JPH042011Y2 - - Google Patents

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JPH042011Y2
JPH042011Y2 JP10412887U JP10412887U JPH042011Y2 JP H042011 Y2 JPH042011 Y2 JP H042011Y2 JP 10412887 U JP10412887 U JP 10412887U JP 10412887 U JP10412887 U JP 10412887U JP H042011 Y2 JPH042011 Y2 JP H042011Y2
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JP
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terminal
electrical connection
insertion hole
mold
window
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JP10412887U
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JPS649717U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 自動車や電気機器に使用される電気接続用分岐
接続箱の分野 (従来技術) 絶縁板の間に積層されたブスバーの端部を屈曲
して電気接続端子として電気接続器の表面に起立
せしめたモールド型分岐接続箱は知られている
が、プラスチツクスを射出して成形するインサー
ト成形用モールド鋳型は一般に知られていない。
(考案が解決しようとする問題点) 電気接続端子となる金属板片をインサート成形
用モールド鋳型の端子挿入孔に挿入して射出成形
すると、端子挿入孔の軸方向に沿つて溶融プラス
チツクスが走り、電気接続端子の電気接触面を被
覆し、電気接続不良の原因となりやすい。これを
防止する為には電気接続端子となる金属板片の寸
法と端子挿入孔の寸法を厳密に一致させねばなせ
ない。さらに、金属板片はブスバーの端部を厚み
方向に直角に屈曲して起立せしめられているが、
端子挿入孔に挿入させる前に上記屈曲角が変化し
て、端子挿入孔の窓にその先端が挿入されず、射
出成形が出来なくなる問題がある。
(問題点を解決する為の手段) 上記問題点を解決する為、電気接続端子1が挿
入される鋳型の端子挿入孔2の窓厚寸法Lを該電
気接続端子1の端子厚寸法Tより大きくすると共
に、上記端子挿入孔2の側壁に縮径角3を設ける
ことにより、端子挿入孔の窓縁4と上記縮径角3
で構成する見掛けテーパーαを該電気接続端子1
の先端に設けた厚み方向の端子テーパーβより小
さくした。
(作用) 上記第1の解決手段である端子挿入孔の側壁に
縮径角3を設けることにより射出成形時の高圧プ
ラスチツクスの漏洩を防止するとともに鋳型の寸
法精度を緩和する。
又、第2の解決手段である見掛けテーパーαを
端子厚み方向のテーパーβより小さく選定するこ
とにより、端子屈曲角の変化、端子の倒れによる
不良を解消する。
(実施例) 本案の実施に先立ち、第1図に示されるよう
に、金属板より切り出されたブスバー5は絶縁板
6の端子孔7にそれぞれ挿入されて重ね合わさ
れ、第2図に示されるようにブスバー組立体8と
して上下の鋳型9,9′と組合わせられる。第1
図に示される電気接続端子1はブスバー5の側縁
より屈曲して起立しているが、(すなわちL形の
ブスバーの耳部を屈曲している)図示しない他の
ブスバー部分、例えばI形の端末を屈曲して起立
せしめたものでもよい。これらの電気接続端子1
はブスバー5に対して直角に屈曲されるのが普通
であるが、その厚み方向に倒れる、すなわち屈曲
角が変化しやすい。従つて、第2図に示す鋳型9
に設けた端子挿入孔2に電気接続端子1の先端を
挿入することが問題となる。この部分を拡大した
第3図において、電気接続端子1の端子厚寸法は
Tで、これが挿入される端子挿入孔2の側壁10
に設けられた縮径角3,3の間隔もほぼ端子厚寸
法Tに等しい。他方鋳型9の窓縁4,4の間隔す
なわち窓厚寸法LはTより大きい。端子挿入孔2
は縮径角3,3で端子厚方向に、すなわち側壁1
0にほぼ直角に拡径される段部をもち、この段部
11,11は(L−T/2)の巾より小さい巾S
をもつている。すなわち窓縁4の拡がりより小さ
い拡がりをもつている。
第2図に明示されるように、段部11,11の
内角から窓縁4,4にそれぞれわずかに順次拡径
する斜面12が作られている。ここで窓縁4と縮
径角3とを結ぶ線が端子挿入孔2の軸方向に対し
てなす角を見掛けテーパーαと呼ぶ、この実施例
では約3度に選定され、電気接続端子1の先端に
設けた端子テーパーβより小さい。
そこで、電気接続端子1の先端が窓縁4,4付
近に挿入される時端子先端面13は窓厚寸法Lよ
り充分小さく構成されているので、端子屈曲角が
変化しても窓縁4ならびに斜面12で案内され、
端子挿入孔2の奥に導入されるのである。
すなわち、端子挿入が進んで、端子先端面13
が段部11に接近した時、屈曲角が変化して端子
先端面が縮径角3に衝突しそうになつても、先に
窓縁4がテーパー角部14に当接し、屈曲角を修
正することになる。
(考案の効果) 本案によれば射出成形の鋳型寸法精度を緩和す
ると共にモールド型分岐接続箱の射出成形工程を
完全自動化し、不良減少に役立つものである。4.
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例にも採用されるブスバー組
立体の組立を説明する斜視図。第2図はモールド
型分岐接続箱のモールド鋳型との組合せを説明す
る断面図、第3図は本案実施例を説明する断面拡
大部分図、第4図は第3図の実施例で作られた部
分図であつて、引用文字は下記のものを示す。 1……電気接続端子、2……端子挿入孔、L…
…窓厚寸法、T……端子厚寸法、3……縮径角、
4……窓縁、α……見掛けテーパー、β……端子
テーパー、5……ブスバー、6……絶縁板、7…
…端子孔、8……ブスバー組立体、9……鋳型、
10……側壁、11……段部、12……斜面、1
3……端子先端面、14……テーパ角部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁板の間に積層されたブスバーの端部を屈曲
    して電気接続端子として電気接続器の表面に起立
    せしめたモールド型分岐接続箱のモールド鋳型に
    おいて、 該電気接続端子1が挿入される鋳型の端子挿入
    孔2の窓厚寸法Lを該電気接続端子1の端子厚寸
    法Tより大きくすると共に、 上記端子挿入孔2の側壁に縮径角3を設けるこ
    とにより、端子挿入孔の窓縁4と上記縮径角3で
    構成する見掛けテーパーαを該電気接続端子1の
    先端に設けた厚み方向の端子テーパーβより小さ
    く選定したことを特徴とするモールド型分岐接続
    箱のモールド鋳型。
JP10412887U 1987-07-08 1987-07-08 Expired JPH042011Y2 (ja)

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JP10412887U JPH042011Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JP10412887U JPH042011Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JPS649717U JPS649717U (ja) 1989-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4900215B2 (ja) * 2007-12-05 2012-03-21 トヨタ自動車株式会社 固定子のモールド成形方法、及びその装置
JP6605417B2 (ja) * 2016-08-31 2019-11-13 東海興業株式会社 樹脂成形品及びその製造方法

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JPS649717U (ja) 1989-01-19

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