JPH04198068A - セラミックと金属体の接合体 - Google Patents

セラミックと金属体の接合体

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Publication number
JPH04198068A
JPH04198068A JP33135890A JP33135890A JPH04198068A JP H04198068 A JPH04198068 A JP H04198068A JP 33135890 A JP33135890 A JP 33135890A JP 33135890 A JP33135890 A JP 33135890A JP H04198068 A JPH04198068 A JP H04198068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
metal body
metal
brazing
soldering
Prior art date
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Pending
Application number
JP33135890A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kobayashi
博幸 小林
Makoto Kasai
誠 笠井
Takayuki Nagasaki
長崎 貴幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックと金属体とをろう付けして成るセラ
ミックと金属体の接合体に関する。
(従来の技Iり セラミックと金属体の接合体として第6図に示すような
セラミック10と金属体12を用いて枠体状に形成した
ものがある。この製品は枠体のコーナ部に金属体12を
配置し、セラミック10と金属体12とをセラミック1
0表面に形成したニッケルめっきなどを施したメタライ
ズ層を介して銀ろうなどによりろう付けして一体化して
いる。
このような製品は、たとえば、セラミックの一体ものと
して大型な製品を製造することが技術上困難であるよう
な場合に、小型のセラミックを組み合わせることによっ
て大型の製品をつくる際などに用いられる6 (発明が解決しようとする課題) 上記のようなセラミックと金属体をろう付けして一体化
する製品では、セラミックと金属体の熱膨張係数が相違
することによって製造時にセラミックにクラックがはい
る場合がある。すなわち、セラミックと金属体とをろう
付けするためこれらを組み立てて加熱するが、セラミッ
クと金属体との熱膨張係数が異なることから、ろう付け
後に常温まで冷却する際にセラミックと金属体の接合部
分に応力が生じ、これがセラミックにクラックを生じさ
せる原因となる。たとえば、金属体に鋼材を用い、セラ
ミックにアルミナセラミックを用いた場合は、鋼材の熱
膨張係数はアルミナセラミックの熱膨張係数の2倍程度
でかなりの差がある。
金属体12とセラミック10との間で生じた応力は、金
属体12とセラミック10との接合面のうちセラミック
のコーナー部に集中しやすく、第5図に示すようにセラ
ミック10のコーナー部にクラックが発生することが多
い。
大型の製品を製造する場合にはとくに応力集中が大きく
あられれてクラックが発生しやすくなる。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、セラミックにクラッ
クを発生させずに金属体と接合できるセラミックと金属
体の接合体を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、セラミックと金属体とをろう付けして成るセ
ラミックと金属体との接合体において、前記セラミック
と金属体とをろう付けする際にセラミックと金属体のろ
う付け面でセラミックに作用する応力がセラミックに対
して集中する部位をろう付け面で除外してろう付けした
ことを特徴とする。
また、前記セラミックとろう付けする金属体で、セラミ
ックのコーナー部に対向する金属体の面を切り欠いたこ
とを特徴とする。
(作用) セラミックと金属体とのろう付け面でセラミックに作用
する応力が集中する部位を除外してろう付けすることに
よってセラミックに作用する応力集中が緩和され、セラ
ミックにクラックを生じさせずにろう付けできる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明に係るセラミックと金属体の接合体の一
実施例を示す説明図である。実施例の接合体は第5図に
示すように矩形の枠体状に形成したもので、四隅のコー
ナー部に金属体12を配置し、金属体12とセラミック
1oとをろう付けしたものである。第1図は説明のため
にこの接合体のひとつのコーナー部を示している。
実施例の金属体12は無酸素鋼を用いて略ブロック状に
形成したもので、ブロックの一つの稜を斜めに切り欠い
た形状に作製している。セラミック10はアルミナセラ
ミック環で金属体12とほぼ同厚で長方形状に形成して
いる。
セラミック10.10は金属体12の前記稜部分を切り
欠いた切欠部12aを挟んで隣り合った面にそれぞれろ
う付けする。
金属体12とセラミック10,10とをろう付けする場
合は、セラミック10.10の接合面に形成したメタラ
イズ層(図示せず)を介して、銀ろうなどのろう材を金
属体12との間に挟み込んで組み立てた状態で加熱して
溶着する。金属体12に上記のように切欠部12aを設
けたことにより、セラミック10.10の向かい合った
内側のコーナー部10a近傍部分は金属体12と溶着さ
れず、ろう付け範囲はセラミック10.10の端面上で
中間位置から外側までの範囲となる。金属体12の切欠
部12aでは図のようにメニスカス状にろう材14が付
着する。
本実施例の無酸素鋼の熱膨張係数は18.8X10−“
7℃、アルミナセラミックの熱膨張係数は6.7×10
−”/”Cで大きく異なっているが、上記のように切欠
部12aを設けた金属体12を用いてセラミック10.
10をろう付けしたところ、セラミック10.10には
まったくクラックを生じさせずに好適にろう付けするこ
とができた。
これは、セラミック10.10と金属体12とをろう付
けした際にもっとも応力集中が大きくあられれるセラミ
ック10.10の内側のコーナー部10a近傍を金属体
12からフリーにすることによって金属体12とセラミ
ック10との間の応力集中を緩和し、これによってクラ
ック発生を抑えることができたものと考えられる。
第2図は、セラミック10.1oの内側のコーナー部に
加えて、金属体12との接合面におけるセラミック10
.10の外側のコーナ部近傍の応力集中を緩和するため
に行った他の実施例を示す。
この実施例ではセラミック1o、1oの外側のコーナー
部近傍とろう付けされる金属体12の稜部分を斜めに切
り欠いて切欠部12b、12bを形成している。
切欠部12b、12bを金属体12に設けることにより
、セラミック10.10の外側のコーナー部近傍が金属
体12にじかにろう付けされずにフリー状態となり、セ
ラミック10.1oの外側のコーナー部付近の応力集中
を緩和して、セラミック10.10のクラック発生をさ
らに抑えることができる。
第3図は金属体12とセラミック1oとをろう付けする
さらに他の実施例を示す。この実施例では、セラミック
10.10の内側のコーナ部とセラミック10.10の
外側のコーナー部とを金属体12のコーナー部を切り欠
いてセラミック10.10とのろう付け面から除外する
と共に、金属体12のろう付け部12cの近傍に貫通溝
16を設けてろう付けの際に生じる応力をろう付け部1
2Cで吸収できるようにしたものである。この場合は金
属体12とセラミック10.10との間の応力集中がさ
らに緩和できてセラミック10.10にクラックが発生
することをさらに抑制することができる。
以上、セラミックと金属体とをろう付けする際の応力集
中を抑制することによってセラミックにクラックを発生
させずに接合する方法について説明したが、本接合体の
形成方法は熱膨張係数の異なる金属体とセラミック体と
の接合体を製造する際に適宜利用することができるもの
で、接合方法も上記例のようにL形に接合するものの他
に、第4図に示すようにセラミック10と金属体12と
を直列に接合した場合等も同様に有効である。第4図に
示す例では金属体12のコーナーの稜部分を切り欠いて
セラミック10と金属体12とをろう付けした際にセラ
ミック10のコーナー部に応力が集中しないようにして
いる。
このように、セラミックと金属体との接合にあたっては
、セラミック体で応力集中が発生しやすい個所で金属体
がじかに接合しないようにし、セラミック体をフリー状
態にして応力を緩和するようにするのがよい。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明に係るセラミックと金属体の接合体によれば、上
述したように、セラミックと金属の熱膨張係数の相違に
よってセラミックに作用する応力集中が効果的に緩和で
き、セラミックにクラックを発生させることなくセラミ
ックと金属との接合体を得ることができるという著効を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本発明に係るセラミックと金
属体との接合体の実施例を示す説明図、第5図はセラミ
ックと金属体の従来例でのクラック発生の様子を示す説
明図、第6図はセラミックと金属体の従来例の全体を示
す説明図である。 10・・・セラミック、  10a・・・内側のコーナ
ー部、 12・・・金属体、 12a、12b・・・切
欠部、  14・・・ろう材、  16・・・貫通溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックと金属体とをろう付けして成るセラミッ
    クと金属体との接合体において、前記セラミックと金属
    体とをろう付けする際にセラミックと金属体のろう付け
    面でセラミックに作用する応力がセラミックに対して集
    中する部位をろう付け面で除外してろう付けしたことを
    特徴とするセラミックと金属体の接合体。 2、セラミックとろう付けする金属体で、セラミックの
    コーナー部に対向する金属体の面を切り欠いたことを特
    徴とする請求項1記載のセラミックと金属体の接合体。
JP33135890A 1990-11-29 1990-11-29 セラミックと金属体の接合体 Pending JPH04198068A (ja)

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ID=18242791

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JP33135890A Pending JPH04198068A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 セラミックと金属体の接合体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032584A1 (fr) * 1999-11-01 2001-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede d'assemblage pour ceramique et metal et corps de ceramique et metal assemble par ce procede

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WO2001032584A1 (fr) * 1999-11-01 2001-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede d'assemblage pour ceramique et metal et corps de ceramique et metal assemble par ce procede

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