JPH04198586A - 急曲線用シールド掘進機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はトンネル掘進工事機械の一つであるシールド
掘進機に関するものであって、特に超急曲線用シールド
掘進機に用いて有効なものである。

（従来の技術） 従来、シールド掘進機の本体を２分割または３分割して
、各分割されたシールドの間を油圧シリンダにより屈曲
自在とすることにより、急曲線や超や、曲線に沿って掘
進できるようにしたシールド掘進機が提案されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来のシールド本体が３分割されたシールド掘進機
において、半径が１．５ｍ以下程度の超急曲線施工の掘
進においては、テールシールド（セグメントを組立てる
部分）は、使用セグメントの長さにより、テールシール
ドの長さが限定されるため、必要以上に短くできない。

このため、従来は土木的な補助工法により他山を余掘り
して掘進を行なっているが、この方法では余掘りに多く
の時間と労力を必要として。

作業能率が悪い七共に１余掘りした部分に充填物を充填
しなければならないため５充填物の充填量が多くなって
経費が嵩むなどの不具合があった。

この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
あって、余掘りを必要とせずに半径１５ｍ５ｍ以下程超
象曲線に沿った施工が可能な超象曲線施工用シールド掘
進機を提供しようとするものである。

（課題を解決するだめの手段及び作用）この発明は上記
目的を達成するために、複数分割され、かつ分割された
各シールドの間かアーティキュレ−Ｉ・用油圧ジヤツキ
により屈曲自在となったシールド本体の後部シールド後
端部に、テールシールトスライト用油圧ジヤツキにより
、直線施工時は長く１曲線施工時は短くするスライド方
式のテールシールドを設けることにより、半径が１５ｍ
以下程度の超急曲線施工時に短いセグメントを使用でき
るようにテールシール１−を縮め、複数（多段）の屈曲
機構をアーティキュレート用油圧ジヤツキにより屈曲し
て超急曲線施工をし、直線施工時にはテールシールドを
伸ばし、屈曲機構を直線状にすることにより従来通りの
長いセグメントが使用できるものである。

（実施例） 次にこの発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１閲はこの発明によるシールド掘進機の中心線に沿っ
た継断面図であって、直線施工時の作動説明用図、第２
図は同しく曲線施工時の作動説明用図である。

図において、シールド本体］は前シールド］ａ、中シー
ルＦ’　１　ｂ　、テールシールｌ”　Ｉ　Ｃの３つに
分割され、前シールＦ’　］　ａと中シールド１ｂ間を
複数個のアーティキュレートジヤツキ２で連結し、中シ
ールド１ｂとテールシールドＩＣ間を複数個のテールシ
ールトシャソキ３て連結しである。

そしてそれぞれのシールドの重なる部分にはシール４，
５が設けられ、土砂や水のシールド掘進機内への侵入を
防いでいる。

シール４の詳細を第１図における符号■部として第３図
に示す。図において、前シールド１ａに環状溝４□が形
成されていて、この環状溝４□にシール部材４、が設け
られていてシール作用を行なうようになっている。

第１図、第２図に戻って６はテールシールド。

７はセグメントである。　　　　・ 曲線施工時には第２図に示したように曲線の外方のアー
ティキュレーＩ・ジャッキ２のピストン杆２ａを伸ばし
て、前ソール）・１ａを中シールド１ｂに対して屈曲さ
せ（第２図に矢印Ａで示す）２曲線の内方のテールシー
ルトジャノキＳ３のピストン杆３ａを縮めて、テールソ
ール［・１ｃを前方にスライ）・させ（第２図に矢印ｒ
３で示す）で機長を短くすることにより、第２図Ｃで示
した破線部のようにテールシールドＩＣの後端部及びテ
ールソールドロが短かいセグメント７、に干７歩しなく
なる。

曲線部を通過して再び直線施工に移るときは。

曲線の外方のアーティキュレートジヤツキ２のピストン
杆２ａを縮めて屈曲角を戻し、テールシールトジャノキ
３の油圧をタンク（図示せず）に戻してソールトジャッ
キ（第４図に符号１０で示す）で推進すれば、前シール
ド’　１　ａ及び中シールｌ”　ｌ　ｂがテールシール
ドＩＣに対して前方（Ｒ） にスライドし、第１図に示した状態に戻る。

そして第１図において符号して示した部分のスペースを
確保できるため２直線用のセグメント７にも対応できる
ものである。

なお、第４図及び第５図はこの発明によるシールド掘進
機の一具体例の中心線に沿った要部酪断面Ｖであって、
第４図は直線施工時の状態。

第５図は半径１５ｍ程度の曲線施工時の状態を示し、第
１図及び第２図と同様な作用をする装置には同じ符号を
付しであるので、上記第１図及び第２図についての説明
を参照されたい。

（発明の効果） この発明は以上詳述したように、テールシールドを油圧
ジヤツキによるスライド方式とし。

テールシールドより前側に複数（多段）の油圧ジヤツキ
による屈曲機構を設けているので、半径１５ｍ以下程度
の超急曲線施工が可能であり。

直線施工時はテールシールドを伸ばすことにより、従来
通りの長いセグメントが使用でき１曲線から直線、直線
から曲線−・の換装が油圧ジャツキにより簡単に行なえ
るので作業能率が大幅に向上し、また従来余堀りを必要
とした部分に充填する充填物も必要ないので、経費の節
減も図れるという大きい効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による一実施例のシールド掘進機の中
心線に沿った縦断面図であって、直線施工時の作動説明
用図、第２図は同しく曲線施工時の作動説明用図、第３
図は第１Ｖにおける■部詳細図、第４図及び第５圀はこ
の発明によるシールド掘進機の一具体例の中心線に沿っ
た要部縦断面図であって、第４図は直線施工時の状態、
第５図は半径１５ｍ程度の曲線施工時の状態を示す。 １・・・シールド本体、　　」ａ・・・前シールド。 １ｂ・・中シール）”、１ｃ・・・テールシールド。 ２・・アーティキュレートジヤツキ。 ３・・・テールシールドジャツキ。 ４・・・シール、　　　　　５・・・シール。 ６・・・テールシール、７，７．・・・セグメント。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超急曲線用シールド掘進機において、テールシールドス
   ライド用油圧ジャッキにより直線施工時は長く、曲線施
   工時は短かくするスライド方式のテールシールドであっ
   て、該テールシールドより前側にアーティキュレート用
   油圧ジャッキにより屈曲する複数（多段）の屈曲機構を
   設けたことを特徴とするシールド掘進機。