JPH0421023B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421023B2 JPH0421023B2 JP62103895A JP10389587A JPH0421023B2 JP H0421023 B2 JPH0421023 B2 JP H0421023B2 JP 62103895 A JP62103895 A JP 62103895A JP 10389587 A JP10389587 A JP 10389587A JP H0421023 B2 JPH0421023 B2 JP H0421023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- truss
- roof
- core
- length direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Paper (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、屋根構造に関し、詳しくは屋根荷重
を充分に支持しながら棟下方に棟を挟んで広い自
由空間を構成しようとする技術に関する。
を充分に支持しながら棟下方に棟を挟んで広い自
由空間を構成しようとする技術に関する。
［背景技術］
従来、屋根構造においては、第５図に示すよう
に棟にその長さ方向全長にわたつて棟トラス１ａ
を架設して屋根荷重を支持するものであり、この
ように棟トラス１ａを棟の直下方に設けるものに
あつては、棟の下方における天井裏空所は棟トラ
ス１ａによつて分割され、棟下方の空所を一纏ま
りとなり大きい空所を得ることができないという
問題があつた。ところで棟トラス１ａを削減する
と屋根荷重を充分に支持し得なくなるものであ
る。
に棟にその長さ方向全長にわたつて棟トラス１ａ
を架設して屋根荷重を支持するものであり、この
ように棟トラス１ａを棟の直下方に設けるものに
あつては、棟の下方における天井裏空所は棟トラ
ス１ａによつて分割され、棟下方の空所を一纏ま
りとなり大きい空所を得ることができないという
問題があつた。ところで棟トラス１ａを削減する
と屋根荷重を充分に支持し得なくなるものであ
る。
［発明の目的］
本発明はこのような問題に鑑みてなたれたもの
であり、その目的とするところは、屋根荷重を充
分に支持することができながら、棟直下方に棟の
下方両側にわたる広い空所を構成することができ
る屋根構造を提供することにある。
であり、その目的とするところは、屋根荷重を充
分に支持することができながら、棟直下方に棟の
下方両側にわたる広い空所を構成することができ
る屋根構造を提供することにある。
［発明の開示］
本発明の屋根構造は、棟芯を挟む両側に棟芯に
対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平行
に棟トラス１，１を架設し、切妻屋根の妻部に施
工されて対向する略三角形の妻パネル２，２の頂
部間に棟梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１間に
わたつて屋根パネルＰを張るとともに棟トラス１
とこれよりに軒側の支持材４間に屋根パネルＰを
張つて棟トラス１にて棟近くの屋根荷重を支持す
べく構成して成ることを特徴とするものであり、
このように構成することによつて、上記目的を達
成したものである。つまり、棟芯を挟む両側に棟
芯に対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略
平行に棟トラス１，１を架設し、妻パネル２，２
の頂部間に棟梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１
間にわたつて屋根パネルＰを張るとともに棟トラ
ス１とこれよりに軒側の支持材４間に屋根パネル
Paを張ることによつて、棟芯の近くに棟長さ方
向に設けた一対の棟トラス１，１によつて棟近く
の屋根荷重を支持することができ、このように一
対の棟トラス１，１によつて屋根荷重を支持する
ことで、従来では必ず使用されていた棟トラスを
省くことができ、棟芯を外した棟トラス１，１に
て屋根荷重を充分に支持できるようにしながら棟
芯の下方にはこれを分割する棟トラスがなく、棟
下方に広い空所を構成できるようにしたものであ
る。
対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平行
に棟トラス１，１を架設し、切妻屋根の妻部に施
工されて対向する略三角形の妻パネル２，２の頂
部間に棟梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１間に
わたつて屋根パネルＰを張るとともに棟トラス１
とこれよりに軒側の支持材４間に屋根パネルＰを
張つて棟トラス１にて棟近くの屋根荷重を支持す
べく構成して成ることを特徴とするものであり、
このように構成することによつて、上記目的を達
成したものである。つまり、棟芯を挟む両側に棟
芯に対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略
平行に棟トラス１，１を架設し、妻パネル２，２
の頂部間に棟梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１
間にわたつて屋根パネルＰを張るとともに棟トラ
ス１とこれよりに軒側の支持材４間に屋根パネル
Paを張ることによつて、棟芯の近くに棟長さ方
向に設けた一対の棟トラス１，１によつて棟近く
の屋根荷重を支持することができ、このように一
対の棟トラス１，１によつて屋根荷重を支持する
ことで、従来では必ず使用されていた棟トラスを
省くことができ、棟芯を外した棟トラス１，１に
て屋根荷重を充分に支持できるようにしながら棟
芯の下方にはこれを分割する棟トラスがなく、棟
下方に広い空所を構成できるようにしたものであ
る。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第１図、第２図に示すように建物５の屋根部分
では妻側の外壁６の上端間にわたり、棟芯を挟む
両側に棟芯に対して一定小間隔をへだてて棟長さ
方向に略平行に棟トラス１，１を架設してある。
この棟トラス１は外壁６の柱７や建物５の内部の
柱８にて支持されている。更に妻側においては、
略三角形の妻パネル２，２が柱７や外壁６上に支
持されている。そして妻パネル２，２の頂部間に
棟梁３を架設してある。棟長さ方向に対して略平
行な外壁６の上端と棟トラス１の下端との間には
複数本の下弦材９を架設してあり、下弦材９の長
さ方向中央から上方に束部分１０を立設してあ
り、棟トラス１の上端との間には斜材１１を架設
してある。そして棟梁３と棟トラス１間にわたつ
て棟長さ方向に長い屋根パネルＰを張り、棟トラ
ス１とこれよりも軒側の支持材４としての外壁６
間に軒棟方向に長い屋根パネルPaを張つてある。
では妻側の外壁６の上端間にわたり、棟芯を挟む
両側に棟芯に対して一定小間隔をへだてて棟長さ
方向に略平行に棟トラス１，１を架設してある。
この棟トラス１は外壁６の柱７や建物５の内部の
柱８にて支持されている。更に妻側においては、
略三角形の妻パネル２，２が柱７や外壁６上に支
持されている。そして妻パネル２，２の頂部間に
棟梁３を架設してある。棟長さ方向に対して略平
行な外壁６の上端と棟トラス１の下端との間には
複数本の下弦材９を架設してあり、下弦材９の長
さ方向中央から上方に束部分１０を立設してあ
り、棟トラス１の上端との間には斜材１１を架設
してある。そして棟梁３と棟トラス１間にわたつ
て棟長さ方向に長い屋根パネルＰを張り、棟トラ
ス１とこれよりも軒側の支持材４としての外壁６
間に軒棟方向に長い屋根パネルPaを張つてある。
このように、棟芯を挟む両側に棟芯に対して一
定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平行に棟トラ
ス１，１を架設し、妻パネル２，２の頂部間に棟
梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１間にわたつて
屋根パネルＰを張るとともに棟トラス１とこれよ
りも軒側の支持材４間に屋根パネルPaを張るこ
とで、棟芯の近くに棟長さ方向に設けた一対の棟
トラス１，１によつて棟近くの屋根荷重を支持す
るのであり、棟トラス１，１にて屋根荷重を充分
に支持しながら棟芯の下方には上下方向に配され
る従来のような棟トラスをなくし、棟下方に広い
空所を構成するのである。
定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平行に棟トラ
ス１，１を架設し、妻パネル２，２の頂部間に棟
梁３を架設し、棟梁３と棟トラス１間にわたつて
屋根パネルＰを張るとともに棟トラス１とこれよ
りも軒側の支持材４間に屋根パネルPaを張るこ
とで、棟芯の近くに棟長さ方向に設けた一対の棟
トラス１，１によつて棟近くの屋根荷重を支持す
るのであり、棟トラス１，１にて屋根荷重を充分
に支持しながら棟芯の下方には上下方向に配され
る従来のような棟トラスをなくし、棟下方に広い
空所を構成するのである。
ところで本発明の構造の考え方を簡単に説明す
ると、従来の建物５の棟から外壁６までの長さを
１スパンとしたとき、従来左右の建物ブロツク
Ａ，Ｂを第３図ａのように組み合わせて妻長さ方
向の長さが２スパンになつたのが、本発明では建
物ブロツクＡ，Ｂ間にもうひとつの建物ブロツク
Ｃを加えて第３図ｂに示す組み合わせとなつて妻
長さ方向の長さが３スパンとなつた。更に本発明
のように屋根を構成すると、一対の棟トラス１，
１のうち一方の棟トラス１の長さを長くし、長く
した棟トラス１を中心に屋根を施工すると第４図
に示すように妻側端部に小屋根１２を設けるよう
な施工ができる。
ると、従来の建物５の棟から外壁６までの長さを
１スパンとしたとき、従来左右の建物ブロツク
Ａ，Ｂを第３図ａのように組み合わせて妻長さ方
向の長さが２スパンになつたのが、本発明では建
物ブロツクＡ，Ｂ間にもうひとつの建物ブロツク
Ｃを加えて第３図ｂに示す組み合わせとなつて妻
長さ方向の長さが３スパンとなつた。更に本発明
のように屋根を構成すると、一対の棟トラス１，
１のうち一方の棟トラス１の長さを長くし、長く
した棟トラス１を中心に屋根を施工すると第４図
に示すように妻側端部に小屋根１２を設けるよう
な施工ができる。
尚、本発明においては、棟トラス１，１の長さ
方向中央に中央トラス１３を両棟トラス１，１間
に架設して強度を高めてもよい。
方向中央に中央トラス１３を両棟トラス１，１間
に架設して強度を高めてもよい。
［発明の効果］
以上要するに本発明は、棟芯を挟む両側に棟芯
に対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平
行に棟トラスを架設し、妻パネルの頂部間に棟梁
を架設し、棟梁と棟トラス間にわたつて屋根パネ
ルを張るとともに棟トラスとこれよりに軒側の支
持材間に屋根パネルを張るから、棟芯の近くに棟
長さ方向に設けた一対の棟トラスによつて棟近く
の屋根荷重を支持することができ、このように一
対の棟トラスによつて屋根荷重を支持すること
で、従来では必ず使用されていた棟トラスを省く
ことができ、棟トラスにて屋根荷重を充分に支持
できるようにしながら、棟芯の下方にはこれを分
割する棟トラスがなく、棟下方に広い空所を構成
できるという利点がある。
に対して一定小間隔をへだてて棟長さ方向に略平
行に棟トラスを架設し、妻パネルの頂部間に棟梁
を架設し、棟梁と棟トラス間にわたつて屋根パネ
ルを張るとともに棟トラスとこれよりに軒側の支
持材間に屋根パネルを張るから、棟芯の近くに棟
長さ方向に設けた一対の棟トラスによつて棟近く
の屋根荷重を支持することができ、このように一
対の棟トラスによつて屋根荷重を支持すること
で、従来では必ず使用されていた棟トラスを省く
ことができ、棟トラスにて屋根荷重を充分に支持
できるようにしながら、棟芯の下方にはこれを分
割する棟トラスがなく、棟下方に広い空所を構成
できるという利点がある。
第１図は本発明の一実施例の概略分解斜視図、
第２図は同上の一部省略した斜視図、第３図ａ，
ｂは同上の施工の考え方を示す説明図、第４図は
本発明の他の実施例の斜視図、第５図は従来例の
斜視図であり、１は棟トラス、２は妻パネル、３
は棟梁、４は支持材である。
第２図は同上の一部省略した斜視図、第３図ａ，
ｂは同上の施工の考え方を示す説明図、第４図は
本発明の他の実施例の斜視図、第５図は従来例の
斜視図であり、１は棟トラス、２は妻パネル、３
は棟梁、４は支持材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 棟芯を挟む両側に棟芯に対して一定小間隔を
へだてて棟長さ方向に略平行に棟トラスを架設
し、切妻屋根の妻部に施工されて対向する略三角
形の妻パネルの頂部間に棟梁を架設し、棟梁と棟
トラス間にわたつて屋根パネルを張るとともに棟
トラスとこれよりに軒側の支持材間に屋根パネル
を張つて棟トラスにて棟近くの屋根荷重を支持す
べく構成して成ることを特徴とする屋根構造。 ２ 棟長さ方向の中央に棟長さ方向に対して略直
交する中央トラスを両棟トラス間に架設して成る
特許請求の範囲第１項記載の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103895A JPS63268857A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103895A JPS63268857A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63268857A JPS63268857A (ja) | 1988-11-07 |
| JPH0421023B2 true JPH0421023B2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=14366158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62103895A Granted JPS63268857A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63268857A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7286472B2 (ja) * | 2019-08-22 | 2023-06-05 | 清水建設株式会社 | 屋根構造物及び屋根構造物の構築方法 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62103895A patent/JPS63268857A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63268857A (ja) | 1988-11-07 |
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