JPH04199477A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH04199477A
JPH04199477A JP2333046A JP33304690A JPH04199477A JP H04199477 A JPH04199477 A JP H04199477A JP 2333046 A JP2333046 A JP 2333046A JP 33304690 A JP33304690 A JP 33304690A JP H04199477 A JPH04199477 A JP H04199477A
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町田 弘信
Hiroki Sugano
浩樹 菅野
Hitoshi Yoneda
米田 等
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/403Edge-driven scaling; Edge-based scaling

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は文字画像と写真画像か混在した文書画像を対
象として、文字部の解像性と写真領域の階調性を同時に
満足した拡大/縮小処理を行う画像処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に、コード情報たけてなくイメーン情報をも扱える
文書画像処理装置においては、スキャナなとの読取手段
で読取った原稿に対して文字や線図などのコントラスト
のある画像情報は固定しきい値により単純2値化を行い
、写真等の階調を有する画像情報は、デイザ法などの疑
似階調化手段によって2値化を行っている。これは、読
取った画像情報を固定閾値により単純2値化処理を行う
と、文字、線画像の領域は解像性が保存されるため画質
劣化は生じないか、写真画像の領域では階調性が保存さ
れないために画質劣化か生した画像となってしまうため
である。
一方、読取った画像情報を組織的デイサ法などで階調処
理を行うと、写真画像の領域は階調性か保存されるため
画質劣化は生じないが、文字、線画像の領域では解像性
が低下するため画質の劣化した画像となってしまう。即
ち、読取った画像情報に対して、単一の2値化処理では
、特徴の異なるそれぞれの領域の画質を同時に満足する
ことは不可能である。そこで、文字画像と写真画像の混
在した原稿を処理する場合は、対象画像を文字領域と写
真領域に像域分離し、文字領域と写真領域で、単純2値
化処理とデイサ処理を適応的に切換える処理かなされて
いる。
ところで、画像情報を拡大あるいは縮小して出力する場
r1は、スキャナ等で人力した多値の画像情報をあらか
じめ拡大/縮小した後、前述した2値化処理を行う。こ
の理由は、2値化処理後に拡大縮小処理を行うと、多値
画像での処理と比へて拡大/縮小処理の精度か落ちるた
めである。この拡大/縮小処理として、線形補間法や投
影法等の方式か知られている。
しかし、これらの方式は周辺画素の画像情報を補間処理
するため、画像の濃度変化を忠実に再現できない欠点が
ある。前述した像域分離処理は、画像の濃度変化を用い
るため、従来の拡大/縮小処理を行った画像に対しては
、像域分離か行えない。つまり、従来技術では、文字画
像と写真画像か混在した文書画像に対して、文字部の解
像性と写真領域の階調性を同時に満足した拡大/縮小処
理を行うことかできないという欠点かある。
(発明か解決しようとする課題) 従来の拡大/縮小処理方式は、周辺画素の画像情報を補
間処理するため、画像の濃度変化を忠実に再現できない
。従って、像域分離処理の精度か落ち、文字領域と写真
領域に対して適応的な2値化処理を行うことかできない
という欠点がある。
この発明では、文字画像と写真画像の混在した文書画像
に対しても単一の拡大/縮小処理を行うため、各領域ご
とに画像の特徴に応した処理を行うことかできないとい
う欠点を除去し、文字画像と写真画像の混在した文書画
像をその画像の特徴に応した拡大/縮小処理を行うこと
で画質の向上か図れ、あるいは画像の特徴に応した各種
処理を行うことで各種画像処理における処理効率の向上
か図れる画像処理装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の画像処理装置は、処理対象画像を任意の変倍
率て変倍するものにおいて、処理対象画像における注目
画素を含む所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃
度を検出する検出手段、この検出手段により検出した最
大濃度と最小濃度との濃度差に応じて、上記注目画素か
写真領域か文字領域かを判断する判断手段、上記注目画
素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間により、変
倍時の画素位置の濃度を判定する判定手段、および上記
判断手段により上記注目画素か写真領域に対応じている
と判断された場合、上記判定手段により判定された変倍
時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段により上記
注目画素か文字領域に対応じていると判断された場合、
上記注目画素の最近傍の画素の濃度を出力する出力手段
から構成されている。
この発明の画像処理装置は、処理対象画像を1−T−意
の変倍率て変倍するものにおいて、処理対象画像におけ
る注目画素を含む所定範囲内の画像情報から最大濃度と
最小濃度を検出する検出手段、この検出手段により検出
した最大濃度と最小濃度との濃度差に応じて、上記注目
画素か写真領域か文字領域かを判断する判断手段、上記
注口画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間によ
り、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手段、
この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
度と第1、第2のしきい値とを比較し、変倍時の画素濃
度か第1のしきい値よりも大きい場合、上記最大濃度を
選択し、変倍時の画素濃度か第2のしきい値よりも小さ
い場合、上記最小濃度を選択し、変倍時の画素濃度か第
1のしきい値と第2のしきい値の間の場合、上記最大濃
度と最小濃度の平均値濃度を選択する選択手段、および
上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応じて
いると判断された場合、上記濃度判定手段により判定さ
れた変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段に
より上記注目画素か文字領域に対応じていると判断され
た場合、上記選択手段により選択された濃度を出力する
出力手段から構成されている。
この発明の画像処理装置は、処理対象画像を任意の変イ
8率て変倍するものにおいて、上記処理対象画像におけ
る注目画素を含む所定範囲内の画像情報から最大濃度と
最小濃度を検出する検出手段、この検出手段により検出
した最大濃度と最小濃度との濃度差か上記変倍率によっ
て変更されるしきい値より大きいか否かで、上記注目画
素が写真領域か文字領域かを判断する判断手段、上記注
目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間により
、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手段、こ
の濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃度
と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の平
均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度か平均値濃度よ
りも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画素
濃度か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を選
択する選択手段、および上記判断手段により上記注目画
素か写真領域に対応じていると判断された場合、上記濃
度判定手段により判定された変倍時の画素位置の濃度を
出力し、上記判断手段により上記注目画素か文字領域に
対応じていると判断された場合、上記選択手段により選
択された濃度を出力する出力手段から構成されている。
この発明の画像処理装置は、処理対象画像を任意の変倍
率で変倍するものにおいて、処理対象画像における注目
画素を含む所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃
度を検出する検出手段、この検出手段により検出した最
大濃度と最小濃度との濃度差に応じて、上記注目画素か
写真領域か文字領域かを判断する判断手段、上記注目画
素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間により、変
倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手段、この濃
度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃度と上
記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の平均値
濃度とを比較し、変倍時の画素濃度か平均値濃度よりも
大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画素濃度
か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を選択す
る選択手段、および上記判断手段により上記注目画素か
写真領域に対応じていると判断された場合、上記濃度判
定手段により判定された変倍時の画素位置の濃度を出力
し、上記判断手段により上記注目画素か文字領域に対応
じていると判断された場合、」−記選択手段により選択
された濃度を出力する出力手段から構成されている。
この発明の画像処理装置は、処理対象画像を任意の変倍
率て変倍するものにおいて、上記処理対象画像における
l十目画素を含む所定範囲を上記変倍率に応じて変更す
る変更手段、この変更手段により変更された所定範囲内
の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段
、この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との
濃度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域か
を判断する判断手段、上記注目画素の濃度と近傍の画素
の濃度による線形補間により、変倍時の画素位置の濃度
を判定する濃度判定手段、この濃度判定手段により判定
した変倍時の画素位置の濃度と上記検出手段により検出
した最大濃度と最小濃度の平均値濃度とを比較し、変倍
時の画素濃度か平均値濃度よりも大きい場合、上記最大
濃度を選択し、変倍時の画素濃度が平均値濃度よりも小
さい場合、上記最小濃度を選択する選択手段、および上
記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応じてい
ると判断された場合、上記濃度判定手段により判定され
た変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段によ
り上記注目画素が文字領域に対応じていると判断された
場合、上記選択手段により選択された濃度を出力する出
力手段から構成されている。
この発明の画像処理装置は、処理対象画像を任意の変倍
率で変倍するものにおいて、処理対象画像における注目
画素を含む所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃
度を検出する検出手段、この検出手段により検出した最
大濃度と最小濃度との濃度差に応じて、上記注目画素か
写真領域か文字領域かを判断する判断手段、上記注目画
素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間により、変
倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手段、この濃
度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃度と上
記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の平均値
濃度とを比較し、変倍時の画素濃度か平均値濃度よりも
大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画素濃度
か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を選択す
る選択手段、および上記判断手段により上記注目画素が
写真領域に対応じていると判断された場合、上記判定手
段により判定された変倍時の画素位置の濃度を出力し、
上記判断手段により上記注目画素か文字領域に対応じて
いると判断され、かつ上記検出手段による濃度差が所定
値以上の場合、上記注目画素の最近傍の画素の濃度を出
力し、上記判断手段により上記注目画素が文字領域に対
応じていると判断され、かつ上記検出手段による濃度差
か所定値以下の場合、上記選択手段により選択された濃
度を出力する出力手段から構成されている。
(作用) この発明は、処理対象画像を任意の変倍率で変倍するも
のにおいて、処理対象画像における注目画素を含む所定
範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出手段で
検出し、この検出した最大濃度と最小濃度との濃度差に
応じて、上記注目画素か写真領域か文字領域かを判断手
段で判断し、上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度に
よる線形補間により、変倍時の画素位置の濃度を判定手
段で判定し、上記判断手段により上記注目画素か写真領
域に対応じていると判断された場合、上記判定手段によ
り判定された変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判
断手段により上記注目画素か文字領域に対応じていると
判断された場合、上記注目画素の最近傍の画素の濃度を
出力するようにしたものである。
この発明は、処理対象画像を任意の変倍率て変倍するも
のにおいて、処理対象画像における注目画素を含む所定
範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出手段で
検出し、この検出した最大濃度と最小濃度との濃度差に
応じて、上記注目画素か写真領域か文字領域かを判断手
段で判断し、上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度に
よる線形補間により、変倍時の画素位置の濃度を濃度判
定手段で判定し、この判定した変倍時の画素位置の濃度
と第1、第2のしきい値とを比較し、変倍時の画素濃度
か第1のしきい値よりも大きい場合、上記最大濃度を選
択し、変倍時の画素濃度か第2のしきい値よりも小さい
場合、上記最小濃度を選択し、変倍時の画素濃度か第1
のしきい値と第2のしきい値の間の場合、上記最大濃度
と最小濃度の平均値濃度を選択手段で選択し、上記判断
手段により上記注目画素が写真領域に対応じていると判
断された場合、上記濃度判定手段により判定された変倍
時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段により上記
注目画素か文字領域に対応じていると判断された場合、
上記選択手段により選択された濃度を出力するようにし
たものである。
この発明は、処理対象画像を任意の変倍率て変倍するも
のにおいて、上記処理対象画像における注目画素を含む
所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出手
段で検出し、この検出した最大濃度と最小濃度との濃度
差か上記変倍率によって変更されるしきい値より大きい
か否かで、lピ/+月画素か写真領域か文字領域かを判
断手段で判断し、上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃
度による線形補間により、変倍時の画素位置の濃度を濃
度判定手段で判定し、この判定した変倍時の画素位置の
濃度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度
の平均ti濃度とを比較し、変倍時の画素濃度が平均値
濃度よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時
の画素濃度か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃
度を選択手段で選択し、上記判断手段により上記注目画
素が写真領域に対応じていると判断された場合、上記濃
度判定手段により判定された変倍時の画素位置の濃度を
出力し、上記判断手段により上記注目画素か文字領域に
zJ応じていると判断された場合、上記選択手段により
選択された濃度を出力するよう1こしt二ものである。
この発明のは、処理χ1象画像を任意の変倍率で変倍す
るものにおいで、処理対象画像における注目画素を含む
所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出手
段で検出し、この検出した最大濃度と最小濃度との濃度
差に応じて、上記注目画素か写真領域か文字領域かを判
断手段で判断し、上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃
度による線形補間により、変倍時の画素位置の濃度を濃
度判定手段でII定し、この判定した変倍時の画素位置
の濃度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃
度の平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度か平均値
濃度よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時
の画素濃度か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃
度を選択手段で選択し、上記判断手段により上記注目画
素が写真領域に対応じていると判断された場合、上記濃
度側′定手段により判定された変倍時の画素位置の濃度
を出力し、上記判断手段により上記注目画素が文字領域
に対応じていると判断された場合、上記選択手段により
選択された濃度を出力するようにしたものである。
この発明は、処理対象画像を任意の変倍率で変倍するも
のにおいて、上記処理対象画像における注目画素を含む
所定範囲を上記変倍率に応じて変更手段で変更し、この
変更された所定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃
度を検出手段で検出し、この検出した最大濃度と最小濃
度との濃度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字
領域かを判断手段で判断し、上記注目画素の濃度と近傍
の画素の濃度による線形補間により、変倍時の画素位置
の濃度を濃度判定手段で判定し、この判定した変倍時の
画素位置の濃度と上記検出手段により検出した最大濃度
と最小濃度の平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度
か平均値濃度よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し
、変倍時の画素濃度か平均値濃度よりも小さい場合、上
記最小濃度を選択手段で選択し、上記判断手段により上
記注目画素が写真領域に対応じていると判断された場合
、上記濃度判定手段により判定された変倍時の画素位置
の濃度を出力し、上記判断手段により上記注目画素か文
字領域に対応じていると判断された場合、上記選択手段
により選択された濃度を出力するようにしたものである
この発明は、処理対象画像を任意の変倍率て変倍するも
のにおいて、処理対象画像におけるl+目画素を含む所
定範囲内の画像情報から最大濃度と最小濃度を検出手段
で検出し、この検出した最大濃度と最小濃度との濃度差
に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを判断
手段を判断し、上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度
による線形補間により、変倍時の画素位置の濃度を濃度
判定手段で判定し、この判定した変倍時の画素位置の濃
度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の
平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度か平均値濃度
よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画
素濃度か平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を
選択手段で選択し、上記判断手段により上記注目画素か
写真領域に対応じていると判断された場合、上記判定手
段により判定された変倍時の画素位置の濃度を出力(2
、上記判断手段により上記注目画素か文字領域に対応じ
ていると判断され、かつ上記検出手段による濃度差か所
定値以上の場合、上記注目画素の最近傍の画素の濃度を
出力し、上記判断手段により上記注目画素が文字領域に
対応じていると判断され、かつ上記検出手段による濃度
差か所定値以下の場合、上記選択手段により選択された
濃度を出力するようにしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しつつこの発明の一実施例について説
明する。
第1図は画像処理装置の概念構成ブロック図を示す図で
ある。この画像処理装置10はイメージスキャナ等の読
取装置(図示しない)にて読取った画像情報を、例えば
1画素当り8ビツトのデジタルデータとして受入れ、こ
の受入れたデジタルデータを用いて予め設定された変倍
率に応じて拡大あるいは縮小処理を行った画像情報をプ
リンタやパーソナルコンピュータ等の出力装置(図示し
ない)へ出力するものである。たとえば、ラインバッフ
ァ部1、最大最小検出部2、ラインバッファ3.4.5
.8、補間処理部6、エツジ保存処理部7、および拡大
縮小アドレス発生部9によって構成されている。
すなわち、上記読取装置から供給される画像情報はライ
ンバッファ部1に受入れられる。このラインバッファ部
1は上記読取装置にて読取った画像情報を数ライン分格
納するものであり、複数例えば4ライン分のラインバッ
ファlas〜1dによって構成されている。このライン
バッファ部]からは5ライン分の画像情報か出力され、
この出力される画像情報は最大最小検出部2に供給され
る。
最大最小検出部2は、上記ラインバッファ部1から所定
のクロックに同期して供給される画像情報を受入れ、そ
の受入れた画像情報から注目画素を含む局所領域におけ
る最大濃度(DMAX)および最小濃度(DHIN)の
特徴情報をそれぞれ求めるものである。この最大最小検
出部2から出力される最大濃度(DMAX)と最小濃度
(DHIN)は所定のクロックに同期してそれぞれライ
ンバッファ3および4に供給され、それらに−時的に格
納される。
また、ラインバッファ部1のラインバッファ〕bからの
注目画素を含んた1ライン分の画像データはラインバッ
ファ5に出力され、−時的に格納される。
補間処理部6は線形補間法により補間処理を行うもので
あり、ラインバッファ5か−らの注目画素濃度DIと拡
大縮小アドレス発生部9からの再標本化点位置情報RA
Dにより再標本化点の濃度IDDと最近傍原画素濃度I
SDをエツジ保存処理部7へ出力するものである。
エツジ保存処理部7は、ラインバッファ3からの最大濃
度(DMAX ) 、ラインバッファ4からの最小濃度
(DHIN)により、後述するエツジ検出処理によりエ
ツジ部を検出し、この検出結果に応じて補間処理部6か
らの再標本化黒濃度IDD、あるいは最近傍原画素濃度
ISDをエツジ保存処理結果(再標本化点の濃度)ID
Rとして出力するものである。
ラインバッファ8は、エツジ保存処理部7からの再標本
化黒濃度IDD、あるいは最近傍原画素濃度ISDのエ
ツジ保存処理結果(再標本化点の濃度)IDRを一時的
に格納するものである。
拡大縮小アドレス発生部9は、拡大縮小処理を行う変倍
率に応じたアドレスを発生するものであり、そのアドレ
スはラインバッファ3.4.5.8および補間処理部6
に出力されるようになっている。
拡大縮小処理は以下のように実行される。
まず、拡大縮小アドレス発生部9が上記ラインバッファ
3.4および5に対して変倍率に応したアドレス(拡大
時は変倍率に応じた繰返しアドレス、縮小時は逐次アド
レス)MAおよびXAを発生し、上記ラインバッファ5
.3.4より注目画素の濃度DIおよび最大濃度(DM
AX)、最小濃度(DMIN)を読出す。同時に拡大縮
小アドレス発生部9は変倍率から算出した再標本化点位
置情報RADを補間処理部6に出力する。
補間処理部6は上記注目画素の濃度DIおよび再標本化
点位置情報RADを用いて、再標本化点の濃度IDDを
該再標本化点の前後2つの原画素から線形補間処理によ
り求める。エツジ保存処理部7は上記最大濃度(DMA
X)および最小濃度(DMIN)から後述するエツジ検
出処理によりエッソ部を検出し、後述するエツジ保存処
理により再標本化黒濃度IDRを求める。エツジ保存処
理された再標本化黒濃度IDRは拡大縮小アドレス発生
部9が変倍率に応じて発生するアドレス(拡大時は逐次
アドレス、縮小時は変倍率に応じた繰り返しアドレス)
RAによりラインバッファ8へ格納される。
以」この処理された画像データは図示しない出力装置か
らの同期信号に同期して上記ラインバッファ8から逐次
読出されて、上記出力装置へ送られる。この出力装置に
よりその画像データに対して階調処理等の処理がなされ
た後、可視化される。
以下、各部の詳細について説明する。
まず、最大最小検出部2は、第2図に示すように最大濃
度検出部21および最小濃度検出部22て構成されてい
る。図において、LBD2は、注目画素を含むラインの
画像データであり、ラインバッファ部1のラインバッフ
ァ]bから供給されており、LBDOll、3.4は上
記注目画素ラインの前後2ラインの画像データであり、
上記読取装置から、およびラインバッファ部1のライン
バッファla、lc、ldから供給されている。
最大濃度検出部2]および最小濃度検出部22の詳細を
第3図および第4図に示す。最大濃度検出部21は、第
3図に示すように、8個の比較器2]a1・・−と7個
のFF(フリップフロップ)回路21b、・・により構
成されている。各比較器21a1・・・はそれぞれ2種
類の8ビツトデータを所定クロックに同期して受付け、
この受付けたデータの大小を比較し、値の大きいデータ
を次のクロックで出力するものであり、出力段に8ビツ
トのFF(フリップフロップ)回路(図示しない)を−
段内蔵している。最小濃度検出部22は、第4図に示す
ように、8個の比較器22a1・・・と7個のFF(フ
リップフロップ)回路22b1・・により構成されてい
る。各比較器22a、・・・はそれぞれ2種類の8ビツ
トデータを所定クロックに同期して受付け、この受付け
たデータの大小を比較し、値の小さいデータを次のクロ
ックで出力するものであり、出力段に8ビツト0FF(
フリップフロップ)回路(図示しない)を−段内蔵して
いる。
最大濃度検出部21および最小濃度検出部22は8段の
バイブラインステージで構成され、注目画素を中心とし
て(5X 5)のマトリックスサイズの中で最大濃度(
DMAX)および最小濃度(DHIN)を検出し、これ
を注目画素の最大濃度(DMAX)および最小濃度(D
MIN)として出力するものである。
補間処理部6は、第5図に示すように、FF回路61、
減算器62、乗算器63、遅延回路64、加算器65、
およびセレクタ66によって構成されている。補間処理
方式は一般に知られている線形補間法を用いている。補
間処理方法を第6図を用いて説明する。図の横軸1は画
像のライン方向(主走査方向)の位置であり、i、i+
]、1+2、・・は読取装置で読取った原画像の位置、
p、p+1、・・・は変倍率に応した再標本化点の位置
を表している。縦軸は画像の濃度であり、D(i) 、
D (i+1) 、D (i+2) 、・・・は原画像
の濃度、D (p) 、D (p+1) 、・・・は補
間処理部6て算出する再標本化点の濃度を表わしている
。補間処理部6における再標本化点pの濃度D (p)
の算出式を以下に示す。
D (p)−(D (i+1)−D (i) ) X(
p−i)/256+D (i)  ・・・ (1)ここ
で、256で除算しているのは、この実施例では再標本
化点pの位置精度を原画の隣接間距離を256分割した
距離を一単位としているためである。減算器62では(
1)式におけるDR−D (i+1)−D (j)を算
出するものであり、入力8ビツト、出力は9ビツトで出
力の第9ビツト(MSB)は符号ビットである。乗算器
63は(1)式におけるDS−DRX (p−i)/2
56を算出するもので、ブース(Booth)アルゴリ
ズムを使用している。一方の入力は正数のみの8ビツト
、ここに(p−i)を入力する。他方は符号ビット付き
の9ビツトであり、ここにDSを入力する。出力は演算
結果の下位8ビツトを切り捨てた9ビツトの符号ビット
である。(p−i)は8ビツトで上記拡大縮小アドレス
発生部9から供給された再標本化点位置情報RADであ
る。遅延回路64は乗算器63の出力DSと同期をとる
ためにFF回路61の出力DIBを所定のクロック分遅
延させる。加算器65は乗算器63の出力DSとFF回
路61の出力DIBを加算し、再標本化点の濃度IDD
を出力する。入力はそれぞれ符号付き9ビツトと符号な
しの8ビツトである。
加算器65の出力はrlDD≧0」であるため、符号な
しの8ビツトである。セレクタ66は再標本化点の前後
2つの原画素の濃度が入力され、再標本化点位置情報R
ADの最上位ピッ) (MF7)から該再標本化点に対
する最近値原画素濃度ISDを出力する。
エツジ保存処理部7は、第7図に示すように、減算器7
1、比較器72、およびセレクタ73により構成されて
いる。減算器71ては、ラインバッファ3および4から
の最大濃度(DMAX)および最小濃度(D MIN”
)により最大濃度差(△DMAX)を以下の様に算出す
る。
△DMAX −DMAX −DHIN −−−(2)減
算器71の入力、出力ともに8ビツトである。
比較器72は上記最大濃度差(△DMAX)と予め設定
しておいたエツジ判定しきい値(Th)とを比較する。
比較結果か、 △D MAX≧Th・・・ (3) のとき比較器72は“1”を出力する。逆に比較結果か
、 △DMAX <Th −−−(4) のときは“0″を出力する。つまり比較器72は注目画
素かエツジであるか否かを判定するエツジ判定回路であ
り、比較結果が(3)式を満足する場合に注目画素をエ
ツジ部と判定する。セレクタ73は比較器72の比較結
果に応じて、補間処理濃度IDDあるいは最近値原画素
濃度ISDを選択的に出力する。すなわち、比較器72
の判定結果により再標本化点かエツジ部でないと判定さ
れた場合は、選択器73により補間処理部6て求めた再
標本化点の濃度IDDが出力され、反対に再標本化点か
エツジ部と判定された場合は、再標本化点の濃度IDD
の代わりに再標本化点の最近傍の原画素濃度ISDか再
標本化点の濃度IDRとして出力される。
拡大/縮小アドレス発生部9は、第8図に示すように、
再標本化点演算部81、カウンタ制御部82、最大/最
小リードアドレスカウンタ83、/+:、目画素リード
アドレスカウンタ84、拡大/縮小データライトアドレ
スカウンタ85により構成されている。
再標本化点演算部81は再標本化点位置情報を算出する
ものてあり、カウンタ制御部82は変倍率に応じて上記
3つのアドレスカウンタ83.84.85のカウントを
制御するものであり、最大/最小リードアドレスカウン
タ83はラインノ・ラフ73および4に格納された最大
濃度(DMAX)および最小濃度(DMIN)を読出す
ものであり、注目画素リートアドレスカウンタ84はラ
インバッファ5に格納された注目画素を読出すものであ
り、拡大/縮小データライトアドレスカウンタ85はラ
インバッファ8に再標本化点濃度IDRを書込むもので
ある。
注目画素リートアドレスカウンタ84および拡大/縮小
データライトアドレスカウンタ85はカウント・イネー
ブル付きの13ビツトカウンタ、最大/最小リードアド
レスカウンタ83はカウント・イネーブル付きの11ビ
ツトアドレス力つ2夕である。
再標本化点演算部8コは、第9図に示すように、10ビ
ツトの加算器8コ]およびFF回路812により構成さ
れている。FF回路812はラッチ・イネーブル(CE
)端子付きのフリップフロップでCE端子が“0′のと
き出力Qは変化しない。
加算器811は8ビツト半加算器と2ビツト全加算器で
構成され、出力端子FCOからは8ビツト半加算器のキ
ャリーアウトか出力され、出力端子ICOからは2ビッ
ト全加算器のキャリーアウトか出力されるものであり、
出力端子FCOからの出力は2ビツト全加算器のキャリ
ーイン入力へ接続されている。コ0ビット加算器8]コ
の入力端子DAには予め設定した変倍率(m)の逆数の
値(M D )か図示しない外部装置から供給されてい
る。
M Dの算出式を(5)式に示す。
MD=256/m ・・・ (5) 再標本化点演算部81は画像処理か開始されると上記値
M Dを所定のクロックに同期して加算した値をMF9
〜0として出力する。ここで、初期値は”0°である。
加算値M Pの下位8ビツト(M F 7〜0)は再標
本化点位置情報RADとして上記補間処理部6へ出力さ
れ、上記補間処理に用いられる。加算値M Pの上位2
ビツト(MF9〜8)は縮小処理時の拡大/縮小データ
ライトアドレスカウンタ85のカウント制御信号として
カウンタ制御部82へ出力される。また、FF回路81
2からの出力Q11つまりFeO2は拡大時の注目画素
リートアドレスカウンタ840カウンタ制御信号として
、IC0Iは拡大縮小時の最大/最小リードアドレスカ
ウンタ83のカウント制御信号としてカウンタ制御部8
2へ出力される。
信号V CL Kは図示しない発振器からのクロック信
号てあ利、信号H5YNCは上記読取装置からの主走査
同期信号である。
第10図はカウンタ制御部82内の制御信号生成回路B
2Bの構成を示すものであり、比較器821、遅延回路
822、および4つのゲート回路823、・・・により
構成されている。この制御信号生成回路82 aは、注
目画素リードアドレスカウンタ84への制御信号M A
 Eと拡大/縮小データライトアドレスカウンタ85へ
の制御信号RAEを生成する回路である。信号REは拡
大処理(MD≦256)時、“1′、縮小処理(MD 
> 256)時、“0°となる。制御信号MAEは拡大
処理においては再標本化点演算部81のFF回路812
からのキャリーアウト出力FC○1を出力、縮小処理時
は主走査画像転送イネーブル信号HDENを出力する。
主走査画像転送イネーブル信号HDENは画像転送中は
“コ。
を出力する。
したかって、注目画素リードアドレスカウンタ84は、
拡大時、再標本化点演算部81のFF回路812からの
キャリーアウト出力FCOIか出力されたときのみカウ
ントアツプし、縮小時、画像転送中、所定のクロックに
同期して逐次カウントアツプする。制御信号RAEとし
ては拡大処理時、主走査画像転送イネーブル信号HDE
Nを出力し、縮小処理時、再標本化点演算部81の加算
器811の出力上位2ビツト(MF9〜8)と注目画素
リードアドレスカウンタ84の出力下位2ビツト(MA
1〜0)の比較結果を出力する。比較器821は〜IF
9〜8とMA1〜0か等しいとき“1″を出力する。ま
た遅延回路822は上記補間処理およびエツジ保存処理
を施した再標本化黒濃度IDRをラインバッファ8の所
定のアドレスに格納するための時間調整を行っている。
信号CEIは制御信号RAEと同等の信号で再標本化点
演算部8]内のFF回路812のCE端子に出力される
したかって、再標本化点演算部8]の出力NI F9〜
0は、拡大時、画像転送中所定のクロックに同期して逐
次MDが加算されるが、縮小時、上記MP1〜0とMA
1〜0か等しくなるまで加算を停止する。
同様に拡大/縮小データライトアドレス力つシタ85は
、拡大時、画像転送中所定のクロックに同期して逐次カ
ウントアツプし、縮小時、上記CI標標本点点演算部1
の出力PviF1〜0とMA1〜0か等しい時のみカウ
ントアツプを実行する。
第11図はカウンタ制御部82内の制御信号生成回路8
2bの構成を示すものであり、四捨五入回路823とキ
ャリー補正回路824とから構成されている。四捨五入
回路823は再標本化点演算部81の出力上位2ビツト
(MF9〜8)と第8ビツト(MF7)を加算する回路
である。この四捨五入回路823の出力(XAI〜0)
か当該再標本化点画素に最も近接した原画素の位置情報
の下位2ビツトを表わしている。キャリー補正回路82
4は上記四捨五入回路823のキャリーアウト出力RC
Oと再標本化点演算部8]の加算器811のキャリーア
ウト出力IC0Iから最大/最小リートアドレスカウン
タ83への制御信号XAEを生成する。
キャリー補正回路824は、第12図に示すように、ゲ
ート回路824a、・・とFF回路824b、・・・に
より構成されている。このキャリー補正回路824は、
キャリーアウト出力IC01あるいはキャリーアウト出
力RCOが“1″のときに1クロック幅のパルスを発生
し、かつキャリーアウト出力RCOが“1″の状態のっ
ぎのキャリーアウト出力IC0Iの“1”の状態を無視
する順序回路で構成されている。信号H3YNCOは出
力装置としてのプリンタから供給されるアクティブ・ロ
ーの主走査同期信号である。上記制御信号XAEが“1
′のとき最大/最小リードアドレスカウンタ83はカウ
ントアツプする。最大濃度バッファとしてのラインバッ
ファ3および最小濃度バッファとしてのラインバッファ
4は、]1ビットの最大/最小リートアドレスカウンタ
83の出力(XA12〜2)と四捨五入回路823の2
ビツト出力(XAI〜0〕によってアクセスされる。
上記したように、注目画素を含む所定範囲内のウィンド
ウ内における最大濃度差は、文字領域については大きく
、写真領域については小さいといった特徴を利用する。
ます、所定範囲内の画素の最大濃度差を算出し、この値
により注目画素が文字領域であるか、写真領域であるか
を識別する。
拡大/縮小処理の際、注目画素が写真領域の場合は、線
形補間法等の方法で拡大/縮小処理を行い、注目画素が
文字領域の場合は、補間処理を行わない最近傍(SPC
)法で拡大/縮小処理で出力する。その結果、文字部と
写真部とか混在した文書画像であっても、文字部と写真
部にそれぞれ適切な拡大/縮小処理ができ、2値化の処
理も適応的に行うことかできる、文字部については解像
性良く、また写真部については階調性良く2値化処理を
施すことができる。
したかって、補間処理を用いた拡大処理においては文字
等のエツジ部分がボケるという問題を、局所領域におけ
る最大濃度差からエツジを検出し、エツジ部分の画素に
対しては補間処理により求めた濃度を最近傍原画素の濃
度に置き換えることて補間処理により生したエツジ部分
の中間濃度を除去することにより、エツジ部分のボケを
防止することかできる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、最大最小検出範囲の領域は(5X5)に限定
されるものではなく、また処理対象画像に応じて可変設
定することもできる。
また、上記実施例では、所定範囲内の最大濃度差をエツ
ジ保存処理の特徴情報として用いたが、特徴情報はこれ
に限定されるものではない。また、特徴情報の値および
判定しきい値は読取手段で読取った画像信号つまり画像
情報の反射率に対応した量を基に算出しているか、この
量を画像濃度(反射率の逆数の対数)に変換した値で、
さらには人間の視覚特性を考慮した変換信号を基に識別
を行っても良い。
なお、前記実施例では、拡大/縮小処理の際、注目画素
が写真領域の場合は、線゛形補間法等の方法で拡大/縮
小処理を行い、注目画素か文字領域の場合は、補間処理
を行わない最近傍(SPC)法の拡大/縮小処理で出力
する場合について説明したが、これに限らす、拡大/縮
小処理の際、注目画素が写真領域の場合は、線形補間法
等の方法で拡大/縮小処理を行い、注目画素か文字領域
の場合は、線形補間画像濃度と第1及び第2のしきい値
と比較し、線形補間画像濃度か第1のしきい値より大き
ければ所定範囲内の画像情報の最大値を、線形補間画像
濃度か第2のしきい値より小さければ最小値を、それ以
外の時(線形補間画像濃度か第1、第2のしきい値の間
の時)は最大値と最小値の平均値を出力するようにして
も良い。
この場合、エツジ保存処理部7は、第13図に示すよう
に、減算器]01、加算器コ02、シフト回路103、
比較器]04.105.106、およびセレクタ107
.1.08により構成されている。すなわち、減算器1
01では、ラインバッファ3および4からの最大濃度(
DMAX)および最小濃度(DHIN)により最大濃度
差(△DMAX)を以ドの様に算出する。
△DMAX −DMAX−DMIN−幸・ (10)減
算器101の入力、出力ともに8ビツトである。比較器
104は上記最大濃度差(△DMAX)と予め設定して
おいたエツジ判定しきい値(T h、 d )とを比較
する。比較結果が、△D MAX≧Thd・・・ (1
1)のとき比較器104は“1″を出力する。逆に比較
結果が、 △DMAX <Thd −−◆(12)のときは“0°
を出力する。つまり比較器104は注目画素がエツジで
あるか否かを判定するエツジ判定回路であり、比較結果
が(11)式を満足する場合に注目画素をエツジ部と判
定する。加算器102は上記最大濃度(DMAX)と最
小濃度(DHIN)を加算する。加算器102の入力は
8ビツト、出力は1ビツトのコンパレータで、15ル。
シフト回路]、 03は加算器1.02の加算結果を]
ビット下位(L S B)側ヘシフトした値(DM)を
出力する。ここでDMは、 DM−(DMAX +DMIN ) /2・・・ (1
3)と表わすことかでき、最大濃度CDMAX)と最小
濃度(DMIN)の平均を意味する。比較器]06は比
較器104と同し回路構成であり、あらがしめ設定され
たThhと補間処理部6の出力結果である再標本化点の
濃度IDDを比較する。比較結果が、 IDD≧Thh・・・ (j4) のとき比較器1.05は“1′を出力し、逆に比較結果
が、 JDD<Thh・・・ (15) のときは“0“を出力する。比較器〕06は比較器]0
4と同じ回路構成であり、あらかしめ設定されたThl
 (Thh>Th1)と補間処理部6の出力結果である
再標本化点の濃度IDDを比較する。比較結果か、 IDD≧Thl・・・ 〈8) のとき比較器106は1゛を出力し、逆に比較結果が、 I DD<Th ]・・・ (9) のときは“0”を出力する。セレクタ107は比較器1
05および106の比較結果S1、S2に応シテ、最大
濃度(DMAX)、最小濃度(DMIN)、あるいは上
記DMに選択するものである。セレクタ107の出力I
CDか上記エツジ判定回路でエツジと判定された画素の
出力となる。上記出力ICDは第14図に示すように選
択される。セレクタ108は比較器104の比較結果に
応じてセレクタ]07の出力ICDか補間回路6の出力
である再標本化点の濃度IDDを選択するものである。
つまり、比較器104の比較結果により再標本化点pか
エツジ部でないと判定された場合、セ1ノクタ107は
再標本化点pの濃度をそのまま出力し1、反対に再標本
化点pがエツジ部と判定された場合、再標本化点の濃度
IDDの代わりに再標本化点の最近傍の注目画素の最大
濃度(DMAX)、最小濃度(D旧N)、あるいはD 
kiから第14図西向の画像情報の最大値と最小値の平
均値と、線形補間画像を比較し、平均値が補間画像より
大きければ所定範囲内の画像情報の最大値を、小さけれ
ば最小値を出力するようにしても良い。
この場合、エツジ保存処理部7は、第15図に示すよう
に、減算器]]1、加算器112、シフト回路113、
比較器114、]]5、およびセレクタ116、]]7
により構成されている。なお、減算器111、加算器]
12、シフト回路113、比較器1]4は第13図にお
ける減算器10]、加算器]02、シフト回路103、
比較器104と同じ構成となっているため、説明を省略
する。すなわち、比較器115はシフト回路113によ
り得られる値DMと補間処理部6の出力結果である再標
本化点の濃度IDDを比較する。
比較結果が、 IDD≧DM・・・ (1B) のとき比較器115は“1“を出力し、逆に比較結果が
、 I D D < D M・・・ (17)のときは0”
を出力する。セレクタ]16は比較器115の比較結果
に応じて、最大濃度(DMAX)、あるいは最小濃度(
D旧N)を選択するものである。比較器115の比較結
果か(16)式を満足する場合、セレクタ116は最大
濃度(DMAX)を出力し、逆に比較器115の比較結
果が(17)式を満足する場合、セレクタ116は最小
濃度(DHIN)を出力する。セレクタ1]7の回路構
成はセレクタ116とまったく同じてあり、比較器11
4の比較結果に応じて、セレクタ116からの最大濃度
(DMAX)、最小濃度(DMIN ) 、あるいは補
間回路6の出力である再標本化点の濃度IDDを選択す
るものである。つまり、比較器114の比較結果により
再標本化点pがエツジ部でないと判定された場合、セレ
クタ]17は再標本化点pの濃度をそのまま出力し、反
対に再標本化点pがエツジ部と判定された場合、再標本
化点の濃度IDDの代わりに再標本化点の近傍の最大濃
度(DMAX)と最小濃度(DMIN)のうち濃度ID
Dの値に近い方を再標本化点pの濃度として出力する。
この場合、補間回路6内のセレクタ66は不要となって
いる。
このような構成の実施例によれば、補間処理を用いた拡
大処理においては文字等のエツジ部分がボケるという問
題を、局所領域における最大濃度差からエツジを検出し
、エツジ部分の画素に対しては補間処理により求めた濃
度を上記局所領域の最大濃度あるいは最小濃度に置き換
えることで補間処理により生じたエツジ部分の中間濃度
を除去することにより、エツジ部分を鮮鋭化することが
できる。
また、上記実施例におけるエツジ判定しきい値を変倍率
に応じて変化させるようにしても良い。
この際、エツジ判定しきい値Thと、変倍率mと、等倍
時の最適エツジ判定しきい値Theとは、r T h 
−T h e / m Jという関係となっている。
この結果、デジタルPPC等のように、主走査方向はデ
ジタル処理、副走査方向はアナログ処理により拡大/縮
小処理を行う装置において、副走査方向の濃度変化か変
倍率に応じて変化するものであっても、画像判定時のし
きい値を変倍率に応じて変化させることにより、変倍率
に依存しない識別精度を得ることかでき、像域分離の識
別精度を一定に保つことかできる。
また、上記実施例における特徴量算出時の画像の参照範
囲(最大/最小検出部の検出範囲)を変倍率に応じて変
化させるようにしても良い。すなわち、副走査方向につ
いてはアナログ的に拡大/縮小された画像で参照範囲が
一定の場合、拡大時、最大濃度差を小さく、縮小時、逆
に大きくなる。
そこで、拡大時は参照範囲を大きく、縮小時は小さくす
ることで、最大濃度差は変倍率に依存せず一定の値とな
り、いかなる変倍率でも識別精度は同じになる。
また、拡大/縮小処理の際、注目画素か写真領域の場合
は、線形補間法等の方法で拡大/縮小処理を行い、注目
画素が文字領域の場合は、更に領域を2つに分割し、最
大濃度差か特に大きい領域では補間処理を行わない最近
傍(SPC)法の拡大/縮小処理で出力し、その他の領
域では所定i回内の画像情報の最大値と最小値の平均値
と、線形補間画像を比較し、平均値か補間画像より大き
ければ所定範囲内の画像情報の最大値を、小さければ最
小値を出力するようにしても良い。
この場合、エソ/保存処理部7は、第16図に示すよう
に、減算器12]、加算器122、シフト回路123、
比較器124.125.126、およびセレクタ127
.118により構成されている。
すなわち、減算器121ては、ラインバッファ3および
4からの最大濃度(DMAX)および最小濃度(D)I
IN)により最大濃度差(△DMAX)を以下の様に算
出する。
△DMAX −DMAX −DHIN−榔・ (18)
減算器121の入力、出力ともに8ビツトである。比較
器124.125は上記最大濃度差(△DMAX)と予
め設定しておいたエツジ判定しきい値(Thh、Thl
 :Thh>Th1.)とを比較する。比較結果が、 △D MAX  ≧Thh         ・ ・ 
・ (19)のとき比較器124.125はともに“1
°を出ツノ す る 。
Thl≦△DMAX<Thh・・・ (20)のとき比
較器]24は“0′、比較器125は“1”を出力する
。また、 △DMAX<Thl       ・・・ (21)の
ときは比較器124.125とも“0”を出力する。比
較器124.125は入力8ビツト、出力1ビツトのコ
ンパレータである。加算器122は上記最大濃度(D)
IAX)と最小濃度(DMIN)を加算する。加算器1
22の入力8ビツト、出力9ビツトである。シフト回路
123は加算器]22の加算結果を1ビツト下位(L 
S B)側ヘシフトしたM (DM)を出力する。ここ
でDMは、DM−(DMAX +DHIN ) /2−
−−  (22)と表わすことができ、最大濃度(DM
AX)と最小濃度(DHIN)の平均を意味する。比較
器126は比較器]24と同じ回路構成であり、上記D
Mと補間処理部6の出力結果である再標本化点の濃度I
DDを比較する。比較結果か、 IDD≧D M         ・・・ (23)の
とき比較器125は“1″を出力し、逆に比較結果か、 I D D < D M        ・・・ (2
4)のときは“0゛を出力する。
セレクタ127は比較器126の比較結果に応じて、最
大濃度(DMAX)、あるいは最小濃度(DHIN)を
選択するものである。第17図に示すように、比較器]
26の比較結果が(23)式を満足する場合、セレクタ
127は最大濃度(DMAX)を出力ICDとして出力
し、逆に比較器126の比較結果が(24)式を満足す
る場合、セレクタ127は最小濃度(DMIN)を出力
ICDとして出力する。セレクタ128は、比較器12
4.125の比較結果に応じて、セレクタ127からの
最大濃度(DMAX)、最小濃度(DMIN ) 、あ
るいは補間回路6の出力である再標本化点の濃度IDD
、最近傍の原画素濃度ISDを選択するものである。つ
まり、第18図に示すように、セレクタ128は、比較
器124.125の比較結果が(21)式を満足する場
合、補間回路6の出力である再標本化点の濃度IDDを
出力し、(22)式を満足する場合、第17図に示した
条件で選択された出力ICDを出力し、(23)式を満
足する場合、再標本化点の濃度IDDの代わりに再標本
化点の最近傍の原画素濃度ISDを再標本化点の濃度と
して出力する。
このような構成の実施例によれば、補間処理を用いた拡
大処理においては文字等のエツジ部分かボケるという問
題を、局所領域における最大濃度差からエツジを検出し
、エツジ部分の画素に対しては補間処理により求めた濃
度を、最近傍画素の濃度、あるいは所定領域の最大濃度
あるいは最小濃度に置き換えることで補間処理により生
じたエツジ部分の中間濃度を除去することにより、エツ
ジ部分のボケを防止するものである。
[発明の構成コ 以上詳述したようにこの発明によれば、文字画像と写真
画像の混在した文書画像をその画像の特徴に応じた拡大
/縮小処理を行うことで画質の向上が図れ、あるいは画
像の特徴に応じた各種処理を行うことで各種画像処理に
おける処理効率の向上が図れる画像処理装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第12図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は画像処理装置の構成を示すブロック図、第2
図は最大/最小検出部の構成を示す図、第3図は最大濃
度検出部の構成を示す図、第4図は最小濃度検出部の構
成を示す図、第5図は補間処理部の構成を示す図、M6
図は線形補間処理の概念を示す図、第7図はエツジ保存
処理部の構成を示す図、第8図は拡大/縮小アドレス発
生部の構成を示す図、第9図は再標本化点演算部の構成
を示す図、第10図および第11図は制御信号生成回路
の構成を示す図、第12図はキャリー補正回路の構成を
示す図であり、第13図から第18図は他の実施例を示
すもので、第13図、第15図、および第16図は他の
実施例におけるエツジ保存処理部の構成を示す図、第1
4図、第17図、および第18図は他の実施例における
セレクタの選択条件を説明するための図である。 l・・・、ラインバッファ部、1a1・・・1d13.
4.5.8・・ラインバッファ、2・・・最大/最小検
出部、6・・・補間処理部、7・・・エツジ保存処理部
、9・・・拡大/縮小アドレス発生部、2]・・・最大
濃度検出部、22・・・最小濃度検出部、61.812
・・フリップフロップ、62.71.101.111.
121・・・減算器、63・・・乗算器、64.822
・・・遅延回路、65.102.112.122・・・
加算器、66.73・・セレクタ、72.104.10
5.106.114.115.124.125、]26
.821・・比較器、81・・・再標本化点演算部、8
2・・・カウンタ制御部、83・・・最大/最小リード
アドレスカウンタ、84・・・注目画素リードアドレス
カウンタ、85・・・拡大/縮小データライトアドレス
カウンタ、107.108.116.117.127.
128・・・セレクタ、811・・・加算器、823・
・・四捨五入回路、824・・・キャリー補正回路。 第14図 DM= (DMAx◆DMiN)12 第17図 △DMAX = DMAX −DMIN第18図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 処理対象画像における注目画素を含む所定範囲内の画像
    情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを
    判断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する判定手段と
    、 上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応して
    いると判断された場合、上記判定手段により判定された
    変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段により
    上記注目画素が文字領域に対応していると判断された場
    合、上記注目画素の最近傍の画素の濃度を出力する出力
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 処理対象画像における注目画素を含む所定範囲内の画像
    情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを
    判断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手
    段と、 この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
    度と第1、第2のしきい値とを比較し、変倍時の画素濃
    度が第1のしきい値よりも大きい場合、上記最大濃度を
    選択し、変倍時の画素濃度が第2のしきい値よりも小さ
    い場合、上記最小濃度を選択し、変倍時の画素濃度が第
    1のしきい値と第2のしきい値の間の場合、上記最大濃
    度と最小濃度の平均値濃度を選択する選択手段と、上記
    判断手段により上記注目画素が写真領域に対応している
    と判断された場合、上記濃度判定手段により判定された
    変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段により
    上記注目画素が文字領域に対応していると判断された場
    合、上記選択手段により選択された濃度を出力する出力
    手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. (3)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 上記処理対象画像における注目画素を含む所定範囲内の
    画像情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段と
    、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差が上記変倍率によって変更されるしきい値より大き
    いか否かで、上記注目画素が写真領域か文字領域かを判
    断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手
    段と、 この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
    度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の
    平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度が平均値濃度
    よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画
    素濃度が平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を
    選択する選択手段と、 上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応して
    いると判断された場合、上記濃度判定手段により判定さ
    れた変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段に
    より上記注目画素が文字領域に対応していると判断され
    た場合、上記選択手段により選択された濃度を出力する
    出力手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置
  4. (4)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 処理対象画像における注目画素を含む所定範囲内の画像
    情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを
    判断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手
    段と、 この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
    度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の
    平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度が平均値濃度
    よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画
    素濃度が平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を
    選択する選択手段と、 上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応して
    いると判断された場合、上記濃度判定手段により判定さ
    れた変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段に
    より上記注目画素が文字領域に対応していると判断され
    た場合、上記選択手段により選択された濃度を出力する
    出力手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置
  5. (5)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 上記処理対象画像における注目画素を含む所定範囲を上
    記変倍率に応じて変更する変更手段と、この変更手段に
    より変更された所定範囲内の画像情報から最大濃度と最
    小濃度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを
    判断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手
    段と、 この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
    度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の
    平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度が平均値濃度
    よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画
    素濃度が平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を
    選択する選択手段と、 上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応して
    いると判断された場合、上記濃度判定手段により判定さ
    れた変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段に
    より上記注目画素が文字領域に対応していると判断され
    た場合、上記選択手段により選択された濃度を出力する
    出力手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置
  6. (6)処理対象画像を任意の変倍率で変倍する画像処理
    装置において、 処理対象画像における注目画素を含む所定範囲内の画像
    情報から最大濃度と最小濃度を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した最大濃度と最小濃度との濃
    度差に応じて、上記注目画素が写真領域か文字領域かを
    判断する判断手段と、 上記注目画素の濃度と近傍の画素の濃度による線形補間
    により、変倍時の画素位置の濃度を判定する濃度判定手
    段と、 この濃度判定手段により判定した変倍時の画素位置の濃
    度と上記検出手段により検出した最大濃度と最小濃度の
    平均値濃度とを比較し、変倍時の画素濃度が平均値濃度
    よりも大きい場合、上記最大濃度を選択し、変倍時の画
    素濃度が平均値濃度よりも小さい場合、上記最小濃度を
    選択する選択手段と、 上記判断手段により上記注目画素が写真領域に対応して
    いると判断された場合、上記判定手段により判定された
    変倍時の画素位置の濃度を出力し、上記判断手段により
    上記注目画素が文字領域に対応していると判断され、か
    つ上記検出手段による濃度差が所定値以上の場合、上記
    注目画素の最近傍の画素の濃度を出力し、上記判断手段
    により上記注目画素が文字領域に対応していると判断さ
    れ、かつ上記検出手段による濃度差が所定値以下の場合
    、上記選択手段により選択された濃度を出力する出力手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
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