JPH04202957A - 下地パネルへの石材貼付工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、下地パネルへの石材貼付工法に係る。

【従来の技術】

従来、下地パネルへの石材等の貼付工法としては、特公
昭５８−３０４６２号公報に記載されているように、樹
脂モルタルが塗布された下地材へ石材等の貼付材を圧着
貼りする手法が一般的であった。 しかし、この手法では、石材等は重いために、石材等の
付着性が悪く、経時的にはがれが生じる等の問題を有し
ていた。

【発明が解決しようとする課題】

本発明は、付着性の良好な、下地パネルへの石材貼付工
法を提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】

本発明の下地パネルへの石材貼付工法は、樹脂モルタル
が下塗された下地パネル上に、樹脂モルタルが裏面に塗
布された石材を圧着することを特徴とする。

【作用】

本発明においては、下地パネルと樹脂モルタルとの付着
が強固になり、また、石材と樹脂モルタルとの付着が強
固となり、さらに両者の樹脂モルタルが相互に強固に接
着して、全体としての付着強度が大きいものとなる。

【実施例】

以下、図面に基づき実施例を説明する。 本例では、石材（例えば御影石）を玄関ドア脇のモルタ
ル下地パネル（本例ではセメント板）上に貼り付ける場
合につき説明する。 まず、樹脂モルタルを用意する。樹脂モルタルとしては
、ポルトランドセメントに変性アクリル系エマルジョン
接着剤を混合したものを用いた。樹脂モルタルを例えば
コテ２により、フレキシブルボード製の下地パネル１の
所定の位置に下塗りする。下塗３の厚さとしては２〜３
ｍｍが好ましい。 他方、３００ｍｍ　Ｘ　３００ｍｍ　Ｘ　１０ｍ、ｍの
石材４の裏面に上記と同じ樹脂モルタル５を塗布してお
き、この石材４を予め樹脂モルタルの下塗３が施された
下地パネルに圧着して貼りつける。圧着は、下塗３の終
了後でできるだけ速やかに行うことが好ましい。 なお、本例のように石材４を垂直に貼り付ける場合、石
材４のすり落ちを防ぐために、くさび６を差し込んでお
き、モルタルの固まり具合いを見てくさび６を抜き取れ
ばよい。 また、目地が必要な場合は、石材４の貼付後、目地の埋
め込みを行えばよい。 以上の手法により石材４の貼付を行ったところ、従来の
手法で貼付を行った場合に比べはるかに付着強度の向上
が認められた。

【発明の効果】

本発明によれば、下地パネルと石材との付着性を向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは、本発明の実施例にかかる下地
パネルへの石材の貼付工法を説明するための斜視図であ
る。

【符号の説明】

１・・・下地パネル、２・・コテ、３・・・下塗、４・
・石材、５・・・樹脂モルタル、６・・・くさび。 特許出願人　積水化学工業株式会社 代表者　廣１）馨 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）樹脂モルタルが下塗された下地パネル上に、樹脂
   モルタルが裏面に塗布された石材を圧着することを特徴
   とする下地パネルへの石材貼付工法。