JPH04210536A - 発酵床添加材 - Google Patents

発酵床添加材

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JPH04210536A
JPH04210536A JP41098490A JP41098490A JPH04210536A JP H04210536 A JPH04210536 A JP H04210536A JP 41098490 A JP41098490 A JP 41098490A JP 41098490 A JP41098490 A JP 41098490A JP H04210536 A JPH04210536 A JP H04210536A
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JP
Japan
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fermentation
additive material
bed
fermentation bed
granules
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JP41098490A
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English (en)
Inventor
Toshimi Akiyama
秋山 利美
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AKIYAMA KK
Original Assignee
AKIYAMA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は発酵床に使用する床添加
材及びそねを添加した発酵床に関するものであり、更に
詳しくは発酵畜舎及び禽舎用発酵床添加材及びそれを添
加した発酵床に関するものである。 [0002]
【従来の技術】発酵助勢のため発酵床には種々の工夫が
行なわれている。例えば酸素補給のための発酵床の機械
的切り返しが、又水分補給のためのシャワーリングが、
発酵温度保持のための温度調節が実施されている。 [0003]又発酵畜舎及び禽舎により牛及び豚などの
家畜及び家禽の飼育する方法においては、籾殻、鋸屑そ
の他堆肥原料として使用可能な床材を、畜舎及び禽舎床
に敷き、その上で家畜及び家禽を飼育し、家畜及び家禽
の排泄物を床材と混合して排泄物と床材との発酵を同時
に行い、得られた床材を肥料として使用するものである
。このため床の通気、床温度の保持が排泄物の発酵消化
が十分に進行するための蚤要な因子となるため、畜舎及
び禽舎は通気性が良好であるよう設計されている。床へ
の通気、床温度の保持が適切に行なオつれていると、床
材、排泄物の発酵が進み、悪臭の発生も少なく、畜舎及
び禽舎も衛生的に保持されるので家畜及び家禽の成育も
良好である。然しながら、何らかの理由で発酵が円滑に
進まなくなると、床温度が低下し、糞尿が床に溜り、床
材が固化して通気が行われず、悪臭を発し、畜舎及び禽
舎は非衛生になり家畜及び家禽の成育は阻害される。そ
れ故、発酵を円滑に行わせるように、床材の切り返しを
頻繁に行い、床が固化して通気できなくなることを妨げ
、床材温度の均一化、床材と排泄物との混合を助勢して
いるが、発酵熱によってのみ床温度が保持されているの
で、頻繁な切り返しは適切な床温度の保持を困難とする
ことにもなる。従って発酵に適した床温度の保持と床材
への通気が容易に行われるような床材の出現が望まれる
。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】本発明は発酵畜舎及び
発酵禽舎の操業にあたり、従来の床材に添加することに
より、床温度が低下することがなく、通気性も良好に保
持されるので発酵が順調に進み、従来の如く床に糞尿が
蓄積して床材が固化することのない床材が得られるよう
な床添加材及びそれを添加した床材を提供することを第
1の目的としている。更に床材を脱臭して畜舎及び禽舎
を衛生的に保持することを第2の目的としている。 [00051
【課題を解決するための手段及び作用]上記の課題を解
決するために、本発明は弾性及び/又は保温性を有する
球状、円柱状物質、多面体状等のような任意の形状の粒
体に脱臭剤をコーティングしたものを添加剤として、従
来の床材に添加使用することを提案する。 [0006]すなわち本発明は、弾性及び/又は保温性
を有する粒体に脱臭剤をコーティングしたことを特徴と
する発酵床添加材である。本発明は、前記発酵床添加材
を床材に対して容量比で0.2以上添加してなることを
特徴とする発酵床である。 [0007]本発明の添加材は、例えば弾性及び/又は
保温性を有する球状、円柱状、多面体状等のような任意
の形状を有する粒体に無機脱臭剤を常法によりコーティ
ングすることにより容易に得ることができる。 [0008]]上記体は、合成樹脂、合成ゴム、蛋白質
、多糖類及びリン酸カルシウム、珪藻土、シリカ、ゼオ
ライトなどの焼結体より選ばれた物質よりなるものであ
り、更に中空状又は多孔状のものであることが好ましい
。これら粒体の表面に、合成樹脂よりなる非水溶性糊に
より、或は衝撃法により糊を用いることなく、脱臭剤を
コーティングする。 [0009]使用する脱臭剤は水溶性、水不溶性のいず
れでもよいが発酵及び土壌に悪影響を及ぼさないものか
ら選ばれる。水不溶性のものとしては例えばゼオライト
、珪酸マグネシウム、活性炭、酸化鉄、鉄系脱臭剤など
であり、水溶性のものとしては例えば硫酸鉄等の鉄塩、
酸化マグネシウム等のマグネシウム系脱臭剤などである
。また発酵栄養素などを脱臭剤と共にコーティングさせ
て、酵素を助勢することも可能である。 [00101球状、円柱状、多面体状などの任意の形状
を有する粒体のサイズは、特に制限されないが床材との
混合に便利なように選択されるべきであり、球状であれ
ば一般に粒径が0.5〜数cm程度、好ましくは1〜5
cm、より好ましくは1〜3cmである。円柱状であれ
ば一般に直径が1〜5cm、高さが1〜5cm程度、好
ましくは直径]−〜3cm、高さが1.〜3cmである
。円錐状粒体であれば一般に底面の直径が]。〜5cm
、高さが1〜5cm程度、好ましくは直径1〜3cm、
高さが1〜3cmである。多角雄状粒体であれば一般に
底面の内円の直径が1〜5cm程度、好ましくは1〜3
cm。 高さが1〜・3cmである。その他の多面体状粒体であ
れば一般に内円の直径が1〜5cm程度、好ましくは1
〜3cmである。 [0011]コーテイングされる脱臭剤の量も特に制限
されないが、球状体の粒径や円柱状物質の直径×高さな
どに対応させて変化させることが望ましい。然しなから
使用中に脱臭剤の摩耗により脱離することがないような
最低限の厚さを有することが好ましく、粒体の表面に少
なくとも2mmの厚さでコーティング層を形成すること
が好ましい。 [0012]添加材の添加量が床材に対し少な過ぎると
添加効果が顕われないので、通常は床材に対して容量比
で0.1以上、好ましくは0.2以上添加する。又一般
には添加量が増えるほど添加効果が著しくなるため添加
量の上限はないが、添加材に用いる粒体の構成物質や内
部構造によっては添加量の上限がある。即ち多糖体、蛋
白質およびセラミックスなどの土壌に混合しても悪影響
を与えない物質の場合には添加量の」二限は特になく、
又合成樹脂、合成ゴムなど土壌中で分解しない物質の場
合にも内部構造が中空状あるいは多孔性で比重の軽い粒
体を選択すれば、添加材を添加した発酵床は床温の保持
が行なわれ易く、通気が良好であるので発酵が進み易い
上、床が発酵後も当初の状態を保ち、発酵終了後添加材
を床材から篩別けることが可能であるので特に添加量の
上限はない。然しながら合成樹脂、ゴムなど土壌で分解
しない添加材を使用し、添加材を分別することなく発酵
後床材を堆肥として使用するにはできるだけ添加量を少
なくすることが好ましく、その上限はできれば床材に対
して容量比で0.4程度にすべきである。 [00131本発明の添加材は保温性及び/又は弾性を
有するため、床材に混合すると床材に弾性及び/又は保
温性を与え、床温の保持が容易となり、床材が固化し難
く、当初の状態を長く保持することができる。このため
排泄物と床材との混合、酸素の補給が行なわれ易く発酵
が順調に進む。このため悪臭の発生も少ない。 [0014]例え悪臭が発生しても、添加材の脱臭力に
よりそれを消すことができる。従って畜舎及び禽舎は常
に衛生的に保持され家畜及び家禽の成育は良好になる。 [0015] 【実施例】以下、実施例を示して具体的に本発明を説明
する。 実施例1 撹拌機能を備えた容器に直径12.0〜14.3mm(
50個測定)の球状発泡スチロール400gを入れ、次
いで撹拌しながら発泡スチロール用接着剤(セメダイン
(株)製、No、198J、)800gをエタノール:
アセ1−ン(8: 2)の混合溶剤2.4リツトルで薄
めた溶液を入れ、球状発泡スチロールの表面が均一に濡
れた状態を確認した後、ベンガラ1.5kgを徐々に投
入してコーティングした。続いて5kgの無水硫酸鉄(
二gfj)を入れ、上層を硫酸鉄(二価)でコーティン
グした。このものは約80℃で乾燥後、篩にかけて未添
着のものを除き添加材7.2kgを得た。アンモニア及
び硫化水素の吸収を以下のように測定し、その結果を記
した。 [0016] (1)アンモニア吸収 添加材0.1gをガラス管に詰めNH:うを含むガス1
00m1を通し、その吸収量をアンモニア濃度の差によ
り計算した。アンモニア濃度の測定には北用式ガス検知
管、アンモニア0,5〜30%SH型を用いた。 [0017] アンモニア吸収量 A値(%)20.0 B値(%)16.7 C値(ml)  4.0 註:数値は3回行なった平均値である A値・・・最初のNH3ガス濃度 B値・・・試料を通った後のNH,+ガス濃度C値・・
・計算吸収量 (2)硫化水素吸収 添加材0.1gをにおい袋に入れ、無臭空気3リツトル
を封入後。所定のH2Sガス濃度になるように発生源ガ
スを注入した。注入後30分毎に3時間の間経時的にH
2Sを含むガス1.00 m I中の濃度を測定して吸
収率を算出した結果、ブランク硫化水素濃度135pp
mにおいて10分経過後、吸収量は20.7ppm(吸
収率15.3%)であり、3時間までの吸収量に変化は
なかった。 [0018] 実施例2 発酵用豚舎の床半分に鋸屑を厚さ20cmに敷き詰めて
(対照区)、残り半分に実施例1の方法で作成した直径
的1cmの添加材を宋村に対して容量比で0.2含有さ
せた鋸屑を厚さ20cmに敷き詰めて(試験区)豚を飼
育し、各区の温度を定期的に測定した結果、対照区の温
度は32℃以下であり、固化し切り返しを必要としたが
、試験区の温度は42℃を保持し、床材の固化は見られ
ず切り返しを必要としなかった。 [00191 【発明の効果]本発明による添加材を混合した床材は、
床温度が保持され、通気が良好であるので、従来の床材
の如く床材が固化し、発酵が阻害されることがない上、
当初の床材状態を保持するので、長期間切り返しを行な
う必要がない利点を有している。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性及び/又は保温性を有する粒体に脱臭
    剤をコーティングしたことを特徴とする発酵床添加材。
  2. 【請求項2】粒体の内部形状が、中空状又は多孔状であ
    ることを特徴とする請求項1の発酵床添加材。
  3. 【請求項3】粒体が、合成樹脂よりなることを特徴とす
    る請求項1又は2の酵床添加材。
  4. 【請求項4】粒体が、
    発泡スチロールよりなることを特徴とする請求項2の発
    酵床添加材。
  5. 【請求項5】粒体の外部形状が、球状、円柱状又は多面
    体状であることを特徴とする請求項1ないし4の発酵床
    添加材。
  6. 【請求項6】粒体の外部形状が、粒径が1〜3cmの球
    状、直径が1〜3cmで高さ1〜3cmの円柱状、又は
    内円の直径が1〜3cmの多面体状であることを特徴と
    する請求項5の発酵床添加材。
  7. 【請求項7】脱臭剤が、無水硫酸鉄(二価)であること
    を特徴とする請求項1の発酵床添加材。
  8. 【請求項8】請求項1の発酵床添加材を床材に対して容
    量比で0.2以上添加してなることを特徴とする発酵床
    である。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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