JPH0420240A - 西洋ナシの追熟方法 - Google Patents
西洋ナシの追熟方法Info
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- JPH0420240A JPH0420240A JP2123851A JP12385190A JPH0420240A JP H0420240 A JPH0420240 A JP H0420240A JP 2123851 A JP2123851 A JP 2123851A JP 12385190 A JP12385190 A JP 12385190A JP H0420240 A JPH0420240 A JP H0420240A
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- JP
- Japan
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- pears
- ripening
- browning
- fruit
- european
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- Pending
Links
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は西洋ナシの品質を良好に保持しつつ追熟させる
ための方法に関するものでアシ、特に果実を、数個の小
孔を設けた軟質グラスチック製小袋で個別包装して保存
、流通させ、この間に果実の追熟を簡便に確実に完了さ
せることを特徴とする西洋ナシの追熟方法に関するもの
である。
ための方法に関するものでアシ、特に果実を、数個の小
孔を設けた軟質グラスチック製小袋で個別包装して保存
、流通させ、この間に果実の追熟を簡便に確実に完了さ
せることを特徴とする西洋ナシの追熟方法に関するもの
である。
従来技術
西洋ナシは樹上からの収穫後、果実をしばらく保存し追
熟させることによって初めて美味な商品となるものであ
るが、従来は収穫果実をそのまま箱などに入れて保存、
追熟させるため、追熟及び流通中に果実表皮が著しく褐
変し、加えて果実及び果梗が乾燥して商品価値が大きく
低下することが避けられなかった。
熟させることによって初めて美味な商品となるものであ
るが、従来は収穫果実をそのまま箱などに入れて保存、
追熟させるため、追熟及び流通中に果実表皮が著しく褐
変し、加えて果実及び果梗が乾燥して商品価値が大きく
低下することが避けられなかった。
また、ル レフチエ等の高級種では特に表皮が傷つき易
く、約１ケ月間の追熟期間が必要とされるため、この期
間とその後の流通期間を含めて表皮褐変の危険性が著し
く大きく、さらにこの種の高級種では保存中の目減シを
、少なくして商品化率を低下させないための試みとして
紙袋等で包むことも試みられているために、ルレクチェ
の場合には紙袋による表皮の擦れ傷によって逆に褐変来
が増大し、新しい褐変化促進要因になるという結果をも
たらし、このため現状では西洋ナシの高級種の商品化率
が５０−以下という驚くべき低率にあシ、業界にとって
は現状を打開して西洋ナシの商品化率を改善することは
緊急の課題とされている。
く、約１ケ月間の追熟期間が必要とされるため、この期
間とその後の流通期間を含めて表皮褐変の危険性が著し
く大きく、さらにこの種の高級種では保存中の目減シを
、少なくして商品化率を低下させないための試みとして
紙袋等で包むことも試みられているために、ルレクチェ
の場合には紙袋による表皮の擦れ傷によって逆に褐変来
が増大し、新しい褐変化促進要因になるという結果をも
たらし、このため現状では西洋ナシの高級種の商品化率
が５０−以下という驚くべき低率にあシ、業界にとって
は現状を打開して西洋ナシの商品化率を改善することは
緊急の課題とされている。
本発明が解決しようとする問題点
従って、本発明の目的は、収穫した西洋ナシの追熟工程
における果実の表皮褐変及び内部褐変の防止と共に乾燥
、目減シ等を同時に防止することによって西洋ナシの商
品化率の大幅な向」二をはかることにある。
における果実の表皮褐変及び内部褐変の防止と共に乾燥
、目減シ等を同時に防止することによって西洋ナシの商
品化率の大幅な向」二をはかることにある。
問題を解決するための手段
本発明は収穫直後又は保存の途中で西洋ナシを、複数個
の小孔を設けたグラスチック製の小袋に１個づつ詰めて
保存、追熟させることを特徴とした西洋ナシの追熟方法
に関するもので、一般に軟質プラスチックフィルムを用
いることができるが、特にポリエチレンは表面が滑らか
で柔軟性に富み単価も安くて包装材料として最適である
。
の小孔を設けたグラスチック製の小袋に１個づつ詰めて
保存、追熟させることを特徴とした西洋ナシの追熟方法
に関するもので、一般に軟質プラスチックフィルムを用
いることができるが、特にポリエチレンは表面が滑らか
で柔軟性に富み単価も安くて包装材料として最適である
。
また／Ｊ・袋に付ける／」・孔は直径数咽のものが数個
あればよく、この孔は直径が小さければ多く、太きけれ
ば少なくてすむが、大きな孔はその部分の果実表皮が損
傷を受けやすく、また孔が１個の場合は時として孔が塞
がシ、無孔フィルムと同じになる危険性がある。また、
孔を設けない無孔ポリエチレン製小袋で果実を包装する
と、第１表に見られる様に果皮の黄化や果実硬度の低下
が遅れて追熟速度の遅延を招き、また致命的な欠点とな
る果肉部分や芯部の褐変といった生理障害をもたらす結
果となる。こうした内部褐変は第２表の様に、追熟があ
る程度進行した果実を無孔ポリエチレン袋で包装した時
によシ顕著に認められる現象である。なお、果実を１個
づつポリエチレン袋に詰める理由は、複数の果実を一緒
に袋詰めすると、果実同士の接触で擦れて互に表皮褐変
を生ずるので、これを避けるためである。
あればよく、この孔は直径が小さければ多く、太きけれ
ば少なくてすむが、大きな孔はその部分の果実表皮が損
傷を受けやすく、また孔が１個の場合は時として孔が塞
がシ、無孔フィルムと同じになる危険性がある。また、
孔を設けない無孔ポリエチレン製小袋で果実を包装する
と、第１表に見られる様に果皮の黄化や果実硬度の低下
が遅れて追熟速度の遅延を招き、また致命的な欠点とな
る果肉部分や芯部の褐変といった生理障害をもたらす結
果となる。こうした内部褐変は第２表の様に、追熟があ
る程度進行した果実を無孔ポリエチレン袋で包装した時
によシ顕著に認められる現象である。なお、果実を１個
づつポリエチレン袋に詰める理由は、複数の果実を一緒
に袋詰めすると、果実同士の接触で擦れて互に表皮褐変
を生ずるので、これを避けるためである。
第２表
黄緑色期にホリエチレン包装したルレ〃工の果実品質原
料果実 ： 果皮色５０〜５．５ 果実硬度０．８
〜１．、 Ｏｋｇ表皮褐変程度： −無し、 士 微か
、十少シ。
料果実 ： 果皮色５０〜５．５ 果実硬度０．８
〜１．、 Ｏｋｇ表皮褐変程度： −無し、 士 微か
、十少シ。
＋→−か々シ、十＋十 甚しい
実施例
以下に本発明の実施例を示す。
実施例１゜
収穫後、表皮が６〜７部黄化するまで室温保存した西洋
ナシ、マリダットマリーラ（３５０Ｆ）を、直径３艶の
小孔１０個を設けた１ ５ Ｘ ２０ ｃｍのポリエチ
レン（厚さ０．０５ｍｍ）小袋に詰めてシールし再度室
温保存したところ、果実は包装後４日で完熟し、その後
１０日経ても果皮及び果肉芯に褐変を生ぜず、果実及び
果梗に゛しわ″も々く品質良好であった。
ナシ、マリダットマリーラ（３５０Ｆ）を、直径３艶の
小孔１０個を設けた１ ５ Ｘ ２０ ｃｍのポリエチ
レン（厚さ０．０５ｍｍ）小袋に詰めてシールし再度室
温保存したところ、果実は包装後４日で完熟し、その後
１０日経ても果皮及び果肉芯に褐変を生ぜず、果実及び
果梗に゛しわ″も々く品質良好であった。
実施例２゜
収穫直後の西洋ナシ、ルレクチェ（３００ｇ）を底辺１
５ｃｍ、高さ２１ ｃｍの三角形ポリエチレン袋（フィ
ルム厚０．０３ ｍｍ、、直径５咽の小孔を４個設けた
もの）に入れて底部をシールし室温下に保存したところ
、３２日後に果実は完全追熟し、表皮及び果肉、芯に褐
変なく、目減シ率は１．７ｑ６に止まシ果皮、果梗のし
おれも認められなかった。
５ｃｍ、高さ２１ ｃｍの三角形ポリエチレン袋（フィ
ルム厚０．０３ ｍｍ、、直径５咽の小孔を４個設けた
もの）に入れて底部をシールし室温下に保存したところ
、３２日後に果実は完全追熟し、表皮及び果肉、芯に褐
変なく、目減シ率は１．７ｑ６に止まシ果皮、果梗のし
おれも認められなかった。
発明の効果
以上の実施例からも知られるように本発明の方法によれ
ば、西洋ナシの商品化において最大の難点とされてきた
果実表皮の褐変が防止されると共に内部褐変や目減シ率
も小さく、このため、従来法と比較して商品化率の著し
い向上を（６〕 達成し得るものである。
ば、西洋ナシの商品化において最大の難点とされてきた
果実表皮の褐変が防止されると共に内部褐変や目減シ率
も小さく、このため、従来法と比較して商品化率の著し
い向上を（６〕 達成し得るものである。
出
願
人
古
田
道
夫
外−名
代
理
人
丸
山
幸
雄
Claims (1)
- 収穫後の西洋ナシを、複数個の小孔を設けた軟質プラス
チック製小袋に１個づつ詰めて保存、追熟させることを
特徴とする西洋ナシの追熟方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123851A JPH0420240A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 西洋ナシの追熟方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123851A JPH0420240A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 西洋ナシの追熟方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0420240A true JPH0420240A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14870971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2123851A Pending JPH0420240A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 西洋ナシの追熟方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0420240A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103766478A (zh) * | 2012-10-22 | 2014-05-07 | 江苏经贸职业技术学院 | 一种用于催熟洋梨的技术工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6211049A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-01-20 | Toyobo Co Ltd | 青果物の鮮度保持方法 |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP2123851A patent/JPH0420240A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6211049A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-01-20 | Toyobo Co Ltd | 青果物の鮮度保持方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103766478A (zh) * | 2012-10-22 | 2014-05-07 | 江苏经贸职业技术学院 | 一种用于催熟洋梨的技术工艺 |
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