JPH04205832A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイマー予約機能付きのＶＴＲ等の磁気記録
再生装置に係り、特にタイマ予約操作時にテープ編集が
可能な磁気記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

特開昭６１−２９４７６号公報に記載された磁気記録再
生装置においては、テープ残量時間がタイマー予約され
た記録時間よりも短い場合には、この旨を表示器に点滅
等で表示させ、また、テープ残量検出のため走行した分
だけテープを巻き戻すようにした技術が開示されている
。この先願においては、装着されたテープの残量時間が
予約記録時間より短いかどうかが事前に自動判別できる
ので、この点では利便性が良い。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記した従来技術を含む従来のＶＴＲに
おいては、タイマー予約されたプログラム（番組内容）
は、各予約プログラムの予約実行時刻の時系列上での順
番（放送時間の順番）に従ってテープ上に記録されるよ
うになっており、テープのどの部分にどの記録内容を記
録するかについては全く考慮されていなかった。このた
め、ユ−ザーが所有する順序に記録内容を並び替えるに
は、記録終了後、テープ編集を行なわなければならなか
った。

本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、タイマ予約操作時にテープ編集が可能な磁
気記録再生装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記した目的を達成するため、タイマー記録予
約時に、各予約プログラムの記録時間と記録するテープ
速度モードを選択して設定できる機能を具備した磁気記
録再生装置において、各予約プログラムのタイマー予約
実行時刻の時系列上での前後にかかわらず、各予約プロ
グラムのテープ残量部分への記録位置を任意の順番で設
定できるタイマー予約記録位置設定手段が設けられた、
構成とされる。

〔作用〕

例えば、各プログラムのタイマー記録予約がなされる毎
に、各予約プログラムの記録実行に必要なテープ長に対
応する時間値を積算して格納すると共に、この時間値に
基づきテープ残量郡部の頭から各予約プログラムの記録
位置が順番に設定される。かなわち、各プログラムのタ
イマー予約がなされる毎に、テープ残量時間からタイマ
ー予約された時間を減じた残量時間を表示手段に表示さ
せ、操作者はこの表示によってタイマー予約可能な残量
時間を確認しながら、時系列上での予約設定順序に従っ
てテープへの記録位置を指定するようになされる。斯様
にすることにより、記録後編集を行なうことなく、タイ
マ予約操作時にテープ編集が可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示した実施例によって説明する。

第１図は、本発明の１実施例に係るＶＴＲの要部ブロッ
ク図であり、同図において、１はタイマー予約設定手段
、２はタイマー予約内容格納部、３はテープ残量時間演
算部、４は表示手段、５は主制御装置、６はテープ走行
制御部である。

上記タイマー予約設定手段１は、例えばリモートコント
ロール装置あるいはＶＴＲ自体に付設されたキー人力手
段等よりなり、該タイマー予約設定手段１を操作するこ
とにより、タイマー記録する日時、記録すべき放送チャ
ンネル、記録時間及び記録時のテープ速度モード等が所
定順序で入力されるようになっており、これらタイマー
予約内容データが前記タイマー予約内容格納部２に記憶
されるようになっている。タイマー予約内容格納部２に
格納された予約内容は、ＶＴＲ全体の制御を司る主制御
装置５が１時計情報と照らし合わせて参照するようにな
っており、各予約プログラム（番組）の記録開始時刻に
至ると録画動作が開始されるようになっている。

前記主制御装置５は、タイマー予約操作時に装着されて
いるテープの残量時間（無記録部分の残量時間）を算出
するため、前記テープ走行制御部６をしてテープを走行
させ、無記録部分の頭出しを行なって残量時間算出のた
めに必要な検出データを取り込んで、これに基づきテー
プ残量時間を公知手法で算呂し、算出結果を眞記タイマ
ー予約内容格納部２並びに前記テープ残量時間演算部３
に送出する。テープ残量時間演算部３は、番組のタイマ
ー予約が行なわれる毎に、前記タイマー予約内容格納部
２からタイマー予約された番組の記録実行に要する時間
データを取り込み、上記テープの残量時間（無記録部分
の残量時間）からタイマー予約された番組の記録実行時
間を減算して、これを液晶デイスプレィ等よりなる前記
表示手段４上に、例えば「このテープの残量時間は、今
の予約で残り約８０分となりました。」の如く表示させ
る。また、タイマー予約内容格納部２は最初のタイマー
予約がなされると、前記テープの無記録部分の頭を当該
予約番組の記録開始位置として、これを格納保持する。

そして、次の（２番目の）番組のタイマー予約が行なわ
れると、同様にテープ残量時間演算部３は、テープの残
量時間（無記録部分の残量時間）から、最初と２番目の
タイマー予約された番組の記録実行に要する時間を積算
した値を減算し、表示手段４上に、例えば「このテープ
の残量時間は、今の予約で残り約５０分となりました。

」の如く表示させる。また、タイマー予約内容格納部２
は２番目のタイマー予約がなされど、前記最初のタイマ
ー予約された番組の記録終了予定位置の次の部分を当該
２番目の予約番組の記録開始位置として、これを格納保
持する。

以下、３番目以降のタイマー予約も同様に行なわれる。

斯様にして、番組のタイマー予約がなされる毎に、テー
プ残量時間からこれまでタイマー予約された全時間を減
じた残量時間を表示手段４に表示させ、操作者はこの表
示によってタイマー予約可能な残量時間を確認しながら
、時系列上での予約設定順序に従ってテープへの記録位
置を指定するようになされる。すなわち、前記２番目に
予約された番組の放送時間が前記最初に予約された番組
の放送時間より早い場合であっても、テープへの記録位
置は、最初に予約された番組の次に２番目に予約された
番組がくるようにされる。

一連のタイマー予約の設定が終了すると、前記主制御装
置５が、タイマー予約内容格納部２に格納された予約内
容を計時情銀と共に参照するようになっており、各予約
番組の記録開始時刻に至る前の適宜のタイミングで、当
該予約番組の記録開始位置へテープを位置付けて待機さ
せ、当該番組の放送が開始されると録画動作を開始させ
るようになっている。

第２図は、本実施例の記録形態を従来の記録形態と対比
して示す説明図である。いま、第２図の上段に示すよう
な各番組の放送予定があり、Ａ番組（再生消去予定の番
Ｍｉ）とＢ番組（連続番組第３回で永久保存を望むもの
）とをタイマー予約する場合、本実施例ではＢ番組を先
に予約設定した後、へ番組を予約設定するようになせば
、同図で下段に示したように連続番組第１．２．３回が
順番に連続した記録形態となる。これに対して、従来技
術においては、Ａ番組とＢ番組のタイマー予約設定順序
（時系列で見た）の如何にかかわらず。

へ番組の放送時間が早いので、同図に中段に示したよう
にテープには、へ番組の次にＢ番組が位置してしまう。

すなわち、本実施例ではタイマー予約操作にテープ編集
が可能となり、ユーザーにとって極めて利便性の高いも
のとなり、例えば第２図に示した例では、テープ上のＡ
番組を再生した後消去すれば、連続番組第３回の次に連
続番組第３回を記録することが可能となる。

なお、上記した実施例においては、時系列上での予約設
定順序に従ってテープへの記録位置を指定するようにし
ているが、例えば、前記表示手段４に、第３図示のよう
に、未記録で且つ未予約のテープ残量時間帯と未記録で
且つ予約済の時間帯とを表示させ、これに基づき操作者
が時系列上でのタイマー予約設定順序の如何にかかわら
ず、第４図に示すように、テープ上の無記録部分の任意
の位置に番組予約記録位置を数値入力等で指定するよう
にすることも可能であり、これは前記テープ残量時間演
算部３に、時間量と時刻との演算処理機能をもたせるこ
とにより容易に実現可能である。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、タイマー予約操作時に、
予約プログラム（番組）のテープ上への記録位置を設定
できるので、テープダビングを行なうことなくテープ編
集が可能となり、利便性が大いに向上する。また、テー
プダビングを行なう必要がないので、画質・音質が劣化
する虞もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係るＶＴＲの要部ブロック
図、第２図は本発明の上記１実施例の記録形態を従来の
記録形態と対比して示す説明図、第３図及び第４図は本
発明の他の実施例に係り、第３図は表示手段による表示
形態の１例を示す説明図、第４図はテープ上への予約記
録位置の１例を示す説明図である。 １・・タイマー予約設定手段、２・・タイマー予約内容
格納部、３・・テープ残量時間演算部、４・・・表示手
段、５・・・主制御装置、６・・・テープ走行制御部。 ８　Ｉ　Ｚ 集　２　図 為　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タイマー記録予約時に、各予約プログラムの記録時
   間と記録するテープ速度モードを選択して設定できる機
   能を具備した磁気記録再生装置において、 各予約プログラムのタイマー予約実行時刻の時系列上で
   の前後にかかわらず、各予約プログラムのテープ残量部
   分への記録位置を任意の順番で設定できるタイマー予約
   記録位置設定手段を設けたことを特徴とする磁気記録再
   生装置。 ２、請求項１記載において、タイマー予約された時系列
   上での予約設定順序に従ってテープへの記録位置を指定
   するようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。