JPH0646594Y2 - 中子造型装置 - Google Patents

中子造型装置

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JPH0646594Y2
JPH0646594Y2 JP1989016710U JP1671089U JPH0646594Y2 JP H0646594 Y2 JPH0646594 Y2 JP H0646594Y2 JP 1989016710 U JP1989016710 U JP 1989016710U JP 1671089 U JP1671089 U JP 1671089U JP H0646594 Y2 JPH0646594 Y2 JP H0646594Y2
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JP
Japan
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blow
cavity
mold
core
sand
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美智夫 樋口
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中子造型装置に関し、更に詳しくは気体の圧
力によって鋳物砂を金型のキャビティに吹き込み、加熱
を行い中子を造型するための中子造型装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、中子造型装置はたとえば次に示すものが用い
られている。なお、この種の中子造型装置の参考資料と
しては、特開昭63−33148号に示されるものがある。
第2図に示すように、中子造型装置100は、中子形状の
キャビティ104を備えた分割型からなる金型102に対し
て、キャビティ104の開口部104a、bにブロープレート1
06を介してブローヘッド108が着脱可能に取り付けられ
ている。金型102とブロープレート106はパッキン110に
よって封止され、ブロープレート106とブローヘッド108
はパッキン112によって封止されている。ブローヘッド1
08の上方には、鋳物砂の供給口108aが設けられている。
ブロープレート106には、ブローヘッド108からエアーに
よって圧送される鋳物砂を受けるための受台106aが設け
られている。金型102の各所には、キャビティ104へ鋳物
砂を圧送したエアーを逃がすためのベントプラグ114が
設けられている。
この従来の中子造型装置100においては、次のようにし
て中子の造型を行う。
型合わせされた金型102に、ブロープレート106およびブ
ローヘッド108を取り付けた後、供給口108aからブロー
ヘッド108内へ鋳物砂を送給する。鋳物砂は、受台106a
上に堆積する。さらに、供給口108aから圧縮エアーを供
給し、受台106aの鋳物砂を開口部104a、bからキャビテ
ィ104内へ吹き込む。吹き込まれた鋳物砂は、図上矢印
で示す流通経路を通ってキャビティ104内へ充填され、
圧縮エアーは複数のベントプラグ114から金型外へ排出
される。なお、このベントプラグ114は、鋳物砂および
圧縮エアーの流通経路の最終位置に適宜配設される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、如何に工夫されたベントプラグでも頻繁
に砂づまりを生じるので、その都度金型を鋳造装置から
取り外してベントプラグの清掃、交換を行っている。こ
のため金型の清掃、交換により頻繁に砂中子の生産が中
断されてしまい生産性が悪化するといった問題を生じて
いた。
仮に予備の金型を備え元の金型のベントプラグの清掃、
交換する際はこの予備の金型にて砂中子の製造を行うこ
とも可能であるが、予備の金型はたいへん高価な物であ
るため実質的に困難である。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、圧送気
体排出口をブロープレートに設けることにより、ベント
プラグの砂づまりの対応を容易に且つ安価に行うことを
課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本考案の中子造型装置は、ブ
ローヘッドと、ブローヘッドに圧着して設けられるブロ
ープレートとからなり、圧送気体によって鋳物砂をブロ
ーヘッドからブロープレートを介して金型のキャビティ
へ吹き込み中子の造型を行うための装置であって、ブロ
ープレートに金型のキャビティとブローヘッドとを連通
する貫通孔と金型のキャビティと外気とを連通する貫通
孔とを設け、さらに金型のキャビティと外気とを連通す
る貫通孔の途中にベントプラグを備えることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
この中子造型装置においては、ブローヘッドから圧送気
体によって吹き込まれた鋳物砂は、ブロープレートに設
けられる金型のキャビティとブローヘッドとを連通する
貫通孔からキャビティ内に入り、キャビティ内を通過し
てキャビティ内に充填され、圧送気体がブロープレート
に設けられるベントプラグを通過して、ブロプレートに
設けられる金型のキャビティと外気とを連通する貫通孔
から金型外へ排出される。こうしてくりかえし砂中子の
製造を行うことによりベントプラグに砂づまりが生じた
場合、ブロープレートをブローヘッドから取り外しヘッ
トプラグを清掃、交換する。
〔実施例〕
第1図は、本考案にかかる中子造型装置の実施例を説明
するための図面であり、中子造型装置の縦断面図であ
る。
図に示す中子造型装置10は、中子形状のキャビティ14を
備えた分割型からなる金型12に対して、キャビティ14の
開口部14a、bにブロープレート16を介してブローヘッ
ド18が着脱可能に取り付けられている。これらは、それ
ぞれエアーの吹込側の開口部14aと排気側の開口部14bで
ある。金型12とブロープレート16はパッキン20によって
封止され、ブロープレート16とブローヘッド18はパッキ
ン22によって封止されている。ブローヘッド18の上方に
は、鋳物砂の供給口が設けられ、キャビティ14の吹込側
の開口部14aに臨むブロープレート16内には、ブローヘ
ッド18からエアーによって圧送される鋳物砂を受けるた
めの受台16aが設けられている。一方、キャビティ14の
排気側の開口部14bに臨むブロープレート16は、閉塞部1
6bを形成しており、閉塞部16bに設けた複数の貫通孔に
は、ベントプラグ24が嵌め込まれている。そして、閉塞
部16bの背面はエアー通路26が設けられ、閉塞部16bの反
対側の壁16cのベントプラグ24に対向する箇所には、埋
栓28が嵌め込まれている。この埋栓28は、栓を外した箇
所からポンチ等によってベントプラグ24を叩き出し、ベ
ントプラグ24の交換を容易にするためのものである。ち
なみに、従来例においては、ベントプラグを交換するた
めに金型全体の分解を行う必要があった。なお、エアー
通路26は、側面の排気口26aから大気へ開放されてい
る。
次に、この中子造型装置10の作動について説明する。
まず、図示しない押え板によってブロープレート16とブ
ローヘッド18を金型12に固定する。ブローヘッド18内の
受台16a上に鋳物砂を供給した後、上方から高圧エアー
を加えて、ブロープレート16からキャビティ14の開口部
14aを通り、鋳物砂をキャビティ14内へ圧送する。開口
部14aから吹き込まれた鋳物砂は、キャビティ14内の流
通経路(図上矢印で示す)に沿ってキャビティ14を進
む。鋳物砂は、排気側の開口部14bで閉塞部16bに衝突
し、エアーのみがベントプラグ24からエアー通路26を通
して金型12外へ排出され、鋳物砂の充填が完了する。こ
の操作を繰り返し行うことによりベントプラグ24に鋳物
砂が付着、次いで凝固しベントプラグ24の通気性が悪く
なる。このためベントプラグ24の清掃、交換を行うが、
この時ブロープレート16をブローヘッド18から取り外
し、次いでポンチ等でベントプラグ24を叩き出して行わ
れる。一方ブロープレート16と同形状の予備のブロープ
レートをベントプラグ24の清掃、交換中にブローヘッド
18に取り付けて中子製造を行うので生産性を阻害するこ
とを防ぐことができる。このように比較的安価な予備の
ブロープレートを代わりにブローヘッド18に取り付けて
ベントプラグ24の清掃、交換を行うので、低コストで中
子の製造を中断することなく生産性の高い中子造型装置
を得ることができる。
以上、本考案の特定の実施例について説明したが、本考
案は、この実施例に限定されるものではなく、実用新案
登録請求の範囲に記載の範囲内で種々の実施態様が包含
されるものである。
上述の実施例では、鋳物砂が一側から他側へ流通して充
填を行うものを説明したが、たとえば、開口部の断面が
円形をしている場合には、円形の中心部から鋳物を圧送
し、外周側にエアーベントを設けてエアーを排気するよ
うに、造型する中子の形状に応じて適宜開口部、エアー
ベントの配置を設計することができる。
〔考案の効果〕
上述した本考案の中子造型装置によれば、圧送気体の流
出側にベントプラグおよびベントプラグから流出する圧
送気体を排出するための気体排出路を設けたことによ
り、ベントプラグの清掃、交換が容易になった。
また、金型に設けるベントプラグの個数を無くすことに
より、ベントプラグの清掃、交換に伴う金型の取り外し
がなくなるため高い生産性かつ低コストでベントプラグ
の清掃、交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる中子造型装置の実施例を説明
するための図面であり、中子造型装置の縦断面図であ
る。 第2図は、中子造型装置の従来例を説明するための図面
であり、中子造型装置の縦断面図である。 10……中子造型装置 12……金型 14……キャビティ 14a……吹込口(開口部) 18……ブローヘッド 24……ベントプラグ 26……気体排出通路(エアー通路)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブローヘッドと、該ブローヘッドに圧着し
    て設けられるブロープレートとからなり、圧送気体によ
    って鋳物砂を前記ブローヘッドから前記ブロープレート
    を介して金型のキャビティへ吹き込み中子の造型を行う
    ための装置であって、前記ブロープレートに前記金型の
    キャビティと前記ブローヘッドとを連通する貫通孔と前
    記金型のキャビティと外気とを連通する貫通孔とを設
    け、さらに前記金型のキャビティと外気とを連通する貫
    通孔の途中にベントプラグを備えることを特徴とする中
    子造型装置。
JP1989016710U 1989-02-15 1989-02-15 中子造型装置 Expired - Lifetime JPH0646594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989016710U JPH0646594Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 中子造型装置

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JP1989016710U JPH0646594Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 中子造型装置

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Publication Number Publication Date
JPH02108545U JPH02108545U (ja) 1990-08-29
JPH0646594Y2 true JPH0646594Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31229873

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JP1989016710U Expired - Lifetime JPH0646594Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 中子造型装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60141940U (ja) * 1984-02-27 1985-09-20 小峰工業株式会社 ベントホ−ル

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JPH02108545U (ja) 1990-08-29

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