JPH04198160A - 新規なカルボジイミド誘導体及びその製造方法 - Google Patents

新規なカルボジイミド誘導体及びその製造方法

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JPH04198160A
JPH04198160A JP2327626A JP32762690A JPH04198160A JP H04198160 A JPH04198160 A JP H04198160A JP 2327626 A JP2327626 A JP 2327626A JP 32762690 A JP32762690 A JP 32762690A JP H04198160 A JPH04198160 A JP H04198160A
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Japan
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novel
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JP2327626A
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Naoyuki Takamatsu
高松 直之
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AIBAITSU KK
Original Assignee
AIBAITSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、蛋白質、ペプチド糖、核酸あるいは一般有機
合成分野におけるアミド結合(−CONH−)の合成の
ために用いられる新規なカルボジイミド誘導体及びその
製造方法に関する。
【従来の技術】
蛋白質、ペプチド、糖、核酸あるいは一般有機合成分野
において、カルボキシル基とアミン基より→子脱水縮合
させアミド結合を生成せしめる試薬は、今日まで多数知
られている。とりわけ、カルボジイミド誘導体による脱
水縮合反応は、温和な条件下で反応を進行させることが
できるので、特に生体関連物質系の精密有機合成化学の
分野では多用されている。その代表例として、(i)ジ
クロへキシルカルボジイミド(以下、DCCと略す。)
、ジイソプロピルカルボジイミド等 (酉)I−エチル−3−(3,−N、N−ジメチルアミ
ノプロピル)−カルボジイミド(以下、EDCと略す。 )又はその塩酸塩、l−シクロへキシル−3−(2−モ
ルホリノエチル)−カルボジイミド又はそのp−トルエ
ンスルホン酸メチルエステル塩等がある。 なお、本発明によるカルボジイミド誘導体は新規化合物
であり、かつ脱水縮合剤として利用された先行例は現在
までに見出せない。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、DCCにおいては工業原料として安価に
入手容易ではあるが、反応副生成物として生じるDCC
由来の尿素体が難水溶性であるため、水に溶けない有機
溶媒からの水洗による除去が困難である。このため、尿
素体結晶を濾去する方法が一般的に行なわれているが、
完全に取り除くことができない。したがって、目的物の
純度低下を招来し、今後増々高純度品を要求される分野
においては大きな問題となってくる。さらに、工業規模
で使用する場合、DCCは人体の皮膚に対しかぶれを生
じさせるため、労働衛生上非常に問題がある。 上記欠点を解決するものとして、EDCのような水及び
有機溶媒の両方に可溶であり、かつ反応副生成物の尿素
体が水に可溶なカルボジイミドが使用されてきている。 しかし、従来使用されているカルボジイミドは、貯蔵安
定性に問題があり、かつ合成主原料がホスゲン誘導体の
イソシアネートあるいはイソチオシアネートを使用しな
ければならず、原料入手難及び高価なため、EDCの製
品価格の高騰につながり、種々の利点を有しながらも、
工業的規模において使用するまでには至っていない。こ
のため、工業的規模で使用し得る低価格で、水及び有機
溶媒にて可溶な、しかも目的物を高収率、高純度にて取
り出せて、労働衛生上問題のないカルボジイミドが業界
において切望されていた。 本発明は、上記問題点を解決することを目的とした新規
なカルボジイミド誘導体及びその製造方法を提供するも
のである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明は、 Y−X−N=C=N−X−Y (式1)にて示すしる新
規なカルボジイミド誘導体を供する。 但し、上式中、Xは無いか又は炭素数1乃至10の炭化
水素である。Yは下記■乃至■のいずれか−である。 (但し、R’ 、R2はそれぞれ同種又は異種の低級ア
ルキル基を示す。) ■−N  R’ (但し、Xと結合しているN原子を含み5乃至7員のい
ずれかの複素環を形成する。R3は炭化水素又は酸素原
子、硫黄原子、窒素原子の群より選ばれた1種の付加へ
テロ原子を含む炭化水素であり、R3中のN原子はイミ
ン又は低級アルキル化窒素原子である。)■−CR’ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
いずれかの複素環を形成し、R4中に低級アルキル化窒
素原子を1個含む炭化水素である。) ■−CRF′ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
いずれかの複素環を形成し、R′中にイミンを1乃至3
個を包含してなる炭化水素である。)) この場合、新規なカルボジイミド誘導体は、Xが−(C
H2)m=(但しmはl乃至6)である点。 Xが1.4−シクロヘキシレン又は1,3−シクロヘキ
シレンである点。 Xカ月、3−フェニレン又はI、4−フェニレンである
点、 にて示されるYのR’、R2が炭素数1乃至4のアルキ
ル基である点、 R’がメチルであり、R2がメチルである点、R1がエ
チルであり、R2がエチルである点、R1がメチルであ
り、R2がエチルである点及び−N  R’ にて示されるYのR3が−(CH,)、−(但し、1=
4乃至6)である点をも特徴とする。 本発明はまた、 [Y−X−N=C=N−X−Y] ・n [Z]  (
式IJ)にて示される新規なカルボジイミド誘導体を供
する。 但し、上式中、X、Yは同上。nは2個のY部分におけ
る3級アミンとイミンの合計の当量値である。2は下記
(a)乃至(c)のいずれか−である。 (a)ハロゲン化水素、過塩素酸又は過ヨウ素酸。 (b)R’−SO2−OR’にて示されるスルホン酸エ
ステル(R’は炭素数1乃至18の芳香族、脂肪族、脂
環族の炭化水素残基、R7は低級アルキル基を示す。) (c)R8−Ct−(□−X’にて示されるハロゲン化
炭化水素(R8は水素原子又は炭素数1乃〒18の炭化
水素残基、Xlはハロゲン原子を示す。) この場合、新規なカルボジイミド誘導体は、Xが−(C
H2) m  (イQLml′:il乃至6)である点
、 Xが1.4−シクロヘキシレン又はl 、33−シクロ
ヘキシレンである点、 Xが1.3−フェニレン又は1.4−フェニレンである
点、 にて示されるYのR’、R2が炭素数1乃至4のアルキ
ル基である点、 R1がメチルであり、R2がメチルである点、R1がエ
チルであり、R2がエチルである点、R1がメチルであ
り、R2がエチルである点、−N’″′R3 にて示されるYのR3が−(CH□)1−(但し1.=
4乃至6)である点、 ハロゲン化水素からなる2が塩化水素である点、ハロゲ
ン化水素からなるZが臭化水素である点、+<6−SO
2−OR’ i、mて示されるzのR6が炭素数1乃至
18の芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水素残基であり、
R7がメチル基又はエチル基である点、 R6−SO、−0R7にて示される2がトルエンスルホ
ン酸メチルエステルである点、 R6−5o2−OR’にて示されるZがベンゼンスルホ
ン酸メチルエステルである点、 R’−SO、−0R7にて示されるZがナフタレンスル
ホン酸メチルエステルである点。 R6−3O2−OR’にて示されるZがメタンスルホン
酸メチルエステルである点、 R8−CH2−X’にて示される2がヨウ化メチルであ
る点、 R’−CH2−X’にて示される2が臭化メチルである
点、 R8−CH2−X’にて示される2がヨウ化エチルであ
る点、 R8−Cl2−X’にて示されるZが臭化エチルである
点、 R8−C1−(□−XIにて示されるZかヨウ化ベンジ
ルである点及び R8CH2X’にて示されるZが臭化ベンジルである点
をも特徴とする。 さらに、本発明は、 82N−X−Y (式■)にて表わされるアミン(但し
、(式m)において、Xは無いか又は炭素数1乃至10
の炭化水素である。Yは下記■〜■のいずれか−である
。 (但し、R’ 、R2はそれぞれ同種又は異種の低級ア
ルキル基を示す。) ■−N、R” (但し、Xと結合しているN原子を含み5乃至7員のい
ずれかの複素環を形成する。R″は炭化水素又は酸素原
子、硫黄原子、窒素原子の群より選ばれた1種の付加へ
テロ原子を含む炭化水素であり、R″中のN原子はイミ
ン又は低級アルキル化窒素原了である。)■−C,R“ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
いずれかの複素環を形成し、R’中に低級アルキル化窒
素原子を1個含む炭化水素である。)) ■−C,R’ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
いずれかの複素環を形成し、R5中にイミンを1乃至3
個を包含してなる炭化水素である。)) と、尿素を反応させることにより冑、られるY −X 
−N HCO−N H−X −Y (式IV) i:テ
表わされる尿素誘導体を単離精製し、あるいは単離精製
することなく連続的に、脱水工程を経ることによって得
られる上記(式I)にて示される新規なカルボジイミド
誘導体の製造方法、及びY−X−NHCSNH−X−Y
 (式V)i:テ示されるチオ尿素誘導体(但し、X、
 Yは同上)を脱硫化水素することによって得られるF
記(式I)にて示される新規なカルボジイミド誘導体の
製造方法、並びに 上記(式1)にて表わされるカルボジイミド誘導体ニ、
下記(イ)乃至(ハ)のいずれかの化合物(イ)(式1
)にて示されるカルボジイミドより塩基性が小なる塩基
性有機化合物のハロゲン化水素、過塩素酸、過ヨウ素酸
の各塩(ロ)R6−SO、−OR’にて示されるスルホ
ン酸エステル(R’は炭素数1乃至18の芳香族、脂肪
族、脂環族の炭化水素残基、R7は低級アルキル基を示
す。) (ハ)R’−CH2−X’にて示されるハロゲン化炭化
水素(R8は水素原子又は炭素数1乃至18の炭化水素
残基、X′はへロケン原子を示す。) を所定の有機有媒中、化学啜論購反応させることにより
得られる上記(式旧にて表わされる新規なカルボジイミ
ド誘導体の製造方法を供する。 【発明の効果] 本発明による(式I)にて表わされる新規なカルボジイ
ミド誘導体(以干、カルボジイミドΔと略す。)は、化
学構造式から明らかなように、左右対称の構造を有して
いるため、合成上極めて有利である。しかもノンホスゲ
ンにて合成可能であるため、工業規模での合成、原料の
調達、製造作業における労働衛生面で、従来に比し格段
に有利であるといった効果がある。 また、両端に親水性の三級アミン構造もしくはイミン構
造を有するので、有機溶媒及び水の両溶媒系に極めて良
好なる溶解性を示す。このため、例えばペプチド合成に
おいて、水に不溶の有機溶媒の系で、脱水縮合剤として
カルボジイミドAを使用した場合、カルボジイミド八由
来の副生成物である尿素体は非常に親水性であるため、
水洗により容易に除去できるのである。したかつて、高
純度、高収率にて目的物を得ることができる。 さらに、カルボジイミドAの両端の3級アミン又はイミ
ンをハロゲン化水素塩又は過ハロゲン酸塩とするか、あ
るいは、アルキル化し、四級アンモニウム塩とすること
による(式旧にて示されるカルボジイミド誘導体(以下
、カルボジイミドBと略す。)は、水及び種々の有機溶
媒に対し溶解性が向上し、しかも長期間にわたって製品
貯蔵の安定性がある。 また、カルボジイミドA及びカルボジイミド■3をペプ
チド合成のため、脱水縮合剤として使用した場合、非常
に温和な条件下で反応を進行させることができる。しか
もラセミ化を生じさせず、高収率、高純度で目的物を取
り出すことが可能である。このため、今後増々高純度を
要求される超精密有機合成分野において、多大に貢献し
得るものである。 なお、カルボジイミドA及びカルボジイミドBは、高分
子合成関係、重合促進剤関係、染料工業、写真工業、除
草剤、殺虫剤、殺菌剤等にもその有用性を見出し得るも
のである。 (以下余白) 本発明によるカルボジイミドA及びカルボジイミドBの
合成方法を具体的に述へる。 1、尿素誘導体の合成 (式III)にて表わされるアミンと尿素を加熱反応す
ることにより、 (式IV)で表わされる尿素誘導体を
合成する、。 2H,N−X−Y  +H2N−Co−NH□加熱 −Y −X −N HCON H−X −Y十2−NH
,↑        (式rv)反応条件は、尿素1モ
ルに対し、アミン2.0モル以上、好ましくは2.2〜
4.0モルを配合し、所定の有機溶媒中、あるいは過剰
のアミンを反応溶媒とし、50乃至200℃、5乃至6
0時間加熱することにより、収率約70乃至100%に
て尿素誘導体が合成される。合成された尿素誘導体は適
宜な方法で単離精製し、次工程のカルボジイミド化反応
に使用される。この場合、単離精製しないで、連続的に
カルボジイミド化反応工程に移行させることが可能であ
り、この連続方法の方が、工業的に有利である。 上述した合成法の他に下記の合成法があり、目的とする
尿素誘導体が合成可能であればどの合成方法であろうと
任意である。例えば、 X−Y−NHCONl−1−Y−X 本発明で使用し得る[82N−X−Y] (式■)にて
表わされるアミンは、Xが無いか又は炭素数1乃至]0
の直鎖、分岐又は環状あるいはそれらの組合わせよりな
る飽和もしくは不飽和炭化水素残基である。 Xは、好ましくは、−(CH2)m−(但し、m=0乃
至6)、1.3−シクロヘキシレン、1.4−シクロヘ
キシレン、1.3−フェニレン、1.4−フェニレンで
ある。 Yは、1級及び2級アミンを含まず、3級アミン又はイ
ミンを1乃至3包含してなる炭化水素であり、以下の■
〜■に属するものである。即ち、但し、Nは窒素原子、
R’ 、R2はそれぞれ同種又は異種の低級アルキル基
を示す。 R’ 、R”は、例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、5eC−ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルの如き直鎖又は
分岐の低級アルキル基であり、好ましくは、炭素数1乃
至4のアルキル基である。 ■−N、R3 但し、Xと結合しているN原子を含み5乃至7員のいず
れかの複素環を形成する。R3は炭化水素又は酸素原子
、硫黄原子、窒素原子の群より選ばれた1種の付加へテ
ロ原子を含む炭化水素であり、R3中のN原子はイミン
又は低級アルキル化窒素原子である。 なお、R3中の炭素原子は低級アルキル化されていても
よい。 R3の好ましい具体例としては、テトラメチレン、ペン
タメチレン、ヘキサメチレン、−(CH2)2−0− 
(CH2)2、 −(CI−(□) 2−3− (CH2)2−1− (
C1(2) 2−N−(C)I2) 2−■ (但し、R9は低級アルキル基を示す。)、−CJ−(
= CH−CH二N−5 −CH=CH−N=CH−である。 ■−C,,JR’ 但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員のい
ずれかの複素環を形成し、R4中に低級アルキル化窒素
原子を1個含む炭化水素である。 なお、R4中の炭素原子は低級アルキル化されていても
よい。その好ましい具体例としては、2−置換−1−メ
チルピペリジン、2−置換−1−エチルピペリジン、3
−置換−1−メチルピペリジン、3−置換−1−エチル
ピペリジン、4−置換−1−メチルピペリジン、4−置
換−]−工チルビベリジン、2−置換−1−メチルピロ
リジン、2−置換−1−エチルピロリジン、3−置換−
1−メチルピロリジン、3−置換−1−エチルピロリジ
ン、2−置換−1−メチルビロール、2−置換−1−エ
チルビロール、3−置換−1−メチルビロール、3−置
換−1−エチルビロール、である。上記において、−置
換−とはXとCの結合を示す(以下同じ)。 ■−CR’ 但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員のい
ずれかの複素環を形成し、R5中にイミンな1乃至3個
を包含してなる炭化水素である。 なお、R6中の炭素原子は低級アルキル化されていても
よい。その好ましい具体例としては、2−置換ピリジン
、2−置換ピリミジン、3−置換ピリジン、4−置換ピ
リミジン、4−置換ピリジン、5−置換ピリミジン、6
−置換ピリミジン、2−置換−1,2,4〜トリアジン
、3−置換−]、]3.5−トリアジン2−置換ビラジ
ン、3−置換ビラジン、3−置換ピロリジン、4−置換
ピロリジンである。 上述した(式I)にて表わされるアミン[82N−X−
Y]中、工業原料として入手可能な例として、2−N、
N−ジメチルアミノエチルアミン、3−N、N−ジメチ
ルアミノプロピルアミン、4−N、N−ジエチルアミノ
シクロヘキシルアミン、2−N、N−ジエチルアミノエ
チルアミン、2−モルホリノエチルアミン、3−モルホ
リノプロピルアミン、2−(2−アミノエチル)−1−
メチル−ピロール、2−(2−アミノエチル)−1−メ
チルピロリジン、1−(2−アミノエチル)−ピペリジ
ン、2−(2−アミノエチル)−ピリジン、3−(アミ
ノメチル)−ピリジン、■−(2−アミノエチル)−ピ
ロリジン、1−アミノホモピペリジン等である。 旧カルボジイミドAの合成 カルボジイミドAは下記の如く合成される。即ちC式f
V)にて示される尿素誘導体を、有機溶媒中、p−トル
エンスルホン酸りロラロイト/ピリジン、p−トルエン
スルホン酸りロラロイド/トリエチルアミン、あるいは
五酸化リン/ピリジン等の系により脱水反応することに
より得られる。 Y−X−NHCONH−X−Y −−Y −X −N = C= N −X −YH20 上記合成方法の他に、公知の方法により得られる対称性
ヂオ尿素誘導体を、次亜塩素酸/苛性ソーダ、酸化水銀
、酸化鉛等で脱硫化水素反応させることによってもカル
ボジイミドAを合成することかできる。 Y−X−NHCSNH−X−Y −□−Y −X −N = C= N −X −Y−ト
1□S ■、カルボジイミドBの合成 (])カルボジイミドAの両端(弐r中Y部分)が3級
アミン又はイミン構造を有するので、各N原子に、カル
ボジイミドAより塩基性が小なる塩基性有機化合物(以
下、Ba5eと略す。)のハゲロン化水素酸塩、過塩素
酸塩、又は過ヨウ素酸塩を所定の有機溶媒中で作用させ
ることにより得られる。カルボジイミドAと上記Ba5
eの各種酸塩の使用比率は、カルボジイミドA、即ち、
式(1)中の2個のY部分における3級アミンとイミン
の合計が化学量論的に当量(n)となるように設定され
る。 Y−X−N=C=N−X−Y +n [)(X2/Ba5el → Y−X−N=C=N−X−Y −n [HX” ]+n
 [Ba5e〕 (但し、x2はハロゲン原子を示す。)Y−X−N=C
=N−X−Y +n [HX304/Ba5e] → Y−X−N=C=N−X−Y −n [HX30.1+
n  [Ba5eコ (但し、x3は塩素原子又はヨウ素原子を示す。 上記Ba5eとは、カルボジイミドAよりも塩基性が小
なる有機化合物であり、一般的にはピリジン、アニリン
類が使用される。 (2)カルボジイミドAの両端(式■中Y部分)をR6
−5o2−OR’にて示されるスルホン酸エステル(R
6は炭素数1乃至18の芳香族、脂肪族、脂環族の炭化
水素残基、R7は低級アルキル基を示す。)又はR8−
CH2−XIにて示されるハロゲン化炭化水素(R8は
水素原子又は炭素数1乃至18の炭化水素残基、xlは
ハロゲン原子を示す。)にて所定の有機溶媒中、四級塩
にさせることによりカルボジイミドBを得ることができ
る。カルボジイミドAに対するR6−SO2−OR7も
しくはR8−CH2−X’ (7)使用比率(n)は、
前記と同様である。 例えば、1.3−Bis−(3−N、N−ジメチルアミ
ノプロピル)−カルボジイミドに、p −トルエンスル
ホン酸メチルエステル(R6=R7=CHs)あるいは
ヨウ化メチル(R” =H,X1=■)を作用させた場
合、反応式は以下のようになる。 +2 ・CH3−o−5O2−OCH3↓ +2・CH3I ↓ ・2 [I ] − R6−SO2−OR7において、R6は好ましくは、フ
ェニル、トリル、ナフチル、メチル、エチル、プロピル
基であり、R7は好ましくは、炭素数1乃至4のアルキ
ル基であり、特に好ましくは、メチル基、エチル基であ
る。R65O2−OR’の具体例としては、p−トルエ
ンスルホン酸のメチル、又はエチルエステル、メタンス
ルホン酸のメチル又はエチルエステル等である。 R8−CH2−X’ G、mおイテ、X′は好ましくは
ヨウ素原子、又は臭素原子であり、その具体例としてヨ
ウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨウ化ベンジル、臭化ヘン
シル、等があげられる。 カルボジイミドBの合成における所定の反応溶媒は、前
記■(1)、(2)に共通し、カルボジイミドAと、作
用させるBa5eの各種酸塩、R6−3O2−OR7に
て示されるスルホン酸エステル及びR8−CH□−xl
にて示されるハロゲン化炭化水素が少な(とも反応初期
において均−系となり、かつ生成するカルボジイミドB
が優先的に析出するような溶媒系が選定される。その例
としてジクロルメタン、クロロホルム、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ヘンゼン、トルエン、石油エ
ーテル、n−ヘキサン、アセトニトリル、酢酸エチルエ
ステル又は上記の適宜な混合溶媒系が好ましい。反応温
度は水容下乃至室温付近、反応時間は反応の大きさによ
り変化するが、通常1乃至48時間で反応が完結するよ
うに適当な温度調整を行なう。 以下に本発明による実施例を具体的に説明するが、本発
明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。 【実施例] 〈実施例1〉 1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミドの合成 3−N、N−ジメチルアミノプロピルアミン256g 
(2,5mol)、尿素60g (1,0m01)、キ
シレン500m℃を24時間加熱還流し、減圧上濃縮す
ると、1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミノプ
ロピル)尿素が210g得られた。収率は91%であっ
た。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    油状 IR−CONH−: 1650cm−’(第1図) ’ H−NMRδ(CDCl2) 1.64 (4H9m) 2.21 (12H,s) 2.34 (4H,t) 3、20 (4H,m’) 5.64 (2H,bs) ついでジクロロメタン700rr+12.、トリエチル
アミン360mρを加え、10℃以下に冷却し、p−ト
ルエンスルホン酸クロライド210gのジクロルメタン
250mβ溶液を滴下し、同温で30分攪拌した後、3
時間還流した。不溶物を濾別し、減圧濃縮後、真空蒸留
すると、標題のカルボジイミドが117gが得られた。 収率は50%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 沸点    105℃72〜3mmHgI R−N=C
=N−: 2120cm  ’(第2図) ’ H−NMRδ(CDCl2) 1、 73 (41七m) 2.21  (+28.s) 2.34 (4f(、t) 3、  27   (4H,t) C,,824N、(212,341) Ca l c。 C:62.22% H:1]、39% N:26.39% ound C:62.09% H:11.43% N:26.18% 〈実施例2〉 1.3−ビス−(2−N、N−ジエチルアミンエチル)
カルボジイミドの合成 2−N、N−ジエチルアミノエチルアミン29Og (
2,5mol)、尿素60g (]、Om。 1)、キシレン500m℃を24時間加熱還流し、減圧
上濃縮すると、油状物の1.3−ビス−(2−N、N−
ジエチルアミノエチル)尿素が230g得られた。収率
は89%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    油状 IR−CONH−1635cm−’ ’)]−NMRδ  (CDCI  3 )1.01 
 (12H,t) 2、55 (121(、m) 3゜22 (4H,m) 5.29 (2+(、bs) ついで、ジクロルメタン700tr+42、トリエチル
アミン210gのジクロルメタン250rrl溶液を滴
下し、同温で30分攪拌した後、3時間還流した。不要
物を11ル、減圧濃縮後真空蒸留すると、標題のカルボ
ジイミドが130g得られた。収率は49%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 沸点    110℃/2〜3mmHgl R−N=C
=N−2] 20cm−’’  H−NMR 1,01(12H,t) 2.53 (12H,m) 3.21  (4H,t) 〈実施例3〉 1.3−ビス−(3−N−モルホリノプロピル)カルボ
ジイミドの合成 アミノプロピルモルホリノ360g (2,5mo1)
、尿素60g (]、Omol)、キシレン500mρ
を24時間加熱還流し、放冷すると結晶が析出した。こ
れをベンゼンで濾取し、さらにヘンセンより再結晶する
と、1.3−ビス−(3−N−モルホリノプロピル)尿
素が280g得られた。収率は89%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融1点    87〜89℃ IR−CONH−1630cm−’ ’ H−NMRδ(CDCI3) 1.68 (4H,m) 2.44 (12H,m) 3.31  (4H,g) 3、72 (8H,t、) 5.43 (2H,bs) ついで、ジクロルメタン500m℃、トリエチルアミン
271mβを加え、10℃以下に冷却し、p−トルエン
スルホン酸クロライド187gのジクロルメタン250
m℃溶液を滴下し、同温で30分攪拌した後、3時間還
流した。不溶物を濾別し減圧濃縮後、真空蒸留すると、
標題のカルボジイミドが] 30g得られた。収率は4
9%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 沸点    160°C/ 2〜3 m m )(gJ
R−N=C=N−2120cm−’ 1H−NMRδ(CDCI3) 1.74 (4H,m) 2.42 (12H9m) 3.28 (4H,t) 3.71  (8H,t) 〈実施例4〉 ビス−(3−ピリジル)カルボジイミドの合成3−アミ
ノメチルビリジン270g (2,5m○1)、尿素6
0g (1,0mol)、キシレン500mI2を24
時間加熱還流し、放冷すると結晶が析出した。これをヘ
ンセンで濾取すると、ビス−(3−ピリジル)尿素が2
20g得られた。 収率は91%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    115〜116℃ IR−CONH−1700cm−’ ’H−NMRδ(CDC13) 4.25 (4H,s) 6.15 (2H,m) 7.15 (2H,m) 7.52 (2H,m) 8.34 (4H,m) ついで、ジクロルメタン320mJ2、トリエチルアミ
ン253mj2を加え、10°C以下に冷却し、p−ト
ルエンスルホン酸クロライド174gのジクロルメタン
260m℃溶液を滴下し、同温で30分攪拌した後、3
時間還流した。不溶物を濾別し、減圧濃縮後、得られた
油状物にジエチルエーテル500rr+42を加え、1
0分間攪拌し、エーテル層を分取した。これをさらに2
回繰り返し、エーテル層を濃縮すると、標題のカルボジ
イミドが103g得られた。収率は50%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 沸点    180℃/ 2 m m Hg(Deco
mp) IR−N=C=N−2100cm−’ ’ H−NMRδ(CDCl2) C36(4H1s) 7.25 (2H,m) 7.53 (2H,d) EL49 (2H,s) 8.54 (2)1.d) 〈実施例5〉 1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミノプロピル
)カルポジイミトニ塩酸塩の合成ジクロルメタン1.0
ρ中に1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミンプ
ロピル)カルボジイミド100gを加え、10℃以下に
冷却し、ピリジン塩酸塩] 08gを投入した。同温で
一夜攪拌し、析出した結晶を濾取し、ジクロルメタン3
00m℃で2回洗浄すると標題のカルボジイミト二塩酸
塩が125gが得られた。収率は93%てあった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    ]558〜159 ℃R−C=N−1700cm−’ C+ 、H24N4 ・2HC1(285,263)C
a ] c。 C:46.32% H:9.19% N:19.64% ound C:46. 18% H:9.09% N:19.69% 〈実施例6〉 1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミド・ジメチオジトの合成ジエチルエーテ
ル1.(l中、1.3−ビス−(3−N、N−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド100gを加え、10
°C以下に冷却し、ヨウ化メチル134gを投入した。 同温で一夜攪拌し、析出した結晶を濾取し、ジエチルエ
ーテル300mnで2回洗浄すると標題のカルボジイミ
ド・ジメチオジド220gが得られた。収率は94%で
あった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    168℃ IR−N=C=N−2125cm−’ ’ H−NMRδ(DMSO−d6) 1.91  (4H,m) 3.06 (18H,S) 3.35 (8H,m) 〈実施例7〉 1.3−ビス−(3−N、N−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミド・ラメソーp−トルエンスルホネート
の合成 ジエチルエーテル1.0ρ中に、1.3−ビス−(3−
N、N−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド] 
00gを加え、10℃以下に冷却し、p−トルエンスル
ホン酸メチル175gを投入した。同温で一夜攪拌し析
出した結晶を濾取し、ジエチルエーテル300mβで2
回洗浄すると標題のカルボジイミド・ラメソーp−トル
エンスルホネート250gが得られた。収率は90%で
あった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    129〜131℃ JR−N=C=N−2]25cm−’ ’ H−NMRδ(DMSOd6) 1、H8 (4H,m) 2.28 (6H,S) 3.04 (18H,S) 3.33 (8H,m) 7、I ]  (4H,d) 7.58 (4H,d) 〈実施例8〉 1.3−ビス=(3−N、N−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミド・ジ過塩素酸塩の合成ジクロルメンタ
ン1.0℃中に、1.3−ビス−(3−N、N−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド100gを加え、1
0℃以下に冷却し、ピリジン過塩素酸塩169gを投入
した。同温で一夜攪拌し、析出した結晶を濾取し、ジク
ロルメタン300rrlで2回洗浄すると、標題のカル
ボジイミトジ過塩素酸塩165gが得られた。収率は8
5%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    165〜166°C TR−C=N−1700cm−’ C,,824N、 ・28CI04 (413,258
Ca I c。 C:31.97% H:6.34% N:13.56% ound C:31、H5% H:6−21% N:]33.36 %実施例9〉 N−tert−ブトキシカルボニル・L・フェニルアラ
ニル−L−ロイシン・エチルエステルの合成 N−tert−ブトキシカルボニル・L・フェニルアラ
ニン20g (75,4mmo I)、L−ロイシン・
エチルエステル塩酸塩14、Hg (75,4mmol
)をジクロルメタン250m1!、に懸濁させ、10°
C以下に冷却し、1.3−ビス−(3−N、N−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド]6g (75,4
mmol)を加えた。 −夜攪拌し、IM−塩酸水、飽和重曹水、飽和食塩水1
00mJ2で各2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮すると、標題のジペプチド27.6gを
結晶で得た。収率は90%であった。 この物質の物性値は下記の通りである。 融点    113〜++4°C [a] o”  −25,0’  (c=0.5.Me
OH) ’H−NMRδ(CDCl2) 0.91  (6H,t) ]、26 (3H,t) ]、4]  (9H,s) ]、55 (2H,m) ]、74 (IH,m) 3.07 (2H,d) 4、 15 (2H,(1) 4.36 (II−1,dt) 4.53 (IH,m) 5.01  (II−1,d) 6.29 (IH,d) 7.20−7.33 (5H,m) 〈実施例10> N−tert−ブトキシカルボニル・L7・フェニルア
ラニル−L−ロイシン・エチルエステルの合成 り一ロイシン・エチルエステル塩酸塩14、Hg (7
5,4mmol)をジクロルメタン250rrlに懸濁
し、10℃以下に冷却し、トリエチルアミン10.5m
℃(75,4mmol)を加え、30分攪拌した。つい
で、N−tert−ブトキシカルボニル・L・フェニル
アラニン20g(75,4mmol)、1.3−ビス−
(3−N。 N−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・二塩酸
塩21.5g (75,4mm○1)を加え一夜攪拌し
た。IM・塩酸水、飽和重曹水、飽和食塩水100rr
lで各2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減
圧下濃縮すると、標題のジペプチド27.9g (収率
91%)を結晶で得た融点、比旋光度、’ H−NMR
の結果、実施例9の化合物と同一物であることを確認し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明にかかる新規なカルボジイミ
ド誘導体のIRスペクトルを示すグラフである。 特許出願人 アイハイツ株式会社 代理人   弁理士 浅 野 勝 美

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Y−X−N=C=N−X−Y(式 I )にて示され
    る新規なカルボジイミド誘導体。 (但し、上式中、Xは無いか又は炭素数1乃至10の炭
    化水素である。Yは下記(1)乃至(4)のいずれか一
    である。 (1)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1、R^2はそれぞれ同種又は異種の低級
    アルキル基を示す。) (2)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合しているN原子を含み5乃至7員のい
    ずれかの複素環を形成する。R^3は炭化水素又は酸素
    原子、硫黄原子、窒素原子の群より選ばれた1種の付加
    ヘテロ原子を含む炭化水素であり、R^3中のN原子は
    イミン又は低級アルキル化窒素原子である。) (3)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
    いずれかの複素環を形成し、R^4中に低級アルキル化
    窒素原子を1個含む炭化水素である。) (4)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
    いずれかの複素環を形成し、R^5中にイミンを1乃至
    3個を包含してなる炭化水素である。)) 2、〔Y−X−N=C=N−X−Y〕・n〔Z〕(式I
    I)にて示される新規なカルボジイミド誘導体。 (但し、上式中、X、Yは同上。nは2個のY部分にお
    ける3級アミンとイミンの合計の当量値である。Zは下
    記(a)乃至(c)のいずれか一である。 (a)ハロゲン化水素、過塩素酸又は過ヨ ウ素酸。 (b)R^6−SO_2−OR^7にて示されるスルホ
    ン酸エステル(R^6は炭素数1乃至18の芳香族、脂
    肪族、脂環族の炭化水素残基、R^7は低級アルキル基
    を示す。)(c)R^8−CH_2−X^1にて示され
    るハロゲン化炭化水素(R^8は水素原子又は炭素数1
    乃至18の炭化水素残基、X^1はハロゲン原子を示す
    。)) 3、請求項1又は2記載の新規なカルボジイミド誘導体
    において、Xは−(CH_2)m−(但しmは1乃至6
    )である新規なカルボジイミド誘導体。 4、請求項1又は2記載の新規なカルボジイミド誘導体
    において、Xは1,4−シクロヘキシレン又は1,3−
    シクロヘキシレンである新規なカルボジイミド誘導体。 5、請求項1又は2記載の新規なカルボジイミド誘導体
    において、Xは1,3−フェニレン又は1,4−フェニ
    レンである新規なカルボジイミド誘導体。 6、請求項1又は2記載の新規なカルボジイミド誘導体
    において、 ▲数式、化学式、表等があります▼ にて示されるYのR^1、R^2は炭素数1乃至4のア
    ルキル基である新規なカルボジイミド誘導体。 7、請求項6記載の新規なカルボジイミド誘導体におい
    て、R^1がメチルであり、R^2がメチルである新規
    なカルボジイミド誘導体。 8、請求項6記載の新規なカルボジイミド誘導体におい
    て、R^1がエチルであり、R^2がエチルである新規
    なカルボジイミド誘導体。 9、請求項6記載の新規なカルボジイミド誘導体におい
    て、R^1がメチルであり、R^2がエチルである新規
    なカルボジイミド誘導体。 10、請求項1又は2記載の新規なカルボジイミド誘導
    体において、 ▲数式、化学式、表等があります▼ にて示されるYのR^3が−(CH_2)_i−(但し
    、i=4乃至6)である新規なカルボジイミド誘導体。 11、請求項2記載の新規なカルボンイミド誘導体にお
    いて、ハロゲン化水素からなるZが塩化水素である新規
    なカルボジイミド誘導体。 12請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体におい
    て、ハロゲン化水素からなるZが臭化水素である新規な
    カルボジイミド誘導体。 13、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^6−SO_2−OR^7にて示されるZのR
    ^6が炭素数1乃至18の芳香族、脂肪族、脂環族の炭
    化水素残基であり、R^7がメチル基又はエチル基であ
    る新規なカルボジイミド誘導体。 14、請求項13記載の新規なカルボジイミド誘導体に
    おいて、R^6−SO_2−OR^7にて示されるZが
    トルエンスルホン酸メチルエステルである新規なカルボ
    ジイミド誘導体。 15、請求項13記載の新規なカルボンイミド誘導体に
    おいて、R^6−SO_2−OR^7にて示されるZが
    ベンゼンスルホン酸メチルエステルである新規なカルボ
    ジイミド誘導体。 16、請求項13記載の新規なカルボジイミド誘導体に
    おいて、R^6−SO_2−OR^7にて示されるZが
    ナフタレンスルホン酸メチルエステルである新規なカル
    ボジイミド誘導体。 17、請求項13記載の新規なカルボジイミド誘導体に
    おいて、R^6−SO_2−OR^7にて示されるZが
    メタンスルホン酸メチルエステルである新規なカルボジ
    イミド誘導体。 18、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZがヨウ
    化メチルである新規なカルボジイミド誘導体。 19、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZが臭化
    メチルである新規なカルボジイミド誘導体。 20、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZがヨウ
    化エチルである新規なカルボジイミド誘導体。 21、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZが臭化
    エチルである新規なカルボジイミド誘導体。 22、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZがヨウ
    化ベンジルである新規なカルボジイミド誘導体。 23、請求項2記載の新規なカルボジイミド誘導体にお
    いて、R^8−CH_2−X^1にて示されるZが臭化
    ベンジルである新規なカルボジイミド誘導体。 24、H_2N−X−Y(式III)にて表わされるアミ
    ン (但し、(式III)において、Xは無いか又は炭素数1
    乃至10の炭化水素である。Yは不記(1)〜(4)の
    いずれか一である。 (1)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1、R^2はそれぞれ同種又は異種の低級
    アルキル基を示す。) (2)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合しているN原子を含み5乃至7員のい
    ずれかの複素環を形成する。R^3は炭化水素又は酸素
    原子、硫黄原子、窒素原子の群より選ばれた1種の付加
    ヘテロ原子を含む炭化水素であり、R^3中のN原子は
    イミン又は低級アルキル化窒素原子である。) (3)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
    いずれかの複素環を形成し、R^4中に低級アルキル化
    窒素原子を1個含む炭化水素である。) (4)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xと結合している炭素原子を含み5乃至7員の
    いずれかの複素環を形成し、R^5中にイミンを1乃至
    3個を包含してなる炭化水素である。)) と、尿素を反応させることにより得られる Y−X−NHCO−NH−X−Y(式IV)にて表わされ
    る尿素誘導体を単離精製し、あるいは単離精製すること
    なく連続的に、脱水工程を経ることによって得られる上
    記(式 I )にて示される新規なカルボジイミド誘導体
    の製造方法。 25、Y−X−NHCSNH−X−Y(式V)にて示さ
    れるチオ尿素誘導体(但し、X、Yは同上)を脱硫化水
    素することによって得られる上記(式 I )にて示され
    る新規なカルボジイミド誘導体の製造方法。 26、上記(式 I )にて表わされるカルボジイミド誘
    導体に、下記(イ)乃至(ハ)のいずれかの化合物 (イ)(式 I )にて示されるカルボジイミ ドより塩基性が小なる塩基性有機化合物のハロゲン化水
    素、過塩素酸、過ヨウ素酸の各塩(ロ)R^6−SO_
    2−OR^7にて示されるスルホン酸エステル(R^6
    は炭素数1乃至18の芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水
    素残基、R^7は低級アルキル基を示す。)(ハ)R^
    8−CH_2−X^1にて示されるハロゲン化炭化水素
    (R^8は水素原子又は炭素数1乃至18の炭化水素残
    基、X^1はハロゲン原子を示す。) を所定の有機有媒中、化学量論量反応させることにより
    得られる上記(式II)にて表わされる新規なカルボジイ
    ミド誘導体の製造方法。
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