JPH04208727A - 移動通信システムにおける同一局内方式間局内チャネル切替方法及び同一局内方式間局内チャネル切替機能を有する交換局 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概　要］ 無線方式の異なるエリア間に移動端末が移動しうる移動
通信システムにおける同一局内方式間局内チャンネル切
替方式に関し。

従来の方式間局間チャネル切替処理に乗り入れて、処理
上、方式間局間チャネル切替の処理を起動させて、実際
は方式開局内チャネル切替を実現できるようにすること
を目的とし、 同一局内で、無線方式の異なるエリアへ移動端末が移動
した場合、この局において、方式間局間チャネル切替処
理を起動し、自局宛信号を一旦自局の折り返しトランク
へ送り出し、この折り返しトランクと対をなす他の折り
返しトランクを介して自局に取り込むことにより、局間
インタフェース処理を行なってから、この局内において
、方式間局間チャネル切替処理を実行するように構成す
る。

Ｃ産業上の利用分野コ 本発明は、無線方式の異なるエリア間に移動端末が移動
しうる移動通信システムにおける同一局内方式間局内チ
ャンネル切替方式に関する。

自動車電話交換システムにおいては、１交換機（１局）
に対して１無線力式をとるものが一般的な形態であるが
、１交換機で２以上の無線方式を制御したいとの要請が
ある。

［従来の技術］ 一般に、移動体通信では、固定電話と異なり、端末が通
話中自由に動き回るため、特殊機能であるチャネル切替
機能を有している。

かかるチャネル切替のための方式として、従来より、局
内チャネル切替方式９局間チャネル切替方式、方式間局
間チャネル切替方式の３種が提案されている。

（１）局内チャネル切替方式について かかる局内チャネル切替方式では、第４図に示すように
、１つの自動車電話交換局（ＡＭＳ）１０１が制御して
いる複数のエリアは全て同一の無線方式であり、この同
一局内の同一無線方式のエリア間で移動端末１０２が移
動する際に、同一局内でチャネルを切り替えるものが局
内チャネル切替方式である。

（２）局間チャネル切替方式について かかる局間チャネル切替方式では、第５図に示すように
、各自動車電話交換局（ＡＭＳ）１０１−１，１０１−
２がそれぞれ制御している複数のエリアは全て同一の無
線方式であり、これらの局間での同一無線方式のエリア
間で移動端末１０２が移動する際に、これらの局間でチ
ャネルを切り替えるものが局間チャネル切替方式である
。

（３）方式間局間チャネル切替方式についてかかる方式
間局間チャネル切替方式では、第６図に示すように、自
動車電話交換局（ＡＭＳ）１０１−１が制御している複
数のエリアと他の自動車電話交換局（ＡＭＳ）１０１−
３が制御している複数のエリア（斜線を施したエリア）
とが異なった無線方式であり、これらの局間での異なっ
た無線方式のエリア間で移動端末１０２が移動する際に
、これらの局間でチャネルを切り替えるものが方式間局
間チャネル切替方式である。

なお、第４〜６図において、１０３は自動車電話交換機
１０１，１０１−１，１０１−２，１０１−３の配下に
有る無線基地局（ＭＢＳ）である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来は、同一局内で異なる無線方式のエ
リア間をまたがるチャネル切替機能を持ったもの（方式
開局内チャネル切替方式）は見当らない。

そこで、かかる方式開局内チャネル切替方式を新たに開
発しようとすると、コストが非常にかかる。

本発明は、このような状況下において創案されたもので
、従来の方式間局間チャネル切替処理に乗り入れて、処
理上、方式間局間チャネル切替の処理を起動させて、実
際は方式開局内チャネル切替を実現できるようにした、
移動通信システムにおける同一局内方式間局内チャンネ
ル切替方式を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理ブロック図である。

この第１図において、１は移動電話交換局で、この移動
電話交換局１は、異なった無線方式のエリアＥ１、Ｅ２
を無線基地局３−１．３−２を介してその配下に置いて
いる。なお、移動端末２はこれらのエリアＥ１、Ｅ２間
を自由に移動しうるようになっている。

また、この移動電話交換局１には、両方向トランク４−
１．４−２．折り返しトランク５−１゜５−２．出トラ
ンク６、チャネル切替トランク７が設けられており、両
方向トランク４−１．４−２は無線基地局３−１．３−
２に接続され、折り返しトランク５−１．５−２は自局
内で相互に接続され、出トランク６は固定網交換局８を
介して加入者端末９に接続されている。

チャネル切替トランク７は移動端末２の位置によって最
適なチャネルとなるよう切り替えるものである。

［作　用］ 上述の本発明の移動通信システムにおける同一局内方式
間局内チャンネル切替方式では、例えば加入者端末９と
エリアＥ１にいる移動端末２との間で通話を行なってい
るとして、この同一局内で、無線方式の異なる他のエリ
アＥ２へ移動端末２が移動した場合は、この局１におい
て、方式間局間チャネル切替処理を起動し、チャネル切
替トランク７を切り替えて、自局宛信号を一旦自局の折
り返しトランク５−１へ送り出し、この折り返しトラン
ク５−１と対をなす他の折り返しトランク５−２を介し
て自局に取り込むことにより、局間インタフェース処理
を行なってから、この局１内において、方式間局間チャ
ネル切替処理を実行する。

これによりこの自局宛信号はエリアＥ２用の両方向トラ
ンク４−２．無線基地局３−２を介してこのエリアＥ２
に入った移動端末２にアクセスする。

Ｃ実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一実施例を示すブロック図で、この第
２図において、１−１．１−２は移動電話交換局として
の自動車電話交換局で、自動車電話交換局１−１は、異
なった無線方式のエリアＥｌ。

Ｅ２を無線基地局３−１１．３−１２を介してその配下
に置き、自動車電話交換局１−２は、同一の無線方式の
エリアＥ３．Ｅ４を無線基地局３−２１．３−２２を介
してその配下に置いている。

なお、自動車電話交換局１−１としては例えばＤ６０６
０型交換使用され、自動車電話交換局１−２とし、では
例えばＤ１０型交換機が使用される。

また、エリアＥ１の無線方式は現行無線方式（現行自動
車、新船舶、航空機電話）で、エリアＥ２の無線方式は
大容量無線方式（大容量自動車電話）で、エリアＥ３．
Ｅ４の無線方式は上記の現行無線方式である。

さらに、移動端末２はこれらのエリアＥ１〜Ｅ４間を自
由に移動しうるようになっている。

ところで、自動車電話交換局１−１には、自動車電話両
方向トランク（ＭＢＷＴ）４−１１．４−１２．折り返
しトランクとしての自局的両方向トランク（ＩＯＢＷＴ
）５−１．５−２．出トランク（ＯＧＴ）６．チャネル
切替トランク（ＣＸＴ）７−１１．チャネル切替用メモ
リ（ＣＸＭ）７−１２．共通線両方向トランク（Ｃ５Ｂ
ＷＴ）１０−１１が設けられており、自動車電話両方向
トランク４−１１．４−１２は無線基地局３−１１．３
−１２に接続され、自局的両方向トランク５−１．５−
２は自局内で相互に接続され、出トランク６は固定網交
換局８を介して加入者端末９に接続されている。

チャネル切替トランク７−１１は移動端末２の位置によ
って最適なチャネルとなるよう切り替えるもので、チャ
ネル切替用メモリ７−１２はチャネル切替用情報を記憶
するものである。

共通線両方向トランク１０−１１は局間にはられる通信
回線のためのインタフェースで、この例では、自動車電
話交換局１−２の共通線両方向トランク１０−２１に接
続されるようになっている。

さらに、自動車電話交換局１−２には、自動車電話両方
向トランク（ＭＢＷＴ）４−２１．４−２２、チャネル
切替トランク（ＣＸＴ）７−２１゜チャネル切替用メモ
リ（ＣＸＭ）７−２２．共通線両方向トランク（Ｃ５Ｂ
ＷＴ）１０−２１が設けられており、自動車電話両方向
トランク４−２１．４−２２は無線基地局３−２１．３
−２２に接続されている。

チャネル切替トランク７−２１は移動端末２の位置によ
って最適なチャネルとなるよう切り替えるもので、チャ
ネル切替用メモリ７−２２はチャネル切替用情報を記憶
するものである。

共通線両方向トランク１０−２１は局間にはられる通信
回線のためのインタフェースで、この例では、自動車電
話交換局１−１の共通線両方向トランク１０−１１に接
続されるようになっている。

また、自動車電話交換局１−１．１−２は、それぞれこ
れを制御する主制御装置！（ＣＣ）１１−１．１１−２
．主記憶袋！　（ＭＭ）１２−１．１２−２を有してい
る。

上述の構成により、例えば加入者端末９とエリアＥ１に
いる移動端末２との間で通話を行なっているとして、こ
の同一局内で、無線方式の異なる他のエリアＥ２へ移動
端末２が移動した場合は、この局１−１において、方式
間局間チャネル切替処理を起動し、チャネル切替トラン
ク７−１１を切り替えて、自局宛信号を一旦自局内両方
向トランク５−１へ送り出し、この自局的両方向トラン
ク５−１と対をなす他の自局的両方向トランク５−２を
介して自局に取り込む、即ち自動車電話交換局１−１の
出回線で自局的両方向トランク５−１を捕捉したあと、
局間用信号を編集して、送信キューではなく受信キュー
につないで、この自局的両方向トランク５−１と対をな
す他の自局的両方向トランク５−２を介して自局に取り
込むことにより、局間インタフェース処理を行なってか
ら。

この局１−１内において、方式間局間チャネル切替処理
を実行する。これによりこの自局宛信号はエリアバ２用
の自動車電話両方向トランク４−１２、無線基地局３−
１２を介してこのエリアＥ２に入った移動端末２にアク
セスする。

このように１つの自動車電話交換局１−１について、状
態分離させ（第２図の点線参照）、切替先の方式が違う
場合は同一局であっても他局とみなし、第２図の点線よ
り上の部分と下の部分とで独立に局間処理を起動させ、
その橋渡しに自局的両方向トランク５−１．５−２を使
って、通話線を折り返し、更には局間信号は送信キュー
ではなく、受信キューにつなぎ込むことにより、送受信
をソフトフェアによって擬似させることにより、同一局
内においても方式開局内チャネル切替を実現することが
できるのである。

さらに、移動端末２が更に移動してエリアＥ４へ入って
きた場合は、従来の方式間局間チャネル切替方式が用い
られる。すなわち、共通線両方向トランク１０−１１．
１０−２１を介して自動車電話交換局１−２へアクセス
し、更にはエリアビ３用の自動車電話両方向トランク４
−２１．無線基地局３−２１を介してこのエリアＥ３に
入った移動端末２にアクセスするのである。

なお、自動車電話交換局１−１がもつプログラム間の関
連を示すソフトウェア概念図は、第３図のようになる。

すなわち、エリアＥｌ用の現行無線交換プログラムＰ１
．エリアＥ２用の大容量無線交換プログラムＰ２が、共
通線信号制御プログラムＰ３．自局内両方向トランク制
御プログラムＰ４とリンクされているのである。

また、現在新しい無線方式（ディジタル無線方式）の開
発も開始されているが、本方式を適用すると、将来的に
、現行無線方式、大容量無線方式。

ディジタル無線方式を含む３以上の無線方式を統合して
、これらを同一局内で扱うこともできる。

［発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の移動通信システムにおけ
る同一局内方式間局内チャンネル切替方式によれば、従
来の方式間局間チャネル切替処理に乗り入れて、処理上
、方式間局間チャネル切替の処理を起動させて、実際は
方式開局内チャネル切替を実現できるようにしているの
で、同一局内方式間局内チャンネル切替のための新規開
発をしなくても済むため、コストの低減化に寄与しうる
ほか、現在個別に稼働している無線方式の１交換機への
収容が容易になり、更に将来的には複数の無線方式を同
一局で取り扱えるようにもなるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示すブロック図、第３図は
本発明の一実施例のソフトウェア概念図、 第４図は局内チャネル切替方式を説明する図。 第５図は局間チャネル切替方式を説明する図、第６図は
方式間局間チャネル切替方式を説明する図である。 図において、 １は移動電話交換局、 １−１．１−２は自動車電話交換局（移動電話交換局）
、 ２は移動端末、 ３−１．３−２．３−１１．３−１２．３−２１゜３−
２２は無線基地局、 ４−１．４−２は両方向トランク、 ４−１１．４−１２，４−２１．４−２２は自動車電話
両方向トランク、 ５−１．５−２は自局的両方向トランク（折り返しトラ
ンク）、 ６は出トランク、 ７．７−１１．７−２１はチャネル切替トランク、７−
１２．７−２２はチャネル切替用メモリ、８は固定網交
換局、 ９は加入者端末、 １０−１１．１０−２１は共通線両方向トランク、１１
−１．１１−２は主制御装置、 １２−１．１２−２は主記憶装置、 １０１．１０１−１，１０１−２．．１０１−３は自動
車電話交換局、 １０２移動端末、 １０３は無線基地局である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無線方式の異なるエリア（Ｅ１、Ｅ２）間に移動端末（
   ２）が移動しうる移動通信システムにおいて、同一局（
   １）内で、無線方式の異なるエリアへ該移動端末（２）
   が移動した場合、 この局（１）において、方式間局間チャネル切替処理を
   起動し、自局宛信号を一旦自局の折り返しトランク（５
   −１）へ送り出し、この折り返しトランク（５−１）と
   対をなす他の折り返しトランク（５−２）を介して自局
   （１）に取り込むことにより、局間インタフェース処理
   を行なってから、この局（１）内において、方式間局間
   チャネル切替処理を実行することを 特徴とする、移動通信システムにおける同一局内方式間
   局内チャンネル切替方式。