JPH0420724B2 - - Google Patents

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JPH0420724B2
JPH0420724B2 JP12116287A JP12116287A JPH0420724B2 JP H0420724 B2 JPH0420724 B2 JP H0420724B2 JP 12116287 A JP12116287 A JP 12116287A JP 12116287 A JP12116287 A JP 12116287A JP H0420724 B2 JPH0420724 B2 JP H0420724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
wear
cutting machine
raw pipe
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12116287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63288617A (ja
Inventor
Masayuki Juki
Megumi Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP12116287A priority Critical patent/JPS63288617A/ja
Publication of JPS63288617A publication Critical patent/JPS63288617A/ja
Publication of JPH0420724B2 publication Critical patent/JPH0420724B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は管切断機の鋸刃交換指令装置、特に
鋸刃の摩耗による切断異常の防化に関する。
[従来の技術] 第3図は、例えば長尺圧延素管を指定の製品長
に同時切断するタンデム切断機の概要を示し、図
に示すようにローラ22に載置された素管20は
回転ローラ23で回転されながら複数の鋸刃21
により切断される。なお、24は自動工具交換装
置のチエンジアーム25に取付けられた交換用の
新しい鋸刃である。
上記のように構成された管切断機において、素
管20を切断中の鋸刃21に欠損が生じると、そ
の欠損を判別して新しい鋸刃24と交換する必要
がある。
この鋸刃21の欠損を判別する方法として、従
来は鋸刃毎に切断可能限界動作回数を設定し、こ
の切断可能限界動作回数と実際素管20を切断し
た切断動作回数とを比較して判別する方法、ある
いはこの出願の出願人によつて提案されたように
(特願昭61−293462号、昭和61年12月11日出願)
鋸刃駆動モータの負荷電流と切断動作時の管切断
機の機械的振動量の履歴を求め、この履歴により
鋸刃を交換する時期を判別する方法が採用されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の鋸刃毎に切断可能限界動作回数を設
定する方法を少量多品種ロツトを製造する製造ラ
インに適用すると素管の材質、寸法が多岐にわた
り変化するため、変化する材質、寸法に応じた適
正な限界動作回数の設定が困難であるという問題
点があつた。
また、鋸刃駆動モータの負荷電流、管切断機の
機械的振動量の履歴から鋸刃交換時期を判別する
方法は鋸刃の歯欠けによる異常検知には有効であ
るが、鋸刃の摩耗検出は困難であるという問題点
がある。
この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたものであり、鋸刃の摩耗状況を推定し、適正
な摩耗限界に達したときに鋸刃の交感指令を出力
することができる管切断機の鋸刃交換指令装置を
得ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る管切断機の鋸刃交換指令装置は
切断機制御装置からの駆動信号により素管を切断
する管切断機において、切断する素管の平均肉
厚、平均外径、材質情報及び鋸刃の切断可能限界
値を設定する入力手段と該入力手段から入力する
素管の材質情報から鋸刃の耐用度係数αを決定す
るα決定手段と;上記入力手段で入力する素管の
平均肉厚、平均外径及びα決定手段で決定した耐
用度係数αから1回の切断で発生する鋸刃の摩耗
量を演算する摩耗量演算手段と;上記切断機制御
装置から送られる切断完了信号毎に摩耗量演算手
段で演算した摩耗量を加算する加算手段と;該加
算手段で加算した摩耗量と記入力手段で入力され
た鋸刃の切断可能限界値とを比較し、加算した摩
耗量が切断可能限界値を超えたときに鋸刃交換指
令を上記切断機制御装置に出力する比較手段とを
備えたことを特徴とする。
[作用] この発明において、切断する素管の材質情報か
ら得られる鋸刃の耐用度係数α及び素管の寸法か
ら1回の切断で発生する鋸刃の摩耗量を求め、こ
の摩耗量に基き鋸刃の交換指令を出力する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
であり、図において、1は入力手段であり、入力
手段1には切断する素管の切断点の平均肉厚t、
平均外径D、各ロツト毎に素管の材質情報として
引張強さk及び鋸刃の切断可能限界値Bが設定さ
れる。2は入力手段1に設定された素管の引張強
さkから鋸刃の耐用度係数αを決定するα決定手
段、3は入力手段1に設定された素管の肉厚t、
外径D及びα決定手段2から出力する鋸刃の耐用
度係数αとから1回の切断で発生する鋸刃の摩耗
量を演算する摩耗量演算手段、4は摩耗量演算手
段3で出力する摩耗量を加算する加算手段、5は
加算手段4で加算された摩耗量と入力手段1に設
定された鋸刃の切断可能限界値Bとを比較する比
較手段、6は記憶手段、7は表示手段、9は管切
断機に駆動信号を出力する切断機制御装置であ
る。
以下、上記ように構成された管切断機の鋸刃交
換指令装置の動作を説明する。
入力手段1から切断する素管の引張強さkがα
決定手段2に入力されると、α決定手段2で鋸刃
の耐用度係数αが決定される。この耐用度係数α
は素管の材質により係数であり、同一材質の素管
を切断し続けたときに、素管の断面積換算で鋸刃
をどの位の面積まで使用できるかを表わしている
ものであり、例えば第2図に示すように表わされ
る。すなわち引張強さの大きい材質の場合は耐用
度係数αは小となり、逆に引張強さの小さい場合
は耐用度係数αは大となる。この素管の引張強さ
kに応じた耐用度係数αを決定し摩耗量演算手段
3に出力する。摩耗量演算手段3ではこの耐用度
係数αと素管の肉厚t、外径Dから引張強さkの
素管を1回切断するときに発生する鋸刃の摩耗量
Aを演算する。この素管の1回切断時の摩耗量A
は次式で示される。
A=πt(D−t)/2α×106×100(%) ……(1) この(1)式で各切断毎の摩耗量Aが演算されて加
算手段4に送られ、切断機制御装置8から切断完
了信号9が送られる毎に加算され加算した摩耗量
Aiが Ai=Ai-1+πt(D−t)/2α×106×100 ……(2) として得られる。なお、iは切断回数を示す。こ
の加算した摩耗量Aiは比較手段5に送られると同
時に記憶手段6に送られて記憶され、かつ表示手
段7に表示される。
比較手段5に送られた加算した摩耗量Aiが入力
手段1に設定された鋸刃の切断可能限界値Bと比
較され加算した摩耗量Aiが切断可能限界値Bと等
しくなるか、あるいは超えたときに比較手段5か
ら切断機制御装置8に鋸刃の交換指令を出力す
る。
切断機制御装置8は鋸刃交換指令により管切断
機の鋸刃を交換する。
以上説明したように、この実施例においては素
管の断面積を素管材質で定まる耐用度係数αで除
して1回の切断により生じる鋸刃の摩耗の進行量
を求めるようにしたので、、切断すべき素管の材
質の変更があつても、その材質に応じて鋸刃の摩
耗量を推定することができる。
なお、管切断機には第3図に示すように自動工
具交換装置が装備されているが、製造スケジユー
ルの都合上切断する素管の寸法に変更があり、そ
の寸法によつては途中で鋸刃を組替える場合があ
る。この場合には各鋸刃に番号を付し、この鋸刃
番号別に上記加算した摩耗量Aiを記憶手段6に記
憶しておき、自動工具交換装置と同期して入力手
段1に鋸刃番号を入力し、記憶手段6から鋸刃番
号に対応した鋸刃の摩耗量Aiを加算手段4に送る
ことにより、途中組替があつても摩耗情報の継続
性を確保することができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、切断する素管
の材料情報から得られる鋸刃の耐用度係数αと素
管の寸法から1回の切断で発生する鋸刃の摩耗量
を求め、この摩耗量の加算値と鋸刃の切断可能限
界値と比較して鋸刃交換指令を行なうようにした
ので、少量多品種製造ラインにおいても最適な鋸
刃交換時を指令することができる。
また、鋸刃の組替えを行なう操業状態において
も摩耗情報の継続性を確保し得るから、組替え操
業においても適正な鋸刃摩耗を検出することがで
きる。
さらに、定量的に鋸刃の摩耗量を推定できるか
ら、鋸刃を最適な状態まで使用することができ、
鋸刃原単位を10〜15%程度低減することができる
と共に、交換作業に関しオペレータの監視業務の
省略化を図ることができる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロツク図、
第2図は素管の引張強さkと鋸刃の耐用度係数α
との関係を示す特性図、第3図はタンデム切断機
の概要を示す説明図である。 1……入力手段、2……α決定手段、3……摩
耗量演算手段、4……加算手段、5……比較手
段、6……記憶手段、7……表示手段、8……切
断機制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 切断機制御装置からの駆動信号により素管を
    切断する管切断機において、 切断する素管の平均肉厚、平均外径、材質情報
    及び鋸刃の切断可能限界値を設定する入力手段
    と; 該入力手段から入力する素管の材質情報から鋸
    刃の耐用度係数αを決定するα決定手段と; 上記入力手段で入力する素管の平均肉厚、平均
    外径及びα決定手段で決定した耐用度係数αから
    1回の切断で発生る鋸刃の摩耗量を演算する摩耗
    量演算手段と; 上記切断機制御装置から送られる切断完了信号
    毎に摩耗量演算手段で演算した摩耗量を加算する
    加算手段と; 該加算手段で加算した摩耗量と上記入力手段で
    入力された鋸刃の切断可能限界値とを比較し、加
    算した摩耗量が切断可能限界値を超えたときに鋸
    刃交換指令を上記切断機制御装置に出力する比較
    手段と を備えたことを特徴とする管切断機の鋸刃交換指
    令装置。
JP12116287A 1987-05-20 1987-05-20 管切断機の鋸刃交換指令装置 Granted JPS63288617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12116287A JPS63288617A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 管切断機の鋸刃交換指令装置

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JP12116287A JPS63288617A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 管切断機の鋸刃交換指令装置

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JPS63288617A JPS63288617A (ja) 1988-11-25
JPH0420724B2 true JPH0420724B2 (ja) 1992-04-06

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JP12116287A Granted JPS63288617A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 管切断機の鋸刃交換指令装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002102537A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-27 Nippon Steel Corporation Procede et equipement de production de rails

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JP2778958B2 (ja) * 1988-04-04 1998-07-23 株式会社アマダ 鋸刃の寿命判別予測装置
JPH0396160U (ja) * 1990-01-24 1991-10-01
JP2005334989A (ja) 2004-05-25 2005-12-08 Fanuc Ltd ワイヤカット放電加工機の使用済みワイヤ切断装置

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CN1298501C (zh) * 2001-05-30 2007-02-07 新日本制铁株式会社 钢轨的制造方法及其制造设备

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