JPH04203116A - ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法 - Google Patents

ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法

Info

Publication number
JPH04203116A
JPH04203116A JP2338511A JP33851190A JPH04203116A JP H04203116 A JPH04203116 A JP H04203116A JP 2338511 A JP2338511 A JP 2338511A JP 33851190 A JP33851190 A JP 33851190A JP H04203116 A JPH04203116 A JP H04203116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
fiber sheet
blocks
mat
concrete blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2338511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2972963B2 (ja
Inventor
Takeo Suzuki
健夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2338511A priority Critical patent/JP2972963B2/ja
Publication of JPH04203116A publication Critical patent/JPH04203116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2972963B2 publication Critical patent/JP2972963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、既製部材及び植生を利用して斜面又は急傾
斜地(以下斜面等という。)を被覆し、地表の侵食、崩
壊を防止するために使用する連接ブロックマットとその
製造方法及び前記ブロックマットを使用する斜面等の安
定化工法に係るものである。
(従来の技術) 護岸・河川堤防・造成地等ののり面、道路・鉄道の路肩
等の斜面又はゴルフ場・スキーゲレンデの一部等の急傾
斜地の保護工事には、通常、張りブロック又は格子枠ブ
ロック等が用いられる。
また、実公昭51−9,135号公報、特開昭57−8
1.510号公報及び実開昭54−102,925号公
報に記載されているように、「上面の間口する少なくと
も1個の縦方向空洞を備えており相互に間隙を介して同
一面上に整列配置された多数のコンクリートブロックと
該コンクリートブロックの底面に接着した透水性ならび
に可接性を有する支持シートからなる地表侵食防止用覆
工マット」(以下、この種のマットを、ブロックマット
と言う、)が知られている。
さらに、特開昭55−89.513号公報に記載されて
いるように、前記のようなブロックマットにおける「上
面の間口する縦方向空洞内に軽量骨材と接着剤との混和
物を充填して成ることを特徴とする地表侵食防止及び吸
音用覆工マット材」も、本願発明の出願前から公知であ
る。
なお、この種の地表侵食防止用覆工マット材の製造方法
としては、前記特開昭55−89,513号公報の第(
3)頁8欄に記載されているように、7、ブロックの空
洞に充填した軽量骨材と接着剤との混和物の硬化後、硬
化物及びブロックの底面に別途に接着剤を塗布し、この
ブロックの多数個をブロック相互間に間隙を設けて可撓
性透水シート上に接着することにより行う方法。
仁成形後のブロック底面に可撓性透水シートを当て間口
部から前述の混和物をブロックの空洞に充填することに
より行う方法。
つ、混和物を充填したブロックの底面に可撓性透水シー
トを押し付は混和物中の接着剤の接着力により、混和物
な可撓性透水シートに接着する方法・ 等が知られている。
ざらに、ブロックの空洞に混合物を充填したものではな
いが、ブロックマットにおける各ブロックと支持シート
の接着、固定方法としては、例えば、 (A)実公昭51− 9.135号公報、特開昭55−
89゜513号公報及び特願昭56−89,611号公
報等に記載されているような、任意の適当な接着剤(例
えばアクリル酸エマルジョンのような有機系接着剤また
はポルトランドセメント、水ガラスのような無機系接着
剤)を利用する接着方法。
(B)特公昭60−53,683号公報に記載されてい
るような、コンクリートブロック型が縦方向及び横方向
に所要数連設された型枠の各コンクリートブロック型内
に予じめ調合したコンクリートを流し込み、次いで未硬
化状態のコンクリートの上面にプラスチック繊維製シー
トを押当てシート繊維間にコンクリートの一部を浸透せ
しめこの状態でコンクリートを固化する方法。
(C)特開昭60− 16,607号公報に記載の、上
記(B)項と同様にシートの繊維間にコンクリートの一
部を浸透せしめ、更にシートの裏側より連結具を該シー
トをつらぬいて型枠内の水硬性セメン)M酸物内にその
先端が侵入するように打ち込み、次いで、水硬性セメン
ト組成物を硬化させてシートをコンクリートブロックに
固着させる方法。
(0)特開昭57−81,510号公報に記載の、織物
を横切って織り込まれる編み糸の一部に形成され織物の
表面から突出した固定用ループを有する通水性の織物層
の上にコンクリートを流し込むことによフて上記固定用
ループがコンクリートブロック内に固定されるようにし
て各コンクリートブロックを支持シートに固着する方法
(E)特公平1−52,179号公報に記載の繊維シー
ト上に、多数のコンクリートブロックの、同時成形用の
型枠をのせた後、コンクリート又はモルタルのスラリー
を注入してブロックを成形し、成形したブロックを硬化
させることによりシートとブロックを同時に一体成形す
る方法。
等が知られている。
なお、前記の実公昭51− 9,135号公報中には、
ブロックマットを、同公報の第10図に例示されている
ようなりレーン及び吊り上げ具を用いて河川・海岸・港
湾における護岸堤防・ダム・貯水池・溜め池・運河・用
水路・排水路・潅概溝壽ののり面、道路・鉄道の路肩等
の斜面又は傾斜面へ迅速に敷設する工法が記載されてい
る。(同公報の第11〜14図、第16〜18図及び第
20図参照) さらに、同公報の第(7)頁14欄17
〜19行目、同39〜40行目の記載および第19図に
は、このようにして手軽な方法で敷設したブロックマッ
トに部分的に植物を繁茂させて植生によりブロックマッ
トを固定し環境緑化に役立たせることも記載されている
このように最近は、斜面等の保全を計るために前記の張
りブロック、格子枠ブロック又はブロックマットのよう
な既製部材とともに植物を利用する既製部材及び植生併
用工法が多用される。
この他、種子、肥料等を装着したマット類で斜面を被覆
する植生マット工法や種子、肥料、土を混合して網袋に
詰め、斜面に一定間隔に掘った水平溝に張り付ける植生
袋工法も周知である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特開昭55−89,513号公報に記載
の吸音用覆工マット材は、前記のとおり、その縦方向空
洞(3)中に充填さている混和物(4)が軽量骨材と接
着剤のみからなるものである。
従って、この種の地表侵食防止及び吸音用覆工マット材
では、騒音の反響を防止又は低減する効果はあるかも知
れないが、それ自体で、急傾斜地における表土の侵食、
崩壊等を防止するには安定性が不充分である。 このた
め、同公報の第(3)頁8欄下から3〜1行目に、「こ
の発明の覆工マット材は、のり面に施工後、ブロック相
互間の間隙部に客土し播種すれば、環境緑化ができる。
」とその欠点を補う手段が記載されている。
しかし、ブロック相互間に客土し、この部分を緑化する
と、種が発根するまでに激しい降雨があれば、折角客土
した土が種とともに流失し、均一な発芽を朗待すること
はできない。
なお、発芽後も、給水、施肥その他の管理が充分てなけ
れば、植物の生長に長時閏を要するため、このような覆
工マット材では短朋間で植生による既製部材の安定化を
計ることができない。
しかも、このような覆工マット材ては、前記の間隙部を
通して大量の水を、稟早く排水溝に排除することが出来
ない。
このため、豪雨に見舞われた際には、該覆工マット材及
び透水シート(8)下方の土壌中に、過剰の水を含むこ
とになり、その量が限界を越えると、斜面等の崩壊が生
じることになる。
その上、のり面に覆工マット材を施工した後、改めて客
土し、播種するためには相当な手数が掛かるばかりでな
く、急傾斜地におけるこの種作業には危険が伴う。
また、実公昭51− 9,135号公報中に記載されて
いるブロックマットの敷設工法は、極めて能率的な優れ
た工法ではあるが、この工法の施工後植生を施すに当た
っては、前述のようにブロックの縦方向溝孔(+2) 
、(+4)及び(16)に少なくとも部分的に挿木およ
び植生等をししなければならないため、前記の特開昭5
5−89,153号公報中に示された植生工法と同様の
欠点を有する。
本願発明は、以上説明した種々の発明、考案の優れた点
を巧みに組み合わせることによって、各発明、考案では
果たし得なかった問題点を解決しようとするもので、ブ
ロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の安
定化工法を通して能率の良いシステムを提供し得る一貫
した複数の発明に間するものである。
(課題を解決するための手段) 以上の問題点を解決する本願の各発明を、添付図面を参
照して説明すれば、被覆による斜面り等の一貫安定化工
法に用いるブロックマット1は、上下に貫通する少なく
とも1個の縦方向空洞2を備えており相互に間隙3,3
・・を介して同一面A上に整列配置された多数のコンク
リートブロック4,4・・ど該コンクリートブロック4
,4・・の底面4 ’、4 ’・・に接着した可撓性、
通気性及び適度の透水性と保水性を有する繊維シート6
及び前記縦方向空洞2,2・・内に充填、固化した培養
土C1種子Sならびに接着剤B等からなる混合物7,7
・・とで構成される。
そして、このようなブロックマット1を製造するには、 ?、多数のコンクリートブロック4.4・・を繊維シー
ト6上に相互に間隙3.3・・を介して整列配置してな
るブロックマット1をブロック受枠8上に積載し各ブロ
ック4,4・・の上面4″。
4″・・にそれぞれ間口している縦方向空洞2,2・・
内に所定量の培養土05種子Sならびに接着剤B等の混
合物7を充填した後その上部7”、 71・・を均らし
て締め固め該ブロックマット1を養生固化コーナー9へ
移送して複数段積み重ね、該コーナー9の雰囲気Gを調
整して前記の各ブロック4,4・・及び混合物7,7・
・を養生・固化させる方法。
仁 底面4,4・・を上にし相互に間隙3,3・・を介
して台座上に整列配置した所定数のコンクリートブロッ
ク4.4・・の底面4″、4′・・に接着剤Bを塗布し
た後この上にll維シート6を広げて押し当てコンクリ
ートブロック群4,4・・と繊維シート6とを接着する
ことによって形成したブロックマット1を利用して前記
76項に記載のブロックマットを製造する方法。
つ、底面4′を上にし相互に間隙3,3・・を介して整
列配置した所定数のコンクリートブロック4.4・・の
上記底面4’ 、4’  ・・に接着剤Bを塗布しこの
ブロック群4.4・・を前記間隙3.3・・を保持した
まま反転し1iutシート6上に接着することによって
形成したブロックマット1を利用して前記71項に記載
のブロックマットを製造する方法。
■、複数個のコンクリートブロック4,4・・の同時成
形用型枠を繊維シート6上に載置し該繊維シート6の前
記型枠に囲まれた部分に接着剤Bを塗布したのち前記型
枠内に即時脱形用のコンクリート材料を投入し該材料を
振動ならびに圧縮することによつて上記繊維シート6上
に相互に間隙3.3・・を介して整列配置されたコンク
リートブロック4,4・・を成形すると共にこれらのブ
ロック群4,4・・を前記の繊維シート6上に接着する
工程を繰り返すことによって形成されたブロックマット
1を利用して前記18項に記載のブロックマットを製造
する方法。
オ、コンクリートブロック4,4・・の縦方向空洞2,
2・・内に所定量の培養土C1種子Sならびに接着剤B
等の混合物7を充填しその上部7゛。
7゛・・を均らして締め固めこのようにして成形した所
定数の混合物充填コンクリートブロック4゜4・・、7
.7会・の底面4 ’、4 ’・・71 、7 +・・
を上にし相互に間隙3,3・・を介して整列配置し上記
底面4’、4’・・71 、71・・に接着剤Btt塗
布した後この上に繊維シート6を広げて押し当て上記コ
ンクリートブロック群4,4・・と繊維シート6とを接
着することによって形成したブロックマット1を養生固
化コーナー9へ移送して複数段積み重ね該コーナー9の
雰囲気Gを調整して前記の各ブロック4,4・・及び混
合物7を養生・固化させるブロックマット1の製造方法
力、前記オ3項に記載した所定数の混合物充填コンクリ
ートブロック4,4・・、7.7・・の底面4′、4′
・・、7”、7′・・を上にし相互に間隙3,3・・を
介して整列配置してから上記底面4 ’、4 ’・・ 
7 + 、 71・・に接着剤Bを塗布しこのブロック
群4,4・・、7,7・・を前記間隙3,3・・を保持
したまま反転し繊維シート6上に接着することによって
形成したブロックマット1を養生固化コーナー9へ移送
して複数段積み重ね該コーナー9の雰囲気Gttll整
して前記の各ブロック4゜4・・及び混合物7,7・・
を養生・固化させるブロックマットの製造方法。
キ、複数個のコンクリートブロック4,4・・の同時成
形用型枠を繊維シート6上に載冒し該繊維シート6の前
記型枠に囲まれた部分に接着剤Bを塗布したのち前記型
枠内に即時脱形用のコンクリート材料を投入し該材料を
振動ならびに圧縮することによって上記繊維シート6上
に相互に間隙3.3・・を介して整列配置されたコンク
リートブロック4,4・・を成形すると共にこれらのブ
ロック群4.4・・を前記の繊維シート6上に接着しさ
らに上記コンクリートブロック群4,4・・の中に形成
される複数個の縦方向空洞内2,2・・内に所定量の培
養土C1種子Sならびに接着剤B等の混合物7を充填し
その上部7′、7″・・を均らして纏め固める工程を繰
り返すことによって形成されたブロックマット1を利用
する前記11項に記載のブロックマツ141造方法。
等を実施するのが良い。
さらに、前記のようなブロックマット1を用いて斜面等
りを被覆によって安定化する工法としては、種子Sの非
発芽環墳Eに保管されている前記ブロックマット1を必
要量ずつ施工現場Fに搬送し施工準備の整った斜面等り
へ1枚ずつクレーンlO及び吊り具11を介して隣接す
るブロックマットlの繊維シート6部が重なるように敷
き並べ杭12、アンカー13、覆土14等で固定して該
斜面等りを一次的に保護したのち散水15又は雨水によ
って培養土C種子Sならびに接着B剤等の混合物7を湿
潤させて種子Sから植物を発芽、発根させ植生によって
ブロックマット1を斜面等りに安定させることが有効で
ある。
(作用) 本願発明におけるブロックマット1は、繊維シート6上
に、相互に間隔を置いて多数のブロック4.4・・を載
置し、繊維シート6を斜面等りの表面に押し付けること
によって、該斜面等りを一時的に保護した後、前記ブロ
ック4,4・・を上下に貫通する縦方向空洞2内に、植
物を成長させ前記ブロックマット4,4・・と植生によ
って斜面等りを半永久的に安定させる。
以下、本願発明の作用を、より明瞭にするために、本願
発明ブロックマット1における個々の構成要素毎に、そ
の作用を詳記する。
まず、各ブロック4,4・・は、前記の繊維シート6上
にその底面4′を接着され、該繊維シート6を介して相
互に概略の関係位置を保持しながら一連の連接ブロック
を構成する。
さらに、各ブロック4,4・・は、相互に間隔を置いて
その底面1゛を、可撓性のii*シート6に接着されて
いるため該ブロックマットlが支持部材上に載置される
と、各ブロック4,4・・は、隣接するブロック4,4
・・に干渉されることなく、支持部材の表面形状に沿っ
て1@毎に自由に角変位をすることができる。
このため、ブロックマット1は、斜面等りの表面へ敷き
並べられた隊に、地表の表面形状に合致し、11!維マ
ツトロの下側に空間が生じないように、ブロック4.4
・・と前記混合物70重量により、M!!シート6を介
して表土を押し付ける。
また、前記lli維シート6は、適当な透水性、保水性
及び通気性を有しているため、ブロックマットlが斜面
等りに敷設され、m水その他相当量の水が前記間隙3中
を流れた時には、水を徐々に上記繊維シート6中に透過
させ、斜面等りを形成する土中に均等に浸透拡散させる
さらに、iiuシート6は、ブロックマット1の製造工
程中から、施工現場へ搬送し、現場で施工する間に亙っ
て、必要に応じ、混合物7の充填されたブロック4.4
・・群を、これらの関係位置がずれないように持ち上げ
、各ブロック4,4・・が破損しないようにこれらを保
護をする。
また、前記ブロック4,4・・を上下に貫通する縦方向
の空洞2は、前記繊維シート6と共同して上記空洞2内
に充填される培養土C1種子Sならびに接着剤B等から
なる混合物7を収容し、必要量の混合物7を、過不足な
く安全に施工現場Fへ移送する。
接着剤Bは、培養土C中に適量混合された種子Sを、そ
の位置に保持し、上記混合物7をブロックマット1が移
動した際にも外れないように上記空洞2内に固着する。
培養土Bは、種子Sから植物が発芽・発根したのち該植
物の成長に必要な成分を補給するとともに水や空気を保
持・流通させ植物の成長を促進する。
(実施例) 以下、第2〜4図に従って本願発明の好ましい実施例を
説明する。
まず、各ブロック4,4・・の概略の重量M。
と大きさ(底面4′の面積Q+  及び高さh)を、ブ
ロックマット1の敷設面積り中に占めるブロック底面4
 ’、4 ’  ・・の総面積Q管を50%、ブロック
4,4 ・・の見掛けの比重を2.3として算出する。
繊維シート6と表土との摩擦系数μ、表土に対する押し
付は力X等から算出したブロックマット1の単位面積=
1−当たりの重量Yuは、133kg以上としなければ
ならない。
繊維シート6及び混合物7の単位面積当たりの重量Wu
  が、プロツクマット10単位面積当たりの重量Yu
  に占める割合を、仮に8%とすれば、ブロック4.
4・・の単位面積当たりにおける重量Muは、 Mu = Yu X 0.92 = 133 X 0.
92= 122.36  kg単位面積当たりのブロッ
クマット1に、8〜9個のブロック4,4・・を均等配
置するものと仮定すると、各ブロック4,4・・の重量
M+ は、122.36     122.36 すなわち、単位面積当たりに81のブロック4゜4・・
を配置する場合には、各ブロックを15.3kg以上、
9個の場合には13.6に、以上とすれば良いことにな
る。
また、単位面積当たりのブロック4,4・・を、8〜9
個としたため、各ブロック底面4′の面積Q+  = 
I X O,5X 1/8〜1/9 =0.0625〜
0.0556ゼ=625〜556 cm”となる。
なお、ブロック4,4・・の単位面積当たりの重量MI
7 を、123 kg=o、123 を以上とするため
には、各ブロック4,4・・の断面積Qが、垂直方向に
おいて変化しないものとすれば、 Q= I Xo、5 Xh X2.3≧0.1232.
3 すなわち、ブロック4,4・・の高さhを、+07−以
上とすれば良いことになる。
つぎに、第2,3図を利用して、以上の条件を満たすコ
ンクリートブロック4の具体的な形状、寸法及び重量M
+ 等を例示する。
(1)底面4′の1辺TI  が、300−の直方体の
中心に、直径180■の円筒状の縦方向空洞2を、穿ち
、縦方向の各校4k  に、半径50−の面を取った高
さhが、110−のブロック4では、ブロック1個当た
りの重量M1  が15.79 kgとなり、ブロック
4.4・・の間隔3を40−とすれば、単位面積当たり
のブロック重量Mu は、136.58kgとなる。
この場合には、単位面積当たりのブロックマット1に、
8.65個のブロック4,4・ψが配置されることにな
る。
以上の計算では、各ブロック4,4・・の断面積Qが、
その高さ方向に変化しないものとして計算したが、ブロ
ック4.4・・の上面4 + T 、 4 T I・・
における面積Q2を、下面4’、4’・・よりも小さく
する場合には、底面4 ’、4 ’・・の面積Q+ を
、前記の計算通りとし、その重量M+ が同一となるよ
うに、高さhを増せば良い。
(2)つぎに、第2〜4図に例示したもので、底面4′
の1辺T、が、300−1上面4″の1辺T2 が、2
76−の台錐形の中心に、直径X = 180−の円筒
状の縦方向空洞2を穿ち、縦方向の各校4h に、底面
4′の位置で半径50■の面を取った高さhが、120
−のブロック4では、ブロック1個当たりの重量Ml 
が、15.29 kg、単位面積当たりのブロック重量
Muは、137.61kgである。
この場合には、ブロック4.4・・の間隔3を、33.
3−とし、単位面積当たりのブロック4,4・中は9個
である。
(3)さらに、第6.6図に示した例では、Ml =1
6.7  kg r ML、=133.5 kg単位面
積当たりのブロック4,4・・は8個となった。
この場合には、コンクリートブロック34の、底面34
′における、外−径N、  を400閣、外周35の円
弧状切欠ぎ部36の半径R6を200−5縦方向空洞3
2を形成する直円錐台の直径N7  を170−1上面
34″における、外径N8 を370−1切欠ぎ部37
の半径R2を185藺、空洞32の直径N≦を200−
1上、下面34”、34°における各切欠ぎ部36’、
36が、該コンクリートブロック34の中心線38を挟
む角度αを、それぞれ60°、コンクリートブロック3
4の高さhを120−とした。
なお、前記の各個に用いるコンクリートブロック4,4
・・及び34.34 ・・には、何れも材令(コンクリ
ートを打ち込んでから試験又は使用するまでの期間)2
8日の設計基準強度が、220kgf/(至)1以上の
無筋コンクリートを使用することとした。
つぎに、繊維シート60選定手段について説明する。
繊維シート6としては、通常、斜面等りの被覆工として
用いられる繊維布(ポリエチレンネットタイプ織布の縦
ストランドをアラミド繊維で補強した土木用グリッドメ
ツシュ又は、これを特殊樹脂で補強したもの、ナイロン
の高強力糸を用いた織布、長繊維ポリプロピレン不織布
又は、これを多層とし、その中間層をナイロン織布で補
強したものあるいは、高強力ポリエステル糸を用いた長
繊維不織布等)の中から、前述した本願発明用繊維シー
ト6として適当な性状を有するものを選択した。
第2〜4図のように、整列配置された各ブロック4.4
・・の間係位置がずれないように、混合物充填ブロック
群4,4・・、7,7・・を、安全に懸吊し得る繊維シ
ート6の選定手段を、単位面積当たりの重量MIJ の
最も大きい前記(2)の例について説明する。
まず、ブロックマット1の標準寸法を、繊維シート6の
大きさ、移送・扛重の容易さ及び現場での施工性等を考
慮して2.0mX8.0mとし、この大きさのブロック
シート1の総重量Ml を算出する。
ブロックシート1の総重量Mξは、混合物充填ブロック
4,4・・、7,7・・を、繊維シート6に接着する接
着剤の重量を無視すれば、前記標準寸法内に配置される
ブロック4,4・・の重量MTと、混合物7.7・・の
重量PT及び繊維シート6の重量ZTを加えたものとな
る。
各ブロックシート1当たりにおける、 ブロック4,4・・の重量MTは、 MT =MuX 9 X 2 X 8 #2,201.
76  kgブロック4の1個当たりに占める縦方向空
洞2の容積Vl  は、 π×x V  = h X  −= 3 、052 cm’ある
から、混合物7の比重を1.5とすれば、混合物7,7
・・の重量PTは、 PT :1.5 X VI  X 9 X 2 X 8
〜659.23  kg繊維シート6の大きさは、前記
の標準寸法に隣接するブロックマット10重なり代J及
びブロックマットlの両端1’ 、1’に設けられる吊
り代Kを加えたものである。
上記の、重なり代Jを250m、吊り代Kを、それぞれ
450−とすれば、 繊維シート6の面積UTは、 UT = (2,0+0.25) X(8,0+2X 
O,45)# 20.0  ぜ となる。
いま、繊維シート6の平均重置Zリ を、0.31kg
/ぜとすれば、 繊維シート60重量Zrは、 Zy :0.31X Ur #0.31X20.O=6
.20  kgとなる。
従って、ブロックシート1の総重量Mfは、M4 =M
7 + P r + ZT a:t2+201.76 
+ 659.23+ 6.20= 2,867.19 
 kgとなる。
上記の寸法及び重量Mlrを有するブロックマットlの
両端1’、1’を、吊り具11を介してクレーん10で
2点吊りした場合に、繊維シート6が、極端に伸びたり
、破断することのない繊維布を選べば良い。
上記ブロックマット1の総重量M9 が、繊維シート6
の両端1’、1’に、均等に掛かるものとすれば、繊維
シート6は、 I/2 M6の負荷に耐えれば良いこと
になる。
しかし、両端1’、1’の負荷に、多少のアンバランス
が生じることもあるため、繊維シート6に掛かる最大負
RMMを、2/3M4 と見做すと、Ms =M?X 
2/3 X=2,867.19X 2/3&i1,91
1−46  kg となる。
この最大負荷M−を、繊維シート60暢225 crm
でで負担すれば良い訳である。
このため、繊維シート6の単位長さ=1c+m当たりの
最大負荷Fu  は、 Fジ =MH÷225 #8.50  kg/口安全安
全めに、上記FLIす2倍以上の引っ張り強さFs を
有する繊維布を、繊維シート6として選択することとし
た。
この場合には、繊維シート6に必要な引っ張り強さFs
 は、 Fs ≧2XF#17  kg/am となる。
すなわち、繊維シート6としては、前述のような繊維布
の内から、引っ張り強さ17kg/cw以上の繊維布を
選べば良いことになる。
以上の条件を備えた市販品のついて、その特徴、性状等
を第1表に例示する。
つぎに、J I 5K6854の「接着剤のはく離接着
強さ試験方法」を参考として、ブロック4゜4・・又は
混合物充填ブロック4,4・・、7゜7・・を繊維シー
ト6に接着する接着剤の、はく離接着強さの試験を行っ
た。
この場合には、前記コンクリートブロック4゜4・・と
、同一性状のコンクリート直方体を打ち込み、その表面
のレイタンスを除去したものの上に、試験材料である繊
維布をJ I 5K6854に1って張り付けたが、繊
維布は、暢5cm以下では正常な強さを現さないため、
切断幅25−を50−に変更した。
また、上記コンクリート直方体を固定する独特の保持具
を用いて、J I 5K6854に記載されているもの
と同様の試験が行えるように工夫した。
試験結果の代表的なものについて、接着剤のメカ−1商
品名(商標)特徴及び性状等を、第2表に例示する。
以下添付図面にしたがって、本願発明ブロックマットの
好ましい実施例を、その製造方法及び敷設工法とともに
具体的に説明する。
まず、前記(2)に例示した形状、寸法及び重量を有す
る多数のアロッック4,4・・を、粗骨材、細骨材及び
ポルトランドセメント等の配合比が通常のプレキャスト
コンクリートを打ち込む場合と同様で、そのスランプ値
が6.5のコンクリートスラリーと、同時成形用型枠を
利用して打ち込み養生室で蒸気!iギしたのち28日間
自然養生した。
この状態で、通常の手段によって抜き取り検査した結果
では、平均圧縮強度が、228 kg / cm” で
あった。
このコンクリートブロック4,4・・の底面4′。
4′・・を上にして、整列機に送入し、相互に33.3
−の間隙を取って台座16上に、整列配置した。
ブロック4.4・・の使用個数は、輻方向に6個長さ方
向に24個とし、合計144個用いた。
つぎに、上記底面4 ’、4 ’・・に、特殊なスプレ
ーノズルを利用して、前記A社製のエポキシ系水溶性エ
マルジョン接着剤1.を、  g / cil  吹き
付は塗装した。
この上に、シート供給装置によって、繊維シート6を広
げ、第2図に例示したように整列配置されたブロック4
,4・・の輻方向の1端から重なり代J=250閣、長
さ方向のl端から吊り代に=450−を取った位置に押
し当て、コンクリート群4.4・・と繊維シート6とを
接着した。
このようにして、形成されたブロックマット1を前記台
座16とともに、移送してブロック受枠8上に載せ、各
ブロック4.4・・の縦方向空洞2゜2・・内に、予め
所定の割合で(この割合については後述する。)混合さ
れた培養土C1種子S及び接着剤Bからなる所定量の混
合物7を、第71!1の投入機18から投入する。
その後、振動機19を稼働して、前記空#12,2・・
内の混合物7を締め固めた後、その上部7″を播き取っ
て均し、該ブロックマット1を、前記台座16とともに
第8図に例示した養生固化コーナー9へ移送する。
このような工程を、繰り返しながら養生固化コーナー9
内に、8段の台m 16.16・・及びブロックマット
1,1・・を積み重ねる。
それから、養生固化コーナー9の雰囲気Gを、500C
1関係湿度40%になるまで徐々に調整し、この状態を
3時間以上保持した後、さらに関係湿度を60%、温度
を常温付近まで徐々に調整する。
養生固化コーナー9の雰囲気Gを、このように調整すれ
ば、ブロック4,4・・及び該ブロック4.4・・と繊
維シートを接着した接着剤及び混合物7は、充分に養生
固化されて設計基準強度となり、本願発明の、ブロック
マット1が完成する。
以上の工程で製造したブロクマット1の各ブロック4,
4・・の平均圧縮強度は、243 kg / rrm 
 。
接着剤のはく離接着強さは、ブロック1個当たり185
に、であった。
(発明の効果) 本願発明ブロックマット1は、縦方向空洞2゜2・・及
び繊維シート6を容器として培養土Cや種子Sをブロッ
ク4とともに施工現場Fに運ぶことができ、従来のブロ
ックマットのように植生施工の際に改めて客土や種子等
を運搬したり散布する必要がないので手数が省ける。
また、この製品を施工現場に運搬し、クレーンlO等の
重機械を利用して短時間で能率良く、安全に作業を進め
ることができる合理的な手段である。
さらに、客土用の土や、種子等を準備したり植物が成長
するまで施肥その他の管理に煩わされることもない。
このため、現在のように労働力の不足している状況では
、非常に便利なブロックマットである。
さらに、必要に応じてブロックマット1を、−挙 4に
運搬施工すればよいので天候に影響され難い。
種子Sから培養土C中に発根した植物は、比較的短期間
で好ましい生長をし、植生によってブロックマツ)1を
斜面り等に安定させ、斜面り等を半永久的に被覆保護す
ることができる。
縦方向空洞2,2・・内の混合物7,7・・は、該空洞
2,2・・の内面及び繊維シート6に接着しているため
に、植生施工に当たり散水1日シたり、施工後激しい降
雨があっても種子Sや培養土Cが流失することがなく、
ブロックマット8の安定に役立つだけでなく、種子Sや
培養土Cを節約することができる。
又、培養土Cとして実施例に示すような適当なものを適
宜混合して用いれば、種子Sの発芽、発根及び植生の生
長を促すこともできる。
なお、ブロックマット8を種子Sの非発芽環墳Eに長期
間保管しても、前記のような培養土Cは、適当な通気性
、保温性及び保湿性があるため種子Sが腐敗したり枯死
するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンクリートブロック5と繊維シート6の接
着強さ試験を行うための、試験材料の1例を示す見取り
図、第2図は第(1)項発明の実施例を示す平面図、第
3図はコンクリートブロック6の配置を示す部分平面図
、第41!lは第3図の■−1%’線に沿う縦断面図、
第5図は異なるコンクリートブロック340例を示す平
面図、第61!Iは第5図の■−■線に沿う縦断面図、
第7図は第(2)〜(8)項に記載した製造方法の1例
を示す一部切断側面図、$8図は養生固化コーナー9の
1例を示す一部切断側面図、第9図は本願発明のブロッ
クマット1を使用して斜面等りを安定化する第(9)項
発明の施工要領図、第1O図はブロックマット1によっ
て一次的に保護された斜面りを示す要領図、第11図は
ブロック4中の混合物7から植物が発芽発根し植生によ
ってブロックマット1を斜面りに安定させた様子を示す
縦断面図である。 第 ノ 図 第 5 図 3!7  図 集 8 図 〕6  ヲ  図 ネ 10 園

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下に貫通する少なくとも1個の縦方向空洞を備
    えており相互に間隙を介して同一面上に整列配置された
    多数のコンクリートブロックと該コンクリートブロック
    の底面に接着した可撓性、通気性ならびに適度の透水性
    と保水性を有する繊維シート及び前記縦方向空洞内に充
    填固化した培養土、種子ならびに接着剤等からなる混合
    物とで構成したことを特徴とするブロックマット。
  2. (2)多数のコンクリートブロックを繊維シート上に相
    互に間隙を介して整列配置してなるブロックマットをブ
    ロック受枠上に載置し各ブロックの縦方向空洞内に所定
    量の培養土、種子ならびに接着剤等の混合物を充填した
    のち締め固めさらに該ブロックマットを養生固化コーナ
    ーへ移送して複数段積み重ね該コーナーの雰囲気を調整
    して前記の各ブロック及び混合物を養生・固化させるこ
    とを特徴とするブロックマットの製造方法。
  3. (3)底面を上にし相互に間隙を介して台座上に整列配
    置した所定数のコンクリートブロックの底面に接着剤を
    塗布した後この上に繊維シートを広げて押し当てコンク
    リートブロック群と繊維シートとを接着することによっ
    て形成したブロックマットを利用することを特徴とする
    特許請求の範囲第(2)項に記載したブロックマットの
    製造方法。
  4. (4)底面を上にし相互に間隙を介して整列配置した所
    定数のコンクリートブロックの上記底面に接着剤を塗布
    しこのブロック群を前記間隙を保持したまま反転し繊維
    シート上に接着することによって形成したブロックマッ
    トを利用することを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項に記載のブロックマット製造方法。
  5. (5)複数個のコンクリートブロックの同時成形用型枠
    を繊維シート上に載置し該繊維シートの前記型枠に囲ま
    れた部分に接着剤を塗布したのち前記型枠内に即時脱形
    用のコンクリート材料を投入し該材料を振動ならびに圧
    縮することによって上記繊維シート上に相互に間隙を介
    して整列配置されたコンクリートブロックを成形すると
    共にこれらのブロック群を前記の繊維シート上に接着す
    る工程を繰り返すことによって形成されたブロックマッ
    トを利用することを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項に記載のブロックマットの製造方法。
  6. (6)コンクリートブロックの縦方向空洞内に所定量の
    培養土、種子ならびに接着剤等の混合物を充填して締め
    固めこのようにして成形した所定数の混合物充填コンク
    リートブロックの底面を上にし相互に間隙を介して整列
    配置し上記底面に接着剤を塗布した後この上に繊維シー
    トを広げて押し当て上記コンクリートブロック群と繊維
    シートとを接着することによって形成したブロックマッ
    トを養生固化コーナーへ移送して複数段積み重ね該コー
    ナーの雰囲気を調整して前記の各ブロック及び混合物を
    養生・固化させることを特徴とするブロックマットの製
    造方法。
  7. (7)特許請求の範囲第(6)項に記載した所定数の混
    合物充填コンクリートブロックの底面を上にし相互に間
    隙を介して整列配置してから上記底面に接着剤を塗布し
    このブロック群を前記間隙を保持したまま反転し繊維シ
    ート上に接着することによって形成したブロックマット
    を養生固化コーナーへ移送して複数段積み重ね該コーナ
    ーの雰囲気を調整して前記の各ブロック及び混合物を養
    生・固化させることを特徴とするブロックマットの製造
    方法。
  8. (8)複数個のコンクリートブロックの同時成形用型枠
    を繊維シート上に載置し該繊維シートの前記型枠に囲ま
    れた部分に接着剤を塗布したのち前記型枠内に即時脱形
    用のコンクリート材料を投入し該材料を振動ならびに圧
    縮することによつて上記繊維シート上に相互に間隙を介
    して整列配置されたコンクリートブロックを成形すると
    共にこれらのブロック群を前記の繊維シート上に接着し
    さらに上記コンクリートブロック群の中に形成される複
    数個の縦方向空洞内に所定量の培養土、種子ならびに接
    着剤等の混合物を充填しその上部を均らして締め固める
    工程を繰り返すことによって形成されたブロックマット
    を利用することを特徴とする特許請求の範囲(2)項に
    記載のブロックマット製造方法。
  9. (9)種子の非発芽環境に保管されている特許請求の範
    囲第1項に記載のブロックマットを必要量ずつ施工現場
    に搬送し施工準備の整った斜面等へ1枚ずつクレーン及
    び吊り具を介して隣接するブロックマットの繊維シート
    部が重なるように敷き並べ杭、アンカー、覆土等で固定
    して前記斜面を被覆することによって該斜面を一次的に
    保護したのち散水又は雨水によって培養土、種子ならび
    に接着剤等の混合物を湿潤させて種子から植物を発芽発
    根させ植生によってブロックマットを斜面等に安定させ
    ることを特徴とする斜面等の一貫安定化工法。
JP2338511A 1990-11-30 1990-11-30 ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法 Expired - Fee Related JP2972963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338511A JP2972963B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338511A JP2972963B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04203116A true JPH04203116A (ja) 1992-07-23
JP2972963B2 JP2972963B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=18318846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2338511A Expired - Fee Related JP2972963B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2972963B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222109A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Kamigakigumi:Kk 緑化ブロックの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222109A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Kamigakigumi:Kk 緑化ブロックの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2972963B2 (ja) 1999-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070036615A1 (en) Freestanding wall structures made using sandbags
CN110839368A (zh) 一种边坡生态修复的植生袋装置、防护结构和施工方法
CN110656652A (zh) 一种三维生态袋护坡结构
CN114032927B (zh) 边坡创面持水固土植被恢复的施工方法
JPH04203116A (ja) ブロックマットとその製造方法及び被覆による斜面等の一貫安定化工法
JP3128437B2 (ja) 斜面補強工法および盛土造成工法
JP2007224507A (ja) 法面緑化工法
JP3297842B2 (ja) 緑化基盤及び該緑化基盤を使用した緑化方法
CN114108561A (zh) 一种植生砼护坡及其施工工艺
JPS5841119A (ja) 土砂止めの方法とそれに用いる柵
JPS62280425A (ja) 緑化法面構築方法及び法面構築ブロツク
JPS6337208B2 (ja)
JPS58176317A (ja) 客土盤
JPS59126824A (ja) 法面緑化用構造物及び該構造物を用いた法面緑化工法
JP7022428B2 (ja) 土留工法
JPH10266168A (ja) 砂防ダムの構築工法
JPH05295714A (ja) 植生ブロック
KR20140094834A (ko) 황토, 배양토가 부착된 포러스콘크리트를 활용한 하천호안 시공방법
CN219343251U (zh) 一种水利工程护坡
JPH0753968B2 (ja) 法面ブロック
US20220228368A1 (en) Vegetated retaining wall block apparatus and method
JPH0841880A (ja) 盛土法面の植生方法
JPH09184145A (ja) 緑化ブロック及びその製造方法並びに緑化ブロック施工法
JP2578929B2 (ja) 法面保護工法
JP3811837B2 (ja) 緑化基盤材及びそれを用いた緑化方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees