JPH0224480A - シールドマシンの推進装置 - Google Patents

シールドマシンの推進装置

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JPH0224480A
JPH0224480A JP17414088A JP17414088A JPH0224480A JP H0224480 A JPH0224480 A JP H0224480A JP 17414088 A JP17414088 A JP 17414088A JP 17414088 A JP17414088 A JP 17414088A JP H0224480 A JPH0224480 A JP H0224480A
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shield
shield jack
jack
shield machine
propulsion device
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Fumiaki Murakami
文章 村上
Akira Otomo
大友 章
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TOYO DENKI TSUSHIN KOGYO KK
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TOYO DENKI TSUSHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、中折式シールドマシンに係り、特に前胴、後
胴に分割されるシールドマシンの前胴を屈曲させて任意
の方向に掘進する際に、特製のヘッド及び特製のスプレ
ッダを必要とせず、シールドマシンの前胴を屈曲させて
もシールドジヤツキのピストンロッドのヘッドの中心と
セグメント中立軸との偏差を小さくすることができ、ス
プレッダの中心とセグメント中立軸との偏心量を変化さ
せることなく、かつ従来のシールドジヤツキと同じ大き
さのものを用いても推進力を減少させないでシールドジ
ヤツキのロッドを伸長した際、該ロッドを破損すること
のなくシールドマシンを推進させることのできるシール
ドマシンの推進装置に関する。
【従来の技術】
一般に電話線やあるいは電力線といった送信線あるいは
送電線を地下ケーブルによって配設する場合、後の補修
が容易に行い得るように直径3〜5mの大きさの横坑を
掘って配設している。この横坑を掘るには、従来より手
作業によらず、能率も良いところからジヤツキの力を推
進力とするシールドマシンを用いた方法が採られている
。この方法は地下鉄工事や下水工事等にも採用されてい
る。すなわち、横坑をシールドマシンを用いて自動的に
掘り進んで行くわけである。 従来のシールドマシンは、第3図に示す如き構成を有し
ている。すなわち、シールドマシン100は、筒状に形
成され前胴101と後胴102とを有し、この前胴10
1と後胴102との間は、シール部材103によってシ
ールされ中折部104が形成されている。この前胴10
1は、掘進方向を任意の方向に操作することができるも
のである。そして、この前胴101の掘進方向は、後胴
102にその本体が回動自在に設けられている中折れジ
ヤツキ105を操作し、このピストンロッドを伸長する
ことによって行なわれる。また、このシールドマシン1
00の前胴101の先端部には、回転軸106に十字状
に複数の握力107の取付けられたカッター108が取
付けられている。 このカッター108の後方側面には、コピーカッター1
09が設けられている。このコピーカッター109は土
質によって出入りさせることができるようになっている
。また、このコピーカッター109の後方には、仕切板
110が設けられており、この仕切板110と筒状に形
成される前胴101の内壁面とによって土砂等収納部1
11が設けられており、この土砂等収納部111に第1
スクリユーコンベア112の先端が接続されている。 この第1スクリユーコンベア112は、筒状体の内部に
設けられたスクリューを回転することにより土砂等収納
部111内の土砂等を掻き込み、この掻き込んだ土砂等
を後方に搬送するものである。 この第1スクリユーコンベア112の後部には、排出口
113が設けられており、この排出口113には、第2
スクリユーコンベア114が接続されている。この第2
スクリユーコンベア114への土砂等の排出は、スクリ
ューゲートジヤツキ115によるゲートのオンオフによ
って行なっている。この第1スクリユーコンベア112
は、アーム116によって筒状に形成される前胴101
に固定されている。 また、回転軸106は、ロータリジヨイント117を介
してカッターモータ118によって駆動できるように構
成されている。また、後胴102の内壁には、固定部材
119が設けられており、この固定部材119には、第
4図に示す如くシールドジヤツキ120が固定されてい
る。このシールドジヤツキ120のロッド121の先端
には。 特製のヘッド122が取付けられている。このヘッド1
22は、特製のスプレッダ123に当接するようになっ
ている。また、このスプレッダ123は、トンネル内壁
をスライドしていき複数個組み合わされてリング状に形
成されているコンクリートセグメント(金属性セグメン
トの場合もある)124の端部に当接するようになって
いる。そして、このコンクリートセグメント124を足
場にしてシールドジヤツキ120は、駆動してスプレッ
ダ123によってコンクリートセグメント124を後方
に押圧し後rM102を前進させる。この後胴102の
前進によって、後胴102に前胴101が押されて推進
する。そして、前胴101が掘進した後方には、コンク
リートセグメント124が複数個組み合わされてリング
状に組み上げられ、トンネルの内壁を形成する。このリ
ング状に組み上げられるコンクリートセグメント124
を組み上げていき最後に固定するため、キーセグメント
が用いられている。 このシールドジヤツキ120は、第5図に示す如く、前
胴101に固定され、仕切板110を固定する固定部材
125にその端部が固定されている場合もある。この場
合シールドジヤツキ120本体は、後胴102には固定
されていない。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシールドマシンにあっては、シー
ルドジヤツキ120の本体が後胴102に固定されてい
る場合は、第4図に示す如くシールドジヤツキ120の
ロッド121を縮めた状態において後胴102の内壁か
らスプレッダ123の中心Bまでは、高さyを有してお
り、スプレッダ123の中心Bからシールドジヤツキ1
20の中心Aまでは、距離Xを有している。この状態か
らシールドジヤツキ120のロッド121を第4図図示
矢印Cに示す如く伸長すると、シールドジヤツキ120
の本体を後M102に設けられる固定部材119に固定
しているため、後胴102の内壁からスプレッダ123
の中心Bまでの距離yが、後胴102からコンクリート
セグメント124の中立軸りまでの距離りよりも偏差δ
だけ大きくなってしまう、このため、シールドジヤツキ
120のロッド121を伸長した場合、偏心量δズして
スプレッダ123がコンクリートセグメント124を押
圧することになる。このようにスプレッダ123の中心
Bとコンクリートセグメント124の中立軸りとに偏心
量δが生じると、シールドジヤツキ120を従来の推力
で駆動すると、シールドジヤツキ120の推力によって
コンクリートセグメント124をより偏心した状態で押
圧することになり、コンクリートセグメント124を破
損したり、甚だしいときには、シールドジヤツキ120
のロッド121に変形を来すことがある。 したがって、従来のシールドジヤツキ120の本体が後
胴102に固定されているシールドマシンにあっては、
スプレッダ123の中心Bとコンクリートセグメント1
24の中立軸りとの偏心量δに酎え得るように特製のヘ
ッド及び特製のスプレッダを必要とし、また、シールド
ジヤツキ120の推力を減少しなければならないという
問題点を有している。 また、従来のシールドジヤツキ120の本体が前胴10
1に固定されているシールドマシンにあっては、第5図
に示す如くシールドジヤツキ120のロッド121を縮
めた状態において後JIMIO2の内壁からスプレッダ
123の中心Bまでは、高さyを有しており、スプレッ
ダ123の中心Bからシールドジヤツキ120の中心A
までは、距離Xを有している。この状態からシールドジ
ヤツキ120のロッド121を第5図図示矢印Cに示す
如く伸長すると、シールドジヤツキ120の本体を前胴
101に設けられる固定部材125に固定しているため
、後胴102の内壁からスプレッダ123の中心Bまで
の距離yが、後胴102からコンクリートセグメント1
24の中立軸りまでの距離りよりも偏差δだけ大きくな
ってしまう。 いま、シールドマシン100の前胴101が第5図図示
矢印Eに示す如く屈曲すると、前胴101の前進方向と
、後胴102の前進方向との間に所定角度を発生させ、
この角度は、シールドジヤツキ120の向きに影響を与
える。すなわち、前胴101が屈曲すると、シールドジ
ヤツキ120が固定具125に伴って前胴101が屈曲
した分、シールドジヤツキ120の先端が第5図におい
て上方に動くことになり、シールドジヤツキ120のロ
ット121に設けられているヘッド122がシールドジ
ヤツキ120の本体固定されている部分の移動方向とは
反対方向に移動することになる。 このため、シールドジヤツキ120のロッド121の先
端のヘッド122の中心とコンクリートセグメント12
4の中立軸りに生じていた偏心量δが増加し、前胴10
1を推進するために従来より多大な推力を要する。そこ
で、前胴101を推進するためにシールドジヤツキ12
0のロッド121を伸長して多大な力を与えると、偏心
量δズしてスプレッダ123がコンクリートセグメント
124を多大な力で押圧することになる。このようにス
プレッダ123の中心Bとコンクリートセグメント12
4の中立軸りとに偏心量δが生じた状態でシールドマシ
ン100を推進するため、シールドジヤツキ120を従
来以上の力で駆動すると、シールドジヤツキ120の推
、によってコンクリートセグメント124をより大きく
偏心した状態で押圧することになり、コンクリートセグ
メント124を破損したり、甚だしいときには、シール
ドジヤツキ120のロッド121に変形を来すことがあ
る。したがって、従来のシールドジヤツキ120の本体
が前WA1o1に固定されているシールドマシンにあっ
ては、スプレッダ123の中心Bとコンクリートセグメ
ント124の中立軸りとの偏心量δに耐え得るように特
製のヘッド及び特製のスプレッダを必要とし、また、シ
ールドジヤツキ120の推力を減少しなければならない
という問題点を有している。 本発明は、前胴、後胴に分割されるシールドマシンの前
胴を屈曲させて任意の方向に掘進する際に、特製のヘッ
ド及び特製のスプレッダを必要とせず、シールドマシン
の前胴を屈曲させてもシールドジヤツキのピストンロッ
ドのヘッドの中心とセグメント中立軸との偏差を小さく
することができ、スプレッダの中心とセグメント中立軸
との偏心量を変化させることなく、かつ従来のシールド
ジヤツキと同じ大きさのものを用いても推進力を減少さ
せないでシールドジヤツキのロットを伸長した際、該ロ
ットを破損することのなくシールドマシンを推進させる
ことのできるシールドマシンの推進装置を提供すること
を目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるシールドマ
シンの推進装置においては、前胴、後胴に分割されるシ
ールドマシン本体の前胴先端に設けられる掘刃を回転さ
せて土砂等を掘削し該掘削した土砂等をスクリューコン
ベアにて外部に排出しながら推進装置によって前胴を任
意方向に屈曲させて推進させて円周方向に複数分割され
た所定幅のコンクリートセグメントを局面に順次組み上
げてキーセグメントによって締め付け固定して前進方向
に継ぎ足すようして洞道を形成するものにおいて、上記
推進装置を、前胴に回動自在に取り付けられるシールド
ジヤツキと、シールドジヤツキのロッドに取付けられ先
端が球面状に形成されるヘッドと、一端に凹面状の凹部
が形成された当接部を有し他端で上記コンクリートセグ
メントを押圧するスプレッダとによって構成したもので
ある。 そして、上記前胴に取り付けられるシールドジヤツキを
、その中心が上記コンクリートセグメントの中立軸に対
して常時所定角度有するようにしたものである。 この上記シールドジヤツキの前胴への取り付け角度を、
上記コンクリートセグメントの中立軸に対し前胴の最大
曲がり角度と等しい角度又は大きい角度としたものであ
る。 そして、上記シールドジヤツキの固定箇所は、シールド
ジヤツキ本体の後端部にするのが好ましい。 さらに、上記目的を達成するために、本発明におけるシ
ールドマシンの推進装置においては、前胴、後胴に分割
されるシールドマシン本体の前胴先端に設けられる握力
を回転させて土砂等を掘削し該掘削した土砂等をスクリ
ューコンベアにて外部に排出しながら推進装置によって
前胴を任意方向に屈曲させて推進させて円周方向に複数
分割された所定幅のコンクリートセグメントを周面に順
次組み上げてキーセグメントによって締め付け固定して
前進方向に継ぎ足すようして洞道を形成するものにおい
て、上記推進装置を、後胴に回動自在に取り付けられる
シールドジヤツキと、シールドジヤツキのロッドに取付
けられ先端が球面状に形成されるヘッドと、一端に凹面
状の凹部が形成された当接部を有し他端で上記コンクリ
ートセグメントを押圧するスプレッダとによって構成す
ると共に前記シールドジヤツキの中心が上記コンクリー
トセグメントの中立軸に対して常時所定角度有するよう
に設けたものである。 そして、上記シールドジヤツキの固定箇所を、シールド
ジヤツキ本体の中央部よりも後端寄りにしたものである
。 さらに、上記シールドジヤツキのロッドに設けられる先
端が球面状に形成されるヘッドは、シールドジヤツキの
ロッドの中心よりも偏心した位置に設けるのが好ましい
。 そして、上記シールドジヤツキ本体先端部をシールドマ
シン胴体壁面側に付勢する付勢部材をシールドマシン本
体に設けたものである。 さらに、上記付勢部材は、一端がシールドマシン本体に
固定され、他端がシールドジヤツキ本体先端部に固定さ
れるスプリングで構成するのが好ましい。
【作用】
前胴、後胴に分割されるシールドマシン本体の前胴先端
に設けられる握力を回転させて土砂等を掘削しながら前
進していく前胴を進行方向を何らかの理由によって任意
の角度屈曲すると、シールドジヤツキ本体は、その固定
箇所が前胴である場合には、その固定箇所とシールドジ
ヤツキのロッドに先端に取り付けられているヘッドの当
接しているスプレッダとの間で、その方向を変化させる
。 このため、シールドジヤツキのロッドの押し出す方向す
なわちヘッドの中心と、スプレッダの中心すなわちコン
クリートセグメントの中立軸との偏心量の変化が発生す
るのを防止することができる。 また、シールドジヤツキ本体の固定箇所が、後胴である
場合には、その固定箇所を後胴にしたがゆえに、ロッド
を伸長しても、その固定箇所とシールドジヤツキのロッ
ド先端に取付けられているヘッドの中心とヘッドに当接
しているスプレッダの中心との間で、スプレッダの押出
し方向に変化を生じさせない。このため、シールドジヤ
ツキのロッドの押し出す方向すなわちヘッドの中心と、
スプレッダの中心すなわちコンクリートセグメントの中
立軸との偏心量の変化が発生するのを防止することがで
きる。
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。 第1実施例(第1図) 第1図には、本発明に係るシールドマシンの推進装置の
第1実施例が示されている。 図において、シールドマシンの推進装置1は、シールド
マシン2の前胴3に固定されている。このシールドマシ
ン2は、筒状に形成され前胴3と後胴4とを有し、この
前胴3と後胴4との間は、シール部材5によってシール
され中折部6が形成される中折式シールドマシンを構成
している。この前J]i3は、掘進方向を任意の方向に
操作することができるものである。そして、この前胴3
の掘進方向は、後胴4にその本体が回動自在に設けられ
前胴3にピストンロッドが固定されている中折れジヤツ
キ(第3図に示されている)を操作し、この中折れジヤ
ツキのピストンロッドを適宜伸長することによって行な
われる。この前胴2の内壁には、固定部材7が設けられ
ており、この固定部材7には、仕切板8(第3図に示さ
れている仕切板110と同一)が固定されている。この
固定部材7には、シールドジヤツキ9の本体が回動自在
に取付けられている。 このシールドジヤツキ9の本体は、前胴3と後胴4とに
跨って設けられ、その先端部が後胴4内に突出するよう
に設けられている。また、このシールドジヤツキ9のピ
ストンロッド10の先端には、ヘッド11が取付けられ
ている。また、このシールドジヤツキ9の本体は、後J
ji4の壁面に対し後M4の壁面に向かって傾斜角をも
って固定されている。すなわち、シールドジヤツキ9の
後端部の固定箇所がシールドジヤツキ9の先端部に比し
て高い位置となっている。 また、ピストンロッド1oの先端に固着されているヘッ
ド11は、標準型のものであり、ロッド10先端固定部
11Aと、このロッド10先端固定 おりロッド10の中心より偏心した位置に設けられる砲
弾状の球面部11Bを有している。このヘッド11先端
の球面部11Bは,スプレッダ12に当接するようにな
っている。このスプレッダ12は、標準型のもので、方
形状に形成されており、その−面に前記ヘッド11先端
の球面部11Bが回動自在に嵌合することのでき、この
球面部11Bよりも緩やかな縦断面放物線状に形成され
る凹部12Aが形成されている。また、このスプレッダ
12は、後胴4の内壁をスライドするようになっている
。 また、シールドジヤツキ9の本体の先端部で後胴4内に
突出する部分には,付勢部材13が設けられている。こ
の付勢部材13は、シールドジヤツキ9の本体の先端部
を押えるジヤツキ押え金具13Aと後胴4の内壁に固着
されるスプリングによって構成されており、常時第1図
図示矢印Aに示す如く後胴4の内壁側に付勢されている
。したがって、この付勢部材13によってシールドジヤ
ツキ9の本体は、後胴4の壁面に対し後胴4の壁面に向
かっである傾斜角を有することになる。 また、後胴4内スプレツダ12の後方には,コンクリー
トセグメント(金属性セグメントの場合もある)14が
複数個組み合わされてリング状に組み上げられ、トンネ
ルの内壁を形成している。 このリング状に組み上げられるコンクリートセグメント
14は、組み上げられいき最後に固定するためのキーセ
グメントが用いられている。 次に本実施例の動作について説明する。 まず、リング状に組み上げられたコンクリートセグメン
ト14の端部に、ロッド10の先端に設けられているヘ
ッド11の球面部11Bが凹部12Aに嵌合しているス
プレッダ12を当接せしめ、シールドジヤツキ9を駆動
してロッド10を伸長する。このロッド10が伸長する
と、コンクリートセグメント14を足場にしてスプレッ
ダ12によってコンクリートセグメント14を後方に押
圧しシールドジヤツキ9本体の固定されている前胴3を
前進させる。このようにシールドジヤツキ9の推進力に
よって前胴3が前進すると、この前胴3によって後胴4
が引っ張られ前方に移動し、シールドマシン2が前方に
推進する。このシールドマシン2が推進するときスプレ
ッダ12は、第1図図示矢印Bに示す如く後胴4の内壁
をスライドすることになる。 このように第1図に示す如くシールドジヤツキ9のロッ
ド10を縮めた状態においては、後胴4の内壁からスプ
レッダ12の中心Cまでは、高さyを有しており、スプ
レッダ12の中心Cからシールドジヤツキ9の中心りと
ロッド10先端のヘッド11のスプレッダ12の凹部1
2Aに嵌合している球面部11Bの中心点Eを通る垂直
線との交点Fまでは、距離Xを有している。この中心点
Eには、スプレッダ12の凹部12Aに嵌合している球
面部11Bの中心線Gが通っている。また、この中心点
Eには、スプレッダ12の中心Cが交叉している。この
スプレッダ12の中心Cは、コ。 ンクリートセグメント14の中立軸Hの高さhと同一の
高さ(距離)に設定されている。 いま、この状態からシールドジヤツキ9のロッド10を
第1図図示矢印Bに示す如く伸長していくと、シールド
ジヤツキ9が、その本体を前胴3に設けられる固定部材
7に回動自在に固定され、しかもシールドジヤツキ9の
本体を第1図に示す如く後胴4の壁面に対し後胴4の壁
面に向かって傾斜する傾斜角を有して、すなわちシール
ドジヤツキ9の後端部の固定箇所がシールドジヤツキ9
の先端部に比して高い位置に固定されているため、スプ
レッダ12がスライドするときのロッド10先端のヘッ
ド11の球面部11Bのスプレッダ12の凹部12Aに
対する押圧方向は、常に後胴4の壁面に向かった方向と
なる。すなわち、シールドジヤツキ9の中心線りがロッ
ド10の伸長にしたがって第1図図示ラインエの如く変
化してもスプレッダ12の中心線Cの位置は、コンクリ
ートセグメント14の中立軸Hと同一の高さを維持する
。 そこで、前胴3を進行方向上方に屈曲すると、シールド
ジヤツキ9の後端部の固定箇所がシールドジヤツキ9の
先端部よりもさらに高い位置に固定されることになり、
シールドジヤツキ9は、後胴4の壁面に対し後胴4の壁
面に向かってさらに大きな傾斜の傾斜角を有することに
なる。また。 前胴3を進行方向下方に屈曲すると、シールドジヤツキ
9を後胴4の壁面に対し平行になる方向に作用するが、
シールドジヤツキ9の後端部の固定箇所がシールドジヤ
ツキ9の先端部に比して高い位置に固定されているため
、前11143を最大限に屈曲してもシールドジヤツキ
9の抑圧方向を後胴4の壁面に対し後Jj!4の壁面に
向かってさらに大きな傾斜の傾斜角を有することができ
る。 したがって、本実施例によれば、シールドジヤツキのロ
ッド先端に設けられるヘッド及びヘッドの球面部に当接
するスプレッダに標準型のものを使用することができる
。また、しかも本実施例によれば、スプレッダ12の中
心Cからシールドジヤツキ9の中心りとロッド10先端
のヘッド11のスプレッダ12の凹部12Aに嵌合して
いる球面部11Bの中心点Eを通る垂直線との交点Fま
での距離Xを標準寸法(40mm〜60m+)のまま使
用することができる。また、本実施例によれば、シール
ドジヤツキ9の本体を後胴4の壁面に対し後胴4の壁面
に向かって傾斜する傾斜角を有して、すなわちシールド
ジヤツキ9の後端部の固定箇所がシールドジヤツキ9の
先端部に比して高い位置に固定されているため、後胴4
の内壁からスプレッダ12の中心Cまでの高さyを従来
よりも小さくすることができ、スプレッダ12の中心C
をコンクリートセグメント14の中立軸Hの高さhと同
一の高さ(距離)に設定することができる。このため、
ピストンロッド10押出し始めとピストンロッド10の
押出し終りで偏心量(第1図図示距離X)に変化がなく
、従来のように角度による推力の減少が大きくないため
、シールドジヤツキの推力を減少しなくても、セグメン
トの変形あるいはピストンロッドの変形を来すことがな
く、シールドジヤツキの推力を減少することなく使用す
ることができる。 第2実施例(第2図) 第2図には、本発明に係るシールドマシンの推進装置の
第2実施例が示されている。 図において、シールドマシンの推進装置20は、シール
ドマシン21の前胴22に固定されている。 このシールドマシン21は、筒状に形成され前胴22と
後胴23とを有し、この前胴22と後胴23との間は、
シール部材24によってシールされ中折部25が形成さ
れる中折式シールドマシンを構成している。この前胴2
2は、掘進方向を任意の方向に操作することができるも
のである。そして、この前胴22の掘進方向は、後胴2
3にその本体が回動自在に設けら前HXf422にピス
トンロッドが固定されている中折れジヤツキ(第3図に
示されている)を操作し、この中折れジヤツキのピスト
ンロッドを適宜伸長することによって行なわれる。この
後H423の先端部には、その先端部前胴22内に突出
するように固定部材26が設けられており、この固定部
材26には、シールドジヤツキ27の本体が回動自在に
取付けられている。 このシールドジヤツキ27の本体は、前M22と後胴2
3とに跨って設けられ、その後端部が前胴22内に突出
するように設けられている。また、このシールドジヤツ
キ27のピストンロッド28の先端には、ヘッド29が
取付けられている。また、このシールドジヤツキ27の
本体は、後胴23の壁面に対し後胴23の壁面に向かっ
て傾斜角をもって固定されている。すなわち、シールド
ジヤツキ27の後端部の固定箇所がシールドジヤツキ2
7の先端部に比して高い位置となっている。 また、ピストンロッド28の先端に固着されているヘッ
ド29は、標準型のものであり、ロッド28先端固定部
29Aと、このロッド28先端固定部29Aに固定され
先端が球面状に形成されておリロッド28の中心より偏
心した位置に設けられる砲弾状の球面部29Bを有して
いる。このヘッド29先端の球面部29Bは、スプレッ
ダ30に当接するようになっている。このスプレッダ3
0は、標準型のもので、方形状に形成されており、その
−面に前記ヘッド29先端の球面部29Bが回動自在に
嵌合することのでき、この球面部29Bよりも緩やかな
縦断面放物線状に形成される凹部30Aが形成されてい
る。また、このスプレッダ30は、後胴23の内壁をス
ライドするようになっている。 また、シールドジヤツキ27の本体の先端部で後胴23
内に突出する部分には、付勢部材31が設けられている
。この付勢部材31は、シールドジヤツキ27の本体の
先端部を押えるジヤツキ押え金具31Aと後胴23の内
壁に固着されるスプリング31Aによって構成されてお
り、常時第1図図示矢印Aに示す如く後胴23の内壁側
に付勢されている。したがって、この付勢部材31によ
ってシールドジヤツキ23の本体は、後胴23の壁面に
対し後胴23の壁面に向かっである傾斜角を有すること
になる。 また、後胴23内スプレツダ30の後方には、コンクリ
ートセグメント(金属性セグメントの場合もある)32
が複数個組み合わされてリング状に組み上げられ、トン
ネルの内壁を形成している。 このリング状に組み上げられるコンクリートセグメント
32は、組み上げられいき最後に固定するためのキーセ
グメントが用いられている。 次に本実施例の動作について説明する。 まず、リング状に組み上げられたコンクリートセグメン
ト32の端部に、ロッド28の先端に設けられているヘ
ッド29の球面部29Bが凹部30Aに嵌合しているス
プレッダ30を当接せしめ、シールドジヤツキ23を駆
動してロッド28を伸長する。このロッド28が伸長す
ると、コンクリートセグメント32を足場にしてスプレ
ッダ30によってコンクリートセグメント32を後方に
押圧し後胴23を前進させる。このようにシールドジヤ
ツキ27の推進力によって後胴23が前進すると、この
後胴23によって前胴22が押され前方に前進し、シー
ルドマシン21が前方に推進する。このシールドマシン
21が推進するときスプレッダ30は、第1図図示矢印
Bに示す如く後胴23の内壁をスライドする。 このように第1図に示す如くシールドジヤツキ27のロ
ッド28を縮めた状態においては、後胴23の内壁から
スプレッダ30の中心Cまでは、高さyを有しており、
スプレッダ30の中心Cからシールドジヤツキ27の中
心りとロッド28先端のヘッド29のスプレッダ30の
凹部30Aに嵌合している球面部29Bの中心点Eを通
る垂直線との交点Fまでは、距離Xを有している。この
中心点Eには、スプレッダ3oの凹部30Aに嵌合して
いる球面部29Bの中心線Gが通っている。 また、この中心点Eには、スプレッダ30の中心Cが交
叉している。このスプレッダ30の中心Cは、コンクリ
ートセグメント32の中立軸Hの高さhと同一の高さ(
距離)に設定されている。 いま、この状態からシールドジヤツキ27のロッド28
を第1図図示矢印Bに示す如く伸長していくと、シール
ドジヤツキ27が、その本体を後胴23に設けられる固
定部材26に回動自在に固定され、しかもシールドジヤ
ツキ27の本体を第1図に示す如く後胴23の壁面に対
し後胴23の壁面に向かって傾斜する傾斜角を有して、
すなわちシールドジヤツキ27の後端部の固定箇所がシ
ールドジヤツキ27の先端部に比して高い位置に固定さ
れているため、スプレッダ30がスライドするときのロ
ッド28先端のヘッド29の球面部29Bのスプレッダ
30の凹部30Aに対する抑圧方向は、常に後胴23の
壁面に向かった方向となる。すなわち、シールドジヤツ
キ27の中心線りがロッド28の伸長にしたがって第1
図図示ラインIの如く変化してもスプレッダ30の中心
線Cの位置は、コンクリートセグメント32の中立軸H
と同一の高さを維持する。 そこで、前胴22を進行方向上方または下方に屈曲して
も、シールドジヤツキ27の固定箇所がシールドジヤツ
キ27の先端部よりも高い位置に固定される点に変化が
なく、シールドジヤツキ27は、後胴23の壁面に対し
後胴23の壁面に向かって所定の傾斜角を維持すること
になる。 したがって1本実施例によれば、シールドジヤツキのロ
ッド先端に設けられるヘッド及びヘッドの球面部に当接
するスプレッダを標準型のものを使用することができる
。また、しかも本実施例によれば、スプレッダ30の中
心Cからシールドジヤツキ27の中心りとロッド28先
端のヘッド29のスプレッダ30の凹部30Aに嵌合し
ている球面部29Bの中心点Eを通る垂直線との交点F
までの距離Xを標準寸法(40m〜60田)のまま使用
することができる。また1本実施例によれば、シールド
ジヤツキ27の本体を後胴23の壁面に対し後Jli2
3の壁面に向かって傾斜する傾斜角を有して、すなわち
シールドジヤツキ27の固定箇所がシールドジヤツキ2
7の先端部に比して高い位置に固定されているため、後
胴23の内壁からスプレッダ30の中心Cまでの高さy
を従来よりも小さくすることができ、スプレッダ30の
中心Cをコンクリートセグメント32の中立軸Hの高さ
hと同一の高さ(距離)に設定することができる。この
ため、ピストンロッド28の押出し始めとピストンロッ
ド28の押出し終りで偏心量(第1図図示顕Rx)に変
化がなく、従来のように角度による推力の減少が大きく
ないため、シールドジヤツキの推力を減少しなくても、
セグメントの変形あるいはピストンロッドの変形を来す
ことがなく、シールドジヤツキの推力を減少することな
く使用することができる。
【発明の効果】
本発明は、以上説明したよう構成されているので、以下
に記載されるような効果を奏する。 シールドジヤツキと、シールドジヤツキのロッドに取付
けられ先端が球面状に形成されるヘッドと、一端に凹面
状の凹部が形成された当接部を有し他端で上記コンクリ
ートセグメントを押圧するスプレッダとによって構成す
ることにより、前胴。 後胴に分割されるシールドマシンの前胴を屈曲させて任
意の方向に掘進する際に、特製のヘッド及び特製のスプ
レッダを必要とせず、シールドマシンの前胴を屈曲させ
てもシールドジヤツキのピストンロッドの押出し方向中
心とセグメント中立軸との偏差を小さくすることができ
、スプレッダの中心とセグメント中立軸との偏心量を変
化させることなく、かつ従来のシールドジヤツキと同じ
大きさのものを用いても推進力を減少させないでシール
ドジヤツキのロッドを伸長した際、該ロッドを破損する
ことのなくシールドマシンを推進させることができる。 また、前胴に取り付けられるシールドジヤツキを、その
中心がコンクリートセグメントの中立軸に対して常時所
定角度有するようにすることによりスプレッダの中心位
置をシールドジヤツキのロッドを伸縮しても常にコンク
リートセグメントの中立軸に合わせることができる。 また、シールドジヤツキの前胴への取り付け角度を、コ
ンクリートセグメントの中立軸に対し前胴の最大曲がり
角度と等しい角度又は大きい角度にすることにより、前
胴の屈曲に係りなく常にシールドジヤツキ本体を後胴の
壁面に対し後胴の壁面に向かって傾斜角を持つことがで
きる。これは。 シールドジヤツキの固定箇所をシールドジヤツキ本体の
後端部にすることにより、より効果的になる。 また、シールドマシンの推進装置を、後胴に回動自在に
取り付けられるシールドジヤツキと、シールドジヤツキ
のロッドに取付けられ先端が球面状に形成されるヘッド
と、一端に凹面状の凹部が形成された当接部を有し他端
で上記コンクリートセグメントを押圧するスプレッダと
によって構成すると共に前記シールドジヤツキの中心が
上記コンクリートセグメントの中立軸に対して常時所定
角度有するように設けることにより、前胴、後胴に分割
されるシールドマシンの前胴を屈曲させて任意の方向に
掘進する際に、特製のヘッド及び特製のスプレッダを必
要とせず、シールドマシンの前胴を屈曲させてもシール
ドジヤツキのピストンロッドの押出し方向中心とセグメ
ント中立軸との偏差を小さくすることができ、スプレッ
ダの中心とセグメント中立軸との偏心量を変化させるこ
となく、かつ従来のシールドジヤツキと同じ大きさのも
のを用いても推進力を減少させないでシールドジヤツキ
のロッドを伸長した際、該ロッドを破損することのなく
シールドマシンを推進させることができる。 また、シールドジヤツキの固定箇所を、シールドジヤツ
キ本体の中央部よりも後端寄りにし、シールドジヤツキ
のロッドに設けられる先端が球面状に形成されるヘッド
は、シールドジヤツキのロッドの中心よりも偏心した位
置に設けることにより、前胴、後胴に分割されるシール
ドマシンの前胴を屈曲させて任意の方向に掘進する際に
、特製のヘッド及び特製のスプレッダを必要とせず、シ
ールドマシンの前胴を屈曲させてもシールドジヤツキの
ピストンロッドの押出し方向中心とセグメント中立軸と
の偏差を小さくすることができ、スプレッダの中心とセ
グメント中立軸との偏心量を変化させることなく、かつ
従来のシールドジヤツキと同じ大きさのものを用いても
推進力を減少させないでシールドジヤツキのロッドを伸
長した際、該ロッドを破損することのなくシールドマシ
ンを推進させることができる。 また、シールドジヤツキ本体先端部をシールドマシン胴
体壁面側に付勢する付勢部材をシールドマシン本体に設
け、この付勢部材を一端がシールドマシン本体に固定さ
れ、他端がシールドジヤツキ本体先端部に固定されるス
プリングで構成することにより、前胴の屈曲の有無に係
りなくより確実にシールドジヤツキのロッド先端に固着
されているヘッドに当接するスプレッダを後胴内壁に密
着させてスライドさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシールドマシンの推進装置の第1
実施例を示す全体図、第2図は本発明に係るシールドマ
シンの推進装置の第2実施例を示す全体図、第3図は本
発明の適用される中折式シールドマシンの全体構成図、
第4図は従来の後胴固定型のシールドマシンの推進装置
の全体図、第5図は従来の前胴固定型のシールドマシン
の推進装置の全体図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前胴、後胴に分割されるシールドマシン本体の前
    胴先端に設けられる掘刃を回転させて土砂等を掘削し該
    掘削した土砂等をスクリューコンベアにて外部に排出し
    ながら推進装置によって前胴を任意方向に屈曲させて推
    進させて円周方向に複数分割された所定幅のコンクリー
    トセグメントを周面に順次組み上げてキーセグメントに
    よって締め付け固定して前進方向に継ぎ足すようして洞
    道を形成するものにおいて、上記推進装置を、前胴に回
    動自在に取り付けられるシールドジャッキと、シールド
    ジャッキのロッドに取付けられ先端が球面状に形成され
    るヘッドと、一端に凹面状の凹部が形成された当接部を
    有し他端で上記コンクリートセグメントを押圧するスプ
    レッダとによって構成したことを特徴とするシールドマ
    シンの推進装置。
  2. (2)上記前胴に取り付けられるシールドジャッキは、
    その中心が上記コンクリートセグメントの中立軸に対し
    て常時所定角度もって設けられたものである請求項1記
    載のシールドマシンの推進装置。
  3. (3)上記シールドジャッキの前胴への取り付け角度は
    、上記コンクリートセグメントの中立軸に対し前胴の最
    大曲がり角度と等しい角度又は大きい角度としたもので
    ある請求項2記載のシールドマシンの推進装置。
  4. (4)上記シールドジャッキの固定箇所は、シールドジ
    ャッキ本体の後端部である請求項1、2又は3記載のシ
    ールドマシンの推進装置。
  5. (5)前胴、後胴に分割されるシールドマシン本体の前
    胴先端に設けられる掘刃を回転させて土砂等を掘削し該
    掘削した土砂等をスクリューコンベアにて外部に排出し
    ながら推進装置によって前胴を任意方向に屈曲させて推
    進させて円周方向に複数分割された所定幅のコンクリー
    トセグメントを周面に順次組み上げてキーセグメントに
    よって締め付け固定して前進方向に継ぎ足すようして洞
    道を形成するものにおいて、上記推進装置を、後胴に回
    動自在に取り付けられるシールドジャッキと、シールド
    ジャッキのロッドに取付けられ先端が球面状に形成され
    るヘッドと、一端に凹面状の凹部が形成された当接部を
    有し他端で上記コンクリートセグメントを押圧するスプ
    レッダとによって構成すると共に前記シールドジャッキ
    の中心が上記コンクリートセグメントの中立軸に対して
    常時所定角度有するように設けたことを特徴とするシー
    ルドマシンの推進装置。
  6. (6)上記シールドジャッキの固定箇所は、シールドジ
    ャッキ本体の中央部よりも後端寄りである請求項6記載
    のシールドマシンの推進装置。
  7. (7)上記シールドジャッキのロッドに設けられる先端
    が球面状に形成されるヘッドは、シールドジャッキのロ
    ッドの中心よりも偏心した位置に設けたものである請求
    項1、2、3、4、5又は6記載のシールドマシンの推
    進装置。
  8. (8)上記シールドジャッキ本体先端部をシールドマシ
    ン胴体壁面側に常時付勢する付勢部材をシールドマシン
    本体に設けた請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    のシールドマシンの推進装置。
  9. (9)上記付勢部材は、一端がシールドマシン本体に固
    定され、他端がシールドジャッキ本体先端部に固定され
    るスプリングである請求項1、2、3、4、5、6、7
    又は8記載のシールドマシンの推進装置。
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