート(デュポン社製)を12.9重量部加え
、窒素気流下、85℃で1時間反応させて末端イソシア
ネート基を持つウレタンプレポリマーを得た。
【0029】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は2.89%(理論値2.99%)で
、80℃における粘度は250cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔MBOCA〕8
.3重量部を120℃で溶融させて混合し、予め110
℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、11
0℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完結
させてシートを得た。この際、ポットライフは15分間
であった。 (実施例5) 平均分子量が2,004で、エチレンオキサイド含有率
が45%のプロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
との共重合体(旭硝子株式会社製、商品名エクセノール
540)100重量部に、パラフェニレンジイソシアネ
ート(デュポン社製)を16.0重量部加え、窒素気流
下、85℃で1時間反応させて末端イソシアネート基を
持つウレタンプレポリマーを得た。
【0030】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.60%(理論値3.61%)で
、80℃における粘度は380cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
10.3重量部を120℃で溶融させて混合し、予め1
10℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、
110℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を
完結させてシートを得た。この際、ポットライフは9分
間であった。 (実施例6) 平均分子量が2,093のプロピレンオキサイドとテト
ラヒドロフランとのランダム共重合体(保土谷化学工業
株式会社製、商品名PPTG2000)100重量部に
、パラフェニレンジイソシアネート(デュポン社製)を
15.3重量部加え、窒素気流下、85℃で1時間反応
させて末端イソシアネート基を持つウレタンプレポリマ
ーを得た。
【0031】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.28%(理論値3.48%)で
、80℃における粘度は880cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
9.4重量部を120℃で溶融させて混合し、予め11
0℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、1
10℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完
結させてシートを得た。この際、ポットライフは7分間
であった。 (実施例7) 平均分子量が2,450のプロピレンオキサイドとテト
ラヒドロフランとのブロック共重合体(保土谷化学工業
株式会社製)100重量部に、パラフェニレンジイソシ
アネート(デュポン社製)を13.1重量部加えて、窒
素気流下、85℃で1時間反応させて末端イソシアネー
ト基を持つウレタンプレポリマーを得た。
【0032】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.05%(理論値3.03%)で
、80℃における粘度は950cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
8.7重量部を120℃で溶融させて混合し、予め11
0℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、1
10℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完
結させてシートを得た。この際、ポットライフは9分間
であった。 (実施例8) 平均分子量が2,113のエチレンオキサイドとテトラ
ヒドロフランとの共重合体(三洋化成工業株式会社製、
商品名ニューポールPBEG−2000R(20))1
00重量部に、パラフェニレンジイソシアネート(デュ
ポン社製)を15.2重量部加えて、窒素気流下、85
℃で2時間反応させて末端イソシアネート基を持つウレ
タンプレポリマーを得た。
【0033】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.50%(理論値3.57%)で
、80℃における粘度は980cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
10.0重量部を120℃で溶融させて混合し、予め1
10℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、
110℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を
完結させてシートを得た。この際、ポットライフは7分
間であった。 (実施例9) 平均分子量が1,979のポリエチレングリコール(三
洋化成工業株式会社製、商品名PEG−2000)70
重量部と、平均分子量が2,007のポリプロピレング
リコール(三洋化成工業株式会社製、商品名サンニック
スPP−2000)30重量部とのブレンド品100重
量部に、パラフェニレンジイソシアネート(デュポン社
製)を16.1重量部加えて、窒素気流下、85℃で2
時間反応させて末端イソシアネート基を持つウレタンプ
レポリマーを得た。
【0034】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.45%(理論値3.64%)で
、80℃における粘度は650cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
9.9重量部を120℃で溶融させて混合し、予め11
0℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、1
10℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完
結させてシートを得た。この際、ポットライフは9分間
であった。 (実施例10) 平均分子量が1,979のポリエチレングリコール(三
洋化成工業株式会社製、商品名PEG−2000)50
重量部と、平均分子量が2,004で、エチレンオキサ
イド含有率が10%のプロピレンオキサイドとエチレン
オキサイドとの共重合体(三洋化成工業株式会社製・商
品名ニューポールPE−61)50重量部とのブレンド
品100重量部に、パラフェニレンジイソシアネート(
デュポン社製)を16.1重量部加えて、窒素気流下、
85℃で2時間反応させて末端イソシアネート基を持つ
ウレタンプレポリマーを得た。
【0035】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.52%(理論値3.63%)で
、80℃における粘度は450cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
10.1重量部を120℃で溶融させて混合し、予め1
10℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、
110℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を
完結させてシートを得た。この際、ポットライフは10
分間であった。 (実施例11) 平均分子量が2,113のエチレンオキサイドとテトラ
ヒドロフランとの共重合体(三洋化成工業株式会社製、
商品名ニューポールPBEG−2000R(20))5
0重量部と、平均分子量が1,979のポリエチレング
リコール(三洋化成工業株式会社製、商品名PEG−2
000)50重量部とのブレンド品100重量部に、パ
ラフェニレンジイソシアネート(デュポン社製)を15
.7重量部加えて、窒素気流下、85℃で2時間反応さ
せて末端イソシアネート基を持つウレタンプレポリマー
を得た。
【0036】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.46%(理論値3.55%)で
、80℃における粘度は700cpsであった。このプ
レポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’−
メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA〕
9.9重量部を120℃で溶融させて混合し、予め11
0℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、1
10℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を完
結させてシートを得た。この際、ポットライフは8分間
であった。
【0037】次に、上記実施例に対する比較例を説明す
る。 (比較例1) 実施例4と同様にして得たプレポリマー100重量部を
80℃に保温し、4,4’−メチレンビス(ジクロロア
ニリン)〔=TCDAM〕10.4重量部を140℃で
溶融させて混合し、予め110℃に保温しておいた厚み
2mmの金型に注ぎ込み、110℃で10時間、オーブ
ン中に放置し、硬化反応を完結させてシートを得た。こ
の際、ポットライフは57分間であった。 (比較例2) 実施例9と同様にして得たプレポリマー100重量部を
80℃に保温し、4,4’−メチレンビス(ジクロロア
ニリン)〔=TCDAM〕12.4重量部を140℃で
溶融させて混合し、予め110℃に保温しておいた厚み
2mmの金型に注ぎ込み、110℃で10時間、オーブ
ン中に放置し、硬化反応を完結させてシートを得た。こ
の際、ポットライフは51分間であった。(比較例3)
実施例10と同様にして得たプレポリマー100重量部
を80℃に保温し、4,4’−メチレンビス(ジクロロ
アニリン)〔=TCDAM〕12.7重量部を140℃
で溶融させて混合し、予め110℃に保温しておいた厚
み2mmの金型に注ぎ込み、110℃で10時間、オー
ブン中に放置し、硬化反応を完結させてシートを得た。 この際、ポットライフは40分間であった。 (比較例4) 平均分子量が1,036のポリテトラメチレンエーテル
グリコール(保土谷化学工業株式会社製・商品名PTG
1000)100重量部に、トリレンジイソシアネート
(=TDI、日本ポリウレタン工業株式会社製、コロネ
ートT−100)を25.2重量部加え、窒素気流下、
80℃で4時間反応させて末端イソシアネート基を持つ
ウレタンプレポリマーを得た。
【0038】得られたプレポリマーのイソシアネート基
(NCO)含有量は3.24%(理論値3.24%)で
、80℃における粘度は2000cpsであった。この
プレポリマー100重量部を80℃に保温し、4,4’
−メチレンビス(O−クロロアニリン)〔=MBOCA
〕9.3重量部を120℃で溶融させて混合し、予め1
10℃に保温しておいた厚み2mmの金型に注ぎ込み、
110℃で10時間、オーブン中に放置し、硬化反応を
完結させてシートを得た。この際、ポットライフは15
分間であった。
【0039】この比較例4に示したポリウレタンエラス
トマー組成物は、現在最も汎用的に使用されている所謂
アジプレンタイプのものである。実施例1〜11及び比
較例1〜4において得られたシートをJIS3号ダンベ
ルで打ち抜いて次述する各種試験に供した。 〔性能試験〕 次に、前述のようにして得た実施例1〜11、比較例1
〜4の試料について、以下の如く、精密成型性、生産性
、硬さ、機械的特性、耐熱性の評価試験をおこなった。
【0040】本出願において、精密成型性を評価する尺
度としてプレポリマーの粘度を、生産性を評価する尺度
としてポットライフを、耐熱性を評価する手段として組
成物の軟化点の温度(Tm)を用いた。プレポリマーの
粘度は、ハーケ回転粘度計・ロトビスコRV−12を用
いて求めた。また軟化点は、岩本製作所製・粘度性スペ
クトロメーター、VES−F−3を用いて求めた。プレ
ポリマーの粘度、ポットライフ、硬さ、機械的諸特性、
及び組成物の軟化点の温度(Tm)の実施例における試
験結果を表1に、比較例の試験結果を表2に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】表中、PPGはポリプロピレングリコール
を、PEGはポリエチレングリコールを、EOはエチレ
ンオキサイドを、POはプロピレンオキサイドを、TH
Fはテトラヒドロフランを、PTMGはポリテトラメチ
レンエーテルグリコールを示す。また、表の機械的特性
中、Hsは、硬さ(JISA)を、M100 は100
%モデュラス(Kgf/cm2 )を、M200 は2
00%モデュラス(Kgf/cm2 )を、M300 
は300%モデュラス(Kgf/cm2 )を、Tbは
引っ張り強度(Kgf/cm2 )を、Ebは伸び(%
)を示し、これらの物性はJIS−K−6301に従っ
て測定した。 精密成型性評価 実施例1〜11のプレポリマーの粘度はそれぞれ400
cps、690cps、440cps、250cps、
380cps、880cps、950cps、980c
ps、650cps、450cps、700cpsであ
る。
【0044】これに対し、汎用タイプのポリウレタンエ
ラストマーである比較例4に示したアジプレン・タイプ
のもののプレポリマーの粘度は2000cpsである。 本発明に係るポリウレタンエラストマー組成物はこの汎
用タイプに較べ1桁低い粘度を有しており、流動性に富
み、成型に際して高い流動性を示すので精密成型性に優
れている。 生産性評価 実施例1〜11のポットライフは、それぞれ10分、1
3分、9分、15分、9分、7分、9分、7分、9分、
10分、8分であり、概ね7分〜15分である。
【0045】これに対し、硬化剤としてTCDAMを使
用した比較例1〜3のものは、そのポットライフは57
分、51分、40分と極めて長く、これと比較しても本
発明のポリウレタンエラストマーは優れた生産性を有し
ていると評価できる。因みに、この発明で使用している
硬化剤MBOCAは、比較例で使用したTCDAMと比
較すると原料価格が半額以下であり、コスト的にも有利
である。 機械的強度評価 実施例1〜11における引っ張り強度は89〜214K
gf/cm2 である。これに対し、硬化剤としてTC
DAMを使用した比較例1〜3のもの41〜95Kgf
/cm2 であり、実施例に係るものはより優れたもの
である。
【0046】また、プレポリマーとして同じものを使用
した実施例4と比較例1、実施例9と比較例2、実施例
10と比較例3を較べていくと、それぞれ167と95
、136と41、89と45であり、硬化剤としてMB
OCAを使用したことによる引っ張り強度への効果が明
確に分かる。同様に、硬さ試験の結果に関して実施例4
と比較例1、実施例9と比較例2、実施例10と比較例
3を較べていくとそれぞれ72と68、76と52、7
6と58であり、同じウレタンプレポリマーでも硬化剤
としてMBOCAを用いると、より高硬度となりTCD
AMを用いた場合に較べ優れたものであった。 耐熱性評価 この試験結果中、実施例1〜11が示す軟化点の温度(
Tm)はそれぞれ、210℃、250℃以上、215℃
、250℃以上、250℃以上、210℃、215℃、
250℃以上、250℃以上、250℃以上、250℃
以上である。これらの値は、比較例1〜4の220℃、
180℃、230℃、198℃と同等以上である。
【0047】現在、上述のように、最も汎用的に使用さ
れているポリウレタンエラストマーは、比較例4に示し
た所謂アジプレン・タイプのものであり、本発明に係る
ポリウレタンエラストマー組成物はこの汎用タイプより
も最低で10℃、最高で50℃以上軟化点の温度(Tm
)が向上していることが分かる。とりわけヒドロキシル
基末端ポリエーテルポリオールとして、ポリエチレング
リコール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
との共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒドロフラ
ンとの共重合体、ポリエチレングリコールとポリプロピ
レングリコールとのブレンド品、プロピレンオキサイド
とエチレンオキサイドとの共重合体とポリエチレングリ
コールとのブレンド品、プロピレンオキサイドとテトラ
ヒドロフランとの共重合体とポリエチレングリコールと
のブレンド品を用いた実施例2、4、5、8〜11のも
のは250℃以上の軟化点を有し耐熱性が良く極めて優
れたものである。
【0048】このように、ヒドロキシル基末端ポリエー
テルポリオールとして手段の欄記載のポリエチレングリ
コール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイドと
の共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒドロフラン
との共重合体から1種、または2種以上の組合せでブレ
ンドしたものを使用すると、上記実施例2、4、5、8
〜11で得られたような高い軟化点を有する耐熱性に優
れたポリウレタンエラストマーを造ることが可能である
。 総合評価 本発明のポリウレタンエラストマー組成物は、汎用のア
ジプレンタイプのものよりも最低で10℃、最高で50
℃以上軟化点の温度(Tm)が向上、即ち耐熱性が向上
しており、また同様に汎用タイプのものより1桁低いプ
レポリマーの粘度を有し、即ち精密成型性に適しており
、更にはその上に汎用タイプと同等かそれ以上の生産性
を有している。
【0049】本発明のポリウレタンエラストマー組成物
は、上記のような優れた特性を有し、高い耐熱性があり
、且つ適度に低い粘度を有するので成型に際して高い流
動性を示し精密成型に適する。よって、反応射出成型(
Reaction Injection Moldin
g, RIM)等への適用も可能となる。また、本発明
のポリウレタンエラストマー組成物は、歯付きベルト、
平ベルト、Vベルト、丸ベルト等の各種ベルト類、ロー
ラであって耐熱性を必要とされ、複雑な形状を要求され
る場合にも好適に適用可能である。特にOA機器、FA
機器等の複雑な形状を有する歯付きベルト等には更に好
適に使用することが出来る。
【0050】即ち、従来より高い耐熱性および複雑な形
状への容易な成型性を有するポリウレタンエラストマー
組成物を提供できる。
【0051】
【発明の効果】この出願の発明は前述のような技術的手
段を講じたものであり、上記各構成要件を採用したこと
により、耐熱性に優れ、精密成型を行うことが可能であ
り、その反応時間が適度なものであり生産性に優れるポ
リウレタンエラストマー組成物を提供することができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パラフェニレンジイソシアネートと、
    ヒドロキシル基末端ポリエーテルポリオールと、4,4
    ’−メチレンビス(O−クロロアニリン)とを主成分と
    し、前記ヒドロキシル基末端ポリエーテルポリオールが
    、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール
    、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイドとの共重
    合体、プロピレンオキサイドとテトラヒドロフランとの
    共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒドロフランと
    の共重合体から構成されるヒドロキシル基末端ポリエー
    テルポリオール群、より選ばれた1種または2種以上で
    あることを特徴とするポリウレタンエラストマー組成物
  2. 【請求項2】  前記ヒドロキシル基末端ポリエーテル
    ポリオール群が、ポリエチレングリコール、プロピレン
    オキサイドとエチレンオキサイドとの共重合体、エチレ
    ンオキサイドとテトラヒドロフランとの共重合体、から
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のポリウ
    レタンエラストマー組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000012279A (ko) * 1999-11-16 2000-03-06 최수현 냉장/냉동고 벽체용 바이오우레탄 조성물 및 그 조성물을이용한 냉장/냉동고 벽체
JP2015178558A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 Dic株式会社 ウレタン組成物及び研磨材
CN106939516A (zh) * 2017-05-22 2017-07-11 苏州凯邦生物技术有限公司 一种提高色牢度的纺织助剂及其制备方法

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