JPS6284100A - 扁平上皮癌関連抗原に対する抗体及びその免疫学的利用法 - Google Patents

扁平上皮癌関連抗原に対する抗体及びその免疫学的利用法

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JPS6284100A
JPS6284100A JP22273085A JP22273085A JPS6284100A JP S6284100 A JPS6284100 A JP S6284100A JP 22273085 A JP22273085 A JP 22273085A JP 22273085 A JP22273085 A JP 22273085A JP S6284100 A JPS6284100 A JP S6284100A
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JP
Japan
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scc
approximately
squamous cell
cell carcinoma
antibody
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JP22273085A
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English (en)
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Hiroshi Kato
紘 加藤
Tadashi Torigoe
鳥越 正
Kiyoshi Sekiguchi
潔 関口
Akio Myoga
茗荷 昭男
Isao Ikeda
池田 勲夫
Kunio Kurata
倉田 邦夫
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Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Dainabot Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は扁平上皮癌関連抗原に関するものである。さら
に詳しくは新規扁平上皮癌関連抗SCCAg1、SCC
Ag2、SCCAg5、SCCAg4、SCCAg3.
5CCA126、SCCAg7、SCCAg5、SCC
Ag9、SCCSCCAg10、SCCAg11、SC
CAg12、SCCAg13およびsccAg14(以
下SCCAg類と記す)、これら扁平上皮癌関連抗原の
分離精製法及びこれらSec Ag類に対する特異抗体
を用いて生体試料中のSCCAg類を免疫学的に定性、
定箪する方法に関する。
子宮に発生する悪性腫瘍のほとんどは子宮′911癌で
あり、組織学的に分類すると子宮頚癌の大部分が扁平上
皮癌であり、腺癌、類腺癌は5チ程度しか認められない
と言われている。子宮頚癌は早期においては大多数が自
覚的に無症状であり、早期の子宮頚癌は癌検診の際に偶
然発見される程度である。現在、子宮頚癌検診にはスメ
ア細胞を用いた細胞診が利用されているが羞恥心による
受診のためらいや鏡検枚数に限界があるなどの問題力S
あり、その早期での発見には問題が残っている。さらに
子宮m癌はその病変が骨盤腔の奥深くで進行するため病
状の正確な把握は臨床的に困難な場合が多い。従って簡
便な方法で多数検体を処理できるような子宮頚癌の診断
方法の開発、また治癒率の向上のためにも病状の変化を
正確に反映するパラメーターの開発が望まれていた。
一方、悪性腫瘍の診断、管理に#!瘍ママ−カー利用す
る試みが盛んに行われており、癌胎児性蛋白(carC
inOem−bryonic  antigen : 
CEA )やa−フェトプロティン(Q −Fetop
rotein : AFP )などが臨床的に広く用い
られている。
本発明は子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織あ
るいはそれらの転移巣よシ抽出、精製された新規な腫瘍
関連抗原SCCAgl、SCCAg2、SCCAg5、
SCCAg4、SCCAg5、SCCAg6、SCCA
g7、SCCAg5、SCCAg9、SCCSCCAg
10、SCCAg11、SCCAg12、SCCAg1
3及びSCCAg14に関するものである。これらのS
CCAg類は扁平上皮癌組織並びに血中に存在する扁平
上皮癌関連抗原であり、共通の抗原活性(以下SCCA
g1抗原活性と記す)を有する。さらにSCCAg類は
5DS−ポリアミドゲル電気泳動法による分子量が約4
5,000の蛋白質であり、それぞれ等電点が異なって
いる。表1にSCCAg類のそれぞれの等電点を示した
SCCAg 1      pI=約6.62SCCA
g 2       約6.55SCCAg 3   
    約645SCCAg 4       約6.
35SCCAg 5       約6.23SCCA
g 5       約6.15SCCAg 7   
    約5.90SCCAg 8       約5
.82SCCAg 9      pI=約5.70S
CCAg 10      約5.64SCCAg 1
1       約5.58SCChg 12    
  約5.55SCCAg13     約5.50 本発明者らはすでに扁平上皮癌関連抗原としてTA−4
を見出しているがこれは混合物であると同時に夾雑物を
含むものである。さらに、物質が精製されていないため
、重量単位を用いることができず、ユニツ)(Unit
)単位を用いており、アッセイ系としても未完成の状態
である。その測定系は感度が不充分であり、扁平上皮癌
患者におけるその出現率が低く、臨床的に利用するには
不充分であった。
本発明はSCCAg類として14種類の単一物質を分離
・精製することに成功し、これらTA−4の欠点を克服
したものである。
扁平上皮癌関連抗原を開示した従来例の一つとして特開
昭59−212436号公報があるが、そこに記載され
ている蛋白質は165,000〜240.000の分子
量を有する成分二種類、120.000〜150.00
0の分子量を有する成分一種類、70,000〜go、
oooの分子量を有する成分一種類の合計四種類の成分
を抗原物質として含んでいる混合物であるのに対し、本
発明の扁平上皮癌関連抗原は約45,000の分子量を
有する単一物質であり、分子量が異なるのみならず両者
の間で交叉反応性は見られず免疫学的にも新規な物質で
ある。
本発明の−の目的は子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上
皮癌組織あるいはそれらの転移巣よfisccAglを
抽出・精製することに6る。上記目的は次の如くして達
成される。すなわち、子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平
上皮癌組織あるいはそれらの転移巣組織をホモゲナイズ
して得た蛋白抽出液を硫安塩析した後、セファデックス
G−100によりゲル濾過し、次いでDEAE−セフア
ロースイオン交換クロマトグラフィーによる塩濃度勾配
溶出にかけ続いてCM−セフアロースイオン交換クロマ
トグラフィーにかけ塩濃度勾配溶出し、余分な蛋白を除
去した後、さらにセファデックスG−100によりゲル
濾過し、SCCAg1を得る。
本発明の他の目的はSCCAg1と共通の抗原活性を有
する扁平上皮癌関連抗原を抽出・精製することにある。
この目的は次のμ口<シて達成される。すなわち、子宮
頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織あるいはそれら
の転移巣組織をホモゲナイズして得た蛋白抽出液を硫安
塩析した後、セファデックスG−100によりゲル濾過
し次いでセファロース4Bに抗SCCAg1抗体を結合
させたアフィニティークロマトグラフィーにかけ、未反
応成分を洗浄・除去した後、グリシン−塩酸緩衝液(p
H=3〜4)にて抗SCCAg1抗体と特異的に結合し
たSCCAg1抗原活性を有する蛋白質を解離・回収す
る。回収した蛋白質をさらにDEAE−セフアロースイ
オン交換クロマトグラフィーによる塩濃度勾配溶出する
と14のピークに分けることができ、このピークがそれ
ぞれSCCAg1、SCCAg2、SCCAg5、SC
CAg4、SCCAg5、SCCAg6、SCCAg7
、SCCAg5、SCCAg9、SCCSCCAg10
、SCCAg11、SCCAg12、SCCAg13お
よびSCCAg14である。
これらSCCAg類は扁平上皮癌組織中に高濃度に存在
するが同じ子宮頚部由来でも腺癌や未分化癌組織中には
ほとんど検出されない。他方、子宮頚部の扁平上皮癌に
限らず他の臓器由来の扁平上皮癌においてもSCCAg
類の存在が確認されている。さらにまた、SCCAg類
は扁平上皮癌の患者血中に高濃度に出現するので従来の
形態学的検査に替わり免疫学的方法による扁平上皮癌の
診断、予後推定、病状管理などに利用することが可能で
ある。すなわち、本発明の他の目的は扁平上皮癌の診断
、予後推定、病状管理を目的として放射性同位元素、酵
素あるいは螢光物質等の標識剤で標識したACCAg類
またはSCCAg類に対する抗体を用い、生体試料中の
SCCAg類を免疫学的に定性、定量する方法および定
性・定量に用いる試薬を提供することにある。
以下、SCCAg1を例に取り、本発明をさらに詳しく
説明する。SCCAg1は等電点が約6.62.5DS
−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量(精
度:±約10%)が約45,000の蛋白質で、扁平上
皮癌組織並びに血中に存在する扁平上皮癌関連抗原であ
る。そのアミノ酸組成(精度:士約10%)は表2に示
すとおりである。
表2SCCAglのアミノ酸組成(精度:±10チ)ア
ミノ酸     アミノ酸組成cモル/100モル)ア
スパラギ匈竣)       10.8%スレオニン 
         6.9セリン          
 6.9 グルタミ潮)          12.8%スレオニ
ン           6.6アラニン      
      6.3/<リン            
     6.01/2システイン         
0.6メチオニン          2.フィンロイ
シン         4,2ロイシン       
     9・0チロシン           3.
0フェニルアラニン        6.6%リジン 
            9.0ヒスチジン     
      2.4アルギニン          3
.0プロリン             2・7トリプ
トファン           1.2本発明に用いる
抗SCCAg1抗体は既知の方法により作製することが
できる。すなわちSCCAg1でウサギ、マウス、ヤギ
、ニワトリ、ウマなどヒト以外の動物を免疫し、免疫化
された動物よりSCCAg1に対する抗血清を得ること
ができる。また、SCCAg1で免疫されたマウスある
いはラットの牌細胞とマウスミエローマ細胞するいはラ
ットミエローマ細胞との融合により得られる抗SCCA
g1抗体産生細胞(ハイブリドーマ)よ]SCCAg1
に対するモノクローナル抗体を得ることもできる。
本発明に用いる標識SCCAg1及び標識抗SCCAg
1抗体を作製するだめの標識剤によるSCCAg1及び
抗SCCAg1抗体の標識は当該分野において通常用い
られている方法により行うことができる。
本発明による生体試料中のSCCAg1の定性、定量は
次の種々の方法によシ達成することができる。
α)体液検体中のSCCAg1と標識SCCAg1とを
一定量の抗SCCAg1抗体に対して競合反応させた後
、抗SCCAg1抗体と結合した標識SCCA g 1
 、(B)と結合していない標識SCCA g 1 (
F)とを適当な方法!分離(B−F分離)し、それらの
分画の一力または両方の標識剤の活性を測定し、予め既
知量のSCCAg1において同様にして得られた標準曲
線より体液検体中のSCCAg1量を求める方法(競合
法)。
B−F分離はPEG法、二抗体法、固相法など既知の方
法により行うことができる。
■ 体液検体中のSCCAg1を抗SCCAg1抗体を
固相に結合させた不溶化抗SCCAg1抗体に抗原抗体
反応によ多結合させ、次いで標識抗SCCAg1抗体を
結合させることによシ、[不溶化抗SCCAg1抗体]
−(SCCAgl)−(標識抗SCCAg1抗体〕複合
物を形成させ、不溶化抗SCCAg1抗体にSCCAg
1を介して結合した標識抗SCCAg1抗体の標識剤の
活性を測定し、予め既知量のSCCAg1において同様
にして得られた標準曲線より体液検体中のSCCAg1
の量を求める方法(サンドインチ法)。
(3)さらにSCCAg1と抗SCCAg1抗体との抗
原抗体反応によシ免疫複合体となった場合に標識SCC
Agl上の標識剤の活性が減衰あるいは増強することを
利用し九B−F分離を必要としない方法(均一イムノア
ッセイ)。
(4)また、組織中またはスメア細胞中のSCCAg1
を測定する方法として組織標本またはスメア細胞標本に
標識抗SCCAg1抗体を反応させ、結合した標識抗S
CCAg1抗体の標識剤の活性を観察、測定する方法(
直接法)。
(5)組織標本またはスメア細胞標本に抗SCCAg1
抗体を反応させ、さらに抗SCCAg1抗体に対する抗
体を標識剤で標識した標識抗IgG抗体を反応させ、抗
SCCAg1抗体を介して組織中またはスメア細胞中の
SCCAg1と結合した標識抗IgG抗体の標識剤の活
性を観察・測定する方法(間接法)。
(6)組織標本またはスメア細胞標本に抗SCCAg1
抗体を反応させ、次いで抗SCCAg1抗体に対する抗
体(抗IgG抗体)を反応させ、さらに酵素及び該酵素
に対する抗体(免疫動物が抗SCCAg1抗体と同種の
もの)との結合物を反応させて得られた複合物中の酵素
活性を測定する方法(PAP法)。
(′i)組織標本またはスメア細胞標本に抗SCCAg
1抗体を反応させ、次いでビオチン標識した抗SCCA
g1抗体に対する抗体(抗IgG抗体)を反応させる。
さらにビオチン化酵素とアビジンの結合物とを反応させ
て得られた複合物中の酵素活性を測定する方法(ABC
法)。
標識剤としては放射性同位元素、酵素あるいは螢光物質
などを用いることができる。
生体試料としては血清、血漿、尿あるいは組織、スメア
細胞などをあげることができる。
本発明の方法により血中のSCCAg1を測定した結果
、子宮頂部扁平上皮癌患者の血中SCCAg1は高値を
示した。他の嘘器由来の扁平上皮癌においても高値を示
すものが認められた。一方、子宮頚部腺癌をはじめ婦人
科良性疾患患者および正常婦人における血中SCCAg
1は低値を示した。従って本発明による生体試料中のS
CCAg1の測定は、子宮頚部扁平上皮癌の診断を簡便
に行うことを可能にするとともに子宮頚部扁平上皮癌の
経過観察、治療効果の判定に極めて有用である。さらに
肺癌、食道癌の扁平上皮癌の診断、経過観察、治療効果
の判定にも有用である。
他08CCAg類、すなわち、SCCAg2、SCCA
g5、SCCAg4、SCCAg5、SCCAg6、S
CCAg7、SCCAg5、SCCAg9、SCCAg
10、SCCAg1l、SCCAg12、SCCAg1
3及びSCCAg14についても同様の結果を得ること
ができる。
次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが本
発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
実施例1.SCCAg1の精製 子宮頚部扁平上皮癌肝転移組織450tを細切、ホモゲ
ナイズして得た抽出液に硫安を加え50%飽和とし、塩
析する。遠心分離して回収した上清にさらに硫安を加え
9%胞和として塩析し遠心分離により沈渣を回収する。
この沈渣をリン酸緩衝液に対して透析し、遠心分離して
得た上清を濾過しこの分画を硫安分画として得た。
硫安分画をセファデックスG−100によりゲル濾過し
溶出した第2番目のピーク(図1)を採取し、50mM
)リス塩酸緩衝液(pH8,3)にて透析した後、DE
AE−セフアロースイオン交換クロマトグラフィーにか
けO〜0.2M塩化ナトリウムの塩濃度勾配溶出しなだ
らかな第5番目のピーク(図2)を5QrnM酢曖ナト
リウム緩衝液(pH5,5)にて透析した後、CM−セ
ファロースカラムにかけ、0〜1.0M塩化ナトリウム
の塩濃度勾配溶出して得た最初の大きなピーク(図3)
を50mMリン酸ナトリウム緩衝液、140mM塩化ナ
トリウム(pH8,0)で平衡化したセファデックスG
−100を用いてゲル濾過し、第2番目のピークC図4
)を回収して純化されたSCCAg1を得た。
実施例2.SCCAg1ないしSCCAg14の精製子
宮頚部扁平上皮癌肝転移組織3202を細切、ホモゲナ
イズして得た抽出液に硫安を加え50%飽和とし塩析す
る。遠心分離して回収した上清にさらに硫安を加え90
%飽和として塩析し遠心分離により沈渣を回収する。こ
の沈渣をリン酸緩衝液に対して透析し、遠心分離して得
た上清を濾過し、この分画を硫安分画として得た。
硫安分画をセファデックスG−100によりゲル濾過し
溶出した第2番目のピークを採取し、該分画をセファロ
ース4Bに抗scc Ag1抗体を結合させたアフィニ
ティークロマトグラフィーにかけリン酸緩衝食塩水(P
BS液)で洗浄した後、グリシン−塩酸緩衝液(pH3
,0)を流し抗SCCAg1抗体ど特異的に結合した成
分を解離させ回収した。50mM)IJス塩酸緩衝液(
pH8,3)にて透析した後、DEAE−セフアロース
イオン交換クロマトグラフィーにかけO〜0.2M塩化
ナトリウムの塩濃度勾配溶出し、SCCAg1ないしS
CCAg14まで分離し、純化された各SCCAg類を
得た。
実施例3.抗血清の作製 精製SCCAg1溶液04−に生理食塩水19.6mを
加えた後、フロイントコンプリートアジュバント20−
と共にエマルジョンを作製した。このエマルジョン4m
lをウサギに皮内注射した。5回免疫後10日目に全採
血した。
実施例4.モノクローナル抗体の作製 精ff5cc A g 1m’l’lj、0.2ml 
(50p?金含有に70インドコンプリードアシユバン
ド0.2 mlを加工、エマルジョンをA製した。この
エマルジョン0.4mlをBALB/Cマウスの腹腔に
投与した。1ケ月後SCCAg1溶液0.2 ml(5
0μ2含M)を尾静脈よシ静注した。3日後層殺し牌摘
出を行い、牌細胞1×10ケとマウスミエローマ細胞(
P3U1株) 2 X 10ケをPEG50%存在下で
細胞融合を行なわせた。95we11プレー)10枚に
各0.15mAを播き、HAT培地で2週間培養した後
、培養上清中の抗体検定を行った。抗体陽性wellよ
り限界希釈法によりクローニングを行ない、抗体産生株
を選別した。得られたモノクローナル抗体産生株1×1
0ケを予めプリスタンを投与したBALB/Cマウスの
腹腔に接種し、2週後に腹水を採取した。
実施例5.抗−家兎γ−グロブリン抗体(第2抗体)の
作製 家兎γ−グロブリン1ηを生理食塩水2m7!に溶かし
フロイントコンプリートアジュバント2−を加えエマル
ジョンとした。このエマルジョンを2週間間隔でヤギに
5回注射した。最後の注射の2週間後に全採血し抗血清
を得た。
実施例6.SCCAg1の  I標識 Na   I  20pt、0.5Mリン酸緩衝液(p
H7,4)25μtに精製SCCAg1溶液20μt(
0,5μ2/d)を加え、さらにクロラミンT (1’
97m1 ) 25μtを加えた。約15秒攪拌の後、
約10秒間静置し、メタ車亜硫酸ナトリウム(1■/d
 ) 100μtを加えて反応を停止した。これにヨウ
化カリウム(50q/ml ) 25μt1ブルーデキ
ストラン(50■/ml ) 25μt、0.5%ウシ
血清アルブミンi50μtを加えセファデックスG−2
5によるゲル濾過で遊離の  Iを除去し、  ■標識
SCCAg1を得た。
実施例7.8CCAglのラジオイムノアッセイ(2抗
体法) SCCAgl標準液100μを又は血清・恢体100μ
tを試験管に入れる。試験管に  I標*scc Ag
1液200μtを加える。さらにSCCAg1抗体液1
00μtを加え混和し10〜30℃で20〜30時間イ
ンキュベートする。インキュベーション終了後、試験管
に第2抗体液0.5 mlを加え、サンプルミキサーで
5〜10秒間攪拌し反応液を十分に混和する。10〜3
0℃で10分間インキュベートした後3000 rpn
 20分間遠心分離する。遠心分離後上清をデカンテー
ションにて除去し、沈殿物の放射能量を測定する。
標準SCCAg1の測定により得られた1直よυ作成さ
れた標準曲線(図6)より検体中のSCCAg1量を読
み取る。
実施例8.抗SCCAg1抗体のHRP標識ホースラデ
ィツシュパーオキシダーゼ(nRp)5++vを0.3
M重炭酸ナトリウム緩衝液(pH8,1) 1m1lC
i解した後、1%1−フルオロ−2,4−ジニトロベン
ゼン(FDNP)エタノール清液0.1 mlを加え、
室温で1時間反応させた。さらに0.06M過ヨウ素酸
ナトリウム1mを加え室温で30分間反応させた後、0
.16Mエチレングリコール1mlを加え室温で1時間
反応させた。次に0.01M炭酸ナトリウム緩衝液(p
H9,5)に対し4℃で一夜透析した後、抗SCCAg
1抗体5■を加え、室温で2時間反応させた。
さらに水素化硼素す) IJウム5rn!iを加え4℃
で一夜放置し、0、OIMIJン#塩緩衝塩化ナトリウ
ム敵に対し4℃で一夜透析した後、セファデックスG−
200でゲル濾過し■2標識抗SCCAg1抗体を得た
実施例9.SCCAg1のエンザイムイムノアッセイ(
サンドインチ法) SCCAgl標準液100μを又は血清検体100μを
及び0.1Mホウ酸緩価液(0,5チBSAを含む)1
00μtを試験管に入れる。この試験管に抗SCCAg
1抗体結合ビーズ1個を入れ室温にて3時間インキュベ
ート後反応液を除去する。ビーズを生理食塩水にて洗浄
後、HRP標識抗SCCAgl抗体液200μtを加え
室温にて3時間インキュベートする1、反応液を除去し
、ビーズを生理食塩水にて洗浄後、オルトクエニレンジ
アミンニ塩酸塩液300μtを加え、室温にて10分間
インキュベートする。
インキュベート後IN+i酸1−を加え酵素反応を停止
させ蒸留水をブランクとし波長492nmで吸光度を測
定する。
標準SCCAg1の測定により得られた値より作成され
た標準曲線(図7)より検体中のSCCAg1itを読
み取る。
実施例10.抗SCCAg1抗体の 工標識シリコン処
理した試、験管に1m(:iのNa 12J 20pt
、0.5Mリン酸緩衝液(pH7,5) 25μtを加
える。抗SCCAg1抗体液50μtを加え、さらにク
ロラミンT(31Ni/ml ) 25μtを加える。
20〜30秒間よく振って反応させた後、メタ重亜硫酸
ナトリウム(3〜/コ)100μtを加えて反応を停止
する。これにヨウ化カリウム(50q/m)25μt、
ウシ血清アルブミン液(5%)100μtを加え、七フ
ァデックスG−25によるゲル濾過で遊離の125Iを
除去し125工標識抗SCCAgl抗体を得た。
実施例11.SCCAglのラジオイムノアッセイcサ
ンドイッチ法)SCCAgl標準液100μを又は血清
検体100μを及び0.1Mホウ酸緩衝液(0,5%B
SAを含む)100μtを試験管に入れる。この試、験
管に抗SCCAg1抗体結合ビーズ1個を入れ、室温に
て3時間インキュベート後、反応液を除去する。ビーズ
を生理食塩水にて3回洗浄後、125I標識抗SCCA
g1抗体液200μtを加え、室温にて3時間インキュ
ベツトする。反応液を除去し、ビーズを生理食塩水にて
3回洗浄しビーズをカウント用試験管に移して放射能を
測定する。
標準SCCAg1の測定により得られた値より作成され
た標準曲線(図8)より検体中のSCCAg1量を読み
取る。
実施例121組織中のSCCAg1の測定(直接法)ス
ライドガラス上に固定された標本にHRP標識抗SCC
Ag1家兎抗体液を1滴C約20μt)滴下し、ガラス
キャピラリーを使って十分に攪拌した。室温にて20分
間反応させた後、リン酸緩衝食塩水(PBS液)で洗浄
し、さらに5分間づつ液を換えて3回PBS液中に浸し
、未反応のHRP標識抗SCCAg1抗体を除去した。
対照試験としてHRP標識抗SCCAg1抗体のかわり
にHRP標識正常家兎血清を用いて同様の操作を行い非
特異的な反応の有無を確認した。
抗原抗体反応を終えたスライドガラスを3.3′−ジア
ミノベンチジン・過酸化水素発色液(DAB−HzOz
浴液)中に浸し、室温にて10分間反応させた後、4℃
に冷却したPBS液中に移して反応を停止させPBSi
で数回洗浄した。
洗浄したスライドガラスをエタノール系列(70チ〜1
00%)で脱水し、キジロールにて透徹した後封入剤(
カナダバルサム)にて封入し光学顕微鏡にて検鏡した。
実施例13 組織中のSCCAg1の測定C間接法)ス
ライドガラス上に固定された標本に抗SCCAgl家兎
抗体液1滴(約20μt)滴下し、ガラスキャピラリー
を使って十分に情拌した。室温にて20分間反応させた
後、PBS液で洗浄し、さらに5分間づつ3回、液を換
えてPBS液に浸し未反応の抗SCCAg1家兎抗体を
除去した。余分なPBS液を拭い取りHRP標識抗家兎
IgGIL)羊抗体液をlft!II(約20μt)滴
下し、ガラスキャピラリーを使って十分に攪拌し、室温
にて20分間反応させた後PBS液で洗浄しさらに5分
間づつ3回液を換えてPBS液中に浸し未反応のHRP
標識抗家兎IgG山羊抗体を除去した。対照試験として
抗SCCAg1家兎抗体液のかわシに正常家兎血清を用
いて同様の操作を行い非特異的な反応の有無を確認した
洗浄したスライドガラスをエタノール系列(70%〜1
00%)で脱水し、キジロールにて透徹した後、封入剤
(カナダバルサム)にて封入し光学顕微鏡にて検鏡した
健常人及び種々の疾患患者における血中のSCCAgI
を測定した結果を図9に示した。図9からも明らかなよ
うに子宮頚部の扁平上皮癌においてはほとんどの検体が
高値を示したのに対し、良性・悪性を問わず他の疾患ヌ
び健常人においては血清SCCAg1は低値を示した。
【図面の簡単な説明】
図1はSCCAg類の精製における硫安分画のセファデ
ックスG−100によるゲルヂ過のチャートを示すもの
であり、第2番目のピーク中にsec Agdが含有さ
れている。 図2はSCCAg1の精製におけるDEAEセファロー
スイオン交換クロマトグラフィーのチャートを示すもの
であpsccAglはなだらかな第5番目のピーク中に
含有されている。 図3はSCCAg1の精製におけるCM−セフアロース
イオン交換クロマトグラフィーのチャートを示すもので
ある。 図4はSCCAg1の精製の最終段階におけるセファデ
ックスG−iooによるゲルFJのチャートを示すもの
である。 図5はセファロース4Bに抗SCCAg1抗体を結合さ
せたアフィニティークロマトグラフィーのチャートを示
すものでおる。 図6はラジオイムノアッセイ(2抗体法)によるSCC
Ag1の測定に用いた標準曲線である。 図7はエンザイムイムノアツセイ(サンドイツチ法)K
よるSCCAg1の測定に用いた標準曲線である。 図8はラジオイムノアッセイ(サンドイツチ法)による
SCCAg1の測定に用いた標準曲線である。 図9はラジオイムノアッセイ(2抗体法)によシ測定し
た種々の疾患における血清SCCAg1値を示している
。 第1図 u               jl)      
        m(J  (f、n、)第5図 パシング    デイソシエイショノ 手続補正書 昭和61年9月17日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示。 昭和60年特許願第222730号 2、発明の名称 扁平上皮癌関連抗原及びその免疫学的利用方法5、補正
をする者 事件との関係  特許出願人 名称 ダイナボット株式会社 4、代理人 氏名 弁理士 (7175)  斉 藤 武 彦  −
き。 5、補正により増加する発明の数   な し6、補正
の対象 明細書の特許請求の範囲、発明の詳細な説明の欄特許請
求の範囲 7補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書(以下同じ)7頁12行の「関連抗」を「
関連抗原」と補正する。 (3)23頁2行の「9%」を「90%」と補正する。 (4)  30 頁7 行の「オルトフェニレン」を「
オルトフェニレン」と補正スル。 (5)32頁2行の「インキュベツト」を「インキュベ
ート」と補正する。 びにSCCAglと共通の抗原性を示し、約45゜1 
約45. QOQの分子量と約6,620等電点を有し
、かつ、下記のアミノ酸組成(精度:±10%)アミノ
酸    アミノ酸組成(モル/100モル)アスパラ
ギン(酸)      10.8%スレオニン    
     69 セリン          6・9 グルタミン(酸)      128 %スレオニン           66アラニン          6 .3バリン           60棒システィン         06メチオニン          2フイソ四イシン        4 .2ロイシン           90チロシン          3 .0フェニルアラニン       66リジン            90ヒスチジン         2 .4アルギニン         3 .0プロリン            27トリプトフ
ァン       1 .2を有することを特徴とし、免疫学的にも新規な物質
である扁平上皮癌関連抗原SCCAgl並0000分子
量を有し、且つ、下記の等電点i旦且−−−    等
電点 SCCAg2     約6゜55 SCCAg3     約6.45 SCCAg4     約6.35 SCCAg5     約623 SCCAg6     約615 SCCAg7     約590 SCCAg8     約582 SCCAg9     約5.70 SCCAg1O約5.64 SCCAg1l    約5.58 SCCAg12    約555 SCCAg13    約550 SCCAg14    約544 を有する扁平上皮癌関連抗原SCCAg2.SCCAg
3.SCCAg4.SCCAg5゜SCCAg6.Se
c  Ag7.SCCAg8゜SCC,Ag9.SCC
Ag1O,SCCAg11、SCCAg12.SCCA
g13及びSCCAg14 。 2 扁平上皮癌関連抗原SCCAgl、SCCAg2.
SCCAg3.SCCAg4.SCCAg5.SCCA
g6.SCCAg7.SCCAg8.SCCAg9.S
CCAg1O。 SCCAg1l、SCCAg12.SCCAg13又は
SCCAg14をヒト以外の動物に免疫して上記いずれ
かの抗原に対する抗血清あるいはモノクロナール鳳跡を
採取することを特徴とする上記扁平上皮癌関連抗原に対
する抗血清あるいはモノクロナールλ跡の製造法。 3 扁平上皮癌関連抗原SCCAgl、SCCAg2.
SCCAg3.SCCAg4.SCCAg5.SCCA
g’6.SCCAge、SCCAg8.SCCAg9.
SCCAg1O。 SCCAg1l、SCCAg12.SCCAg13又は
SCCAg14あるいはこれらのいずれかに対する抗体
を標識剤で標識した標識物からなる免疫学的測定用試薬
。 4、 標識剤が放射性同位元素、酵素又は螢光物質であ
る特許請求の範囲第3項に記載の試薬。 5、 子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織ある
いはそれらの転移巣の抽出物あるいはそれらから得られ
る組織蛋白を含有する溶液を下記の諸段階、すなわち (al  硫安塩析し得られる硫安分画を(b)  セ
ファデックスG−100によりゲル濾過し、次いで 1clDEAE−セフアロースイオン交換クロマトグラ
フィーによる塩濃度勾配溶出し、続いて (dlcM−セフアロースイオン交換クロマトグラフィ
ーにかけ、塩濃度勾配溶出し、さらに+6)  セファ
デックスG−100によりゲル濾過する ことを特徴とする扁平上皮癌関連抗原SCCAg1の分
離精製法。 6、 子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織ある
いはそれらの一転移巣の抽出物あるいはそれらから得ら
れろ組織蛋白を含有する溶液を下記の諸段階、すなわち ta+  硫安塩析し得られる硫安分画を(bl  セ
ファデックスG−100によりゲル濾過し、次いで (el  セファo −ス4 Bに抗SCCAgl抗体
を結合させたアフィニティークロマトグラフィーにかけ
未反応成分を洗浄、除去した後、グリシン−塩酸緩衝液
(pH=3〜4)を流し、抗SCCAgl抗体と特異的
に結合した成分を解離させて回収し、 (dl  回収した分画をDEAE−セフアロースイオ
ン交換クロマトグラフィーにより塩濃度勾配溶出し、抗
SCCAgl抗体と免疫学的に結合したSCCAgl抗
原活性を示すピークの各々を回収することを特徴とする
扁平上皮癌関連抗原SCCAgl、SCCAg2.SC
CAg3.SCCAg4.SCCAg5.SCCAg6
.SCCAg7.SCCAg8.SCCAg9.SCC
Ag1O,SCCAg1l。 SCCAg12.SCCAg13及びSCCAg14の
分離精製法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 約45,000の分子量と約6.62の等電点を有
    し、かつ、下記のアミノ酸組成(精度:±10%) ¥アミノ酸¥      ¥アミノ酸組成(モル/10
    0モル)¥ アスパラギン(酸)        10.8% スレオニン             6・9 セリン               6.9 グルタミン(酸)         12.3 グリシン              6.6 アラニン              6.3 バリン               6.0 1/2システイン          0・6 メチオニン             2.7% イソロイシン            4.2 ロイシン              9・0 チロシン              3・0 フェニルアラニン          6.6 リジン               9.0 ヒスチジン             2.4 アルギニン             3.0 プロリン              2.7 トリプトファン           1.2 を有することを特徴とし、免疫学的にも新規な物質であ
    る扁平上皮癌関連抗原SCC Ag1並びにSCC A
    g1と共通の抗原性を示し、約45,000の分子量を
    有し、且つ、下記の等電点 ¥蛋白質¥         ¥等電点¥ SCC Ag2       約6.55 SCC Ag3       約6.45 SCC Ag4       約6.35 SCC Ag5       約6.23 SCC Ag6       約6.15 SCC Ag7       約5.90 SCC Ag8       約5.82 SCC Ag9       約5.70 SCC Ag10      約5.64 SCC Ag11      約5.58 SCC Ag12      約5.55 SCC Ag13      約5.50 SCC Ag14      約5.44 を有する扁平上皮癌関連抗原SCC Ag2、SCC 
    Ag3、SCC Ag4、SCC Ag5、SCC A
    g6、SCC Ag7、SCC Ag8、SCC Ag
    9、SCC Ag10、SCC Ag11、SCC A
    g12、SCC Ag13及びSCC Ag14。 2 扁平上皮癌関連抗原SCC Ag1、SCC Ag
    2、SCC Ag3、SCC Ag4、SCC Ag5
    、SCC Ag6、SCC Ag7、SCC Ag8、
    SCC Ag9、SCCAg10、SCC Ag11、
    SCC Ag12、SCC Ag13又はSCC Ag
    14をヒト以外の動物に免疫して上記いづれかの抗原に
    対する抗血清あるいはモノクロナールを採取することを
    特徴とする上記扁平上皮癌関連抗原に対する抗血清ある
    いはモノクロナールの製造法。 3 扁平上皮癌関連抗原SCC Ag1、SCC Ag
    2、SCC Ag3、SCC Ag4、SCC Ag5
    、SCC Ag6、SCC Ag7、SCC Ag8、
    SCC Ag9、SCCAg10、SCC Ag11、
    SCC Ag12、SCC Ag13又はSCC Ag
    14あるいはこれらのいづれかに対する抗体を標識剤で
    標識した標識物からなる免疫学的測定用試薬。 4 標識剤が放射性同位元素、酵素又は螢光物質である
    特許請求の範囲第3項に記載の試薬。 5 子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織あるい
    はそれらの転移巣の抽出物あるいはそれらから得られる
    組織蛋白を含有する溶液を下記の諸段階、すなわち(a
    )硫安塩析し得られる硫安分画を (b)セフアデツクスG−100によりゲルろ過し、次
    いで (c)DEAE−セフアロースイオン交換クロマトグラ
    フイーによる塩濃度勾配溶出し、続いて (d)CM−セフアロースイオン交換クロマトグラフイ
    ーにかけ、塩濃度勾配溶出し、さらに (e)セフアデツクスG−100によりゲルろ過するこ
    とを特徴とする扁平上皮癌関連抗原SCC Ag1の分
    離精製法。 6 子宮頚部癌、肺癌、食道癌の扁平上皮癌組織あるい
    はそれらの転移巣の抽出物あるいはそれらから得られる
    組織蛋白を含有する溶液を下記の諸段階、すなわち(a
    )硫安塩析し得られた硫安分画を (b)セフアデツクスG−100によりゲルろ過し、次
    いで (c)セフアロース4Bに抗SCC Ag1抗体を結合
    させたアフイニテイークロマトグラフイーにかけ未反応
    成分を洗浄、除去した後、グリシン−塩酸緩衝液(pH
    =3〜4)を流し、抗SCC Ag1抗体と特異的に結
    合した成分を解離させて回収し、 (d)回収した分画をDEAE−セフアロースイオン交
    換クロマトグラフイーにより塩濃度勾配溶出し、抗SC
    CAg1抗体と免疫学的に結合したSCC Ag1抗原
    活性を示すピークの各々を回収することを特徴とする扁
    平上皮癌関連抗原SCC Ag1、SCC Ag2、S
    CC Ag3、SCC Ag4、SCC Ag5、SC
    C Ag6、SCC Ag7、SCC Ag8、SCC
     Ag9、SCC Ag10、SCCAg11、SCC
     Ag12、SCC Ag13及びSCCAg14の分
    離精製法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5306811A (en) * 1990-11-27 1994-04-26 Ciba Corning Diagnostics Corp. Squamous cell carcinoma-like immunoreactive antigen from human female urine
WO1998009170A3 (en) * 1996-08-30 1998-04-23 Matritech Inc Methods and compositions for the detection of cervical cancer
US5783422A (en) * 1990-11-30 1998-07-21 Dainabot Co., Ltd. DNA fragment coding for squamous cell carcinoma-associated antigen
JP2007139656A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Igaku Seibutsugaku Kenkyusho:Kk 食道癌診断キット

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