JPH0420175Y2 - - Google Patents

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JPH0420175Y2
JPH0420175Y2 JP2886287U JP2886287U JPH0420175Y2 JP H0420175 Y2 JPH0420175 Y2 JP H0420175Y2 JP 2886287 U JP2886287 U JP 2886287U JP 2886287 U JP2886287 U JP 2886287U JP H0420175 Y2 JPH0420175 Y2 JP H0420175Y2
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JP
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outer tube
handle
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pipe
mounting member
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JP2886287U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、刈払機の操作ハンドルの取付装置
に係り、詳しくは、取付性及び梱包性を改善する
ことができる刈払機の操作ハンドル取付装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
刈払機の従来の操作ハンドル取付装置について
第4図ないし第6図を参照して説明する。
第4図は刈払機10の全体の概略的斜視図であ
る。刈払機10は長く延びる外管12を備え、歯
車筐14及びエンジン16は外管12の両端にそ
れぞれ結合されている。刈刃18は歯車筐14の
下部に回動可能に取付けられ、カバー20は、外
管12の歯車筐14側の端部に一端を固定され、
刈刃18に対して作業者側を覆つている。伝動軸
22は、外管12の内部に延び、一端においてエ
ンジン16の出力軸に結合し、他端において歯車
筐14内の所定の歯車に結合している。エンジン
16の動力は、伝動軸22及び歯車筐14内の歯
車を介して刈刃18へ伝達され、刈刃18を駆動
する。操作ハンドル24は、両端においてそれぞ
れグリツプ26,26を装着され、中央部におい
て取付部材28を介して外管12の外周に固定さ
れる。スロツトルレバー30は、一方のグリツプ
26の近傍において操作ハンドル24に取付けら
れ、作業者により操作されて、エンジン16の出
力を制御する。
第5図は従来の取付部材28の詳細な分解斜視
図である。第5図では、操作ハンドル24は、分
離可能で互いに同一の一対のパイプ32,32を
有し、各パイプ32は先端側にグリツプ26を装
着されている。操作ハンドル24の別の例とし
て、第6図に示されるように、一本のパイプ34
から操作ハンドル24を構成してもよい。取付部
材28は上側金具36、中側金具38及び下側金
具40を含む。上側金具36は下面側にハンドル
パイプ用溝42を有し、中側金具38は上面側及
び下面側にそれぞれハンドルパイプ用溝44及び
外管用溝46を有し、下側金具40は上面側に外
管用溝48を有している。ハンドルパイプ用溝4
2,44はパイプ32又はパイプ34の外径に合
う半円形横断面に形成され、外管用溝46,48
は外管12の外径に合う半円形横断面に形成され
る。
操作ハンドル24を外管12に組付けるとき
は、パイプ32,32の基端側の端部又はパイプ
34の中央部が、上側金具36及び中側金具38
のハンドルパイプ用溝42,44に嵌合するよう
に、上側金具36及び中側金具38を両側から当
てられ、その後、ねじ50を、上側金具36の挿
通穴に挿通してから中側金具38のねじ穴に螺合
させ、操作ハンドル24の中央部に上側金具36
及び中側金具38を固定する。また、外管12の
長手方向所定位置において、外管12が中側金具
38及び下側金具40の外管用溝46,48に嵌
合するように、外管12の外周に中側金具38及
び下側金具40を当て、その後、ねじ52を下側
金具40の挿通穴に挿通してから中側金具38の
ねじ穴に螺合させ、外管12に中側金具38及び
下側金具40に固定する。
また、従来の操作ハンドル取付装置では、操作
ハンドル24を外管12に組付けた状態では、操
作ハンドル24のために全体の幅が増大するの
で、工場出荷時では操作ハンドル24を外管12
から分離した状態で梱包し、各ユーザにおいて梱
包から取り出してから外管12に操作ハンドル2
4を取付けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の操作ハンドル取付装置では、各ユーザに
おいて行われる外管12への操作ハンドル24の
取付けが煩雑になつている。また、これを回避す
るために、外管12に操作ハンドル24を取付け
て出荷すると、梱包が大規模となり、不経済であ
る。
なお、実開昭59−107816号公報は、刈払機にお
いて、操作ハンドルの各パイプの基端部を外管の
軸方向に対してほぼ直角な直線の周りに回動可能
に支持し、作業者の体格に応じて操作ハンドルの
パイプの開き角を調整可能にすることを開示す
る。しかし、パイプの開き角をすぼめた場合にお
いても、ハンドルの先端部(グリツプ部)が外管
の半径方向外方へ突出しているので、梱包時に操
作ハンドルを外管の方にコンパクトに収納するた
めには不十分である。
この考案の目的は、取付性及び梱包性を改善す
ることができる刈払機の操作ハンドル取付装置を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案によれば、一端に原動機と、他端に歯
車筐を介して刈刃とを連結する伝動軸を被覆せる
外管上に、取付部材を介在させて一対の操作ハン
ドルを着脱自在に嵌着される刈払機において、取
付部材は中央に外管が貫通されかつ移動可能に切
欠溝を設ける貫通孔と、両側に操作ハンドルを着
脱かつ回動自在に切欠溝を設け締着される締着孔
とを穿設される断面W字形状に一体形成され、こ
れら締着孔に一対の操作ハンドルの幅員を変位可
能に係止具を介して嵌着するようにした。
〔作用〕
梱包して出荷するときには、操作ハンドルは取
付部材を介して外管に予め取付けた状態にしてお
く。また、操作ハンドルの基端部を取付部材の締
着孔に対して回動し、操作ハンドルを外管の幅方
向に引き込まれた回動位置にする。この結果、操
作ハンドルは外管にほぼ沿つて延びるような配置
となり、操作ハンドルの幅員は大幅に縮小され
る。
梱包から取り出して、操作ハンドルを実際の使
用位置に調整するときは、操作ハンドルの基端部
を取付部材の締着孔に対して回動し、操作ハンド
ルが外管から外側へ大きく張り出した状態にし、
その回動位置を係止具により固定する。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図ないし第3図の一の実
施例について説明する。
第3図a,b及びcはこの考案に係る取付部材
54の平面図、正面図及び左側面図である。取付
部材54は、平面図においてほぼW字状ないし山
形状に形成され、左右対称な形状になつている。
外管用貫通孔56は、取付部材54の中央部を貫
通して延びており、外管12を挿通されるように
なつている。ハンドルパイプ用締着孔58,58
は、外管用貫通孔56に対して交角θ(0°<θ≦
90°)となるように、外管用貫通孔56の両側に
形成されている。外管用貫通孔56及びハンドル
パイプ用締着孔58の周縁の一部にはそれぞれ切
欠溝60,62が形成され、一対の合わせ部64
は切欠溝60を間において対峙し、一対の合わせ
部66は切欠溝62を間において対峙している。
各一対の合わせ部64及び66において、一方及
び他方の側には互いに同軸線上に並ぶように、挿
通穴68及びねじ穴70が形成されている。ねじ
72は、挿通穴68に挿通されてからねじ穴70
に螺合され、各一対の合わせ部64及び66を締
め付ける。この締め付けにより切欠溝60及び6
2の幅が縮小し、外管用貫通孔56及びハンドル
パイプ用締着孔58の径が減少する。
第1図及び第2図は操作ハンドル74を取付け
られた外管12を操作ハンドル74が異なる回動
位置にあるときの状態で示す斜視図である。取付
部材54は、その外管用貫通孔56に外管12が
挿通されるように外管12の外周に摺動可能に嵌
装される。作業者の体格に応じて外管12の長手
方向における取付部材54の位置が調整される。
取付部材54を外管12に対して摺動させるとき
は、合わせ部64におけるねじ72を暖め、切欠
溝60の幅を増大させ、これにより外管用貫通孔
56の径を増大させ、また、取付部材54を外管
12に固定するときは、合わせ部64におけるね
じ72を締め付け、外管用貫通孔56の径を縮小
する。操作ハンドル74は一対のハンドルパイプ
76をもち、各ハンドルパイプ76の基端部は取
付部材54のハンドルパイプ用締着孔58に着脱
かつ回動自在に嵌合されている。各ハンドルパイ
プ76は、取付部材54の近傍において基端部側
屈曲部78を、また、先端部のグリツプ26の近
傍において先端部側屈曲部80を、それぞれ有し
ている。基端部側屈曲部78及び先端部側屈曲部
80はほぼ同一面上の屈曲となつている。
回動位置を調整するときは、ねじ72を緩め、
一対の合わせ部66間の切欠溝62の幅が広がる
ようにし、これにより、ハンドルパイプ用締着孔
58の径を増大し、また、調整後の回動位置に固
定するときは、ねじ72を締め付け、切欠溝62
を縮小し、ハンドルパイプ用締着孔58の径を減
少する。
各ユーザにおいて、操作ハンドル74を実際の
使用時の位置に調整するときは、ハンドルパイプ
76を取付部材54のハンドルパイプ用締着孔5
8に対して摺動、回転させ、第1図に示されるよ
うに、各ハンドルパイプ76の先端部側屈曲部8
0の内角側(基端部側屈曲部78及び先端部側屈
曲部80において角度が180°未満である側及び
180°より大きい側をそれぞれ内角側及び外各側と
定義する。)が上方へ向くような回動位置にする。
取付部材54のハンドルパイプ用締着孔58に対
するハンドルパイプ76の回動に伴つて、基端部
側屈曲部78のためにハンドルパイプ76の中間
部分(基端部側屈曲部78と先端部側屈曲部80
との間の部分)が外管12に対する傾斜角が変化
し、第1図におけるハンドルパイプ76の回動位
置では、ハンドルパイプ76は刈払機10の幅方
向へ大きく張り出した位置となる。
操作ハンドル74を取付けられた外管12を出
荷等のために、梱包するときは、各ハンドルパイ
プ76をそれぞれ第1図の回転方向82,84
(外管12の軸線の周りに互いに反対方向)へ取
付部材54のハンドルパイプ用締着孔58に対し
て摺動回転させ、第2図に示されるように、各ハ
ンドルパイプ76の先端部側屈曲部80の内角側
が外管12の方へ向くような回動位置にする。取
付部材54のハンドルパイプ用締着孔58に対す
るハンドルパイプ76の回動に伴つて、基端部側
屈曲部78のためにハンドルパイプ76の中間部
分(基端部側屈曲部78と先端部側屈曲部80と
の間の部分)が外管12に対する傾斜角が変化
し、第2図におけるハンドルパイプ76の回動位
置では、ハンドルパイプ76の中間部分が外管1
2にほぼ沿つて延びるとともに、ハンドルパイプ
76は外管12に接近した位置になる。なお、第
2図から理解されるように、各ハンドルパイプ7
6の先端部のグリツプ26は外管12の互いに反
対側から外管12に当てられている。こうして、
全体がコンパクトになる。
〔考案の効果〕
このように、この考案によれば、操作ハンドル
が基端部において取付部材の締着孔に回動自在に
締着され、操作ハンドルの基端部を締着孔に対し
て回動することにより、操作ハンドルを外管の幅
方向へ張り出させたり、引き込ませたりすること
ができる。これにより、操作ハンドルを外管に取
付けた状態で操作ハンドルの幅を縮小して、梱包
することができ、梱包をコンパクトにすることが
できるとともに、各ユーザにおいては、煩雑な取
付けを省略し、操作ハンドルを実際の使用時の位
置に簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に関
し、第1図及び第2図は操作ハンドルを取付けら
れた外管を操作ハンドルが異なる回動位置にある
ときの状態で示す斜視図、第3図a,b及びcは
この考案に係る取付部材の平面図、正面図及び左
側面図、第4図ないし第6図は従来の操作ハンド
ル取付装置に関し、第4図は刈払機の全体の概略
的斜視図、第5図は従来の取付部材の詳細な分解
斜視図、第6図は従来の操作ハンドル取付装置に
関連する操作ハンドルの別の例を示す図である。 10……刈払機、12……外管、14……歯車
筐、16……エンジン(原動機)、18……刈刃、
22……伝動軸、54……取付部材、56……外
管用貫通孔、58……ハンドルパイプ用締着孔、
60……切欠溝、72……ねじ(係止具)、74
……操作ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に原動機と、他端に歯車筐を介して刈刃と
    を連結する伝動軸を被覆せる外管上に、取付部材
    を介在させて一対の操作ハンドルを着脱自在に嵌
    着される刈払機において、前記取付部材54は中
    央に前記外管12が貫通されかつ移動可能に切欠
    溝60を設ける貫通孔56と、両側に前記操作ハ
    ンドル74を着脱かつ回動自在に切欠溝62を設
    け締着される締着孔58とを穿設される断面W字
    形状に一体形成され、これら締着孔58に一対の
    操作ハンドル74の幅員を変位可能に係止具72
    を介して嵌着するようにした刈払機の操作ハンド
    ル取付装置。
JP2886287U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0420175Y2 (ja)

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JP2886287U JPH0420175Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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JPS63138024U JPS63138024U (ja) 1988-09-12
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