JPH04205223A - 無線印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明は、外部装置から無線送信される印字情報を処
理して印字を行う無線印刷装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の印刷装置では、無線通信を介したデータ
の送受信部を備えた無線印刷装置は提案されていなかっ
た。

〔発明が解決しようとする課題］ このため、ホストコンピュータと印刷装置はインタフェ
ースケーブルを介してデータの送受信を行っていたため
、複数のコンピュータで１台の印刷装置を共有する場合
、ケーブルの引き回しが複雑であるとともに、接続でき
る台数に制限が伴う。

また、印刷装置を移動する度に、ケーブルの引き回しを
変える作業を強いられる。

さらに、接続されていないホストコンピュータとはデー
タの送受信は実質的に不能となり、共有できるホストの
数が制限され、システム拡張が非常に困難となる等の幾
多の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、ホストとなる外部装置と印刷装置とが無線通信し
ながら印字情報を処理することにより、印刷装置と外部
装置との有線配線による制限を排除して、拡張されたシ
ステム内で各外部装置が１台の印刷装置を競合せずに共
有できる無線印刷システムを安価に構築できる無線印刷
装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る無線印刷装置は、外部装置と無線通信し
ながら印字情報を受信して印字手段に転送する通信手段
と、印字手段による印字処理状態に基づいて外部装置か
らの印字要求を管理する管理手段とを設けたものである
。

［作用１ この発明においては、通信手段が外部装置から無線送信
された印字情報を受信すると、管理手段が印字手段によ
る印字処理状態に基づいて外部装置からの印字要求を管
理し、各外部装置からの印字要求が競合しても、一方の
外部装置からの印字要求処理を完了するまで、他方の外
部装置からの無線送信による印字要求を待機させること
を可能とする。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す無線印刷装置の構成
を説明するブロック図であり、１１゜１２はホストコン
ピュータで、無線信号１０１゜１０２を送受信する接続
装置３１．３２が設けられている。

印刷装置２は無線信号１０１，１０２を送受信する接続
装置３３と受信データを解析する解析部５、解析したデ
ータを印字できるデータに展開する展開部６．展開され
たデータを出力する出力部７、複数のホストコンピュー
タとの接続を制御するレディ／ビジー（ＲＥＡＤＹ／Ｂ
ＵＳＹ）管理部４で構成されている。

また、ホストコンピュータ１１と印刷装置２に設けられ
た接続装置３３は、ハンドシェーク用周波数（リクエス
ト用信号）系統とデータ送受信周波数（印字データ）系
統の２系統を持っている。

このように構成された無線印刷装置において、通ｍ手段
（この実施例では接続装置３３）が外部装置（この実施
例ではホストコンピュータ１１゜１２等）から無線送信
された印字情報を受信すると、管理手段（この実施例で
はレディ／ビジー（ＲＥＡＤＹ／ＢＵＳＹ）管理部４）
が印字手段（図示しないプリンタエンジン）による印字
処理状態に基づいて外部装置からの印字要求を管理し、
各外部装置からの印字要求が競合しても、−方の外部装
置からの印字要求処理を完了するまで、他方の外部装置
からの無線送信による印字要求を待機させる。

第２図は、第１図に示したレディ／ビジー（ＲＥＡＤＹ
／ＢＵＳＹ）管理部４の構成を説明する要部ブロック図
であり、第１図と同一のものには同じ符号を付しである
。

この図において、４１はＲ／Ｂ切換え部で、印刷装置２
のＲＥＡＤＹ／ＢＵＳＹを切り換える。

４２はＲ／Ｂステータス部で、現在印刷装置２がホスト
コンピュータ１１等に占有されているかどうかを示すス
テータスを保持する。４３はＲ／Ｂチエツク部で、ホス
トコンピュータ１１等からの接続要求信号を受信した時
に、印刷装置２の状態をチエツクしてその状態をホスト
コンピュータ１に送信する。

以下、第３図を参照しながらこの発明に係る無線印刷装
置における接続処理動作について説明する。

第３図はこの発明に係る無線印刷装置における接続処理
手順の一例を示すフローチャートである。なお、（１）
〜（４）は各ステップを示す。

ホストコンピュータ１１１から無線送信された接続要求
信号となる無線信号１０１が印刷装置２に受信されると
（１）、印刷装置２は、Ｒ／Ｂ管理部４のＲ／Ｂチエツ
ク部４３においてＲ／Ｂステータス部４２を判断する（
２）。この判断でＢＵＳＹの場合は、無線信号１０１を
送信してきたホストコンピュータに対して、ｂｕｓｙ信
号を送信する（３）。

一方、ステップ（２）の判断でｒｅａｄｙの場合は、ホ
ストコンピュータに対してｒｅａｄｙ信号を送信Ｌ（４
）、Ｒ／Ｂステー’；’ス部４２をＢＵＳＹ状態にセッ
トする。

第４図はこの発明に係る無線印刷装置における印字情報
受信処理手順の一例を示すフローチャートである。なお
、（１）〜（６）は各ステップを示す。

上記ｒｅａｄｙ信号を受信したホストコンピュータ１１
は、印字データとなる無線信号１０２の送信処理を開始
し、無線送信された無線信号１０２を受信すると（１）
、解析部５においてコマンド解析を行い（２）、データ
展開部６によって解析したデータを印字できるデータに
展開しく３）、出力部７を通してプリンタエンジン（媒
体）に出力する出力処理を行う（４）。次いで、印刷装
置２は現在のホストコンピュータ１１からの無線信号１
０２が、第５図に示すようなジョブエンドであるかどう
かを判定しく５）　、ＮＯであればステップ（１）に戻
り、ＹＥＳ　（ジョブエンド）ならば、Ｒ／Ｂ管理部４
に制御を移行し、制御部４は、Ｒ／Ｂステータス部４２
をＲＥＡＤＹにセットし、ホストコンピュータ１１から
の接続要求信号待ちの状態となる。

なお、ホストコンピュータ１１に印刷装置２が占有され
ているときは、ホストコンピュータ１２から無線信号１
０１が送信されても、ＢＵＳＹ状態であることを送信す
ることによって、ホストコンピュータ１２の印字要求を
確実に待機させて、混信することなくホストコンピュー
タ１１により印刷装置２を占有させることができる。

また、上記実施例ではＲＥＡＤＹ／ＢＵＳＹの切換え処
理を出力部７の後段処理して行う場合について説明した
が、印字データの解析の後にＲＥＡ　Ｄ　Ｙ／Ｂ　Ｕ　
Ｓ　Ｙの切換え処理を実行する構成であっても良い。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は外部装置と無線通信し
ながら印字情報を受信して印字手段に転送する通信手段
と、印字手段による印字処理状態に基づいて外部装置か
らの印字要求を管理する管理手段とを設けたので、１台
の印刷装置を共有する印刷システムを構築する際に、複
雑な配線作業が不要となり、印刷装置の接地場所を使用
者が自由に設定することができるとともに、設定された
印刷装置を任意の場所に移動配置することも容易に行う
ことができる。

また、複数の外部装置が１台の印刷装置に対して印字出
力が競合するような事態が発生しても、印字要求が先行
する外部装置からの印字出力が終了するまで、次の印字
要求を確実に待機させることができ、単一の印刷装置を
共有する印刷システムにおける外部装置台数の制限がな
く、有線による印刷システムに比べてシステム拡張性を
大幅に向上できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す無線印刷装置の構成
を説明するブロック図、第２図は、第１図に示したレデ
ィ／ビジー管理部の構成を説明する要部ブロック図、第
３図はこの発明に係る無線印刷装置における接続処理手
順の一例を示すフローチャート、第４図はこの発明に係
る無線印刷装置における印字情報受信処理手順の一例を
示すフローチャート、第５図はこの発明に係る無線印刷
装置における印字情報のデータ構造の一例を示す模式図
である。 図中、２は印刷装置、４はレディ／ビジー管理部、５は
解析部、６は展開部、７は出力部、１１．１２がホスト
コンピュータ、３１〜３３は接続装置である。 第２図 第５図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部装置と無線通信しながら印字情報を受信して印字手
   段に転送する通信手段と、前記印字手段による印字処理
   状態に基づいて前記外部装置からの印字要求を管理する
   管理手段とを備えたことを特徴とする無線印刷装置。