JPH0292873A - 熱膨張率の異なる部材の複合体 - Google Patents

熱膨張率の異なる部材の複合体

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JPH0292873A
JPH0292873A JP24413588A JP24413588A JPH0292873A JP H0292873 A JPH0292873 A JP H0292873A JP 24413588 A JP24413588 A JP 24413588A JP 24413588 A JP24413588 A JP 24413588A JP H0292873 A JPH0292873 A JP H0292873A
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JP
Japan
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thermal expansion
coefficient
joined
bonded
composite
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Pending
Application number
JP24413588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Okamura
久宣 岡村
Hiroshi Akiyama
浩 秋山
Masahiko Sakamoto
坂本 征彦
Rikuo Kamoshita
鴨志田 陸男
Hideki Shinohara
英毅 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱膨張率の異なる部材の接合に係り、特に、セ
ラミックスと金属、または、黒鉛と金属との複合体に関
する。
〔従来の技術〕
従来、熱膨張率の異なる、例えば、セラミックスと金属
との接合には両者の熱膨張率差による熱応力による破壊
を防ぐために、 (1)両者の間に熱膨張率が両者の中間の部材を介して
接合する特開昭62−56378号、特開昭62−65
987号公報、 (2)両者の間に複合部材を介して接合する特開昭62
−130843号、特開昭62−182174号公報が
開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は熱膨張率が二倍以上のびらきのある材料
の組合せ、または、接合可能な寸法等に考慮がなされて
おらず、接合可能な材料の組合せ、及び、寸法等に限界
があった。
本発明の目的は大面積で、かつ、信頼性の高い複合体を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、熱膨張率の小さい被接合部材Aと、熱膨張
率の大きい被接合部材Bとの接合において、熱膨張率の
小さい被接合部材A側に被接合部材Aより熱膨張率の大
きい部材が、更に、被接合部材B側に熱膨張率の小さい
部材が接するように重ねて接合することにより達成され
る。
〔作用〕
前述の方法によって接合された接合体は熱膨張率差によ
る変形のバランスが得られるため、熱膨張率差が二倍以
上異なる材料を50mn角以上まで接合できる。
特に、本発明で効果が大きい被接合部材Aの組合せは、
熱膨張率が小さい被接合材の代表例として、セラミック
ス、黒鉛、または、ガラスがある。
また、熱膨張率の大きい被接合部材Bには金属がある。
一方、被接合部材Aに接する熱膨張率の大きい部材は、
被接合部材Bのそれとほぼ同じであることが望ましい。
更に、被接合部材Bに接する熱膨張率の小さい部材はモ
リブデン、タングステン、鉄−ニッケル合金等の材質が
望ましい。
〔実施例〕
〈実施例I〉 第1図は100+n+n角の厚さ10ntn黒釦1と1
000m角、厚さ2Il]Tlのステンレス鋼2との接
合に本発明を適用した場合を示す。図に示すように。
黒鉛1とステンレス#42の間の黒鉛側に厚さ2 nu
nのステンレス鋼板3を被接合材のステンレス112側
に厚さ2mのモリブデン板を、それぞれ、重ねて接合し
た。これらの接合は各接合面に厚さ50薗のTi−Ag
−Cuの合金ろう材箔を介して真空中で900℃まで加
熱して接合した。
この接合体にはクラックは認められなかった。
〈実施例■〉 100+n角、厚さ10nn+のSiCセラミックスと
同形状の銅板とを接合する場合、第1図と同様に、Si
Cセラミックスと銅板の間のSiCセラミックス側に厚
さ、2 rTlaの銅板3を、次に、被接合材の銅板2
側に厚さ5nW11のモリブデン板を、それぞれ、重ね
、Ti−Ag−Cuろうにより接合した。この複合体に
はクラックが認められなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、熱膨張率の異なる部材を接合した場合
でも、被接合部材にクラックを生じることなく接合でき
るため、信頼性の高い大面積の複合体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の黒鉛とステンレス鋼との複
合体の断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱膨張率の異なる部材が接合された複合体において
    、 前記熱膨張率の小さい方の被接合部材側に熱膨張率がそ
    れより大きく、他方の複合部材のそれと同等の部材が、
    更に、前記熱膨張率の大きい方の被接合部材側に前記熱
    膨張率がそれより小さく、他方の被接合材のそれと同等
    の部材が、それぞれ、接合されていることを特徴とする
    熱膨張率の異なる部材の複合体。 2、前記熱膨張率の小さい方の被接合部材はセラミック
    ス、黒鉛またはガラスのいずれかで、前記熱膨張率の大
    きい方の被接合部材は金属であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の熱膨張率の異なる部材の複合体
    。 3、前記熱膨張率の小さい方の被接合部材に接する前記
    熱膨張率の大きい部材の熱膨張率は、前記熱膨張率の大
    きい方の被接合部材の熱膨張率とほぼ同じであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    熱膨張率の異なる部材の複合体。 4、特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の前記熱膨
    張率の大きい方の被接合部材に接する前記熱膨張率の小
    さい部材はモリブデン、タングステン、Fe−Ni合金
    の中から選ばれる、少なくとも、一種であることを特徴
    とする熱膨張率の異なる部材の複合体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006028002A (ja) * 2004-06-18 2006-02-02 Kyocera Corp 耐食性窒化珪素セラミックス
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CN112250321A (zh) * 2020-09-13 2021-01-22 泰州市航宇电器有限公司 一种不锈钢与玻璃封接用模具结构

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