JPH04210847A - 中子造型方法およびその装置 - Google Patents

中子造型方法およびその装置

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JPH04210847A
JPH04210847A JP41216990A JP41216990A JPH04210847A JP H04210847 A JPH04210847 A JP H04210847A JP 41216990 A JP41216990 A JP 41216990A JP 41216990 A JP41216990 A JP 41216990A JP H04210847 A JPH04210847 A JP H04210847A
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寿 梶川
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高祖 信弘
Kiyoshi Yoshida
清 吉田
Kazuo Sasaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、鋳造用の中子を造型す
る方法および装置に関する。 [0002] 【従来の技術】鋳造技術においては鋳造すべき製品形状
により中子が必要とされることがあり、そのため種々の
中子製造方法が案出されている。たとえば特開昭646
6043号公報には、硬化性樹脂を含有する鋳物砂を加
熱された金型のキャビティ内に充填し、該キャビティ形
状に合わせて鋳物砂を焼結させる技術が開示されている
。また、このような中子造型装置では、キャビティ内に
鋳物砂を充填させる際に、内部のエアが鋳物砂にすみや
かに置換されるように金型にエアベントを設けると共に
、中子造型後の型開き時には金型からエジェクタビンを
突出させて中子と金型との離型が良好に行われるように
することも行われている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題〕ところで、上記の中子
造型方法では造型すべき中子の形状が複雑であったり、
極めて薄い形状部分があると、上記のエアベントが備え
られていても鋳物砂充填時におけるキャビティ内のエア
の抜けが悪く、隅まで確実に鋳物砂が進入しない事態が
生じて中子の形状不良が発生する虞れがある。このよう
な形状不良に対する対策として多量のエアベントを設け
たり、吸引パイプによりエアを吸引して金型内に負圧を
かけるなどの方法により鋳物砂の全型内充填性を改善す
ることがなされているが、このような手段によって当初
は全型内充填性が向上しても、金型における中子の造型
数が増大するにつれて、エアベント内や吸引パイプ内に
鋳物砂や微粉が徐々に詰まり、これが再び鋳物砂の全型
内充填性を悪化させるので根本的な解決手段とならなか
った。 [0004]また、他の問題として、中子造型後に型開
きするときの金型と中子との離型性が悪い場合、中子折
れが生じることがある。これに対してはエジェクタビン
を多数設けて型開き時に中子にかかる荷重を低減させる
ことが有効であるが、金型内には鋳物砂を焼結させるた
めの加熱用ヒータが配設されているので、多数のエジェ
クタビンをヒータとの干渉を避けて配置させることに困
難が伴い、したがって、この方法の採用がむつかしい欠
点があった。 [0005]そこで本発明は、鋳物砂の全型内充填性を
改善できると共に、中子造型数の増大による全型内充填
性の悪化がなく、しかも型開き時の離型性にすぐれた中
子造型方法およびその装置の提供を課題とする。 [0006] 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1にかかる発明(以下、第1発明という)は、金型の
キャビティ内に鋳物砂を充填させて、該鋳物砂を焼結さ
せることにより中子を造型する方法において、上記鋳物
砂の充填時に上記金型に設けられているエアベントから
キャビティ内のエアを吸引すると共に、中子造型後の型
開き時に該エアベントからエアを吐出することを特徴と
する。 [0007]さらに請求項2にかかる発明(以下、第2
発明)は、型締め時に所定のキャビティが内部に形成さ
れると共に、加熱用ヒータが内蔵されている金型と、上
記キャビティ内に鋳物砂を充填させる鋳物砂充填手段と
、上記キャビティに連通して金型に設けられているエア
ベントとを有する中子造型装置において、上記金型に対
するエアの吸引手段と供給手段とを有すると共に、該エ
ア吸引手段およびエア供給手段が切り替え手段を介して
上記エアベントに接続されていることを特徴とする。 [0008]
【作用】上記の第1発明によれば、鋳物砂の充填時にエ
アベントからエアを吸引するので、キャビティ内のエア
の抜きが確実に行えて、該エアと鋳物砂との置換が良好
になされ、そのため鋳物砂はキャビティの隅々まで充填
されることになって全型内充填性が向上し、中子の形状
不良の発生が避けられる。しかも、型開き時にはエアベ
ントからキャビティに対してエアが吐出されるので、金
型が該エアによって冷却される結果、金型と中子との離
型効果が生じ、型離れがよくなって中子折れの防止がで
きる。 [0009]さらに第2発明によれば、上記エアベント
に接続したエア吸引手段とエア供給手段とを切り替え手
段によって切り替えられるようにしているから、上記の
中子造型後もしくは造型に先立ってエアベントを通しキ
ャビティ内にエア吸引力とエア吐出力とを交互に働かせ
ることができ、このエア力の交互切り替えによってエア
ベントに鋳物砂や微粉が詰まるのが防止できる。 [00101
【実施例]次に、本発明の実施例を図面の簡単な説明す
る。 【0011】図1は中子造型用の金型装置を示し、金型
は架台1の上に装備された下型2と、該下型2の上方に
図示しない昇降手段に保持されて昇降可能に位置された
上型3とから構成され、両金型2.3を接合させて型締
めした際に金型2,3間に所定形状のキャビティ4が形
成されるように構成されると共に、上型3の上方に鋳物
砂充填装置5が設けられ、上記の型締め状態から上型3
に鋳物砂充填装置5が接して、上型3に設けられている
鋳物砂ブローノズル6.6を通してキャビティ4内に鋳
物砂が充填されるようになされている。 [0012]また、上型3と下型2のそれぞれに金型加
熱用のヒータ7〜7が埋入して配設されると共に、上型
3に所定数のエアベント8〜8が設けられる。これらの
エアベント8〜8は上述のキャビティ4に下部が連通さ
れる一方、上型3のヒータ下部位置に設けたエア通路9
.9に連通される。その場合、エア通路9.9はエアベ
ント8〜8の数に対して1本ないし複数本の少ない数と
され、該エア通路9,9にエアベント8〜8が複数本ず
つ(エア通路が1本の場合はすべてのエアベント力り束
ねて連通されることにより、上型内部に設けられている
前述のヒータ7〜7と干渉しない状態で、これらエアベ
ント8〜8がエア通路9.9と接続される。なお、エア
ベント8〜8は周知のように、エア通路9.9に連通ず
る上端はど径がちいさいテーバ形状とされている。また
、図示していないが、上型3には適数のエジェクタピン
が備えられている。 [0013]さらに、金型2,3の外部にエア吸引ポン
プ10とエア供給ポンプ11とが設けられると共に、こ
れらポンプ10.11が上述のエア通路9.9にエア配
管12を介して接続され、かつ該エア配管12とそれぞ
れのポンプ10.11とをつなぐ連通路13に電磁弁1
4.15(エア切り替え手段)が装備され、これら電磁
弁14.15の切り替え作動によってエア吸引ポンプ1
0およびエア供給ポンプ11がエア通路9.9に選択的
に連通されるようになされている。 [0014]このような金型装置においては、上型3が
下型2に接合されて型締めされたのち、鋳物砂充填装置
5から上型3の鋳物砂ブローノズル6.6を通しキャビ
ティ4に鋳物砂X(図2参照)が充填される。そのとき
にエア吸引ポンプ10が電磁弁14の開弁によってエア
通路9.9に連通され、図2に示すように鋳物砂Xの充
填とエアベント8〜8を介するキA・ビティ内エアの吸
弓とが同時に行われる。したがってキャビティ4内のエ
アはすみやかにエアベント8〜8、エア通路9.9を経
て金型外部に排出され、鋳物砂Xがキャビティ4の隅々
まで確実に充填される。そして、電磁弁14が閉弁され
ると共に、充填された鋳物砂Xは焼結されることによっ
て中子Y(図3参照)が造型され、該造型後に上型3と
下型2とが型開きされると共に、図示しないエジェクタ
ビンが突出されることにより上型3から中子Yが離型さ
れる。その場合、型開きと同時に@磁弁15が開弁され
、エア通路9.9にエア供給ポンプ10が接続され、図
3に示すようにエアベント8〜8にエアが供給される。 このため上型3がエアで冷却され、エアベント8〜8が
上すぼまりのテーパ形状とされているから上型3の冷却
に伴う収縮で中子Yに下方向の力(つまり上型3から中
子Yを切り離す方向の力)が働いて、中子Yと上型3と
の密着が解かれ、型開き時の離型が促されることになる
。 (OO15)このように鋳物砂Xの充填時にキャビティ
4内のエアをエアベント8〜8から強制的に金型外部に
抜くから、上記のように鋳物砂Xの充填が確実に行われ
、造型される中子Yの形状不良が発生しなくなる。また
、型開き時に逆にエアベント8〜8からキャビティ4に
エアを吐出させることによって金型3と中子Yの離型が
良好になされ、中子折れが発生しなくなる。 [0016]また、エア吸引ポンプ10とエア供給ポン
プ11と設けて、電磁弁14.15の切り替えによって
エア通路9,9ならびにエアベント8〜8にこれらポン
プ10.11が選択的に接続される構成としているから
、上記の方法で中子Yを造型し、かつ取り出した後に、
エアベント8〜8にエアを所定時間供給し、次にエアベ
ント8〜8からエアを所定時間吸引すれば、エアベント
8〜8内にエアの出入りが生じて、その気流で上記中子
造型時に該エアベント8〜8内に付着した鋳物砂Xその
他の微粉が除去される。このため、このようなエアを利
用した清掃作業を加えることによって、中子Yの造型数
増大にもかかわらずエアベント8〜8の詰まりがなくな
って、常に鋳物砂Xの全型内充填性が高く保たれ、形状
不良の発生を防止できる。 [0017]ところで、キャビティ形状によっては、鋳
物砂Xの充填性が悪化しやすい部分がある場合、その部
分に対応する部位にエアベント8を設けることが該悪化
に対する有効手段となる。しかし上型3には内部にヒー
タ7〜7が配設されているので、このエアベント8をエ
ア通路によって前述のポンプ10.11につなごうとす
ると、ヒータ7〜7とエア通路が干渉することが考えら
れる。これに対しては本発明の場合、前述のようにエア
ベント数に対してエア通路9,9を限られた数のみ設け
、エアベント8〜8をまとめてエア通路9.9に接続し
ているので、上記の干渉の虞れなくエアベント8を目的
とする部位に配置できることになって、エアベント8〜
8を通してのエアの吸・排気による全型内充填性能およ
び離型性能の向上が図れることになる。 [0018]
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明の第1発明によれば、鋳物砂の充填時にエアベント
からエアを吸引するので、キャビティ内のエアの抜きが
確実に行えて、該エアと鋳物砂との置換が良好になされ
、そのため鋳物砂はキャビティの隅々まで充填されるこ
とになって全型内充填性が向上し、中子の形状不良の発
生が避けられる。しかも、型開き時にはエアベントから
キャビティに対してエアが吐出されるので、金型と中子
との離型が該エアによって促され、型離れがよくなって
中子折れの防止ができる。 [0019]さらに第2発明によれば、上記エアベント
に接続したエア吸引手段とエア供給手段とを切り替え手
段によって切り替えるようにしているから、中子の造型
後もしくは造型に先立ってエアベントを通しキャビティ
内にエア吸引力とエア吐出力とを交互に働かせるここと
ができ、このエア力の交互切り替えによって、中子造型
時にエアベント内に付着した鋳物砂や微粉を除去する清
掃が行え、上記第1発明のように鋳物砂充填時にエアベ
ントからエアを吸引しても、中子造型数の増大とともに
エアベント内に鋳物砂が詰まることがなくなって、鋳物
砂の全型内充填性が低下していくことがなくなり、常に
良好な充填性を維持しつづけることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる中子造型用の金型装置の断面図
【図2】鋳物砂充填時の拡大断面図。
【図3】型開き時の拡大断面図。
【符号の説明】
2    下型 3    上型 4    キャビティ 5    鋳物砂充填装置 7     ヒータ 8    エアベント 10   エア供給ポンプ 11   エア供給ポンプ 13.14   @磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型のキャビティ内に鋳物砂を充填させて
    、該鋳物砂を焼結させることにより中子を造型する方法
    であって、上記鋳物砂の充填時に上記金型に設けられて
    いるエアベントからキャビティ内のエアを吸引すると共
    に、中子造型後の型開き時に該エアベントからエアを吐
    出することを特徴とする中子造型方法。
  2. 【請求項2】型締め時に所定のキャビティが内部に形成
    されると共に、加熱用ヒータが内蔵されている金型と、
    上記キャビティ内に鋳物砂を充填させる鋳物砂充填手段
    と、上記キャビティに連通して金型に設けられているエ
    アベントとを有する中子造型装置であって、上記金型に
    対するエアの吸引手段と供給手段とを有すると共に、該
    エア吸引手段およびエア供給手段が切り替え手段を介し
    て上記エアベントに接続されていることを特徴とする中
    子造型装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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