JPH04205051A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ５発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、文書作成装置に係わり、特に、カタカナ文字
列の新語登録機能に関する。

（従来の技術） 従来、日本語ワードプロセッサにて文字列をかな漢字変
換により入力する際に、入力シフトをひらがなシフトか
らカタカナシフトに切り替えた後、その読みを、キーボ
ードから入力すると、表示部にカタカナが表示されると
共に、入力されたカタカナの文字列コードがテキストバ
ッファに展開される。従って、上記かな漢字変換モード
にてカタカナを入力するには、予め標準辞書にカタカナ
が見出しとして登録されている単語以外は入力シフトを
ひらがなシフトからカタカナシフトに切り替えなければ
ならない。このため、外来語等が多用される文書等を作
成する場合、ユーザはひらがなシフトからカタカナシフ
トに、又はカタカナシフトからひらがなシフトに頻繁に
シフトを切り替える必要が生じ、文字列入力速度が悪化
するという不都合があった。

そこで、使用するカタカナで表す単語を見出しとし、そ
の読みを新語登録辞書に登録した後、かな漢字変換モー
ドのひらがなシフト状態で、カタカナの読みをキーボー
ドからひらがなで入力し、かな漢字変換キーを押せばカ
タカナに変換されるため、カタカナシフトに切り替える
ことなく、ひらがなシフトのままでカタカナを入力する
ことができるようになり、上記不都合を回避することが
できる。

しかし、この方法では、ユーザがワードプロセッサの新
語登録機能を用いて、予め多数のカタカナ単語を新語登
録しなければならず、カタカナの見出しと範囲を指定し
てからその読みを入力するという操作を多数回行う必要
が生じ、却って手間がかかってしまうという欠点があっ
た。

（発明が解決しようとする課題） カタカナを多用する文章をかな漢字変換モードで入力す
る場合、ひらがなシフトからカタカナシフトへ相互に切
り替える操作を頻繁に行わなければならず、文字の入力
速度が悪化するという欠点が生じる。そこで、これを回
避すべく、カタカナで表される単語を予め新語登録して
おき、カタカナシフトすることなくひらがなシフトのま
までカタカナを入力する方法があるが、前記新語登録の
際にカタカナの見出しと範囲を指定してからその読みを
入力するという操作を多数回行わなければならず、却っ
て手間がかかつて文書作成効率が悪くなるという欠点が
あった。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、多数のカ
タカナ文字列の新語登録を容易且つ短時間に行うことが
できる文書作成装置を提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明はカタカナ文字列を見出しとし、対応するひらが
な文字列を読みとして新語辞書に新語登録する機能を有
する文書作成装置において、カタカナ新語登録コマンド
を入力する入力手段と、この入力手段からカタカナ新語
登録コマンドが入力されると、入力文書の文字コードを
全て展開する文書展開手段と、この文書展開手段によっ
て展開された文字コードからカタカナ文字列を順次検索
する検索手段と、この検索手段により検索されたカタカ
ナ文字列をひらがな文字列に変換する変換手段と、前記
検索手段によって検索されたカタカナ文字列を見出しと
し、この見出しのカタカナ文字列を前記変換手段にて変
換したひらがな文字列を読みに設定する登録設定手段と
、この登録設定手段によって設定された見出しのカタカ
ナ文字列と読みのひらがな文字列を前記新語辞書に登録
する登録手段とを具備した構成を有している。

（作用） 本発明の文書作成装置において、入力手段はカタカナ新
語登録コマンドを入力する。文書展開手段は前記入力手
段からカタカナ新語登録コマンドが入力されると、入力
文書の文字コードを全て展開する。検索手段は前記文書
展開手段によって展開された文字コードからカタカナ文
字列を順次検索する。変換手段は前記検索手段により検
索されたカタカナ文字列をひらがな文字列に変換する。

登録設定手段は前記検索手段によって検索されたカタカ
ナ文字列を見出しとし、この見出しのカタカナ文字列を
前記変換手段にて変換したひらがな文字列を読みに設定
する。登録手段は前記登録設定手段によって設定された
見出しのカタカナ文字列と読みのひらがな文字列を前記
新語辞書に登録する。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第１
図は本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロック
図である。ｌはキーボード等の入力装置（図示せず）か
らコマンドや文字コードを入力する入力部、２は文書の
入力／出力及び登録等の制御を行う制御部、３は文書及
びエラーメツセージ等の表示を行う出力部（表示部）、
４はカレント文書の文字コードを文書展開バッファ７に
展開する文書展開部、５は文書展開バッファ７からカタ
カナ文字列を検索するカタカナ検索部、６は新語辞書に
読みと見出しを登録する新語登録部、７はカレント文書
の文字列コードを展開する文書展開バッファ、８はユー
ザが登録した単語の読みと見出しを記憶している新語辞
書、９は新語登録の際の読みと見出しの文字コードを保
存しているレコードバッファである。

次に本実施例のカタカナ見出しの新語登録動作について
説明する。エディタに文書が展開されている状態で、入
力部１からカタカナ新語登録コマンドが制御部２に入力
されると、制御部２は文書展開部４に対して文書の展開
を要求する。但し、上記カタカナ新語登録コマンドを入
力するためのキーが図示されないキーボード上に設けら
れているものとする。文書展開部４はカレント頁（成る
いは文書）の文字コードを全て抽出して、これを文書展
開バッファ７に展開する。次に制御部２はカタカナ検索
部５を起動する。カタカナ検索部５は文書展開バッファ
７の文字コードを参照し、先頭からカタカナ文字列を順
次検索する。制御部２はカタカナ検索部５がカタカナ文
字列コードを検索すると、その都度これをひらがなコー
ドに変換した後、検索したカタカナ文字列を見出しとし
、これに対応するひらがな文字列を読みに設定した後、
これらをカタカナ検索部５を介してレコードバッファ９
に保存する。次に制御部２は新語登録部６を起動して、
レコードバッファ９内に保持されている見出しくカタカ
ナ）と読み（ひらがな）を新語辞書８に登録させる。

第２図は上記文書展開バッファ７に展開されている文字
コード（図では文字として表記しである）の−例を示し
た図である。この文書に対してカタカナ検索部５はまず
カタカナ文字列として「コンピュータ」、「ユーザ」、
′ソフトウェア」・・・等を順次検索する。次に制御部
２はこれらのカタカナ文字列を「こんぴゅ−た」、１ゆ
−ざ」、７そふとうえあ」・・・のひらがな文字列に変
換し、こうして得られた読みと見出しを第３図に示す如
くレコードバッファ９内に保存する。新語登録部６は新
語登録の見出しとして「コンピュータ」とその読みの「
こんぴゆ−た」を新語辞書８に登録し、他のカタカナ文
字列に対しても同様な動作を行って、カタカナで表され
る単語を新語登録する。

従って、ユーザはカナ漢字モードのひらがなシフト状態
で、「こんぴゆ−たをりようするゆ−ざは、・・・」と
いう風にキーボード上より入力した後かな漢字変換キー
を押すと、「コンピュータを利用するユーザは、・・・
」という風にカタカナシフトキーを押すことなくひらが
なをカタカナに変換できる。

第４図は上記カタカナ新語登録動作を示したフローチャ
ートである。ステップ４０１にてカタカナ新語登録コマ
ンド入力待ちを行い、カタカナ新語登録コマンドが入力
部１から入力されると、制御部２はステップ４０２にて
文書展開部４を起動し、カレント頁の文字コードを文書
展開バッファ７に展開させる。次にステップ４０３にて
制御部２はカタカナ検索部５により文書展開バッファ上
のカタカナ文字列を順次検索させると共に、ステップ４
０４にて検索されたカタカナ文字列をひらがな文字列に
変換する。その後ステップ４０５にて制御部２は見出し
のカタカナ文字列を読みのひらがな文字列に対応させて
、これらをカタカナ検索部５を介してレコードバッファ
９内に保存する。

次にステップ４０６にて制御部２は新語登録部６を起動
してレコードバッファ９内の見出しのカタカナ文字列と
対応する読みのひらがな文字列を新語登録辞書内に新語
登録させて処理を終了する。

本実施例によれば、新語登録するカタカナ文字列を複数
入力しておいてからカタカナ新語登録キーを押せば、以
降装置がカタカナ文字列を検索してこれを順次自動的に
新語辞書８に新語登録するため、複数のカタカナ文字列
の新語登録を容易且つ短時間に行うことができる。従っ
て、予め使用するカタカナ文字列を新語登録することに
より、かな漢字変換モードのひらがなシフト状態のまま
で、カタカナを入力することができるようになり、カタ
カナを多用する文書の入力速度を向上させることができ
る。

〔発明の効果〕

以上記述したごとく本発明の文書作成装置によれば、多
数のカタカナ文字列の新語登録を容易且つ短時間に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロッ
ク図、第２図は第１図に示した文書展開バッファ内の展
開文書例を示した図、第３図は第１図に示したレコード
バッファ内に保存された読みと見出しの一例を示した図
、第４図は第１図に示した制御部のカタカナ新語登録動
作を示したフローチャートである。 １・・・入力部　　　　　　２・・・制御部３・・・出
力部　　　　　　４・・・文書展開部５・・・カタカナ
検索部　　６・・・新語登録部７・・・文書展開バッフ
ァ　８・・・新語辞書９・・・レコードバッファ 代理人　弁理士　本　１）　　崇 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カタカナ文字列を見出しとし、対応するひらがな文字列
   を読みとして新語辞書に新語登録する機能を有する文書
   作成装置において、カタカナ新語登録コマンドを入力す
   る入力手段と、この入力手段からカタカナ新語登録コマ
   ンドが入力されると、入力文書の文字コードを全て展開
   する文書展開手段と、この文書展開手段によつて展開さ
   れた文字コードからカタカナ文字列を順次検索する検索
   手段と、この検索手段により検索されたカタカナ文字列
   をひらがな文字列に変換する変換手段と、前記検索手段
   によって検索されたカタカナ文字列を見出しとし、この
   見出しのカタカナ文字列を前記変換手段にて変換したひ
   らがな文字列を読みに設定する登録設定手段と、この登
   録設定手段によって設定された見出しのカタカナ文字列
   と読みのひらがな文字列を前記新語辞書に登録する登録
   手段とを具備したことを特徴とする文書作成装置。