JPH04209680A - シリコーンエラストマー塗布材料を保護するシリコーン塗料 - Google Patents

シリコーンエラストマー塗布材料を保護するシリコーン塗料

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JPH04209680A
JPH04209680A JP41789690A JP41789690A JPH04209680A JP H04209680 A JPH04209680 A JP H04209680A JP 41789690 A JP41789690 A JP 41789690A JP 41789690 A JP41789690 A JP 41789690A JP H04209680 A JPH04209680 A JP H04209680A
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JP41789690A
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Kenneth Christopher Fey
ケネス クリストファー フェイ
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Dow Silicones Corp
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Dow Corning Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は硬化したシリコーン基材
をコーティングする方法、そのためのシリコーンベース
ペイント、及びそれでコーティングした基材に関する。 さらに詳しくは、本発明は化粧及び/又は保護のような
種々の利益をもたらす耐久性のある接着コーティングを
シリコーン基村上に与えるシリコーンベース塗料組成物
で、硬化したシリコーン基材の表面を上塗り、すなわち
塗装することを含んでなる方法に関する。 [0002] 【従来の技術】硬化したシリコーンポリマーを含んでな
るシリコーン基材はしばしば塗装し及び/又は磨耗から
保護する必要があるが、概して表面エネルギーが低く有
機ペイントはシリコーン基材の表面をよく湿潤させない
。この問題を解決するための数々の試みが開示されてき
たがそれらは一般に定着剤と呼ばれる追加の成分又は彩
色適性成分を、塗布し硬化する前に硬化性シリコーン組
成物に混合することを含む。 [o o 031硬化したシリコーン基材を塗装する既
存の方法はいくつかの欠点をもっている。例えば、シリ
コーン基材を変性するために必要とする工程は時間とコ
ストがかかり、そして硬化したシリコーン基材の物理的
性質を変えてしまう。シリコーン基材を有機ペイントで
塗装できるようにした後でも、塗料には温度暴露制限や
紫外線露光制限のような使用制限がある。 [0004]保護塗料及び/又は化粧塗料のような永続
的に接着し環境上も可能な上塗りであって、下塗りのあ
るいは上塗りを塗布する前に硬化したシリコーン基材を
変性する必要がない上塗りでシリコーン基材を塗装する
方法が必要とされる。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は永続的
に接着する化粧及び/又は保護塗料でシリコーン基材を
上塗りする方法を提供することである。本発明の特定な
目的は下塗りの使用を含まない硬化したシリコーン基材
を塗装する方法を提供することである。本発明の好まし
い実施態様においては、保護塗料で鉄粉で増量するシリ
コーン基材を塗装する方法を提供することを目的とする
。本発明の目的は硬化したシリコーン基材の表面を上塗
り、すなわち塗装するためのシリコーン組成物を提供す
ることである。 [oo06]
【課題を解決するための手段】シリコーンコーティング
技術におけるこれらの目的又は他の目的は、本発明の組
成物及び方法、すなわち簡単に述べればシリコーンベー
ス塗料組成物の連続する膜を硬化したシリコーン基材に
塗布し、次いで塗布した組成物を硬化することを含んで
なる組成物と方法で達成することができる。塗料は周知
のシリコーンベース塗料又はここに記述する新しいシリ
コーンベース塗料でよい。ただ塗料組成物が硬化したジ
ノコーン基材を湿潤し、そして硬化することが必要であ
る。 [0007]最初の態様において、本発明は硬化性シリ
コーンベース塗料組成物で硬化したシリコーンエラスト
マー基材を上塗りし次いで塗布した塗料組成物を硬化す
ることを含んでなる方法に関する。 [00081本発明の方法において、硬化性シリコーン
ベース塗料組成物は周知のシリコーン樹脂変性の有機ベ
ース塗料又はビルディング、タワー及び橋梁に使用する
塗料のような金属基材を塗装するのに適したシリコーン
樹脂塗料でよい。 [0009]塗料組成物に用いるシリコーン樹脂はモノ
及びジオルガノ置換基をもつシロキサン単位の3次元マ
トリックスであり、有機基はメチルエチル、プロピル、
アミル、フェニル、及びフェネチル基のような1価の炭
化水素基である。樹脂中のシリコン原子当りの平均有機
基数が増加すると樹脂は一層軟質に又フレキシブルとな
る。 [00101シリコーン樹脂変性の有機ベース塗料組成
物とは、ポリエステル、フェノール、エポキシ、アルキ
ド樹脂のような有機ベース塗料組成物及び珪素と結合す
るアルコキシ及び/又はヒドロキシ基を含む低分子量シ
リコーン樹脂と更に混合し及び/又は反応した、バイン
ダーポーションのヒドロキシル基を含む別の有機バイン
ダーベース塗料組成物を表す。例えばシリコーン樹脂の
例は珪素と結合するヒドロキシ基を含むダウコーニング
(Dow  Corn ing  (R))Z−601
8中間体、珪素と結合するメトキシ基を含みポリエステ
ル樹脂又はシリコーンアルキド樹脂を形成するオイルを
含まないアルキド樹脂との反応に特に有用であるダウコ
ーニング3037中間体、ダウコーニング804樹脂及
びダウコーニング840樹脂を含む。 [0011]シリコ一ン樹脂系塗料組成物とは、完全に
シリコーン樹脂ベースのバインダーポーションを有する
塗料組成物を表わす。シリコーン樹脂ベース塗料組成物
に有用であるシリコーン樹脂は、一般に上述した有機バ
インダーシリコーン樹脂よりも分子量が大きく且つ反応
性は低い。これらの高分子量シリコーン樹脂はダウコー
ニング805樹脂、ダウコーニング806A樹脂及びダ
ウコーニング808樹脂を含む。 [0012]’“シリコーン樹脂に関する情報(I n
 f 。 rmation  about  5ilicone 
 Re5ins)”と題したダウコーニングフオームN
Os。 23−216B−80及び23−253B−82そして
“シリコーン塗料樹脂の選択ガイド(Selecti。 n  Guide  to  silicomepai
ntresins)”と題したダウコーニングフオーム
No、23−201D−83は、本発明の方法において
有用であるシリコーン有機ベース塗料組成物及びシリコ
ーン樹脂ベース塗料組成物の作り方を示している。 [0013]本発明の方法において、硬化性シリコーン
ベース塗料組成物は周知のシリコーンエラストマーベー
ス塗料組成物としてよい。シリコーンエラストマーベー
ス塗料組成物とは、1分子中に少なくとも2個の硬化す
る基と珪素原子当り約2個の有機基をもつポリジオルガ
ノシロキサンバインダー、バインダーのための硬化剤、
顔料、そしてバインダーと硬化剤間の硬化反応を加速す
る触媒を含んでなる硬化性組成物を表す。珪素と結合す
る有機基はメチル、エチル、プロピル、アミル、フェニ
ル及びフェネチル基のような1価の炭化水素基である。 珪素と結合する硬化する基はアルケニル基、ヒドロキシ
ル基、アルコキシル基、アシロキシ基等を含む。これら
の組成物の例は、更に顔料を含んでなる周知のコーキン
グ材及びシーラントを含む。 [0014]本発明の方法において、硬化性シリコーン
ベース塗料組成物を以下に詳述するが、 (i)本質的
に(A)アルケニル基を含むポリジオルガノシロキサン
;(B)アルケニル基を含む樹脂: (C)オルガノヒ
ドロゲンポリシロキサン樹脂; (D)白金を含む化合
物;そして(E)  (D)の抑制剤;そして(ii)
1つ以上の顔料を含んでなる本発明の塗料組成物とする
こともできる。 [0015]シリコーンベースのバインダー及び1つ以
上の顔料に加えて、本発明の方法に用いる塗料組成物は
、更に顔料沈澱防止剤、均展材、溶剤、チキソトロープ
剤、粘度調整剤及び乾燥剤のような周知の塗料添加剤を
含むことができる。 [00161本発明の方法において、その好ましい実施
態様を含む上述した塗料組成物を硬化したシリコーン基
材、以下基材という、に塗布する。本発明の方法で処理
する基材は、シロキサンポリマーを含む液状組成物をエ
ラストマー状に転化することによって得られる固体基材
とすることができる。硬化したシリコーン基材の例はシ
ーラント、コーキング材、グレイジング、封入剤、接着
剤、成形品、押出品、発泡体及び被膜を含む。 [0017]例えば、本発明の方法で処理する硬化した
シリコーン基材は湿分硬化性シリコーン組成物をその表
面が不粘着となるまで湿分にさらすことによって得られ
る基材とすることができる。一般に湿分て硬化した基材
は十分に硬化して固体の不粘着性フオームとなる。 [0018]湿分硬化性シリコーン組成物はシリコーン
技術分野では周知でありここでは詳細な説明の必要がな
い。一般に湿分硬化性シリコーン組成物は使いやすいワ
ンパッケージ型であり、硬化の間に酸、代表的には酢酸
あるいはアルコール又はケトキシムのような酸でないも
のを放つ。米国特許第3,035,016号、第3,1
84.427号、第3,122,522号、第3,76
6.127号、第3,766.128号、第3,061
.565号、第3,161,614号、第3,077.
465号、第3,294,739号、第3175゜99
3号、第3,499,859号、第3. 109.01
3号、及び第4,595,610号に本発明の方法で処
理できる基材を提供する湿分硬化性シリコーン組成物の
タイプが示されている。 [00191代りに、オレフィン不飽和を含むシロキサ
ンポリマー、珪素と結合する水素原子を含む珪素化合物
及び白金化合物及び/又は過酸化物化合物のような、触
媒を混合してそしてこの混合物を硬化させる付加硬化し
たシリコーン基材を硬化したシリコーン基材とすること
ができる。 [00201付加硬化性シリコ一ン組成物はシリコーン
技術分野で周知であり、ここで詳しく説明する必要はな
い。一般に付加硬化性シリコーン組成物は1液型又は2
液型であり、硬化の間にほとんど又はまったく反応副生
成物を出さない。米国特許第2,823,218号、第
2.915,497号、第3,020,260号、第3
.284.406号、第3,433,760号、第3.
445,420号、第3,595,934号、第3.6
27,851号、第4,322,518号、第4.53
7,829号及び第4,731,191号に本発明の方
法で処理できる基材を提供する付加硬化性シリコーン組
成物のタイプが示されている。 [0021]本発明の好ましい実施態様において、硬化
したシリコーン基材は実質的に鉄粉を含む金属充填剤を
含んでなる。米国特許第4,731,191号、米国特
許出願第815,436号及び第815,437号、そ
して米国特許出願第466.704号に好ましいシリコ
ーン基材を調製する方法が示されている。 [0022]塗料組成物をシリコーン基材に塗布する方
法又は方法の組合わせは塗料組成物の膜が連続である、
すなわち縞や穴、一般にフィシュアイと呼ばれる不連続
性がない限りどれでも使用できる。塗布する方法は、こ
れに限らないが、はけ塗、浸漬、吹付及び静電方法を含
む。 [0023]塗料組成物を光沢のない基材に塗布するの
が好ましい。デグロシングは240グリツドサンドペー
パーで基材の表面をこすって得たものと同等であるのが
好ましい。例えば、光沢のある基材を、光沢を除くため
に240グリツドサンドペーパーでこすり、アルコール
で洗ってばら材料を取り除き次いで塗料組成物を塗布す
ることができる。このように研磨した表面を、一般に大
部分の硬化したシリコーン被膜が示す輝く表面を取り除
いたものとして表示することができる。光沢の低下は目
で見て決めることができるが、反射率計で測定する方法
を用いてよい。 [0024]必要はないけれども更に本発明の方法は必
要であれば下塗り組成物を1回以上基材に塗布すること
を含んでよい。例えば基材に塗布する下塗り組成物は、
硬化したシリコーン基材への有機塗料組成物の結合を改
善するために用いる周知の下塗り組成物とすることがで
きる。 [00251基材が硬化した後はいっでも塗料組成物を
基材に塗布することができる。上塗りするまで基材の表
面を油や汚れのような汚染から保護する必要がある。万
一汚染してしまった場合は汚染を取り除かねばならない
。 [0026]塗料組成物を連続な好ましくは薄い膜で基
材に塗布した後は、固体で不粘着性の状態に硬化させる
。 [00271本発明の組成物及び方法は、基材に永続的
に接着したシリコーンベースの塗料組成物を有する、硬
化したシリコーン基材を含んでなる製品を提供する。本
発明の方法で塗装した硬化したシリコーン基材を、成型
し又は押出し成型したシリコーン製品のように裏付けし
なくてよいし又は支持体を付けてもよい。木材や綿のよ
うなセルロース系材料、アルミニウム、銅、鋼、チタン
、黄銅又は鉄のような金属、ビニール、ポリエステル又
はナイロンのようなプラスチック、ガラス、セメント、
レンガ、モルタル、コンクリートのような石英質のもの
及びこれらの組合せのような有効な材料で支持体を作る
ことができ、そしてウィンドアセンブリー又はコーキン
グ材のビードのような建築部材、製作した金属表面及び
美術品や手芸品のように種々の形状にすることができる
。 [002812番目の態様において、本発明は硬化性シ
リコーンベースの塗料組成物に関する。この組成物は(
i)本質的に(A)25℃で500〜50,000セン
チポイズの粘度があるビニル基を末端基とするポリジメ
チルシロキサンの100重量部;(B)モル比が0゜7
/1.0であるトリオルガノシロキシ単位とSiO4/
2シロキサン単位とからなるベンゼン可溶性シリコーン
樹脂コポリマーの20〜55重量部で、該トリオルガノ
シロキシ単位は珪素と結合する1、4〜2.2重量パー
セントのビニル基を該コポリマーに与えるに十分な竜を
含むトリメチルシロキシ単位とジメチルヒニルシロキシ
単位であり;(C)モル比が1. 6/1. 0である
一官能価シロキシ単位と5i04/2単位とからなる樹
脂コポリマーの10〜20重量部で、該一官能価シロキ
シ単位は珪素と結合する1、0パーセントの水素原子を
該コポリマーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロ
キシ単位とジメチルヒドロゲンシロキシ単位であり;(
D)該組成物の室温硬化を促進するに十分な量の白金含
有ヒドロシリル化触媒;及び(E)該ヒドロシリル化触
媒用の抑制剤成分の有効な量;そして(ii)1つ以上
の顔料を含んでなる顔料成分、を含んでなる。 [0029]成分(A)の粘度は上述の範囲内であれば
よいが、1000〜5000センチポイズの粘度が好ま
しい、そして更に簡単に塗布できる塗料組成物を提供す
るために25℃で2000センチボイズの粘度が最も好
ましい。 [003O1成分(B)はシリコーン技術分野で周知の
樹脂成分であり、ここで詳しく説明する必要はない。米
国特許筒2,676.182号の知見に従い炭化水素溶
剤中の溶液として調製する。 [0031]成分(C)は米国特許筒4. 707. 
531号の知見に従って調製できる。 [00321本発明の組成物の成分(D)は室温で組成
物の硬化を容易にする触媒成分であり、白金金属のよう
な、必要に応じて更にシリカゲル又は粉末木炭のような
適当な担体上に析出させた白金含有触媒成分又は白金属
金属の化合物又は錯体であればよい。白金ヒドロシリル
化触媒は有機珪素技術分野、特に硬化性シリコーン組成
物技術分野では周知である。 (00331本発明の組成物における好ましい白金含有
触媒成分は、有機珪素系におけるその容易な分散性の故
に、通常利用できる大水化物の形又は無水の形のどちら
かの第二塩化白金酸の形である。米国特許筒2,823
.218号にヒドロシリル化触媒として第二塩化白金酸
(H2P tCI a )の使用が開示されている。特
に有用な第二塩化白金酸の形は、米国特許筒3.419
. 593号に開示されているジビニルテトラメチルジ
シロキサンのような脂肪族的に不飽和な有機珪素化合物
と第二塩化白金酸が反応する際に得られる組成物である
。 [00341本発明の組成物に使われる白金属金属含有
触媒成分の量は、成分(C)の珪素と結合する水素原子
と成分(A)及び(B)の珪素と結合するビニル基との
室温反応を促進するのに十分な量であればきびしく制限
されない。この触媒成分の正確な必要量は個々の触媒に
よって決まり簡単には予測できない。しかし、第二塩化
白金酸としてその量は有機珪素成分(A) + (B)
 +(C)の1,000,000重量部当り白金1重量
部と同じ位低くすることができる。その量は同じ基準で
少なくとも10重量部が好ましく、そして50〜500
重量部が更に好ましい。 [0035]成分(E)は有機珪素技術分野で周知の白
金含有触媒に対する抑制剤であればよい。この金属触媒
抑制剤の種々のクラスの例は、米国特許筒4,337゜
332号にあるエチレン的なあるいは芳香族的な不飽和
アミド、米国特許筒3,445,420号及び第4,3
47.346号にあるアセチレン化合物、米国特許筒3
.882,083号にあるエチレン的な不飽和イソシア
ネート、米国特許筒3,989,667号にあるオレフ
ィシシロキサン、米国特許筒4,256,870号、第
4,476.166号及び第4,562,096号にあ
る不飽和炭化水素ジエステル及び米国特許筒4,465
.818号及び第4,472.563号にある共役のエ
ン(ene)−イン(yne)を含む。 [00361本発明の塗料組成物に使用する顔料はシリ
コーン組成物で一般に用いているものであればよい。例
として、これに限らないが、二酸化チタン、ランプブラ
ック、赤色酸化鉄、カドミウム二ロー及びこれらの組合
せを含む。 [00371本発明を以下の例によって更に詳細に説明
するが本発明はこれらに限定されるものではない。特に
定めない限りすべての部、パーセント及び比率は重量基
準である。 [0038]
【実施例】シリコーンエラストマー基材への塗料の接着
を以下のテストで測定した。 [0039]−辺が1インチ(25,4mm)で100
個の0. 1インチ(2,54mm)正方形を含む10
×10インチ(254X 254mm)格子を、塗膜を
貫いて基材の中まで刻むことを含むクロスハツチテスト
。 片のマスキングテープをワシセットの刻め目と平行の方
向にこの正方形にしっかりと貼り、そして塗料の表面に
対して180°の角度ではいだ。基材上に残る0、1イ
ンチ(2,54mm)正方形の数を数えてそしてマスキ
ングテープで覆った正方形全数に対するパーセントとし
て表示する。 [00401塗膜を貫いて基材上まで一本の直線の刻み
目を入れるテープアンカレッジテスト。刻み目の方向に
対して90°の角度で一枚のダクトテープをしっかりと
刻み目に貼り、そして塗料の表面に対して180°の角
度ではいだ。除去された塗料の長さをミリメートルで測
定した。 [00411以下の実施例に関連する塗料組成物は次に
示す組成物である。これらの組成物には次の物質を用い
ている。アスベスチン(Asbes t 1ne)62
5 ニ一般に顔料として使われている繊維状珪酸マグネ
シウムであり塗料に増量する顔料でインターナショナル
パルプ社(Internat 1onal  Pu1p
 Co、 )から市販されている。マイカ(Mica)
C−3000ニ一般に増量剤として塗料に使われるマイ
カでありイングリッシュマイカ社(English  
Mica  Company)から市販されている。ニ
タール(Nytal)  (NR)400ニ一般に増量
剤として塗料に使われる微粉のサーモリティック (T
he rmo 1 i t iC)タルクであり、アー
ル、ティ、ファンダービルト社(R,T、Vander
bilt  Co、)の商標である。チキシン(Thi
xcin)(R)R:塗料、インキ、グリース及び潤滑
剤のような非水系のチキソトロープ剤として使われる微
粉の凝固した植物油誘導体であり、ベーカーキャスター
オイル社(Baker  Ca5ter  Oil  
Co、)の登録商標である。ダウコーニング(Dow 
 Corning)(R):シリコーンベースの製品で
サンプル及び/又は商品規模で市販されるダウコーニン
グ社の登録商標である。Ti02R960:イー、アイ
、デュポン社(E、1.duPontdeNemour
s)から市販される二酸化チタンである。NMS66−
3:ロスアンジエルス郡のルール(Rule)66の要
求を満足する中性ミネラルスビリツト。 塗料A:Ti○2 R960,56,07;ランプブラ
ック、0.93;アスベスチン625.34.35.マ
イカC−3000,12,54;チキシンR10,93
;NMS66−3.29.26;ダウコーニングE1−
3044シリコーンアルキド、156.27:ダウコー
ニング3塗料添加剤、0.62゜上述のものを3600
rpmで30分間微粉砕してヘゲマン(Hegman)
値を4とし、使用に際して更に14.63のNMS 6
6−3、 0. 31のダウコーニング3塗料添加剤及
び5.81のダウコーニングE−3059乾燥剤と混合
した。 塗料B:TiCh R960,56,07;7ンプブラ
ツク、0.93:Nytal  400,34.35:
マイカC−3000,12,54:チキシンR10,9
3;ダウコーニング805樹脂、112.0゜上述のも
のを3600rpmで30分間微粉砕し、そしてザーン
(Zahn)#44部を36秒とするために75.52
部の追加樹脂、0.93のダウコーニング3塗料添加剤
及び50のトルエンと混合した。 塗料C:Ti02R960,56,07;ランプブラッ
ク、0.93:アスベスチン625.34.35:マイ
カC−3000,12,54;チキシンR10,93;
ダウコーニング806A樹脂、112.0゜上記のもの
を3600rpmで30分間微粉砕し、そしてZahn
#4粘度を30秒とするために75.52部の追加樹脂
、0.93のダウコーニング3塗料添加剤及び50のト
ルエンと混合した。使用に際してこの混合物を樹脂固体
基準で3%固体のダウコーニング21塗料添加剤と混合
した。 塗料D:Ti○2 R960,56,07;ランプブラ
ック、0.93;Nytal  400,34.35;
マイカC−3000,12,54;チキシンR10,9
3;ダウコーニング808樹脂、112.0゜上述のも
のを360Orpmで30分間微粉砕し、そして75.
52部の追加樹脂、0,93のダウコーニング3塗料添
加剤及び35のトルエンと混合した。使用に際してこの
混合物を樹脂固体基準で3%固体のダウコーニング21
塗料添加剤と混合した。 塗料E:Ti02R960,56,07;ランプブラッ
ク、0.93;Nytal   400625,34.
35:マイカC−3000,12,54;チキシンR1
0,93;25℃で粘度が約2. 1Pa−s  (2
,100センチボイズ)であるビニル基を末端基とする
ポリジメチルシロキサン、55.77;モル比が0. 
7/1゜0であるトリオルガノシロキシ単位と5io4
/2シロキサン単位からなるベンゼン可溶性シリコーン
樹脂コポリマー、30. 03  (トリオルガノシロ
キシ単位は珪素と結合する1、4〜2.2重量%のビニ
ル基をコポリマーに与えるに十分な量を含むトリメチル
シロキシ単位とジメチルビニルシロキシ単位である);
トルエン、10.00゜上記をジフィ (Jiffy)
ブレードで混合し、次いでZahn粘度を40秒とする
ために、ダウコニジグ3塗料添加剤、0.93.0.1
4のメチルブチノール;60.00のトルエン及びモル
比が1.6/1.0の一官能価シロキシ単位とSiO4
/2単位からなる樹脂コポリマーの7.73(一官能価
シロキシ単位は珪素と結合する1、0%の水素原子をコ
ポリマーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロキシ
単位とジメチルヒドロゲンシロキシ単位である)と混合
した。使用に際して、シリコーン個体基準で白金110
0ppを与えるためにこの混合物をビニルシロキサン錯
体となる第二塩化白金酸ヒドロシリル化触媒1,13部
と混合した。 塗料F:ダウコーニング3145グレー(Grey)R
TV、250:トルエン、150゜使用に際して、この
物質を更に混合物3部当りトルエン1部で稀釈した。 [0042] (例1) 6個のアルミニウムパネルのそれぞれに硬化させたエラ
ストマー基材に上述のように調製した6種のシリコーン
ベース塗料(A−F)を吹付は塗布した。このエラスト
マー基材を米国特許出願第815,437号に基づく例
3に開示したように調製した。エラストマー基材の表面
を240グリツドペーパーでざらざらにし、イソプロピ
ルアルコールで洗い落とし、そしてこのざらざらにした
表面の172をn−ブタノール中の5%(CH30) 
3S 1CH2CH2CH2NHCH2CH2’NH2
溶液で下塗りをした。塗料を基材の下塗りした及び下塗
りしない部分に塗布しそして硬化する前に、この下塗り
した表面を72° F(22℃)で1時間乾燥した。塗
料Eを180℃で5分間加熱して硬化した。他の塗料を
7日間72°F(22℃)で硬化した。硬化した塗料を
上述のテストにより接着性を評価した。表1(エラスト
マー基材の下塗りしてない部分)及び表2(エラストマ
ー基材の下塗りした部分)の結果は、一般に有機塗料に
使う下塗り組成物を使ってもあるいは使わなくても、シ
リコーン樹脂ベースの塗料はシリコーンアルキドをベー
スとした塗料と比較してすぐれた接着性があることを示
している。 表  1 工員l!μp援賛堆 一匹一ヒ、ll料Fio、   盤!2−夷吏  タロ
スlリチ  設工え二χl      A     2
.3ミル    10%   く1/3關2 B 0.
8#100%無 3             C3,0#      
    90うG         <  l/2■−
4D     3.5  #i00%、    <11
5+n5       E      3.9#100
!)4     −本6        F     
  3.5j100%       −*本)テープが
塗料に接着しなかった。 表  2 下塗り有りの接着性 94Mo、   」1持L 勢」11虜 久%  ul
、A     2.7ミル    60%   (1/
3m+2 B 0.9#100% ’A1 3      O2,8#75%   <1/2111
1403.8 ” 100%無 5      2     3.8”      10
(1%      −*6       F     
 3.5−     100%      −*本)テ
ープが塗料に接着しなかった。 [0043] (例7及び8) 米国特許出願第466.704号に開示されている白金
触媒鉄増量付加硬化する組成物を用いる以外は例3と6
をくり返した。例3及び6に示したと実質的に同じ結果
を得たが、例6ではがれなかった塗料Fが基材からはが
れた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬化したシリコーンエラストマー基材を硬
    化性シリコーンベース塗料組成物で上塗りし、次いで塗
    布した該塗料組成物を硬化することを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】該硬化性シリコーンベース塗料組成物が、 (i)本質的に(A)25℃で500〜50,000セ
    ンチポイズの粘度があるビニル基を末端基とするポリジ
    メチルシロキサンの100重量部; (B)モル比が0.7/1.0であるトリオルガノシロ
    キシ単位とSiO_4_/_2シロキサン単位とからな
    るベンゼン可溶性シリコーン樹脂コポリマーの20〜5
    5重量部で、該トリオルガノシロキシ単位は珪素と結合
    する1.4〜2.2重量パーセントのビニル基を該コポ
    リマーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロキシ単
    位とジメチルビニルシロキシ単位であり; (C)モル比が1.6/1.0である一官能価シロキシ
    単位とSiO_4_/_2単位とからなる樹脂コポリマ
    ーの10〜20重量部で、該一官能価シロキシ単位は珪
    素と結合する1.0パーセントの水素原子を該コポリマ
    ーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロキシ単位と
    ジメチルヒドロゲンシロキシ単位であり; (D)該組成物の室温硬化を促進するに十分な量の白金
    含有ヒドロシリル化触媒;及び (E)該ヒドロシリル化触媒用の抑制剤成分の有効な量
    ;そして (ii)1つ以上の顔料を含んでなる顔料成分を含んで
    なる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】該硬化したシリコーンエラストマー基材が
    鉄粉増量剤を含んでなる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】(i)本質的に(A)25℃で500〜5
    0,000センチポイズの粘度があるビニル基を末端基
    とするポリジメチルシロキサンの100重量部; (B)モル比が0.7/1.0であるトリオルガノシロ
    キシ単位とSiO_4_/_2シロキサン単位とからな
    るベンゼン可溶性シリコーン樹脂コポリマーの20〜5
    5重量部で、該トリオルガノシロキシ単位は珪素と結合
    する1.4〜2.2重量パーセントのビニル基を該コポ
    リマーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロキシ単
    位とジメチルビニルシロキシ単位であり; (C)モル比が1.6/1.0である一官能価シロキシ
    単位とSiO_4_/_2単位とからなる樹脂コポリマ
    ーの10〜20重量部で、該一官能価シロキシ単位は珪
    素と結合する1.0パーセントの水素原子を該コポリマ
    ーに与えるに十分な量を含むトリメチルシロキシ単位と
    ジメチルヒドロゲンシロキシ単位であり; (D)該組成物の室温硬化を促進するに十分な量の白金
    含有ヒドロシリル化触媒;及び (E)該ヒドロシリル化触媒用の抑制剤成分の有効な量
    ;そして (ii)1つ以上の顔料を含んでなる顔料成分を含んで
    なる硬化性シリコーンベース塗料組成物。
JP41789690A 1989-12-20 1990-12-19 シリコーンエラストマー塗布材料を保護するシリコーン塗料 Withdrawn JPH04209680A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004067948A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物
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JP2010535260A (ja) * 2007-08-02 2010-11-18 ブルースター・シリコンズ・フランス・エス・アー・エス 接着性シリコーンエラストマー組成物

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