JPH0753290A - ウンデシレン酸エステルを用いる肥用脱臭剤 - Google Patents
ウンデシレン酸エステルを用いる肥用脱臭剤Info
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- JPH0753290A JPH0753290A JP2417866A JP41786690A JPH0753290A JP H0753290 A JPH0753290 A JP H0753290A JP 2417866 A JP2417866 A JP 2417866A JP 41786690 A JP41786690 A JP 41786690A JP H0753290 A JPH0753290 A JP H0753290A
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- ester
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
- A61L9/01—Deodorant compositions
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は肥用脱臭剤に係わる。この物質はウンデシレン
酸エステルを含む。本発明の脱臭剤は肥の貯蔵時に臭い
を有効に遮蔽し、その散布を特に容易にするものであ
る。
酸エステルを含む。本発明の脱臭剤は肥の貯蔵時に臭い
を有効に遮蔽し、その散布を特に容易にするものであ
る。
Description
【０００１】本発明は、液状の肥・こやし（ｌｉｓｉｅ
ｒｓ）、特に豚の肥に適用される脱臭剤に係わる。
ｒｓ）、特に豚の肥に適用される脱臭剤に係わる。
【０００２】集約農業は重要な公害源であり、動物生産
部門は排泄物が出るため公害の大きな要因の１つとなっ
ている。養豚はそれだけで大量の肥を生み出し、この肥
が汚染発生という問題以外に、飼育（回収）レベルで
も、肥を処理し且つ散布するための貯蔵のレベルでも、
その臭いによって公害を引き起こす。
部門は排泄物が出るため公害の大きな要因の１つとなっ
ている。養豚はそれだけで大量の肥を生み出し、この肥
が汚染発生という問題以外に、飼育（回収）レベルで
も、肥を処理し且つ散布するための貯蔵のレベルでも、
その臭いによって公害を引き起こす。
【０００３】脱臭システムは様々なものが使用されてい
る。これらのシステムは臭いを減らすと共に汚染成分を
減少させる働きをもつ。
る。これらのシステムは臭いを減らすと共に汚染成分を
減少させる働きをもつ。
【０００４】これらの手段は必ずしも総ての飼育で使用
されているわけではなく、大部分の場合は貯蔵後に散布
が行われる。
されているわけではなく、大部分の場合は貯蔵後に散布
が行われる。
【０００５】これらの脱臭方法のうち、細菌床を介して
流す方法は実際には使用されなくなっており、次の３つ
のシステム、即ち表面エアレーション、空気吹込み及び
メタン化が主流を占めている。
流す方法は実際には使用されなくなっており、次の３つ
のシステム、即ち表面エアレーション、空気吹込み及び
メタン化が主流を占めている。
【０００６】本発明はより特定的には、肥の臭いを脱臭
する物質に係わる。この物質は、ウンデシレン酸のポリ
オキシアルキレンエステルを含むことを特徴とする。
する物質に係わる。この物質は、ウンデシレン酸のポリ
オキシアルキレンエステルを含むことを特徴とする。
【０００７】本発明は前記エステル類の中でも特にウン
デシレン酸のポリオキシエチレンエステル、ポリオキシ
プロピレンエステル及びポリ（オキシエチレン）（オキ
シプロピレン）エステルに係わる。本発明はより特定的
には、オキシアルキレン単位を２〜１０個有するポリオ
キシアルキレンエステルに係わる。
デシレン酸のポリオキシエチレンエステル、ポリオキシ
プロピレンエステル及びポリ（オキシエチレン）（オキ
シプロピレン）エステルに係わる。本発明はより特定的
には、オキシアルキレン単位を２〜１０個有するポリオ
キシアルキレンエステルに係わる。
【０００８】本発明の臭い吸収剤は前記エステル類のう
ちの１つからなるか、又は前記エステルを数種類混合し
たものからなり得る。これら１種類以上の物質はそのま
まで、又は溶液もしくは懸濁液の形態で使用し得、ある
いは粘土の顆粒のような支持体に吸着させた状態で使用
し得る。
ちの１つからなるか、又は前記エステルを数種類混合し
たものからなり得る。これら１種類以上の物質はそのま
まで、又は溶液もしくは懸濁液の形態で使用し得、ある
いは粘土の顆粒のような支持体に吸着させた状態で使用
し得る。
【０００９】ウンデシレン酸エステルは通常極めて少量
で効果をあらわし、例えば処理すべき物体の約０．０１
〜１重量％で効力を示す。
で効果をあらわし、例えば処理すべき物体の約０．０１
〜１重量％で効力を示す。
【００１０】勿論、１種類以上の前記ウンデシレン酸エ
ステルと、静菌剤もしくは殺菌剤及びウンデシレン酸の
ような添加物とを含む組成物を形成することもできる。
ステルと、静菌剤もしくは殺菌剤及びウンデシレン酸の
ような添加物とを含む組成物を形成することもできる。
【００１１】前記エステルを混入すると、通常は、処理
すべき物質の表面に臭いの発散を防ぐ膜が形成される。
すべき物質の表面に臭いの発散を防ぐ膜が形成される。
【００１２】添付図面の曲線グラフは本発明の非限定的
実施例に係わるものであり、特定のウンデシレン酸ポリ
オキシエチレンエステルの効果を示している。
実施例に係わるものであり、特定のウンデシレン酸ポリ
オキシエチレンエステルの効果を示している。
【００１３】これらのグラフでは、横座標がウンデシレ
ン酸エステルの混入率を表し、縦座標が嗅覚による臭い
の知覚度を表す。数値１〜６は夫々、知覚無し、極めて
弱い、弱い、普通、強い、極めて強いという知覚の度合
い意味する。
ン酸エステルの混入率を表し、縦座標が嗅覚による臭い
の知覚度を表す。数値１〜６は夫々、知覚無し、極めて
弱い、弱い、普通、強い、極めて強いという知覚の度合
い意味する。
【００１４】これらのグラフでは、上方の曲線が肥自体
の臭いに対応し、下方の曲線がエステルの臭いに対応す
る。
の臭いに対応し、下方の曲線がエステルの臭いに対応す
る。
【００１５】図１及び図２の曲線は夫々、本発明のオキ
シエチレン単位数８及び１０のウンデシレン酸ポリオキ
シエチレンエステルに対応し、肥の臭いの知覚度の減少
がエステル自体に関する臭いの知覚とはあまり関係のな
いことを示している。
シエチレン単位数８及び１０のウンデシレン酸ポリオキ
シエチレンエステルに対応し、肥の臭いの知覚度の減少
がエステル自体に関する臭いの知覚とはあまり関係のな
いことを示している。
【００１６】比較例として、図３及び図４は夫々ウンデ
シレン酸メチル及びオキシエチレン単位数１２のポリオ
キシエチレンエステルを用いた場合の結果であり、肥の
臭いが減少するのではなくウンデシレン酸エステルの臭
いが強く知覚されるのだということを示している。
シレン酸メチル及びオキシエチレン単位数１２のポリオ
キシエチレンエステルを用いた場合の結果であり、肥の
臭いが減少するのではなくウンデシレン酸エステルの臭
いが強く知覚されるのだということを示している。
【図１】本発明の特定の脱臭剤の効果を示す曲線グラフ
である。
である。
【図２】本発明の別の脱臭剤の効果を示す曲線グラフで
ある。
ある。
【図３】既存の脱臭剤の効果を示す曲線グラフである。
【図４】別の既存脱臭剤の効果を示す曲線グラフであ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エメ・ムナサ フランス国、75016・パリ、リユ・ドユ・ ジエネラル・ドウレトラン・52 (72)発明者 アンリ・コパン フランス国、78000・ベルサイユ、リユ・ ダンジユ・74
Claims (2)
- 【請求項１】ポリオキシアルキレン単位を２〜１０個有
するウンデシレン酸ポリオキシアルキレンエステルを含
むことを特徴とする肥用脱臭剤。 - 【請求項２】請求項１に記載の物質と殺菌剤及び／又は
ウンデシレン酸とを含むことを特徴とする肥用脱臭剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8916793A FR2655857B1 (fr) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | Desodorisant des lisiers au moyen d'ester d'acide undecylenique. |
| FR8916793 | 1989-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753290A true JPH0753290A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2776991B2 JP2776991B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=9388680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417866A Expired - Lifetime JP2776991B2 (ja) | 1989-12-19 | 1990-12-17 | ウンデシレン酸エステルを用いる肥用脱臭剤 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0434523B1 (ja) |
| JP (1) | JP2776991B2 (ja) |
| KR (1) | KR970004586B1 (ja) |
| AT (1) | ATE90574T1 (ja) |
| CA (1) | CA2032546C (ja) |
| DE (1) | DE69001992T2 (ja) |
| DK (1) | DK0434523T3 (ja) |
| ES (1) | ES2041164T3 (ja) |
| FR (1) | FR2655857B1 (ja) |
| IE (1) | IE64925B1 (ja) |
| PT (1) | PT96241B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR2694197B1 (fr) * | 1992-07-30 | 1994-09-02 | Atochem Elf Sa | Désodorisant des effluents de papeterie à base d'ester d'acide undécylénique. |
| FR2706773B1 (ja) * | 1993-06-23 | 1995-09-22 | Atochem Elf Sa | |
| FR2742663B1 (fr) | 1995-12-26 | 1998-07-24 | Atochem Elf Sa | Utilisation d'un desodorisant a base d'acide undecylenique ou de derives dudit acide pour la desodorisation de papiers, cartons et non-tisses |
| FR2814461B1 (fr) * | 2000-09-22 | 2003-05-23 | Ahlstrom Paper Group Res And C | Composition semi-solide destinee a etre utilisee comme produit d'epandage et procede de fabrication |
| DK2967033T3 (da) | 2013-03-13 | 2019-11-18 | Stepan Co | Overfladeaktive midler baseret på monoumættede fedtalkoholderivater |
-
1989
- 1989-12-19 FR FR8916793A patent/FR2655857B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-12-14 DK DK90403598.7T patent/DK0434523T3/da active
- 1990-12-14 AT AT90403598T patent/ATE90574T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-12-14 DE DE90403598T patent/DE69001992T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-14 EP EP90403598A patent/EP0434523B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-14 ES ES199090403598T patent/ES2041164T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-17 JP JP2417866A patent/JP2776991B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-18 PT PT96241A patent/PT96241B/pt not_active IP Right Cessation
- 1990-12-18 CA CA002032546A patent/CA2032546C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-18 KR KR1019900020925A patent/KR970004586B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-12-19 IE IE460190A patent/IE64925B1/en not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2655857A1 (fr) | 1991-06-21 |
| KR910011285A (ko) | 1991-08-07 |
| IE904601A1 (en) | 1991-06-19 |
| DK0434523T3 (da) | 1993-07-12 |
| CA2032546C (fr) | 1996-10-15 |
| CA2032546A1 (fr) | 1991-06-20 |
| PT96241B (pt) | 1998-06-30 |
| EP0434523A1 (fr) | 1991-06-26 |
| PT96241A (pt) | 1991-09-30 |
| DE69001992D1 (de) | 1993-07-22 |
| FR2655857B1 (fr) | 1992-03-27 |
| DE69001992T2 (de) | 1993-11-04 |
| IE64925B1 (en) | 1995-09-20 |
| KR970004586B1 (ko) | 1997-03-29 |
| JP2776991B2 (ja) | 1998-07-16 |
| ATE90574T1 (de) | 1993-07-15 |
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