JPH04200387A - 扁平上皮癌関連抗原蛋白質及び該蛋白質をコードするdna - Google Patents

扁平上皮癌関連抗原蛋白質及び該蛋白質をコードするdna

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JPH04200387A
JPH04200387A JP2330155A JP33015590A JPH04200387A JP H04200387 A JPH04200387 A JP H04200387A JP 2330155 A JP2330155 A JP 2330155A JP 33015590 A JP33015590 A JP 33015590A JP H04200387 A JPH04200387 A JP H04200387A
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潔 関口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、扁平上皮癌関連抗原(以下、SCC抗原)蛋
白質をコードするDNA断片に関する。
詳しくは、子宮頚部の扁平上皮癌組織から抽出、精製さ
れたSCC抗原の蛋白質に対する遺伝子(相補的D N
 A ;CD N A )を含有するDNA断片に関す
る。
[従来の技術] SCC抗原は、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳
動法による分子量が約45,000の蛋白質であり、子
宮頚部癌、肺癌、食道癌などの扁平上皮癌組織あるいは
それらの転移巣より抽出、精製される扁平上皮癌関連抗
原である。SCC抗原の測定は、扁平上皮癌の診断、予
後推定、病状管理を目的として免疫学的測定法によりな
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、SCC抗原を診断薬として使用する場合
には、多量のSCC抗原蛋白質を必要とするが、多量の
抗原蛋白質をヒトの癌細胞から精製することは必ずしも
好適な方法とは言えない。
また、核酸のハイブリダイゼーションによる5ccai
遺伝子の検出、さらには、組換えDNA技術によるSC
C抗原の生産には、SCC抗原蛋白質をコードする遺伝
子断片の収得が必須である。
[本発明の目的コ 本発明は、SCC抗原蛋白質をコードする遺伝子を提供
するものである。
本発明により核酸ハイブリダイゼーションによるSCC
抗原蛋白質遺伝子の検出が可能になると共に、本発明を
利用して得られたSCC抗原は、扁平上皮癌の診断試薬
として、あるいは免疫原として利用することができる。
EaMを解決するための手段] 本発明者らは、SCC抗原蛋白質をコードする遺伝子を
初めて分離・収得するに至り、本発明を完成した。本発
明のSC,C抗原蛋白質をコードする遺伝子は、例えば
、次のような方法によって得ることができる。
まず、SCC産生培養細胞である子宮頚部癌セルライン
S K G −FIT a [Cancer Res、
 43. p、l74fl−1760、19a3]をグ
アニジンチオシアネートにより変性、ホモジナイズ後、
Chirgwjnらの方法[Bio−chemistr
y 18. p、5294−5299.1979]に従
って、塩化セシウム密度勾配遠心法によって全RNAを
沈殿として分離する。分離後、フェノール抽出、エタノ
ール沈殿により全RNAを精製する。
本発明においては、mRNA採取源としては、上記細胞
に限定されず広<SCC産生細胞あるいは組織として知
られているものも、場合により利用できる。このような
細胞あるいは組織の例としては、扁平上皮癌あるいはそ
れから誘導された培養細胞株などがあげられる。また、
−巨木発明のDNA配列が得られてからは、その原料細
胞は特に限定されない。
本発明においては、さらにまたこのようなりNAフラグ
メント及びcDNAライブラリーは、その遺伝子採取源
細胞から、市販のm RN A II−IIItnI製
キット、DNA合成キット、DNAクローニングシステ
ムキットなどを適宜用いて行うことができる。このよう
な市販のものの例としては、例えばRN A  ext
raction kit (アマジャム社製)、01i
gotex−dT30 (日本ロシュ社製)、cDNA
  合成システムプラス(アマジャム社製)、cDNA
クローニングシステムλgtlO(アマジャム社製)、
G e n e A m p T″D N A Amp
lification Reagentキット(宝酒造
社製)などがあげられるが、これらのものに限定されな
い。
細胞内のmRNAの大部分は、その3′−末端にポリ(
A)をもつので、オリゴ(dT)−セルロースカラムク
ロマトグラフィーによりrRNAなどのポリ(A)をも
たないRNAを除き、ポリ(A)含有RNA (ポリ(
A)′″RNA)を分離しmRNAの原料とする。この
mRNA原料がら相補的DNA (cDNA)をつくり
、このcDNAよりP CR(Polymerase 
Chain Reaction)を利用してDNAフラ
グメントを得ると共に、クローニングによりcDNAラ
イブラリーを作製する。
作製されたcDNAライブラリーから目的とする、つま
りSCC抗原蛋白質をコードするDNA断片を含むクロ
ーンをスクリーニングする。cDNAのスクリーニング
は、部分的に決定されているSCCのアミノ酸配列から
適肖な部分を二箇所選び、それぞれに対する推定される
全てのコドン配列を化学合成してプライマーとし、得ら
れたプライマー及び前述のcDNAとを用いて、PCR
を行い、DNAフラグメントを得る。得られたDNAフ
ラグメントをT4ポリヌクレオチドキナーゼを用いてリ
ン酸化後、M13ファージベクターに犬w3NJMlo
q株を宿主として紐換え、Sangerらの方法[Pr
o、 Natl、 Acad、 Set、 74. p
、5463−5467、1977]に従って塩基配列を
決定し、部分的に予め決められたSCCのアミノ酸配列
と一致するアミノ酸配列をコードするDNAフラグメン
トを選び出す。このDNAフラグメントをグローブとし
て前記cDNAライブラリーをさらにスクリーニングし
、クローンを得る。
これらを目的とするDNA配列の同定及びそのクローニ
ング、さらにはその配列の決定は、Manjatis等
のMo1ecular Cloning、  A La
boratory Manual、 Co1d Spr
ing Harbor Laboratory、198
2年(二ε己載の各々の方法等及びそこに引用された各
種引用文献に記載された方法を参考にして行うこともで
きる。
本発明においては、得られたクローンの塩基配列を決定
したところ翻訳開始部分が含まれていなかったため、こ
のクローンの5°例の塩基配列及び^gtlOのEco
RI切断部位の上流、下流多塩基配列に相当するユニー
クプライマーを作製し、cDNAライブラリーから調製
したDNAを鋳型としてPCRを行い、DNAフラグメ
ント クローンを得た。
得られたクローンの塩基配列は、M13mp18及び1
p19にサブクローニングし、Sangerらの方法に
より決定される。
本発明においては、このようにして−旦得られたD N
 A配列は、その配列をそのままあるいはそれを適当に
修飾して、各々の用途に使用することができる。このよ
うな修飾方法としては、その塩基配列の切断、置換、欠
失、付加、連結などがあげられる。このような修飾方法
の一つとしては、好ましくは部位指定変異法、例えばL
ather、R,FおよびLecoq、L、P、、  
Genetic Engineering、 Acad
ea+ic Press、 p、31−50 (198
3年)に述べられた方法を応用して行うこともできる。
塩基配列の切断にあたっては、市販されて入手可能な種
々の制限酵素を用いて行うことができる。
本発明によって得られたDNA配列はその全部又は一部
を利用して、DNAグローブとして使用することも可能
である。DNAプローブとして用いる場合、適当な標識
剤、例えば放射性同位元素、酵素、蛍光剤、発色剤等で
標識することもでき、さらにそれら標識剤は適当なスペ
ーサーを介して付けられていてもよい。このようなりN
Aプローブとして用いられるDNA配列の代表的なもの
としては、実施例においてDNAライブラリー等のスク
リーニング等で使用された配列をあげることもできる。
本発明のDNA配列は、それを適当な発現ベクターに組
み込み、適当な宿主細胞に導入してそれを発現させるこ
とができる。このような発現ベクターとしては、大腸菌
、酵母、動物細胞用のそれぞれのベクターがあげられる
本発明のDNAは、それを大腸菌で発現させると、モノ
クローナル抗体よりなるSCC測定用キット及びポリク
ローナル抗体を用いたウェスタンプロットで陽性反応及
び陽性バンドを示す蛋白質が得られる。本発明の扁平上
皮癌関連抗原蛋白質をコードする塩基配列を含んで成る
DNA断片を保持する大腸菌は、工業技術院微生物工業
技術研究所に、微工研菌寄第11871号(FERMP
−11871)として寄託されている。こうして得られ
た蛋白質生成物は、それを測定用抗原試薬、免疫原など
に用いることが可能である。
本発明のDNA配列によってコードされるアミノ#li
鎖中には、4箇所の糖鎖結合可能部位、すなわちアスパ
ラギン結合型糖鎖の結合し得る配列(Asn−X−5e
r/ Thr )が存在することから、そのDNA配列
を種々の宿主で発現させることにより、多くの分子種蛋
白質を得られる可能性がある。またそのDNA配列でコ
ードされるアミノ酸配列を、コンピューターのデータベ
ース(日立型i DNA5IS)により相同性の検索を
したところ、セリン・グロテアーゼ・インヒビター・フ
ァミリー(5erine Protease Inhi
bitors Family : SerpinsFa
mily)と全体にわたって相同性があることが判明し
ており、治療薬としての利用可能性を有していることが
確認された。
以上、本発明で得られたDNA配列あるいはそれに関す
る情報を利用してなさえた用途も、上記したような思想
の範囲で全て本発明に含まれるものであることは明らか
であろう。
[実施例] 以下の実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明は、その要旨を越えない限り以下の実施例によ
って限定されるものではない。
実施例1.3CC産生培養細胞5KG−IllaのCD
NA及びcDNAライブラリーの作製(1)全RNAの
抽出 SCC産生培養細胞SKG−maを材料とし、RN A
 extraction Kit  (アマジャム社製
)を使用して、RNAを抽出した。Scc産生培養細胞
S K G −10a 1.7x 10’個を、キット
の溶液1(グアニジンチオシアネート、EDTA含有ト
リス塩酸1111i液 pH7,4)及び2−メルカプ
トエタノールを加えた溶液1を用いて、ホモジネートし
た。
40秒間超音波処理した後、0.3倍量の一20″Cエ
タノールを加工10,000x g 、 O’C、5分
間遠心シた。
遠心後、蛋白質の膜及び上清を除去した。ベレット状の
RNA沈殿を2−メルカプトエタノールを含有している
溶液1のlO■lに再懸濁させ、再度40秒間超音波処
理した。処理後、約30−1の溶液2(リチウムクロラ
イド水溶液)を加え、4°Cで一晩放置した後、4℃で
10,000x gで90分間遠心後、表面の蛋白質の
膜及び上清を除去し、ベレット状のRNA沈殿に351
1の溶液3(リチウムクロライド・ウレア水溶液)を加
え、30秒間ポルテックス処理した後、40“Cの温浴
に約45分間浸し、さらに懸濁液を再度4 ”C、10
,0OOX g ”t” 60分間遠心後、表面の蛋白
質の膜及び上清を除去し、ベレット状のRN A沈殿に
5a+1の溶液4(RN、1Iii)を加え、約2時間
、−20°Cに放置した。
30秒間ポルテックス処理した後、40°Cの温浴に約
45分間浸し、沈殿物を再懸濁させた。0.1M  )
リス塩aMiS液(p H7,4)飽和フェノール 5
 mlを加え、10秒間ポルテックス処理した。さらに
20分間ゆるやかに混和した後、室温で15分間、8,
5OOXgで遠心した。上層の液を採取し、これに再度
0.1M  トリス塩酸l!衝液(pH7,4)飽和フ
ェノール 5g+1を加え、10秒間ポルテックス処理
し、さらに20分間ゆるやかに混和した後、室温で15
分間B、500X gで遠心した。上層の液を採取し、
これに5、mlのクロロホルム液を加え、5秒間ポルテ
ックス処理した。室温で10分間8,500x gで遠
心し、上層の液を採取した。体積比 0.1の2M酢酸
ナトリウム(pH5,0)と2倍量のエタノールを加え
、−20’Cで一晩沈殿させた。
4 ’Cで30分間8,500x gでRNA沈殿を遠
心し、上滑を捨て、−20℃の70%(V/V)エタノ
ール溶液1mlを加え、8,500x g T 4°c
、15分間遠心した。上清を除去し、RNAベレットを
風乾し、1−1の[菌水に溶解した。
これにより、全RNA366μgを得た。
(2)ポリ(A)”RNAの精製 次に、得られた全RNAがらボッ(A)”RNAを01
igotex−dT30 (日本ロシュ社製)を使用し
て2回精製した。すなわち、296μgの全RNAをエ
タノール沈殿した葎、1mM  EDTA、0.1%S
DS (ドデシル硫酸ナトリウム)含有10m Mトリ
ス塩M緩衝液(pH7,5) 800μlに溶かし、6
5°C15分間加熱処理後、水中で急冷した。5M塩化
ナトリウム100μlヲ加え、200.u l (4m
’g) (7) 01igotex−dT30と混合し
た。混合液を37℃で5分間インキュベートしたイ麦、
室温で15,0f)Orp鐙、10分間遠心し、上滑を
除去した。得られたベレットに1 mM  E D T
 A 、 0.1% SDS含有含有10卜ウム液10
0μlを加え、ピペッティングでほぐし、均一な懸濁液
とした.37℃で5分間インキュベート後、室温で15
 、 OOOrpm 、 10分間達遠心ー1JjRヲ
M:去した。得られたベレットに 1mM  EDTA
01%SDS含有 10mMトリス塩a! 緩*液(p
H7、5)  800μmを加え、65°Cで5分間加
熱処理を行い、15,000rpmで)0分間遠心し、
上清を得た。この上清を65°Cで5分間加熱後、水中
で急冷した。
5M塩化ナトリウA % 100μl加え、2oaμm
 ( 4 ag)の01igotex−dT30と混合
した。混合液を37℃で5分間インキュベートした後、
室温で 15 、 00Orpm 。
10分間遠心し、上清を除去した。得られたベレット+
.=1mM  EDTA,0.1%SDS含有10mM
トリス塩酸緩衝液( p H7.5) 1 +nlと、
5M塩化ナトリウム液100μmを加え、ピペッティン
グて゛はぐし、均一な懸濁液とした。37℃で5分間イ
ンキュベート後、室温で15,000rpm, 10分
間遠心し、上清を除去した。得られたベレットに1mM
EDTA,0.1%SDS含有10mMトリス塩M緩衝
液(1) H 7.5) 800μl G加え、65°
(4’5分間加熱処理を行い、15.00Orpmで1
o分間遠心し、上清を得た。
等容量のフェノール・クロロポルム( 1 : 1. 
v/v)混合液で抽出後、エタノール沈殿した。得られ
たペレットを100μmの3M酢酸ナトリウム(pH5
,6)に溶解し、200μmのエタノールを加え、−8
0°C(:30分間放置した。4℃で 15.00Or
pm、 10分間遠心分離を行い、ポリ(A)”RN、
へのペレットを得た。ペレットを70%エタノールで洗
浄後、ペレットを乾燥させ、10μmの滅菌水に溶解し
た。
これにより、3.6μgのポリ(A)”RNAを得た。
(3)cDNAの合成 ポリ(A)” RNAからオリゴ(dT)プライマーを
用いて、cDNA合成システム・プラス(アマジャム社
製)を使用し、cDNAを合成した。
水浴中、5xフア一ストストランド合成反応用緩衝液4
μl、ピロリン酸ナトリウム溶液 1μl。
ヒト胎盤リボヌクレアーゼインヒビター 1μm。
デオキシヌクレオシド三リン酸混液 2μl、オリゴ(
dT)ブライマー1 、ul、 mRNA 1 )tg
及び滅菌水を加え、全量が 19μlとなるようにし、
静かに混和、エッベンドルフ遠心器で数秒間遠心した。
逆転写酵素(20単位/μl) lμlを添加し、静か
に混和後、42°Cで40分間インキュベートした。
反応チューブを水浴中に戻し、セカンドストランド合成
反応用緩衝液37.5μl、大腸菌リボヌクレアーゼH
O38単位、大腸菌DNAポリメラーゼ123単位及び
滅菌水を加え 99.5μmとし、静かに混和後、12
℃で60分間、次いで22℃で60分間反応させた。さ
らに70°Cで10分間インキュベートした懐、エッペ
ンドルフ遠心器で数秒間遠心した。水浴中に戻し、T4
DNAポリメラーゼ 2.0単位を添加し、静かに混和
後、37℃で10分間反応させた。
4μlの0.25M  E D T A (P H8,
0)を加えて反応を停止させ、104μlのフェノール
/クロロホルム(1:1.v/v)を加え、ポルテック
スミキサーを用いて激しく混和、エマルジョンとした。
エッベンドルフ遠心器で1分間遠心し、2層に分離した
。中間層を取らないように注意しながら水層(上層)を
取り、もう−度104μmのフェノール/クロロホルム
液を加え、ポルテックスミキサーを用いて激しく混和、
エマルジョンとした後、エッペンドルフ遠心器で1分間
遠心し、2層に分離した。水層(上層)を取り一104
ulのクロロホルムを加え、よく混和した。エツベンド
ルフ遠心器で数秒間遠心し、水層(上層)を採取した。
104μmの4M酢酸アンモニウム溶液を加え、さらに
−20℃に冷やしたエタノール416μmを加え、ドラ
イアイス上に15分間放置した。
静かに混ぜながら室温に戻し、エツペンドルフ遠心器で
10分間遠心した。cDNAベレットを舞い上げないよ
うに注意して上清を除き、50μmの2M酢酸アンモニ
ウム、次いで100μlエタノール(−20°C)を加
え、室温で静かに混和後、遠心して上清をアスビレーシ
ョンで除去することにより洗浄した。ペレットを乱さな
いように200μlのエタノール(−20°C)を加え
、室温で静かに混和後、遠心して上清をアスビレーショ
ンで除去することにより洗浄した。200μmのエタノ
ール(−20°C)を静かに加え、エツペンドルフ遠心
器で2分間遠心した。注意深く上清を取り除き、cDN
Aベレットを乾燥後、1mM  EDTA含有 10m
Mトリス塩M緩衝液(pH7,5) 10μlに溶解さ
せた。
これにより、1μgのポリ(A) RNAから1.2μ
gのcDNAがつくられた。
(4)cDNAライブラリーの合成 c D N Aライブラリーは、cDNAクローニング
システムλg’t+[](アマジャム社tりを用いて合
成した。
すなわち、720ngのc D N A += L /
 K [E衝液2μl、…RIアダプター2.5μl及
び滅菌水を加え全量を18μmとし、静かに混和し、微
量遠心器で数秒間遠心した。2μmのT4DNAリガー
ゼ(5単位)を加え、静かに混和し、15°Cで20時
間反応させた。2μlの0.25M  E D T A
を加え、反応を停止させ、微量遠心器で数秒間遠心した
E coRIアダプターが結合したcDNAをキット中
に添付されているカラムにかけ、サイズフラクショネー
ションし、選択プールとすると共に、未反応のアダプタ
ーを除去した。得られた選択プール900μmとL/に
緩衝液100μl及びT4ポリヌクレオチドキナーゼ 
10μ1(80単位)を加え、37°Cで30分間イン
キュベートした。リン酸化反応後、等量のフェノール/
クロロホルム(1: 1. V/V)による抽出及びク
ロロホルム/イソアミルアルコール(24:1)による
抽出を各2回行った。各抽出は軽くポルテックスし、微
量遠心器で1分間遠心、下層の有機溶媒を除き、上層の
水層を残した。
水層に2.2容のブタノールを加え、激しく振盪し、二
層に分離させて、上層のブタノールを除いた。
さらにもう−回プタノール抽出を行い、cDNA溶液を
濃縮した。上層のブタノール層を除き、水層に1/10
容の3M酢酸ナトリウムと2倍量のエタノールを加え、
よく混和後、−20°Cに一晩放1した。微量遠心器で
30分間遠心後、上清を除いた。
0.5 mlの氷冷した70%エタノールを加え、軽く
ポルテックスした後、微量遠心器で5分間遠心し、上清
を除いた。cDNAペレットを乾燥させた後、約20n
g/ u lの濃度になるように1mM  EDTA含
有1含有1卜 した。
リンM化されたc D NA  25mg, λgtl
oアーム2μm(1μg)、L/Kll衝液1μl及び
滅菌水を全量が9μmとなるように水浴上で加え、静か
に混和し、微量遠心器で数秒間遠心した。T4DNAリ
ガーゼ1μm ( 2.5単位)を静かに混和後、15
℃水浴で20時間インキュベートした。微量遠心器で数
秒間遠心してチューブの底に反応液を集め、ライゲーシ
ョン反応液の全量10μmをin VitrOパッケー
ジングし、50万個のcDNAライブラリーを作製した
実施例2.SCC  cDNAのスクリーニング部分的
に決定されているSCCのアミノ酸配列から2箇所選び
(表1 下線部)、それぞれにおいて全ての可能なコド
ン配列に対する自己相補的な17塩基から成るミックス
ブライマー(ブライマー1.2及びブライマー3,4)
をDNA合成装置( ABI社.381A)を使用して
作製した。ここでブライマー2,3はアンチセンス鎖、
ブライマー1。
4はセンス鎖の配列に一致するミックスブライマーであ
る(表2)。ただしブライマー1.2においては、縮重
( degeneracy)を少なくするためにAsn
のコドン(AAC/U)をAACと規定した。ブライマ
ー1 ( 100 pmol)とブライマー3( 10
0 pmol)又はブライマー2 ( 100 pmo
l)とブライマー4(100P−01)及びDNAポリ
メラーゼ2、5単位( AmpliTaq ;宝酒造社
製)を用い、cDN A (100ng)を鋳型として
、50m M塩化カリウム、10mM)リス塩M緩衝液
( pH8.3) 、1.5mM塩化マグネシウム、0
.01%(W/V)ゼラチン、200μM dATP,
dGTP,dCTP,dTTPの終濃度でPCR  3
0サイクル(変性94°C,1分、アニーリング37°
C,1.5分、伸長反応72°C,3分)を行った.さ
らにPCRで産生されたDNAの10分の1量を同じブ
ライマーを用いてPCR25サイクル(変性94℃,1
分、アニーリング55℃、1。
5分、伸長反応72℃,3分)を行い、そのPCR産物
全量を5%ポリアクリルアミドゲルで電気泳動を行った
結果、ブライマー1と3の組合せで190bp ( b
ase pair)から580bpの9本のD N A
フラグメントを得た。
これらのDNAフラグメントを含む各ゲルを回収し、2
.51111の注射器を通してゲルを潰し、1mMED
TA含有10mMトリス塩M II衝1(i)H7.5
)1mlを加え、37℃で一晩インキユベートした後、
シリコナイズ綿を通して濾過したものをエタノール沈殿
した。沈殿物を10μlの滅菌水に溶解後、このうちの
7μmを2μlの5×リガーゼI!衝液(330mMト
リス塩酸緩衝液( p H 7.6) 、 33m M
塩化マグネシウム、 50mM  DTT, 0.5m
M ATPI及び 1μm(1単位)のT4ポリヌクレ
オチドキナーゼ(宝酒造社製)と共に37°Cで1時間
インキュベートしてリン酸化した。これをHincll
で切断したM 13mp18(1.4μg)とD N 
A  LigationKit(宝酒造社製)を使用し
て連結し、Sangerらの方法で塩基配列を決定した
結果、194bpかうなるDNAフラグメントでコード
されるアミノ酸配列が、部分的に決められたSCCのア
ミノ酸配列と一致した。この194bpのDNAフラグ
メントをMultiprime D N A  lab
elling systems (アマシャム社製)を
使用して、Feinberg and Vogelst
einの方法により?2P標識(比活性; 8.8x 
1108cp/μg) L、プローブとして用いて2X
 105個のcDNAライブラリーを以下の方法でスク
リーニングした。
プレート上のプラークをナイロンフィルター(Hybo
ndN ;アマジャム社製)に移した後、3×5CC(
0,15M塩化ナトリウム、 0.015Mクエン酸ナ
トリウム) 、0.1%SDSで65℃、3時間ブレウ
ォッシュし、50%ホルマミド、5 X Denhar
dt液(0,02%Ficoll、 0.02%ウシ血
清アルブミン。
0.02%ポリビニルピロリドン) 、0.1%SDS
、5XSSEP[0,18M 塩化ナトリウム、 0.
0.1Mリン酸ナトリウム(pH8,0)、1mM  
EDTAI及び熱変性サケ精子DNA溶液100μg/
a+1中で37°C,7時間プレハイブリダイゼーショ
ンした。
ハイブリダイゼーションは、”pm識したプローブの存
在下、プレハイブリダイゼーションと同じ条件で15時
間行った。続いてフィルターを2XSSC,0,1%S
 D S中で室温にて1時間、0.1XSSC,0,1
%SDS中で50°Cにて30分間 ウォッシュし、−
80℃で一晩オートラジオグラフィーを行った。この結
果1個の陽性クローン(λS CCl。
1.6 kb)を得た。
この陽性クローンよりファージDNAを回収し、制限酵
素地図を作製した。制限酵素(論I 、 Ec。
RI、 HindIII 、 PstI 、(1)■)
を使用して、陽性クローンDNAを切断し、M13園ρ
18.19ベクターにサブクローニングし、塩基配列を
決定したところ翻訳開始部分が含まれていなかったため
、このクローンの5°側の塩基配列(5′末端から 3
79塩基から 399塩基までのセンス鎖)及びλgt
loベクターのEcoRI切断部分の上流(切断点より
上流52塩基から33塩基まで)、下流(切断点より下
流35塩基から12塩基まで)各塩基配列に一致するユ
ニークブライマー(プライマー5.7.8)を作製しく
表2.3)、プライマー7又は8 (100pmol)
、プライマー5 (100pmol) 、DNAポリメ
ラーゼ2.5単位(AmpliTaq ;宝酒造社製)
を用い、cDNAライブラリーから調製したD N A
 (10100nを鋳型として、50m M塩化カリウ
ム、]OmMトリス塩酸緩衝液(pH8,3) 、1.
5m M塩化マグネシウム、0.01%(W/V)ゼラ
チン、200u Md A T P。
dGTP、dCTP、dTTPの終濃度でPCRを30
サイクル(変性94°C,1分、アニーリング50℃、
2分、伸長反応72℃13分)行い、3%NuSiev
eGTGアガロース(FMCBio Product社
製)でPCR産物を電気泳動したところプライマー5と
プライマー7より約510bpからなるフラグメントを
得た。PCHの特異性を高めるために、プライマー5が
ハイブリダイゼーションする位置の上流(λ5CCIの
5′末端より 287塩基から 307塩基までのセン
ス鎖)に一致するユニークプライマー(プライマー6、
表2)を作製し、プライマー6とプライマー7を用いN
uSieveアガロースよりGENECLEAN II
  kit (BIO101社製)で回収した510b
pのDNAフラグメント(10%g)を鋳型として、上
記と同じ条件でPCRを行い、約420bPのフラグメ
ントを得た。
切断サイトをプライマーに付加してあった穐■及び畢■
で消化後、M 13+*p18及びM 13sp19の
Xbal 、 5acTサイトに接続し増幅されたC・
DNAの塩基配列(pcSCC2)を決定したところ、
λ5CCIとpcscc2は307bpにおいて重複し
ていた。SCCcDNAの62番目から1711番目ま
で(表4における塩基配列の番号62から171■まで
)の部分を大腸菌発現用ベクターPKK233−2に組
み込んだ発現プラスミドPKK 5CCIを保持した大
腸菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に、微工研
菌寄第11871号(FERM  P−冊871)とし
て寄託されている。
第1図にSCCcDNAクローンの制限酵素地図及び塩
基配列決定の方向と長さを示した。この結果、表4に示
すSCCcDNAの塩基配列(1693bp、ポリ(A
)テイル配列を省く)及びそれから推定されるアミノ酸
配列(390アミノ酸)が決定された。このアミノ酸配
列は、部分的に決定されているフラグメントのアミノ酸
配列と一致した。しかしフラグメント13のみ一致しな
かった(フラグメント13と連続5アミノ酸分、配列が
−致するところが113−117アミノ酸に存在する)
、。
また、250番目のアミノ酸はアミノ酸解析で決定され
ていたものと異なっていた( Gin→Glu)。
決定された塩基配列内に4箇所アスパラギン結合型ms
tの結合し得る配列(Asn−X−3er/ Thr)
が認められた。また、アミノ酸配列をコンピューターの
データベースによりその相同性を検索したところ、セリ
ン・プロテアーゼ・インヒビター・ファミリー(5er
ine Protease Inhibitors F
amily;5erpins )と全体にわたって相同
性があることが判明し、SCC抗原蛋白質がセリン・プ
ロテアーゼ・インヒビター活性を有する物質として治療
薬として使用できる可能性をも有していることが確認さ
れた。
実施例3.サザーンブロツテイング解析による大ゲノム
DNAにおけるSCC遺伝子の同定本発明で得られたD
NA配列の一部を用いてサザーンブロッテイング法によ
りSCC遺伝子の解析を行った。すなわち、高分子大ゲ
ノムDNAを末梢血白血球より得、10μgのDNAを
制限酵素で切断後フェノール処理、エタノール沈殿しT
EI!衝液(1mM  EDTA含有 10m M ト
リス塩酸緩衝液 pH7,5)に溶かした後 0.8%
アガロースゲルで電気泳動した。ナイロンフィルター(
HybondN ;アマジャム社製)に 0.4M水酸
化ナトリウムでアルカリプロッティングした壕、フィル
ターは50%ホルマミド、 5 x Denhart 
(0,1%Ficoll。
0.1%ウシ血清アルブミン、0.1%ポリビニルピロ
リドン) 、 5 X S S P E (0,9M塩
化ナトリウム。
0.05Mリンリントリウム、5mM  EDTA  
pH8,0) 、 0.5%S D S 、 20μg
/a+1サケ精子DNA中で37℃で4時間プレハイブ
リダイゼーションした。λ5CCIをp U C118
の顕RIサイトにサブクローニングし、(1)エ フラ
グメント(1436bp)をFeinberg and
 Vogelsteinの方法にてラベルして加え(比
活性; 6.6X 10’cpm/μg) 、37°C
で24時間ハイブリダイゼーションした。2 X S 
S P E。
0.1%5DS(37℃)で20分間 2回洗い、−8
0℃で一部オートラジオグラフィーしたところ、1又は
2本の濃いバンドを認めた。そこで、0.1X 5SP
E、0.1%5DS(37°C)で30分間2回洗浄し
、オートラジオグラフィーにかけたが、1又は2本のそ
のバンドのパターンは変化しない(第2図)ことから、
SCC遺伝子は1コピーのみであり、他に類縁の遺伝子
はないと考えられる。
次に部分的に決定されているSCCのアミノ酸配列を示
す(表1)、下線はブライマー1,2(フラグメント1
9)、ブライマー3.4(フラグメント21−1 )に
相当する配列であり、Xは未確認のアミノ酸を、()は
推定されるアミノ酸を示している。
以下余白 へ  い   1)      き   へ   ヘ 
  ヘ表2は、PCR用オリゴデオキシヌクレオチドプ
ライマーを示したものである。プライマー1゜4は表1
の下線部分のアミノ酸配列から推定されるセンス#l側
、プライマー2,3はアンチセンス鎖側の配列と一致す
るミックスブライマーである。
プライマー5,6はλ5CCIの5゛倒の塩基配列に、
プライマー7.8はえgtlOベクターの鏡RI切断部
分の上流、下流各塩基配列にそれぞれ一致するユニーク
プライマーであり、プライマー5゜6にはXba Iサ
イトを、プライマー7.8には津■サイトをそれぞれ5
′側に加えた。
表2゜ プライマ−1ニ プライマー 2ニ プライマー 3; プライマー 4; 八 プライマー 5= 5’−TT吟甲%ACAGATTCCACACTGGT
CTGG−3”プライマー 6二 5’−TT任H平GATCTTCAGCTCATATG
CATC−3’プライマー 7; 5’−GG+汁¥GCTGGGTAGTCCCCACC
TTT−3“プライマー 8= 表3に、λgtlDベクターのEcoRI切断部分及び
プライマー7.8がハイブリッドする部分を示した。
斡    −。
Q   L′□ 表4は、SCCcDNAの塩基配列と推定されるアミノ
酸配列を示したものである。pcSCC2は上段の番号
1から370まで、λSCC1は64から1711まで
である。アミノ酸配列を塩基配列の下に示した。矢印は
5′側より順にプライマー6゜5.3.1の位置である
。四角で囲った部分は部分的に決定されているSCCの
アミノ酸配列に一致する部分(N末端側より順にフラグ
メント2l−2=26.10.21−1.19)である
。点線はアスパラギン結合型糖鎖の結合され得る配列(
Asn−X−5er/Thrlに一致する場所を示す。
また二重下線はポリ(A)シグナルを表す。
以下余白 [発明の効果] 大腸菌、補乳動物細胞等の公知の宿主を用いて、本発明
の扁平上皮癌関連抗原(SCC抗原)蛋白質をコードす
る遺伝子を発現させ、SCC抗原を大量に得ることがで
きる。同抗原及び同抗原から得られる抗体は、免疫学的
方法によるSCC抗原の測定に使用される。
また、本発明のSCC抗原蛋白質をコードする遺伝子は
、核酸ハイブリダイゼーションによるSCC抗原蛋白質
遺伝子の検出のためのプローブとして有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、λ5CCIとpcscc2の制限酵素地図を
示したものである。左側が5′端、右側が3°端で、b
oxは翻訳領域を表し、水平ラインは非翻訳領域を表す
。垂直ラインはDNAの切断に利用した制限酵素部位を
表す。矢印はシーフェンスの領域と方向を示す。略字は
T : 論I 、 E : Ec。 R工、H:Hi何m、P:田I、S:鑞I第2図は、サ
ザーンブロツテイング法により大ゲノムDNAにおける
SCC遺伝子の同定を行ったオートラジオグラフィーの
バンドを示したものである。 第2図 (kb) 2.3−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)扁平上皮癌関連抗原蛋白質をコードする塩基配列
    を含んで成るDNA断片
  2. (2)扁平上皮癌関連抗原蛋白質が、下記のアミノ酸配
    列の全部又は一部で示されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のDNA断片【遺伝子配列があります
    】 【遺伝子配列があります】 (式中、X1はGlu又はGlnである)
  3. (3)核酸配列が、下記の塩基配列の全部又は一部で示
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のD
    NA断片 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 (式中、YはG又はCであり、「・」はその上に示され
    た塩基に相補的な塩基を表わす)
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