JP2001501064A - 無線インテリジェント・ネットワークにおけるホーム・ロケーション・レジスタによる指令と調停無線インテリジェント・ネットワークにおけるホーム・ロケーション・レジスタによる指令と調停 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 サービス要求メッセージ(104)をサービス・コントロール・ポイント(40)にルーチングすることによって、無線インテリジェント・ネットワーク内のサービスの指令が提供される。たとえば、ルーチングはホーム・ロケーション・レジスタ(20)への送信をバイパスして移動局(14)に向けて行われる。あるいは、ルーチングはホーム・ロケーション・レジスタにより行われて、他のノードに備えられているサービスに関する要求を指令する（図３）。さらに、あるサービスに関するサービス要求メッセージに関して、サービス・コントロール・ポイント40によりホーム・ロケーション・レジスタに要求の指令がなされる（図４）。呼の設定と配信にサービス・コントロール・ポイント(40)を関与させることにより、無線インテリジェント・ネットワーク内のサービス調停が行われる。第１の例では、ルーチング／ローミング番号に対する要求メッセージ(204)がホーム・ロケーション・レジスタ(20)によりサービス・コントロール・ポイント(40)を通って送られる（図７）。別の例では、ホーム・ロケーション・レジスタがサービス・コントロール・ポイントに、呼の設定と配信にサービスが関係するか否かを質問する（図８）。各々の場合に対して、サービス・コントロール・ポイントはホーム・ロケーション・レジスタが呼を処理するための適切な命令を発する。

Description

【発明の詳細な説明】 無線インテリジェント・ネットワークにおけるホーム・ロケーション・レジス タによる指令と調停 関連出願のクロスリファレンス この特許出願は先に出願した以下の出願により優先権を主張し、その出願の内 容をここに組み入れる。 出願係属中の米国特許予備出願番号60/026,711、1996年９月25日出願、発明の 名称「ホーム・ロケーション・レジスタによるサービス要求の指令とホーム・ロ ケーション．レジスタによるサービス調停（HLR Feature Request Dispatching and HLR Feature Arbitration）」、発明者ミッチェル・ハウデ（Michel Houde ） 発明の背景 発明の技術分野 本発明はセルラー電話網に関するものであり、特に呼の設定と配信中にいつサ ービスが関係するかを決めることの他に、加入者のサービス選択に応じて加入者 のサービスをネットワークが処理することに関するものである。 従来の技術 現存するセルラー電話網は加入者に多くの特別なサービスを提供している。通 常これらのサービスは標準のセルラー電話サービスに加えて提供されるので、こ れらのサービスにアクセスして利用するのに、加入者は追加料金の支払いが要求 される。これらのサービスの例として、ボイスメール、コールフォワーディング 、短縮ダイヤル、多元通話、電話会議、電話転送、柔軟な警報発生などが含まれ る。 無線（セルラー）電話網用の現在の(TR45)ネットワーク標準モデル(NRM)では 、ホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)がその種のサービスを実行する責任を 持つ主たるネットワークノードである。加入者は自分の移動局を介してサービス コードをダイヤルすることによって、サービスの実行を促したり止めたりして要 求する。それから、ダイヤルされたサービスコードを含むメッセージが移動局か ら エアインターフェイスを介して、基地局(BS)を通り、サービング・モバイル交換 センター(MSC)に送られる。それから、サービス要求メッセージは評価のために モバイル交換センターによりホーム・ロケーション・レジスタに送られる。それ から、ホーム・ロケーション・レジスタはサービス要求返答メッセージを返す。 返答メッセージにはサービスコードに応答して要求されたサービスを実行するた めに、もしあればモバイル交換センターがなすべきアクションを明記した命令が 含まれる。加入者の移動局に向けてダイヤルされた着信呼の設定と配信が行われ ると共に、サービスの実行に関して同様のプロセスがホーム・ロケーション・レ ジスタにおいて実行される。 ネットワーク・アーキテクチャの最近の進歩により、セルラー電話網と共に無 線インテリジェント・ネットワーク(IN)が実現している。インテリジェント・ネ ットワーク機構の主要な効果は、ネットワークにより提供される仕向操作のため の「知能」を、各モバイル交換センターとおそらく他のネットワークノード内の 現在の位置から、この分野でサービス・コントロール・ポイント(SCP)と呼ばれ る１個または２個以上の中央ノード内の替わりの位置に移すことである。加入者 がダイヤルしたサービスコードによるかあるいは呼の設定と配信の過程によるか いずれかで開始されたサービスはすべてでなくとも多くが、結局はホーム・ロケ ーション・レジスタよりはむしろサービス・コントロール・ポイントで実行され るであろうことが予想される。このために、加入者の要求に続くサービス指令（ すなわちそのサービスをどこで実行したのか）と、呼の設定と配信中にサービス 調停（arbitration）（すなわち、複数のノード間で実行されるサービスの相対 的優先度）の両方に関するネットワーク処理問題が発生する。 発明の要約 本発明の一実施例におけるサービス指令問題へのアプローチでは、ある交換ノ ードが現在ある移動局のために働いていて、その交換ノードを介してあるサービ スが要求されている場合、交換ノードは移動局用のホーム・ロケーション・レジ スタをバイパスして、その替わりにそのサービスをサポートする無線インテリジ ェントネットワーク内のサービス・コントロール・ポイントに直接送り、そこで サービス要求メッセージが処理されるようにする。別の実施例では、現在働いて いる交換ノードがサービス要求メッセージをホーム・ロケーション・レジスタに 送り、ホーム・ロケーション・レジスタはサポートしているサービスを処理して 、サポートしてないサービスをサービス・コントロール・ポイントに指令し、そ こで処理させる。他の実施例では、現在働いている交換ノードがサービス要求メ ッセージをサービス・コントロール・ポイントに送り、ホーム・ロケーション・ レジスタをバイパスして、サービス・コントロール・ポイントはあるサービスを 処理して、他のサービスをホーム・ロケーション・レジスタに戻してそこで処理 させる。 本発明による一実施例における呼の設定と配信中のサービス調停問題へのアプ ローチでは、ホーム・ロケーション・レジスタは無線インテリジェントネットワ ークのサービス・コントロール・ポイントを介してルーチング／ローミング番号 に対する要求メッセージを送る。それからサービス・コントロール・ポイントは サービスが呼の設定と配信に関係があるか否かを判断し、もしそうならば、適切 な命令をホーム・ロケーション・レジスタに返す。さもなくば、受信したメッセ ージをサービス・コントロール・ポイントによりサービング交換ノードに送り、 移動局に対する従来の呼の設定を完了する。他の実施例では、ホーム・ロケーシ ョン・レジスタはサービス・コントロール・ポイントに、サービスが呼の設定と 配信に関係があるか否かについて質問する。それからサービス・コントロール・ ポイントにより供給される質問の回答に従って、ホーム・ロケーション・レジス タにより呼の設定と配信が適切に処理される。 図面の簡単な説明 以下、付図を参照しながら後述の詳細な説明を参照することにより、本発明の 方法と装置とがより完全に理解されるであろう。 図１は本発明を実施することができるセルラー電話網の略図である。 図２は加入者のサービス要求に応じて従来技術の方法により図１のセルラー電 話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図である。 図３は加入者のサービス要求に応じて本発明の第１の実施例により図１のセル ラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図である 。 図４は加入者のサービス要求に応じて本発明の第２の実施例により図１のセル ラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図である 。 図５は加入者のサービス要求に応じて本発明の第３の実施例により図１のセル ラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図である 。 図６は呼の設定と配信を実行するのに、従来の方法により図１のセルラー電話 網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図である。 図７は呼の設定と配信を実行するのに、本発明の第１の実施例により図１のセ ルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図であ る。 図８は呼の設定と配信を実行するのに、本発明の第２の実施例により図１のセ ルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作とを示す図であ る。 図面の詳細な説明 図１を参照すると、相互接続された複数個のモバイル交換センター(MSC)12を 含むセルラー電話網10の略図が示してある。モバイル交換センター12は２個しか 示してないが、ネットワーク10にはおそらくもっと多くのノードが相互接続され ることが理解されるであろう。第１と第２のモバイル交換センター12(1)と12(2) とは何種類かの既知の電話交換機のうち任意のものを含んでよい。これらの交換 機として、複数個の移動局(MS)14にディジタルまたはアナログいずれかのサービ スを提供するために、この分野で通常使用されて知られている交換機が含まれる 。モバイル交換センター12は音声トランク18（点線で示す）と信号リンク16（実 線で示す）の両方を介して相互に接続されている。これは既知のISUP（またはR1 またはR2）型接続になっている。音声トランク18は音声とデータの通信路を提供 し、モバイル交換センター12間で加入者の会話を運ぶのに使われる。信号リンク 16はモバイル交換センター12間でコマンドメッセージを運ぶ。これらのメッセー ジはたとえば、音声トランクを介した音声とデータの通信リンクを設定したり解 除したりすることと、移動局14に対する呼び出しサービスの処置を制御するのに 使うことができる。 各モバイル交換センター12はまた、信号リンク24により、付随するビジター位 置レジスタ(VLR)22を通ってホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)20にも接続さ れている。信号リンク24は既知のモバイル・アプリケーション・パート(MAP)ま たはIS-41型接続になっている。ホーム・ロケーション・レジスタ20は移動局14 とその加入者とに関する情報を記憶し、その情報には位置情報とサービス情報と が含まれる。 モバイル交換センター12は更に複数個の基地局34に接続されている。基地局34 はもっとも近くにある移動局14とエアインターフェイス36を介して無線周波数通 信を行うように働く。モバイル交換センター12はこの無線周波数通信の働きを制 御するのに、周知の方法で働く。 セルラー電話網10は好ましくは無線インテリジェント・ネットワーク(IN)とし て実現される。したがって、更に少なくとも１個のサービス・コントロール・ポ イント(SCP)40を含む。モバイル交換センター12は信号リンク42によりサービス ・コントロール・ポイント40に接続されている。ここではモバイル・アプリケー ション・パート(MAP)、IS-41、インテリジェント・ネットワーク・アプリケーシ ョン・パート(INAP)、またはトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ ョン・パート(TCAP)のようなプロトコルを使う。ホーム・ロケーション・レジス タ20は更にMAP、IS-41、またはTCAPの信号リンク42を用いて、サービス・コント ロール・ポイント40にも接続されている。サービス・コントロール・ポイント40 はネットワーク10の「知能」を実現するための中央処理プラットフォームを提供 する。 図１にはノード間に直接通信リンク（信号リンクとまたはトランク）が示して あるが、リンクは図示したノード間で必ずしも直接である必要はなく、替わりに モバイルネットワークの多くの他の通信ノード（図示せず）を通してもよく、ま た、おそらく他の通信網（たとえば公衆交換電話網PSTN）さえ利用してもよいこ とを、当業者は理解されるであろう。すなわち、図１では、図とネットワーク10 内に含まれるいくつものノード間の通信関係とを簡単化することにより、「実質 的な」やり方でリンクを図示したものである。 図１と図２とを参照すると、図２は加入者のサービス要求に応じて従来技術の 方法により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード 動作とを示す図である。移動局14の加入者によりサービス要求がダイヤルされる （アクション100）。それからサービス発信メッセージ102が移動局14から（エア インターフェイスと基地局とを介して）モバイル交換センター12に送られる。そ れに呼応して、モバイル交換センター12はダイヤルされたサービスコードを含む サービス要求メッセージ104を、ホーム・ロケーション・レジスタ20に送る。そ れから、ホーム・ロケーション・レジスタ20はメッセージ104を処理して、その 加入者がそのサービスを利用する権利があるか否かを判断し、もしそうならば、 要求に応じてどんなアクションをとる必要があるか、またそのサービスを実行す るために、もしあれば、どんな命令をモバイル交換センターに与える必要がある かを判断する。それから、必要な命令を含むサービス要求返答メッセージ106が ホーム・ロケーション・レジスタ20からモバイル交換センター12に返される。 更に図３を参照すると、加入者のサービス要求に応じて本発明の第１の実施例 により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作 とが示してある。移動局14の加入者によりサービス要求がダイヤルされる（アク ション100）。それからサービス発信メッセージ102が移動局14から（エアインタ ーフェイスと基地局及びおそらく基地局のコントローラー（図示せず）とを介し て）モバイル交換センター12に送られる。それに応答して、モバイル交換センタ ー12はダイヤルされたサービスコードを含むサービス要求メッセージ104を、ホ ーム・ロケーション・レジスタ20に送る。それから、ホーム・ロケーション・レ ジスタ20はメッセージ104を処理して（アクション110）、その加入者がそのサー ビスを利用する権利があるか否かを判断する。もしそうならば、ホーム・ロケー ション・レジスタ20は更にアクション110で、そのサービスがホーム・ロケーシ ョン・レジスタ20またはサービス・コントロール・ポイント40で実行されるか否 かを判断する。この判断は、サービスにつけられた優先度の他に、処理能力と負 荷とを備えたホーム・ロケーション・レジスタを含むいくつかの因子を評価する ことに基づいて行うことができる。 もしホーム・ロケーション・レジスタ20がその要求を扱うことになれば、さら にステップ112で、その要求に応じてどんなアクションをとる必要があるか、ま たそのサービスを実行するために、もしあれば、どんな命令をモバイル交換セン ター12に与える必要があるかを判断する。それから、必要な命令を含むサービス 要 求返答メッセージ106がホーム・ロケーション・レジスタ20からモバイル交換セ ンター12に返され、ここでサービスが開始される。 もしホーム・ロケーション・レジスタがその要求を扱わないのであれば、サー ビス・コントロール・ポイント40がそのサービスを処理するように指令される。 ダイヤルされたサービスコードを含むサービス要求メッセージ104'が適当なサー ビス・コントロール・ポイント40に送られる。それから、サービス・コントロー ル・ポイント40はメッセージ104'を処理して、要求に応じてどんなアクションを とる必要があるか、またそのサービスを実行するために、もしあれば、どんな命 令をモバイル交換センター12に与える必要があるかを判断する（アクション114 ）。それから、必要な命令を含むサービス要求返答メッセージ106'/106が、サー ビス・コントロール・ポイント40からホーム・ロケーション・レジスタ20を通っ てモバイル交換センター12に返され、ここでサービスが開始される。サービスの 開始と共に、または移動局と一緒に始めることが必要かもしれない他のサービス に関して、ホーム・ロケーション・レジスタは追加の処理を行うことがある（ア クション116）。 ホーム・ロケーション・レジスタがサービスコードを処理すべきか、それとも サービス・コントロール・ポイントがサービスコードを処理すべきであるかの判 断は、規定（Provision）の思想に従って行われる。前の例では、ホーム・ロケ ーション・レジスタがサービス要求を受信する。それは規定（Provision）を通 じて、どのサービスコード（あるいはもっと一般的にはどのトリガ）がネットワ ークのどのノードにより処理されるかを知っている。ホーム・ロケーション・レ ジスタはそれ自身でいくつかのサービスを処理することができ、サービス・コン トロール・ポイントのような他のノードにより処理されるいくつかのサービスが 規定と照合して確認される。ホーム・ロケーション・レジスタが別のノードによ り処理されるサービスコード／トリガに付随するサービス要求を確認すると、そ の要求はそのノードに指令される。 この運用の構図では、ホーム・ロケーション・レジスタはサービスの実行の制 御にとどまる。それは自分でサービスを実行してもよいし、あるいは実行をサー ビス・コントロール・ポイントに渡す（すなわち指令する）こともできる。更に 別のやり方として、ホーム・ロケーション・レジスタはサービス要求をサービス ・コントロール・ポイントに替えて別のホーム・ロケーション・レジスタに指令 することもできる。アクション110でホーム・ロケーション・レジスタにより実 行されるプロセスは更に、加入者が選択したサービスに応答して、２個以上のサ ービス・コントロール・ポイント40のうちどれが適切なノードを提供するかを、 規定を通して確認することができるようになっている。また、規定と照合して、 あるサービス／トリガに対して責任のあるノード（１個または複数）が確認され 、その責任に応じて指令が行われる。ここにおけるマルチ・サービス・コントロ ール・ポイント指令は、図５におけるモバイル交換センター12のサービス処理（ 点線で示したメッセージ104'、105'、104"、106'および107'を介する）に関して 実行されるマルチ指令操作と類似している。サービスを実行するのにホーム・ロ ケーション・レジスタがこのように動的制御を行うことは、以下のような現在の ネットワーク状態に対応するのに必要である。その状態として、ノードの稼働率 （ローディングの制限に起因する）、ノードの故障、サービスの向上（新しいま たは改良されたサービス・コントロール・ポイントによりサービスの新しいバー ジョンが実行されることに起因する）、マーケットの要求（１人の加入者に対す る複数のサービスが多くのサービス・コントロール・ポイント間に分割されたこ とに起因する）が含まれる。 更に図４を参照すると、加入者のサービス要求に応じて本発明の第２の実施例 により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作 とが示してある。移動局14の加入者によりサービス要求がダイヤルされる（アク ション100）。それからサービス発信メッセージ102が移動局14から（エアインタ ーフェイスと基地局とを介して）モバイル交換センター12に送られる。それに呼 応して、モバイル交換センター12はダイヤルされたサービスコードを含むサービ ス要求メッセージ104'を、サービス・コントロール・ポイント40に送る。それか ら、サービス・コントロール・ポイント40はサービス要求メッセージ104'を処理 して（アクション110'）、その加入者がそのサービスを利用する権利があるか否 かを判断する。もしそうならば、サービス・コントロール・ポイント40は更にア クション110'で、そのサービスがサービス・コントロール・ポイント40またはホ ーム・ロケーション・レジスタ20で実行される否かを判断する。この判断は、サ ービスにつけられた優先度の他に、サービス・コントロール・ポイントの処理能 力と負荷とを含むいくつかの因子の評価に基づいて行うことができる。 もしサービス・コントロール・ポイント40がその要求を扱うことになれば、さ らにステップ112'で、その要求に応じてどんなアクションをとる必要があるか、 またそのサービスを実行するために、もしあれば、どんな命令をモバイル交換セ ンター12に与える必要があるかを判断する。それから、必要な命令を含むサービ ス要求返答メッセージ106'がサービス・コントロール・ポイント40から、モバイ ル交換センター12に返され、ここでサービスが実行される。 もしサービス・コントロール・ポイント40がその要求を扱わないことになると 、そのサービスはホーム・ロケーション・レジスタ20が処理するように指令され る。ダイヤルされたサービスコードを含むサービス要求メッセージ104が適当な ホーム・ロケーション・レジスタ20に送られる。それからホーム・ロケーション ・レジスタ20はメッセージ104を処理して（アクション114'）、その要求に応じ てどんなアクションをとる必要があるか、またそのサービスを実行するために、 もし何かあれば、どんな命令をモバイル交換センター12に与える必要があるかを 判断する。それから、必要な命令を含むサービス要求返答メッセージ106/106'が ホーム・ロケーション・レジスタ20からサービス・コントロール・ポイント40を 通ってからモバイル交換センター12に返され、ここでサービスが実行される。サ ービスが開始されると共に、または移動局と一緒に始めることが必要かもしれな い他のサービスに関して、サービス・コントロール・ポイント40が追加の処理を 行うことができる（アクション116'）。 この運用の構図では、サービス・コントロール・ポイントはサービスの実行の 制御にとどまる。それは自分でサービスを実行してもよいし、あるいは実行をホ ーム・ロケーション・レジスタに渡す（すなわち指令する）こともできる。更に 別のやり方として、サービス・コントロール・ポイントはサービス要求をホーム ・ロケーション・レジスタに替えて別のサービス・コントロール・ポイントに指 令することもできる。アクション110'でホーム・ロケーション・レジスタにより 実行されるプロセスは更に、加入者が選択したサービスに応答して、２個以上の サービス・コントロール・ポイント40のうちどれが適切なノードを提供するかを 確認することができるようになっている。ここにおけるマルチ・サービス・コン トロール・ポイント指令は、図５におけるモバイル交換センター12のサービス処 理（点線で示したメッセージ104'、105'、104"、106'および107'を介する）に関 して実行されるマルチ指令操作と類似している。サービスを実行するのにサービ ス・コントロール・ボイントがこのように動的制御を行うことは、以下のような 現在のネットワーク状態に対応するのに必要である。その状態として、ノードの 稼働率（ローディングの制限に起因する）、ノードの故障、サービスの向上（新 しいまたは改良されたサービス・コントロール・ポイントによりサービスの新し いバージョンが実行されることに起因する）、マーケットの要求（１人の加入者 に対する複数のサービスが多くのサービス・コントロール・ポイント間に分割さ れたことに起因する）が含まれる。 更に図５を参照すると、加入者のサービス要求に応じて本発明の第３の実施例 により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動作 とが示してある。移動局14の加入者によりサービス要求がダイヤルされる（アク ション100）。それからサービス発信メッセージ102が移動局14から（エアインタ ーフェイスと基地局とを介して）モバイル交換センター12に送られる。それに呼 応して、モバイル交換センター12は移動局の識別番号とダイヤルされたコードと を評価し、それからダイヤルされたサービスコードを含むサービス要求メッセー ジ104'/105'を、適切なサービス・コントロール・ポイント40に送る。それから サービス・コントロール・ポイント40はサービス要求メッセージ104'/105'を処 理して、その加入者がそのサービスを利用する権利があるか否かを判断し、もし そうならば、その要求に応じてどんなアクションをとる必要があるのか、またそ のサービスを実行するために、もしあれば、どんな命令をモバイル交換センター 12に与える必要があるかを判断する。それから、必要な命令を含むサービス要求 返答メッセージ106'/107'がサービス・コントロール・ポイント40から、モバイ ル交換センター12に返され、ここでサービスが実行される。 図５のプロセスは図２のプロセスと一緒に実行することができる。その場合、 モバイル交換センター12に移動局の識別番号とダイヤルされたサービスコードと 評価させて（アクション108）、サービス要求メッセージ104をホーム・ロケーシ ョン・レジスタ20に送るべきか、それともサービス要求メッセージ104'/105'を サービス・コントロール・ポイント40に送るべきかを判断する。あるサービス・ コントロール・ポイント40がメッセージ104'を受信して、加入者が選択したサー ビスに応じて、それを別のサービス・コントロール・ポイント40に指令すること ができる（点線で示したメッセージ104"のように）。ここで指令はローディング と優先度の因子を考慮すると共に、モバイル交換センターの明記された規定に従 って行われる。あるいは、指令の静的／動的制御を行うこともできる。静的指令 では、モバイル交換センターは現在動いているすべての移動局に関してどこにサ ービス要求を送るべきかを指示される。また、動的指令では、モバイル交換セン ターはある移動局が要求を出していることに関してどこにサービス要求を送るべ きかを指示される。静的指令と動的指令を混合して行うこともできる。 図１と図６とを参照すると、図６には呼の設定と配信を実行するのに、従来の 方法により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード 動作とを示してある。別のセルラー加入者または公衆交換電話網（PSTN）から移 動局14の電話帳番号（Ｂ番号）にダイヤルされた呼200が発信され、第１の（発 信またはゲートウェイ）モバイル交換センター12(1)で受信される。それから、 発信モバイル交換センター12(1)は位置要求（送信ルーチング）メッセージ202に ついてホーム・ロケーション・レジスタ20に質問する。位置要求（送信ルーチン グ）メッセージ202はホーム・ロケーション・レジスタ20により処理されて、被 呼移動局14のセルラー網10のなかで位置（すなわち、第２のまたはサービング・ モバイル交換センター12(2))が決定される。この質問に応じて、ホーム・ロケー ション・レジスタ20は被呼移動局14を扱うサービング・モバイル交換センター12 (2)にルーチング要求（ローミングを行う）メッセージ204を送り、呼に対して準 備をする。それからサービング・モバイル交換センター12(2)はアクション206で 、被呼移動局14の位置（たとえば位置エリア）をある選択された細かさで決定す る。この位置はたとえば、サービング・モバイル交換センター12(2)に付随する ビジター位置レジスタ（図６には図示せず）に記憶されている被呼移動局14の最 新の登録（図示せず）から得られる情報に基づいて確認される。あるいは、サ ービング・モバイル交換センター12(2)は被呼移動局14をページングし（図示ぜ ず）、ページング応答を処理して、もっと精密な位置を決定してもよい。この決 定された位置に従って、サービング・モバイル交換センター12(2)はアクション2 08で、その位置に対する適切なルーチング番号（たとえば一時的な位置帳番号(T LDN)またはローミング番号）を選択する。この例では、サービング・モバイル交 換センター12(2)に付随する複数個の番号からルーチング番号が選択される。そ れから選択されたルーチング番号はホーム・ロケーション・レジスタ20を経由し て、発信モバイル交換センター12(1)に戻される210。それから、被呼移動局14(1 )に対する試みを完了するために、ルーチング番号を使って、着信呼がサービン グ・モバイル交換センター12(2)に配信される（通し接続212）。さらに、着信呼 を現在使用中の基地局34（おそらく基地局コントローラ28を介して）にルーチン グし、それからエアインターフェイス36を介して被呼移動局14(1)にルーチング することにより、呼を完了する。 更に図７を参照すると、呼の設定と配信を実行するのに、本発明の第１の実施 例により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動 作とを示してある。別のセルラー加入者または公衆交換電話網（PSTN）から移動 局14の電話帳番号（Ｂ番号）にダイヤルされた呼200が発信され、第１の（発信 またはゲートウェイ）モバイル交換センター12(1)で受信される。それから、発 信モバイル交換センター12(1)は位置要求（送信ルーチング）メッセージ202につ いてホーム・ロケーション・レジスタ20に質問する。ホーム・ロケーション・レ ジスタ20は移動局14の加入者が加入しているアクティブ・ホーム・ロケーション ・レジスタに基づくサービスを評価して、申し込みが全くないことがわかると、 優先度の低い加入サービスと申し込みがサービス・コントロール・ポイント40で 処理されていることを認識する。それから、ホーム・ロケーション・レジスタ20 はルーチング要求（ローミングを行う）メッセージ204'をサービス・コントロー ル・ポイント40に送る。それに呼応して、サービス・コントロール・ポイント40 は移動局14に対して要求された呼の設定を、サービスに対して記述されているい くつかに関する文脈の中で、評価する（アクション216）。したがって、メッセ ージ204'は評価216を行うのに必要なホーム・ロケーション・レジスタに明記さ れ たパラメータを含むことが理解されよう。もしこれらのパラメータがホーム・ロ ケーション・レジスタにより供給されなかったら、サービス・コントロール・ポ イント40はたとえば、サービング・モバイル交換センター12(2)（図示してある ）またはホーム・ロケーション・レジスタ20（図示せず）のいずれかに適当な質 問240を行って、それらから適切な答えを受けることにより、パラメータを得る ことができる。 サービス・コントロール・ポイント40により評価216がなされることにより、 移動局14に対する呼の設定と配信とをこのときに完了すべきでないと指示される かもしれない。たとえば、もし移動局14の加入者が適当なコードをダイヤルする ことにより（図３，４，５で述べたように処理される）、「邪魔しない（ドーン トディスターブ）」サービスを始動したならば、こういうことが起こりうるであ ろう。当業者に知られているように、ほかの加入者が制御可能なサービス機能が さらに始動して、移動局14に対する呼の設定の完了にある程度影響するかもしれ ない。このようなサービスとして、パラメータ（一日の時刻、日または週、など のような）に基づく、無条件コールフォワーディング、ボイスメールの転送、ま たは呼の処理が含まれる。呼の設定と配信を完了すべきでないという指示に応じ て、サービス・コントロール・ポイント40はルーチング要求返答メッセージ210' を、ホーム・ロケーション・レジスタを介してサービング・モバイル交換センタ ー12(1)に返す。そのメッセージ210’には着信呼200を更に処理せよという命令 が含まれる。あるいはそれから受信した命令に従って呼が完了する212'。この代 替完了はたとえば、呼を被呼移動局の替わりにボイスメールボックスに送ること を含むことができる。 他方もし評価216により呼の設定と配信を完了すべきであると指示されれば、 被呼移動局14のセルラー網10内の位置（すなわち第２のまたはサービング・モバ イル交換センター12(2)）の決定がなされる。それから被呼移動局14を扱うサー ビング・モバイル交換センター12(2)はサービス・コントロール・ポイント40に よりルーチング要求（ローミングを行う）メッセージ204を送られて、呼に対す る準備をする。それからサービング・モバイル交換センター12(2)はアクション2 06で、被呼移動局14の位置（たとえば位置エリア）をある選択された細かさで 決定する。この決定された位置に従って、サービング・モバイル交換センター12 (2)はアクション208で、その位置に対する適切なルーチング番号（たとえば一時 的な位置帳番号(TLDN)またはローミング番号）を選択する。この例では、サービ ング・モバイル交換センター12(2)に付随する複数個の番号のなかからルーチン グ番号が選択される。それから、選択されたルーチング番号はサービス・コント ロール・ポイント40とホーム・ロケーション・レジスタ20を経由して、発信モバ イル交換センター12(1)に戻される210。それから、被呼移動局14(1)に対する試 みを完了するために、ルーチング番号を使って、着信呼がサービング・モバイル 交換センター12(2)に配信される（通し接続212）。さらに、着信呼を現在使用中 の基地局34にルーチングし214、それからエアインターフェイス36を介して被呼 移動局14(1)にルーチングすることによって、呼を完了する。 更に図８を参照すると、呼の設定と配信を実行するのに、本発明の第２の実施 例により図１のセルラー電話網を作動するときの、メッセージの流れとノード動 作とを示してある。別のセルラー加入者または公衆交換電話網（PSTN）から、移 動局14の電話帳番号（Ｂ番号）にダイヤルされた呼200が発信されて、第１の（ 発信またはゲートウェイ）モバイル交換センター12(1)で受信される。それから 、発信モバイル交換センター12(1)は位置要求（送信ルーチング）メッセージ202 についてホーム・ロケーション・レジスタ20に質問する。ホーム・ロケーション ・レジスタ20は、呼の配信に関して被呼移動局14の加入者が加入しているサービ スを必ずしもすべてサポートしないかもしれないことを認識する。それから評価 216'が行われて、現在の着信呼と共にどのサービスを実行すべきかが決められる 。もし決定したサービスがホーム・ロケーション・レジスタ20により処理される ならば、それはもし必要ならば着信呼の処理と共に実行される。他方もし決定し たサービスがホーム・ロケーション・レジスタ20により処理されないならば、そ のサービスをサポートしないサービス・コントロール・ポイント40にサービス質 問218がなされる。また、このことはローディングと優先度のような他の因子を 考慮すると共に、ネットワーク内に確立されている特定の規定によって決定され る。呼の設定と配信に多くのサービス機能が含まれている場合には、多くの順次 質問218をサービス・コントロール・ノードに対して行うことができる（１個 の質問だけが図示してある）。メッセージ218には着信呼をどのように扱うかを 決めるのに必要なホーム・ロケーション・レジスタに明記されているパラメータ が含まれることが理解されよう。もしこれらのパラメータがホーム・ロケーショ ン・レジスタにより供給されなければ、サービス・コントロール・ポイント40が 、たとえば、サービング・モバイル交換センター12(2)(図示せず）またはホーム ・ロケーション・レジスタ20（図示せず）に適切な質問を行って240、それらか ら適切な答え242を受信することによって、パラメータを得ることができる。そ れに応答して、サービス・コントロール・ポイント40は着信呼200を更に処理す るための命令を含むサービス質問回答220/210'を、サービング・モバイル交換セ ンター12(1)に返す。それから受信した命令に従って、もし着信呼と一緒に実行 することが必要ならば、そのサービスが実行される。 この評価216'と、もしあれば、受信した命令とにより、移動局14に対する呼の 設定と配信とをこのときに完了すべきでないと指示されるかもしれない。たとえ ば、もし移動局14の加入者が適当なコードをダイヤルすることにより「邪魔しな い（ドーントディスターブ）」サービスを始動させたならば、こういうことが起 こりうる（図３，４または５で述べたように処理される）。呼の設定を完了すベ きでないとの指示に応じて、ホーム・ロケーション・レジスタ20は着信呼200を 更に処理せよという命令を含む位置要求返答メッセージ210'をサービング・モバ イル交換センター12(1)に返す。あるいは、それから、受信した命令に従って呼 が完了する212'。この代替完了はたとえば、呼をボイスメールボックスに転送す ることを含むことができる。 他方、もし評価216'と、もしあれば、命令とにより呼の設定と配信を完了すベ きであると指示されれば、被呼移動局14のセルラー網10内の位置（すなわちサー ビング・モバイル交換センター12(2))について決定がなされる。それから被呼移 動局14を扱うサービング・モバイル交換センター12(2)はホーム・ロケーション ・レジスタ20によりルーチング要求（ローミングを行う）メッセージ204を送ら れて、呼に対する準備をする。それからサービング・モバイル交換センター12(2 )はアクション206で、被呼移動局14の位置（たとえば位置エリア）をある選択さ れた細かさで決定する。この決定された位置に従って、サービング・モバイ ル交換センター12(2)はアクション208で、その位置に対する適切なルーチング番 号（たとえば一時的な位置帳番号(TLDN)またはローミング番号）を選択する。こ の例では、サービング・モバイル交換センター12(2)に付随する複数個の番号の なかからルーチング番号が選択される。それから選択されたルーチング番号はサ ービス・コントロール・ポイント40とホーム・ロケーション・レジスタ20とを経 由して、発信モバイル交換センタ−12(1)に戻される210。それから、被呼移動局 14(1)に対する試みを完了するために、ルーチング番号を使って、着信呼がサー ビング・モバイル交換センター12(2)に配信される（通し接続）212。さらに、着 信呼を被呼移動局14(1)にルーチングすることにより214、呼を完了する。 サービス指令におけるようなサービスの調停のために、着信呼の処理に関連し て、サービス・コントロール・ポイント40の援助がサービスの優先権の機能とし て行われることはもちろん理解されるであろう。このことは、所定の加入者のサ ービスに優先権が与えられて、その優先権に従ってホーム・ロケーション・レジ スタ20とまたはサービス・コントロール・ポイント40を介してサービスが実行さ れることを意味する。したがって、あるサービスはホーム・ロケーション・レジ スタ20で実行され、また別のサービスがサービス・コントロール・ポイント40で 実行される。さらに、呼の設定と配信の過程ではいつでも、ホーム・ロケーショ ン・レジスタとサービス・コントロール・ポイントの援助を求めることができる 。したがって、位置要求（送信ルーチング）メッセージ202に応じて、ホーム・ ロケーション・レジスタ20により実行される評価216'と質問218のアクションと 、それに続く質問240と返答242と220とを、呼の設定と配信以外の時に交互に実 行することができる。たとえば、包括的に230で示したように、着信呼200に対し て選択されたルーチング番号についてのサービング・モバイル交換センター12(2 )の返答210に従う。また、もし被呼移動局14の加入者が複数のサービスに加入し ていて、これらのサービスのうち２個以上が呼の設定と配信を完了する過程で実 行可能であれば、多くの場合に１個の着信呼200と呼の設定処理に関連して、ホ ーム・ロケーション・レジスタ20が質問アクション218を行うことができること が理解されよう。質問218のような各々の場合、ホーム・ロケーション・レジス タ20に返されるサービス質問回答220は着信呼200を更に処理するための命令を含 む。 また、このようなアクションは指定されたサービスの優先度に従って行われる。 以上本発明の方法と装置について好ましい実施例を付図で示して詳細に説明し たが、本発明は開示した実施例に限定するものではなく、請求の範囲に記載され ている発明の思想から逸脱することなく、多くの再構成、修正、代替が可能であ ることが理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (54)【発明の名称】 無線インテリジェント・ネットワークにおけるホーム・ロケーション・レジスタによる指令と調 停無線インテリジェント・ネットワークにおけるホーム・ロケーション・レジスタによる指令と 調停 【要約の続き】 ントに、呼の設定と配信にサービスが関係するか否かを 質問する（図８）。各々の場合に対して、サービス・コ ントロール・ポイントはホーム・ロケーション・レジス タが呼を処理するための適切な命令を発する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. サービング・モバイル交換センターと、ホーム・ロケーション・レジスタ と、サービス・コントロール・ポイントとを含む無線インテリジェントネットワ ークにおけるサービスの指令方法であって、 移動局の加入者が所定のサービスを選択したことを示すサービス発信メッセー ジが移動局から発信されると、そのメッセージを該サービング・モバイル交換セ ンターで受信するステップと、 該サービス発信メッセージの受信に応じて、該サービング・モバイル交換セン ターから該サービス・コントロール・ポイントに該サービス要求メッセージを送 るステップと、 該サービス・コントロール・ポイントが該サービス要求メッセージを処理して 、該移動局の加入者により選択された所定のサービスを実行するステップと、 を含む指令方法。 2. 請求項１記載の方法において、前記サービス要求メッセージを処理するス テップは、前記移動局の加入者が選択した所定のサービスに加入しているか否か を判断して、前記移動局の加入者が加入している場合のみ所定のサービスを実行 するステップを含む、指令方法。 3. 請求項１記載の方法において、更に、 前記サービング・モバイル交換センターにより受信された前記サービス発信メ ッセージを処理して、複数個の前記サービス・コントロール・ポイントの中でど れが前記移動局の加入者により選択された所定のサービスをサポートするかを決 めるステップを含み、 前記サービス要求メッセージを送るステップは、複数個の前記サービス・コン トロール・ポイントのうち所定のサービス機能をサポートするポイントに前記サ ービス要求メッセージを送るステップを含む、 指令方法。 4. 請求項１記載の方法において、更に、 前記サービング・モバイル交換センターにより受信された前記サービス発信メ ッセージを処理して、前記ホーム・ロケーション・レジスタが前記移動局の加入 者により選択された所定のサービスをサポートするか否かを決めるステップと、 前記サービス要求メッセージを前記サービス・コントロール・ポイントに替え て前記ホーム・ロケーション・レジスタに送るステップと、 を含む指令方法。 5. 請求項１記載の方法において、更に、 前記サービス・コントロール・ポイントにより受信されたサービス要求メッセ ージを処理して、前記ホーム・ロケーション・レジスタが前記移動局の加入者に より選択された所定のサービスをサポートするか否かを決めるステップと、 前記受信したサービス要求メッセージを前記ホーム・ロケーション・レジスタ に送るステップと、 前記ホーム・ロケーション・レジスタにより前記サービス要求メッセージを処 理して、前記移動局の加入者により選択された所定のサービス機能を実行するス テップと、 を含む指令方法。 6. サービング・モバイル交換センターと、ホーム・ロケーション・レジスタ と、サービス・コントロール・ポイントとを含む無線インテリジェントネットワ ークにおけるサービスの指令方法であって、 移動局の加入者が所定のサービスを選択したことを示すサービス発信メッセー ジが移動局から発信されると、そのメッセージを該サービング・モバイル交換セ ンターで受信するステップと、 該サービス発信メッセージの受信に応じて、該サービング・モバイル交換セン ターから該ホーム・ロケーション・レジスタにサービス要求メッセージを送るス テップと、 該ホーム・ロケーション・レジスタが該移動局の加入者により選択された所定 のサービスをサポートするか否かを決めるステップと、 該ホーム・ロケーション・レジスタにより該サービス要求メッセージを処理し て、もし該ホーム・ロケーション・レジスタによりサポートされていれば、該移 動局の加入者により選択された所定のサービス機能を実行するステップと、 さもなければ、 該サービス要求メッセージを該サービス・コントロール・ポイントに送るステ ップと、 該サービス・コントロール・ポイントにより該サービス要求メッセージを処理 して、該移動局の加入者により選択された所定のサービス機能を実行するステッ プと、 を含む指令方法。 7. 請求項６記載の方法において、前記ホーム・ロケーション・レジスタによ り前記サービス要求メッセージを処理するステップは、前記移動局の加入者が選 択した所定のサービスに加入しているか否かを判断するステップを含む、指令方 法。 8. 請求項６記載の方法において、更に、 前記ホーム・ロケーション・レジスタにより受信された前記サービス発信メッ セージを処理して、複数個の前記サービス・コントロール・ポイントの中でどれ が前記移動局の加入者により選択された所定のサービスをサポートするかを決め るステップを含み、 前記サービス要求メッセージを送るステップは、複数個の前記サービス・コン トロール・ポイントのうち所定のサービスをサポートするポイントに前記サービ ス要求メッセージを送るステップを含む、指令方法。 9. 発信モバイル交換センターと、サービングモバイル交換センターと、ホー ム・ロケーション・レジスタと、サービス・コントロール・ポイントとを含む無 線インテリジェントネットワークにおけるサービスの調停方法であって、 移動局に向けてダイヤルされた着信呼を発信モバイル交換センターで受信する ステップと、 位置要求メッセージを該発信モバイル交換センターから該ホーム・ロケーショ ン・レジスタへ送信するステップと、 ルーチング要求メッセージを該ホーム・ロケーション・レジスタら該サービス ・コントロール・ポイントヘ送信するステップと、 該サービス・コントロール・ポイントにより該ルーチング要求メッセージを処 理して、ダイヤルされた該移動局が加入しているサービスが該着信呼の配信に関 係があるか否かを判断するステップと、 関係のあるサービスに従って、該着信呼に関する呼の設定を完了するステップ と、 を含む調停方法。 10．請求項９記載の方法において、前記呼の設定を完了するステップは、 前記サービス・コントロール・ポイントが関係するサービスに従って前記着信 呼を処理する命令を出すステップと、 出された命令に従って前記着信呼を処理するステップと、 を含む、調停方法。 11．請求項９記載の方法において、前記呼の設定を完了するステップは、 前記ルーチング要求メッセージを前記サービング・モバイル交換センターに送 るステップと、 ルーチング番号を前記サービング・モバイル交換センターから前記サービス・ コントロール・ポイントを通って、前記発信モバイル交換ヤンターに返すステッ プと、 返された該ルーチング番号を使って、前記着信呼を前記サービングモバイル交 換センターまで通し接続するステップと、 を含む、調停方法。 12．請求項９記載の方法において、前記サービス・コントロール・ポイントに より前記ルーチング要求メッセージを処理するステップは、ダイヤルされた前記 移動局が加入しているサービスが前記着信呼の配信に関係があるか否かを判断す るのに必要な情報を、前記サービングモバイル交換センターに質問するステップ を含む、調停方法。 13．発信モバイル交換センターと、サービング・モバイル交換センターと、ホ ーム・ロケーション・レジスタと、サービス・コントロール・ポイントとを含む 無線インテリジェント・ネットワークにおけるサービスの調停方法であって、 移動局に向けてダイヤルされた着信呼を該発信モバイル交換センターで受信す るステップと、 位置要求メッセージを該発信モバイル交換センターから該ホーム・ロケーショ ン・レジスタへ送信するステップと、 該サービス・コントロール・ポイントに質問するステップと、 該サービス・コントロール・ポイントにより質問を処理して、ダイヤルされた 移動局が加入しているサービスが該着信呼の配信と関係があるか否かを判断する ステップと、 関係のあるサービスに従って該着信呼に関する呼の設定を完了するステップと 、 を含む調停方法。 14．請求項１３記載の方法において、前記呼の設定を完了するステップは、 前記サービス・コントロール・ポイントが関係のあるサービスに従って前記着 信呼を処理する命令を前記ホーム・ロケーション・レジスタに供給するステップ と、 供給された命令に従って前記着信呼を処理するステップと、 を含む、調停方法。 15．請求項１３記載の方法において、前記呼の設定を完了するステップは、 前記着信呼を配信する命令を前記サービス・コントロール・ポイントにより前 記ホーム・ロケーション・レジスタに供給するステップと、 ルーチング要求メッセージを前記ホーム・ロケーション・レジスタから前記サ ービング・モバイル交換センターに送るステップと、 ルーチング番号を前記サービング・モバイル交換センターから前記ホーム・ロ ケーション・レジスタを介して、前記発信モバイル交換センターに返すステップ と、 返された前記ルーチング番号を使って、前記着信呼を前記サービング・モバイ ル交換センターまで通し接続するステップと、 を含む、調停方法。 16．請求項１３記載の方法において、前記サービス・コントロール・ポイント により前記質問を処理するステップは、ダイヤルされた前記移動局が加入してい るサービスが前記着信呼の配信の関係があるか否かを判断するのに必要な情報を 、 前記サービング・モバイル交換センターに質問するステップを含む、調停方法。