JPH0420893Y2 - - Google Patents

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JPH0420893Y2
JPH0420893Y2 JP17022186U JP17022186U JPH0420893Y2 JP H0420893 Y2 JPH0420893 Y2 JP H0420893Y2 JP 17022186 U JP17022186 U JP 17022186U JP 17022186 U JP17022186 U JP 17022186U JP H0420893 Y2 JPH0420893 Y2 JP H0420893Y2
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JP
Japan
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gutter
locking
hollow
curtain wall
outside
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JP17022186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、方立及び無目を外部に露出させない又
は僅かしか露出させない、いわゆるSGS型カーテ
ンウオールに関する。
(従来の技術) 従来、この種のSGS型カーテンウオールとし
て、複数本の方立と複数本の無目とからなる格子
状下地材の室外側面に、室内側面四周に係止縁枠
を有するガラスをその係止縁枠により互に上下、
左右隣り合わせ状態に取付けると共に、各隣り合
うガラス相互の間隙をシール材の充填により封止
した構造のものが提案された(特開昭60−
212547)。しかし、この従来のSGS型カーテンウ
オールは、ガラス相互間の封止部等から室内側に
浸入した雨水やガラスの室内側面に発生した結露
水を室外に排出する点について何ら考慮が払われ
ておらず、その点が未解決のまま残されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本案は、SGS型カーテンウオールにおける排水
構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本案のカーテンウオ
ールの排水構造は、 複数本の方立及び複数本の断面中空状に形成し
た格子状の下地材の室外側に面材用係止受け部を
設け、上記下地材の室外側に、裏面四周に係止縁
枠を有する複数枚の面材を、その係止縁枠を上記
係止受け部に係止して、互に上下は上記無目を挟
み、左右は隣り合わせ状態に取付けると共に、各
隣り合う面材間隙をシール材で封止したカーテン
ウオールであつて、 上記無目の中空部の上部に樋部を無目長手方向
全長にわたつて設けると共に、該樋部の樋口を浸
入雨水及び面材の結露水を受けうる面材の係止受
部の室内側に配置し、該樋部の底部に上記中空部
内へ通ずる流通孔を設け、又上記中空部の室外側
に外部に開通する排水孔を設けた、 構成としてある。以下図面を参照して本案の実施
例を説明する。
第1図において、建物躯体に複数本の面材用係
止受け部を有する方立1…を通常の固定手段によ
り所要左右間隔をあけて垂直に固定し、該方立1
…に複数本の面材用係止受け部を有する無目2…
を所要上下間隔をあけて水平に取付けて格子状の
下地材を形成し、この下地材の室外側面に、裏面
四周に係止縁枠を有するガラス3…を互に上下、
左右隣り合わせ状態に係止してある。
まず、方立1…は、第2図示のようにその本体
の室外側面左右両側部に断面L字形の一対の面材
用係止受け部4,4を互に先端部を対向させて方
立全長にわたつて突設すると共に、両係止受け部
4,4間で断面矩形C形の保持溝5を形成し、こ
の両係止受け部4,4の無目取付位置に無目支持
用切欠6…を設けてある。
7は上記係止受け部4,4の室外側面一側に突
設したタイト材8を有する当接部である。
上記無目2…は、その本体を断面において第4
図示のように室内側の起立部分9と室外側に延び
る水平部分10とからなる中空L字形に形成し、
その起立部分9上面に、係止凹溝を兼ねる樋口を
上方へ向けた樋部11を無目長手方向全長にわた
つて形成すると共に、該樋部11の室外側壁をタ
イト材13を有する当接部を兼ねる面材用係止受
け部12とし、又上記起立部9の室内側下端から
断面L字状の支持板14を下方へ延出し、該支持
板14の先端部下面に溝口を下に向けた係止凹溝
15を形成し、該係止凹溝15の上面室外側端部
に上向きの係止受け部16を突設すると共に、上
記係止溝15の室外側壁をタイト材18を有する
当接部17に形成してあり、このような無目2の
中空本体の開口両端を第2図示のように蓋板1
9,19により開成し、そして該蓋板19,19
に近い位置で上記樋部11の底面に中空本体内に
開通する流通孔20,20を開設すると共に、上
記水平部分10の室外側先端面に外部に開通する
を開設してある。22…は上記当接部12の下側
に開設した流通孔である。上記排水孔21…は、
第3図示のように上記流通孔20,20から適宜
ずれた位置に配設される。
上記のような無目2…の各左右両端部が左右隣
り合う方立1,1,…の各切欠6,6,…内に嵌
入支持されると共に、各方立の保持溝5…内に1
の無目について上下一対づつ上下摺動自在に挿入
された断面矩形C形の係止板23,23,…が各
無目の上下の係止凹溝11(樋部)、15に上下
からそれぞれ係止され、その状態で各係止板23
…がネジ24…により保持溝5…に固定されてい
る。なお、樋部11内に係止する係止板23は、
該樋部11内の流水に支障を与えないように板下
端を第4図示のように適宜切欠してある。
上記各ガラス3…の裏面(室内側面)四周端部
に設けられた係止縁枠は、そのうちの上辺の係止
縁枠25は第4図示のように断面ほぼ矩形C形で
あり、下辺の係止縁枠26は断面ほぼコ字状であ
り、これらが上辺の係止縁枠25はC形溝口を室
内側に向け、下辺の係止縁枠26はコ字形溝口を
下に向けてそれぞれガラス裏面にバツクアツプ材
27をはさんで接着剤28により接着してあり、
又左右両辺の係止縁枠29,29は第2図示のよ
うにベース板30に突設されたほぼコ字状のもの
で、そのコ字形溝口をガラス中央部へ向けた状態
でガラス裏面に同じくバツクアツプ材27をはさ
んで接着剤28により接着してある。
上記のようなガラス3…を上下隣り合う無目
2,2,…の中空本体水平部分10,10、…間
に嵌めこみ、その上下の係止縁枠25,26は上
下の無目の係止受け部16,12に、左右の係止
縁枠29,29は左右隣り合う方立1,1の係止
受け部4,4にそれぞれ係止すると共に、当接部
17,12のタイト材18,13を上記係止縁枠
25,26の基部に、当接部7,7のタイト材
8,8を係止縁枠29,29のベース板30,3
0にそれぞれ当接し、その状態でガラス3の上下
端と上下無目の中空本体水平部分10,10との
間をシール材31により封止し、又左右隣り合う
ガラス3,3の間隙をシール材32により封止し
てある。33…は下の無目の中空本体水平部分1
0…上においてガラス3…の下端を支持するセツ
テイングブロツクである。
上例の構造においては、第4図においてガラス
3の上端と上無目2の中空本体水平部分10との
間から内部に浸入した雨水は、係止受け部16、
当接部17と係止縁枠25との間を通つて該係止
縁枠25の下端から下無目の樋部11内に滴下
し、又ガラス3の室内側面に発生した結露水はガ
ラス面を伝つて流下し、下辺の係止縁枠26から
同じく下無目の樋部11内に滴下し、これら樋部
11内に落ちた雨水は樋部内を流れて流通孔2
0,20から下無目の中空本体内に流入し、そし
て排水孔21…から外部に排出される。又ガラス
3の下端と下無目2の中空本体水平部分10との
間から浸入した雨水は流通孔22…から直ちに中
空本体内に流入し、上述と同様に排水孔21…か
ら排出される。
(考案の効果) 本案のカーテンウオールの排水構造によれば、
いわゆるSGS型カーテンウオールにおけるガラス
相互間の封止部から室内側に浸入した雨水及び面
材の室内側面に発生した結露水を無目の上部に設
けた樋部に受け、該樋部の底部に設けた流通孔か
ら無目の中空部内を経て該中空部の室外側に設け
た排水孔から外部に排出することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案の実施例を示し、第1図はSGS型
カーテンウオールの一部の正面図、第2図は第1
図の−線拡大断面図、第3図は第1図におけ
る無目部分の拡大図、第4図は第2図の−線
一部の拡大断面図である。 1……方立、2……無目、3……ガラス、4,
12,17……面材用係止受け部、9……無目中
空本体の起立部分、10……無目中空本体の水平
部分、11……樋部、20……流通孔、21……
排水孔、25,26,29……係止縁枠、31,
32……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数本の方立及び複数本の断面中空状に形成し
    た無目からなる格子状の下地材の室外側に面材用
    係止受け部を設け、上記下地材の室外側に、裏面
    四周に係止縁枠を有する複数枚の面材を、その係
    止縁枠を上記係止受け部に係止して、互に上下は
    上記無目を挟み、左右は隣り合わせ状態に取付け
    ると共に、各隣り合う面材間隙をシール材で封止
    したカーテンウオールであつて、 上記無目の中空部の上部に樋部を無目長手方向
    全長にわたつて設けると共に、該樋部の樋口を浸
    入雨水及び面材の結露水を受けうる面材の係止受
    部の室内側に配設し、該樋部の底部に上記中空部
    内へ通ずる流通孔を設け、又上記中空部の室外側
    に外部に開通する排水孔を設けた、 カーテンウオールの排水構造。
JP17022186U 1986-11-07 1986-11-07 Expired JPH0420893Y2 (ja)

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JP17022186U JPH0420893Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JP17022186U JPH0420893Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JPS6376120U JPS6376120U (ja) 1988-05-20
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