JPH0419776B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419776B2 JPH0419776B2 JP30677887A JP30677887A JPH0419776B2 JP H0419776 B2 JPH0419776 B2 JP H0419776B2 JP 30677887 A JP30677887 A JP 30677887A JP 30677887 A JP30677887 A JP 30677887A JP H0419776 B2 JPH0419776 B2 JP H0419776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- metal fitting
- out rod
- conductor
- pull
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 28
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 27
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電力ケーブルを屋内配線、架空線ま
たは電気機器と接続する場合などに、ケーブルの
端末装置として用いる電力ケーブル用導体引出棒
の固定構造に関する。
たは電気機器と接続する場合などに、ケーブルの
端末装置として用いる電力ケーブル用導体引出棒
の固定構造に関する。
第4図は従来の固定構造を示すもので、1は絶
縁材料からなるとう管であり、その上端に複数の
固定ボルト2によつて環状の上部金具3を固定し
てある。
縁材料からなるとう管であり、その上端に複数の
固定ボルト2によつて環状の上部金具3を固定し
てある。
4は導体引出棒で、とう管1および上部金具3
を貫通して上方へ延びている。
を貫通して上方へ延びている。
上記引出棒4の一部外周には雄ネジ5を設け、
この雄ネジ5に環状の固定金具6の内周の雌ネジ
を螺合し、さらに、その上にロツクナツト7を螺
合する。
この雄ネジ5に環状の固定金具6の内周の雌ネジ
を螺合し、さらに、その上にロツクナツト7を螺
合する。
固定金具6には複数のボルト挿通孔を設け、こ
のボルト挿通孔に挿通した複数の締付ボルト8を
前記上部金具3の各ネジ孔にねじ込んで締付け
る。
のボルト挿通孔に挿通した複数の締付ボルト8を
前記上部金具3の各ネジ孔にねじ込んで締付け
る。
上記の従来構造においてはロツクナツト7を締
付けることにより、いわゆるダブルナツト方式で
導体引出棒4を固定しているため、導体引出棒4
の回転力によるゆるみトルクは締付力の80〜100
%程度しか、期待できず、一方、締付トルクは作
業的に1000Kg−cm程度が上限であるため、これ以
上の回転力が加わつた場合、ゆるむおそれがあつ
た。
付けることにより、いわゆるダブルナツト方式で
導体引出棒4を固定しているため、導体引出棒4
の回転力によるゆるみトルクは締付力の80〜100
%程度しか、期待できず、一方、締付トルクは作
業的に1000Kg−cm程度が上限であるため、これ以
上の回転力が加わつた場合、ゆるむおそれがあつ
た。
上記の問題点を解決するために、この発明はと
う管上部に強固に固定された上部金具に導体引出
棒を貫通させ、その導体引出棒に固定した固定金
具を複数の締付ボルトで上部金具に固定した導体
引出棒固定構造において、上記固定金具の下部に
位置するように、導体引出棒の雄ネジに螺合した
ロツクナツトを、前記固定金具の締付ボルトによ
る締付作用で、導体引出棒を介して上部金具に圧
着せしめたものである。
う管上部に強固に固定された上部金具に導体引出
棒を貫通させ、その導体引出棒に固定した固定金
具を複数の締付ボルトで上部金具に固定した導体
引出棒固定構造において、上記固定金具の下部に
位置するように、導体引出棒の雄ネジに螺合した
ロツクナツトを、前記固定金具の締付ボルトによ
る締付作用で、導体引出棒を介して上部金具に圧
着せしめたものである。
第1図に示す実施例において、11は絶縁材料
からなるとう管であり、その上端に複数の固定ボ
ルト12によつて環状の上部金具13を固定して
ある。
からなるとう管であり、その上端に複数の固定ボ
ルト12によつて環状の上部金具13を固定して
ある。
14は導体引出棒で、とう管11および上部金
具13を貫通して上方へ延びている。
具13を貫通して上方へ延びている。
上記引出棒14の一部外周に雄ネジ15を設
け、この雄ネジ15に環状の固定金具16の内周
の雌ネジを螺合し、さらに、その下部にはロツク
ナツト17を螺合する。
け、この雄ネジ15に環状の固定金具16の内周
の雌ネジを螺合し、さらに、その下部にはロツク
ナツト17を螺合する。
固定金具16には複数のボルト挿通孔を設け、
このボルト挿通孔に挿通した複数の締付ボルト1
8を前記上部金具13の各ネジ孔にねじ込んで締
付ける。
このボルト挿通孔に挿通した複数の締付ボルト1
8を前記上部金具13の各ネジ孔にねじ込んで締
付ける。
上記実施例の場合、第2図のようにロツクナツ
ト17は上部金具13の内周の上向縁19の上端
に着座しているから、固定金具16を締付ボルト
18で締付けると、固定金具16の内周の雌ネジ
のネジ山20の下側と雄ネジ15のネジ山21の
上側とがaのように圧着し引出棒14をロツクナ
ツト17とともに押し下げてこのロツクナツト1
7のネジ山22の上側に雄ネジ15のネジ山21
の下側がbのように圧着する。
ト17は上部金具13の内周の上向縁19の上端
に着座しているから、固定金具16を締付ボルト
18で締付けると、固定金具16の内周の雌ネジ
のネジ山20の下側と雄ネジ15のネジ山21の
上側とがaのように圧着し引出棒14をロツクナ
ツト17とともに押し下げてこのロツクナツト1
7のネジ山22の上側に雄ネジ15のネジ山21
の下側がbのように圧着する。
第3図は他の実施例で固定金具16の内周面2
3を下広がりのテーパ状とし、導体引出棒14に
は上記内周面23に適合するテーパ面24を設け
て締付ボルト18により固定金具16を下方に締
付けると内周面23とテーパ面24の圧着で引出
棒14に下向きの締付力が働くようにしたもので
ある。
3を下広がりのテーパ状とし、導体引出棒14に
は上記内周面23に適合するテーパ面24を設け
て締付ボルト18により固定金具16を下方に締
付けると内周面23とテーパ面24の圧着で引出
棒14に下向きの締付力が働くようにしたもので
ある。
この発明は上記のように、とう管上部に強固に
固定された上部金具に導体引出棒を貫通させ、こ
の導体引出棒に固定した固定金具を複数の締付ボ
ルトで上部金具に固定した導体引出棒固定構造を
改良して上記固定金具の下部に位置するように、
導体引出棒の雄ネジに螺合したロツクナツトを前
記固定金具の締付ボルトによる締付作用で、導体
引出棒を介して上部金具に圧着せしめたものであ
るから、従来の構成のものに比較して少ない締付
力により大きな固定力が得られる。
固定された上部金具に導体引出棒を貫通させ、こ
の導体引出棒に固定した固定金具を複数の締付ボ
ルトで上部金具に固定した導体引出棒固定構造を
改良して上記固定金具の下部に位置するように、
導体引出棒の雄ネジに螺合したロツクナツトを前
記固定金具の締付ボルトによる締付作用で、導体
引出棒を介して上部金具に圧着せしめたものであ
るから、従来の構成のものに比較して少ない締付
力により大きな固定力が得られる。
すなわち、ロツクナツトと固定金具の間に適当
な間隙を残した状態で、締付ボルトを締付ける場
合、例えば締付ボルトをM10×4本のボルトとし
て、このボルトを作業的、応力的に問題のない締
付トルク150Kg−cmで締付けた場合、軸力合計は
約3000Kgとなり、ゆるみトルクは約3倍となるも
のであり、しかも各ボルトの締付力は比較的小さ
いので締付作業はきわめて容易である。
な間隙を残した状態で、締付ボルトを締付ける場
合、例えば締付ボルトをM10×4本のボルトとし
て、このボルトを作業的、応力的に問題のない締
付トルク150Kg−cmで締付けた場合、軸力合計は
約3000Kgとなり、ゆるみトルクは約3倍となるも
のであり、しかも各ボルトの締付力は比較的小さ
いので締付作業はきわめて容易である。
第1図はこの発明の一実施例を示す一部切欠縦
断正面図、第2図は同上要部の拡大縦断面図、第
3図は他の実施例を示す一部切欠縦断面、第4図
は従来例を示す一部切欠縦断正面図である。 11……とう管、12……固定ボルト、13…
…上部金具、14……導体引出棒、15……雄ネ
ジ、16……固定金具、17……ロツクナツト、
18……締付ボルト、23……テーパ状内周面、
24……テーパ面。
断正面図、第2図は同上要部の拡大縦断面図、第
3図は他の実施例を示す一部切欠縦断面、第4図
は従来例を示す一部切欠縦断正面図である。 11……とう管、12……固定ボルト、13…
…上部金具、14……導体引出棒、15……雄ネ
ジ、16……固定金具、17……ロツクナツト、
18……締付ボルト、23……テーパ状内周面、
24……テーパ面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 とう管上部に強固に固定された上部金具に導
体引出棒を貫通させ、その導体引出棒に固定した
固定金具を複数の締付ボルトで上部金具に固定し
た導体引出棒固定構造において、上記固定金具の
下部に位置するように、導体引出棒の雄ネジに螺
合したロツクナツトを、前記固定金具の締付ボル
トによる締付作用で、導体引出棒を介して上部金
具に圧着せしめたことを特徴とする電力ケーブル
用導体引出棒固定構造。 2 上記導体引出棒と固定金具の固定は雄ネジと
雌ネジの螺合によることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の電力ケーブル用導体引出棒固定
構造。 3 上記導体引出棒と固定金具の固定は導体引出
棒に設けたテーパ面と固定金具のテーパ状内周面
の圧着によることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電力ケーブル用導体引出棒固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30677887A JPH01148013A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 電力ケーブル用導体引出棒固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30677887A JPH01148013A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 電力ケーブル用導体引出棒固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148013A JPH01148013A (ja) | 1989-06-09 |
JPH0419776B2 true JPH0419776B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=17961154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30677887A Granted JPH01148013A (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 電力ケーブル用導体引出棒固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01148013A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2546143Y2 (ja) * | 1991-01-21 | 1997-08-27 | 住友電気工業株式会社 | 電力ケーブル用終端箱の導体引出部 |
JP3501095B2 (ja) * | 2000-04-19 | 2004-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | ケーブルのシールド締結構造及びケーブルのシールド締結方法 |
JP6828658B2 (ja) * | 2017-11-10 | 2021-02-10 | トヨタ自動車株式会社 | 排気マニホールド |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP30677887A patent/JPH01148013A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148013A (ja) | 1989-06-09 |
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