JPH05501204A - 糸球体腎炎の診断 - Google Patents

糸球体腎炎の診断

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JPH05501204A JP2515868A JP51586890A JPH05501204A JP H05501204 A JPH05501204 A JP H05501204A JP 2515868 A JP2515868 A JP 2515868A JP 51586890 A JP51586890 A JP 51586890A JP H05501204 A JPH05501204 A JP H05501204A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 糸球体腎炎の診断 発明の背景 本発明は、糸球体腎炎の診断に関する。
糸球体腎炎は腎臓の糸球体内の左右の炎症性変化により特徴づけられる腎臓疾患 である。進行の早い糸球体腎炎(RPGN)は幾つかの根源的症状のあらゆるも のにより引き起こされうるが、その症状には不十分免疫沈着物もしくは非免疫沈 着物をもつ、壊死性および/または半月形の糸球体腎炎(免疫不足(pauci −immune)NCGN) 、抗−系球体基底膜腎炎(抗−〇BM腎炎)、I gAネフロバノー、ループス腎炎、および溶血性連鎖球菌感染後糸球体腎炎を含 む。さらに、糸球体腎炎以外の特定の疾患、例えば溶血尿毒症症候群または急性 間質性腎炎はRPGNの診断画像を生じるかもしれない。免疫不足NCGNは腎 臓に限定できるか(初期NCGN)、またはウニシナ−肉芽腫または微視的結節 性多発性動脈炎としてしばしば分類される全身性疾患と関連しつる。
RPGNを引き起こす条件の診断は、腎機能の悪化の予防または逆転のための適 切な治療の開始のために不可欠である。腎臓の生体組織検査はRPGNの患者に おける最も確実な治療法であると考えられてきた。しかしながら、この方法は危 険を含み、ときには確実な治療を施しそこなうが、それはNCGNの病巣がしば しば限局的であり、小片の生体組織検体が足りないことによる(マディオ(Ma dio)、Kidney Int、38:529.1990)。さらに、初期N CGNの幾つかの症状は明確に分類できない。
血清学的試験は幾つかの形態のRPGNにおいて診断的価値がある。特に、RP GNの患者は好中球および単球に対する循環自己抗体をしばしば有する。これら 自己抗体の存在は通常、抗−好中球細胞質抗体(ANCA)と呼ばれ、診断手段 として使用されてきた。ANCAは間接的免疫蛍光アッセイにより、基質として エタノール固定正常ヒト好中球を使用して検出される。
2つの染色パターン、即ち(1)細胞質、および(2)核または核周囲が記述さ れた(アントラシー(Andrassy)ら、Nephron 49.257− 258.1988)。細胞質のパターンは能動性ウニシナ−肉芽腫のを者のほと んどにおいて検出され(ファンデル ラード(Van der Woude)ら 、Lancet 1:806.1985)、初期NCGNまたは微視的結節性多 発性動脈炎の他の患者においてときおり見られる(ジエ不ソト(Jennett e)ら、Am、J、Pathol、135:921.1987、コーエン(Co hen)ら、Kidney Int、37:799.1990)。細胞質染色パ ターンに関連した自己抗体は、−次または二次顆粒画分に位置する27−29キ ロドルトン(k D)の可溶性蛋白質である(グロス(Gross)ら、Lan cet 1:1488.1987:ゴールドンユメデイング(Goldschm eding)、Kidney Int、32ニア79,1987)。対照的に、 核または核周囲の染色パターンはウニシナ−肉芽腫と診断された患者のほんの数 パーセントにのみ見られる。好中球の製造において人工的に再分配される抗原で あるミエロパーオキシダーゼ(MPO)に対する抗体によりしばしばもたらされ  。
るこのパターン(フォーク(Fo I k)ら、N、Eng、J、Med、31 8:1651)は、初期NCGNまたは微視的結節性多発性動脈炎の患者何人か において見られる(アンドラン−(Andrassy)ら、CI in、Nep hr。
1.32:159,1989;ガング(Gans)ら、Lancet 1:26 9.1989)。これらの明白な染色パターンのために、間接的免疫蛍光アッセ イは有用な診断手段になりうる。しかしながら、染色パターンの解析は難しく、 そして−人の染色パターンを定量化して解釈する前に少なくとも1000の血清 試料を試験することが推奨される(ラスムラセン(Rasmussen)ら、L ancet 1ニア06.1988)。より単純に5倍以上容易に定量できる、 これらの条件と関連した自己抗体のためのアッセイは、素早くかつより正確な診 断をさせ、初期治療の関与を促進する。正確な診断は特に重要であるが、それは これらの疾患の治療が潜在的に有害な薬剤を含み、そして確実な診断なしに医師 が治療を嫌うかもしれないからである。より正確な診断は、これらの明らかに関 連する疾患の病原の理解に貢献するデータも提供するかもしれない。
質(p 29)に関する。該蛋白質は5DS−PAGEにおける測定により約2 9kDの大きさであり、ンイソプロビルフルオロリン酸に結合することができ、 約92から約9.4の等電点を有し、ウニシナ−肉芽腫の患者の血清に存在する 自己抗体に結合でき、そしてN末端のアミノアツル配列11e−Val−Gly −Gly−His−GIU−^1a−Gln−Pro−!Ti5−3er−^r g−Pro−Tyr−Met−^1.a−3er−Leu−Gin−Met−^ rg|Gly−Asn−Pr o−Gly−Set−His (配列番号、1)を有する。実質的に純粋とは重 量で95%またはそれ以上純粋で、蛋白質が天然状態で結合している蛋白質、− 脂質、および炭水化物を実質的に含まないことを意味する。
他の見地において、本発明はp29と免疫複合体を形成することができるモノク ローナル抗体に関する。
他の見地において、本発明はウニシナ−肉芽腫の診断に役立つ自己抗体を検出す る方法に関する。この方法は、試験される生物学的液体をp29に接触させる段 階を含む。形成されるあらゆる免疫複合体は、ウニノナ−肉芽腫の診断に役立つ 、生物学的液体中の自己抗体の存在を指示するものとして検出され、かつ使用さ れる。
他の見地において、本発明はウニシナ−肉芽腫の診断に役立つ自己抗体を検出す る方法に関する。この方法は= (a)本発明のモノクローナル抗体と該モノク ローナル抗体と反応する抗原との免疫複合体を提供し、(b)試験される生物学 的液体と該免疫複合体を接触させ、そして(C)ウエンナー肉芽腫の診断に役立 つ、生物学的液体中の自己抗体の存在を指示するものとして、免疫複合体に対す る自己抗体の結合を検出する段階を含む。
他の見地において、本発明はp29蛋白質をコードするDNA配列を含むベクタ ーに関する。
他の見地において、本発明は免疫不足性壊死および/または半月形の糸球体腎炎 の診断に役立つ自己抗体の検出法に関する。この方法は= (a)本発明の蛋白 質と試験される生物学的液体を接触させ、(b) ミニロバ−オキシダーゼと試 験される生物学的液体を接触させ、そして(C)段階(a)または段階(b)に おいて形成される免疫複合体を検出することからなり、該免疫複合体の形成が免 疫不足性壊死および/または半月形の糸球体腎炎の診断に役立つ自己抗体の指標 となる。
他の見地において、本発明は免疫不足性壊死および/または半月形の糸球体腎炎 の診断に役立つ自己抗体を検出する方法に関する。この方法は、(a)本発明の モノクローナル抗体と該モノクローナル抗体と反応する抗原との免疫複合体を提 供し、(b) ミエロパーオキシダーゼと、ミエロパーオキシダーゼと反応する モノクローナル抗体との免疫複合体を提供し、(C)段階(a)の免疫複合体と 試験される生物学的液体を接触させ、(d)段階(b)の免疫複合体と試験され る生物学的液体を接触させ、そして(e)段階(a)または(b)の免疫複合体 に対する自己抗体の結合を検出することからなり、段階(a)または(b)の免 疫複合体に対する自己抗体の結合が、免疫不足性壊死および/または半月形の糸 球体腎炎の診断に役立つ自己抗体の存在の指標となる。
他の見地において、本発明は生物学的液体試料中の自己抗体の検出のための診断 用キットに関するが、該自己抗体は免疫不足性壊死および/または半月形の糸球 体腎炎の診断に役立ち、該キットはp29蛋白質およびミニロバ−オキシダーゼ を含む。
他の見地において、本発明は生物学的液体試料中の自己抗体の検出のための診断 用キットに関するが、該自己抗体は免疫不足性壊死および/または半月形の糸球 体腎炎の診断に役立ち、該キットは二本発明の蛋白質、本発明のモノクローナル 抗体、ミニロバ−オキシダーゼ、およびミニロバ−オキシダーゼに対するモノク ローナル抗体を含む。
他の見地において、本発明は生物学的液体試料中の抗体の検出のための診断用キ ットに関するが、該抗体は糸球体腎炎の診断に役立ち、該キットは二本発明の蛋 白質、ミニロバ−オキシダーゼ、補体C3、連鎖状球菌抗原、タイプ■vコラー ゲンのα3鎖のNCIドメイン、およびDNAを含む。
「免疫不足性壊死および/または半月形の糸球体腎炎」という言葉は、ウニシナ −肉芽腫、微視的結節性多発性動脈炎、および初期壊死および/または半月形の 糸球体腎炎を含む意味である。
本発明の化合物および方法は、免疫不足NCGN (これらの症状はウニシナ− 肉芽腫、微視的結節性多発性動脈炎、および初期NCGNを含む)と、特異的で あり、容易に解釈されそして容易に定量されるその他の形態の糸球体腎炎とに関 連する幾つかの症状の特徴的自己抗体の検出手段を提供する。抗−好中球細胞質 自己抗体の通常の検出法は、自己抗体染色および間接免疫蛍光を用いる。間接免 疫蛍光の知見の判断は相当の経験を必要とし、そして結果は研究室によって異な るかもしれない。本発明のアッセイにおける結果の解釈は、慣用的な固相または 液相のイムノアッセイのような方法に依存する。これらの技術による結果は、固 定された細胞構造に結合した抗体のパターンの極めて微妙な違いが同定および区 別されなけわばならない場合に、従来技術である間接的免疫蛍光アッセイで得ら れた値よりもはるかに単純に解釈さねる。さらに、間接的免疫蛍光アッセイと異 なり、本発明のアッセイは定量できる。
本発明の方法によるこねら疾患の検出は、疾患に特徴的な自己抗体に結合する精 製抗原またはこれら抗原に対するモノクローナル抗体のいずれかを使用する。
検出が、精製p29または精製ミエロベーオキシダーゼの使用に基づいている方 法の場合は、精製度のおとる抗原調製物を使用するアッセイを用いた場合に見ら れるような、異なる抗原のバッチが自己抗体の結合のための異なる標的を提供す る危険がない。モノクローナル抗体を使用する方法においては、結果は同様に特 異的である。
本発明の他の特徴および利点は以下の好ましい態様の記載および請求の範囲から 明らかになる。
好ましい態様の説明 最初に図面の簡単な説明を記述した後、本発明の好ましい態様を言己述する。
図面 図1は、p29蛋白質および幾つかのセリンプロテアーゼのN末端の配列を表す 。
図2から5は、免疫不足NCG\の直接固相イムノアッセイの結果を表す。
以下の概要はウエンナー肉芽腫に存在する自己抗体を検出するための2つの方法 である。第一の方法は、自己抗体により認識される抗原p29を使用し、第二の 方法は、p29およびp 29に対するモノクローナル抗体を使用し、抗−p2 9モノクロ−光ル抗体の生産が記述される。ウニシナ−肉芽腫、微視的結節性多 発性動脈炎、および初期NCGNを含む免疫不足NCGNに関連した症状の自己 抗体の特徴を検出するための2つの方法も提供する。第一の方法は自己抗体によ り認識される2つの抗原、p29およびミエロパーオキシダーゼを使用し、第二 の方法はこれら2つの抗原並びにそれら各々に対して特異的なモノクローナル抗 体を使用する。抗〜ミエロパーオキシダーゼモノクローナル抗体を調製する方法 を記述する。
29kD蛋白質に対するモノクローナル抗体の調製29kDに対するモノクロー ナル抗体は、6連軸のメスBa1b/’cマウスの下肢の皮肉に完全フロイトア ンユバンド中の好中球酸抽出物1−0μgを免疫することにより生じた。
好中球酸抽出物はロックウッド(1,o c kwo o d)らの方法(La ncet]、: 716.1987)にし7たがって調製された。蘭単に言えば 、lXl0’の細胞を洗浄I5、次に0.2M酢酸ナト11ウム緩衝液(pH4 ,2)中で0℃において5分間音波処理した。(細胞をジイソプロピルフルオロ リン酸で標識する場合は5mMで添加し、て洗浄前に細胞を10分間氷上に放置 する。) 20. 000gで20分間、4℃において遠心分離後、上清をpH 7,4にするかまたはリン酸緩衝塩、pH7,4(PBS)に対して透析した。
試料中の蛋白質濃度はローリ−(Lowry) ら(J、Biol、Chem、 192:265.1951)の方法により測定した。
2週間にわたって3回ブーストした後、注射されたマウスの腋窩リンパ節を単離 した。リンパ節は、コーラ−(Koh ] e r)ら(Nature、256 :495−497.1975)に記述されているとおりに、NSIマウスプラズ マセルライン(アメリカンタイブカルチャーコレクンヨン)と融合した。HAT 選択培地中で10−14日間生育後、ハイブリドーマからの培地上清に関して、 ウェスタンプロット分析により抗−好中球活性を試験した。ウニシナ−肉芽腫自 己抗体のウェスタンプロット分析は以下のとおりに実施された。上記のとおりに 調製された酸抽出物(25u g/レーン)をレムリ(Laemml 1)(N ature 227:680.1970)により記述されたドデシル硫酸ナトリ ウムポリアクリルアミドゲル(SDS−PAGE)電気泳動により退離した。ト ウビン(Towbin) ら (Proc、Nat 1. 、へcad、 Sc i、USA 76:4350.1979)の方法により、未染色のケルからの蛋 白質を電Z泳動的にニトロセルロースフィルター摸に転写した。膜を紐状に切り 、そして轡者の血清(1・10希釈)で染色し、さらにビすチン化二次抗体で染 色し、そしてアビノン−ビオチン−パーオキ/ダーゼ複合体を形成した。結合し た抗体はパーオキソダーゼの基質であるクロモゲ>3−アミノ−9エチルカルバ ゾールにより検出した。
ウニシナ−肉芽腫自己抗体(血清からの)により同定されたバンドで相互に移動 した29kDバンド(p29)を染めるモノクローナル抗体が選択された。所望 の活性を有するハイブリドーマは2回サブクローン化され、そして一つのモノク ローナル抗体(mAb) 、IF5の単離に成功した。
モノクローナル抗=p29抗体、IF5の特徴m、Ab、IF5は、ウェスタン プロットにおいて好中球由来の29kDのノくンドと反応し、轡者の血清からの 自己抗体と同一の間接免疫蛍光染色<ターンを生じた1゜ 間接免疫蛍光分析は、以下のとおりに実施された。抗−好中球細胞質抗体は、細 胞遠心分離およびエタノール固定による正常人の好中球を使用して間接免疫蛍光 により検出された。好中球は、フィコルー/Sイバツクグラデイエント(Fic o1トーHypaque gradients)(ファルマシア社、ビスカタウ xイ、NJ)で遠心分離され、次1ニボイウム(Boyum)(Scand、J Clin、Lab、Invest、97:77.1968)に記述されたとおり に低張性溶解により退離した。細胞遠心分離調製物はノヤンドンサザン(Sha ndon 5outhern)細胞遠心分離機(チェーシ+ (Chesh i  re)社、英国)を使用して作られた。各調製物は100%エタノール中で5 分間固定さね、乾燥され、そして血清(116希釈)と室温(RT)で1時間イ ンキ。
ベートした。、2回洗浄後、細胞は蛍光化ヒツジ抗−ヒトIg(メロイ(Mem 。
y)、スブリ〉グツイールド、VA、)で室温において60分間染色し、洗浄し 、そして次に蛍光顕微鏡により観察した。
血清は、ウニシナ−肉芽腫であると診断された10人の轡者から得られた。臨床 的には、すべての轡者は、進行の速い腎咳の機能不全の有無にかかわらず、上気 道または上気道の疾患(鼻びらん、副鼻腔炎、喀血)を有した。病理的には、3 人の轡者が鼻の生体組織検査において壊死性肉芽腫症の病巣の特徴を有した。
残りの7入の患者は、不十分もしくは無イムノグロブリシ付着物を伴うか伴わな い、壊死性または半月形の糸球体腎炎の有無にかかわらず鼻の脈管炎または肺毛 細管炎の病的証拠を有した。血清は正常なボランティアからも得られた。すべて の血清は使用まで一208Cにおいて保存された。
ウニノナ−肉芽腫の密番10入からの血清について、上記のとおり正常好中球溶 解物と反応性の自己抗体の存在をスクリーニングした。すべての患者の血清は1 月以内の組織検体で得られた。10人すべてのを者の血清は29kD抗原(p2 9)に対する自己抗体を含み、そしてエタノール固定好中球において細胞質染色 パターンを生じた。200人の正常人からの血清はいずれも抗−p29抗体を有 さなかった。
29kD抗原(p 29)の精製 mAb IF5を利用する二とにより、ノユナイダ−(Schneider)ら の方法(J、Biol、Chem、257:10766、コ982)を使用して p29を親和性により精製した。]、E8(IgG1サブクラスの)は、ジメチ ルビメリミデートとカップリングしたセファロ−スープロチビンAビーズに結合 した。固定された、モノクローナル抗体を誘導したセファロースビーズの10m 1のカラムを大まかに洗浄し、次に30mgの好中球酸抽出物(詳細な点は上記 の通りに調製された)と共に室温において3時間インキュベートした。カラムは 5倍のベッドボリュームのPBSで洗浄し、次に500mMの塩化ナトリウムを 含む5倍のベッドボリュームのPBSで洗浄した。PBSで再平衡化後、カラム を0.2Mクエン酸、pH2,75で]、mlの両力に溶出し、モしてトリス塩 基を用いて直後に中和し7た。溶出された蛋白質はOD 280において分光光 度計により検出した。所望の両分をプールし、そしてプロティンA−セファロー スと共にインキュベートした(影響を及ぼす量の混在mAbを除去するため)。
プールされた両分を濃縮し、そしてコロノオシバ・ソゲを用いて蒸留水に対して 透析した。
700ggの蛋白質が溶出物中に回収された。
1E8により認識され、親和性により精製された抗原は、非還元条件下において 5DS−PAGEで29kDの主要成分と共に3つの接近したバンドとして移動 した。精製された抗原はウェスタンブロッティングにおいて患者の血清がらの自 己抗体と反応したが、このことからウニシナ−肉芽腫の自己抗体とIF5により 認識されるものとが同一であることが確認された。等電点ゲルにおいて、p29 は92から9.4の等電点を有した。
p29は、以下のとおり新規なセリンブロティナーゼであることが示された。
アプライドバイオシステムズ(Applied Biosystems)社モデ ル470Aンークエ不一夕一を使用して、10μgの精製p29を20サイクル のエドマン分解に供した。一つのN末端配列が得られた(図1)ことから、5D S−PAGE上での精製蛋白質の分子の不均一性は一つの蛋白質のイソフオーム を反映しているかもしれないことが示唆された。ナショナルバイオメディカルリ サーチファウンデーション(National Biomedical Re5 earch Foundation)およびスイスプロテインデータバンクス( Swiss protein data、banks)によるホモロジーサーチ から、推論される配列がセリンブロティナーゼ属と顕著な相同性をもつ新規蛋白 質であることが明らかになった。特に、すべてのセリンブロティナーゼの触媒作 用を有する鎖のN末端にみられるように、2つの疎水性残基(イソロイシンおよ びバリン)がN末端に存在する。さらに、非可変残基グリシン(4番目)および プロリン(13番目)がp29に存在する。p29は初期顆粒に存在する2つの 好中球セリンプロティナーゼ、白血球エラスターゼおよびカテブンンGとは明ら かに異なっていた。白血球エラスターゼおよびカテプシンGのようにp29は上 記の放射性標識DFPにも結合した。
N末端の配列の決定は以下のとおりに実施された。100μgの精製p29を蒸 留水に対して無尽蔵に透析し、200μmにa縮して20μmを5DS−PAG E、イモピロン−P(ミリボア社)上に乾燥プロットし、そしてインドインクに よる染色に供した。主要なp29のバンドを安全カミソリの刃で切り出し、そし てアブライドバイオンステムズ社モデル470Aシークエネーターを用いて、2 0サイクルのエドマン分解に供した。PTH誘導体はジノ(Cy n o)カラ ム(18M社)およびパーマフェーズ(Permaphase)ETHプレカラ ムを使用して、勾配溶出(溶剤Aニア0mM酢酸ナトリウム、pH5,5,5% V/Vテトラヒドロフラン、溶剤B アセトニトリル:勾配:]、1−48%で 20分間、流速1ml/分)によりHPLCで解析した。切り出されたバンドか ら得られたN末端配列は親和性精製蛋白質の直接の配列決定により得られた配列 と同一であった。
3H−DFP結合アッセイは以下のとおりに実施された。モノクローナル抗体I E8をサンドウィンチラジオイムノアッセイにおいて使用することにより、3H −DFPのp29に対する結合を検出した。IE8腹水の酢酸ナトリウムカット (cut)をPBS中10ug/mlに希釈して、35μl/ウエルを1時間3 7℃において96ウエルのポリビニルマイクロタイタープレート中でインキュベ ートした。未結合の結合部位は1%非脂肪乾燥ミルクでブロックした。上記のよ うにDFPを含まずに調製された好中球の酸抽出物を100μg/mlに希釈し 、そして’H−DFP (3uCi/μMを3.3nM、NEN社)を用いて、 30分間室温でインキュベートした。次に、抽出物(35μl/ウエル)は、I F5で予めコートされたウェル、または無関連のmAbあるいは抗=MPOmA bで予めコートされたウェルに、対照として添加された。室温で4時間インキュ ベートした後、ウェルをPBSで洗浄し、乾燥し、切り出しそしてベータ蛍光浸 漬しそしてベータカウンターで計数した。トリチウム化したDFPはmAb I F5を含むウェルのみに結合した。
等電点電気泳動は、領 75mmの厚さのゲル中で水平ゲル装置(ホエフ7−( )(06ffer)サイエンティフィック社)を使用して、pH範囲を3,5− 11にして実施した。ゲルは2.5mA定電流で16時間4℃において泳動じ、 固定し、クマジーブルーR−250で染色し、そして脱色した。
酸抽出物から蛋白質を入手し、洗浄後入手した蛋白質を試験血清に暴露した。停 留した自己抗体はマーカーと結合した抗−ヒト自己抗体を用いて検出される。
マイクロタイターウェルはmAb IF5の硫酸アンモニウムカットで予めコー トされ、好中球−酸抽出物(上記のように抽出された)に暴露し、そして4時間 インキュベートする。ウェルをPBSで洗浄し、そして全量35μm中で110 0に希釈して試験血清に暴露する。室温で60分後、ウェルをPBSで洗浄し、 そして1251−標識ヒツジ抗−ヒトrg抗体(マウスIgGに予め中和された )で発色させる。ウェルを切り出し、乾燥し、モしてガンマカウンターで計数す る。″5I−標識ヒツシ抗−ヒトIg抗体は、酵素と結合した抗−ヒト自己抗体 または他の放射様マーカーまたは非放射様マーカーに置き換えてもよい。
このアッセイはマイクロタイターウェルに結合したmAb IF5 (または同 様の基質)、陽性対照試料(例えば、ウニシナ−肉芽腫と診断された患者からの 血清)、およびアッセイを実施するのに必要な他の試薬を含むキットとして提供 このアッセイにおいては、精製p29を使用して、試験血清から自己抗体を入手 する。そして入手された自己抗体はマーカーを結合した抗−ヒト自己抗体を用い て検出される。
p29は上記のとおり好中球−酸抽出物から親和性により精製される。精製され たp29はマイクロタイターウェル上にコートされる。患者からの血清(1:1 00希釈の35μm)をマイクロタイターウェルに添加し、そして60分間イン キュベートした。マイクロタイターウェルをPBSで洗浄し、そして放射標識、 酵素の結合、または他の標識による抗−自己抗体で発色した。
このアッセイは、マイクロタイターウェルに結合したp29(または他の適切な 基質)、陽性対照試料(例えば、ウニシナ−肉芽腫と診断された患者からの血清 )、およびアッセイを実施するのに必要な他の試薬を含むキットとして提供され る。
p29蛋白質に対する追加のモノクローナル抗体の生産状々の発見は、ウニシナ −肉芽腫の患者の血清中の循環自己抗体が我々の同定した蛋白質p29に対する ものであり、p29に特異的なモノクローナル抗体の日常の生産を可能にするこ とである。そのような抗体は上記の方法により、または以下の対等の類似法によ り生産できる。
ウニノナ−肉芽腫のあらゆる患者に由来する血清を溶解好中球、およびその結果 得られる免疫沈殿物に接触させ、この沈殿物がp29蛋白質と抗体との複合体を 含む。この免疫沈殿物を使用することにより、動物、例えばマウスを免疫するが 、それらの動物の多くはp29蛋白質に対する抗体を産生する。次に、そのよう な免疫に基づいて作られたハイブリドーマからの培養液の上清の中から、正常好 中球からの溶解物に結合するモノクローナル抗体を含むものをスクリーニングし た。PBS蛋白質の認識は、上記のとおりウェスタンブロッティングにより確認 される。
PBS遺伝子のクローニング 上述の、p29のN末端のアミノ酸配列の情報は、該蛋白質をコードする遺伝子 のクローニングを、特に小さいサイズの該蛋白質の点から日常的なものにする。
標準的技術、即ち、好中球からcDNAライブラリーをスクリーニングして、N 末端配列の情報を使用することにより、合成オリゴヌクレオチドが作られ、該オ リゴヌクレオチドを使用することにより、p29蛋白質をコードするcDNAが 得られる。
発性動脈炎および初期NCGN)のいずれかの自己抗体の特徴は、抗−p29自 己抗体のためのアッセイと、抗−ミニロバ−オキシダーゼ自己抗体のためのアッ セイを組み合わせることにより検出できる。
−リング(CalBjochem Behring)社、サンディエゴ、CA) を使用することにより、上記のとおり概略した抗−p29モノクローナル抗体の ための抗−MPO抗体を調製できる。精製された抗−MPOモノクローナル抗体 を使用することにより、壊死性および/または半月形の糸球体腎炎と診断された 患者の血清をスクリーニングできる。選択された抗−MPOモノクローナル抗体 と反応する血清試料のほとんどは、エタノール固定の正常好中球の間接免疫蛍光 アッセイにおいて、核または核周囲の染色パターンを生じるべきである(ファン デ 「フード(Van cJe %〜’oudc)ら、1jifdj) O所望 の反応性を有するハ・イブリドーマはサブクローン仕でき、そ[、て抗−MPO モノクローナル抗体はプロティン−Aセファ0−スクロマトグラフィーを用いる 標準的技術によりmsできる。別法として、市販されでいる(ダコ(Dako) 社、ザンタバーバラ、CA)モ、ツクローナル抗−ミエロパーオキシダーゼ抗体 が使用できる。。
免疫不足NCGN自己抗体に関する間接同相イムノア!セイこのアノセ1′にお いては、モノクローナル抗−p29および抗−MPOυ〔体を使用して好中球酸 抽出物から蛋白質を人手する 洗浄後、入手した1白質を試験血清に暴露する7 、停留した自己抗体はマーカーと結合し7た抗−ヒトIg抗体を用いて検出され る。
マイクロタイターウェルはmAb IF5または精製された抗−!vIPo m Abの硫酸アンモニウムカットを予めコートし、好中球酸抽出物(上記のとおり に調製さ第1た)に暴露し、そして4時間インキ、べ−)・する。ウェルをPB Sで洗浄し、そして総量35μl中で1100に希釈して試験試料に暴露する。
室温で60分後、ウェルをI) B Sで洗浄し、そして+251.−標識ヒツ ノ抗−ヒl−1g抗体(IgGに予め中和された)で発色させる。ウェルを切り 出し、乾燥し、モしてガンマカウンターで計数する。+25I−標識ヒツノ抗− ヒt・I g抗体は、酵素と結合した抗−ヒl−1g抗体または他の放射様マー カーまたは非放射様マーカーに置き換えてもよい。
このアッセイは幾つかのマイクロタイターウェルに結合したmAb IF5(ま たは同様の基質)、他のマイクロタイターウェルに結合した抗−MPOmAb( または同様の基質)、陽性対照試料(例えば、免疫不足と診断された患者からの 血清)、およびアッセイを実施するのに必要な他の試薬を含むキットとして提供 される3、別法としては両mAbを一つのウェルに、(れることもできる。その ようなキットは、免疫不足NCGNに関連した、自己抗体存在症状の検出を行う ことを可能にする。
免疫不足NCGN自己抗体に関する[n接固相イムノアッセイこのアッセイにお いては、精製1)29および精VMPOを使用しで、試験血清から自己抗体を入 手する。そして人手された自己抗体はマーカーを結合した抗−ヒ1−1g抗体を 用いて検出される。
p29は上記のとおり好中球−酸抽出物から親和性により精製され、そして−組 のマイクロタイターウェルにコー)・される。第二のマイクロタイターウェルは 精製MPOでコートされる。患者からの血清(1:100希釈の35ul)をマ イクロタイターウェルに添加し、そして60分間イ:2・キュベー1−シた。マ イクロタイターウェルをP B Sて洗浄[7、そして放射標識、酵素の結合、 または他の標識による抗−1g抗体で発色した。
このア、・セイはマイクロタイターウェルに結合したp29(または他の適切な 基質)、陽性対照試料(例えば、免疫不足NCGNと診断された。電音からの血 清)、およびアッセイを実施するのに必要な他の試薬を含むギ・ソi・とじて提 供される。、別法としては両mAbを一つのウェルに入れることもできる。
このキyhは抗−系球体基底膜(抗−GBM)抗体の検出のための物質を含んで もよい。例えば、糸球体基底膜のコラーゲン分解物をマイクロタイター・ウェル に結合することができる(ウィルソン(Wilson)ら、Kidn+δy I nt 6・114.A、1974)。
免疫7z足NCGN自己抗体の7′:めの直接固相イム71アツセイの実施例直 接固相イムノア7セイを使用して、4グル・−ブ個々の血清を試験した。グルー プAは免疫不足NCGNの42人の患者、グループBは200人の血液銀行の供 血者、グループCは抗−GBM抗体に陽性の]8人の寄者、グループDはRPG Mと診断されたが、免疫不足NCGNまたは抗−08M腎炎であると証明されて いない62人の患者である。1 p29およびMPOのう、jオイム2ノアソセイ1)29は上記にルズ(Nil es)ら、Blood 74:]、88.1989)のモノクローナル抗体アフ ィニティークロマトグラブイーにより単離された顆粒球の粗酸抽出物から精製さ れた。精製されfMPOはカルビオケム社(サンディエゴ、CA)から購入した 。p29およびMPOはポウ酸緩衛塩pH8,1(BBS)中、それぞれミリリ ンドルあたり10マ・1′クログラムおよび507フイクログラムに希釈した。
35μl/′ウエルのp29およびMPOをポリビニルマイクロタイタープレー ト(コスターザイエンテ1)づツク(Costar 5cientific)社 、ケンブリノ/、MA)中で1時間37℃においてインキュベ−hした。非特異 的結合を査定するために、対照として幾つかのウェルをBBSのみでインキュベ ートした1、未結合部位は、BBS中の1%脱脂乾燥ミルクをウェルに1時間3 7℃において添加することによりブロックした。次に、ウェルをさまざまな希釈 の血f435μlと共に3つにわけて2時間(または−晩)室温においてインキ ュベートシた。BBSで洗、浄後、ウェルを35mlの1251−標識ヒラ/抗 −ヒトイムノグロブrツノ(1500CPM/ngの1.Tug、−′mりと共 にインキ、べ−トシた。最後の洗、4+後、ウェルを乾燥し、そしてカンマ活性 を計数した。2つの標準陽性対照m111試料、即ち一方は抗−])29活性を 有し、他方は抗−MPO活性を有する試料を116から1 : 2048の8連 続希釈にして各アッセイにおいて反応させた。各試験血清は1−16希釈におい てアッセイした。3つのカウントの平均をとり、そして対照ウェルのみて得られ た各試料の平均カウント数をp 29およびp、j ))○で得られた平均カウ ントから差し引いた。
標準曲線は陽性対照の8つの値から作成された。2つの標準陽性未希釈血清試料 は128ユニットの活性を不定に有し、各連続1−:2希釈は多くのユニットの 1゜5倍を有した。次に、各試験血清のカウント(非特異的カウントを差し引い た)を標準曲線から読み取ることにより、抗−p29または抗−MPO活性のユ ニット数を決定した。レノ−バーが操作する特徴的な曲線は、免疫不足NCGN および正常対照の抗−p29および抗−MPO抗体の力価のログの平均および標 準偏差に由来する(ソックス(S o x)ら、Medical Decisi on Making、Butterworth、1988)o抗−p29および 抗−MPO抗体アッセイの99%の組合わされた特異性を保持している間、カッ トオフ(Cutoff)値は、最も可能性のある、組合わされた感受性を与える ように選択抗−p29および抗−MPO抗体は、上記のとおり、1ユニツト未満 から128ユニット以上の範囲の活性スケールで計算された。グループA(免疫 不足NCGN)およびグループB(血液銀行供血者)の抗体力価は、それぞれ図 2および図3にプロットされた。方法において記述したとおり、これら2つのグ ループを使用し、そして抗−p29および抗−MPO抗体アッセイの99%の組 合わされた特異性を保持しながら、我々は免疫不足N CG Nの95%と、抗 −1) 29の、15ユニットおよび抗−MPOの25ユニツトとを組合わせて 感受性を評価した3、グループ4八(免疫不足NCGN)の2人以外のすべての ノ\は抗−p29抗体または抗−MPO抗体のいずれかに陽性を示1.た。2) \の陰性の人の内の1人は、3力月後に集められた繰り退しの血清においてp  29に対する抗体を有することが分かった。ウニノナ−肉芽腫と診断された唯一 の串者のrfn清は抗−p29抗体に陽性でなかった。この患者の血清は抗−M PO抗体に陽性てあった。血液銀行の供血者からのすべての試料は両方の抗体に 対して陰性であった。
上記のように決定されたカットオフ値を使用することにまり、2つの他のグルー プCおよびDの試験結果を分析した。グループCは試験において抗−GBM抗体 に陽性である18人の帝者からなった。こわらの患者の免疫蛍光の結果は抗−G BMの好中球に特?:1.グjであ−7た。グループDはRP C::と診断さ れたが免疫不足NCGNまたは抗−GBMの好中球の訂明が見いだされていない 62人の患者からなった。
グループCの18人の内、2人は抗−p29抗体を有し、そして6人は抗−MP O抗体を有することが見いだされた(図4)。グループDにおいては、62人の うちの2人の両方が抗−p29抗体に陽性であると計算された(図5)。利用で きる臨床的データおよび実験的データを再吟味して、これら2人の患者はNCG Nを有すると結論された。
全体では、臨床的RPGN症候群のを者の間では、抗−p29または抗−MPO に陽性なものに、抗−GBM抗体Jこ陰性なものを組み合わせることにより、腎 臓検体がな(でも、免疫不足NCGNの診断において高い信頼性のある指標が提 供された。
使用法 D29蛋白質および/またはp29に対する抗体を使用することにより、ウニシ ナ−肉芽腫の診断に役立つ自己抗体の存在を試験することができる。ミエロパー オキシダーゼおよび/またはミエロパーオキシダーゼに対する抗体の組み合わせ において、p29および/またはp29に対する抗体を使用することにより、免 疫不足NCGNの診断に役立つ自己抗体の存在を試験することができる。p29 蛋白質を他の抗原と共に使用することにより、糸球体腎炎に関連した抗体の存在 を試験することができる。
他の態様 池の態様は以下の請求の範囲内にある。例えば、p29またはp29に対する抗 体をキットの一部として、直接または間接イムノアッセイを用いて使用すること により、糸球体腎炎に関連した症状のあらゆる血液スペクトルに関連した抗体を 検出できる。この抗原は次のものを含みつる。ミエロパーオキシダーゼ、補体C 3(ロビング(Robbins)Pathological Ba5is 。
f Diseases、5anders、p、1029)、連鎖状球菌抗原(カ ラザ−(Causer)、American J、Kidney Diseas es 11:449.1988)、 タイプIVコラーゲンのα3鎖のNCIド メイン(バ・イスラング−CWe : S la n 、:ICr>ら、p 7 0 C,p: at:、Acad、Sci、、USA 81 :1544.19 84)、DN、A (コンデミ (Condemi)ら、JAMA 259:2 920)、および上記自己抗体の検出のための指導。
2.5ユニット抗−MPO 抗−MPO抗体力価(ユニツト) 2.5ユニット抗−MPO 抗−MPO抗体力価(ユニット) FIG、4 2.5コ、二・ント抗−MPO 抗−MPO抗体力価(ユニット) FIG、5 2.5ユニット抗−MPO 抗−MPO抗体力価(コニット) 手続捕正斉 平成 4年9月に日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)好中球から単離することができ;(b)SDS−PAGEにより約2 9kDの分子量であると決定され;(c)ジイソプロピルフルオロリン酸塩に結 合することができ;(d)約9.2から約9.4の等電点を有し;(e)ウエジ ナー肉芽腫に悩まされている人の血清に存在する自己抗体に結合することができ 、そして (f)N末端のアミノアシル配列が【配列があります】(配列番号:1)の特徴 を有する、実質的に純粋な蛋白質。
  2. 2.請求項1記載の蛋白質と免疫複合体を形成することができるモノクローナル 抗体。
  3. 3.ウエジナー肉芽腫の診断に役立つ、生物学的液体試料中の自己抗体の検出方 法であって: (a)前記生物学的液体試料を請求項1記載の蛋白質に接触させ、そして(b) 段階(a)で形成された免疫複合体を検出することからなり、該免疫複合体の形 成が自己抗体の存在の指標となる、前記方法。
  4. 4.ウエジナ−肉芽腫の診断に役立つ、生物学的液体試料中の自己抗体の検出方 法であって: (a)請求項2に記載のモノクローナル抗体と、該モノクローナル抗体に反応性 のある抗原との免疫複合体を提供し;(b)上記免疫複合体を生物学的液体試料 に接触させ:そして(c)上記免疫複合体に対する自己抗体の結合を検出するこ とからなり、該免疫複合体の形成が生物学的液体試料中の自己抗体の存在の指標 となる、前記方法。
  5. 5.p29蛋白質をコードするDNA配列を含むベクター。
  6. 6.免疫不足壊死および半弓形の糸球体腎炎の診断に役立つ、生物学的液体試料 中の自己抗体の検出方法であって: (a)前記試料を請求項1記載の蛋白質に接触させ:(b)前記試料をミエロパ ーオキシダーゼに接触させ;そして(c)段階(a)または(b)で形成された 免疫複合体を検出することからなり、該免疫複合体の形成が生物学的液体試料中 の自己抗体の存在の指標となる、前記方法。
  7. 7.免疫不足壊死および/または半月形の糸球体腎炎の診断に役立つ、生物学的 液体試料中の自己抗体の検出方法であって;(a)請求項2記載のモノクローナ ル抗体と上記モノクローナル抗体と反応性のある抗原との免疫複合体を提供し: (b)ミエロパーオキシダーゼと、ミエロパーオキシダーゼに対するモノクロー ナル抗体との免疫複合体を提供し: (c)段階(a)の免疫複合体と下記試料を接触させ:(d)段階(b)の免疫 複合体と下記試料を接触させ:そして(e)段階(a)または(b)の免疫複合 体に対する自己抗体の結合を検出することからなり、該免疫複合体の形成が生物 学的液体試料中の自己抗体の存在の指標となる、前記方法。
  8. 8.請求項1に記載の蛋白質、およびミエロパーオキシダーゼを含み、生物学的 液体試料中に存在する、免疫不足壊死および/または半月形の糸球体腎炎の診断 に役立つ自己抗体を検出するための診断用キット。
  9. 9.請求項1に記載の蛋白質、請求項2に記載のモノクローナル抗体、ミエロパ ーオキシダーゼ、およびミエロパーオキシダーゼに対するモノクローナル抗体を 含み、生物学的液体試料中に存在する、免疫不足壊死および/または半月形の糸 球体腎炎の診断に役立つ自己抗体を検出するための診断用キット。
  10. 10.請求項1に記載の蛋白質、ミエロパーオキシダーゼ、補体C3、連鎖状球 菌抗原、タイプIVコラーゲンのα3鎖のNC1ドメイン、およびDNAを含み 、生物学的液体試料中に存在する、糸球体腎炎の診断に役立つ抗体を検出するた めの診断用キット。
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