JPH0420161B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0420161B2 JPH0420161B2 JP58002478A JP247883A JPH0420161B2 JP H0420161 B2 JPH0420161 B2 JP H0420161B2 JP 58002478 A JP58002478 A JP 58002478A JP 247883 A JP247883 A JP 247883A JP H0420161 B2 JPH0420161 B2 JP H0420161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- convex
- aberration
- concave
- condition
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 3
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 19
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 5
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/04—Reversed telephoto objectives
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
この発明は主に監視用テレブカメラに好適な超
広角レンズに関する。 従来のこの種の超広角レンズは、9枚構造また
は10枚構造のものがほとんどであり、このためコ
ストが高いという欠点があつた。また長いバツク
フオーカスを得ると共に、歪曲収差を必要以上に
補正しようとするため、全長が長くなり、またフ
イルター径が極端に大きくなつて、カメラの小型
化に適合しない欠点があつた。 ところで、テレビカメラの構造によつては、レ
ンズに要求されるバツクフオーカスを短かくする
ことができ、レンズ設計を制限をゆるめることが
できる。また監視用テレビカメラでは、レンズの
前側に平行平面のフイルタを装着できない魚眼レ
ンズを別として、歪曲収差のあまり良好でないレ
ンズを採用することができる。これらはレンズ設
計に好都合な条件であり、このような条件を活か
した小型、低コストで高性能な超広角レンズが要
望される。 この発明はこのような事情を考慮してなされた
ものであり、6群7枚でありながら、画角110°、
口径比1:1.6で、フイルター径が極めて小さく、
しかも諸収差が良好に補正された超広角レンズを
提供することを目的としている。 以下、図を参照しながらこの発明を詳細に説明
する。 第1図はこの発明の超広角レンズを全体として
示し、この第1図において、物体側(図の左側)
から順次第1レンズ1、第2レンズ2、第3レン
ズ3、第4レンズ4、第5レンズ5および第6レ
ンズ6が配列させられる。第1レンズ1と第2レ
ンズ2は凸面を物体側に向けた凹メニスカスレン
ズであり、第3レンズ3、第5レンズ5および第
6レンズ6が凸レンズである。第4レンズ4は凸
レンズ4aと凹レンズ4bとの接合凹レンズであ
る。 そして、この発明は、さらに次の条件(A)〜(D)が
満足させられる。 (A) 1.2f<|f1,2|<2f (B) 1.6<n1+n2/2<1.85 (C) ν3<35 (D) 2f<|r6|<5f 但し、f:全系の焦点距離 f1,2:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離 ni:第iレンズの屈折率 ν3:第3レンズのアツベ数 r6:第6面(第1図参照)の曲率半径 とする。 (A)の条件は前群発散系を構成する条件であり、
コマ収差、非点収差および全系の小型化に関する
条件である。|f1,2|が2fを越えると、バツクフオ
ーカスが短かくなるとともに、第2レンズ2を出
たあとの主光線の傾角が大きくなり、非点収差の
補正が困難となる。これを補正しようとすると、
第2レンズ2と第3レンズ3との間隔を広げなけ
ればならないが、そのようにすると全長が長くな
るとともに、前玉径およびフイルタ径が大きくな
つて、本発明の目的を達成できない。また|f1,2
|が1.2fより短かいと、発散系で発生するコマ収
差が著しく大きくなり、補正が困難となる。 (B)の条件は、(A)の条件に関連して、コマ収差お
よび倍率の色収差をバランス良く補正するための
条件である。n1+n2/2が1.6以下となると、r1とr3 が大きくなるとともに、r2とr4が小さくなつて、
コマ収差の発生が大きくなり、補正が困難にな
る。n1+n2/2を大きくすれば、コマ収差の補正は 容易になるが、既存の硝子では、1.85以上になる
とアツベ数が45以下となり、倍率の色収差の発生
が大きくなつて、補正が困難となる。 (C)の条件は、(B)の条件に関連して、倍率の色収
差の補正に関するもので、ν3が35以上になると、
第1レンズ1と第2レンズ2で発生する倍率の色
収差の補正が困難となる。 (D)の条件は、コマ収差、非点収差および倍率の
色収差をバランス良く補正するための条件であ
る。|r6|が5fを越えると、第1レンズ1と第2
レンズ2て発生するコマ収差、非点収差および倍
率の色収差の補正が困難となる。また2fより小さ
くなると、コマ収差と非点収差が悪化してバラン
スがすぐれる。 次に、この発明の実施例を示す。
広角レンズに関する。 従来のこの種の超広角レンズは、9枚構造また
は10枚構造のものがほとんどであり、このためコ
ストが高いという欠点があつた。また長いバツク
フオーカスを得ると共に、歪曲収差を必要以上に
補正しようとするため、全長が長くなり、またフ
イルター径が極端に大きくなつて、カメラの小型
化に適合しない欠点があつた。 ところで、テレビカメラの構造によつては、レ
ンズに要求されるバツクフオーカスを短かくする
ことができ、レンズ設計を制限をゆるめることが
できる。また監視用テレビカメラでは、レンズの
前側に平行平面のフイルタを装着できない魚眼レ
ンズを別として、歪曲収差のあまり良好でないレ
ンズを採用することができる。これらはレンズ設
計に好都合な条件であり、このような条件を活か
した小型、低コストで高性能な超広角レンズが要
望される。 この発明はこのような事情を考慮してなされた
ものであり、6群7枚でありながら、画角110°、
口径比1:1.6で、フイルター径が極めて小さく、
しかも諸収差が良好に補正された超広角レンズを
提供することを目的としている。 以下、図を参照しながらこの発明を詳細に説明
する。 第1図はこの発明の超広角レンズを全体として
示し、この第1図において、物体側(図の左側)
から順次第1レンズ1、第2レンズ2、第3レン
ズ3、第4レンズ4、第5レンズ5および第6レ
ンズ6が配列させられる。第1レンズ1と第2レ
ンズ2は凸面を物体側に向けた凹メニスカスレン
ズであり、第3レンズ3、第5レンズ5および第
6レンズ6が凸レンズである。第4レンズ4は凸
レンズ4aと凹レンズ4bとの接合凹レンズであ
る。 そして、この発明は、さらに次の条件(A)〜(D)が
満足させられる。 (A) 1.2f<|f1,2|<2f (B) 1.6<n1+n2/2<1.85 (C) ν3<35 (D) 2f<|r6|<5f 但し、f:全系の焦点距離 f1,2:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離 ni:第iレンズの屈折率 ν3:第3レンズのアツベ数 r6:第6面(第1図参照)の曲率半径 とする。 (A)の条件は前群発散系を構成する条件であり、
コマ収差、非点収差および全系の小型化に関する
条件である。|f1,2|が2fを越えると、バツクフオ
ーカスが短かくなるとともに、第2レンズ2を出
たあとの主光線の傾角が大きくなり、非点収差の
補正が困難となる。これを補正しようとすると、
第2レンズ2と第3レンズ3との間隔を広げなけ
ればならないが、そのようにすると全長が長くな
るとともに、前玉径およびフイルタ径が大きくな
つて、本発明の目的を達成できない。また|f1,2
|が1.2fより短かいと、発散系で発生するコマ収
差が著しく大きくなり、補正が困難となる。 (B)の条件は、(A)の条件に関連して、コマ収差お
よび倍率の色収差をバランス良く補正するための
条件である。n1+n2/2が1.6以下となると、r1とr3 が大きくなるとともに、r2とr4が小さくなつて、
コマ収差の発生が大きくなり、補正が困難にな
る。n1+n2/2を大きくすれば、コマ収差の補正は 容易になるが、既存の硝子では、1.85以上になる
とアツベ数が45以下となり、倍率の色収差の発生
が大きくなつて、補正が困難となる。 (C)の条件は、(B)の条件に関連して、倍率の色収
差の補正に関するもので、ν3が35以上になると、
第1レンズ1と第2レンズ2で発生する倍率の色
収差の補正が困難となる。 (D)の条件は、コマ収差、非点収差および倍率の
色収差をバランス良く補正するための条件であ
る。|r6|が5fを越えると、第1レンズ1と第2
レンズ2て発生するコマ収差、非点収差および倍
率の色収差の補正が困難となる。また2fより小さ
くなると、コマ収差と非点収差が悪化してバラン
スがすぐれる。 次に、この発明の実施例を示す。
【表】
バツクフオーカスは1.2815、f1,2=−1.5018であ
る。 第2図にこの実施例の収差曲線を示す。これか
ら諸収差が良好に補正されていることわかる。
る。 第2図にこの実施例の収差曲線を示す。これか
ら諸収差が良好に補正されていることわかる。
第1図はこの発明を説明するための構成図、第
2図はこの発明の実施例の収差曲線を示すグラフ
である。 1は第1レンズ、2は第2レンズ、3は第3レ
ンズ、4は第4レンズ、5は第5レンズ、6は第
6レンズである。
2図はこの発明の実施例の収差曲線を示すグラフ
である。 1は第1レンズ、2は第2レンズ、3は第3レ
ンズ、4は第4レンズ、5は第5レンズ、6は第
6レンズである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体側から順次、この物体側に凸面を向けた
凹メニスカスレンズの第1レンズ、物体側に凸面
を向けた凹メニスカスレンズの第2レンズ、凸レ
ンズの第3レンズ、凸レンズと凹レンズとの接合
凹レンズの第4レンズ、凸レンズの第5レンズお
よび凸レンズの第6レンズを配置してなり、次の
条件を満足することを特徴とする超広角レンズ。 (A) 1.2f<|f1,2I<Pf (B) 1.6<n1+n2/2<1.85 (C) ν3<35 (D) 2f <|r6|<5f 但し、f:全系の焦点距離 f1,2:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離 ni:第1.の屈折率 ν3:第3レンズのアツベ数 r6:第6面の曲率半径 とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58002478A JPS59127012A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 超広角レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58002478A JPS59127012A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 超広角レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59127012A JPS59127012A (ja) | 1984-07-21 |
JPH0420161B2 true JPH0420161B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=11530446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58002478A Granted JPS59127012A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 超広角レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59127012A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4720437B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-07-13 | 株式会社デンソー | 搬送装置 |
CN107918193B (zh) * | 2017-11-18 | 2021-02-05 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
US10416414B2 (en) * | 2017-12-18 | 2019-09-17 | AAC Technologies Pte. Ltd. | Camera optical lens |
JP6530518B1 (ja) * | 2017-12-18 | 2019-06-12 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
CN108254861B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-02-18 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN108254864B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-02-18 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
US10288849B1 (en) * | 2017-12-18 | 2019-05-14 | AAC Technologies Pte. Ltd. | Camera optical lens |
CN108254860B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-02-04 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN108254865B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-02-18 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
US10598895B2 (en) * | 2017-12-18 | 2020-03-24 | AAC Technologies Pte. Ltd. | Camera optical lens |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP58002478A patent/JPS59127012A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59127012A (ja) | 1984-07-21 |
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