JPH04197882A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JPH04197882A
JPH04197882A JP2333103A JP33310390A JPH04197882A JP H04197882 A JPH04197882 A JP H04197882A JP 2333103 A JP2333103 A JP 2333103A JP 33310390 A JP33310390 A JP 33310390A JP H04197882 A JPH04197882 A JP H04197882A
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JP
Japan
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fuel tank
fuel
storage box
engine
variable speed
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JP2333103A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kubo
裕 久保
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジンの上方に物入れ用の収納箱を設けた
自動二輪車に関する。
[従来の技術] 従来、「特開平1−237273号公報」には、エンジ
ンの上方に、ヘルメットや地図等を収めるための収納箱
を設けた自動二輪車が開示されている。この収納箱が設
置される場所は、本来、燃料タンクが配置される場所で
あるため、エンジンの上方に収納箱を設置した自動二輪
車では、燃料タンクをシートの下方に配置することが行
われている。そして、この燃料タンクは、シートの下方
において前後方向に細長く形成されており、この燃料タ
ンクの給油口は、シートの後方に回り込んだ燃料タンク
の後端部に設けられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、燃料タンクは、燃料の残量によって重量が変
動するとともに、収納箱も、ヘルメットや地図等の小物
類を収容した時としない時とでは、重量が変動する。
しかしながら、上記従来の自動二輪車では、重量が変動
する燃料タンクと収納箱が、エンジンから後輪の上方に
亘る広い範囲において前後に並んで配置されているので
、燃料の残量やヘルメット等の小物の有無によって、前
輪と後輪の荷重分布が変動し易いといった不具合がある
しかも、一般に自動二輪車の重心は、エンジンの近傍に
位置するが、上記従来の自動二輪車の場合は、重い燃料
タンクがエンジンの後方がら後輪の上方にまで延びてい
るので、この燃料タンクが自動二輪車の重心位置から大
きく外れることになる。このため、低重心化やマスの集
中化が、逆に妨げられるといった問題がある。
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので
、前輪と後輪の荷重分布が変動し難くなるとともに、低
重心化とマスの集中化を図ることができ、しかも、燃料
タンクや収納箱の容量を充分に確保できる自動二輪車の
提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明においては、前輪と後輪の間にエンジン
を配置した自動二輪車を前提とし、上記エンジンは、シ
リンダよりも後方に突出する変速機ケースを備え、この
変速機ケースの上方に、燃料タンクと収納箱を上下に並
べて配置し、この収納箱が、燃料タンクの上方であり、
かつ、運転者が着座するシートの前方に位置するととも
に、上記燃料タンクには、燃料を注入するための上向き
に延びる給油管を設け、この給油管の上端に開口する給
油口と、上記収納箱の上面開口部とを互いに並べて設け
たことを特徴としている。
[作用〕 この構成によれば、エンジンの変速機ケースの上方に、
重い燃料タンクや収納箱が纏めて配置されるので、自動
二輪車の重心位置を前輪と後輪の間のエンジン近傍に寄
せることができ、マスの集中化を図れる。
また、燃料タンクおよび収納箱は、燃料の残量や収納物
の有無等によって重量が変動するが、これら燃料タンク
や収納箱は、自動二輪車の重心位置に近い変速機ケース
の上方に上下に並んで配置されるので、これら両者の重
量が変化しても、前輪と後輪の荷重分布の変動割合を少
なく抑えることができる。しかも、収納箱よりも重い燃
料タンクがエンジンに近い位置に配置されるので、自動
二輪車の重心位置をより低くすることができる。
その上、燃料タンクの給油管は、収納箱の上面の開口部
と略同−高さにまで延びているので、この給油管の容量
も多くなり、給油管を燃料タンクの一部分として機能さ
せることができる。それとともに、燃料タンクや収納箱
は、シートよりも前方に位置するので、燃料タンクと収
納箱を上下に並べて配置しても、シート高が高くなった
り、乗車姿勢が損なわれることはなく、この点でも燃料
タンクと収納箱の容量を確保する上で好都合となる。
し実施例] 以下本発明の第1実施例を、第1図および第2図にもと
づいて説明する。
第1図中符号1で示すフレームは、メインフレーム2と
、このメインフレーム2の前部がら上向きに延びるフロ
ントフレーム3と、上記メインフレーム2の後部から後
方に延びるリアフレーム4とで構成される。メインフレ
ーム2は、前後方向に延びる左右一対のサイドメンバー
5を備えている。サイドメンバー5の前端部には、下向
きに延びる左右一対のダウンチューブ6が連結されてい
る。ダウンチューブ6の下端部は、後方に向けて延長さ
れており、この延長部分6aは、サイドメンバー5と略
平行をなしている。延長部分6aの後端とサイドメンバ
ー5の後端との間には、上下方向に延びる左右一対のシ
ートピラーチューブ7が連結されている。シートピラー
チューブ7の上部は、サイドメンバー5よりも上方に突
出されており、このシートピラーチューブ7の突出部分
は、クロスメンバ9によって連結されている。
したがって、メインフレーム2は、側面視四角形状に枠
組みされており、このメインフレーム2の後部に、リヤ
アームブラケット8が設けられている。
メインフレーム2の前部には、前方に延びるフロントス
イングアーム10が連結されている。フロントスイング
アーム10は、ロアアーム11とアッパアーム12を備
えている。ロアアーム11は、ダウンチューブ6に設け
たロアアームブラケット13に揺動可能に枢支されてい
る。このロアアーム11は、第2図に示すように、ロア
アームブラケット13の間に跨がるクロスメンバ一部1
1aと、このクロスメンバ一部11aの一端から前方に
延出するアーム部11bとで構成され、クロスメンバ一
部11aの両端が、ロアアームブラケット13に枢支さ
れている。
アッパアーム12は、サイドメンバー5の前部のエンジ
ンブラケット14に揺動可能に枢支されている。アッパ
アーム12は、ロアアーム11と並行をなしており、こ
のアッパアーム12の前端部は、ロアアーム11の前端
よりも後方に位置している。アッパアーム12とロアア
ーム11の前端部の間には、夫々ボールジヨイント15
を介してステアリングアーム16が支持されている。ス
テアリングアーム16は、所定のキャスター角を存して
上下方向に延びており、このステアリングアーム16の
下端部に前輪17が支持されている。
ステアリングアーム16は、前輪17を片持ち支持して
おり、この前輪17の一側方にのみ配置されている。こ
のため、ステアリングアーム16は、上下のボールジヨ
イント15を結ぶ軸線X1を中心に操向操作される。
なお、ロアアーム11のアーム部11bと一方のエンジ
ンブラケット13との間には、−本の油圧緩衝器18が
架設されている。
また、上記フロントフレーム3は、サイドメンバー5の
中間部から前方斜め上向きに延びる左右一対の第1のス
テアリング支持バイブ20と、この第1のステアリング
支持バイブ20の前部トエンジンブラケット14との間
に架設された第2のステアリング支持バイブ21を備え
ている。第1のステアリング支持バイブ20の前端には
、ステアリングヘッドバイブ22が設けられている。ス
テアリングへラドバイブ22には、ステアリング軸23
が回動可能に枢支されている。ステアリング軸23は、
ステアリングアーム16の上下のボールジヨイント15
を結ぶ軸線X1に対し同軸状に設けられており、このス
テアリング軸23の上部には、バーハンドル24を有す
るハンドルブラケット25が設けられている。
ステアリング軸23の下端部とステアリングアーム16
の上端部との間には、バーハンドル24の動きをステア
リングアーム16に伝えるテレスコピック形の操行トル
ク伝達機構26が介在されている。操向トルク伝達機構
26は、断面三角形状のインナーチューブ27と、この
インナーチューブ27が軸方向に摺動可能に嵌合するア
ウターチューブ28を有している。インナーチューブ2
7の上端部は、板ばね29を介して上記ステアリング軸
23に連結されているとともに、アウターチューブ28
の下端部も、板ばね29を介してステアリングアーム1
6の上端部に連結されている。 したがって、バーハン
ドル24を操向操作することにより、ステアリング軸2
3が回動されると、このステアリング軸23の動きは、
インナーチューブ27からアウターチューブ28を経て
ステアリングアーム16に伝えられ、このことにより前
輪17が操向操作される。そして、前輪17が凹凸を乗
り越えた時のようにフロントスイングアーム10が上下
に揺動すると、インナーチューブ27とアウタチューブ
28が軸方向に摺動偏位し、フロントスイングアーム1
0の動きを吸収する。フロントスイングアーム10が上
下に揺動すると、ステアリング軸23とボールジヨイン
ト15を結ぶ軸線X1とが同一直線上に揃わなくなるが
、この場合には、上記板ばね29が弾性的に変形し、ス
テアリング軸23と軸線X、の角度変化分を吸収する。
上記メインフレーム2のリヤアームブラケット8の間に
は、リヤスイングアーム30の前端部が揺動可能に枢支
されている。リヤスイングアーム30は、リヤアームブ
ラケット8の後方に延びる左右一対のアーム部31を備
えている。これらアーム部31の後端部には、後輪32
が支持されている。リヤスイングアーム30の前端枢支
部30aと後輪32との間には、リャスイングア−ム3
0を懸架するための一本の油圧緩衝器33が配置されて
いる。油圧緩衝器33は、略直立した姿勢で配置されて
いる。油圧緩衝器33の上端の連結部34は、リヤスイ
ングアーム3oの前端枢支部30aよりも上方に張り出
しており、この連結部34が上記クロスメンバ9に溶接
したクツションブラケット35に連結されている。油圧
緩衝器33の下端の連結部36は、リヤスイングアーム
30やメインフレーム2の下方に突出されており、この
連結部36がリンク機構37を介してリヤスイングアー
ム3oに連結されている。
また、上記リヤフレーム4は、シートピラーチューブ7
の上端部に連なる左右一対のシートレール38を備えて
いる。シートレール38は、リヤスイングアーム3oの
上方において後方に延びており、このシートレール38
上には、シート39が支持されている。
ところで、上記メインフレーム2には、エンジン40が
搭載されている。本実施例のエンジン40は、4サイク
ル並列四気筒エンジンであり、そのクランクケース41
の前部に前傾したシリンダ42を有している。シリンダ
42は、上記エンジンブラケット14に支持されている
。このシリンダ42に連なるシリンダヘッド43には、
上向きに開口する四つの吸気口44が設けられている。
吸気口44には、燃料噴射弁46が設けられているとと
もに、図示しないスロットル弁を収容した吸気管45が
接続されている。これら吸気管45の吸気上流端は、エ
アクリーナ47に連なっている。エアクリーナ47は、
エンジン40のシリンダヘッド43の真上に位置されて
おり、本実施例では、上記フロントフレーム3の第1の
ステアリング支持バイブ20の間に入り込んでいる。
また、上記エンジン40は、クランクケース41の後方
に突出する変速機ケース50を一体に備えている。この
変速機ケース50の後端部には、エンジン動力を出力す
る駆動スプロケット51が設けられており、この駆動ス
プロケット51と後輪32の従動スプロケット52との
間に、チェーン53が巻回されている。
変速機ケース50の後端部は、上記サイドメンバ5とダ
ウンチエ−プロの延長部分6aに支持されている。変速
機ケース50の後端面は、リヤスイングアーム30の前
端枢支部30aの前方に位置しており、この変速機ケー
ス50の後端面と上記油圧緩衝器33との間には、空間
54が形成されている。また、変速機ケース50の真上
には、11の燃料タンク57が配置されている。第1の
燃料タンク57は、略四角形箱形をなしており、その平
坦な上面が上記エアクリーナ47の下面と略同−高さに
位置されているとともに、後面がシートピラーチューブ
7の前面に沿うように位置されている。第1の燃料タン
ク57の底面には、上記変速機ケース50と油圧緩衝器
33との間の空間54に入り込む延長部58が形成され
ている。
延長部58の底面は、上記リヤスイングアーム30の前
端枢支部30aの真上に近接しており、この延長部58
の内部には、燃料を燃料噴射弁46に供給するための燃
料ポンプ59が収容されている。
また、第1の燃料タンク57の後方には、第2の燃料タ
ンク60が配置されている。第2の燃料タンク60は、
シートピラーチューブ7、リヤスイングアーム30およ
び後輪32とで囲まれた空間部分に収められている。第
2の燃料タンク6゜の底面は、第1の燃料タンク57の
延長部58よりも高い位置にあり、この第2の燃料タン
ク6゜の底部が、上記延長部58に対し連通管61を介
して連通されている。
このため、第1の燃料タンク57と第2の燃料タンク6
0とは、油圧緩衝器33を挾んだ前後両側に位置されて
いる。
第1の燃料タンク57の真上には、地図や雨具等の小物
類を収容するための収納箱63が配置されている。第2
図に示すように、収納箱63は、第1の燃料タンク57
の上面を略全体に亘って覆う大きさを有しており、上記
シート39の前端とエアクリーナ47との間に収められ
ている。収納箱63の上面は開口されており、この開口
部64は、シート39の上面やエアクリーナ47の上面
よりも高い位置に設けられている。
したがって、第1の燃料タンク57と収納箱63は、変
速機ケース50の上方において上下に並べて配置されて
おり、上記エンジン40に隣接した自動二輪車の重心G
の近傍に位置されている。
第1の燃料タンク57の上面には、燃料を注入するため
の給油管65が設けられている。給油管65は、比較的
大径な丸バイブにて構成され、第1の燃料タンク57の
上面から上向きに延びている。給油管65の上端に開口
する給油口66は、収納箱63の開口部64と略同−高
さに位置されており、この給油口66と開口部64とが
互いに並んで設けられている。給油管65の給油口66
には、キャップ68が着脱可能に取り付けられている。
また、第2図に示すように、給油管65は、第1の燃料
タンク57の上面の角部に位置されている。このため、
収納箱63の角部には、給油管65を通すための凹状の
逃げ部67が形成され、上記給油管65は、収納箱63
の前面63aの延長線A、と、この前面63Hに隣接す
る側面63bの延長線A2とで囲まれる空間部分に収め
られている また、エアクリーナ47、第1の燃料タンク57および
収納箱63の周囲は、カバー70で一体に覆われている
。カバー70は、シート39に着座した運転者が両脚で
挾み込めるような形状をなし、このカバー70の後端が
シート3つの前端に連続している。カバー70の収納箱
63の開口部64に対応した部分には、小物を出し入れ
するための通ロア1が形成されている。通ロア1は、収
納箱63の開口部64の開口形状に合致した形状をなし
、この通ロア1は、開閉可能なリッド72によって覆わ
れている。リッド72は、その前端がヒンジ73を介し
てカバー70に支持されており、このヒンジ73を支点
に前向きに開かれるようになっている。
カバー70には、給油管65の給油口66に対応した位
置に、この給油口66を露出させるための導出ロア5が
開口されている。この導出ロア5は、上記通ロア1に隣
接するとともに、収納箱63の逃げ部67の上方に位置
されている。そして、導出ロア5は、上記リッド72と
は別体のフューエルリッド76によって開閉可能に覆わ
れている。フューエルリッド76は、その前端がヒンジ
77を介してカバー70に支持されており、このヒンジ
77を支点に前向きに開かれるようになっている。
なお、上記フレーム1には、ステアリングヘッドバイブ
22や操向トルク伝達機構26の前方から、エンジン4
0の周囲を通ってシート39の下方および後方にかけて
の範囲を連続して覆うカウリング80が取り付けられて
おり、このカウリング80は、上記カバー70の下縁部
に連続している。
このような構成によれば、エンジン40の変速機ケース
50の上方に、重い燃料タンク57と収納箱63を上下
に並べて配置したので、自動二輪車の重心Gをエンジン
40の近傍に寄せることができ、マスの集中化を図れる
しかも、燃料タンク57や収納箱63は、燃料の残量や
小物類の有無によって重量が変動するが、これら燃料タ
ンク57や収納箱63は、自動二輪車の重心Gの近傍に
おいて上下に並んでいるので、これら両者の重量が変動
しても、前輪17と後輪32の荷重分布の変化割合を少
なく抑えることができる。また、収納箱63よりも重い
燃料タンク57が変速機ケース50側に位置するので、
自動二輪車の重心Gの位置をより低くすることができ、
自動二輪車の操縦性を高める上で好都合となる。
さらに、第1の燃料タンク57に燃料を導くための給油
管65は、上記収納箱63の上面の開口部64と略同−
高さにまで延びているので、この給油管65の全長が長
くなり、給油管65自体が大径であることと合わせて、
容量が大きなものとなる。したがって、給油管65も第
1の燃料タンク57の一部として機能することになり、
この給油管65の分だけ第1の燃料タンク57の容量を
大きくすることができる。
その上、第1の燃料タンク57と収納箱63は、シート
39の前方に位置するので、これら両者を上下に並べて
配置しても、シート39の高さが高くなったり、乗車姿
勢が損なわれることはない。
このため、シート39の高さを抑えつつ、燃料タンク5
7や収納箱63を大きく形成することかでき、夫々の容
量を確保する上で好都合となる。
さらに、本実施例の場合、収納箱63の角部に給油管6
5を通す逃げ部67を設けたので、給油管65が収納箱
63の側方に突出することはない。
このため、カバー70の大型化を防止でき、乗車姿勢が
損なわれずに済む。
なお、本発明は、上記第1実施例に特定されるものでは
なく、第3図に本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例では、収納箱91の前端部に、エアクリ
ーナ47の上方に張り出す皿状の延長部92が形成され
、この延長部92の分たけ、収納箱91の容量が大きく
形成されている。また、カバー70の通ロア1も、延長
部92に対応して前方に広げられているとともに、この
開ロア1を開閉するリッド93は、収納箱91の延長部
92に乗せた小物を覆えるように、上方に向けて膨比す
る膨出部94を有している。
さらに、リッド93が上方に向けて膨出させたことに伴
い、カバー70の上面の位置が高くなるので、給油管6
5の全長も長くなっており、その分、燃料タンク57の
容量も大きくなっている。
また、本発明に係る自動二輪車の前輪懸架装置は、上記
実施例に特定されるものではなく、例えばテレスコピッ
ク形のフロントフォークを用いても良い。
[発明の効果コ 以上詳述した本発明によれば、エンジンの変速機ケース
の上方に、重い燃料タンクと収納箱が上下に並んでいる
ので、自動二輪車の重心をエンジンの近傍に寄せること
ができ、マスの集中化を図れる。しかも、燃料タンクや
収納箱は、自動二輪車の重心の近傍に位置するので、こ
れら両者の重量が変動しても、前輪と後輪の荷重分布の
変化割合を少なく抑えることかできる。したがって、マ
スの集中化と合わせて、自動二輪車の操縦性を高める上
で好都合となる。
また、燃料タンクに燃料を導く給油管の容量も大きくな
るので、この給油管も燃料タンクの一部として機能する
ことになり、その分、燃料タンクの容量を大きくするこ
とができる。その上、燃料タンクと収納箱は、シートの
前方に位置するので、これら両者を上下に重ねて配置し
ても、シートの高さが高くなることはない。このため、
燃料タンクや収納箱を大きく形成することが可能となり
、夫々の容量を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の第1実施例を示し、 第1図は、自動二輪車の側面図、 第2図は、自動二輪車の平面図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す自動二輪車の側面
図である。 17・・・前輪、32・・・後輪、39・・・シート、
40・・・エンジン、42・・・シリンダ、50・・・
変速機ケース、57・・・燃料タンク(第1の燃料タン
ク)、63.91・・・収納箱、65・・・給油管、6
6・・・給油口。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  前輪と後輪の間にエンジンを配置した自動二輪車にお
    いて、 上記エンジンは、シリンダよりも後方に突出する変速機
    ケースを備え、 この変速機ケースの上方に、燃料タンクと収納箱を上下
    に並べて配置し、 この収納箱が、燃料タンクの上方であり、かつ、運転者
    が着座するシートの前方に位置するとともに、 上記燃料タンクには、燃料を注入するための上向きに延
    びる給油管を設け、 この給油管の上端に開口する給油口と、上記収納箱の上
    面開口部とを互いに並べて設けたことを特徴とする自動
    二輪車。
JP2333103A 1990-11-29 1990-11-29 自動二輪車 Pending JPH04197882A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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