JPH04203642A - 車両用多段変速機 - Google Patents

車両用多段変速機

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Publication number
JPH04203642A
JPH04203642A JP2336578A JP33657890A JPH04203642A JP H04203642 A JPH04203642 A JP H04203642A JP 2336578 A JP2336578 A JP 2336578A JP 33657890 A JP33657890 A JP 33657890A JP H04203642 A JPH04203642 A JP H04203642A
Authority
JP
Japan
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gear
main shaft
countershaft
transmission
crankshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2336578A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Ashikawa
芦川 昇
Akito Ohashi
章人 大橋
Toyoji Yasuda
豊司 安田
Masami Takano
高野 正美
Fumiyoshi Yaguchi
矢口 文祥
Hiroyuki Shimada
島田 広之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/799,548 priority patent/US5181893A/en
Priority to EP91311161A priority patent/EP0490548B1/en
Priority to DE69118491T priority patent/DE69118491T2/de
Publication of JPH04203642A publication Critical patent/JPH04203642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/089Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears all of the meshing gears being supported by a pair of parallel shafts, one being the input shaft and the other the output shaft, there being no countershaft involved
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/14Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising conical gears only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、クランクシャフトの回転が伝達されるメイン
シャフトと、このメインシャフトに平行に配設されたカ
ウンタシャフトと、前記メインシャフトとカウンタシャ
フト間に介装された複数のギヤ列と、これらギヤ列のい
ずれかによって前記両シャフトを接続して所望の変速段
を確立する変速機構と、前記変速段の確立時に前記両シ
ャフトの回転速度を同期させるシンクロ機構とを備えた
車両用多段変速機に関する。
(2)従来の技術 従来の車両用多段変速機において、エンジンのクランク
シャフトに対するメインシャフトおよびカウンタシャフ
トのレイアウトは、一般にクランクシャフトの先端にフ
ランチを介してメインシャフトを同軸に接続し、このメ
インシャフトに対してカウンタシャフトを同軸に配設し
た構造となっている(例えば、米国特許第481745
1号明細書参照)。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、上記従来の車両用多段変速機のレイアウトを
採用すると、エンジンのクランクシャフトと変速機のメ
インシャフトが直列に接続されるため、その軸方向寸法
が必然的に増大して車両に搭載する際の自由度が阻害さ
れる不都合がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジン
のクランクシャフトと変速機のメインシャフトおよびカ
ウンタシャフトを合理的にレイアイトすることにより、
その変速機のクランクシャフト軸方向の寸法を短縮する
ことを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、クランクシャフ
トの回転が伝達されるメインシャフトと、このメインシ
ャフトに平行に配設されたカウンタシャフトと、前記メ
インシャフトとカウンタシャフト間に介装された複数の
ギヤ列と、これらギヤ列のいずれかによって前記両シャ
フトを接続して所望の変速段を確立する変速機構と、前
記変速段の確立時に前記両シャフトの回転速度を同期さ
せるシンクロ機構とを備えた車両用多段変速機において
、前記メインシャフトおよびカウンタシャフトをクラン
クシャフトの軸線に対して直交するように配設したこと
を第1の特徴とする。
また本発明は、前述の第1の特徴に加えて、前記クラン
クシャフトの軸線をメインシャフトおよびカウンタシャ
フトの中間部に交差させ、低速用のギヤ列と高速用のギ
ヤ列を前記軸線の両側に振り分けて配設したことを第2
の特徴とする。
また本発明は、前述の第1の特徴に加えて、前記シンク
ロ機構を前記カウンタシャフト側に配設したことを第3
の特徴とする。
また本発明は、前述の第3の特徴に加えて、前記シンク
ロ機構の作動時における変速ションクを緩衝するダンパ
ーを、前記クランクシャフトとメインシャフト間に介装
したクラッチに設けたことを第4の特徴とする。
また本発明は、前述の第1の特徴に加えて、前記変速機
構がシンクロ機構を駆動するシフトフォークを支持する
回転自在なシフトドラムを備え、そのシフトドラムを前
記カウンタシャフトに平行に配設したことを第5の特徴
とする。
また本発明は、前述の第5の特徴に加えて、前記シフト
ドラムを、その軸方向中間部において駆動源に接続した
ことを第6の特徴とする。
また本発明は、前述の第1の特徴に加えて、前記メイン
シャフトとカウンタシャフト間に、前記変速機構とは別
個に後退用変速機構を設けたことを第7の特徴とする。
(2)作 用 前述の第1の特徴によれば、変速機構を操作することに
より、クランクシャフトの駆動力が伝達されるメインシ
ャフトの回転は、該メインシャフトに平行に配設された
カウンタシャフトとの間に介装された複数のギヤ列のい
ずれかがシンクロ機構を介して確立する変速段により、
所望の変速比でカウンタシャフトに伝達される。このと
き、前記メインシャフトとカウンタシャフトがクランク
シャフトの軸線に対して直交するように配設されている
ため、その多段変速機のクランクシャフト軸方向の寸法
が短縮される。
また本発明の第2の特徴によれば、クランクシャフトの
軸線の左右両側にメインシャフトとカウンタシャフトの
両端が延びるため、その多段変速機の左右方向寸法がク
ランクシャフトの軸線の左右両側に略均等に振り分けら
れる。
また本発明の第3の特徴によれば、メインシャフトのギ
ヤに比べて直径が大きいギヤを有し、且つメインシャフ
トに比べて回転速度が小さいカウンタシャフト側にシン
クロ機構が配設されるので、そのシンクロ機構のレイア
ウトが容易になり、しかも変速操作がスムーズに行われ
る。
また本発明の第4の特徴によれば、クラッチに設けたダ
ンパーによりシンクロ機構の作動時における変速ショッ
クが緩衝される。
また本発明の第5の特徴によれば、変速機構のシフトフ
ォークを支持する回転自在なシフトドラムがカウンタシ
ャフトに平行に配設されるので、そのシフトドラムによ
り多段変速機の左右方向寸法が増加することが防止され
る。
また本発明の第6の特徴によれば、シフトドラムの軸方
向中間部が駆動源に接続されて駆動されるため、そのシ
フトドラムの捩れの影響が軽減されて正確な変速操作が
可能となる。また、駆動源を多段変速機のケーシングか
ら側方に突出させることなく、その幅内にコンパクトに
収納することが可能となる。
また本発明の第7の特徴によれば、前進用変速機構とは
別個の後退用変速機構がメインシャフトとカウンタシャ
フトとの間に設けられるので、この後退用変速機構によ
り多段変速機の左右方向寸法が増加することが防止され
る。しかも、両度速機構を分離したことにより変速操作
の信軌性が向上する。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はその多段変速機の縦断面図、第2図は第1図の■−
■線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図
は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図の■−
V線断面図、第6図は第2図の要部拡大図、第7図は第
6図の■−■線断面図、第8図はリテーナの分解斜視図
である。
第1図〜第3図に示すように、この車両用多段変速機は
車体前後方向に配設される本体ケーシング1を備え、そ
の本体ケーシング1の左側面開口部は左側ケーシング2
により覆われるとともに、その右側面開口部は中間ケー
シング3を介して右側ケーシング4により覆われ、更に
前記本体ケーシングlの後部開口は後部ケーシング5に
より覆われる0本体ケーシング1の中央部には、左側ケ
ーシング2に設けたローラベアリング6、本体ケーシン
グ1に設けたボールベアリング7、および中間ケーシン
グ3に設けたローラヘアリング8によりメインシャフト
9が車体左右方向に支持され、また前記メインシャフト
9の後部上方にはカウンタシャフト10が左側ケーシン
グ2、本体ケーシング1、および中間ケーシング3にそ
れぞれ設けたローラベアリング11.12.13により
平行に支持される。
本体ケーシング1の前部開口には前記メインシャフト9
およびカウンタシャフト10と直交する方向、すなわち
車体中心線に沿って配設されたクランクシャフト14の
後端が対向する。クランクシャフト14の後端にはミッ
ション入力軸15の前端がボールベアリング16を介し
て同軸に支持され、このミッション入力軸15の後端に
結合された駆動ベベルギヤ17は、本体ケーシング1に
設けた環状ブラケット18に2個のボールベアリング1
9.20を介して支持される。これにより、前記クラン
クシャフト14とミッション入力軸15は同軸かつ相対
回転自在であって、かつ前記メインシャフト9およびカ
ウンタシャフト10に直交するように支持される。この
ように、車体中心線に沿って延びるクランクシャフト1
4に対して直交するようにメインシャフト9とカウンタ
シャフト10を車体左右方向に配設したことにより、多
段変速機の前後方向寸法が短縮されて車体への搭載の自
由度を増すことができる。
次に、第4図および第5図を併せて参照し、クランクシ
ャフト14とミッション人力軸15間に介装される湿式
多板型のクラッチ21の構造を詳述する。クランクシャ
フト14の後端には本体ケーシング1の前部開口に嵌合
するようにクラッチアウタ22が結合され、このクラッ
チアウタ22には4枚のクラッチディスク23と1枚の
プレッシャプレート24が軸方向摺動自在に支持される
一方、前記クラッチアウタ22の内周に配設されるクラ
ッチインナは、ミッション入力軸15にスプライン結合
されたダンパーハブインナ25と、このダンパーハブイ
ンナ25の外周に僅かに相対回転自在に支持されるダン
パーハブアウタ26から構成される。そして、前記ダン
パーハブアウタ26には前記フランチアウタ22側の4
枚のクラッチディスク23により挟圧される3枚のクラ
ッチディスク27が軸方向摺動自在に支持される。
第4図から明らかなように、ダンパーハブインナ25の
外周には8個の突起25aが形成され、この突起25a
はダンパーハブアウタ26の内周に形成した8個の凹部
26aに遊嵌する。これにより、ダンパーハブインナ2
5の突起25aとダンパーハブアウタ26の凹部26a
との間には、車両の加速時すなわちエンジンから駆動輪
に向けて駆動力が伝達される際に間隔が狭まる角度αの
間隙が形成されるとともに、車両の減速時すなわち駆動
輪からエンジンに向けて駆動力が伝達される時に間隔が
狭まる角度βの間隙が形成される。
そして、相互に遊嵌する前記ダンパーハブインナ25と
ダンパーハブアウタ26との間には、両者の相対回転を
緩衝すべく環状のダンパーゴム28が装着される。すな
わち、ダンパーハブインナ25の前記突起25aの後部
にはダンパーゴム28の内周が焼付により固定され、こ
のダンパーゴム28の外周が焼付により固定されたリン
グ部材29が前記ダンパーハブアウタ26の内周にスプ
ライン結合される。したがって、クラッチ21にエンジ
ン側あるいは駆動輪側から急激なトルクが作用すると、
ダンパーハブインナ25とダンパーハブアウタ26が前
記角度αあるいはβの範囲で相対回転してダンパーゴム
28を弾性変形させ、これによりクラッチ21の保合時
等における衝撃が緩衝される。而して、ダンパーゴム2
8をクラッチアウタ22の内部空間に収納したことによ
り、クラッチ21の外形寸法を増加させることなくダン
パー機能を付加することが脳となる。
本体ケーシング1に支持された前記環状ブラケット18
にはクラッチ21のレリーズシリンダ30が固定される
。レリーズシリンダ30は前記ミッション人力軸15の
外周を覆うように、かつ前記駆動ベベルギヤ17に形成
した凹部17a内に収納されるように支持される。そし
て、前記レリーズシリンダ30の内部には同じくミッシ
ョン入力軸15の外周を覆うように配設されたレリーズ
ピストン31が軸方向摺動自在に摺合する。レリーズピ
ストン31の前端部にはレリーズベアリング32を介し
てレリーズハブ33が支持されており、このレリーズハ
ブ33は中間部をビン34で前記クラッチアウタ22に
枢支され、かつ外周がブレンシャブレート スプリング35の内周に当接する。前記レリーズシリン
ダ30とレリーズピストン31間に画成される環状の油
室36に継手37およびパイプ38を介して圧油を供給
する油路39には、その油圧の大きさを検出するための
圧力センサ40が設けられる。このように、クラッチ2
1のレリーズシリンダ30およびレリーズピストン31
をミッション入力軸15の外周に嵌合し、かつ前記ミッ
ション入力軸15に設けた駆動ベベルギヤ17の凹部1
7a内に収納するように配設したので、レリーズ機構の
コンパクト化が達成される。
而して、前記油室36に油圧が作用していない時、ダイ
ヤフラムスプリング35の弾発力によってプレッシャプ
レート24が右方向に押圧されるため、クラッチディス
ク23.27が相互に密着してクラッチ21が係合する
.一方、、前記油室36に圧油が供給されると、レリー
ズピストン31が右方向に移動してレリーズベアリング
32およびレリーズハブ33を介してダイヤフラムスプ
リング35をビン34回りに揺動させるため、クラッチ
ディスク23.27間の面圧が除去されてクラッチ21
の保合が解除される。このとき、前記クラッチ21の係
合および係合解除は、油路39に設けた圧力センサ40
により監視される。
第1図〜第3図を再び参照すると明らかなように、メイ
ンシャフト9およびカウンタシャフト10には1速用ギ
ヤ列G1〜7速用ギヤ列G,が設けられる.これらギヤ
列01〜G7は、多段変速機の中心線すなわちクランク
シャフト14およびミッション人力軸15に対して、そ
の左側に1連用ギヤ列GIと2速用ギヤ列G2が配設さ
れ、その右側に3速用ギヤ列G3〜7速用ギヤ列G7が
振り分けて配設される.このように、クランクシ中フト
14の左右両側に1,2速用ギヤ列G、。
G2と、3〜7速用ギヤ列03〜G7を振り分は配置し
たので、左側ケーシング2を取り外すことにより1,2
速用ギヤ列C,,C2のメンテナンス等を容易に行える
だけでなく、中間ケーシング3あるいは右側ケーシング
4を取り外すことにより3〜7速用ギヤ列G3〜G、の
メンテナンス等を容易に行える。
メインシャフト9には、前記1速用ギヤ列G1と3速用
ギヤ列G、の間に位置するように、ミンション入力軸1
5に設けた駆動ベベルギヤ17に噛合する従動ベベルギ
ヤ41がスプライン結合される。前記従動ベベルギヤ4
1の右側には、ローラーベーンポンプより成る2個の油
圧ポンプ42゜43がタンデム式に並設される。そして
、メインシャフト9の左端には該メインシャフト9の回
転速度を検出する回転速度センサ44が設けられるとと
もに、その右端には外部のスタータモータ(図示せず)
に接続される始動用ギヤ45が設けられる。
一方、カウンタシャフト10には、前記1速用ギヤ列G
、と3速用ギヤ列G3の間に位置するように出力ギヤ4
6が形成され、この出力ギヤ46は本体ケーシング1の
後端と後部カバー5に覆われた周知の差動装置470入
力ギヤ4日に噛合する。カウンタシャフト10の左端に
は該カウンタシャフト10の回転速度を検出する回転速
度センサ49が設けられる。そして、1連用ギヤ列G。
と2速用ギヤ列G2との間には第1変速段および第2変
速段を選択的に確立するためのローラシンクロ機構SI
zが、3速用ギヤ列G3と4速用ギヤ列G4との間には
第3変速段および第4変速段を選択的に確立するための
ローラシンクロ機構S3aが、5速用ギヤ列G、と6速
用ギヤ列G、、との間には第5変速段および第6変速段
を選択的に確立するためのローラシンクロ機構ssbが
、7速用ギヤ列G、の近傍には第7変速段を確立するた
めのローラシンクロ機構S、がそれぞれ設けられる。
このように、カウンタシャフトlo側にコーラシンクロ
機構51□〜S7を集中的に配置することにより、多段
変速機構のコンパクト化が可能になる。
すなわち、メインシャフト9例のギヤに比べてカウンタ
シャフト10例のギヤは直径が大きいため、前記カウン
タシャフト10側のギヤ間にローラシンクロ機構S+z
−3tを収納することにより、その小型化が達成される
上記4個のローラシンクロ機構SI□〜s7は実質的に
同一の構造を有しているため、以下代表としてローラシ
ンクロ機構S+Zについてその構造を詳述する。
第6図に示すように、カウンタシャフト1oには、ニー
ドルベアリング51を介して1速用ギヤ列G、のギヤ5
2.が相対回転自在に支持されるとともに、そのギヤ5
2.がら軸方向に所定距離だけ離間した位置において、
同じくニードルベアリング51を介して2速用ギヤ列G
2のギヤ522が相対回転自在に支持される。両ギヤ5
21゜52□の間において、カウンタシャフト1oにス
プライン53で結合されたボス54の外周には、スプラ
イン55を介してスリーブ56が軸方向摺動自在に支持
され、このスリーブ56をシフトフォーク57で軸方向
に移動させることにより、前記1速用ギヤ列G、のギヤ
521あるいは2速用ギヤ列C2のギヤ52□がカウン
タシャフト1゜に〜体に締結され、第1変速段あるいは
第2変速段が選択的に確立される。なお、前記スプライ
ン55とスリーブ56は凹凸係合しているが、その凹凸
関係を逆にすることも可能である。
第7図を併せて参照すると明らかなように、1速用ギヤ
列G1のギヤ521の側面には凹部が形成され、この凹
部内に位置するように前記ボス54の側部にはリング状
のインナーカム58が一体に形成される。インナーカム
58の外周には三角形をなす多数のカム溝58aが形成
され、そのカム溝58aと前記ギヤ52.の凹部外周の
ローラ当接面52aとの間には、リテーナ59に保持さ
れた多数のローラ60が配設される。
第8図を併せて参照すると明らかなように、リテーナ5
9はギヤ52.の凹部に相対回転自在に嵌合するリング
状の部材であって、本体部61とカバープレート62の
二つの部材から構成される。
本体部61には、前記ローラ60を半径方向に僅かに移
動自在に保持すべく、多数の連結部61a間に画成され
るローラ保持溝61bが設けられる。
そして、ローラ保持溝61bの内面すなわちローラ60
の外周との対向面は、該ローラ60の半径よりも大きい
曲率半径を持つ円弧面により形成され、これによりロー
ラ当接面52aとローラ保持溝61bにより形成される
隅部の角度は鈍角となる。前記連結部61aの側面には
突起61Cが形成され、この突起61cをカバープレー
ト62に設けた穴62aに嵌合させてカシメることによ
り、本体部61とカバープレート62はローラ60を保
持した状態で一体に結合される。またリテーナ59の内
周には、そのカバープレート62例の側面に開口して軸
方向に延びるダボ進入溝59aが90°間隔で4個形成
される。1述のように、ローラ保持溝61bを円弧面に
より形成したことにより、その内部に収納したローラ6
0が外部に零れる虞れがないため、このリテーナ59の
組付の作業性が大幅に向上する。しかも、最も精度が要
求される本体部61のローラ保持溝61bがカバープレ
ート62の接合面に開口するので、そのローラ保持溝6
1bの機械加工が高精度かつ容易に行われる。
かかるリテーナ59はギヤ521の凹部外周のローラ当
接面52aとインナーカム58のカム面58a間に装着
されるが、その際、前記ギヤ52、の凹部との間に適切
な摩擦力を作用させて該ギヤ52.にリテーナ59を連
れ回りさせるべく、リテーナ590本体部61外周にギ
ヤ52+ の凹部に密に嵌合する摺接部61dが形成さ
れる。また、前記リテーナ5つの本体部61外周には潤
滑溝61eが刻設されるとともに、本体部61にはその
軸方向の移動を規制すべく、前記インナーカム58の側
面に当接する係止部61fが形成される。
一方、前記スリーブ56の側面には4個のダボ56aが
90°間隔で突設されており、このスリープ56をスプ
ライン55を介して軸方向に移動させることにより、前
記ダボ56aがリテーナ59のダボ進入溝59aに係脱
する。そして、ダボ56aがダボ進入溝59aに係合し
ているとき、インナーカム58とリテーナ59は第7図
に示す状態に位置決めされ、ローラ60はカム溝58a
の中心に嵌合する。
2速用ギヤ列G2〜7速用ギヤ列G、のリテーナ59や
インナーカム58の構造は、前述の1連用ギヤ列GIの
ものと実質的に同一であるため、その重複する説明は省
略する。
第3回に示すように、前記各ローラシンクロ機構S12
〜S、を駆動する変速機構63は、メインシャフト9と
カウンタシャフト10の上部に近接して平行に配設され
た円筒状のシフトドラム64を有する。シフトドラム6
4は左側ケーシング2に設けたボールベアリング65と
本体ケーシング1に設けたボールヘアリング66により
支持された左半部67と、中間ケーシング3にボールベ
アリング68を介して支持した右手部69とより成り、
左半部67と右半部69はビン70により同軸に結合さ
れる。前記結合部にビン70で固定された従動ギヤ71
にはパルスモータ72の出力軸に設けた駆動ギヤ73が
噛合し、これにより前記シフトドラム64は所定角度ず
つ精密に回転駆動される。
シフトドラム64の左半部67の外周には、−対のスラ
イドベアリング74を介して前記シフトフォーク57の
ボス部57aが軸方向摺動自在に支持される。前記ボス
部57aには半径方向内側に向けてガイドビン75が植
設され、このガイドピン75は前記シフトドラム64の
左半部67の外周に刻設したカム溝67aに嵌合して案
内される。従って、前記パルスモータ72によりシフト
ドラム64が回転すると、カム溝61aにガイドピン7
5を案内されたシフトフォーク57が軸方向に摺動し、
所望の変速段を確立すべくコーラシンクロ機構SI□の
スリーブ56を軸方向に駆動する。このとき、シフトド
ラム64の回転は、該シフトドラム64の左端に設けた
駆動ギヤ76および従動ギヤ77を介して駆動されるシ
フトセンサ78で検出される。
なお、シフトドラム64の右半部69に設けられる3個
のローラシンクロ機構S3.〜S、のシフトフォーク5
7の駆動機構は、前述のローラシンクロ機構SI□のシ
フトフォーク57の駆動機構と実質的に同一の構造であ
るため、その重複する説明は省略する。ただし、それら
シフトフォーク57を駆動すべくシフトドラム64に形
成したカム溝の形状が各変速段により異なることは勿論
である。
而して、シフトドラム64を1速用ギヤ列Glおよび2
速用ギヤ列G2側の左半部67と3速用ギヤ列G3〜7
速用ギヤ列G、側の右手部69に二分割してビン70で
一体に結合したことにより、該シフトドラム64の剛性
の増加と組付性の向上が可能となる。しかも、シフトド
ラム64を駆動するギヤ71.73が該シフトドラム6
4の中間部に設けられているため、その駆動用のパルス
モータ72を多段変速機のケーシングから側方に突出さ
せることなく、その幅内にコンパクトに収納することが
可能となる。
第1図および第3図から明らかなように、メインシャフ
ト9に設けたリバース入力ギヤ79とカウンタシャフト
10に設けたリバース出力ギヤ80には、メインシャフ
ト9とカウンタシャフト1′)の上方に設けたリバース
アイドルシャフト81に支持したリバースアイドルギヤ
82が係脱自在に噛合する。すなわち、リバースアイド
ルシャフト81は本体ケーシング1に軸方向摺動自在に
支持されたインナシャフト83と、その外側に嵌合して
左側ケーシング2に形成したガイド溝2aに軸方向摺動
自在に係合するビン84で一体に結合されたアウタシャ
フト85から成り、前記インナシャフト83の外周にリ
バースアイドルギヤ82が軸方向移動不能かつ相対回転
自在に支持される。
一方、左側ケーシング2に設けたパルスモータ86の駆
動ギヤ87に噛合する従動ギヤ88は、前記リバースア
イドルシャフト81のアウタシャフト85の外周に台形
ネジを介してネジ係合する。
したがって、前記パルスモータ86で従動ギヤ88を回
転させると、この従動ギヤ88にネジ係合し、かつ前記
ビン84で回り止めされたアウタシャフト85が軸方向
に移動する。その結果、前記アウタシャフト85と共に
インナシャフト83およびリバースアイドルギヤ82も
軸方向に移動し、メインシャフト9のリバース入力ギヤ
79およびカウンタシャフト10のリバース出力ギヤ8
0に係脱する。このとき、リバースアイドルギヤ82の
噛合状態は、そのアウタシャフト85の軸方向位置から
ストロークセンサ89により検出され、これによりアイ
ドル時におけるリバースアイドルギヤ82の噛み込みを
防止している。
このように、前述の構成を有する後退用変速機構90を
前記前進用変速機構63と別個に備えたことにより、変
速操作における信転性の向上が可能となる。また、前記
ストロークセンサ89をはしめ、メインシャフト9とカ
ウンタシャフト10の2個の回転速度センサ44,49
およびシフトセンサ78がいずれも左側ケーシング2に
集中的に配設されているため、それらのメンテンナンス
を容易に行うことができる。
次に前述の構成を備えた本発明の実施例の作用について
説明する。
クラッチ21は車両の発進時にのみ使用されるもので、
クラッチペダルを踏み込んだ状態では、油室36に作用
する油圧によってレリーズピストン31が右方向に移動
してダイヤフラムスプリング35の内端を押圧するため
、クラッチディスク23.27が相互に離間して駆動力
の伝達が遮断される。この状態からクラッチペダルを戻
すと、ダイヤフラムスプリング35の弾発力で前記クラ
ッチディスク23.27が相互に密着するため、クラッ
チ21が係合してクランクシャフト14の駆動力はミッ
ション入力軸15に伝達される。
このとき、タラッチアウタ22からクラッチディスク2
3.27を介してダンパーハブアウタ26にトルクが伝
達されると、このダンパーハブアウタ26はミッション
入力軸15に固着されたダンパーハブインナ25に対し
て僅かに相対回転し、その際前記ダンパーハブアウタ2
6とダンパーハブインナ25とを接続するダンパーゴム
28が変形することによりクラッチ21の保合によるシ
ョックが緩衝される。このダンパーゴム28による緩衝
作用は、駆動輪側からエンジン側にトルク伝達が行われ
る場合は勿論のこと、後述のローラシンクロ機構31□
〜S7による変速時にも有効に作用する。
さて、ドライバーによるシフト操作は電気信号に変換さ
れ、その電気信号に基づいて前記パルスモータ72.8
6を駆動することにより、第1〜第7変速段および後退
変速段が選択的に確立される。例えば、シフトアップ指
令信号が出力されると、回転速度センサ44が検出した
メインシャフト9の回転速度と、回転速度センサ49が
検出したカウンタシャフト10の回転速度に基づき、両
ソヤフト9.10の回転速度比がシフトアンプによって
確立すべき変速段の減速比から決定される値に一致する
ように、スロットル弁が制御されてエンジンの回転速度
が低減される。
上述のようにして、エンジンの回転速度の低減によって
メインシャフト9とカウンタシャフト10の回転速度が
同期すると、変速機構63が駆動されてシフトアップ操
作が行われる。例えば1速から2速ヘソフトアツプされ
る場合には、パルスモータ72が駆動されてシフトドラ
ム64が所定角度だけ回転し、そのシフトドラム64の
左半部67の外周に形成したカム溝67aに係合するガ
イドビン75を介してシフトフォーク57が軸方向に移
動し、ローラシンクロ機構312を介して2速用ギヤ列
G2のギヤ52□をカウンタシャフト10に結合するこ
とにより第2変速段が確立される。一方、シフトダウン
の指令信号が出力されると、前述と同様にメインシャフ
ト9とカウンタシャフト10の回転速度が同期するよう
にスロットル弁が駆動されてエンジンの回転速度が増加
し、然る後に変速機構63が駆動されて所望の変速段が
確立される。
次に、ローラシンクロ機構SIZ〜S、の作用を1速お
よび2速用のローラシンクロ機構Sl□を例にとって説
明する。スリーブ56が第6図に示す中立位置にあり、
その右側のダボ56aがギヤ52、側のリテーナ59の
ダボ進入溝59aに嵌合した状態では、インナーカム5
8とリテーナ59は第7図に示す状態に位置決めされる
。その結果、リテーナ59に保持されたローラ60は、
ローラ保持溝61bの内部で半径方向に移動できる状態
となる。この状態では、リテーナ59の外周面とギヤ5
2.のローラ当接面52aがスリンブし、カウンタシャ
フト10とギヤ521間のトルク伝達が遮断される。こ
のとき、スリーブ56の左側のダボ56aも2速用のギ
ヤ52□側のリテーナ59のダボ進入溝59aに嵌合し
ており、カウンタシャフト10とギヤ52□間のトルク
伝達も遮断されている。
この状態から変速機構63でスリーブ56を矢印A方向
に移動させてダボ56aをダボ進入溝59aから離脱さ
せると、リテーナ59とインナーカム58はカウンタシ
ャツ1−10あるいはギヤ52、から加えられるトルク
で僅かに相対回転し、インナーカム58のカム溝58a
によってローラ60がローラ保持溝61bの内部で半径
方向外側に強く押し出され、ギヤ52.のローラ当接面
52aに圧接される。これによりインナーカム58とギ
ヤ528、すなわちカウンタシャフト10とギヤ52.
は一体に締結され、第1変速段が確立される。逆に、前
記スリーブ56を矢印B方向に移動させると、前述と同
様の作用で、カウンタシャフト10とギヤ52□が一体
に締結されて第2変速段が確立される。
さて、スリーブ56のダボ56aをリテーナ59のダボ
進入溝59aから離脱させてギヤ52゜をカウンタシャ
フトlOに結合する際、その応答性を高めるためには、
リテーナ59をインナーカム58に対して相対回転させ
、そのインナーカム58のカム溝58aによりローラ6
0を速やかに半径方向外側に押し出す必要がある。その
ために、リテーナ59の本体部61にはギヤ521の凹
部に密着する摺接部61dが設けられており、その摺接
部61dに作用する摩擦力によってリテーナ59をギヤ
52.に連れ回りさせ、以てギヤ52Iとカウンタシャ
フト10との結合が速やかに行われるように考慮されて
いる。
一方、スリーブ56のダボ56aをリテーナ59のダボ
進入溝59aに挿入してギヤ52.とカウンタシャフト
10の結合を解除する際、リテーナ59の本体部61の
ローラ保持溝61bがローラ60の半径よりも大きい曲
率半径を有する円弧面で形成されているため、このロー
ラ60がリテーナ59のローラ保持溝61bとギヤ52
.のローラ当接面52aとにより形成される楔状の隅部
に食い込む震れがない。したがって、ダボ56aの挿入
と同時にローラ60がローラ保持溝61bの内部で自由
状態となり、ギヤ52. とカウンタシャフト10の締
結解除がタイムラグを生じることなく速やかに行われる
後退変速段を確立するには、パルスモータ86の駆動ギ
ヤ87に噛合する従動ギヤ88を回転させることにより
、この従動ギヤ88にネジ係合するリバースアイドルシ
ャフト81を軸方向に後退させる。これにより、リバー
スアイドルシャフト81と共にリバースアイドルギヤ8
2が軸方向に移動し、メインシャフト9のリバース入力
ギヤ79およびカウンタシャフト10のリバース出力ギ
ヤ80に噛合する。その結果、メインシャフト9の回転
はリバース入力ギヤ79、リバースアイドルギヤ82、
およびリバース出力ギヤ80を介してカウンタシャフト
10に同方向の回転として伝達される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、実施例の多段変速機はローラシンクロ機構を採
用しているが、このローラシンクロ機構に代えて通常の
シンクロ機構を用いることができる。また、湿式多板型
のクラッチ21に代えて、他の適宜の形式のクラッチを
用いることが可能である。
C0発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、メインシャ
フトとカウンタシャフトがクランクシャフトの軸線に対
して直交するように配設されるため、クランクシャフト
とメインシャフトを直列に接続したものに比べ、その多
段変速機のクランクシャフト軸方向の寸法を短縮するこ
とが可能となり、車両への搭載の自由度を増加させるこ
とができる。
また本発明の第2の特徴によれば、メインシャフトとカ
ウンタシャフトの長さがクランクシャフトの軸線の左右
両側に略均等に振り分けられるため、エンジンを含む多
段変速機の左右方向の寸法を短縮することが可能となる
また本発明の第3の特徴によれば、メインシャフトのギ
ヤに比べて直径が大きいギヤを有するカウンタシャフト
側にシンクロ機構が配設されるので、そのシンクロ機構
の配置スペースが容易に確保される。しかも、メインシ
ャフトに比べて回転速度が小さいカウンタシャフト側に
シンクロ機構が配設されるので、その変速操作がスムー
ズに行われる。
また本発明の第4の特徴によれば、クラッチに設けたダ
ンパーによりシンクロ機構の作動時における変速ショッ
クが軽減される。
また本発明の第5の特徴によれば、変速機構のシフトド
ラムがカウンタシャフトに沿って平行に配設されるので
、そのシフトドラムにより多段変速機の左右方向寸法が
増加することが防止される。
また本発明の第6の特徴によれば、シフトドラムの軸方
向中間部が駆動源に接続されて駆動されるため、そのシ
フトドラムの捩れの影響が軽減されて正確な変速操作が
可能となる。しかも、駆動源を多段変速機のケーシング
から側方に突出させることなく、その幅内にコンパクト
に収納することが可能となる。
また本発明の第7の特徴によれば、前進用変速機構とは
別個の後退用変速機構がメインシャフトとカウンタシャ
フトとの間に設けられるので、この後退用変速機構によ
り多段変速機の左右方向寸法が増加することが防止され
る。しかも、両度速機構を分離したことにより変速操作
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はその多段変速機の縦断面図、第2図は第1図の■−
■線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図
は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図のV−
V線断面図、第6図は第2図の要部拡大図、第7図は第
6図の■−■線断面図、第8圀はリテーナの分解斜視図
である。 9・・・メインシャフト、10・・・カウンタシャフト
、14・・・クランクシャフト121・・・クラッチ1
28・・・ダンパーゴム(ダンパー)、57・・・シフ
トフォーク、63・・・変速機構、64・・・シフトド
ラム、72・・・パルスモータ(駆動′tA)、90・
・・後退用変速機構 G、〜G、・・・ギヤ列、S +z〜S7・・・ローラ
シンクロ機構(シンクロ機m)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランクシャフト(14)の回転が伝達されるメ
    インシャフト(9)と、このメインシャフト(9)に平
    行に配設されたカウンタシャフト(10)と、前記メイ
    ンシャフト(9)とカウンタシャフト(10)間に介装
    された複数のギヤ列(G_1〜G_7)と、これらギヤ
    列(G_1〜G_7)のいずれかによって前記両シャフ
    ト(9、10)を接続して所望の変速段を確立する変速
    機構(63)と、前記変速段の確立時に前記両シャフト
    (9、10)の回転速度を同期させるシンクロ機構(S
    _1_2〜S_7)とを備えた車両用多段変速機におい
    て、前記メインシャフト(9)およびカウンタシャフト
    (10)をクランクシャフト(14)の軸線に対して直
    交するように配設したことを特徴とする、車両用多段変
    速機。
  2. (2)前記クランクシャフト(14)の軸線をメインシ
    ャフト(9)およびカウンタシャフト(10)の中間部
    に交差させ、低速用のギヤ列(G_1、G_2)と高速
    用のギヤ列(G_3〜G_7)を前記軸線の両側に振り
    分けて配設したことを特徴とする、請求項(1)記載の
    車両用多段変速機。
  3. (3)前記シンクロ機構(S_1_2〜S_7)を前記
    カウンタシャフト(10)側に配設したことを特徴とす
    る、請求項(1)記載の車両用多段変速機。
  4. (4)前記シンクロ機構(S_1_2〜S_7)の作動
    時における変速ショックを緩衝するダンパー(28)を
    、前記クランクシャフト(14)とメインシャフト(9
    )間に介装したクラッチ(21)に設けたことを特徴と
    する、請求項(3)記載の車両用多段変速機。
  5. (5)前記変速機構(63)がシンクロ機構(S_1_
    2〜S_7)を駆動するシフトフォーク(57)を支持
    する回転自在なシフトドラム(64)を備え、そのシフ
    トドラム(64)を前記カウンタシャフト(10)に平
    行に配設したことを特徴とする、請求項(1)記載の車
    両用多段変速機。
  6. (6)前記シフトドラム(64)を、その軸方向中間部
    において駆動源(72)に接続したことを特徴とする、
    請求項(5)記載の車両用多段変速機。
  7. (7)前記メインシャフト(9)とカウンタシャフト(
    10)間に、前記変速機構(63)とは別個に後退用変
    速機構(90)を設けたことを特徴とする、請求項(1
    )記載の車両用多段変速機。
JP2336578A 1990-11-30 1990-11-30 車両用多段変速機 Pending JPH04203642A (ja)

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EP91311161A EP0490548B1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 Transmission for a vehicle
DE69118491T DE69118491T2 (de) 1990-11-30 1991-11-29 Kraftübertragung für ein Fahrzeug

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