JPH04201714A - ガラスの縁枠形成方法 - Google Patents

ガラスの縁枠形成方法

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JPH04201714A
JPH04201714A JP33640690A JP33640690A JPH04201714A JP H04201714 A JPH04201714 A JP H04201714A JP 33640690 A JP33640690 A JP 33640690A JP 33640690 A JP33640690 A JP 33640690A JP H04201714 A JPH04201714 A JP H04201714A
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glass
edge frame
frame
mold
synthetic resin
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Kazuhiro Fujiwara
藤原 和廣
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば自動車用ウィンドガラス等のガラスの
周縁部に、合成樹脂製の縁枠を形成する方法に関する。
従来の技術 従来の自動車用ウィンドガラスには、例えば第3図及び
第4図に示すように、ガラス1の周縁部に、例えば塩化
ビニール樹脂(PVC)等の合成樹脂材料よりなる縁枠
2を形成したものがある。
このような縁枠2は、自動車に装着したとき、サツシュ
との密接性や円滑性を向上させるモールとしての役目を
果たす。
このような縁枠2を、ガラス1の周縁部に一体的に形成
する方法として、いわゆるモジュール成形と呼ばれてい
る方法がある。
この方法は、第5図に示すように、上型3と下型4とを
、間にガラス1を挟んで閉じ合わせ、そのときにガラス
1の周縁部を取り囲むように形成された中空状の樹脂充
填部5に、合成樹脂材料6を注入して成形することによ
り、ガラス10周縁部に、合成樹脂製の縁枠2を形成し
、その後、上型3と下型4とを上下に開いて、周縁部に
縁枠2が一体的に形成されたガラス1を取り出す(離型
)ものである。
第5図において、7.8は上型3及び下型4の各対向面
で、それらには、中央の四部9.10と、その外側に連
続し、上型3と下型4とを互いに閉じ合わせたとき、ガ
ラス1における外周縁より若干内側の上面及び下面に密
接するようにした凸部11、12と、各凸部11.12
の外側2に連続し、かつ上型3と下型4とを互いに閉じ
合わせたとき、中空状の樹脂充填部5を形成するように
した凹溝部13゜14とが設けられている。
なお、合成樹脂材料6を、樹脂充填部5に注入するため
の注入孔は図示を省略しである。
また、ガラス1の周縁部には、ガラス1と縁枠2との密
着性をよくするため、必要に応じて接着剤(図示路)を
付着してお(こともある。
発明が解決しようとする課題 上述のような従来のモジュール成形方法によると、ガラ
ス1が強化ガラスの場合には、支障な(実施することが
できるが、ガラス1を、例えば第6図に示すように、2
枚のガラス板15.16の間に、合成樹脂材料層17を
形成した3層構造の合わせガラスや、強化していない板
ガラス等とした場合、上型3と下型4とのわずかな寸法
誤差や、ガラス1の板厚の局部的な変化等により、上型
3と下型4との間にガラス1を挟んだときに、各突部1
1゜12の角部11a、 12aがガラス1に線あたり
することにより、ガラス1が破断したり、ひび割れした
りするおそれがある。
そのため、上型3及び下型4の各凸部11.12の角部
11a、 12aを、弧状等の曲面状に面取りすれば、
上記のようなガラス1の破断やひび割れを防止すること
ができるが、そのようにすると、ガラス1と縁枠2との
境界部が不鮮明になったり、不均一になり、外観が悪く
なる等の問題点が生じる。
本発明は、このような問題点に鑑み、ガラスの破損やひ
び割れ等のおそれを防止しつるとともに、ガラスと縁枠
との境界部を鮮明にし、外観を向上しうるようにしたガ
ラスの縁枠形成方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明のガラスの縁枠形成方
法は、上型と下型とを、間にガラスを挟んで閉じ合わせ
、そのときにガラスの周縁部を取り囲むように形成され
た中空状の樹脂充填部に、合成樹脂材料を注入して成形
することにより、ガラスの周縁部に合成樹脂製の縁枠を
形成するガラスの縁枠形成方法において、上型及び下型
の対向面における前記樹脂充填部を形成する凹溝部の内
側に連続し、かつ上型と下型とを閉じ合わせときに、ガ
ラスの上面及び下面に密接する凸部における角部を曲面
状に面取りし、かつ上型及び下型の少なくともいずれか
一方の凹溝部におけるガラスの上面または下面と対向す
る部分に、先端の突出量を凸部の先端の突出量より若干
型とした隆起部を形成し、樹脂充填部に合成樹脂材料を
注入して成形し、かつ離型した後、ガラスの周縁部に成
形された縁枠から、前記隆起部により縁枠の側面に形成
された凹条より内側の部分を切除することを特徴として
いる。
作用 ガラスを間に挟んで、上型と下型とを閉じ合わせたとき
、上型と下型との各対向面に形成した凸部がガラスの上
面及び下面に密接し、ガラスを、その周縁部が樹脂充填
部の正規の位置に位置するように支持する。
このとき、各凸部の角部は曲面状に面取りされているの
で、万−四部がガラスの表面に片当りしたとしても、ガ
ラスが破損したりひび割れしたりするおそれは少ない。
また、隆起部の先端の突出量は凸部の先端の突出量より
小としであるので、上型と下型との間にガラスを挟んだ
とき、隆起部の先端がガラスの表面に当接することはな
り、シたがって、隆起部の先端を尖先状としても、ガラ
スが隆起部に当接して破損したり、ひび割れしたりする
ことはない。
しかも、離型後、カラスの周縁に形成された縁枠から、
隆起部により形成された凹条に沿って、凹条より内側の
部分を切除することにより、ガラスと縁枠との境界部分
は鮮明となり、外観が向」ニする。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
第1図は、本発明の方法の一実施状況を示す。
なお、この実施例において、第3図から第6図に示す従
来のものと対応する部材には、同一の符号を付して図示
し、それらについての詳細な説明は省略する。
第1実施例においては、第1図に示すように、上型3及
び下型4の各対向面7.8における凸部11、12の角
部11a、 12aを、弧状の曲面状に面取りし、かつ
下型4の凹溝部14におけるカラス1の下面と対向する
部分に、先端の突出量A1を、凸部12の突出量A2よ
り若干小(AI<A2)とした隆起部20を形成しであ
る。
隆起部20の先端におけるガラス1の周縁寄りの角部2
0aは、直角又はそれより若干鋭角をなす先尖状とする
のがよく、また隆起部20の基部におけるガラス1の周
縁寄りの内角部20bは、なだらかな湾曲面とするのが
よい。内側の角部20c及び内角部20dは任意の形状
としてよい。
第1実施例において、このような上型3及び下型4を用
いて、次のようにして縁枠の成形を実施する。
まず、上型3を下型4に対して上方に開いた状態で、例
えば第6図に示すのと同様の2枚のガラス板15.16
の間に、合成樹脂材料層17を形成した3層構造の合わ
せガラスよりなるガラス1を、下面が凸部12の上面に
密接するようにして、予め定めた定位置(その位置決め
手段については図示路)に載置する。
このとき、隆起部20の先端は、凸部12の先端より若
干下位となっているので、隆起部20がガラス1に当接
することはない。
次いで、第1図に示すように、上型3の凸部11の先端
面がガラス1の上面に密接し、かつ上型3及び下型4の
対向面7.8の外側部同士が互いに密接するように、上
型3を下降させて、上型3と下型4とを互いに閉じ合わ
せる。
このとき、各突部11.12の角部11a、 12aが
弧状に面取りされていることにより、ガラス1の局所に
応力が集中するのが防止され、ガラス1の破断やひび割
れのおそれは少なくなる。
次に、上型3と下型4とを閉じ合わせることにより、そ
れらの凹溝部13.14により形成された樹脂充填部5
に、合成樹脂材料6を注入して成形する。
合成樹脂材料6が硬化した後、上型3と下型4より上方
に開き、下型4上より、周縁部に縁枠2が形成されたガ
ラス1を取出す(離型する)。
次に、第2図に示すように、ガラス1の周縁部に形成さ
れた縁枠2から、下型4の凹溝部14における隆起部2
0により縁枠2の一側面に形成させた凹条21より内側
の切除部2aを切除する。
縁枠2から切除部2aを切除するには、例えば第2図に
示すように、カッターナイフ22又は支杆の先端部に回
転自在に枢支した回転刃(図示路)等の一側面を凹条2
1の外側の側面に沿わせ、かつ刃の先端がガラス1の表
面に達するようにして移動することにより、切り込みを
入れ、その後、又はそれと同時に、ガラス1の表面と切
除部2aとの間に、片刃状の剥離具23を入れ、ガラス
1の表面に沿って移動させるなどして、切除部2aをパ
リ取り仕上げの要領でガラス1から引き剥がすのがよい
このような作業は、カッターナイフ22(又は回転刃)
と、剥離具23とを組合せたものを、四条21の外側の
側面に倣って移動させることにより、自動化することも
できる。
第1実施例のようにして成形すると、切除部2aを切除
した方のガラス1の表面(第1図における下面)と、縁
枠2との境界は鮮明となり、美麗な外観を呈する。
なお、ガラス1の両面における縁枠とガラス1との境界
を鮮明にしたい場合には、第1図に想像線で示すように
、上型3の凹溝部13にも、下型4における隆起部20
と上下対称の隆起部24を設けておき、それによって縁
枠2に形成される凹条(図示路)より内側の縁枠2の一
部を、上述と同様にして切除すればよい。
なおまた、ガラス1と縁枠2との密着性をよくするため
に接着剤を使用する場合には、ガラス1と切除部2aと
の間の接着剤塗布を省略することにより、切除部2aを
容易に除去することができる。
発明の効果 以上から明らかなように、本発明によると、ガラスに密
接する上型及び下型の各対向面における凸部の角部を曲
面状に面取りすることにより、ガラスの破断やひび割れ
を防止しつるとともに、凸部を面取りすることによりガ
ラスと縁部との境界が不鮮明となるのを、縁枠形成後に
、そのような不鮮明な境界を形成する縁枠の一部を切除
することにより防止することができ、境界部の鮮明な美
麗な外観を呈することができる。
また、上型又は下型の凹溝部に設けた隆起部により、成
形後の縁枠に形成される凹条は、縁枠の一部を切除する
際の案内となるとともに、鮮明な境界部の一部を形成す
る役目を果たす。
すなわち、隆起部により縁枠に凹条を形成することによ
り、縁枠の一部の切除作業が容易となり、また美麗な外
観をもたらす一因となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法の一実施状況を示す縦断正面図
、第2図は、同じく成形した縁枠からその一部を切除す
る際の状況を示す斜視図、第3図は、従来の自動車用ウ
ィンドガラスの一例を示す斜視図、第4図は、第3図の
EV−TV線に沿う拡大断面図、第5図は、従来方法の
一実施状況を示す縦断正面図、第6図は、従来の合せガ
ラスの一例を示す要部の縦断面図である。 1・・ガラス、2・・縁枠、2a・・切除部、3・・上
型、4・・下型、5・・樹脂充填部、6・・合成樹脂材
料、7.8・・対向面、9.10・・凹部、11.12
−−凸部、11a、12a・・角部、13.14−・凹
溝部、15.16・・ガラス板、17・・合成樹脂材料
層、20−−11[8B、2oa、2oc・・角部、2
0b。 20d・・内角部、21・・凹条、22・・カッターナ
イフ、23・・剥離具、24・・隆起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上型と下型とを、間にガラスを挟んで閉じ合わせ、その
    ときにガラスの周縁部を取り囲むように形成された中空
    状の樹脂充填部に、合成樹脂材料を注入して成形するこ
    とにより、ガラスの周縁部に合成樹脂製の縁枠を形成す
    るガラスの縁枠形成方法において、上型及び下型の対向
    面における前記樹脂充填部を形成する凹溝部の内側に連
    続し、かつ上型と下型とを閉じ合わせときに、ガラスの
    上面及び下面に密接する凸部における角部を曲面状に面
    取りし、かつ上型及び下型の少なくともいずれか一方の
    凹溝部におけるガラスの上面または下面と対向する部分
    に、先端の突出量を凸部の先端の突出量より若干小とし
    た隆起部を形成し、樹脂充填部に合成樹脂材料を注入し
    て成形し、かつ離型した後、ガラスの周縁部に成形され
    た縁枠から、前記隆起部により縁枠の側面に形成された
    凹条より内側の部分を切除することを特徴とするガラス
    の縁枠形成方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110787A (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 橋本フオ−ミング工業株式会社 ウインドウの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58110787A (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 橋本フオ−ミング工業株式会社 ウインドウの製造方法

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